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発明の名称 回線自動選択装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−53858(P2001−53858A)
公開日 平成13年2月23日(2001.2.23)
出願番号 特願平11−228469
出願日 平成11年8月12日(1999.8.12)
代理人 【識別番号】100062144
【弁理士】
【氏名又は名称】青山 葆 (外2名)
【テーマコード(参考)】
5K025
5K036
【Fターム(参考)】
5K025 AA08 BB06 
5K036 DD32 HH08
発明者 吉川 弘康
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 電気通信事業者の回線を自動的に選択する回線自動選択装置において、電気通信事業者が提供する通信サービスに関する情報をセンター装置からダウンロードする第1の受信手段と、ダウンロードされた通信サービスに関する情報を表示して選択する表示選択手段と、選択された通信サービスを含む回線自動選択プログラムをセンター装置からダウンロードする第2の受信手段とを備えたことを特徴とする回線自動選択装置。
【請求項2】 上記通信サービスに関する情報は通信サービスのサービス開始日を含み、現在日を計時する計時手段をさらに備え、上記第1の受信手段は、上記サービス開始日が上記計時された現在日以降となったときに、センター装置に発呼して、最新の通信サービスに関する情報をセンター装置からダウンロードすることを特徴とする請求項1記載の回線自動選択装置。
【請求項3】 上記表示選択手段は最新の通信サービスに関する情報の要求の選択肢を表示し、当該選択肢が選択されたときに、上記第1の受信手段はセンター装置に発呼して、最新の通信サービスに関する情報をセンター装置からダウンロードすることを特徴とする請求項1又は2記載の回線自動選択装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば公衆電話回線などの通信回線に接続され、電気通信事業者の回線を自動的に選択する回線自動選択装置(ACR(Automatic Carrier Routing)装置;自動電話会社選択装置ともいう。)に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、最低料金回線自動選択機能を有するLCR(Least Cost Routing)装置は、例えば市外電話をかけるときに、ダイヤルのときの市外局番から自動的に通話料の安い市外通話サービスの電気通信事業者を選択して、その電気通信事業者の識別番号を付加して発呼するように構成されている。ユーザは、電話をかけるときの操作を変えることなく、より安価な通信サービスを選択して利用することができる。ここで、LCR装置は、電話機やファクシミリ装置などの通信端末装置において内蔵され、もしくはアダプターの形式で付加されている。
【0003】このLCR機能は、長距離系の電気通信事業者各社が日本電信電話会社(NTT)との料金格差がある市外通話の場合に自社の通信サービスを選択させる目的で導入を進めてきた。しかしながら、例えば東京通信ネットワークの「東京電話」の登場で、既存のLCR機能では、「最も安い回線」を選択できない場合もでてきており、このため、長距離系の電気通信事業者では、LCR装置をACR装置と名称を変更してきている。また、各電気通信事業者は、例えばNTTのテレチョイス(登録商標)やエリアプラス(登録商標)などのように種々の通信サービスを提供しており、ACR装置は複数の通信サービスに対応するように構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ACR装置において、複数のサービスに装置を対応させることはプログラム容量が大きくなり、多大のメモリ容量を必要とし、コストアップにつながる。また、種々の通信サービスが提供され、さらには新しいサービスが日進月歩追加されているが、ユーザはそれらのサービスのすべてを把握することができない。
【0005】本発明の目的は以上の問題点を解決し、ユーザの要求に応じて必要な通信サービスに関する情報を受信することができ、しかも当該通信サービスを含むACRプログラムをダウンロードしてACR動作することができる回線自動選択装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る請求項1記載の回線自動選択装置は、電気通信事業者の回線を自動的に選択する回線自動選択装置において、電気通信事業者が提供する通信サービスに関する情報をセンター装置からダウンロードする第1の受信手段と、ダウンロードされた通信サービスに関する情報を表示して選択する表示選択手段と、選択された通信サービスを含む回線自動選択プログラムをセンター装置からダウンロードする第2の受信手段とを備えたことを特徴とする。
【0007】また、請求項2記載の回線自動選択装置は、請求項1記載の回線自動選択装置において、上記通信サービスに関する情報は通信サービスのサービス開始日を含み、現在日を計時する計時手段をさらに備え、上記第1の受信手段は、上記サービス開始日が上記計時された現在日以降となったときに、センター装置に発呼して、最新の通信サービスに関する情報をセンター装置からダウンロードすることを特徴とする。
【0008】さらに、請求項3記載の回線自動選択装置は、請求項1又は2記載の回線自動選択装置において、上記表示選択手段は最新の通信サービスに関する情報の要求の選択肢を表示し、当該選択肢が選択されたときに、上記第1の受信手段はセンター装置に発呼して、最新の通信サービスに関する情報をセンター装置からダウンロードすることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明に係る実施形態について説明する。
<実施形態>図1は、本発明に係る実施形態である、回線自動選択機能を有するファクシミリ装置20の構成を示すブロック図であり、図2は図1のサービスセンター装置30の構成を示すブロック図である。
【0010】この実施形態のファクシミリ装置20は、電気通信事業者の回線を自動的に選択する回線自動選択機能(ACR機能)を備え、主制御部1は、電気通信事業者が提供する通信サービスに関する情報をサービスセンター装置30から公衆電話回線Lを介してダウンロードし(図5のS12)、受信された通信サービスに関する情報を含むサービスメニューデータをメニューデータメモリ7aに格納した後(図5のS13)読み出し(図4のS2)表示部4に表示する(図4のS5)。そして、ユーザが表示されたサービスメニューデータを見て所望の通信サービスを操作部5を用いて選択し、これに応答して主制御部1は、選択された通信サービスを含む回線自動選択プログラムをサービスセンター装置30からダウンロードする(図6のS23)ことを特徴としている。ここで、上記通信サービスに関する情報は通信サービスのサービス開始日を含み、主制御部1には現在日時を計時するクロック回路(図示せず。)が接続され、主制御部1は、上記サービス開始日が上記計時された現在日以降となったときに(図4のS3)、サービスセンター装置30に発呼して、最新の通信サービスに関する情報をセンター装置からダウンロードする(図5のS12)。また、主制御部1は、図3の(4)に示すように、最新の通信サービスに関する情報の要求の選択肢を表示部4に表示し、ユーザが当該選択肢を選択したとき(図4のS8でYES)、サービスセンター装置30に発呼して最新の通信サービスに関する情報をセンター装置からダウンロードする(図5のS12)。
【0011】また、サービスセンター装置30は公衆電話回線Lを介して回線自動選択機能を備えたファクシミリ装置20に接続され、主制御部101は、ファクシミリ装置20からの通信サービスに関する情報の要求に基づいて当該情報を送信し(図8のS34)、ファクシミリ装置20からの選択された通信サービスを含む回線自動選択プログラムの要求に基づいて当該プログラムを送信する(図8のS38)ことを特徴とする。ここで、主制御部101は、ファクシミリ装置20からの最新の通信サービスに関する情報の要求に基づいて、当該情報を送信し(図8のS34)、また、ファクシミリ装置20からの選択された通信サービスを含む回線自動選択プログラムの要求に基づいて、上記選択された通信サービスのうち現在提供中の通信サービスのみを含む回線自動選択プログラムを送信する(図8のS38)。
【0012】図1において、ファクシミリ装置20は、従来のG3方式等のファクシミリ通信機能を備えるとともに、電気通信事業者の回線をより安価な回線を自動的に選択するための回線自動選択機能を備えている。主制御部1は具体的にはCPUで構成されており、バス13を介して以下のハードウェア各部と接続されていてそれらを制御するほか、後述する種々のソフトウェアの機能を実行する。画像読取部2は、CCD等を利用したスキャナで原稿を読み取り、白黒2値に変換したドットイメージデータを出力する。画像記録部3は電子写真方式等のプリンタ装置であり、他のファクシミリ装置からファクシミリ通信により受信したイメージデータをハードコピーとしてプリントアウトして記録する。表示部4は、液晶表示装置(LCD)又はCRTディスプレイ等の表示装置であり、当該ファクシミリ装置20の動作状態を表示したり、送信すべき原稿のイメージデータ、及び受信したイメージデータの表示を行う。
【0013】操作部5は、当該ファクシミリ装置20を操作するために必要な文字キー、ダイヤル用テンキー、短縮ダイヤルキー、ワンタッチダイヤルキー、及び各種のファンクションキー等を備える。なお、上述の表示部4をタッチパネル方式とすることにより、この操作部5の各種キーの内の一部又は全部を代用するように構成してもよい。
【0014】ROM6は、当該ファクシミリ装置20の動作に必要であって主制御部1によって実行される種々のソフトウェアのプログラムを予め格納し、ここで、当該プログラムは、少なくとも、図4のサービスメニュー処理、及び図7のACR判断処理のプログラムを含む。RAM7は、SRAM又はフラッシュメモリ等で構成され、主制御部1のワーキングエリアとして使用されてプログラムの実行時に発生する一時的なデータを記憶する。なお、RAM7としてフラッシュメモリを使用した場合には、停電、装置の移動等のために電源が遮断された場合にもそのデータの内容が失われない。画像メモリ8はDRAM等で構成され、送信すべきイメージデータ又は受信したイメージデータを記憶する。なお、RAM7及び画像メモリ8をハードディスクメモリで構成してもよい。
【0015】ファックスモデム10は、公衆電話回線Lに接続され、通常のファクシミリ通信用のファックスモデムの機能を有するモデムであり、FSK信号として受信される発信電話番号情報のデータを復調して主制御部1に出力する。NCU(ネットワーク制御回路:Network Control Unit)11はアナログの公衆電話回線Lの直流ループなどの閉結及び開放の動作を行いかつ自動ダイヤル機能を有するハードウェア回路であり、必要に応じてファックスモデム10を公衆電話回線Lに接続する。ここで、NCU11は、発信電話番号通知サービスにおけるID受信端末起動信号、通常の電話呼出信号の検出を行うとともに、必要に応じて発信電話番号通知サービスにおける1次応答信号及び2次応答信号を発信することができる。なお、NCU11を所定のターミナルアダプタ及びDSU(加入者線終端装置:Digital Service Unit)を介して、ベースバンド伝送方式のデジタル回線(例えば、ISDN回線)に接続するようにしてもよい。
【0016】以上のように構成された本実施形態のファクシミリ装置20は、通常のG3方式等のファクシミリ通信機能に加えて、回線自動選択機能を有している。ファクシミリ通信機能において、画像読取部2により読み取られたドットイメージデータはファクシミリ通信の規格で定められているMH,MR,MMR等の符号化方式に従ってソフトウェアにより符号化された後、相手先のファクシミリ装置に送信される一方、逆に相手先のファクシミリ装置から受信した符号化データもソフトウェアによりイメージデータに復号化されて画像記録部3からハードコピーとして出力される。なお、画像メモリ8はイメージデータを必要に応じて記憶し、また逆に記憶しているイメージデータを必要に応じて出力する。
【0017】RAM7内のメニューデータメモリ7aには、図3の形式のメニューデータが格納されている。図3は図1の表示部4において表示されるサービスメニューデータの表示例を示す図であり、「現在日時」は主制御部1に接続されるクロック回路により計時される現在日時が表示され、「更新日時」は当該サービスメニューデータが更新されたときの日時が表示される。表形式で表示される項目は、メニュー番号、サービス名、及びその状況であり、サービス名には通信サービスの名称のみならず、「最新メニューデータ要求」と「終了」の2つの指示コマンドが付加されている。また、「状況」の欄には、現在サービス提供中であるか、ある日にサービス開始予定であるか、サービス提供の予定日は未定である、などの詳細な状況が表示される。
【0018】また、RAM7内のACRプログラムメモリ7bには、サービスセンター装置30からダウンロードした、例えば図7のACR判断処理のプログラムが格納される。
【0019】図2は、図1のファクシミリ装置20と公衆電話回線Lを介して接続されるサービスセンター装置30の構成を示すブロック図である。サービスセンター装置30は、ファクシミリ装置20と比較して、ファックスモデム10に代えてデータモデム110を備えるとともに、画像読取部2及び画像記録部3を備えていないが、フロッピーディスクドライブ装置121及びドライブ装置インターフェース122を備えている。主制御部101は当該サービスセンター装置30の動作を制御するものであり、主として図8のサービスセンター処理を実行する。サービスセンター装置30にはさらに、公衆電話回線Lに接続されたNCU111と、メニューデータメモリ107a及びACRプログラムメモリ107bを含むRAM107と、ROM106と、表示部104と、操作部105とを備える。
【0020】最新のメニューデータは、操作部105を用いて、もしくは当該データが格納されたフロッピーディスクをフロッピーディスクドライブ装置121に挿入して当該データをフロッピーディスクドライブ装置121から信号変換等を行うドライブ装置インターフェース122を介してRAM107内のメニューデータメモリ107aに書き込む。また、最新のACRプログラムは、操作部105を用いて、もしくは当該プログラムが格納されたフロッピーディスクをフロッピーディスクドライブ装置121に挿入して当該プログラムをフロッピーディスクドライブ装置121からドライブ装置インターフェース122を介してRAM107内のACRプログラムメモリ107bに書き込む。
【0021】図4は、図1のファクシミリ装置20の主制御部1によって実行されるサービスメニュー処理を示すフローチャートである。図4において、まず、ステップS1において操作部5内のメニューキーを押下したか否かが判断され、YESとなったときにステップS2においてメニューデータメモリ7aからメニューデータを読み出す。そして、ステップS3において現在日は開始予定日以降か否かが判断され、YESのときはステップS4に進む一方、NOのときはステップS5に進む。ステップS4では、図5の最新メニューデータ要求処理を実行して、ステップS2に戻る。一方、ステップS5では、読み出したメニューデータを表示部4に表示し、ステップS6においてメニュー番号を押下したか否かが判断され、YESのときステップS7において終了か否かが判断され、YESのときは当該サービスメニュー処理を終了する一方、NOのときはステップS8に進む。ステップS8において最新メニュー要求か否かが判断され、YESのときはステップS4に進む一方、NOのときはステップS9に進む。そして、ステップS9において現在自機で提供中の新しいサービスがあるか否かが判断され、YESのときはステップS10に進む一方、NOのときは当該サービスメニュー処理を終了する。ステップS10では、図6の新規サービスプログラム要求処理を実行して当該サービスメニュー処理を終了する。
【0022】図5は、図4のサブルーチンである最新メニューデータ要求処理を示すフローチャートである。図5において、まず、ステップS11においてサービスセンター装置30に発呼し、ステップS12において、図4のサービスメニュー処理におけるユーザの要求に応じて、所望の選択されたサービスのデータ要求、又はメニューデータ要求コマンドを送出して、最新のメニューデータをダウンロードする。次いで、ステップS13においてダウンロードしたメニューデータをメニューデータメモリ7aに格納し、ステップS14において回線開放して当該最新メニューデータ要求処理を終了する。
【0023】図6は、図4のサブルーチンである新規サービスプログラム要求処理を示すフローチャートである。図6において、まず、ステップS21においてサービスセンター装置30に発呼し、ステップS22において新規サービスプログラム要求コマンド及び新規サービスに対応するメニュー番号のデータを送出する。次いで、ステップS23において対応する新規サービスを含むACRプログラムをダウンロードして、ステップS24においてダウンロードしたACRプログラムをACRプログラムメモリ7bに格納する。さらに、ステップS25において回線開放して当該新規サービスプログラム要求処理を終了する。
【0024】図7は、図1のファクシミリ装置20の主制御部1によって実行される、ACRプログラムの一例であるACR判断処理を示すフローチャートである。図7において、まず、ステップS41においてテレチョイスに加入済みか否かが判断され、YESのときはステップS45に進む一方、NOのときはステップS42に進む。ステップS42において3分に対する課金時間を基準として市外局番に基づいて最も安価な回線を選択するための所定のACRテーブルを用いてNTTを選択するか、NTT以外の長距離系NCCを選択するかのNTT/NCC選択を行う。ステップS43においてNTTが選択されたか否かが判断され、YESのときはステップS44に進む一方、NOのときはステップS47に進む。ステップS44においてNTTの回線を選択して当該ACR判断処理を終了する。一方、ステップS47では、所定のNCCの回線を選択して当該ACR判断処理を終了する。
【0025】ステップS45において市内通話か否かが判断され、YESのときはステップS48に進む一方、NOのときはステップS46に進む。また、ステップS46において発呼しようとする電話番号はテレチョイスに契約した電話番号であるか否かが判断され、YESのときはステップS48に進む一方、NOのときはステップS47に進む。ステップS48では、NTTの回線を選択する。
【0026】図8は、図2のサービスセンター装置30の主制御部101によって実行されるサービスセンター処理を示すフローチャートである。図8において、まず、着呼したか否かが判断され、YESのときにステップS32においてメニューデータ要求コマンドを受信したか否かが判断され、YESのときはステップS34に進む一方、NOのときはステップS33に進む。また、ステップS33において新規サービスプログラム要求コマンドを受信したか否かが判断され、YESのときはステップS36に進む一方、NOのときはステップS39に進む。ステップS34においてメニューデータメモリ107aから、所望の選択されたサービスのデータを含む最新のメニューデータを読み出して送信し、ステップS35において回線開放して当該サービスセンター処理を終了する。また、ステップS36においてメニュー番号のデータを受信し、ステップS37において提供中のサービスか否かが判断され、YESのときはステップS38に進む一方、NOのときはステップS39に進む。ステップS38において対応する新規サービスを含むACRプログラムをACRプログラムメモリ107bから読み出して送信した後、ステップS35で回線開放して当該サービスセンター処理を終了する。また、ステップS39では、DCN信号を送信した後、ステップS35で回線開放して当該サービスセンター処理を終了する。
【0027】以上説明したように、本実施形態によれば、ファクシミリ装置20の主制御部1は、電気通信事業者が提供する通信サービスに関する情報をサービスセンター装置30から公衆電話回線Lを介してダウンロードし(図5のS12)、受信された通信サービスに関する情報を含むサービスメニューデータをメニューデータメモリ7aに格納した後(図5のS13)読み出し(図4のS2)表示部4に表示する(図4のS5)。そして、ユーザが表示されたサービスメニューデータを見て所望の通信サービスを操作部5を用いて選択し、これに応答して主制御部1は、選択された通信サービスを含む回線自動選択プログラムをサービスセンター装置30からダウンロードする(図6のS23)。従って、ユーザは現在提供中又は提供予定の通信サービスの状況を適確に把握することができ、ユーザが所望する通信サービスに応じたACRプログラムをダウンロードすることができる。これにより、ACRプログラムメモリ7bは従来例に比較して少なくてすみ、当該装置を安価に製造することができる。
【0028】また、上記通信サービスに関する情報は通信サービスのサービス開始日を含み、主制御部1には現在日時を計時するクロック回路(図示せず。)が接続され、主制御部1は、上記サービス開始日が上記計時された現在日以降となったときに(図4のS3)、サービスセンター装置30に発呼して、最新の通信サービスに関する情報をセンター装置からダウンロードする(図5のS12)。従って、自動的に最新のメニューデータを得ることができ、ユーザは現在提供中又は提供予定の最新の通信サービスの状況を適確に把握することができ、ユーザが所望する通信サービスに応じたACRプログラムをダウンロードすることができる。
【0029】さらに、主制御部1は、図3の(4)に示すように、最新の通信サービスに関する情報の要求の選択肢を表示部4に表示し、ユーザが当該選択肢を選択したとき(図4のS8でYES)、サービスセンター装置30に発呼して最新の通信サービスに関する情報をセンター装置からダウンロードする(図5のS12)。従って、ユーザの希望するときに最新のメニューデータを得ることができ、これにより、無駄な自動的な発呼を抑制することができるとともに、ユーザは現在提供中又は提供予定の最新の通信サービスの状況を適確に把握することができ、ユーザが所望する通信サービスに応じたACRプログラムをダウンロードすることができる。
【0030】また、本実施形態によれば、サービスセンター装置30の主制御部101は、ファクシミリ装置20からの通信サービスに関する情報の要求に基づいて当該情報を送信し(図8のS34)、ファクシミリ装置20からの選択された通信サービスを含む回線自動選択プログラムの要求に基づいて当該プログラムを送信する(図8のS38)。従って、ファクシミリ装置20側のユーザは現在提供中又は提供予定の通信サービスの状況を適確に把握することができ、ユーザが所望する通信サービスに応じたACRプログラムをダウンロードすることができる。また、サービスセンター側では、電話での応対を必要とせず、受付センターの対応時間を実質的に削減することができる。さらに、ファクシミリ装置20などの通信端末装置側の要求に応じて上述のデータを送信するので、当該センター装置30の回線を効率良く使用することができる。
【0031】また、主制御部101は、ファクシミリ装置20からの最新の通信サービスに関する情報の要求に基づいて、当該情報を送信する(図8のS34)。従って、従って、ファクシミリ装置20側のユーザは現在提供中又は提供予定の最新の通信サービスの状況を適確に把握することができる。
【0032】さらに、主制御部101は、ファクシミリ装置20からの選択された通信サービスを含む回線自動選択プログラムの要求に基づいて、上記選択された通信サービスのうち現在提供中の通信サービスのみを含む回線自動選択プログラムを送信する(図8のS38)。従って、ユーザが所望する通信サービスに応じたACRプログラムをダウンロードすることができ、ファクシミリ装置20の回線自動選択機能を適確に動作させることができる。
【0033】<変形例>以上の実施形態においては、ファクシミリ装置20の例について述べているが、本発明はこれに限らず、公衆電話網又は公衆デジタル回線網などの公衆網に接続された、例えばデータ通信装置、電話機などを含む通信端末装置に適用することができる。
【0034】
【発明の効果】以上詳述したように本発明に係る請求項1記載の回線自動選択装置によれば、電気通信事業者の回線を自動的に選択する回線自動選択装置において、電気通信事業者が提供する通信サービスに関する情報をセンター装置からダウンロードする第1の受信手段と、ダウンロードされた通信サービスに関する情報を表示して選択する表示選択手段と、選択された通信サービスを含む回線自動選択プログラムをセンター装置からダウンロードする第2の受信手段とを備える。従って、ユーザは現在提供中又は提供予定の通信サービスの状況を適確に把握することができ、ユーザが所望する通信サービスに応じたACRプログラムをダウンロードすることができる。これにより、ACRプログラムを記憶するメモリは従来例に比較して少なくてすみ、当該装置を安価に製造することができる。
【0035】また、請求項2記載の回線自動選択装置によれば、請求項1記載の回線自動選択装置において、上記通信サービスに関する情報は通信サービスのサービス開始日を含み、現在日を計時する計時手段をさらに備え、上記第1の受信手段は、上記サービス開始日が上記計時された現在日以降となったときに、センター装置に発呼して、最新の通信サービスに関する情報をセンター装置からダウンロードする。従って、自動的に最新のメニューデータを得ることができ、ユーザは現在提供中又は提供予定の最新の通信サービスの状況を適確に把握することができ、ユーザが所望する通信サービスに応じたACRプログラムをダウンロードすることができる。
【0036】さらに、請求項3記載の回線自動選択装置によれば、請求項1又は2記載の回線自動選択装置において、上記表示選択手段は最新の通信サービスに関する情報の要求の選択肢を表示し、当該選択肢が選択されたときに、上記第1の受信手段はセンター装置に発呼して、最新の通信サービスに関する情報をセンター装置からダウンロードする。従って、ユーザの希望するときに最新のメニューデータを得ることができ、これにより、無駄な自動的な発呼を抑制することができるとともに、ユーザは現在提供中又は提供予定の最新の通信サービスの状況を適確に把握することができ、ユーザが所望する通信サービスに応じたACRプログラムをダウンロードすることができる。




 

 


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