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発明の名称 音声追加記録方法及び光ディスク記録再生装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−57059(P2001−57059A)
公開日 平成13年2月27日(2001.2.27)
出願番号 特願平11−217446
出願日 平成11年7月30日(1999.7.30)
代理人 【識別番号】100064621
【弁理士】
【氏名又は名称】山川 政樹
【テーマコード(参考)】
5C052
5C053
5D090
5D110
【Fターム(参考)】
5C052 AA04 AB03 AB04 AB09 BB02 BB06 CC11 DD04 DD06 EE02 
5C053 FA14 FA25 GA01 GB06 GB11 GB37 JA02 JA07 JA22 JA26 KA04 KA24 KA25
5D090 AA01 BB04 CC05 DD03 DD05 FF07 FF33 GG33
5D110 AA17 AA27 CA05 CA06 CA13 CA17 CB04 CB06 CC03 CD15 CK25
発明者 星 和雄
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 データ書き換え可能な光ディスクに音声データと映像データを記録した後、記録済みの映像データに合わせて音声データを追加記録する音声追加記録方法であって、追加音声データの同期対象となる映像データに付随して記録された情報中に、追加音声が存在することを示す識別情報が挿入されるようデータを書き換え、映像データとの同期をとるため、データをいつ再生すべきかを示すタイムスタンプを追加音声データに付加し、光ディスクに記録された最後尾データの後から追加音声データの記録を開始することを特徴とする音声追加記録方法。
【請求項2】 請求項1記載の音声追加記録方法において、再生時に、映像データに付随した情報から前記識別情報を検出した場合、この映像データに付加されたタイムスタンプと追加音声データに付加されたタイムスタンプに基づいて映像データと追加音声データとを同期再生することを特徴とする音声追加記録方法。
【請求項3】 データ書き換え可能な光ディスクに音声データと映像データを記録した後、記録済みの映像データに合わせて音声データを追加記録する光ディスク記録再生装置であって、追加音声データの同期対象となる映像データに付随して記録された情報中に、追加音声が存在することを示す識別情報が挿入されるようデータを書き換え、映像データとの同期をとるため、データをいつ再生すべきかを示すタイムスタンプを追加音声データに付加し、光ディスクに記録された最後尾データの後から追加音声データの記録を開始することを特徴とする光ディスク記録再生装置。
【請求項4】 請求項3記載の光ディスク記録再生装置において、再生時に、映像データに付随した情報から前記識別情報を検出した場合、この映像データに付加されたタイムスタンプと追加音声データに付加されたタイムスタンプに基づいて映像データと追加音声データとを同期再生することを特徴とする光ディスク記録再生装置。
【請求項5】 請求項4記載の光ディスク記録再生装置において、光ディスクからデータを読み出す読出手段と、光ディスクにデータを書き込む書込手段と、読出手段によって読み出された映像データと音声データとを同期再生する同期再生手段と、追加音声データの記録時、同期対象となる映像データに付随した情報に前記識別情報が挿入されるよう書込手段にデータ書き換えを指示すると共に、前記タイムスタンプを付加した追加音声データを光ディスクの最後尾データの後から記録開始するよう書込手段に指示し、再生時に、映像データに付随した情報から前記識別情報を検出した場合、この映像データに付加されたタイムスタンプと追加音声データに付加されたタイムスタンプに基づいて映像データと追加音声データとを同期再生するよう同期再生手段に指示する制御手段とを有することを特徴とする情報再生装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ書き換えが可能な光ディスク記録再生装置に係り、特に記録済みの映像に合わせて音声を追加記録する音声追加記録方法及び光ディスク記録再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、ビデオテープレコーダ(VTR)では、磁気テープの表面近くに映像信号を記録し、映像信号よりも深い位置に音声信号を記録する深層記録方法を用いることにより、音声の追加記録、いわゆるアフターレコーディングを実現している。これに対し、実用化当初は再生専用であったコンパクトディスク等の光ディスクでは、近年、データ書き換えが可能なディスクとしてDVD−RAM等が提案されている。しかしながら、データ書き換えがDVD−RAM等の光ディスクを用いる光ディスク記録再生装置では、記録済みの映像に合わせて音声を追加記録する方法が確立されていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、データ書き換えが可能な光ディスク記録再生装置では、音声を追加記録する方法が確立されていないという問題点があった。本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、データの書き換えが可能な光ディスク記録再生装置において音声の追加記録を実現する音声追加記録方法及び光ディスク記録再生装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の音声追加記録方法は、追加音声データの同期対象となる映像データに付随して記録された情報中に、追加音声が存在することを示す識別情報が挿入されるようデータを書き換え、映像データとの同期をとるため、データをいつ再生すべきかを示すタイムスタンプを追加音声データに付加し、光ディスクに記録された最後尾データの後から追加音声データの記録を開始するようにしたものである。また、上述の音声追加記録方法は、再生時に、映像データに付随した情報から上記識別情報を検出した場合、この映像データに付加されたタイムスタンプと追加音声データに付加されたタイムスタンプに基づいて映像データと追加音声データとを同期再生するようにしたものである。
【0005】また、本発明の光ディスク記録再生装置は、追加音声データの同期対象となる映像データに付随して記録された情報中に、追加音声が存在することを示す識別情報が挿入されるようデータを書き換え、映像データとの同期をとるため、データをいつ再生すべきかを示すタイムスタンプを追加音声データに付加し、光ディスクに記録された最後尾データの後から追加音声データの記録を開始するものである。また、上述の光ディスク記録再生装置の1構成例は、再生時に、映像データに付随した情報から上記識別情報を検出した場合、この映像データに付加されたタイムスタンプと追加音声データに付加されたタイムスタンプに基づいて映像データと追加音声データとを同期再生するものである。また、上述の光ディスク記録再生装置の1構成例は、光ディスク(1)からデータを読み出す読出手段(3〜9)と、光ディスクにデータを書き込む書込手段(3〜7,16〜19)と、読出手段によって読み出された映像データと音声データとを同期再生する同期再生手段(10,12)と、追加音声データの記録時、同期対象となる映像データに付随した情報に上記識別情報が挿入されるよう書込手段にデータ書き換えを指示すると共に、上記タイムスタンプを付加した追加音声データを光ディスクの最後尾データの後から記録開始するよう書込手段に指示し、再生時に、映像データに付随した情報から上記識別情報を検出した場合、この映像データに付加されたタイムスタンプと追加音声データに付加されたタイムスタンプに基づいて映像データと追加音声データとを同期再生するよう同期再生手段に指示する制御手段(20)とを有するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の実施の形態となる光ディスク記録再生装置のブロック図である。図1の光ディスク記録再生装置は、データ書き換えが可能なDVD−RAM等の光ディスク1と、光ディスク1を回転させるモータ2と、光ディスク1に記録されたデータを読み取るための光ピックアップ3と、光ピックアップ3で得られた信号を増幅するRF信号増幅回路4と、RF信号増幅回路4からの信号を復調し、後述する多重分離回路からのディジタルデータを変調するディジタル信号処理回路5と、光ピックアップ3から光ディスク1に照射するレーザスポットをディスクの半径方向、垂直方向について位置決めするトラッキング/フォーカスサーボ制御回路6と、ディジタル信号処理回路5からのディジタルデータをオーディオデータとビデオデータに分離し、後述するエンコーダからのオーディオデータとビデオデータを多重化するMPEG(Moving Picture Experts Group)多重分離回路7と、オーディオデータを復号化するMPEGオーディオデコーダ8と、ビデオデータを復号化するMPEGビデオデコーダ9とを有している。
【0007】また、光ディスク記録再生装置は、復号化されたオーディオデータを一時的に蓄積するためのメモリ10と、メモリ10から出力されたオーディオデータをD/A変換するD/Aコンバータ11と、復号化されたビデオデータを一時的に蓄積するためのメモリ12と、メモリ12から出力されたビデオデータをD/A変換するD/Aコンバータ13と、アナログビデオ信号をNTSC規格のビデオ信号に変換するNTSCビデオエンコーダ14と、NTSC規格のビデオ信号入力により再生映像を表示するディスプレイ装置15と、外部から入力されたアナログオーディオ信号をA/D変換するA/Dコンバータ16と、A/Dコンバータ16から入力されたオーディオデータに対して圧縮・符号化を行うMPEGオーディオエンコーダ17と、外部から入力されたアナログビデオ信号をA/D変換するA/Dコンバータ18と、A/Dコンバータ18から入力されたビデオデータに対して圧縮・符号化を行うMPEGビデオエンコーダ19と、光ディスク記録再生装置全体を制御するシステムコントローラ20と、ユーザが光ディスク記録再生装置に対して指示を出すための入力装置21とを有している。
【0008】次に、このような光ディスク記録再生装置の記録時の動作について説明する。光ディスク記録再生装置のシステムコントローラ20は、光ディスク1が装置内部に装填されると、モータ2によって光ディスク1を回転させる。A/Dコンバータ16は、外部から入力されたアナログオーディオ信号をディジタルオーディオデータに変換する。一方、A/Dコンバータ18は、外部から入力されたアナログビデオ信号をディジタルビデオデータに変換する。
【0009】MPEGオーディオエンコーダ17は、A/Dコンバータ16から入力されたオーディオデータに対してMPEG規格の圧縮・符号化を行う。MPEGビデオエンコーダ19は、A/Dコンバータ18から入力されたビデオデータに対してMPEG規格の圧縮・符号化を行う。
【0010】次に、MPEG多重分離回路7は、MPEGオーディオエンコーダ17から入力されたオーディオデータ(オーディオストリーム)と、MPEGビデオエンコーダ19から入力されたビデオデータ(ビデオストリーム)とを多重化し、多重化ストリームを出力する。
【0011】図2は、本実施の形態の光ディスク(DVD−RAM)1の論理フォーマット構造を示す図である。光ディスク1の情報領域は、基準コード及びコントロールデータが記録されたリードイン領域と、データ領域と、データ領域に続くリードアウト領域とに分けられる。
【0012】データ領域は、ディスク全体に関する情報及び全タイトル共通のメニュー情報が格納されるビデオマネージャ(Video Manager 、以下、VMGとする)と、各タイトルの内容が格納される複数のビデオタイトルセット(Video Title Set 、以下、VTSとする)とに分けられる。VTSは、VTS制御情報(VTS Information 、以下、VTSIとする)と、VTS内の各種メニューのためのビデオオブジェクトセット(Video Object Setfor Menu 、以下、VOBSMとする)と、各タイトルのためのビデオオブジェクトセット(Video Object Set for Title、以下、VOBSTとする)と、VTSIのバックアップとからなる。
【0013】VOBSTは、リアルタイム・データの再生単位である1個以上のセルCに分割される。各セルCは、1個以上のパックと呼ばれる構成単位で構成される。パックの主目的は、ストリームの途中から復号再生することを可能にすることである。
【0014】そして、各パックは、データの再生順序指定など細かな再生制御を行うためのナビゲーションパケットNと、SCR(System Clock Reference:システム時刻基準参照値)等の情報を含むパックヘッダと、ビデオパケットVと、オーディオパケットAとから構成される。ナビゲーションパケットNは、プレゼンテーションコントロール情報(Presentation Control Information 、以下、PCIとする)と、データサーチ情報(Data Search Information 、以下、DSIとする)とを含んでいる。
【0015】MPEG多重分離回路7による多重化処理では、まずオーディオデータ、ビデオデータをそれぞれパケットと呼ばれる適当な長さのストリームに分割し、オーディオパケットA、ビデオパケットVを適宜切り換えながら時分割多重する。このとき、各パケットの先頭には、オーディオパケットであるかビデオパケットであるかを識別するための情報等を含むパケットヘッダが付加される。
【0016】そして、複数のパケットがパックに束ねられ、各パックの先頭にはナビゲーションパケットNとパックヘッダが付加される。さらに、1個以上のパックがセルCに束ねられ、1個以上のセルCがVOBSTに束ねられる。このような多重化ストリームがMPEG多重分離回路7から出力される。
【0017】次に、ディジタル信号処理回路5は、MPEG多重分離回路7から入力された多重化ストリームに誤り訂正符号を付加した後、8/16変調等の変調方式で変調する。ディジタル信号処理回路5から出力された信号は、RF信号増幅回路4で増幅され、光ピックアップ3に入力される。
【0018】光ピックアップ3は、RF信号増幅回路4から入力された記録信号に応じてレーザ光を光強度変調し、この光強度変調した記録用レーザ光を光ディスク1に照射し、光ディスク1からの反射光を検出する。なお、光ピックアップ3は、システムコントローラ20で制御される図示しない駆動手段により光ディスク1の半径方向に移動することが可能である。
【0019】一方、反射光の検出により光ピックアップ3で得られた信号は、RF信号増幅回路4で増幅され、ディジタル信号処理回路5に入力される。ディジタル信号処理回路5は、RF信号増幅回路4から入力された信号に基づいて、光ディスク1に照射するレーザスポットと光ディスク1とのディスク半径方向に関する位置的誤差を表すトラッキングエラー信号を生成すると共に、レーザスポットと光ディスク1とのディスク垂直方向に関する位置的誤差を表すフォーカスエラー信号を生成し、これらの信号をトラッキング/フォーカスサーボ制御回路6に出力する。
【0020】トラッキング/フォーカスサーボ制御回路6は、光ピックアップ3を駆動し、レーザスポットをディスク半径方向について位置決めすると共にディスク垂直方向について位置決めする。すなわち、トラッキング/フォーカスサーボ制御回路6は、トラッキングエラー信号に基づいてレーザスポットを光ディスク1の目標となるトラックに追従させると共に、フォーカスエラー信号に基づいてレーザスポットを光ディスク1の目標となる記録層に追従させる。以上のようにして、光ディスク1にオーディオデータとビデオデータが記録される。
【0021】次に、光ディスク記録再生装置の再生時の動作について説明する。光ピックアップ3は、システムコントローラ20の制御に応じて光ディスク1に再生用レーザ光を照射し、光ディスク1からの反射光を検出する。光ピックアップ3で得られた信号は、RF信号増幅回路4で増幅され、ディジタル信号処理回路5に入力される。
【0022】ディジタル信号処理回路5は、RF信号増幅回路4から入力された信号を復調し、復調後のデータに対して誤り訂正を行う。また、ディジタル信号処理回路5は、RF信号増幅回路4から入力された信号に基づいて、トラッキングエラー信号及びフォーカスエラー信号を生成する。トラッキング/フォーカスサーボ制御回路6の動作は上記と同様である。
【0023】次に、MPEG多重分離回路7は、ディジタル信号処理回路5から入力されたディジタルデータ(多重化ストリーム)より、オーディオデータ(オーディオパケットAを束ねたオーディオストリーム)と、ビデオデータ(ビデオパケットVを束ねたビデオストリーム)と、ナビゲーションパケットNとを抽出する。
【0024】MPEGオーディオデコーダ8は、MPEG多重分離回路7によって抽出されたオーディオデータを復号化する。MPEGオーディオデコーダ8によって復号化されたオーディオデータは、メモリ10にいったん格納される。一方、MPEGビデオデコーダ9は、MPEG多重分離回路7によって抽出されたビデオデータを復号化する。MPEGビデオデコーダ9によって復号化されたビデオデータは、メモリ12にいったん格納される。
【0025】続いて、D/Aコンバータ11は、メモリ10から出力されたオーディオデータをアナログオーディオ信号に変換する。したがって、D/Aコンバータ11の後ろに、例えばアンプとスピーカを接続すれば、再生音声を聞くことができる。一方、D/Aコンバータ13は、メモリ12から出力されたビデオデータをアナログビデオ信号に変換し、NTSCビデオエンコーダ14は、このアナログビデオ信号をNTSC規格のビデオ信号に変換する。こうして、NTSC規格のビデオ信号がディスプレイ装置15に入力されることにより、再生映像がディスプレイ装置15の画面に表示される。
【0026】次に、音声を追加記録する場合の動作について説明する。最初に、ユーザは、入力装置21を操作して記録再生装置の倍速再生等の機能により、追加記録を開始する位置を探す。システムコントローラ20は、ユーザの要求に応じて光ピックアップ3をディスク半径方向に移動させ、倍速再生を行う。これにより、ディスプレイ装置15には、倍速再生映像が表示される。
【0027】続いて、ユーザは、所望の映像を見つけた時点で入力装置21を操作し、一時停止を指示する。ユーザの一時停止要求に応じてシステムコントローラ20は、一時停止要求が発生した時点のビデオデータを光ディスク1から繰り返し読み出す。これにより、ディスプレイ装置15には静止映像が表示される。
【0028】そして、ユーザは、追加記録すべきアナログオーディオ信号を光ディスク記録再生装置に入力すると同時に、入力装置21を操作して音声の追加記録を指示する。入力されたアナログオーディオ信号は、A/Dコンバータ16によってディジタルオーディオデータに変換され、MPEGオーディオエンコーダ17によってMPEG規格の圧縮・符号化が行われる。
【0029】システムコントローラ20は、ユーザからの音声追加記録要求が発生すると、上記一時停止を解除して、追加オーディオデータの同期対象となるビデオデータ(音声追加記録要求が発生した時点で読み出していたビデオデータ)に付随して記録されているナビゲーションパケットNの書き換えを行う。
【0030】つまり、システムコントローラ20は、追加音声が存在することを示す識別情報をナビゲーションパケットNのPCIあるいはDSI内に挿入するようMPEG多重分離回路7に指示する。MPEG多重分離回路7は、同期対象となるビデオデータと共に抽出したナビゲーションパケットNを基に、上記識別情報を挿入したナビゲーションパケットNを生成する。
【0031】この識別情報を挿入したナビゲーションパケットNがディジタル信号処理回路5に入力されることにより、上記記録時と同様の動作でナビゲーションパケットNの書き換えが行われる。次に、システムコントローラ20は、MPEG多重分離回路7に図3のような構造の追加記録用オーディオパケットAAを生成させる。
【0032】すなわち、MPEG多重分離回路7は、MPEGオーディオエンコーダ17から入力されたオーディオデータをパケットAAに分割し、各パケットの先頭にパケットヘッダを付加する。パケットヘッダは、データをいつ復号再生すべきかを示すタイムスタンプと呼ばれる情報を含んでいる。このタイムスタンプには、再生出力の時刻管理情報(Presentation Time Stamp 、以下、PTSとする)と、復号の時刻管理情報(Decoding Time Stamp 、以下、DTSとする)とがある。
【0033】MPEG多重分離回路7は、同期対象となるビデオデータ(ビデオパケットV)に付加されたパケットヘッダよりタイムスタンプを抽出しており、システムコントローラ20は、この抽出したタイムスタンプと同じ値のタイムスタンプを有するパケットヘッダを先頭のパケットAAに付加するようMPEG多重分離回路7に指示を出す。これにより、先頭の追加記録用オーディオパケットAAに付加されたPTS、DTSは、同期対象となるビデオデータに付加されたPTS、DTSと同じ値となる。
【0034】次に、システムコントローラ20は、光ディスク1のVMGに記録された最後尾データの位置情報を参照することにより、光ディスク1のデータ領域に記録済みのデータのうち最後尾データを探す。システムコントローラ20は、最後尾データを見つけると、この最後尾データの後ろの位置に光ピックアップ3を移動させる。
【0035】追加記録用オーディオパケットAAを束ねたストリームがMPEG多重分離回路7からディジタル信号処理回路5に入力されることにより、上記記録時と同様の動作で追加記録用オーディオパケットAAの記録が行われる。以上のようにして、光ディスク1に記録された最後尾データの後ろの位置から追加オーディオデータの記録が開始される。
【0036】なお、所定の長さの追加オーディオデータを光ディスク1に記録した後、記録すべき追加オーディオデータが残っている場合、システムコントローラ20は、上記と同様の動作を繰り返す。すなわち、システムコントローラ20は、記録すべき追加オーディオデータの同期対象となるビデオデータ(先述の同期対象ビデオデータの後に続くビデオデータ)を再生し、このビデオデータのナビゲーションパケットNに上記識別情報を挿入するデータ書き換えを行う。
【0037】続いて、システムコントローラ20は、再生したビデオデータのタイムスタンプと同じ値のタイムスタンプを有するパケットヘッダを追加オーディオデータの先頭パケットAAに付加するようMPEG多重分離回路7に指示を出す。そして、システムコントローラ20は、光ディスク1の最後尾データの後ろの位置に光ピックアップ3を移動させ、追加記録用オーディオパケットAAの記録を行う。
【0038】以上のようなビデオデータの再生と、ナビゲーションパケットNの書き換えと、追加オーディオデータの記録とを繰り返すことにより、全ての追加オーディオデータの記録が終了する。追加オーディオデータの記録終了後、システムコントローラ20は、追加オーディオデータの位置情報を光ディスク1のVMGに書き込む。
【0039】次に、音声が追加記録された光ディスク1を再生する場合について説明する。再生時において、MPEG多重分離回路7は、光ディスク1から読み出されたデータよりナビゲーションパケットN及びタイムスタンプ(PTS,DTS)を抽出している。システムコントローラ20は、MPEG多重分離回路7から受け取ったナビゲーションパケットNの情報に上記識別情報が含まれていた場合、ビデオデータとの同期再生が必要な追加音声が存在すると認識する。
【0040】追加音声が存在すると認識した場合、システムコントローラ20は、VMGに記録された追加オーディオデータの位置情報を参照して、光ディスク1に記録された追加オーディオデータを探し読み出しを行う。そして、システムコントローラ20は、追加オーディオデータと識別情報が付加されたビデオデータとを同期再生するようメモリ10,12に指示を出す。
【0041】つまり、追加オーディオデータと識別情報が付加されたビデオデータは、それぞれメモリ10,12に格納されており、システムコントローラ20は、これらデータに付加されたタイムスタンプ(PTS)が示す時刻に追加オーディオデータ、ビデオデータを出力するようメモリ10,12に指示を出す。こうして、ビデオデータと追加オーディオデータの同期をとって再生を行うことができる。
【0042】なお、本実施の形態では、NTSC規格を例に挙げて説明しているが、PAL規格でもよいことは言うまでもない。PAL規格の場合、NTSCビデオエンコーダ14の代わりにPALビデオエンコーダを設け、このPALビデオエンコーダでD/Aコンバータ13からのアナログビデオ信号をPAL規格のビデオ信号に変換することになる。
【0043】また、本実施の形態では、光ディスク記録再生装置の例としてDVD−RAMを用いた光ディスク記録再生装置を例に挙げて説明しているが、これに限るものではなく、データ書き換えが可能であれば、その他の光ディスク記録再生装置でもよいことは言うまでもない。
【0044】
【発明の効果】本発明によれば、追加音声データの同期対象となる映像データに付随して記録された情報中に、追加音声が存在することを示す識別情報が挿入されるようデータを書き換え、映像データとの同期をとるため、タイムスタンプを追加音声データに付加し、光ディスクに記録された最後尾データの後から追加音声データの記録を開始することにより、データの書き換えが可能な光ディスク記録再生装置において音声の追加記録を実現することができる。
【0045】また、再生時に、映像データに付随した情報から識別情報を検出した場合、この映像データに付加されたタイムスタンプと追加音声データに付加されたタイムスタンプとを参照することにより、映像データと追加音声データとを同期再生することができる。




 

 


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