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発明の名称 光学ビューファインダを介して像を表示するデジタルカメラシステムおよび方法
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−8067(P2001−8067A)
公開日 平成13年1月12日(2001.1.12)
出願番号 特願2000−150799(P2000−150799)
出願日 平成12年5月23日(2000.5.23)
代理人 【識別番号】100078053
【弁理士】
【氏名又は名称】上野 英夫
発明者 デビッド・ケィ・キャンプベル
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】第1の開口部を有する筐体と、第1のレンズと、前記第1のレンズを通過する光に基づきデジタルデータを生成するよう構成された変換装置と、前記デジタルデータに基づき像を形成するよう構成された表示装置と、前記第1の開口部を通過する光の通路内に位置決めされ、かつ前記像からの光の通路内に位置決めされたビームスプリッタと、を備えて成るデジタルカメラシステム。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタルカメラ一般に関し、特に、光学ビューファインダを用いて様々な種類のシーンの像をユーザに表示するシステムおよび方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ほとんどのカメラでは、光学ビューファインダを用いてシーンの像を確認することができる。通常、ユーザは、撮像する前にカメラを正確に向けるために光学ビューファインダを用いる。カメラが正確に位置決めされると、カメラのレンズを通して受光されている光を取り込むことによって撮像される。
【0003】デジタルカメラでは、電荷結合素子(CCD)をレンズが受光した光に当てることによって光を取り込む。当該技術において周知の技術により、CCDは、光を電気またはデータ信号に変換し、これをメモリに記憶するか、あるいは適宜処理することが可能である。さらに、従来の光学ビューファインダに加え、ほとんどのデジタルカメラは、CCDにより生成されたデータ信号を受信し、かつ該データ信号により画定された像を表示することが可能な液晶ディスプレイ(LCD)も備える。この結果、ユーザは、光学ビューファインダにより形成される像を視認したり、あるいは、LCDにより形成された像を視認することによって、カメラを位置決めすることが可能である。さらに、ユーザは、必要であれば、LCDを用いることですでに撮像されたものを見ることも可能である。
【0004】しかしながら、光学ビューファインダとLCDとを別々に設けるとデジタルカメラは大型になる。カメラが大型になると取り扱いにくく、持ち運びにくくなるため、これは通常望ましくない効果である。さらに、特に、カメラの周囲が明るい場合(たとえば、LCDが直接光に曝される場合)には、LCDが見づらくなることもある。したがって、デジタルカメラにおいて、ユーザがLCDを使用してカメラを位置決めする選択ができても、特に明るい条件では、従来の光学ファインダを用いるユーザが多かった。このため、当該業界において、従来には取り組まれてこなかったが、より小型のデジタルカメラを提供する必要がある。デジタルカメラのLCDを様々な種類の条件下で見やすくし、ユーザが周囲の条件によってLCDを使用できなくなることのないようにすることが望ましい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、デジタルカメラのLCDが周囲の条件によって見づらくなるのを防止することのできる装置を提供することにある。本発明の別の課題は、デジタルカメラのLCDが周囲の条件によって見づらくなるのを防止することのできる装置を備えた小型のデジタルカメラを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した従来技術の不具合および欠点を克服するものである。全般として、本発明は、デジタルカメラが受け取った像を表示するシステムおよび方法を提供する。
【0007】本発明は、筐体と、第1のレンズと、変換装置と、表示装置と、ビームスプリッタと、を用いる。変換装置は、第1のレンズを通過した光に基づきデジタルデータを生成する。表示装置は、変換装置により生成されたデジタルデータに基づき像を形成する。筐体には、第1の開口部が設けられ、ビームスプリッタは、第1の開口部を通過する光の進路内に位置決めされ、かつ表示装置により形成された像からの光の進路内に位置決めされている。ビームスプリッタにより受光される光の少なくとも一部は、筐体の第2の開口部に向けられ、これを通過する。
【0008】本発明の別の特徴によれば、第1の開口部を通過した光と、表示装置により形成された像からの光は、ビームスプリッタに入射され、筐体の第2の開口部を通過する。必要であれば、第1の開口部を通過した光と、表示装置により形成された像からの光は、第2の開口部を同時に通過することも可能である。
【0009】本発明の別の特徴によれば、第1の開口部を通過した光をビームスプリッタに到達しないようにすることも選択できる。
【0010】また、本発明を、デジタルカメラによる像を表示する方法を提供するとみなすこともできる。概説すれば、本方法は、デジタルカメラに設けられた第1の開口部を介して光を受光するステップと、デジタルデータにおいて像を画定するステップと、デジタルデータに基づき像を表示するステップと、デジタルカメラに設けられた第2の開口部を通して、上記受光ステップにおいて受光された光を伝送するステップと、第2の開口部を通して像からの光を伝送するステップと、により広義に概念化することができる。
【0011】本発明のその他の特徴および利点については、以下の詳細な説明を添付図面とともに読み進めて検討することで当業者には明らかとなろう。このような特徴および利点は、すべて本発明の範囲内であって本明細書中に含まれ、特許請求の範囲により保護されるものとする。
【0012】本発明は、添付図面を参照してよりよく理解されよう。図の各要素は、必ずしも互いに対して拡大縮小されておらず、強調させることで発明の原理を明確に説明している。また、いくつかの図において、同様の参照符号は、対応する部分を示す。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は、従来のデジタルカメラシステム15を示す。該システム15は、光学ビューファインダ18を備え、これにより、ユーザは、撮像する前にカメラシステム15を正確に位置決めすることができる。シーンからの光は、光学ビューファインダ18の一端21から光学ビューファインダ18に入射し、光学ビューファインダ18の他端23から出射する。光学ビューファインダ18は、多くの場合、レンズ25および接眼レンズ27が各端部21および23にそれぞれ配置され、ビューファインダ18を通過する際に光の像を形成する。また、多くの場合、光学ビューファインダ18は、この像を正確にユーザに向けるためのプリズムおよび/またはミラーも備える。これらのプリズムおよび/またはミラーは、簡略化のために図1に図示しないが、当業者には明らかなはずである。
【0014】シーンからの光は、別のレンズ31によっても受光される。光学ビューファインダ18の一端21およびレンズ31は、通常光学ビューファインダ18およびレンズ31が同一シーンからの光を受光する(すなわち、レンズ25と31とが同一の一般的方向に向けられる)ように位置決めされる。光は、レンズ31を通過し、たとえば電荷結合素子(CCD)等の変換装置34により結像される。周知の技術により、変換装置34はレンズ31から受光した光を電気またはデータ信号に変換する。これらのデータ信号は、記憶装置36および/または表示装置39に送信される。図2に示すように、表示装置39は通常、液晶ディスプレイ(LCD)41を備え、多重の発光ダイオード(LED)43から反射体42を通して光を受光し、周知の技術により、表示装置39に送信されるデータ信号により画定された像を形成する。
【0015】撮像の際、変換装置34から現行で送信されるデータ信号からのデータは、記憶装置36に記憶される。記憶装置36に記憶された各ピクチャのデータは、個々に撮像されたときにレンズ31により視認されるシーンの像を画定する。必要であれば、任意のピクチャのデータを表示装置39に送信し、周知の技術によりピクチャの像を表示するようにしてもよい。あるいは、表示装置39は、変換装置34からデータ信号を受信し、レンズ31により現行で視認されるシーンの像を表示することができる。したがって、ユーザは、表示装置39を見ることで、レンズ31により現行で視認されるシーンの像か、あるいはカメラシステム15によりすでに撮像されたピクチャの像のいずれかを見ることができる。この結果、カメラシステム15を正確に位置決めする際、ユーザは、シーンの像を見るために光学ビューファインダ18を覗いてもよいし、あるいは、表示装置39が変換装置34から直接信号を受信しているときに表示装置39を見てもよい。
【0016】図3は、本発明に係るカメラシステム70を示す。該システム70は、シーンからの光を受光するレンズ31を備える。光はレンズ31を通過し、変換装置34により受光される。変換装置34は、従来技術により、変換装置34が受光した光に基づきデータ信号を生成する。一例として、変換装置34は、従来技術の周知の素子である電荷結合素子(CCD)としてもよい。
【0017】変換装置34には、たとえばメモリカード等の記憶装置36が結合され、変換装置34からの信号を受信する。選択時(すなわち、撮像時)には、記憶装置36は、変換装置34から現行で受信されるデータ信号により画定されたデータを記憶するよう設計される。したがって、当該技術において周知のように、記憶装置36に記憶されたデータは、カメラシステム70により撮像された映像を画定する。
【0018】ユーザは、光学ビューファインダ82を用いて、撮像する前にカメラシステム70を位置決めすることが好ましい。このとき、光学ビューファインダ82は、レンズ25により視認されるシーンの像を形成する。ユーザは、この像を見ることで、光学ビューファインダ82が正確に位置決めされているかを判断することができる。以下詳述するが、カメラシステム70にはシーンの像をユーザに表示するために用いられる構成がいくつかある。
【0019】ユーザがレンズ25を通過する光を見たい場合、図3の構成を用いるとよい。このとき、ビームスプリッタ85は、レンズ25により受光される光の少なくとも一部が、ビームスプリッタ85を通過して、レンズ27に入射するように位置決めされることが好ましい。したがって、接眼レンズ27を覗くことにより、ユーザはレンズ25が受光した光の像を見ることができる。
【0020】図2に示す液晶ディスプレイ(LCD)41、発光ダイオード(LED)43等の表示装置39は、ユーザが所望によりビューファインダ82を介してシーンの電子像を見ることができるように光学ビューファインダ82内に配置するとよい。このとき、表示装置39は、変換装置34および記憶装置36の両方に結合される。レンズ31により現行で受光される光の電子像をユーザが見たいときには、変換装置34から表示装置39に送信されるデータ信号を表示装置39が用いることで像を形成する。表示装置39により形成される像は、ビームスプリッタ85方向に送信される。表示装置39により伝送される光の少なくとも一部は、ビームスプリッタ85でレンズ27に反射される。したがって、ユーザは、レンズ27を覗くことで表示装置39により形成された像を視認することができる。
【0021】さらに、ビームスプリッタ85は、表示装置39からの像および/またはレンズ25からの像を受信し、かつこれらの像の一方または両方を同一の一般的方向に(すなわち、レンズ27に)向けることが可能である。ここでいう「ビームスプリッタ」とは、光がこの装置を通過することができるとともに光を反射する周知の装置である。本発明では、各種のビームスプリッタ85の設計を用いてもよい。たとえば、ビームスプリッタ85は、図3で示すように、その周囲と反射率が異なる単一の透明材料としてもよい。あるいは、ビームスプリッタ85は、多数のコンポーネントで構成されるものであってもよい。一例として、図4はビームスプリッタ85が、多重プリズム83により画定される実施形態を示す。レンズ25からの光と表示装置39からの光の両方がビームスプリッタ85によりレンズ27に向けることができるのであれば、その他様々なビームスプリッタ85の構成を用いてもよい。
【0022】表示装置39により形成されたユーザが見る像と干渉しないようにするため、ビューファインダ82は、シャッタ87を用いることが好ましい。レンズ25によってではなく単に表示装置39によって形成される像だけを見る方がユーザにとって望ましい場合、シャッタ87は、図5に示すように閉位置に位置決めすることが好ましい。閉位置では、シャッタ87は、レンズ25からの光の通路内に位置決めされるため、この光がビームスプリッタ85に進むことを遮断する。このため、表示装置39からの光だけがビームスプリッタ85に入射され、この結果、ビームスプリッタ85は、単に表示装置39からの光をレンズ27に向ける。したがって、シャッタ87が閉位置にある場合、ユーザは、単に表示装置39からの光しか見ることができない。
【0023】レンズ25からの光を見ることがユーザに望ましい場合、シャッタ87は、図3に示すように開位置に位置決めされることが好ましい。シャッタ87を開位置にするためには、シャッタ87は、レンズ25を通過する光の経路外に移動させる。したがって、光はシャッタ87により進み、レンズ27に光を向けるビームスプリッタ85により受光される。この結果、ユーザは、レンズ27を覗けばレンズ25からの光を見ることができる。
【0024】図6A、図6Bに示すように、本システム70は、筐体86に収納されることが好ましい。筐体86は、光学ビューファインダ82用に2つの開口部88および89を設け、従来のカメラの筐体と同様に、好ましい実施形態において、レンズ25および27を開口部88および89にそれぞれ位置決めすることが好ましい。したがって、開口部88および89を通過した光は、レンズ25および27もそれぞれ通過する。この結果、レンズ25および27を介して光をビューファインダ82に入射および出射させることから、レンズ25および27は、ビューファインダ82に対する光学的界面としての役割を果たす。表示装置39は筐体86に収納され、また、通常ユーザは目を接眼レンズ27に当てることから、表示装置39により形成される像は、ビューファインダ82の外部で光に当てられることはほとんどなく、このため、表示装置39により形成された像は、従来システム15の表示装置39により形成される像に比べて周囲の条件の影響を受けにくい。
【0025】ユーザがカメラシステム70によりすでに撮像された映像を見たい場合、図3の記憶装置36は、映像を画定するデータ信号を表示装置39に送信するように設計される。これに応じて、表示装置39は、変換装置34から直接送信される信号ではなく、記憶装置36から送信される信号を使用して、像を形成するように設計される。この像からの光は、ビームスプリッタ85により反射され、レンズ27により受光される。この結果、レンズ27を覗くことにより、ユーザは、記憶装置36から送信されたデータにより画定されるピクチャの像を見ることができる。
【0026】さらに、レンズ25により受光される光の像は、必要であれば、表示装置39により形成される像と重ね合わされる。このとき、表示装置39は、上述したように、変換装置34または記憶装置36の一方から受信される信号に基づき像を形成するように構成される。ただし、さらに、シャッタ87は、開位置に入れられる。したがって、レンズ25により受光される光の少なくとも一部は、ビームスプリッタ85を通過してレンズ27に進み、表示装置39により形成される光の少なくとも一部は、同時にビームスプリッタ85からレンズ27に反射される。このため、レンズ27を覗くことで、ユーザは表示装置39により形成された像が、ビームスプリッタ85を通過した光の像と重ね合わされたものを見ることができる。
【0027】たとえば、デジタル信号プロセッサ等の制御装置91は、図7に示すように本システム70の動作を制御するために使用されることが好ましい。このとき、ユーザインタフェース95は、制御装置91と連結されることが好ましい。該インタフェース95は、ボタン、スイッチ、あるいはユーザが制御装置91を入力できるようにする他の機構を備えることが好ましい。したがって、ユーザは、インタフェース95を介して、表示装置39からではなくレンズ25から受光された光を見たいという要望を示す入力を行う。
【0028】これに応じて、制御装置91は、データを表示装置39に送信しないことを変換装置34および記憶装置36に指示する制御信号を変換装置34および記憶装置36に送信する。あるいは、制御装置91は、像を形成しないことを表示装置39に指示する制御信号を表示装置39に送信するような構成であってもよい。いずれの場合においても、表示装置39は、図8に示すように像を形成することはない。
【0029】また、制御装置91は、シャッタ87と連結されるアクチュエータ97(図7)にも制御信号を送信する。この制御信号に応答して、アクチュエータ97は、必要であればシャッタ87を移動し、シャッタ87を開位置に入れる。したがって、レンズ25からの光(図8)は、シャッタ87を通って進み、レンズ27に入射する。好ましい実施形態において、この光はビームスプリッタ85により受光され、ビームスプリッタ85を通過した後レンズ27により受光される。しかしながら、代替の実施形態では、ビームスプリッタ85を回転させるか、あるいは、図9に示すように、レンズ25からの光がレンズ27に直接進むように再度位置決めすることが可能である。いずれにおいても、レンズ25からの光の少なくとも一部は、レンズ27により受光されるので、ユーザは、レンズ27を覗くことで、レンズ25を通過する光により画定される像を見ることができる。
【0030】また、ユーザは、インタフェース95を介して、レンズ25を通過した光を見るのではなく、表示装置39を用いてレンズ31により現行で視認されるシーンの電子像を見たいという要望を示す入力を行うこともできる。これに応じて、制御装置91は、シャッタ87を閉位置に移動するようアクチュエータ97に指示する制御信号をアクチュエータ97に送信する。したがって、レンズ25からの光は、シャッタ87により遮断され、レンズ27に入射されない。さらに、制御装置91は、変換装置34により受光された光の像を画定する信号を表示装置39に送信するよう変換装置34に指示する制御信号も変換装置34に送信する。この結果、これらの信号に基づいて、表示装置39が像を形成する。この像は、ビームスプリッタ85に送信され、ここで該像をレンズ27に向ける(すなわち、好ましい実施形態において像を反射する)。したがって、レンズ27を覗くことにより、ユーザは表示装置39により形成された像を見ることができる。
【0031】また、ユーザは、インタフェース95を介して、レンズ31により現行で視認される像ではなく、すでに撮像されているピクチャの像を見たいという要望を示す入力を行うこともできる。これに応じて、制御装置91は、シャッタ87を閉位置に移動するようアクチュエータ97に指示する制御信号をアクチュエータ97に送信する。したがって、レンズ25からの光はシャッタ87により遮断され、レンズ27を覗いてもユーザは、レンズ25を通過する光を見ることができない。また、制御装置91は、表示装置39が表示する映像を画定する信号を送信するよう記憶装置36に指示する制御信号も記憶装置36に送信する。表示装置39は、これらの信号を受信し、これらの信号に基づき像を形成する。この像は、ビームスプリッタ85によりレンズ27に向けられ、レンズ27を覗くことにより、ユーザは、表示装置39により形成された像を見ることができる。
【0032】さらに、ユーザはインタフェース95を介して、レンズ25が受光した光を、表示装置39により形成される像と重ね合わせたものを見たいという要望を示す入力を行うこともできる。これに応じて、制御装置91は上述のような制御信号を送信することで、表示装置39に変換装置34または記憶装置36の一方から受信された信号に基づき像を形成させるような構成である。しかしながら、さらに、制御装置91は上述のような制御信号もアクチュエータ97に送信することで、アクチュエータ97に、シャッタ87を開位置に移動させることができる。この結果、レンズ25からの光はシャッタ87を通って進み、ビームスプリッタ85によりレンズ27に向けられる。したがって、レンズ27を覗くことで、ユーザは表示装置39により形成された像が、レンズ25を通過した光から形成される像と重ね合わされたものを見ることができる。
【0033】なお、本発明の原理から逸脱しない限り、光学ビューファインダ82の他の構成が存在し得る。ここで、光は無限数の方法で処理することができる。本発明の原理から逸脱しない限り、上述した光を様々な方向で任意の回数に亘って反射または屈折できるように、本システム70の構成を変更してもよい。実際、光学ビューファインダ82により形成される像をユーザに正確に向けるその他の装置、たとえばプリズムまたはミラー等を組み込むことが望ましいといえる。
【0034】たとえば、図10は、本発明の原理を実施する際に使用し得る光学ビューファインダ82の別の構成を示す。図10を参照して明らかなように、ミラー99をビューファインダ82に組み込むことで、レンズ25を通過した光が反射される。本実施形態において、表示装置39は、表示装置39により形成された像が、ビームスプリッタ85で反射するのではなくビームスプリッタ85を通過するように、ビームスプリッタ85およびレンズ27に対して相対位置に位置決めされる。さらに、レンズ25は、レンズ25を通過した光が、ビームスプリッタ85を通過するのではなくビームスプリッタに反射するように位置決めされる。
【0035】さらに、ユーザがレンズ27を覗くことによってどの像が見られるかを制御するために他の技術を用いてもよい。たとえば、レンズ25からの光がビームスプリッタ85に向かって反射されず、レンズ27を覗いてもユーザはレンズ25からの光を見ることができないように、ミラー99を回転させたり、あるいは他の様に図11に示すよう移動してもよい。あるいは、図9および図12に示すように、レンズ25または表示装置39のいずれか一方からの光がレンズ27を通過しないようにするために、ビームスプリッタ85を移動してもよい。
【0036】本システム70のその他構成の他の例が、Campbellにより本願と同日に出願された、「デジタルカメラシステムおよび光学ビューファインダを通してシーンの像をユーザに表示する方法(Digital Camera System and Method for DisplayingImages of a Scene to a User Through an Optical Viewfinder)」と題する米国特許出願(アトニー・ドケット番号第10971485号)に記載されている(参照として本明細書中に組み込む)。
【0037】なお、レンズ25および27は、必ずしも本発明の特徴ではないことにさらに留意されたい。したがって、本発明の原理から逸脱しない限り、レンズ25および/または27を省略してもよい。このとき、光は、レンズ25および/または27が開口部88および89内部にそれぞれ位置決めされているか否かにかかわらず、開口部88および89を通過する。したがって、レンズ25を省略する場合、レンズ25により受光されるか、あるいはレンズ25を通過するとして上述した光は、適宜、開口部88を通過し、ビームスプリッタ85により受光される。さらに、レンズ27を省略する場合、レンズ27により受光されるか、あるいはレンズ27を通過するとして上述した光は、開口部89を覗くことにより、ユーザは見ることができる。
【0038】なお、本発明の上記の実施形態、特にいくつかの「好ましい」実施形態は、単に発明の原理を明確に理解するために記載された可能な実施例にすぎないことを強調しておく。発明の精神および原理から実質的に逸脱せずに、発明の上記の実施形態に多数の変更および変形を加えてもよい。これらの変形および変更は、すべて本発明の範囲に包含されるものとする。
【0039】以上、本発明の実施例について詳述したが、以下、本発明の各実施態様の例を示す。
【0040】[実施態様1]第1の開口部を有する筐体(86)と、第1のレンズ(31)と、前記第1のレンズ(31)を通過する光に基づきデジタルデータを生成するよう構成された変換装置(34)と、前記デジタルデータに基づき像を形成するよう構成された表示装置(39)と、前記第1の開口部を通過する光の通路内に位置決めされ、かつ前記像からの光の通路内に位置決めされたビームスプリッタ(85)と、を備えて成るデジタルカメラシステム。
【0041】[実施態様2]前記筐体(86)は第2の開口部を有し、前記第1の開口部を通過する前記光と、前記像からの前記光は、前記ビームスプリッタ(85)に入射し、前記第2の開口部を通過することを特徴とする、実施態様1に記載のシステム。
【0042】[実施態様3]前記第1の開口部を通過する前記光が、前記ビームスプリッタ(85)に入射しないようにする手段(87)をさらに備えることを特徴とする、実施態様1に記載のシステム。
【0043】[実施態様4]デジタルカメラ(70)により像を表示する方法であって、前記デジタルカメラ(70)内の第1の開口部を介して光を受光するステップと、前記デジタルカメラ(70)に結合されたレンズ(31)を介して光を受光するステップと、前記レンズ(31)により受光される前記光に基づき、デジタルデータにおいて像を画定するステップと、前記デジタルデータに基づき前記像を表示するステップと、前記第1の開口部を介して受光された前記光を、前記デジタルカメラ(70)内の第2の開口部を通して伝送するステップと、前記表示された像からの光を前記第2の開口部を通して伝送するステップと、を備えて成る方法。
【0044】[実施態様5]前記第1の開口部を介して受光される前記光と、前記表示された像からの前記光をビームスプリッタ(85)に伝送するステップをさらに備えて成ることを特徴とする、実施態様4に記載の方法。
【0045】[実施態様6]前記第1の開口部を介して受光される前記光を、前記表示された像からの前記光と重ね合わせるステップをさらに備えて成ることを特徴とする、実施態様4に記載の方法。
【0046】[実施態様7]前記表示された像からの前記光をビームスプリッタ(85)に伝送するステップと、前記第1の開口部を介して受光された前記光を遮断するステップと、をさらに備えて成ることを特徴とする、実施態様4に記載の方法。
【0047】[実施態様8]デジタルカメラ(70)により像を表示する方法であって、前記デジタルカメラ(70)内の第1の開口部を介して光を受光するステップと、前記デジタルカメラ(70)に結合されたレンズ(31)を介して光を受光するステップと、前記レンズ(31)により受光される前記光に基づき、デジタルデータにおいて像を画定するステップと、前記デジタルデータに基づき前記像を表示するステップと、前記第1の開口部を介して受光される前記光をビームスプリッタ(85)に伝送するステップと、前記表示された像からの光を前記ビームスプリッタ(85)に伝送するステップと、を備えて成る方法。
【0048】[実施態様9]前記第1の開口部を介して受光される前記光を、前記表示された像からの前記光と重ね合わせるステップをさらに備えて成ることを特徴とする、実施態様8に記載の方法。
【0049】[実施態様10]前記第1の開口部を介して受光される前記光を、前記デジタルカメラ(70)内の第2の開口部を通して伝送するステップと、前記表示された像からの前記光を前記第2の開口部を通して伝送するステップと、をさらに備えて成ることを特徴とする、実施態様8に記載の方法。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明を用いることにより、デジタルカメラのLCDが周囲の条件によって見づらくなるのを防止することができる。さらに、このカメラは小型化することができる。




 

 


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