米国特許情報 | 欧州特許情報 | 国際公開(PCT)情報 | Google の米国特許検索
 
     特許分類
A 農業
B 衣類
C 家具
D 医学
E スポ−ツ;娯楽
F 加工処理操作
G 机上付属具
H 装飾
I 車両
J 包装;運搬
L 化学;冶金
M 繊維;紙;印刷
N 固定構造物
O 機械工学
P 武器
Q 照明
R 測定; 光学
S 写真;映画
T 計算機;電気通信
U 核技術
V 電気素子
W 発電
X 楽器;音響


  ホーム -> 発電 -> 関西電力株式会社

発明の名称 架空送電設備に関する情報の収集装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−69627(P2001−69627A)
公開日 平成13年3月16日(2001.3.16)
出願番号 特願平11−243748
出願日 平成11年8月30日(1999.8.30)
代理人 【識別番号】100062926
【弁理士】
【氏名又は名称】東島 隆治
【テーマコード(参考)】
5G064
5K048
【Fターム(参考)】
5G064 AA05 BA03 BA07 DA03 
5K048 BA10 BA22 BA35 DA02 DB02 DC08 EA16 EB06 EB14 EB15 GC02 HA01 HA02 HA39
発明者 柳瀬 晋 / 新津 利忠 / 数森 正晴
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 架空送電線の鉄塔に架設され各鉄塔の位置において光コネクタで連結されている光ファイバケーブルの前記光コネクタに結合され、前記光ファイバケーブルを経て光信号を送受信する光接続手段、前記鉄塔近辺の状況に関する情報を収集する情報収集手段、鉄塔にあらかじめ与えられている鉄塔認識符号(鉄塔ID)を設定する鉄塔ID設定手段、及び前記収集された情報、前記鉄塔ID及び前記鉄塔に着脱可能な端末装置の識認符号(端局ID)を表す光信号を前記光接続手段を経て送受信する光通信手段、を備える端末装置、及び前記架空送電線を管理する電力所に設けられ、前記光ファイバケーブルを経て光信号を送受する光通信手段を有し、前記情報収集手段で得た前記鉄塔近辺の状況に関する情報を受領する親機、を有する架空送電設備に関する情報の収集装置。
【請求項2】 前記光ファイバケーブルはループ型の回線を有し、前記親機と少なくとも1個の端末装置がループ型の光ファイバケーブル回線で連結され、前記光信号はループ型の光ファイバケーブル回線を一定方向に伝送されることを特徴とする請求項1記載の架空送電設備に関する情報の収集装置。
【請求項3】 前記親機は、各端末装置に端局IDの記録を要求するコマンド信号、及びコマンド信号につづく鉄塔IDと端局IDを記録するID記録部及び前記情報収集手段の収集データを記録するデータ記録部を有する信号を送出する手段を有する請求項1記載の架空送電設備に関する情報の収集装置。
【請求項4】 前記情報収集手段が、ビデオカメラを含むことを特徴とする請求項1記載の架空送電設備に関する情報の収集装置。
【請求項5】 前記情報収集手段が、音声検出器を含むことを特徴とする請求項1記載の架空送電設備に関する情報の収集装置。
【請求項6】 前記情報収集手段が、風速、風向検出器を含むことを特徴とする請求項1記載の架空送電設備に関する情報の収集装置。
【請求項7】 前記各端末装置が、自身の端局IDと鉄塔IDとを対応させて、前記ID記録部にすでに記録されている他の端末装置の端局IDと鉄塔IDの最後尾に前記対応させた端局IDと鉄塔IDを付加して送信することを特徴とする請求項3記載の架空送電設備に関する情報の収集装置。
【請求項8】 前記親機が、前記ID記録部の信号を受信し、ID記録部に記録された端局IDの配列順序に基づいて、親機から近いものから遠いものへの順で前記端局の配列を画像表示する手段を有することを特徴とする請求項3記載の架空送電設備に関する情報の収集装置。
【請求項9】 前記親機が、前記ID記録部の信号を受信し、ID記録部に記録された鉄塔IDの配列順に基づいて、親機から近いものから遠いものへの順で前記鉄塔の配列を画像表示する手段を有することを特徴とする請求項3記載の架空送電設備に関する情報の収集装置。
【請求項10】 前記親機が、前記データ記録部に記録された映像データ、音声データ、風向風速データを表示する表示手段を有することを特徴とする請求項3記載の架空送電設備に関する情報の収集装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、架空送電線の鉄塔に取り付けられる情報収集用の端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】架空送電線の鉄塔に架設されている複合架空地線(以下、OPGWと略記する)には、光ファイバケーブルが設けられており、送電線の保守業務に関する情報の伝送に使用されている。光ファイバケーブルは各鉄塔の位置において光コネクタで連結されている。この光コネクタは、他の光ファイバケーブルを接続するためのコンセントを有し、このコンセントに端末装置(以下、端局という)を接続することができるようになされている。端局は例えばビデオカメラを備えており、鉄塔の近辺の状況を撮像して、例えば積雪状態などの映像情報を、架空送電線を管理する電力所に設置された親機に送信することができる。端局は太陽電池と蓄電池による電源を備えておりかなり高価であるので多数の鉄塔の内のあらかじめ選定された少数の鉄塔に常設されている。各端局には固有の識別符号(以下端局IDという)が与えられており、端局IDと各鉄塔に固有の識別符号(以下、鉄塔IDという)とを対応させて電力所の親機にあらかじめ登録されている。電力所の親機において、目的の鉄塔の鉄塔IDを指定すると、指定された鉄塔の端局から送られてくるデータを受信することができ、その鉄塔近辺の状況を知る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の端局は、あらかじめ選定された鉄塔に常設されているので、その鉄塔の近辺の状況のみしか知ることができない。架空送電線の保守業務においては、端局が常設されていない鉄塔に随時端局を設置して観測したい場合がある。このような場合、端局を観測したい鉄塔に設置した後、その端局IDと鉄塔IDとを対応させて親機に登録する必要がある。この登録を行うためには、取付作業者が無線電話や有線電話で、端局IDと鉄塔IDを電力所に通知しなければならない。親機と端局とは数kmから数100km離れており、その間に膨大な数の鉄塔がある。随時設置する端局の数を増やすと、前記の登録の作業は極めて繁雑となる。従って実際の送電線の保守作業では任意の鉄塔に随時設置する端局の数は限られていた。本発明は、鉄塔に随時端局を設置したときに、作業者が端局IDと鉄塔IDとを電力所に通知しなくても、電力所においてそれらを知ることができる情報収集用の端末装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の架空送電設備に関する情報の収集装置は架空送電線の鉄塔に架設されて各鉄塔の位置において光コネクタで連結されている光ファイバケーブルの前記光コネクタに結合され、前記光ファイバケーブルを経て光信号を送受信する光接続手段、前記鉄塔近辺の状況に関する情報を収集する情報収集手段、鉄塔にあらかじめ与えられている鉄塔認識符号(鉄塔ID)を設定する鉄塔ID設定手段、前記収集された情報、前記鉄塔ID及び前記鉄塔に着脱可能な端末装置の識認符号(端局ID)を表す光信号を前記光接続手段を経て送受信する光通信手段、を備える端末装置、及び前記架空送電設備を管理する電力所に設けられ、前記光ファイバケーブルを経て光信号を送受する光通信手段を有し、前記情報収集手段で得た前記鉄塔近辺の状況に関する情報を収集する親機を有する。本発明によれば、鉄塔に取り付けられた端末装置から、その鉄塔IDと端局IDが組み合わされて親機に送られるので、親機では、どの鉄塔にどの端末装置が取り付けられているかを知ることができる。
【0005】
【発明の実施の形態】以下本発明の好適な実施例について図を参照して説明する。図1は本発明の情報収集用の端末装置10(以下、端局10という)が随時設置される鉄塔6A、6B、6C、6D…と、鉄塔6A〜6Dを含む架空送電設備を管理する電力所1の間の接続を示すブロック図である。鉄塔6A〜6Dには複合架空地線5(以下、OPGW5と略記する)が架設されており、OPGW5には光ファイバケーブル9が設けられている。光ファイバケーブル9の一端は電力所1の光端局4に接続されている。各鉄塔6A〜6Dの地表と頂上のほぼ中間の位置に光ファイバ接続装置(光接続手段)を有するOPGW接続箱8が設けられている。各鉄塔6A〜6Dにおいて、光ファイバケーブル9の両端はそれぞれOPGW接続箱8の2つの導入部8A、8Bから内部に導入され、内部に設けられた既知のバイパスコネクタ(図示省略)で接続されている。OPGW接続箱8の光コネクタ8Cは、端局10に接続された光ファイバケーブル7を接続するためのものである。光ファイバケーブル7は2回線を有する。2回線を2本の光ファイバケーブル7A、7Bで構成してもよく、また1本の光ファイバケーブル7を用い、波長の異なる2つの光により2回線を形成してもよい。
【0006】鉄塔6Aのように、光コネクタ8Cに端局10の光ファイバケーブル7が接続されていないとき、光ファイバケーブル9を通る光はOPGW接続箱8の中のバイパスコネクタを素通りする。鉄塔6Bのように光コネクタ8Cに端局10の光ファイバケーブル7が接続されているときは、OPGW接続箱8の内部で既知のπ型引込接続部(図示省略)が形成され、光コネクタ8Cから導入された光ファイバケーブル7の光は光ファイバケーブル9に伝送される。光ファイバケーブル9は少なくとも2つの回線を有し、2つの回線によりループ回線を構成している。2つの回線のために2本の光ファイバケーブルを用いる他に、1本の光ファイバケーブルに波長の異なる2つの光を伝送させて2回線を形成してもよい。2本の光ファイバケーブルを用いる場合は、光を既知の光折返し手段により最終端で折返し、復路の光ファイバケーブルを経て電力所1に戻す。復路の光は各OPGW接続箱8を素通りするようになされている。1本の光ファイバを用いる場合は、最終端に波長変換器を設けて入力した光を他の波長の光として逆行させる。図1に示す電力所1内の光端局4は光ファイバケーブル9の光信号を電気信号に変換して親機3に伝送し、また逆に親機3の電気信号を光信号に変換して光ファイバケーブル9に伝送する。端局10には固有の端局IDが与えられており、各鉄塔6A、6B、6C、6D…にもあらかじめ固有の鉄塔IDが与えられている。
【0007】図2に示すように、端局10は電源として太陽電池11と蓄電池(図示省略)を有し、その発電電力により動作する。端局10には、例えばビデオカメラ21、音声や風騒音を検出するためのマイクロフォン22、風速計23等が接続される。端局10は例えば小型のスーツケースに似た防水ケース内に収納されている。防水ケースには前記太陽電池11、ビデオカメラ21、マイクロフォン22、風速計23を接続するため防水コネクタが設けられ、かつ鉄塔に固定するための取付金具(図示省略)が設けられている。端局10には、例えば5桁のデジタルスイッチによる鉄塔ID設定部26が設けられており、鉄塔ID設定部26に、端局10を設置する鉄塔の鉄塔IDを設定する。鉄塔IDは、例えば鉄塔6A〜6Dの基部の銘板に表示されている。鉄塔IDは、上位桁を、架空送電線が通る地名や基点となる発電所の所在地などを示すコードとしてもよい。鉄塔ID設定部26は、端局10を鉄塔6に取り付ける作業者が誰でも容易に操作できるような簡単な構成のものが望ましい。
【0008】図3に端局10のブロック図を示す。図において、ビデオカメラ21、マイクロフォン22、風速計23の各アナログ出力信号は、A/D変換器を内蔵するインターフェース部29に入力される。上記各信号はインターフェース部29でデジタルデータに変換されて多重化回路32に入力される。鉄塔ID設定部26及び端局IDを記憶している端局IDメモリ34のデータも多重化回路32に入力される。光ファイバケーブル7Aを経て入力される光信号は、光−電気変換器(O/E)33により電気信号に変換され、多重化回路32に入力される。多重化回路32から出力される電気信号は電気−光変換器(E/O)35により光信号に変換されて光ファイバケーブル7Bに送出される。
【0009】次に本実施例の動作を図1から図4を参照して説明する。図1において、電力所1に設けられた親機3は、鉄塔6A、6B、6C…のいずれかに取り付けられた端局10の端局IDを検知するために、端局ID取得指令データを含む一定の時間長のシリアル光信号を光端局4から光ファイバケーブル9の一方の回線に所定の周期で送出する(図4のフローチャートのステップ41)。シリアル光信号は、ID記録部とデータ記録部を有する。送出されたシリアル光信号は、まず電力所1に最も近い鉄塔6Aに到達する(同じくステップ42)。鉄塔6Aには端局10が設置されていないので、シリアル光信号はOPGW接続箱8を素通りして鉄塔6Bに向かう。鉄塔6Bには端局10が設置されているので、OPGW接続箱8に到達したシリアル光信号は、光ファイバケーブル7Aから端局10に入る(同じくステップ43)。端局10において、O/E33により変換されたシリアル電気信号は多重化回路32に入力される。多重化回路32は、シリアル電気信号に含まれる端局ID取得指令データを受信すると、シリアル電気信号のID記録部に、端局IDメモリ34に記録されている端局IDのデータと、鉄塔ID設定部26で設定された鉄塔IDのデータを組み合わせて付加する。前記の端局IDと鉄塔IDが付加されたシリアル電気信号のデータ記録部には、ビデオカメラ21、マイクロフォン22、風速計23等の観測データが付加される(同じくステップ44)。上記の各データが付加されたシリアル電気信号はE/O35により再びシリアル光信号に変換される。シリアル光信号は、光ファイバーケーブル7B及びOPGW接続箱8を経て光ファイバーケーブル9に送出され、次の鉄塔6Cに向かう。
【0010】ステップ45で、シリアル光信号が通過した端局10を有する鉄塔の数を計数する。数値nが、端局10を有する全ての鉄塔数kに等しくなったら動作を終了する(同じくステップ46)。図1の端局10が設置された鉄塔6Dでは、多重化回路32は、ID記録部にすでに記録されている鉄塔6Bの端局IDと鉄塔IDの最後尾に、自身の端局IDと鉄塔6Dの鉄塔IDとを付加する。鉄塔6B、6D…の順で、端局IDと鉄塔IDをID記録部の最後尾に付加することにより、シリアル光信号のID記録部には、端局IDを設置した鉄塔の鉄塔IDがその配置順に並ぶことになる。すべての鉄塔A〜D…を通過したシリアル光信号は、最終の鉄塔で折返してループ回線の復路の光ファイバケーブルの回線を通って電力所1に戻り親機3によって受信される。親機3は、受信したシリアル光信号のID記録部の鉄塔IDを取り出し、親機3の表示装置2の表示画面に鉄塔の配置をその配列順に表示する。この表示画面により、親機3の操作員は、端局10が設置された鉄塔の配列順序を一目で確認することができる。表示装置2には、端局10を親機から近いものから順に表示してもよい。親機3で、情報を入手したい鉄塔6A〜6Dの鉄塔IDを指定すると、その鉄塔IDを有するシリアル信号のデータ記録部を選択して所定の周期毎に取り出すことができ、その鉄塔に設定された端局10で得られた映像、音声、風向、風速等の情報を表示装置2に表示することができる。インターフェース部29には、連絡用の電話器、雨量計、電力ケーブルの張力を測定する張力計、温度計、携帯用コンピュータを接続するためのモデムを接続するコネクタを設けることもできる。
【0011】
【発明の効果】以上、実施例により詳細に説明したように、本発明によれば、任意の鉄塔に随時端局を設置したとき、鉄塔IDを端局のID設定装置に設定することにより、親機では端局を設置した鉄塔の親機からの配置順を知ることができる。また所望の鉄塔の鉄塔IDを指定することにより、その鉄塔に設置された端局が撮像する映像情報などを親機において取得することができる。




 

 


     NEWS
会社検索順位 特許の出願数の順位が発表

URL変更
平成6年
平成7年
平成8年
平成9年
平成10年
平成11年
平成12年
平成13年


 
   お問い合わせ info@patentjp.com patentjp.com   Copyright 2007-2013