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発明の名称 境界条件を利用した暗号化復号化方法及び、暗号化復号化装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−86111(P2001−86111A)
公開日 平成13年3月30日(2001.3.30)
出願番号 特願平11−261927
出願日 平成11年9月16日(1999.9.16)
代理人
発明者 土屋 政季
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】コンピュータによる暗号化復号化装置において(a)計算領域、物性値、計算方法等の秘密情報を設定する手段と(b)境界条件から暗号鍵を抽出するための演算をする手段と、(c)暗号鍵から平文を暗号化する手段と、(d)暗号化した平文と境界条件をコンピュータネットワークを介して相手に送る手段と、(e)受信した境界条件から暗号鍵を抽出するための演算をする手段と、(f)暗号鍵から暗号化された平文を復号化する手段と、を具備することを特徴とする暗号化復号化装置。
【請求項2】コンピュータによる暗号化復号化する方法において(a)計算領域、物性値、計算方法等の秘密情報を入力するステップと、(b)境界条件を代入して暗号鍵を計算するステップと、(c)暗号鍵から平文を暗号化するステップと、(d) 暗号化した平文と境界条件をコンピュータネットワークを介して相手に送るステップと、(e)受信した境界条件から暗号鍵を抽出するためのステップと、(f)暗号鍵から暗号化された平文を復号化するステップと、を含むことを特徴とする暗号化復号化方法。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、境界条件を与える事により暗号鍵をコンピュータで計算し、暗号を作成する、暗号化復号化装置(方法)に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、共有鍵暗号方式ではDES 、RC2 、RC4 などによって暗号化されてきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし共有暗号方式は、コンピュータの処理能力の向上によって、暗号を破られる恐れがある。従って、コンピュータの処理能力の向上によっても暗号を破られない、暗号化復号化装置(方法)が必要となってきている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、請求項1記載の発明によれば、コンピュータによる暗号化復号化装置であって、計算領域、物性値、計算方法等の秘密情報を設定する手段1と、境界条件から暗号鍵を抽出するための演算をする手段2と、暗号鍵から平文を暗号化する手段3と、暗号化した平文と境界条件をコンピュータネットワークを介して相手に送る手段4と、受信した境界条件から暗号鍵を抽出するための演算をする手段5と、暗号鍵から暗号化された平文を復号化する手段6とを具備することを特徴とする暗号化復号化装置である。
【0005】請求項2記載の発明は、計算領域、物性値、計算方法等の秘密情報を入力するステップと、境界条件を代入して暗号鍵を計算するステップと、暗号鍵から平文を暗号化するステップと、暗号化した平文と境界条件をコンピュータネットワークを介して相手に送るステップと、受信した境界条件から暗号鍵を抽出するためのステップと、暗号鍵から暗号化された平文を復号化するステップとを含むことを特徴とする暗号化復号化方法である。
【0006】
【発明の実態の形態】以下に図面を用いて本発明の1実施形態を説明する。
(イ)図1において1は入力装置、2は処理装置(またはCPU)、3は表示装置(またはディスプレイ)、4は出力装置、(および通信ネットワーク)である。
(ロ)入力装置1は形状、節点座標、物性値などを入力するものである。処理装置2はソフトウェアの働きに基づいて各装置を制御するとともに、下記の処理を行う。
1.暗号化する前のデータを平文と呼ぶ事にすると、平文を暗号化する計算。
2.境界条件より暗号鍵を抽出する計算。
3.復号化したいデータを復号するための計算。
記憶装置5は上記の処理を行うプログラムや算出結果を記憶するものである。
(ハ)次に、図2のフローチャートに基づいて本実施形態の動作(処理例)を説明する。ここにデータ(平文)を送る側A、平文を受ける側Bがあるとする。
【0007】(フローチャート1)まず、あらかじめ双方で計算に使用する方程式、計算方法、計算形状、計算に必要な物性値や、初期条件、復号のための鍵の抽出方法、境界条件の割り当て方法などを決めておく(図6)。ここで計算に使用する方程式とは、熱を解くための式、流体を解くための方程式、応力を解くための方程式等の事である。計算方法とはこれらの方程式を解くための計算手法の事で、例えば有限要素法、境界要素法、差分法や、また行列などを解くための計算方法の事である。計算に必要な物性値とは、例えば熱を解くための式を使用するのであれば、熱伝導率の事である。計算形状は適当な形状でよいが、例えば矩形や円、多角形などが挙げられる(矩形の例として図4)。ただし計算領域ではメッシュ分割しておく必要がある。
【0008】(フローチャート2〜4)Aは境界条件を代入し計算する。計算結果から暗号化のための鍵を抽出する。鍵の抽出方法はあらかじめ双方で決めておいた節点における計算結果を利用する。Bに送りたい平文を鍵で暗号化し、この暗号化された平文と境界条件をBにネットワーク介して送る。ここで暗号化の方法は平文に繰り上げなしの足し算、もしくは、各桁ごとの引き算を行う。Bは送られてきた暗号化された平文と境界条件を受け取る。
【0009】ここで例を示す。ただし双方の取り決めは図6に従うものとする。境界条件を図4の左端を1、一番下を2、右端を3、一番上を4とし図6の方法で計算したとする。例えば図5の黒丸の計算結果を利用するものとする。黒丸1の計算結果が3.1234・・・、黒丸2の計算結果が2.2341・・・、黒丸3の計算結果が3.3412・・・、黒丸4の計算結果が5.4123・・・であったとする。また今回暗号化したい数字が0123456789とする。
【0010】図6の暗号鍵の抽出方法を見ると『小数1位以下、3位以上の小数値を番号中に連結』とあるので暗号鍵は123234341412である。この鍵で先程の平文を暗号化する。今回は繰り上げなしの足し算を利用すると暗号化された平文は1255799193となる。平文に戻すにはこの値に各桁ごとの引き算を行えばよい。送信者はこの暗号文と境界条件1234を送信者に送る。
【0011】(フローチャート5〜6)受信者は送られてきた境界条件を代入して復号化のための鍵を抽出する。平文を復号化する。復号化にはAが暗号化したときの逆の計算を行う。今までの流れを示したのが図3である。
【0012】
【発明の効果】本発明の、計算領域、境界条件などを利用した暗号化復号化装置(方法)は、従来の方法と比較してより安全である。




 

 


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