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発明の名称 精密機器ハウジング開封確認シール及びそれを用いた精密機器ハウジング
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−251661(P2001−251661A)
公開日 平成13年9月14日(2001.9.14)
出願番号 特願2000−63542(P2000−63542)
出願日 平成12年3月8日(2000.3.8)
代理人
発明者 桜田 正孝 / 志摩 昌司
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】ハウジング組立固定用ネジヘッド部に接着してハウジングの開封の有無を確認する精密機器ハウジング開封確認シールであって、少なくともシール貼着側から順に粘着剤層/剥離層/基材層/粘着剤層/化粧基材層の積層構成を備えることを特徴とする精密機器ハウジング開封確認シール。
【請求項2】ハウジング組立固定用ネジヘッド部に接着してハウジングの開封の有無を確認する精密機器ハウジング開封確認シールであって、少なくともシール貼着側から順に粘着剤層/剥離層/基材層/接着剤層/化粧基材層の積層構成を備えることを特徴とする精密機器ハウジング開封確認シール。
【請求項3】前記基材層がポリエチレンテレフタレート、前記剥離層がポリエチレンであることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の精密機器ハウジング開封確認シール。
【請求項4】2つ以上のハウジング構成部材がネジ止めされて組立固定された精密機器ハウジングにおいて、ネジ止め個所におけるネジ止めされた後のネジのネジヘッド部の上に、請求項1乃至請求項3のいずれか1項記載の精密機器ハウジング開封確認シールが被覆接着されていることを特徴とする精密機器ハウジング。
【請求項5】前記精密機器ハウジングのネジ止め個所に、前記ネジヘッド部を収容する凹陥部が設けられ、該凹陥部内に前記ネジヘッド部と、該ネジヘッド部の上に被覆接着した前記開封確認シールが収容されていることを特徴とする請求項4記載の精密機器ハウジング。
【請求項6】前記ネジヘッド部の上に被覆接着した前記開封確認シールの上面が前記精密機器ハウジングの表面に対して面一乃至低位面であることを特徴とする請求項5記載の精密機器ハウジング。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は機器ハウジング(機器を構成する外装カバー)を開封したかどうかが判別可能なハウジング開封確認シール、及びそのシールを用いたハウジングに関し、特に携帯電話やPHS、携帯情報端末等の精密機器に好適に用いることができる精密機器開封確認用シール及びそれを用いた精密機器ハウジングに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に携帯電話やPHS、携帯情報端末等の精密機器は、電子回路などの精密電気素子類やスイッチ、モーター等の精密可動機器類と、その精密な素子類や機器類を保護するための外装保護カバーとしての機器ハウジングとにより構成されている。
【0003】上記機器ハウジングは、一般にフロントケースとリアケースとにより構成されていて、そのケース内に素子類や機器類を取り付け支持した基盤(支持フレーム)を装填して固定した後、両ケースの開口端部同士を互いに組み合わせて封鎖して、外側からその組み合わせ個所をネジにて締め付け固定しているものである。
【0004】上記精密機器は、機器ハウジングを締め付け固定しているネジ止め個所にある止めネジを取り外してハウジングを開封し、その内部の回路素子や機器類に手で触れたり勝手に修理や改造をしたりした場合には、機器の故障や破損の発生原因となるものである。
【0005】ところで、上記機器ハウジングを勝手に開封することによって機器に破損が発生し、それを自然発生による故障と称して修理依頼がされたり、あるいは機器内部を改造することによって不正アクセスがされる場合があったとしても、その故障が故意によるものであるという証明はでき難い。
【0006】しかしながら、使用者に対して貸与又は販売するための精密機器においては、その機器の改造を禁止させる必要のある商品分野があり、そのような商品が異常や故障等で販売店又はサービス店等に持ち込まれた時に、ハウジングを勝手に使用者が開封しているかを簡単に判別できるようにする必要がある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような開封の有無の確認を必要とするような精密機器の開封確認用シール及びそのシールを用いた精密機器ハウジングを提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するための本発明の請求項1に係る発明は、ハウジング組立固定用ネジヘッド部に接着してハウジングの開封の有無を確認する精密機器ハウジング開封確認シールであって、少なくともシール貼着側から順に粘着剤層/剥離層/基材層/粘着剤層/化粧基材層の積層構成を備えることを特徴とする精密機器ハウジング開封確認シールである。
【0009】次に本発明の請求項2に係る発明は、ハウジング組立固定用ネジヘッド部に接着してハウジングの開封の有無を確認する精密機器ハウジング開封確認シールであって、少なくともシール貼着側から順に粘着剤層/剥離層/基材層/接着剤層/化粧基材層の積層構成を備えることを特徴とする精密機器ハウジング開封確認シールである。
【0010】また本発明の請求項3に係る発明は、上記請求項1又は請求項2に係る発明の開封確認シールにおいて、前記基材層がポリエチレンテレフタレート、前記剥離層がポリエチレンであることを特徴とする精密機器ハウジング開封確認シールである。
【0011】次に本発明の請求項4に係る発明は、2つ以上のハウジング構成部材がネジ止めされて組立固定された精密機器ハウジングにおいて、ネジ止め個所におけるネジ止めされた後のネジのネジヘッド部の上に、上記請求項1乃至請求項3のいずれか1項に係る発明の精密機器ハウジング開封確認シールが被覆接着されていることを特徴とする精密機器ハウジングである。
【0012】また本発明の請求項5に係る発明は、上記請求項4に係る発明の精密機器ハウジングにおいて、前記精密機器ハウジングのネジ止め個所に、前記ネジヘッド部を収容する凹陥部が設けられ、該凹陥部内に前記ネジヘッド部と、該ネジヘッド部の上に被覆接着した前記開封確認シールが収容されていることを特徴とする精密機器ハウジングである。
【0013】また本発明の請求項6に係る発明は、上記請求項5に係る発明の精密機器ハウジングにおいて、前記ネジヘッド部の上に被覆接着した前記開封確認シールの上面が前記精密機器ハウジングの表面に対して面一乃至低位面であることを特徴とする精密機器ハウジングである。
【0014】
【作用】上記請求項1又は請求項2に係る発明の開封確認シールAは、少なくとも、シール貼着側から順に粘着剤層1/剥離層2/基材層3/粘着剤層4/化粧基材層5、又は粘着剤層1/剥離層2/基材層3/接着剤層4/化粧基材層5からなるため、本発明のシールAを、ハウジングBを封鎖締め付け固定している止めネジのネジヘッド部33の上面に被覆接着して使用した際には、ハウジングBを開封するためにネジヘッド部33からシールAを剥離する必要があり、その剥離操作の際に、剥離層2と基材層3との間で層間剥離を生じて、粘着剤層1が剥離層2と接着した状態でネジヘッド部33側に残留し、基材層3/粘着剤層4/化粧基材層5が、又は基材層3/接着剤層4/化粧基材層5が、ネジヘッド部33側から剥離する。
【0015】開封確認シールAの上記剥離層2と基材層3とは、一度剥離すると再度接着させようとしても接着させることができず、そのため開封確認シールAを上記のように剥離してネジヘッド部33のドライバー(ネジ回し)嵌入部33aにドライバーの先端部を嵌入してネジ31を回転させて緩めて取り外し、ハウジングbを一度開封した場合には、再封後のネジヘッド部33には上記シールAは正常な状態では再接着が行えないため、故意にハウジングBを開封したかどうかを判別することが容易に可能となる。
【0016】また、一度剥離した上記剥離層2と基材層3とを、加熱(例えば200〜230℃程度に加熱)して再度溶融接着させようとしても、その高い熱が粘着剤層1や粘着剤層4などシールAを構成している他の層の接着界面を変質させるので、正常な開封確認シールAとしては使用できなくなる。そのために故意にハウジングBを開封したかどうかを判別することが容易に可能となる。
【0017】上記請求項3に係る発明の開封確認シールAは、上記請求項1又は請求項2に係る開封確認シールAにおいて、その剥離層2と基材層3との層間は、例えばその一方の剥離層2が熱融着性の高い合成樹脂(例えばポリエチレン)であって、他方の基材層3が熱融着性の低い合成樹脂(例えばポリエチレンテレフタレート)といった比較的接着(密着)親和性の低い合成樹脂同士の組み合わせにより互いに熱溶融接着している。
【0018】そのために開封確認シールAは、比較的安価で、上記剥離層2を溶融させて基材層3に圧着することによって、剥離層2と基材層3との層間は、所定の接着力(剥離強度)を持ちながら、剥離可能な状態に接着ラミネートされており、一旦剥離層2と基材層3とを剥離した後は再接着が不可能な構成の開封確認シールが容易に製造可能になる。また、圧着する際に熱をかけた場合でも、ポリエチレンテレフタレートの耐熱性は230℃から240℃程度はあるため耐熱性が不足することがなく問題がない。
【0019】上記請求項4に係る発明の精密機器ハウジングBは、フロントケースB1 とリアケースB2 など2つ以上のハウジング部材が組合わせられて、互いにネジ止めされて組み立てられてなる精密機器ハウジングであって、上記請求項1乃至請求項3のいずれか1項に係る発明の開封確認シールAが、ネジ止めされた後のネジヘッド部33の上面に被覆接着されているため、ハウジングBが開封されたかどうかを容易に判別することができる。
【0020】上記請求項5又は請求項6に係る発明の精密機器ハウジングBは、上記請求項4に係る発明の精密機器ハウジングにおいて、前記ハウジングBのネジ止め部分に凹陥部12が設けられ、ネジヘッド部33上面に被覆貼着した開封確認シールAの上面は、ハウジングBの表面に対して面一か、又はそれより低位に位置しているため、携帯機器を使用する際や携帯している間に、外部との接触によって開封確認シールAが剥離する可能性を低く抑えることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の精密機器ハウジング開封確認シールを、図1〜図3に示す実施の形態に従って以下に詳細に説明する。
【0022】図1は、本発明の開封確認シールA、及びその開封確認シールAをネジヘッド部に被覆接着シールした機器ハウジングの一例を示す側断面図を示している。
【0023】このシールAは、シール貼着側から順に、粘着剤層1/剥離層2/基材層3/粘着剤層4/化粧基材層5、又はシール貼着側から順に、粘着剤層1/剥離層2/基材層3/接着剤層4/化粧基材層5を備え、前記粘着剤層1面には必要に応じてセパレータ6(離型シート)が仮接着している。
【0024】上記開封確認シールAは、剥離層2と基材層3との間で剥離可能に積層接着しており、粘着剤層1の剥離強度a(粘着力)、粘着剤層1と剥離層2との層間剥離強度b、剥離層2と基材層3との層間剥離強度c、基材層3と粘着剤(又は接着剤)層4との層間剥離強度d、粘着剤(又は接着剤)層4と化粧基材層5との間の層間剥離強度eとすれば、少なくとも、a>c,b>c,d>c,e>cの関係になるように設定されている。
【0025】上記開封確認シールAの基材層3と剥離層2の層間(層界面)は、剥離層2を溶融させた状態で基材層3に対して圧着し冷却固化することによって、ある程度の接着力を持って剥離可能な状態に接着ラミネートされ、また、一旦、基材層3と剥離層2とを層間剥離した場合には、互いの剥離面は、互いに基材層3と剥離層2同士、及び他の物体に対しても接着力がなく再接着が不可能となっている。
【0026】上記開封確認シールAの剥離層2には熱融着性の高い樹脂を用い、基材層3には熱融着性の低い樹脂を用いて、このような樹脂相溶性(溶融親和性)の低い合成樹脂同士の組み合わせにより互いに熱溶融接着している。
【0027】また、上記基材層3には、耐熱性のある樹脂を使用することにより、剥離層2と基材層3とを圧着する際に熱をかけた場合でも、開封確認シールAの支持基材としての上記基材層3の耐熱性が不足しないようにすることができる。
【0028】上記開封確認シールAにおいては、例えば、剥離層2には熱融着性の高いポリエチレン樹脂が使用でき、基材層3には熱融着性の低いポリエチレンテレフタレート樹脂が使用でき、化粧基材層5にはエラストマー(ゴム)が使用できる。
【0029】図2は、上記本発明のシールAがハウジングBに使用されている一例を示す断面図であり、例えばハウジングBは、フロントケースB1 とリアケースB2 とにより構成され、両ケースB1 、B2 とを互いに組み合わせ、その組み合わせた互いの重ね合わせ部分のネジ取付部に、それぞれネジ孔11、21を備えている。
【0030】ケースB1 、B2 のうちいずれか一方のケースの外側、例えばケースB1 の外側から、ネジ部32(ネジ切り溝32aのあるネジシャフト部)とネジヘッド部33(ネジ回し;ドライバーの先端部が嵌入する+型又は−型又は六角型の嵌入部33aを備える幅広フランジ部)とからなるネジ31が、一方のネジ孔11(ネジ切り溝の無いネジ差込孔)に差し込まれ、他方のネジ孔21(ネジ切り溝21aのあるネジ孔)に螺着されて、両ケースB1 、B2 は互いに締め付け固定されている。なおネジ取付部はハウジングBの1乃至数個所の適宜個所に設けられている。
【0031】ネジ31が差し込まれる側のケース、例えばフロントケースB1 側のネジ差込孔であるネジ孔11の該ケース表面側には、ネジヘッド部33が収容される凹陥部12が設けられ、ネジ31の凹陥部12内に収容されたネジヘッド部33上には、前述した本発明の開封確認シールAが粘着剤層1を介して被覆接着して凹陥部12内に収容されているものである。なお、開封確認シールAのサイズは、そのシールAの端部外周が、凹陥部12内周面に密に接して収容されるようなサイズが望ましい。
【0032】開封確認シールAの最上面には化粧基材層5が設けられていて、ネジ31のネジヘッド部33の上面全面とドライバーの先端部が嵌入する嵌入部33aとによる機械的構造面を被覆するとともに、化粧基材層5によってその機械的構造面を外観的に綺麗で意匠的効用面としているものである。
【0033】図3(a)〜(d)は、図2に示した開封確認シールAがシールされたネジ31を取り外して、ハウジングBを開封する場合の工程を示す。
【0034】図3(a)にて、ハウジングBを開封するためには、ハウジングBを締め付け固定しているネジ31をドライバーにて回転させて取り外す必要がある。そのためには、ネジ31のヘッド部33上面に被覆接着シールしている開封確認シールAをネジヘッド部33から剥離して取り除かなければならない。開封確認シールAをネジヘッド部33から剥離しようとすると、剥離可能な状態の剥離層2(例えばポリエチレン層)と基材層3(例えばポリエチレンテレフタレート層)との間で最初に剥離が生ずる。この剥離層2は化粧基材層5側の基材層3との間では再接着できないために、すぐに外れてしまう。
【0035】そして、図3(b)に示すように、開封確認シールAは、基材層3より上層部分が化粧基材層5(例えばエラストマー層)を含めて取り外されてしまい、基材層3より上層部分を剥離層2面に再接着しようとしても接着は不可能である。
【0036】したがってネジヘッド部33には、粘着剤層1とフィルム状の剥離層2(例えばポリエチレン層)が残り、この粘着剤層1と剥離層2とをネジヘッド部33面から取り外そうとしても、剥離層2は薄いフィルム状であるために伸びてしまうか、破壊(破断)してしまうために、再使用可能な状態を保持した状態では容易に取り外すことはできない。
【0037】このようにネジヘッド部33上面に粘着残留しているフィルム状の前記粘着剤層1と剥離層2は容易には取れないので、図3(c)に示すように、例えば、粘着剤層1と剥離層2の上からネジヘッド部33の嵌入部33aにドライバーCの先端C1 を挿入して、ネジ31を回転させ緩めて外そうとしても、フィルム状の上記粘着剤層1と剥離層2とを破壊せざるを得ない。
【0038】また、前述したように基材層3より上層部分を破壊した剥離層2面に再接着しようとしても接着は不可能である。たとえ粘着剤層1と剥離層2とをネジヘッド部33上面から取り除いたとしても、剥離して取り外された前記基材層3より上層部分をそのネジヘッド部33上に再接着させることはできない。
【0039】このように、フィルム状の上記粘着剤層1と剥離層2とはドライバーCによって破壊され、剥離した基材層3より上層部分の化粧基材層5側のシールは再接着できないために、ハウジングBが開封されたことが外観的に確認される。
【0040】正規の作業者により、故障修理や機器調整のためにハウジングBを開封する場合には、上記図3(a)〜(c)のようにしてハウジングBの各ネジ31を取り外し、ハウジングBをそのフロンドケースB1 とリアケースB2 とを分離して開封する。
【0041】そしてハウジングBの内部にある回路素子類、機器類、構造体などの修理、調整を終了した後は、図3(d)に示すように、ハウジングBをそのフロンドケースB1 とリアケースB2 とを元の状態に組み合わせ、各止めネジ個所の重ね合わせられて整合したネジ孔11、21にネジ31を差し込み螺着する。そして、各々ネジ31のヘッド部33上面に、新規(未使用)の開封確認シールAを被覆接着シールするものである。
【0042】本発明においては、ネジ31のヘッド部33に被覆貼着シールする開封確認シールAの積層構成(粘着剤層1/剥離層2/基材層3/粘着剤(又は接着剤)層4/化粧基材層5)として、例えば、上記のような粘着剤層1/ポリエチレン層2/ポリエチレンテレフタレート(PET)層3/粘着剤(接着剤)層4/化粧基材層5のうち、ポリエチレン層2の代わりに剥離ワニスを用いて粘着剤層1/剥離ワニス層2を、基材層としてPET単体によるPET層3の他に、PET/EVA(エチレン−酢酸ビニル共重合体)/OPP(延伸ポリプロピレン)や、薄紙/ポリエチレンの多層構成としても構わない。
【0043】但し、価格、生産性などの点から、粘着剤層1/ポリエチレン層2(12〜20μm)/PET層3(12〜80μm)/粘着剤(接着剤)層4/化粧基材層5が良い。
【0044】また、上記粘着剤層1、粘着剤層4としては、一般的なアクリル系粘着剤を用いてもよいし、あるいは反応性(感熱性粘着剤;加熱により粘着性が付与されるディレイドタック型粘着剤など)の粘着剤を用いても勿論構わない。また、基材層3と化粧基材層5との接着には、上記粘着剤層4の代わりにドライラミネート又はウエットラミネート型の接着剤層4にて完全固着させてもよい。
【0045】本発明においては、剥離層2として用いる例えばポリエチレン層の厚みは、厚すぎると剥離(自然剥離)し易くなってしまうので、30μm以下、好ましくは6〜20μm程度が好ましい。
【0046】本発明における化粧基材層5としては、一般的なゴム、エラストマーなどの弾力性シート、又はポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレートなどの樹脂シート、あるいはその他に軟質樹脂シート、又はABS樹脂(アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン樹脂)などの成形品でもよい。
【0047】また、上記化粧基材層5は、ハウジングB本体(外表面)の色調に整合させて着色されていてもよいし、着色されていなくてもよい。また、化粧基材層5の表面には適宜に模様、絵柄、文字、記号、マークなどが印刷などにて施されていてもよいし、機器製造元や販売元の銘柄や社標が印刷などにて明記されていてもよい。
【0048】なお、本発明品は、実機のハウジングに用いるだけではなく、店頭見本等のハウジングにも使用できるのは勿論である。
【0049】
【発明の効果】本発明の開封確認シール及びその開封確認シールを被覆貼着シールした機器ハウジングによれば、精密機器などの機器ハウジングの封鎖締め付けネジのヘッド部分に貼り付けた開封確認シールは、一度剥離して取り除くと容易に再貼着ができないシールであるので、開封確認シールを剥離してネジを取り外し、ハウジングを開封したかどうかの確認が容易であり、故意に開封した場合における確認が容易になる。
【0050】従って、対象とする精密機器の改造が事前に禁止されているような場合に、本発明の開封確認シールをネジヘッド部に貼ることにより、勝手にハウジングを開封することが禁止されていることを機器使用者に事前に告知できる効果があり、販売店又はサービス店等に持ち込まれるまで開封を禁止できる効果がある。
【0051】特に、携帯電話やPHS、携帯情報端末等の精密機器において、使用者にその機器を貸与又は販売した際に、その機器の改造を禁止させる必要がある製品分野においては、その製品の異常や故障等で販売店又はサービス店等に持ち込まれた時に、上記機器ハウジングが開封されているかどうかを簡単に判別することができる効果がある。




 

 


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