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発明の名称 ファクシミリ装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−94763(P2001−94763A)
公開日 平成13年4月6日(2001.4.6)
出願番号 特願平11−271360
出願日 平成11年9月24日(1999.9.24)
代理人 【識別番号】100078868
【弁理士】
【氏名又は名称】河野 登夫
【テーマコード(参考)】
2C062
2C087
2H027
2H028
5B057
5C062
5C076
【Fターム(参考)】
2C062 AA24 RA06 
2C087 AA03 AA18 AC08 BD01 BD06 CA03 CB12 CB13 DA17
2H027 DC01 DE02 DE07 FA03 FA13 FD02 FD03 FD08 ZA07
2H028 BA03 BA05 BB02 BB04 BB06 BD03
5B057 AA11 BA02 CA12 CA16 CB12 CB16 CC01 CD04 CD05 CE08 CH11
5C062 AA02 AB22 AB30 AB42 AC04 AC11 AC22 AC24 AC60 AC67 AC71 AF07 AF10
5C076 AA19 AA22 AA24 BA02 CB02
発明者 西澤 昭則
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 ファクシミリ通信により画像データを受信し、受信した画像データを記録紙の両面に記録する両面記録機能を有するファクシミリ装置において、受信した画像データを縮小する縮小手段と、記録紙の片面に、前記縮小手段により縮小された複数ページ分の画像データを記録する記録部とを備えることを特徴とするファクシミリ装置。
【請求項2】 記録しようとする記録紙の片面が記録済みであるか否かを判定する記録済み判定手段を更に備え、前記記録部は、前記記録済み判定手段によって記録しようとする記録紙の片面が記録済みであると判定された場合に、記録紙の記録済みでない片面に、前記縮小手段により縮小された複数ページ分の画像データを記録すべくなしてある請求項1記載のファクシミリ装置。
【請求項3】 片面が記録済みの記録紙を装填している給紙カセットを示す情報を受け付ける手段を更に備え、前記記録部は、受信した画像データに応じたサイズの記録紙を装填している給紙カセットが前記情報が示す給紙カセットである場合、記録紙の記録済みでない片面に、前記縮小手段により縮小された複数ページ分の画像データを記録すべくなしてある請求項1記載のファクシミリ装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像データを受信した場合に、受信した画像データに応じた画像を記録紙に記録するファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のファクシミリ装置は、ファクシミリ通信によって画像データを受信した場合、受信した画像データを記録紙の片面に記録していた。しかしながら、記録紙の両面に画像データを記録した場合の方が、少ない枚数の記録紙で足り、記録紙の有効利用を図ることができる。そこで、受信した画像データを記録紙の両面に記録することができる両面記録モードを備えたファクシミリ装置が提案されている。
【0003】ところで、近年では、省資源及び環境保護等の観点から、すでに片面に画像データが記録された記録済みの記録紙を利用することが多い。このように片面に記録済みの記録紙を両面記録モードを備えたファクシミリ装置で利用する場合、既に記録されている面に重ねて記録する等、受信した画像データを記録紙の両面に正しく記録することができない等の問題がある。
【0004】そこでこのような問題を解決すべく、特開平8−97948号公報には、記録しようとする記録紙の記録対象面が白紙であるか記録済みであるかを検出し、検出の結果記録済みである場合には、白紙の面にのみ記録する画像形成装置が開示されている。この画像形成装置によれば、両面記録モードにより画像データを記録する場合に、記録しようとする記録紙の記録対象面が記録済みであったとき、その記録紙を反転させて白紙面に1ページ分の画像データを記録し、その記録紙を排出する。そして、残りの1ページ分の画像データを他の記録紙に記録する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述したような画像形成装置の場合、1枚の記録紙に記録すべき両ページ分の画像データが、分割されて夫々別々の記録紙に記録されることになる。その結果、2枚の記録紙が必要となるため、少ない枚数の記録紙で済むという両面記録モードの利点を生かすことができないという問題があった。
【0006】また、両面記録モードを用いて記録するために丁度必要な枚数のみ給紙カセットに記録紙を装填している場合に、その記録紙の中に片面に記録済みの記録紙が誤って含まれているときは、受信した画像データをすべて記録することができない可能性があるという問題があった。
【0007】本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、両面記録モードに設定されている場合に画像データを受信したとき、受信した画像データを縮小して記録することによって、記録紙の片面に両ページ分の画像データを記録することができるファクシミリ装置を提供することを目的とする。
【0008】また、本発明の他の目的は、両面記録モードに設定されている場合に、記録しようとする記録紙の片面が既に記録済みであるか否かを判定し、その結果片面が既に記録済みであるときは、複数ページ分の画像データを縮小して記録紙の記録済みでない方の片面に記録することによって、片面が記録済みの記録紙に複数ページ分の画像データを記録することができるファクシミリ装置の提供にある。
【0009】さらに、本発明の他の目的は、片面が記録済みの記録紙が装填されている給紙カセットを示す情報を予め受け付けておくことによって、特別なハードウェアを備えることなく、片面が記録済みの記録紙に複数ページ分の画像データを記録することができるファクシミリ装置の提供にある。
【0010】
【課題を解決するための手段】第1発明に係るファクシミリ装置は、ファクシミリ通信により画像データを受信し、受信した画像データを記録紙の両面に記録する両面記録機能を有するファクシミリ装置において、受信した画像データを縮小する縮小手段と、記録紙の片面に、前記縮小手段により縮小された複数ページ分の画像データを記録する記録部とを備えることを特徴とする。
【0011】第1発明による場合、受信した画像データを記録紙の両面に記録する両面記録機能が稼動している場合に画像データを受信したとき、受信した画像データを縮小し、縮小した複数ページ分の画像データを記録紙の片面に記録する。これにより、記録しようとする記録紙の片面が既に記録済みの場合であっても、その記録紙の記録済みでない方の片面に、受信した複数ページ分の画像データを記録することができる。
【0012】また、省資源のため、両面が白紙の記録紙の片面夫々に複数ページ分の画像データを記録することも可能である。
【0013】第2発明に係るファクシミリ装置は、第1発明に係るファクシミリ装置において、記録しようとする記録紙の片面が記録済みであるか否かを判定する記録済み判定手段を更に備え、前記記録部は、前記記録済み判定手段によって記録しようとする記録紙の片面が記録済みであると判定された場合に、記録紙の記録済みでない片面に、前記縮小手段により縮小された複数ページ分の画像データを記録すべくなしてあることを特徴とする。
【0014】第2発明による場合、記録しようとする記録紙の片面が記録済みであるか否かを判定する記録済み判定手段を備えており、この記録済み判定手段による判定の結果、記録紙の片面が記録済みであるときは、受信した画像データを縮小し、縮小した複数ページ分の画像データを記録紙の片面に記録する。
【0015】このように、記録済み判定手段によって、記録しようとする記録紙の片面が記録済みであるか否かを自動的に判定することができるため、片面が記録済みの記録紙を誤って給紙カセットに装填している場合であっても、画像データを縮小し記録紙の記録済みでない方の片面に記録することにより、受信した画像データを1枚の記録紙に記録することができる。
【0016】第3発明に係るファクシミリ装置は、第1発明に係るファクシミリ装置において、片面が記録済みの記録紙を装填している給紙カセットを示す情報を受け付ける手段を更に備え、前記記録部は、受信した画像データに応じたサイズの記録紙を装填している給紙カセットが前記情報が示す給紙カセットである場合、記録紙の記録済みでない片面に、前記縮小手段により縮小された複数ページ分の画像データを記録すべくなしてあることを特徴とする。
【0017】第3発明による場合、片面が記録済みである記録紙を装填している給紙カセットを示す情報を受け付ける。そしてファクシミリ通信によって受信した画像データに応じたサイズの記録紙が装填されている給紙カセットが、記憶部に記憶している情報が示す給紙カセットである場合は、受信した画像データを縮小し、縮小した複数ページ分の画像データを記録紙の片面に記録する。
【0018】このように、前記情報を参照することによって、記録しようとする記録紙の片面が記録済みであるか否かを予め把握することができるため、特別なハードウェアを備えることなく、画像データを受信した場合であって、その画像データのサイズが前記情報に示す給紙カセットに装填されている記録紙のサイズであるときは、画像データを縮小し記録紙の記録済みでない方の片面に記録することにより、受信した画像データを1枚の記録紙に記録することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明をその実施の形態を示す図面を参照して詳述する。
【0020】(実施の形態1)図1は、本発明のファクシミリ装置の実施の形態1の要部構成を示すブロック図である。図1において、1はCPUで構成されている主制御部を示しており、バス20を介して以下のハードウェア各部と接続されていて、それらを制御すると共に、ROM4に格納された種々のコンピュータプログラムを実行する。
【0021】モデム2は、NCU3と接続されており、ファクシミリ通信が可能なFAXモデムとしての機能を有し、画像データとアナログ音声信号との相互変換を行う。
【0022】NCU3は、電話回線21の閉結及び開放の動作を行うハードウェアであり、必要に応じてモデム2を公衆回線21と接続する。
【0023】なお、DSU(Digital Service Unit)を備えることにより、ベースバンド伝送方式のデジタル回線に接続するようにしてもよい。
【0024】ROM4は、本発明のファクシミリ装置の動作に必要な種々のソフトウェアのプログラムを格納している。
【0025】RAM5は、例えばSRAMまたはフラッシュメモリ等で構成され、ソフトウェアの実行時に発生する一時的なデータを記憶する。なお、RAM5にフラッシュメモリを使用した場合には、停電,ファクシミリ装置の移動等のために電源が遮断された場合であっても記憶内容が失われることはない。
【0026】画像メモリ6は、DRAM等で構成され、ファクシミリ通信において送受信される画像データを格納する。
【0027】表示部7は、液晶表示装置(LCD)またはCRTディスプレイ等の表示装置であり、本発明のファクシミリ装置の動作状態を表示し、また送信すべき原稿の画像データ及び受信した画像データ等の表示を行う。
【0028】操作部8は、本発明のファクシミリ装置を操作するために必要な文字キー,テンキー(数字キー)に加えて、原稿の画像データの走査・読取処理を開始させる走査・読取開始キー,通信処理の実行を指示する通信キー,及び短縮キー等の各種のファンクションキーを備えている。またこのファンクションキーの中には、受信した画像データを記録紙の片面に記録する片面記録モードと両面に記録する両面記録モードとの何れかを選択する片面/両面記録モード選択キー,及びこの片面/両面記録モード選択キーによって両面記録モードが選択されている場合に、受信した両ページ分の画像データを、その画像データの2倍のサイズの記録紙の片面に記録するか否かを指示するサイズ変更キーが含まれる。
【0029】原稿読取用CCD9は、送信用の原稿の画像データを読み取る。
【0030】記録部10は、例えば電子写真方式等のプリンタ装置であり、入力されるファクシミリ通信により受信した画像データをハードコピーとして、A3縦,B4縦,A4縦,B5横,及びA5横等の各サイズの記録紙から最適なサイズの記録紙を選択し、記録する。この記録部10は、画像データを縮小する縮小手段を有しており、受信した画像データを縮小し、その縮小した画像データを前述した各サイズの記録紙に記録することができる。
【0031】また、記録部10に備えられた複数の給紙カセット31,31…には、A3,A4,A5,B4,及びB5等の各種サイズの用紙が夫々収納されている。
【0032】回転制御部11は、元の画像データを90゜回転させた画像データに変換する。
【0033】記録済み判定用CCD12は、給紙カセット31,31…の上部に備えられており、給紙カセット31,31…から給紙される記録紙の片面の濃度を読み取る。読み取られた濃度に関するデータはRAM5に記憶され、主制御部1が、RAM5に記憶された前記データに基づいて記録紙の片面が既に記録済みであるか否かを判定する。なお、ここでは記録済み判定用としてCCDを用いているが、このようにイメージセンサでなくても、単なるホトセンサを1又は2以上用いて、記録済みの判定を行うことも可能である。
【0034】利用者は、片面が記録済みの記録紙を給紙カセット31,31…に装填する場合、記録済みの面を所定方向に向けて装填する。以下、片面が記録済みの記録紙のことを“裏紙”という。
【0035】このような構成において、本発明のファクシミリ装置は、電話回線21を通じてファクシミリ受信を行う場合、モデム2を介して受信した画像データを一旦画像メモリ6に格納した後、その画像データを取得し、その画像データに応じた画像を記録部12で記録紙に記録する。
【0036】次に本発明のファクシミリ装置の実施の形態1における動作について説明する。図2乃至図4は、本発明のファクシミリ装置の実施の形態1における動作の流れを示すフローチャートである。
【0037】まず、電話回線21を介して、他のファクシミリ装置又はパーソナルコンピュータ等から画像データを受信した場合(S101)、受信した画像データを画像メモリ6に記憶し、その画像データのサイズを判別する(S102)。次に片面記録モードと両面記録モードとのどちらが選択されているかを、片面/両面記録モード選択キーによって受け付けた指示に基づいて判断する(S103)。
【0038】ステップS103にて片面記録モードが選択されている場合(S103で片面記録モード)、ステップS102にて判別された画像データのサイズに応じた記録紙が装填されている給紙カセット31,31…を選択し(S104)、選択した給紙カセット31,31…から記録紙を給紙する(S105)。そして給紙した記録紙に、画像メモリ6に記憶している画像データを記録する(S106)。
【0039】このように片面記録モードにて画像データを記録する場合、記録紙が裏紙であるか否かは問題とならないので、その判定は行わずに画像データを記録する。
【0040】一方、ステップS103にて両面記録モードが選択されている場合(S103で両面記録モード)、受信した画像データの2倍のサイズの記録紙の片面に両ページ分の画像データを記録するか否かを、サイズ変更キーの押下の有無に基づいて判断する(S107)。
【0041】次にステップS107にてサイズ変更キーが押下されている場合(S107でYES)における、本発明のファクシミリ装置の実施の形態1の動作の流れについて図3に示すフローチャートを参照して説明する。この場合、ステップS102にて判別された画像データの2倍のサイズの記録紙が装填されている給紙カセット31,31…を選択し(S108)、選択した給紙カセット31,31…から記録紙を給紙する(S109)。例えば受信した画像データのサイズがA4のときは、その2倍の大きさのA3の記録紙を給紙カセット31,31…から給紙することになる。
【0042】ステップS109にて給紙された記録紙が裏紙であるか否かを判定する(S110)。具体的には以下のようにして判定する。
【0043】記録済み判定用CCD12が給紙された記録紙の片面の濃度を読み取り、読み取った濃度に関するデータをRAM5が記憶する。そして主制御部1が、RAM5に記憶されている濃度に関するデータを参照し、白色でない濃度の部分があると判断した場合、その記録紙は裏紙であると判定する。一方、白色でない濃度の部分がないと判断した場合、その記録紙は裏紙ではなく両面が白紙であると判定する。
【0044】ステップS110にて記録紙が裏紙であると判定された場合(S110でYES)、画像メモリ6に記憶している両ページ分(2ページ分)の画像データを、回転制御部11にて90゜回転させた画像データに変換する(S111)。そして変換された2ページ分の画像データを、ステップS109にて給紙された記録紙の記録済みではない方の片面に記録する(S112)。
【0045】一方、ステップS110にて記録紙が裏紙ではないと判定された場合(S110でNO)、画像メモリ6に記憶している4ページ分の画像データを、回転制御部11にて90゜回転させた画像データに変換する(S113)。そして変換された4ページ分の画像データを、ステップS109にて給紙された記録紙の両面に記録する(S114)。
【0046】なお、ステップS113では画像メモリ6に記憶している4ページ分の画像データを90゜回転させた画像データに変換しているが、ステップS111と同様にして2ページ分の画像データを変換するようにしてもよい。この場合では、ステップS114ではステップS112と同様に、2ページ分の画像データを、ステップS109にて給紙された記録紙の片面に記録することになる。
【0047】次に、ステップS107にてサイズ変更キーが押下されていない場合(S107でNO)における、本発明のファクシミリ装置の実施の形態1の動作の流れについて図4に示すフローチャートを参照して説明する。この場合、ステップS102にて判別された画像データのサイズに応じた記録紙が装填されている給紙カセット31,31…を選択し(S115)、選択した給紙カセット31,31…から記録紙を給紙する(S116)。
【0048】ステップS116にて給紙された記録紙が裏紙であるか否かを上述した手順にしたがって判定する(S117)。ここで記録紙が裏紙であると判定された場合(S117でYES)、画像メモリ6に記憶している両ページ分(2ページ分)の画像データを、回転制御部11にて90゜回転させた画像データに変換する(S118)。そして変換された2ページ分の画像データを、記録部10にて50%のサイズに縮小し(S119)、縮小した2ページ分の画像データを、ステップS116にて給紙された記録紙の記録済みではない方の片面に記録する(S120)。
【0049】一方、ステップS117にて記録紙が裏紙ではないと判定された場合(S117でNO)、すなわち両面とも白紙である場合は、画像メモリ6に記憶している両ページ分(2ページ分)の画像データを記録紙の両面に記録する(S121)。
【0050】なお、ステップS119では画像メモリ6に記憶されている画像データを50%のサイズに縮小しているが、その縮小比は50%に限らず、例えば25%であってもよい。その場合では、裏紙の記録済みでない方の片面に4ページ分の画像データを記録することができることになる。
【0051】このように、両面記録モードが選択されている場合であって、記録紙が裏紙であると判定されたときは、画像メモリ部6に記憶している両ページ分の画像データを縮小することによって、1枚の記録紙に記録すべき画像データを記録することができる。
【0052】なお、記録済み判定用CCD12が、記録しようとする記録紙の両面の濃度を読み取るようにしてもよい。この場合、利用者が誤って記録済みの面を所定方向とは異なる向きにして、給紙カセット31,31…に裏紙を装填した場合であっても、どちらの面が記録済みであるかを正しく判定することができるので、裏紙の記録されていない片面に両ページ分の画像データを正しく記録することができる。
【0053】(実施の形態2)本発明のファクシミリ装置の実施の形態2は、実施の形態1における記録済み判定用CCD12を備えていない構成になっている。
【0054】図5は、本発明のファクシミリ装置の実施の形態2の要部構成を示すブロック図である。操作部13は、実施の形態1において対応する操作部8が備えている各種のキーに加えて、裏紙のみが装填されている給紙カセットを示す給紙カセット情報を入力するための裏紙装填カセットキー130を備えている。そしてこの裏紙装填カセットキー130によって入力された給紙カセット情報は、RAM5に記憶される。
【0055】なお、その他の構成要素については実施の形態1と同様であるので説明を省略する。
【0056】次に本発明のファクシミリ装置の実施の形態2における動作について説明する。図6及び図7は、本発明のファクシミリ装置の実施の形態2における動作のながれを示すフローチャートである。
【0057】ステップS107にてサイズ変更キーが押下されている場合(S107でYES)における、本発明のファクシミリ装置の実施の形態2の動作の流れについて図6に示すフローチャートを参照して説明する。この場合、ステップS102にて判別された画像データの2倍のサイズの記録紙が装填されている給紙カセット31,31…を選択する(S201)。
【0058】次に裏紙装填キーが押下されているか否かを判定する(S202)。ここで裏紙装填キーが押下されている場合(S202でYES)、その押下の結果RAM5に記憶された給紙カセット情報を参照し、ステップS201にて選択された給紙カセット31,31…が裏紙のみが装填されている給紙カセットであるか否かを判定する(S203)。
【0059】ステップS201にて選択された給紙カセット31,31…には裏紙のみが装填されていると判定された場合(S203でYES)、その給紙カセット31,31…から記録紙を給紙した後(S204)、画像メモリ6に記憶している両ページ分(2ページ分)の画像データを、回転制御部11にて90゜回転させた画像データに変換する(S205)。そして変換された2ページ分の画像データを、ステップS204にて給紙された記録紙の記録済みではない方の片面に記録する(S206)。
【0060】一方、ステップS202にて裏紙装填カセットキーが押下されていない場合(S202でNO),及びステップS201にて選択された給紙カセット31,31…には裏紙が装填されていないと判定された場合(S203でNO)は、その給紙カセット31,31…から記録紙を給紙した後(S207)、画像メモリ6に記憶している4ページ分の画像データを、回転制御部11にて90゜回転させた画像データに変換する(S208)。そして変換された4ページ分の画像データを、ステップS207にて給紙された記録紙の両面に記録する(S209)。
【0061】なお、ステップS208では画像メモリ6に記憶している4ページ分の画像データを90゜回転させた画像データに変換しているが、ステップS205と同様にして2ページ分の画像データを変換するようにしてもよい。この場合では、ステップS209ではステップS206と同様に、2ページ分の画像データを、ステップS207にて給紙された記録紙の片面に記録することになる。
【0062】次に、ステップS107にてサイズ変更キーが押下されていない場合(S107でNO)における、本発明のファクシミリ装置の実施の形態2の動作の流れについて図7に示すフローチャートを参照して説明する。この場合、ステップS102にて判別された画像データのサイズに応じた記録紙が装填されている給紙カセット31,31…を選択する(S210)。
【0063】次に裏紙装填キーが押下されているか否かを判定する(S211)。ここで裏紙装填キーが押下されている場合(S211でYES)、その押下の結果RAM5に記憶された給紙カセット情報を参照し、ステップS201にて選択された給紙カセット31,31…が裏紙のみが装填されている給紙カセットであるか否かを判定する(S212)。
【0064】ステップS210にて選択された給紙カセット31,31…には裏紙のみが装填されていると判定された場合(S212でYES)、その給紙カセット31,31…から記録紙を給紙した後(S213)、画像メモリ6に記憶している両ページ分(2ページ分)の画像データを、回転制御部11にて90゜回転させた画像データに変換する(S214)。そして変換された2ページ分の画像データを、記録部10にて50%のサイズに縮小し(S215)、縮小した2ページ分の画像データを、ステップS213にて給紙された記録紙の記録済みではない方の片面に記録する(S216)。
【0065】一方、ステップS211にて裏紙装填カセットキーが押下されていない場合(S211でNO),及びステップS210にて選択された給紙カセット31,31…には裏紙が装填されていないと判定された場合(S212でNO)は、その給紙カセット31,31…から記録紙を給紙した後(S217)、画像メモリ6に記憶している両ページ分(2ページ分)の画像データを記録紙の両面に記録する(S218)。
【0066】なお実施の形態1におけるステップS101乃至S107の動作の流れは、実施の形態2においても同様であるので説明を省略する。
【0067】このように、両面記録モードが選択されている場合、RAM5に記憶されている給紙カセット情報を参照することによって、実施の形態1における記録済み判定用CCD12のような特別なハードウェアを備えることなく、記録紙が裏紙であるか否かを判定することができる。
【0068】
【発明の効果】以上詳述した如く、請求項1記載のファクシミリ装置によれば、受信した画像データを両面に記録する両面記録モードが選択されている場合に画像データを受信したとき、受信した画像データを縮小し、縮小した複数ページ分の画像データを記録紙の片面に記録することによって、記録しようとする記録紙の片面が既に記録済みの場合であっても、その記録紙の記録済みでない方の片面に、受信した複数ページ分の画像データを記録することができる。
【0069】また請求項2記載のファクシミリ装置によれば、記録済み判定手段によって、記録しようとする記録紙の片面が記録済みであるか否かを自動的に判定することができるため、片面が記録済みの記録紙を誤って給紙カセットに装填している場合であっても、画像データを縮小して記録紙の記録済みでない方の片面に記録することにより、受信した画像データを1枚の記録紙に記録することができる。
【0070】さらに請求項3記載のファクシミリ装置によれば、給紙カセット情報を参照することによって、特別なハードウェアを備えることなく、記録しようとする記録紙の片面が記録済みであるか否かを予め把握することができるため、画像データを受信した場合であって、その画像データのサイズが給紙カセット情報に示す給紙カセットに装填されている記録紙のサイズであるときは、画像データを縮小し記録紙の記録済みでない方の片面に記録することにより、受信した画像データを1枚の記録紙に記録することができる等、本発明は優れた効果を奏する。




 

 


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