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発明の名称 FPC/FFC用ロック機構付きコネクタ
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−196130(P2001−196130A)
公開日 平成13年7月19日(2001.7.19)
出願番号 特願2000−2413(P2000−2413)
出願日 平成12年1月11日(2000.1.11)
代理人 【識別番号】100083286
【弁理士】
【氏名又は名称】三浦 邦夫
【テーマコード(参考)】
5E021
5E023
【Fターム(参考)】
5E021 FA05 FA11 FB02 FB05 FB08 FC32 FC36 FC40 HC11 HC12 
5E023 AA04 AA13 AA16 AA18 BB01 BB08 BB09 BB22 BB23 BB25 CC22 CC26 EE01 FF01 GG09 HH17 HH30
発明者 宮野 孝之 / 林 尚樹
要約 目的
スライダを必要とすることなく、FPC/FFCの抜けを確実に防止できるFPC/FFC用コネクタを得る。

構成
インシュレータのFPC/FFC挿入溝内に臨み、挿入されたFPC/FFCの各ランドに接触する弾性接触脚と、基板上に半田付けされる半田付け脚とを有し、インシュレータに支持された複数のコンタクトを有するFPC/FFC用コネクタにおいて、FPC/FFCに、FPC/FFC挿入溝内に挿入されたとき該挿入溝内に位置する段部又は穴部を設ける一方、インシュレータには、そのロック端部がこの段部又は穴部に進退するロックレバーを軸着したFPC/FFC用コネクタ。ロックレバーは自重によりそのロック端部がFPC/FFCの段部又は穴部に進入する態様で設けるのが好ましい。
特許請求の範囲
【請求項1】 FPC/FFCの挿入溝を有するインシュレータ;上記FPC/FFC挿入溝内に臨み、挿入されたFPC/FFCの各ランドに接触する弾性接触脚と、基板上に半田付けされる半田付け脚とを有し、上記インシュレータに支持された複数のコンタクト;上記FPC/FFCに形成された、上記FPC/FFC挿入溝内に挿入された状態で該挿入溝内に位置する段部又は穴部;及び上記インシュレータに軸着され、そのロック端部がこの段部又は穴部に係脱するロックレバー;を有することを特徴とするFPC/FFC用ロック機構付きコネクタ。
【請求項2】 請求項1記載のコネクタにおいて、上記ロックレバーは、自重によりそのロック端部が上記FPC/FFCの段部又は穴部に係合する態様で設けられているFPC/FFCロック機構付きコネクタ。
【請求項3】 請求項1または2記載のコネクタにおいて、FPC/FFC挿入溝は、水平方向の基板にインシュレータを固定したとき鉛直方向を向いているFPC/FFC用ロック機構付きコネクタ。
【請求項4】 請求項1ないし3のいずれか1項記載のコネクタにおいて、上記FPC/FFCの段部又は穴部は、該FPC/FFCの幅方向の両端部に設けられており、ロックレバーは、この両段部又は穴部に対応させて一対が設けられているFPC/FFCロック機構付きコネクタ。
【請求項5】 請求項1ないし4のいずれか1項記載のコネクタにおいて、上記インシュレータには、ロックレバーをそのロック端部が上記FPC/FFCの段部又は穴部に進入する方向に付勢する付勢リブが形成されているFPC/FFCロック機構付きコネクタ。
発明の詳細な説明
【0001】
【技術分野】本発明は、フレキシブルプリント回路基板(FPC)やフレキシブルフラットケーブル(FFC)をコンタクト群に接続する際に用いるコネクタに関する。
【0002】
【従来技術およびその問題点】従来のFPCやFFC用のコネクタ(以下FPC/FFC用コネクタという)は、インシュレータに保持されたコンタクト群とFPC/FFCの各ランドとの接触圧力を得るために、インシュレータに結合されるスライダ(アクチュエータ)とを不可欠としていた。しかし、スライダは、特にコネクタの小型化が進行するにつれ、その操作性が悪化している。
【0003】また、近年のC/Agペースト及びAuメッキ仕様のFPC/FFCは、コンタクト接触面の損傷(削れ)を抑えるため、接触荷重を小さくする必要があるのに対し、単に接触荷重を小さくすると、FPC/FFCがコネクタから抜け落ちるおそれがある。
【0004】
【発明の目的】本発明は、従来のFPC/FFC用コネクタ装置についての以上の問題意識に基づき、スライダを必要とせず、小さい接触荷重でも脱落するおそれのないFPC/FFC用コネクタを得ることを目的とする。
【0005】
【発明の概要】本発明は、インシュレータとFPC/FFCとの間に、簡単な機械的ロック機構を設けることで、スライダを必要としないFPC/FFC用コネクタを得ることに成功したものである。
【0006】すなわち本発明は、インシュレータのFPC/FFC挿入溝内に臨み、挿入されたFPC/FFCの各ランドに接触する弾性接触脚と、基板上に半田付けされる半田付け脚とを有し、インシュレータに支持された複数のコンタクトを有するFPC/FFC用コネクタにおいて、FPC/FFCに、FPC/FFC挿入溝内に挿入された状態で該挿入溝内に位置する段部又は穴部を設ける一方、インシュレータには、そのロック端部がこの段部又は穴部に係脱するロックレバーを軸着したことを特徴としている。
【0007】ロックレバーは、自重によりそのロック端部が上記FPC/FFCの段部又は穴部に係合する態様で設けることが好ましいが、回動操作を与えることでロック位置に回動する態様でもよい。この自重によるロック作用を得るには、例えば、水平方向の基板にインシュレータを固定したときFPC/FFC挿入溝が鉛直方向を向くように配置するとよい。
【0008】FPC/FFCの段部又は穴部は、該FPC/FFCの幅方向の両端部に設け、ロックレバーは、この両段部又は穴部に対応させて一対を設けるのが実際的である。
【0009】本発明は、別の実施態様として、ロックレバーが確実にロック位置に回動するように、インシュレータに、ロックレバーをそのロック端部がFPC/FFCの段部又は穴部に進入する方向に付勢する付勢リブを形成することができる。
【0010】
【発明の実施形態】基板B上に固定される合成樹脂製のインシュレータ10は、略直方体状をなしており、このインシュレータ10には、鉛直方向に向くFPC/FFC挿入穴11が形成されている。このFPC/FFC挿入穴11内には、多数の整列された金属製コンタクト12の弾性接触脚12aが臨んでおり、このコンタクト12の半田付け脚12bが基板B上のランド(端子)Lに半田付けされている。
【0011】一方、コンタクト12の配列ピッチに対応する配列ピッチのランド(端子)21を有するFPC/FFC20は、FPC/FFC挿入穴11への挿入側端部に、その幅方向の両端部に位置させて突起部22が形成され、この突起部22によって段部23が形成されている。この突起部22(段部23)は、FPC/FFC20をFPC/FFC挿入穴11内に挿入したとき、該挿入穴11内に位置する。
【0012】インシュレータ10には、その上端部に、FPC/FFC20のこの一対の突起部22(段部23)に対応させて、水平方向の軸14でロックレバー15が軸着されている。このロックレバー15は、自由状態で軸14からFPC/FFC挿入穴11の反対側に略水平に延びてインシュレータ10の上面に露出する水平部15aと、軸14からFPC/FFC挿入穴11の深部に向かって斜めに延びる傾斜部15bとを有し、この傾斜部15bの先端部がロック端部15cを構成している。インシュレータ10には、このロックレバー15の傾斜部15bをFPC/FFC挿入穴11から退避させる退避溝16が形成されている。このロックレバー15は、自由状態ではその傾斜部15bがFPC/FFC挿入穴11内に臨み、FPC/FFC20の突起部22によって傾斜部15bが押圧されると、傾斜部15bが退避溝16内に退避して、FPC/FFC20の挿入を妨げない。そして、突起部22がロック端部15cを超えると、自重により傾斜部15bがFPC/FFC挿入穴11内に突出し、ロック端部15cが段部23に係合する。なお、24は、FPC/FFC20の裏打ち板である。
【0013】上記構成の本装置において、FPC/FFC20を基板B上に固定されたインシュレータ10に接続する際には、単に、FPC/FFC挿入穴11にFPC/FFC20を挿入すればよい(図3上図、図4)。FPC/FFC20をFPC/FFC挿入穴11に挿入していくと、突起部22がロックレバー15の傾斜部15bを押して退避溝16内に退避させる(図3中間図、図5)。そして、突起部22が傾斜部15bの先端のロック端部15cを超えると、自重により傾斜部15bがFPC/FFC挿入穴11内に突出(復帰)し、ロック端部15cが段部23に係合する(図3下図、図6)。この状態では、仮にFPC/FFC20に引き抜き方向の力を加えても、ロックレバー15の水平部15aがインシュレータ10の上面に接触していて、ロックレバー15の図における時計方向の回動を阻止しているので、FPC/FFC20が抜けることがない。よって、コンタクト12とFPC/FFC20のランド21との接触圧力が小さくても、FPC/FFC20が脱落するおそれがない。
【0014】FPC/FFC20を引き抜く際には、ロックレバー15の水平部15aを持ち上げて傾斜部15bを退避溝16内に退避させ、その状態でFPC/FFC20を引き抜けばよい。
【0015】以上の説明では、ロックレバー15が自重でロック位置に復帰するとしたが、ロックレバー15の水平部15aに操作力を与えることで、ロック位置に復帰させる構成も可能である。
【0016】また、以上の実施形態は、FPC/FFC20に突出形成した突起部22によって段部23を形成しているが、FPC/FFC20に穴部を形成して、この穴部にロックレバー15のロック端部15cが係脱する態様も可能である。また、FPC/FFC20は、片面のみにランド21を有するタイプの他、両面にランド21を有するタイプも使用できる。さらに、図示実施形態では、インシュレータ10のFPC/FFC挿入穴11が鉛直方向を向いているが、FPC/FFC挿入穴11が水平方向を向くタイプにも本発明は同様に適用できる。
【0017】図7は、本発明の別の実施形態を示している。この実施形態は、ロックレバー15に強制的なロック位置への付勢力を与えるために、インシュレータ10に一体に、付勢リブ17を成形したものである。付勢リブ17は、ロックレバー15の傾斜部15b下面に当接していて、ロックレバー15をアンロック方向(図の反時計方向)に回動させると、撓んでロック方向への付勢力を与える。理論的には、付勢リブ17に代えて、別体のばねを用いることが可能であるが、小型のインシュレータ10では、別体としてのばねを組み込むことは困難である。付勢リブ17によれば、インシュレータ10と一体に成形することが可能であり、組立の困難性はない。なお、図4ないし図7では、FPC/FFC挿入穴11内に臨む、コンタクト12の弾性接触脚12aの図示を省略した。
【0018】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、スライダを要することなく、小さい接触荷重でも脱落するおそれがないFPC/FFC用コネクタを得ることができる。




 

 


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