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発明の名称 テープカートリッジ
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−35126(P2001−35126A)
公開日 平成13年2月9日(2001.2.9)
出願番号 特願平11−210351
出願日 平成11年7月26日(1999.7.26)
代理人 【識別番号】100067817
【弁理士】
【氏名又は名称】倉内 基弘 (外1名)
発明者 志摩 元彦 / 金田 博志
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 上ケースと下ケースとよりなるケース本体内にテープを巻装した1つのテープリールが回転可能に収容され、前記下ケースには駆動軸挿入用の開口が設けられ、前記テープリールは上フランジ、下フランジ及び上方が開口し、下面が塞がれたハブからなり、該ハブの下面にはブレーキ解除板が係合する係合孔が設けられ、前記ハブの下面の外面には装置の駆動軸と係合する歯を具備した金属板が設けられ、前記ハブの下面の内面にはブレーキロックと係合する歯部が設けられ、前記ハブの内部には前記ブレーキ解除板が前記係合孔と係合するように搭載され、この上にブレーキロックが配備され該ブレーキロックの下面の外周側にはブレーキ歯が上面側には被ガイド突起があり、前記ハブの歯部と前記ブレーキロックのブレーキ歯が係合してテープリールの回転を防止し、前記被ガイド突起は前記上ケースに設けられたガイド部によりガイドされ、またブレーキロックと上ケースの間にはブレーキロックをブレーキ位置に付勢するばね部材が設けられているテープカートリツジにおいて、前記上ケースの前記ガイド部と前記ブレーキロックの前記被ガイド部は、一方が回転しながら他方に入りこんで位置決めされるように、一方には案内傾斜面と位置決め部を、他方にはこの案内傾斜面に案内され位置決め部で位置決めされる突起を形成してあることを特徴とするテープカートリッジ。
【請求項2】 前記位置決め部は前記傾斜面に連接する隙間を形成する2つの壁により形成されており、前記突起はこの隙間にはまりこんで位置決めされるものである請求項1のテープカートリッジ。
【請求項3】 前記壁の高さは前記ブレーキブロックの移動距離よりも大きい請求項2のテープカートリッジ。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気記録再生装置に用いられる1リールタイプのテープカートリッジに関する。
【0002】
【従来の技術】特開昭63−251983号には、1リールタイプのテープカートリッジで、ブレーキロックをばね部材によって下方に押圧させリールに設けた歯とブレーキロックに設けた歯とを係合させ、テープカートリッジ不使用時のリールの回転を防止させている。また、記録再生装置側にセットされた時にはブレーキロックの突起部が記録再生装置側の駆動装置により所定の位置まで押し上げられリール歯とブレーキロック歯との係合を解除させリールが回転可能な状態となりテープが引き出される構造になっている。ブレーキロックには上ケースの十字形突起に対応する十字形の窪みが形成されており、ブレーキブロックを回転なしに上下に移動可能にしている。
【0003】図4は従来技術による1リールタイプのテープカートリッジの分解斜視図である。図5は主要部断面図である。これらの図は見やすいように上下反転して示してある。カートリッジは上ケース1、下ケース2からなる本体ケース内にテープ14を巻回した1つのテープリール3が回転可能に収納されている。上下ケース1、2間には装置側の駆動部材により引き出されるリーダーブロック9が挿入される開口が上下ケースの開口12、22により形成されている。テープリール3は下フランジ33を一体に形成したハブ32が一体に形成されている。テープリール3は下ケース2の開口22を介して装置側の駆動装置により回転駆動されるようになっている。
【0004】ハブ32の内面には係合歯部があり、ブレーキロック5と係合して不使用時にテープリール3の不要な回転を防止する。ブレーキロック5は下面側に歯部51を有し、ハブ32の係合歯部と係合する。ブレーキロック5はブレーキスプリング4によって常時ブレーキ位置に押圧されている。ブレーキロック5の被ガイド突起52には上ケース1の内面に形成されたガイド部材13に摺動自在に嵌合する凹部73が形成されており、これにより、ブレーキロック5は確実に下方のブレーキ位置と上方のブレーキ解除位置の間を上下動できるようになっている。
【0005】ブレーキ解除突起63がブレーキロック5の下面に形成されており、ハブ32の底部の中心孔43に入りこんでおり、装置に装着されるとブレーキ解除突起63が上方に持ち上げられ、これに伴いブレーキロック5が上方へ持ち上げられてテープリール3との係合が解除され、テープリール3が回転することができるようになる。テープ14の先端はピン部材8に巻き付けられる。ピン部材8は次いでリーダーブロック18のピン受け凹部に嵌合され固定される。このカートリッジを装置に装着すると、リーダーブロック18の係止凹部19に装置側の引出部材が侵入してリーダーブロック18を把持し、次いで引出し、装置のテープの走行路に沿ってテープ巻き取りリールまで掛け通し、最後に装置側の巻き取りリールの外周部に形成された凹所に保持させる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のテープカートリッジに限らず、ブレーキロックが上ケースに設けた突起に嵌入して上下動する形態のブレーキ機構では、ブレーキロック自体の回転を防止するために上述のように上ケースのガイド部材(図1〜2では13)とブレーキロックの窪み(図1〜2では52)を組み合わせた構造となっている。通常テープカートリッジは下ケースに全ての部品が組み込まれた後に上ケースを被せるため、ブレーキロックの窪みと上ケースの突起の方向を合わせなければ組み込めないが、この方向合わせは容易ではなかった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、ブレーキロックが上ケースに設けた突起に嵌入して上下動する形態のブレーキ機構を備えたテープカートリッジにおいて、上ケースのガイド部とブレーキロックの被ガイド部は、一方が回転しながら他方に入りこんで位置決めされるように、一方には案内傾斜面と位置決め部を、他方にはこの案内傾斜面に案内され位置決め部で位置決めされる突起を形成することにより、上記の課題を解決するものである。
【0008】より具体的には、本発明は上ケースと下ケースとよりなるケース本体内にテープを巻装した1つのテープリールが回転可能に収容され、前記下ケースには駆動軸挿入用の開口が設けられ、前記テープリールは上フランジ、下フランジ及び上方が開口し、下面が塞がれたハブからなり、該ハブの下面にはブレーキ解除板が係合する係合孔が設けられ、前記ハブの下面の外面には装置の駆動軸と係合する歯を具備した金属板が設けられ、前記ハブの下面の内面にはブレーキブロックと係合する歯部が設けられ、前記ハブの内部には前記ブレーキ解除板が前記係合孔と係合するように搭載され、この上にブレーキロックが配備され該ブレーキロックの下面の外周側にはブレーキ歯が上面側には被ガイド突起があり、前記ハブの歯部と前記ブレーキロックのブレーキ歯が係合してテープリールの回転を防止し、前記被ガイド突起は前記上ケースに設けられたガイド部によりガイドされ、またブレーキロックと上ケースの間にはブレーキロックをブレーキ位置に付勢するばね部材が設けられているテープカートリツジにおいて、前記上ケースの前記ガイド部と前記ブレーキロックの前記被ガイド部は、一方が回転しながら他方に入りこんで位置決めされるように、一方には案内傾斜面と位置決め部を、他方にはこの案内傾斜面に案内され位置決め部で位置決めされる突起を形成してあることにより、組み立て時にブレーキロックの向きに拘わらず上ケースのガイド部に正しく位置決めすることができるので、テープカートリッジの組み立て性を向上することができる。
【0009】ここに、前記位置決め部は前記傾斜面に連接する凹所を形成する2つの壁により形成されており、前記突起はこの凹所にはまりこんで位置決めされるものであり、前記壁の高さは前記ブレーキブロックの移動距離よりも大きくすることにより、ブレーキブロックの移動方向を垂直方向に拘束する。
【0010】
【発明の実施の形態】次に図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する。図1は本発明の実施例を示すテープカートリッジの分解斜視図である。本カートリッジは上下ケース1、2からなる本体ケース内にテープを巻回した1つのテープリール3が回転可能に収納されている。下ケース2には装置の駆動軸が挿入される開口21を有する。上下ケース1、2にはテープ引き出し口を形成する切欠12、22が形成されている。テープリール3は上フランジ31、下フランジ33を一体に形成したハブ32及びハブ32の下面には金属板34が一体に形成されている。金属板34の周囲には装置の駆動軸と係合する係合歯(図示なし)が設けられる。金属板34は装置の駆動軸に磁気的に吸着されてテープリール3が回転するようになっている。テープは水等によって直接ハブの外周面に接着されるので、テープ固着用の固定部材は設けられていない。
【0011】ハブ32の内面には係合歯部35があり、ブレーキロック5と係合して不使用時にテープリール3の不要な回転を防止する。ブレーキロック5は下面側に歯部51を有し、ハブ32の係合歯部35と係合する。ブレーキロック5はブレーキスプリング4によって常時ブレーキ位置に押圧されている。ブレーキロック5の突起52は上ケース1の内面に設けたガイド部材11によって確実に上下動(ブレーキ位置とブレーキ解除位置)できるようになっている。ハブ32とブレーキロック5の間にはブレーキ解除板9が介在している。ブレーキ解除板9は主板91と脚部92からなる。脚部92はハブ32の下面にある孔36に入りこんでおり、装置に装着されるとブレーキ解除板9の脚部92が装置側から押されて上方に持ち上げられ、これに伴いブレーキロック5が上方へ持ち上げられてテープリール3との係合が解除され、テープリール3が回転することができるようになる。テープ6の先端はリーダー部材8に固定される。リーダー部材は8は、ピン部材81、C字形クランプ82からなる。テープ6はピン部材81に巻きつけられ、その上からC字形クランプ82が嵌め込まれることで固定される。装置に装着すると、リーダー部材8が装置の保持部材に保持されてテープ6が引き出されるようになっている。テープ引き出し口はドア部材7によって開閉される。ドア部材7はばね部材10により常時テープ引き出し口を閉鎖する方向へ付勢されている。
【0012】図2は上ケース1とブレーキロック5の斜視図である。ブレーキロック5の突起52は3枚羽となっている。上ケース1に形成されるガイド部材11は、3つの円弧状をなす壁11aで構成されている。それぞれの壁11aの間には隙間11bが形成されている。この隙間11bにブレーキロック5の3っの突起52が入りこむ。それぞれの壁11aの両端(隙間11bを形成する面)は略垂直面となっており、ブレーキロック5を確実に位置決めして回転しないようにしている。それぞれの壁11aの上面は略同一の傾斜面11cとなっている。こうすることによって、組立時に突起52が隙間11bに整列せず壁11aの上面に当接しても、傾斜面11cによって突起52を隙間11bに案内することができる。通常、このタイプのテープカートリッジを組み立てる時には、下ケース2に部品を組み込んだ後、上ケース1を被せる。その後で裏返してねじ止めする。
【0013】図3は、上ケースを被せる前の断面図である。上ケース1を被せると、隙間11bと突起52の位置があっていなくても、上ケース1をある程度の力で押圧するとブレーキロック5が回転して、所定の位置に位置決めされる。普通に部品を組み込んだ状態では、ハブ32の歯部35とブレーキロック5の係合歯51が係合しているため、ブレーキロック5はテープリール3と一緒に回転することになる。この場合、位置決めのために大きな力が必要となる。そこで、組み立て時に、テープカートリッジが置かれるステージにブレーキ解除板9の脚部92を押圧してブレーキロック5とハブ32の係合を解除しておくと、ブレーキロック5のみが回転するので、より組み込みやすくなる。
【0014】上記のように組み立てた状態では、ブレーキロック5の突起52がガイド部材11の隙間11bからずれないように、傾斜面11cの低い方の端部の高さをブレーキロック5の垂直方向のストロークよりも若干大きくしておくことが好ましい。なお、この実施例では、突起52を3つにしたが、これに限られるものではない。また、突起とガイド部の関係は逆(ブレーキロックにガイド部を形成し、上ケースに突起を形成する)にすることも可能である。
【0015】
【発明の効果】以上のように、本発明によると、組み立て時にブレーキロックの向きに拘わらず上ケースのガイド部に正しく位置決めすることができるので、テープカートリッジの組み立て性を向上することができる。




 

 


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