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発明の名称 前払い式証票発行システム
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−184400(P2001−184400A)
公開日 平成13年7月6日(2001.7.6)
出願番号 特願平11−367664
出願日 平成11年12月24日(1999.12.24)
代理人
発明者 菅野 弥
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】前払い式証票の在庫及び販売に関する情報を少なくとも記録しているデータベースを管理するサーバと1つ又は複数の店頭に設置されたクライアントとがネットワークで接続されているシステムであって、クライアントが、前払い式証票の発行を受け付ける手段と、クライアントが、サーバに識別情報を送るよう要求する手段と、サーバが、データベースを検索して未発行の識別情報をクライアントに送る手段と、クライアントが、識別情報を受け取り、その識別情報と発行日とが印刷された前払い式証票を出力し、その出力が完了した旨をサーバに返す手段と、サーバが、発行日を販売日付としてデータベースに記録する手段と、を具備することを特徴とする前払い式証票発行システム。
【請求項2】前払い式証票の在庫及び販売に関する情報を少なくとも記録しているデータベースを管理するサーバと1つ又は複数の店頭に設置されたクライアントとがネットワークで接続されているシステムであって、クライアントが、前払い式証票の発行を受け付ける手段と、クライアントが、サーバに識別情報を含む印刷情報を送るよう要求する手段と、サーバが、データベースを検索して未発行の識別情報含む印刷情報をクライアントに送る手段と、クライアントが、識別情報含む印刷情報を受け取り、その識別情報含む印刷情報と発行日とが印刷された前払い式証票を出力し、その出力が完了した旨をサーバに返す手段と、サーバが、発行日を販売日付としてデータベースに記録する手段と、を具備することを特徴とする前払い式証票発行システム。
【請求項3】上記サーバが、データベースに記録された在庫及び販売に関する情報に基づいてレポートを作成する手段を備えることを特徴とする請求項1又は2記載の前払い式証票発行システム。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、前払い式証票の発行システムに関する。
【0002】
【従来の技術】前払い式証票が、カードの形をしているときは、プリペイドカードと呼ばれる。プリペイドカードには、専ら決済に必要な識別情報を販売することが目的で、その利用状況に関する情報を持たないものがある。このようなプリペイドカードでは、決済に必要な識別情報を第三者に悪用されないために、その決済に必要な識別情報を購入者以外には見えないように隠蔽する一方で、利用状況に関する情報は、プリペイドカードで決済される商品又はサービスを提供する会社或いはその代理業者のホストコンピュータ又はサーバで集中的に管理している。
【0003】例えば、国際電話が掛けられるプリペイドカードである国際電話カードには、裏面に印刷されているIDという決済に必要な識別情報がスクラッチを施すことにより隠蔽されている。このIDは、スクラッチを硬貨や爪で削ると、現れる。国際電話カードの購入者は、国際電話を掛けるとき、IDを電話機に入力すると、電話会社のホストコンピュータがそのIDを認識し、通話が可能となる。電話会社のホストコンピュータは、カードごとに通話可能時間を記録しており、通話時間に応じてその通話可能時間を減算して行く。
【0004】また例えば、Webサイトで画像や音声といったコンテンツを買うための小額決済用プリペイドカードであるビットキャッシュ(株)のBitCashには、裏面に印刷されているカード情報と呼ばれる4文字×4行の平仮名からなる決済に必要な識別情報がスクラッチを施すことにより隠蔽がなされている。このカード情報は、硬貨や爪でスクラッチを削ると、現れる。BitCashの購入者は、Webサイトで購入を希望するコンテンツを選んでカード情報を入力すると、ビットキャッシュ(株)のサーバがそのカード情報を認識し、そのコンテンツのダウンロードが可能になる。ビットキャッシュ(株)のサーバは、カードごとに残高を記録しており、その残高からコンテンツの購入金額を減算して行く。
【0005】このようなプリペイドカードには、以下のような問題がある。
【0006】決済に必要な識別情報の隠蔽は、一般に、上述のスクラッチを施すこと、或いは隠蔽シールを貼り付けることによってなされる。そのために、製造面では隠蔽するための材料及び工程の追加によるコストアップ、他方使用面ではスクラッチを削る或いはシールを剥がす手間が掛かりまたゴミが発生する。
【0007】さらに、決済に必要な識別情報を隠蔽するために、これとは別途に管理用の識別番号を設けなければならない一方で、プリペイドカードは金券として扱われるので、盗難や紛失がないよう在庫管理に神経を使わなければならない。また、プリペイドカードは多数の店頭で販売されるので、プリペイドカードで決済される商品又はサービスを提供する会社が、販売日付(使用開始日付)を把握することが困難であったり、日報等での販売実績管理をすることが煩雑であるなど、販売管理も大変である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は係る従来技術の問題に鑑みてなされたもので、専ら決済に必要な識別情報を販売することが目的である前払い式証票を、低価格で環境に優しく然も管理を容易にすることを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明において上記の課題を達成するために、まず請求項1の発明では、前払い式証票の在庫及び販売に関する情報を少なくとも記録しているデータベースを管理するサーバと1つ又は複数の店頭に設置されたクライアントとがネットワークで接続されているシステムであって、クライアントが、前払い式証票の発行を受け付ける手段と、クライアントが、サーバに識別情報を送るよう要求する手段と、サーバが、データベースを検索して未発行の識別情報をクライアントに送る手段と、クライアントが、識別情報を受け取り、その識別情報と発行日とが印刷された前払い式証票を出力し、その出力が完了した旨をサーバに返す手段と、サーバが、発行日を販売日付としてデータベースに記録する手段と、を具備することを特徴とする前払い式証票発行システムとしたものである。
【0010】また請求項2の発明では、前払い式証票の在庫及び販売に関する情報を少なくとも記録しているデータベースを管理するサーバと1つ又は複数の店頭に設置されたクライアントとがネットワークで接続されているシステムであって、クライアントが、前払い式証票の発行を受け付ける手段と、クライアントが、サーバに識別情報を含む印刷情報を送るよう要求する手段と、サーバが、データベースを検索して未発行の識別情報含む印刷情報をクライアントに送る手段と、クライアントが、識別情報含む印刷情報を受け取り、その識別情報含む印刷情報と発行日とが印刷された前払い式証票を出力し、その出力が完了した旨をサーバに返す手段と、サーバが、発行日を販売日付としてデータベースに記録する手段と、を具備することを特徴とする前払い式証票発行システムとしたものである。
【0011】また請求項3の発明では、上記サーバが、データベースに記録された在庫及び販売に関する情報に基づいてレポートを作成する手段を備えることを特徴とする請求項1又は2記載の前払い式証票発行システムとしたものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を説明する。
【0013】本発明システムは、図1に示すように、レポートを印刷するプリンタ4とデータベースを記憶している補助記憶装置2とを有するサーバ1と、前払い式証票を出力するためのプリンタを有する複数のクライアントとを備え、サーバ1と各クライアントとはネットワーク3で接続している。サーバ1及び各クライアントは、時計を内蔵するコンピュータである。
【0014】サーバ1は、データベースに対して、登録、更新、検索、削除などの管理を行う。そしてサーバ1は、データベースに記録されている情報に基づいて、様々なレポートを表示したり或いはプリンタ4で印刷したりするレポート作成機能がある。
【0015】図2に示すように、プリンタには、前払い式証票を排出する排出口5を備えている。図1では、クライアントとプリンタとは別個の筐体に入れられているが、1つの筐体にまとめられていても良い。
【0016】各クライアントは、それが有するプリンタと共に、前払い式証票を販売する店頭に置かれる。サーバ1は、それが有する補助記憶装置2とプリンタ4と共に、前払い式証票で決済する商品又はサービスを提供する会社又はその代理業者に、置かれる。ネットワーク3は、サーバ1と各クライアントとの間でデータの伝送が可能であれば良く、その種類を問わない。例えば、専用回線でも、公衆回線でも、或いはインターネットでも良い。
【0017】店頭で顧客が前払い式証票の購入を希望すると、店員又は顧客自身がクライアントを操作することで、プリンタが前払い式証票用の媒体に決済に必要な識別情報を印刷して前払い式証票を出力する。顧客自身がクライアントを操作する場合は、自動販売機のように、金銭を払った後に、操作が可能なようにしても良い。店頭で顧客自身がクライアントを操作して前払い式証票を発行するときはもちろん、店頭で店員がクライアントを操作して前払い式証票を発行するときにも、プリンタの排出口5を、顧客の方に向ければ、前払い式証票に記載されている情報は、顧客にしか見えない。従って、決済に必要な識別情報を顧客以外に見えないように隠蔽する必要はなく、それゆえ決済に必要な識別情報が管理用の識別番号を兼ね得るので、別途その管理用の識別番号を設ける必要はない。以後、決済に必要な識別番号を、単に識別番号と呼ぶことにする。
【0018】店員又は顧客自身がクライアントを操作することで、プリンタが前払い式証票用の媒体に識別情報を印刷して前払い式証票を出力するときに、識別情報以外の情報を併せて印刷しても良い。以後、本発明システムのプリンタで印刷される情報を、識別情報を含めて印刷情報と呼ぶ。識別情報以外の印刷情報の例としては、決済することのできる商品やサービスの種類、決済することのできる上限金額、決済することのできる期限などが挙げられる。
【0019】前払い式証票用の媒体は、紙片であっても、或いはカードであっても良く、その材質及び形状は問わない。前払い式証票が、カードである場合は、プリペイドカードと呼ばれる。
【0020】データベースには、販売管理用レコードの集まりと、未発行識別情報用レコードの集まりとが含まれる。販売管理用レコードは、販売済みの前払い式証票に対応しており、少なくとも識別情報と販売日付とを記録するデータ項目を持つ。例えば、識別情報がIDとパスワードの2つからなる場合、図3のように、ID、パスワード、販売日付の3つデータ項目からなるレコードである。
【0021】未発行識別情報用レコードは、在庫している前払い式証票に対応する。この未発行識別情報用レコードは、少なくとも識別情報と販売済みか否かとを記録するデータ項目を持っても良い。例えば、識別情報がIDとパスワードの2つからなる場合、図4のように、ID、パスワード、販売済みの3つデータ項目からなるレコードである。販売済みのデータ項目は、未販売を表わすマーク、販売済みを表わすマークの2つの値を持ち、初期値として、未販売を表わすマークが記録されている。そして、前払い式証票が発行される度に、その前払い式証票に印刷された識別情報を持つレコードの販売済みのデータ項目が、未販売を表わすマークから販売済みを表わすマークに書き換えられる。
【0022】未発行識別情報用レコードは、少なくとも識別情報を記録するデータ項目を持ち、他方販売済みか否かを記録するデータ項目を持っていなくても良い。例えば、識別情報がIDとパスワードの2つからなる場合、図5のように、ID、パスワードの2つのデータ項目からなるレコードである。登録されているレコードの識別情報が未発行の識別情報を意味し、前払い式証票が発行される度に、その前払い式証票に印刷された識別情報を持つレコードが削除される。
【0023】識別情報以外の印刷情報を印刷する場合は、販売管理用レコード、未発行識別情報用レコードに、識別情報以外の印刷情報を記録するデータ項目を持たせても良い。
【0024】以下に、販売管理用レコードが、識別情報と販売日付とを記録するデータ項目を持ち、かつ未発行識別情報用レコードが、識別情報と販売済みか否かと識別情報以外の印刷情報を記録するデータ項目を持っている場合について、前払い式証票の発行を処理する流れを図6のフローチャートに従って説明する。
【0025】STEP1;クライアントが、店員又は顧客から前払い式証票の発行要求を受け付ける。
【0026】STEP2;クライアントは、サーバに、識別情報を含む印刷情報を送るよう要求する。
【0027】STEP3;サーバは、データベースを検索して、未販売のマークが付いている未発行識別情報用レコードを1つ選び、そのレコードに記録されている識別情報を含む印刷情報をクライアントに送る。さらに、サーバは、クライアントに送った識別情報を持つ未発行識別情報用レコードの販売済みか否かを記録するデータ項目を、未販売のマークから販売済みのマークに書き換える。この書き換えは、複数のクライアントから同時に識別情報を含む印刷情報を送るよう要求されたとき、識別情報を重複して送らないようにするためである。
【0028】STEP4;クライアントは、識別情報を含む印刷情報を受信し、内蔵する時計によって日付を知り、前払い式証票用の媒体にプリンタでその識別情報を含む印刷情報と日付とを印刷し、前払い式証票として出力する。この日付が、前払い証票の発行日となる。
【0029】STEP5;クライアントは、印刷した識別情報と日付とを、サーバに送る。
【0030】STEP6;サーバは、印刷した識別情報と日付を受け取り、その識別情報を識別情報として記録しその日付を販売日付として記録する販売用レコードをデータベースに登録する。
【0031】以下に、販売管理用レコードが、識別情報と識別情報以外の印刷情報と販売日付とを記録するデータ項目を持ち、かつ未発行識別情報用レコードが、識別情報と識別情報以外の印刷情報とを記録するデータ項目を持ち、他方販売済みか否かを記録するデータ項目を持っていない場合について、前払い式証票の発行を処理する流れを図6のフローチャートに従って説明する。
【0032】STEP1;クライアントが、店員又は顧客から前払い式証票の印刷要求を受け付ける。
【0033】STEP2;クライアントは、サーバに、識別情報を含む印刷情報を送るよう要求する。
【0034】STEP3;サーバは、データベースを検索して、未発行識別情報用レコードを1つ選び、そのレコードに記録されている識別情報を含む印刷情報をクライアントに送る。さらに、クライアントに送った識別情報を識別情報として、クライアントに送った識別情報を持つ未発行識別情報用レコードに記録されている識別情報以外の印刷情報を識別情報以外の印刷情報として記録する販売管理用レコードをデータベースに登録する。その上で、サーバは、クライアントに送った識別情報を持つ未発行識別情報用レコードをデータベースから削除する。未発行識別用レコードを削除するのは、複数のクライアントから同時に識別情報を含む印刷情報を送るよう要求されたとき、識別情報を重複して送らないようにするためである。また、販売管理用レコードを登録するのは、未発行識別用レコードの削除に伴って、識別情報と識別情報以外の印刷情報がデータベースから失われないようにするためである。
【0035】STEP4;クライアントは、識別情報を含む印刷情報を受信し、内蔵する時計によって日付を知り、前払い式証票用の媒体にプリンタでその識別情報を含む印刷情報と日付とを印刷し、前払い式証票として出力する。この日付が、前払い証票の発行日となる。
【0036】STEP5;クライアントは、印刷した識別情報と日付とを、サーバに送る。
【0037】STEP6;サーバは、印刷した識別情報と日付とを受け取り、その印刷した識別情報を持つ販売管理用レコードの販売日付を記録するデータ項目に、その印刷した日付を記録する。
【0038】このようにして、データベースには、販売済みの前払い式証票と、在庫となっている前払い式証票とに関する情報が記録されているので、サーバのレポート作成機能を用いて、前払い式証票の販売実績や在庫状況などに関するレポートを作成することができる。
【0039】
【発明の効果】本発明システムでは、前払い式証票を発行すると同時に即座に購入者に引き渡せるので、識別情報を購入者以外に見られないようにすることができるという効果がある。そのため、識別情報を隠蔽する必要が無いので、前払い式証票を低価格で環境に優しくできるという効果が発生する。
【0040】また、識別情報を隠蔽する必要がないので、管理用の識別番号を別途設ける必要はない。さらに、識別情報を印刷する前の前払い式証票用の媒体は、金券ではないので、その在庫管理に神経を使う必要がなくなる。そして、在庫及び販売に関する情報を記録しているデータベースをサーバで集中管理し、それらの情報に基づいて前払い式証票の販売実績や在庫状況などのレポートを作成できるので、在庫管理及び販売管理の負荷が軽減するという効果がある。従って、前払い式証票の管理が容易になるという効果がある。




 

 


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