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管理局及びノード並びにノードにおける処理方法 - オムロン株式会社
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発明の名称 管理局及びノード並びにノードにおける処理方法
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−156801(P2001−156801A)
公開日 平成13年6月8日(2001.6.8)
出願番号 特願平11−339641
出願日 平成11年11月30日(1999.11.30)
代理人 【識別番号】100092598
【弁理士】
【氏名又は名称】松井 伸一
【テーマコード(参考)】
5K030
5K033
9A001
【Fターム(参考)】
5K030 GA11 HB00 HC14 HD09 JA10 MA01 MD02 
5K033 AA09 BA04 DA13 DA14 DB20 EA07 EB06
9A001 BB03 BB04 CC03 DD10 JJ18 KK56 LL09
発明者 水谷 征爾
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 複数のノードが接続されるネットワークに接続可能な管理局であって、中継したノードのアドレス情報を格納するためのチェックフレームを所定のノードに向けて送信する機能と、前記チェックフレームに格納された前記アドレス情報を受信し、その受信したアドレス情報に基づいて前記ネットワークに接続されている前記複数のノードの接続状況を検出する機能を備えたことを特徴とする管理局。
【請求項2】 ネットワークに接続可能な複数のポートを備えたノードであって、一方のポートから他のノード宛てのチェックフレームを受信すると、そのチェックフレームに自ノードアドレス情報を追加するとともに、別のポートからその自ノードアドレス情報を追加したチェックフレームを送信する機能と、自ノード宛てのチェックフレームを受信すると、そのチェックフレームに自ノードアドレス情報を追加したフレームをレスポンスとして出力する機能を備えたことを特徴とするノード。
【請求項3】 ネットワークに接続可能な複数のポートを備えたノードにおける処理方法であって、管理局から送られてきたチェックフレームを受信した場合に、そのチェックフレームの宛先を検知し、少なくとも他のノード宛ての場合には、受信したチェックフレームに自ノードアドレス情報を追加し、次いで受信したポートとは別のポートから、前記自ノードアドレス情報を追加したチェックフレームを送信する処理を実行し、自ノード宛てのチェックフレームの場合には、そのチェックフレームに自ノードアドレス情報を追加したフレームを作成するとともにレスポンスとして前記管理局に対して出力する処理を実行することを特徴とする処理方法。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ネットワークに接続可能な管理局及びノード並びにノードにおける処理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、複数の通信端末(以下、「ノード」と称する)のネットワークにおける接続形態であるネットワークトポロジーには、バス型マルチドロップ,バス型デジチェーン,ループ型,バス型マルチドロップの2重化など、各種の形態のものがある。
【0003】簡単に説明すると、図1のように各ノード1には、2つのポート2a,2bが備えられ、各ポート2a,2bの一方或いは両方がケーブル3に接続され、ネットワークを構築している。そして、各トポロジーの接続形態は以下のようになっている。
【0004】まず、同図(a)は、バス型マルチドロップについて示している。同図に示すように、バス型の場合には、バスの両端に位置するノード1′には、いずれか一方のポートに1本のケーブル3が接続され、そのケーブル3を介して中間に位置する他のノード1と接続を図る。また、中間のノード1は、他の2つのノード1とそれぞれケーブル3,3を介して接続される。そして、マルチドロップの場合には、中間の各ノード1に接続される2本のケーブル3,3が同一のポート(図示の例では2a)に接続されている。
【0005】このようにすると、目的のノード1,1′に対するメッセージは、他のノード1を経由することなく直接伝達することができるので、途中のノード1がダウンしていても送信可能というメリットがある。一方、両端のノード1′,1′間の総延長距離があまり長くできないというデメリットがある。
【0006】また、同図(b)は、バス型デジチェーンについて示している。同図に示すように、バス型であるため中間のノード1は他の2つのノード1とそれぞれ接続する2つのケーブル3が接続されるという点では、上記のバス型のマルチドロップと同様である。そして、デジチェーン型の場合には、1つのポート2a,2bにそれぞれ1つずつケーブル3が接続されており、一方のポート2a(2b)からのメッセージは、一旦ノード1の内部に取り込まれ、他方のポート2b(2a)から送出されるようになる。
【0007】このようにすると、基本的に隣接するノード間の距離が、伝送可能距離内に有ればよいので、両端のノード1′,1′間の総延長距離は長くできるというメリットがある。一方、必ず一旦ノード内にデータを取り込んで中継することから、途中のノード1がダウンすると目的のノードに送信できなくなる。
【0008】さらに、同図(c)は、ループ型について示している。同図に示すように、各ノード1をリング状に接続しており、デジチェーンと同様に各ノード1は、1つのポート2a,2bに1つのケーブル3が接続されており、一方のポート2a(2b)からのメッセージは、一旦ノード1の内部に取り込まれ、他方のポート2b(2a)から送出されるようになる。換言すると、同図(b)に示すバス型デジチェーンの両端のノード1′の空きポート同士をケーブル3で接続した構造となっている。
【0009】このようにすると、あるノードにメッセージを送る場合に2つの経路が存在するので、一方の経路中に存在する1つのノードがダウンして中継できなくても、他方の経路を介して送ることができるというメリットがある。
【0010】同図(d)は、バス型マルチドロップを2重化したもので、この方式でもあるノードにメッセージを送る場合に2つの経路が存在するので、一方の経路を構成するケーブル3が切断し伝送できなくても、他方の経路を介して送ることができるというメリットがある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、ネットワークトポロジーは各種のものがあり、ネットワークがどのようなトポロジーで接続されているかがわかりにくい。また、各ノードがどのような順番で接続されているかを知ることも困難である。特に一旦ネットワークを構築し、設置してしまうと、各ノードが離反配置していることもあり、トポロジー情報を知ることがより困難となる。
【0012】特に、従来のネットワークトポロジーは、デジチェーンとマルチドロップは混在せず、いずれか一方を用いて全てのネットワークを構築しているが、上記した各接続形態を混在させることができると、各ノードの配置環境に応じて最適な接続形態をとることができ、各接続形態のメリットを取り入れた好ましいネットワークを構築することができる。係る混在するトポロジーとした場合には、その後のメンテナンスや故障箇所の特定などをするために、各ノードがどのような接続形態となっているかを知ることは、重要な技術となるが、従来は係る問題を解決する手段がなかった。
【0013】この発明は、ネットワークを構築する複数のノードの接続形態や接続順等のトポロジー情報を簡単に検出することのできる管理局及びノード並びにノードにおける処理方法を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】この発明による管理局では、複数のノードが接続されるネットワークに接続可能な管理局であって、中継したノードのアドレス情報を格納するためのチェックフレームを所定のノードに向けて送信する機能と、前記チェックフレームに格納された前記アドレス情報を受信し、その受信したアドレス情報に基づいて前記ネットワークに接続されている前記複数のノードの接続状況を検出する機能を備えたものである。
【0015】ここで管理局は、ネットワークを構築するノードの1つに上記機能を実装し管理局を兼ねるようにしても良いし、別途管理局を設けてもよい。ノードの接続状況を検出するために受信する「チェックフレームに格納された前記アドレス情報」は、実施の形態ではレスポンスとして戻ってくる場合と、ループ式で送り出したチェックフレームが中継されながら別のポートから戻ってきた場合のいずれもありえる。もちろん、ループチェックのみをする場合には後者の機能のみ実現すればよく、デジチェーンチェックのみを判別する場合には前者の機能のみ実現すれば良い。「接続状況」は、実施の形態では「トポロジー」,「トポロジー情報」等とも称されている。要は、ネットワークを構成するノードがどのような接続形態であるかや、どのような順で接続されているかなどの状態を特定するための情報である。
【0016】また、この発明によるノードでは、ネットワークに接続可能な複数のポートを備えたノードであって、一方のポートから他のノード宛てのチェックフレームを受信すると、そのチェックフレームに自ノードアドレス情報を追加するとともに、別のポートからその自ノードアドレス情報を追加したチェックフレームを送信する機能と、自ノード宛てのチェックフレームを受信すると、そのチェックフレームに自ノードアドレス情報を追加したフレームをレスポンスとして出力する機能を備えたものである。
【0017】そして、そのノードにおける処理方法では、ネットワークに接続可能な複数のポートを備えたノードにおける処理方法であって、管理局から送られてきたチェックフレームを受信した場合に、そのチェックフレームの宛先を検知し、少なくとも他のノード宛ての場合には、受信したチェックフレームに自ノードアドレス情報を追加し、次いで受信したポートとは別のポートから、前記自ノードアドレス情報を追加したチェックフレームを送信する処理を実行し、自ノード宛てのチェックフレームの場合には、そのチェックフレームに自ノードアドレス情報を追加したフレームを作成するとともにレスポンスとして前記管理局に対して出力する処理を実行する。
【0018】本発明によれば、ネットワーク接続された管理局から、所定のノードに向けてチェックフレームが出力する。それを受けた各ノードは、自己宛てか否かを判断し、自己宛ての場合にはレスポンス等を返送し、他のノード宛ての場合には自ノードアドレスを追加後、別のポートから送信する。これにより、デジチェーンの場合には自ノードアドレスを追加したチェックフレームが順次送信されるので、チェックフレームに格納されたアドレス情報から接続形態と接続位置などの情報を容易に知ることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】図2は、本形態に用いられるノード,管理局のハードウエア構造を示している。このノード1は、通信機能を備えた通信端末であり、例えばPLCその他の制御装置であったり、各種コンピュータなどであったりし、他のノードと情報の送受を行い、所望の処理(例えば、協調制御,同期制御等)を実行するものである。
【0020】同図に示すように、ノード1には、2つのポート2a,2bを有している。各ポート2a,2bは、コネクタ(または端子台)4及びトランシーバ5を備えている。コネクタ4にはケーブル3を接続可能とし、ケーブル3を接続することによりネットワークに接続される。また、コネクタ4には、放射妨害,EMC対策としてチョークコイル並びに回線とノードとの電気的絶縁を行うためのパルストランスを内蔵している。
【0021】さらに、コネクタ4には、2本のケーブル3を接続可能としている。つまり、マルチドロップで接続する場合には2本のケーブル3を同一のポートに接続し、他方のポートを空きポートとする。また、デジチェーンやループ型にする場合には両方のポート2a,2bに1本ずつケーブル3を接続することになる。
【0022】そして、ケーブル3を介してポート2a,2bに送られてきたメッセージは、トランシーバ5で受信され、通信コントローラ6に与える。また、自ノードからメッセージを発信したり、デジチェーン型のように中継するような場合には、トランシーバ5からコネクタ2を介してネットワークに送信する。
【0023】上記各処理は、通信コントローラ6が実行する。さらに、ノード1には、自ノード宛てに送られてきたメッセージの内容を解析し、それに応じた処理を実行したり、ノード1自体が持つ本来の処理機能(PLCであれば、対象機器に対する制御やI/O,センサからの情報収集等)を実行するためのプログラムが格納されるROM7と、そのROM7に格納されたプログラムを実行するMPU8と、MPU8でプログラムを実行する際にワークメモリ等として使用するRAM9を備えている。さらに、このノード1を動作させるべく各処理部に電力供給する電源10を備えている。なお、上記した各処理部の機能は、従来と同様であるので、その詳細な説明を省略する。
【0024】ここで本発明では、上記したノード1を複数個用意し、それを任意の接続形態でネットワークに接続するようにした。そして、そのネットワークに1つの管理局を置き、各ノードの接続形態であるトポロジーを自動的に検出するように構成した。さらに、検出された情報(トポロジー,接続順等)は、管理局からネットワークを介して各ノード1に配信されるようにした。そして、本形態では管理局は、ネットワークに接続された複数のノード1のうちの1つを選択し、設定するようにした。
【0025】まず、管理局は、各ノードに対しトポロジーチェックフレームを送信し、そのフレームに対する応答からトポロジーを判断するようにしている。そして、そのトポロジーチェックフレームのデータブロックフォーマットとしては、図3に示すようになっている。すなわち、ヘッダ部分には、通常のプリアンブル,フラグ,送信元AD(管理局AD),宛先AD,コマンド(トポロジーチェックフレームであることを示すコマンド)からなるヘッダ,データ,CRC並びにフラグの順となっている。そして、データには、byte単位のアドレス格納領域が設定されている。このアドレス格納領域は、先頭の7bitsを用いて受信したノードのアドレスを格納し、最後のbit(最上位bits)を設定済みフラグとする。つまり、アドレスが格納された格納領域は、設定済みフラグがON(例えば1)にセットされる。なお、本形態で7bitsとしたのは、想定するネットワークに接続されるノードが最大64個(ノードアドレスが0〜63)であるからであり、仮にノード数がそれよりも多いシステムに適用する場合には、このbits数も15bitsなどに拡張することにより対応できる。
【0026】次に、上記のトポロジーチェックフレームを受信したノード1の処理機能に付いて説明する。まず、全てのノード1は、トポロジーチェックフレームのリピート動作を行う。つまり、トポロジーチェックフレームを受信したノードは、自局アドレスをトポロジーチェックフレームに付加する(ST1,ST2)。具体的には、データのbyte単位のアドレス格納領域の先頭から順に自局アドレスを格納する。これは、データの先頭のbyteから順に設定済みフラグをチェックし、最初に設定済みフラグが立っていないbyteに自局アドレスを格納するとともに、最上位bitsに設定済みフラグを立てる処理を行う。次いで、受信したポートと反対側のポートから自局アドレスを追加したトポロジーチェックフレームを送信する(ST3)。
【0027】さらに、受信したトポロジーチェックフレームが自ノード宛てか否か、つまり、宛先アドレスが自局であるか否かを判断する(ST4)。そして、自ノード宛ての場合には、送信元、つまり管理局に対してトポロジーチェックフレームのレスポンスを返送する。このレスポンスのデータには、ステップ2で自局アドレスを追加した状態のトポロジーチェックフレームのデータ、つまり、今まで中継したノードのアドレスを格納したデータとなっている。なお、このレスポンスを受けたノードは、自局アドレスを追加することなく中継する。
【0028】なお、この例では自ノード宛てか否かに関係なく自局アドレスを追加したトポロジーチェックフレームを送信するようにしたが、本発明はこれに限ることはなく、ステップ3の処理前にステップ4を実行し、他局宛ての場合に追加したトポロジーチェックフレームを送信し、自ノード宛ての場合にはレスポンスのみ送信するようにしてもよい。
【0029】そして、各トポロジーにおけるリピート動作は、図5,図6に示すようになる。すなわち、トポロジーチェックフレームをポート■から受信したとする。そして、宛先アドレスが他局の場合には、図5に示すようになる。すなわち、バス型デジチェーンやループ型の場合には、同図(a)に示すように自局アドレスaを追加したトポロジーチェックフレームをポート■から送信する。これにより次のノードに伝達される。また、バス型マルチドロップの場合には、同図(b)に示すように自局アドレスaを追加したトポロジーチェックフレームをポート■から送信するが、ポート■にはケーブルが接続されていない(開放)ので、このポート■から出力されたトポロジーチェックフレームは結果的に破棄される。よって、次のノードに伝送されるトポロジーチェックフレームは、アドレスaが格納されていないものとなる。
【0030】一方、宛先アドレスが自局(自ノード)の場合には、図6に示すようになる。すなわち、バス型デジチェーンやループ型の場合には、同図(a)に示すように自局アドレスaを追加したトポロジーチェックフレーム_レスポンスをポート■から管理局に向けて返送する。また、バス型マルチドロップの場合には、同図(b)に示すように自局アドレスaを追加したトポロジーチェックフレーム_レスポンスをポート■から管理局に向けて返送する。なお、この例では、自ノードアドレスを追加したトポロジーチェックフレームをポート■から送信する。
【0031】このようにすると、レスポンスのデータには、受け取った順に自局アドレスが追加されるので、レスポンスのデータを見ると、デジチェーン接続された各ノードの接続順がわかる。
【0032】また、マルチドロップの場合には、自ノード宛ての場合には自局アドレスを追加したレスポンスを返し、他ノード(他局)宛てのトポロジーチェックフレームには自局アドレスを追加しないので、管理局は全てのノードからのレスポンスを受信することにより、あるノード間にマルチドロップタイプで接続されたノードを特定することもできる。
【0033】一例を示すと、図7(a)に示すように各ノード1がバス型デジチェーンで接続されているとする。そして、管理局1″からノード番号#0のノード1に対してトポロジーチェックフレームを送信したとすると、その間に存在する#3,#2のノード1に中継される都度、各ノード1(#3,#2)で自局アドレスが追加されるため、#0から返送されてくるレスポンスには同図(b)に示すように、データの先頭から「#3,#2,#0」の順に各byteに自局アドレスが格納されたものとなっている。よって、これを受けた管理局1″は、自己側から順に#3のノード,#2のノード,#0のノードの順にデジチェーン接続されていることを知る。
【0034】一方、図8(a)に示すように各ノードがマルチドロップで接続されているとすると、管理局1″から各ノードに対してトポロジーチェックフレームを送ると、その間に存在するノードは、図5(b)で説明した原理にしたがい自局アドレスを追加できないので、結局各ノードから返送されてくるレスポンスは、同図(b),(c)等に示すように、そのデータ部の先頭に宛先のノードの自局アドレスが格納されたものとなる。
【0035】さらに本形態では、図9(a)に示すように、バス型デジチェーンとマルチドロップを併用した(図示の例では#2のノードのみマルチドロップとなっている)ネットワーク構造も許容している。このように併用することにより、各形態のメリットを相乗的に発揮させることが可能となる。
【0036】係る場合に例えばマルチドロップとなっている#2のノードに対して送ったトポロジーチェックフレームに対するレスポンスは、同図(b)に示すように、データ部分には、#3,#2のノードの自局アドレスが格納されたものとなる。また、#1のノードに向けて送ったトポロジーチェックフレームには、#2のノードは自局アドレスを追加できないので、#1から返送されてくるレスポンスは、同図(c)に示すように、データ部分には、#3,#1のノードの自局アドレスが格納されたものとなる。さらに、同様の理由から#4のノードからのレスポンスは、同図(d)に示すように先頭から「#3,#1,#4」の順に自局アドレスが格納されたものとなる。
【0037】これら同図(b)〜(d)に示すレスポンスを受け取った管理局1″は、同図(b),(c)のレスポンスから、管理局1″の次にデジチェーン接続で#3のノードがあり、その先にマルチドロップで#1と#2のノードが接続されていることがわかる。さらに、同図(d)のレスポンスから、#1のノードのほうが、管理局1″よりも遠い方に位置し、その#1のノードの先の方が#4のノードがデジチェーン接続されていることがわかる。このように異なるトポロジーが混在するようなネットワーク構成であっても、その接続状況を簡単かつ確実に知ることができる。
【0038】なお、図9(a)に示すネットワーク構造において、仮に#4がない場合には、同図(b),(c)のレスポンスしかないので、#2と#1のどちらが遠い方に位置しているかは不明であるが、マルチドロップの場合には本来その接続順はあまり気にしないので問題がない。
【0039】次に、管理局1″の処理機能について説明する。図10は、管理局1″におけるトポロジー自動検出機能のメイン処理を示している。この処理は、例えば通信コントローラ6に組み込まれた処理部により実現しても良いし、ROM7に格納されたプログラムをMPU8にて処理するようにしてもよい。要は、管理局1″を構成するノードのいずれかで実行可能に実現されていればよい。
【0040】まず、ネットワーク(NW)イニシャライズを行い、各ノードの接続状況等のトポロジーに関する情報を初期化する(ST10)。そして、ループ型かどうかのチェックを実行する(ST11)。このチェック処理は具体的には図11に示す処理を行う。
【0041】すなわち、まず、管理局1″のポート■よりトポロジーチェックフレームを送出し(ST21)、ポート■に戻ってくるか否かを判断する(ST22)。そして、戻ってきた場合には、ループ型と推定できるが、念のため、ポート■からトポロジーチェックフレームを送出し(ST23)、ポート■に戻ってくるか否かを判断する(ST24)。そして、いずれの経路でも戻ってきた場合には、ループトポロジーと判定し(ST25)、いずれか一方でも戻ってこない、つまりタイムアウトした場合にはループトポロジーでないと判定する(ST26)ようにした。なお、トポロジーチェックフレームの宛先は、例えば自局(管理局)宛てなどにすることにより対応できる。また、トポロジーフレームが戻ってきた場合には、少なくともデジチェーン接続されているノードについては自局アドレスが格納されているので、接続順も併せて知ることができる。
【0042】次いで、係るループチェック処理が終了したならば、ステップ12に進み、ループか否か、つまり、ステップ25,ST26でどちらの判定をしたかを判断する。そして、ループでない場合には、ST13に進みバスチェックを行う。具体的には、図12,図13に示す処理を実行する。
【0043】すなわち、まず、バスチェックは、ポーリングセレクション方式により全局に対しネットワークの接続を確認する。まず、I=0にし、管理局のポート■方向に接続されているノードについて接続の確認を行う(ST31,ST32)。つまり、#Iのノードを宛先とし、トポロジーチェックフレームを送信する。上記したようにトポロジーチェックフレームを受信した宛先のノードは、レスポンスを返送してくるので、係るレスポンスを受信したいか否かを判断する(ST33)。そして、受信した場合には、レスポンスに格納されたデータブロック(中継したノードのアドレス)を#I用のメモリエリアに格納する。このメモリは、ソフト(プログラム)上で構成してもよいし、RAM9等を用いても良い。
【0044】このデータブロックの格納後、或いは、レスポンスを受信できずにタイムアウトした場合には、ステップ35に進み、Iが予め定めた最大ノード数(ネットワークに接続可能ノード数等)に達したか否かを判断する。そして、達していない場合にはIをインクリメントし(ST36)、ステップ32に戻り、次のノード番号のノードに対してトポロジーチェックフレームを送信する。このようにして、全局宛てにトポロジーチェックフレームを送信し、得られたレスポンスを取得する。
【0045】次に、ステップ35でYes、つまり、ポート■側については全局宛てにチェックが完了したならば、ステップ37に進み、Iを0にセット後、管理局のポート■方向に接続されているノードについて上記と同様の処理を行う(ST38〜ST43)。係る処理を行うことにより、管理局のポート■,■の両側に接続された各ノードに対するポーリング、つまりバスチェックが完了する。なお、もしも、ポート■方向とポート■方向に同一のノードアドレスが存在した場合は、システムエラーを表示してもよい。
【0046】なお、ループチェック後のバスチェック中に管理局が送出したトポロジーチェックフレームを管理局が検出した場合(ステップ40)は、電源立ち後れのノードが存在したと予想されるので、ステップ11に戻り再度ループチェックから実行する機能も持たせている。
【0047】トポロジーチェックフレームのレスポンスには、レスポンスを返したノードまでのデジチェーン接続されているノードアドレスが格納されている。これにより、管理局は、どのノードがデジチェーン接続でどのノードがマルチドロップ接続かが判定できる。また、デジチェーン接続のノードが存在せず、ポート■からのバスチェックで確認したノードとポート■からのバスチェックで確認したノードが一致したならば、伝送路2重化となっていると判断できる。
【0048】さらに、管理局自身の接続形態も、以上の結果から判定できる。すなわち、片方のポートで全くレスポンスが返ってこなかった場合、そのポートは、オープンと判定でき、マルチドロップ接続といえる。
【0049】上記のようにしてバスチェックが完了したり、ステップ12の分岐判断でループと判断された場合には、ステップ14に進み、運用テーブルを作成/更新する。つまり、取得したレスポンスのデータから、各ノードがどのような順で、しかも接続形態(トポロジー)はどうなっているかのトポロジー情報を求める。
【0050】そして、その後、各ノードに対して、上記求めたトポロジー情報を配信する(ST15)。その後、各ノードに対してネットワーク運用を設定し、ネットワークの運用を開始する(ST16)。さらに本形態では、タイマを起動し(ST17)、ネットワーク運用中にも一定周期(例:数百msec周期)でループチェックを行い(ST18〜ST20)、ループ型を検出した場合は、ステップ11に戻り、再度ネットワークをイニシャライズする。
【0051】なお、上記した実施の形態では、ループと判断された場合には、バスチェックを行わずに運用テーブルの作成に移行するようにしている(ST12→ST14)。この場合、ループの場合には全てのノードがデジチェーン接続されているとすると、他方のポートで受信したチェックフレームには係る全てのノードアドレスが接続された順番で格納されるので問題がない。
【0052】また、仮にループでありながら、デジチェーン接続とマルチドロップ接続が混在するようなネットワークシステムの場合(それを想定した場合)には、他方のポートで受信したフレームには、マルチドロップ接続されたノードのアドレスが格納されていない。そこで、ループと判断した(ステップ12でYes)場合には、ステップ14に移行する前に、全てのノード(少なくとも、デジチェーン接続が確認されていないノードアドレス)に対してポーリングしてレスポンスを受けることにより、当該ノードが存在するか否か並びにどのノードの先に接続されているかのチェックを行う処理を加えるとよい。
【0053】
【発明の効果】以上のように、この発明では、ネットワークを構築する複数のノードの接続形態や接続順等のトポロジー情報を簡単に検出することができる。その結果、新たにノードで受信した接続状況を知ることができ、その後のメンテナンスや、ノード追加に便利である。




 

 


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