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発明の名称 情報処理方法及び通信端末装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−36700(P2001−36700A)
公開日 平成13年2月9日(2001.2.9)
出願番号 特願平11−207541
出願日 平成11年7月22日(1999.7.22)
代理人 【識別番号】100101948
【弁理士】
【氏名又は名称】柳澤 正夫
【テーマコード(参考)】
5C073
【Fターム(参考)】
5C073 AA06 AB02 AB03 AB05 AB12 AB15 CD22 
発明者 秋山 秀司
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 発信元の電話番号と名称を対応付けて記憶しており、情報を受信したとき、受信の際に該情報の発信元の電話番号を取得し、該電話番号に対応付けて記憶されている名称を調べ、該名称と同名のフォルダに受信した前記情報を格納することを特徴とする情報処理方法。
【請求項2】 受信情報を蓄積し、後からアクセス可能な通信端末装置において、電話回線を介して通信を行う通信手段と、発信元の電話番号と名称を対応付けたアドレス記憶手段と、前記通信手段で受信したとき前記アドレス記憶手段に登録されている発信元の電話番号に対応する名称と同名のフォルダに受信情報を格納する格納手段を有することを特徴とする通信端末装置。
【請求項3】 前記フォルダは、前記受信情報が格納されていない場合には参照されないように構成されていることを特徴とする請求項2に記載の通信端末装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報を受信して格納する情報処理方法、および、受信情報を蓄積しておき後からアクセス可能な通信端末装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ファクシミリ装置をパーソナル・コンピュータに接続したり、LANに接続し、ファクシミリ装置以外の各種の機器からファクシミリの送受信を行えるようになってきている。このようなシステムにおいて、ファクシミリ装置以外の機器では、ファクシミリ装置が受信したデータをファイルの一種として取り扱うことができる。例えばWindows(登録商標)では、エクスプローラ等の汎用のファイル一覧プログラムを使用することにより、データファイル(受信データ)を簡単に一覧表示させ、参照することができる。
【0003】しかし従来は、受信データをすべて1つのドライブあるいはフォルダに格納していた。そのため、ファイル一覧プログラムでファイルを一覧表示させると、受信したファイル以外のファイルまで表示されてしまう。また、受信件数が多いと、受信データだけでも多数のファイルが表示されてしまう。そのため、所望のデータファイルを探すのが困難であるという問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した事情に鑑みてなされたもので、蓄積されている受信情報の中から所望の受信情報を容易に得ることができる情報処理方法及び通信端末装置を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、情報処理方法において、発信元の電話番号と名称を対応付けて記憶しており、情報を受信したとき、受信の際に該情報の発信元の電話番号を取得し、該電話番号に対応付けて記憶されている名称を調べ、該名称と同名のフォルダに受信した前記情報を格納することを特徴とするものである。
【0006】また本発明は、受信情報を蓄積し、後からアクセス可能な通信端末装置において、電話回線を介してデータ通信を行う通信手段と、発信元の電話番号と名称を対応付けたアドレス記憶手段と、通信手段で受信したときアドレス記憶手段に登録されている発信元の電話番号に対応する名称と同名のフォルダに受信情報を格納する格納手段を有することを特徴とするものである。
【0007】このような構成によって、受信した情報は発信元の電話番号に応じたフォルダに分類されて格納されるので、多数の情報を受信しても適切に分類され、所望の受信情報を容易に探すことができる。また、フォルダが発信元の名称と同じであるので、所望の受信情報を探す際に非常にわかりやすく、受信情報の探索をさらに容易にしている。
【0008】なお、受信情報が格納されていないフォルダが参照されないようにし、例えば一覧表示した際に表示されないようにすることで、さらに所望の受信情報を探しやすくすることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の通信端末装置の実施の一形態を含むシステムの一例を示す構成図である。また図1に示す構成は、本発明の情報処理方法を実現する装置の一形態を含むシステムの一例でもある。図中、1,2はクライアント装置、3はLAN、4は通信端末装置、5は公衆回線、6はファクシミリ装置、11は制御部、12はネットワークインタフェース、13は通信部、14は受信ファイル蓄積部、15はアドレス帳である。
【0010】クライアント装置1,2および通信端末装置4はLAN3に接続されており、それぞれ相互間でのデータ交換が可能に構成されている。なお、LAN3にはこれらの装置のほか、多くのクライアント装置やサーバ、ルータ、その他の入出力機器など、各種の装置が接続されていてよい。もちろんクライアント装置も1台であってもよい。
【0011】通信端末装置4は、公衆回線5を介して接続されるファクシミリ装置6との間でファクシミリ通信を行うことができる。また、LAN3を介して接続されたクライアント装置1,2等との間でデータ交換を行うことができる。特に、公衆回線5を介してファクシミリ装置6などから送られてきたファクシミリ情報を蓄積し、蓄積しているファクシミリ情報に対するLAN3を介してクライアント装置1,2等からの参照および取り出しを可能にしている。この例では通信端末装置4は、制御部11,ネットワークインタフェース12,通信部13,受信ファイル蓄積部14,アドレス帳15などを有している。もちろん、例えば読取部や記録部など、図示していない種々の機能をさらに有していてもよい。
【0012】制御部11は、通信端末装置4全体を制御する。特に、ファクシミリ装置6からファクシミリ情報を通信部13で受信した場合には、受信したファクシミリ情報をファイルとして受信ファイル蓄積部14に格納する。このとき、アドレス帳15を参照し、ファクシミリ情報の発信元の電話番号をもとに送信先の名称を取得し、その名称と同名のフォルダに受信したファクシミリ情報を格納する。発信元の電話番号は、例えばファクシミリ通信手順中のTSI信号などにより得ることができる。受信ファイル蓄積部14にファイルとして格納したファクシミリ情報は、ネットワークインタフェース12を介してLAN3で接続されたクライアント装置1,2等において一覧表示を可能とし、またクライアント装置1,2等からの要求に応じて転送する。なお、公衆回線5を介してファクシミリ装置6からファクシミリ受信するだけでなく、例えばLAN3上のクライアント装置1,2等からの送信要求を受けて、公衆回線5を介してファクシミリ装置6へファクシミリ送信する機能を有していてもよい。
【0013】ネットワークインタフェース12は、LAN3を介してクライアント装置1,2等との間でデータ交換を行うことができる。通信部13は、公衆回線5を通じて他のファクシミリ装置6等との間でファクシミリ通信を行う。
【0014】受信ファイル蓄積部14は、通信部13で受信したファクシミリ情報をファイルとして蓄積する。ファイルは、そのファクシミリ情報の発信元の電話番号に対応付けられている名称と同名のフォルダに納められる。また、発信元の電話番号に名称が対応付けられていない場合には、その電話番号のフォルダにファイルを納めたり、あるいはそのようなファイルを一括して1つのフォルダに納めておくことができる。また、このような発信元ごとのフォルダを、例えば配信するクライアントごとにフォルダにまとめるなど、従来より用いられているファイルシステムと同様に、階層的にファイルを構成することができる。なお、これらのファイルやフォルダは、LAN3を介して接続されているクライアント装置1,2等から参照することができ、またクライアント装置1,2からの指示に従い、転送される。受信ファイル蓄積部14は、例えばディスク装置や、メモリカード、RAMなどの記憶手段により構成される。
【0015】アドレス帳15は、電話番号と名称とを対応付けたデータを保持している。図2は、アドレス帳の一例の説明図である。図2に示すアドレス帳の例では、受信したファクシミリ情報の宛先(クライアントなど)と、発信元の電話番号、および発信元の名称を対応付けたテーブルとして示している。ファクシミリ情報の宛先は、例えばISDNサブアドレス、Fコードサブアドレス、DTMF、TSI信号などを利用することができる。ファクシミリ情報を受信すると、宛先と発信元の電話番号を取得し、このアドレス帳15から対応する名称を得ることができる。もちろん受信時だけでなく、例えば送信時に名称が指定されたとき、対応する電話番号を得て発呼する場合にも利用可能である。このアドレス帳15も、例えばディスク装置や、メモリカード、RAMなどの記憶手段に格納しておくことができる。受信ファイル蓄積部14と同じ装置内に格納されていてもよい。
【0016】クライアント装置1,2は、LAN3に接続されており、LAN3を介して通信端末装置4の受信ファイル蓄積部14に蓄積されているファイルを例えば一覧表示させたり、あるいはファイルを転送して取得することができる。通信端末装置4の受信ファイル蓄積部14には、ファイルシステムと同様の構成によりファイルが蓄積されているので、蓄積されているファイルを一覧表示させる際には、通常使用するファイル一覧プログラムなどを用いて行うことができる。また、ファイルの転送も、通常のファイルの移動やコピーと同様に行うことが可能である。
【0017】図3は、本発明の通信端末装置の実施の一形態を含むシステムにおけるファクシミリ受信時の動作の概要を示すシーケンス図である。また図3は、本発明の情報処理方法の概要を示すものである。ここでは、ファクシミリ装置6から公衆回線5を介してファクシミリ情報を受信する場合について説明する。
【0018】ファクシミリ装置6は通信端末装置4を発呼し、ファクシミリ手順に従って通信を行い、ファクシミリ情報を送信する。通信端末装置4では、S21において、通信部13でファクシミリ装置6から着信すると、同じくファクシミリ手順に従って通信を行う。この手順の中で、例えばTSI信号などから発信元の電話番号を取得する。また、着信時あるいはファクシミリ手順の中で、例えばISDNサブアドレス、Fコードサブアドレス、DTMF、TSI信号などにより宛先が指示されている場合には、その宛先の情報も取得する。そして、続いて送られてくるファクシミリ情報を受信する。
【0019】受信後、S22において、アドレス帳15を参照し、S21で取得した発信元の電話番号をもとに対応する名称を取得する。このとき、同じくS21で取得した宛先の情報も、発信元の電話番号とともに用いてもよい。なお、発信元に対応する名称の取得は、発信元の電話番号を取得した後であればいつ行ってもよく、ファクシミリ情報の受信前、あるいはファクシミリ情報の受信と並行して行ってもよい。
【0020】発信元の名称が得られたら、S23において、受信ファイル蓄積部14の発信元の名称と同じ名前のフォルダに受信したファクシミリ情報をファイルとして格納する。もし、発信元の名称と同じ名前のフォルダが存在しなければ、発信元の名称に従ってフォルダを生成した後、そのフォルダにファクシミリ情報を格納すればよい。例えば電話番号がアドレス帳15に登録されておらず、発信元の名称が得られなかった場合には、例えば発信元の電話番号を名前とするフォルダに受信したファクシミリ情報を格納すればよい。あるいは、アドレス帳15に未登録の発信元から受信したファクシミリ情報を格納するフォルダを設け、そのフォルダに一括して格納してもよい。発信元の電話番号が分からない場合も、アドレス帳15に未登録の場合と同様に扱えばよい。
【0021】このようにしてファクシミリ装置6が送信したファクシミリ情報は、通信端末装置4の受信ファイル蓄積部14に格納される。受信後は、例えば宛先のクライアントに対してファクシミリ情報を受信した旨の通知を送ることもできる。
【0022】後刻、S24においてクライアント装置1,2から通信端末装置4内の受信ファイル蓄積部14に蓄積されている受信したファクシミリ情報を照会すると、蓄積されているファイルがクライアント装置1や2に例えば一覧表示される。受信ファイル蓄積部14内には、ファイルシステムに従ってファイルが格納されているので、例えばクライアント装置1,2において通常使用するファイル一覧プログラムなどを用いることによって、ファイルの照会を行うことができる。
【0023】ファイルの一覧表示は、上述のように受信したファクシミリ情報は発信元の電話番号に対応する名称と同名のフォルダに納められているので、受信したファクシミリ情報のファイルを発信元別に仕分けを行った状態で一覧表示される。そのため、容易に所望のファイルを探すことができる。さらに、発信元ごとのフォルダがクライアントごとにフォルダにまとめられていれば、例えば自分宛及び宛先不明のファクシミリ情報のみを参照することもでき、自分宛のファイルを簡単に探すことができる。
【0024】また、ファクシミリ情報を照会して所望のファイルが見つかった場合には、そのファイルをクライアント装置1や2に移動あるいはコピーすることができる。なお、このようなファイルの取り出しによってフォルダ内にファイルがなくなった場合には、クライアント装置1,2からフォルダを削除しておくとよい。あるいは、通信端末装置4が各フォルダを監視し、ファイルがなくなったフォルダについては削除したり、あるいは隠しフォルダとして照会時に見えないようにする。これによって、クライアント装置1や2からファイルを照会されたとき、ファイルが存在するフォルダのみを一覧表示させることが可能になる。あるいは、クライアント装置1や2からファイルの照会があったときに、通信端末装置4において各フォルダ内のファイルをチェックし、ファイルが存在するフォルダの情報のみをクライアント装置1や2に送信するように構成してもよい。
【0025】図4は、本発明の通信端末装置及び情報処理方法の実施の一形態におけるファクシミリ受信時の動作の一例を示すフローチャートである。S31において例えばファクシミリ装置6などからの着信を通信部13で検出すると、ファクシミリ手順に従ってハンドシェイクのための様々な信号のやりとりを行う。この過程において、S32で発信元の電話番号を取得する。発信元の電話番号は、例えばTSI信号信号などから取得することができる。あるいは、着信時に送られてくる発信者番号通知を受け、この発信者番号を用いてもよい。
【0026】ファクシミリ装置6との通信が確立した後、S33において、ファクシミリ装置6から送られてくるファクシミリ情報を受信する。受信したファクシミリ情報は、例えば通信端末装置内の画像メモリやRAMに記憶させておいたり、あるいは受信ファイル蓄積部14の一部に格納してもよい。ファクシミリ情報の受信が終了したら、S34において回線を切断してファクシミリ装置6との通信を終了する。
【0027】S35において、S32で取得した発信元の電話番号をもとに、アドレス帳15を参照する。このとき、例えばファクシミリ装置6との通信中に宛先に関する情報が送られてきている場合には、その宛先に関する情報も用いて、アドレス帳15を参照してもよい。S36において、発信元の電話番号がアドレス帳15に登録されていたか否かを判定する。発信元の電話番号がアドレス帳15に登録されていれば、S37において、アドレス帳15から発信元の電話番号に対応する名称を取得する。
【0028】S38において、S37で取得した名称と同名のフォルダが受信ファイル蓄積部14に存在するか否かを判定し、存在しなければS39において、S37で取得した名称のフォルダを作成する。そしてS40において、S37で取得した名称と同名のフォルダに、受信したファクシミリ情報をファイルとして登録する。
【0029】S35でアドレス帳15を参照したが、発信元の電話番号がアドレス帳15に登録されていなかった場合には、S41において、発信元の電話番号と同名のフォルダが受信ファイル蓄積部14に存在するか否かを判定し、存在しなければS42において、発信元の電話番号を名称としたフォルダを作成する。なお、フォルダの作成は、例えば他の発信元の電話番号に対応した名称のファイルと同じ階層のフォルダとして作成したり、あるいは、例えば「未配信文書」といったフォルダの下位に作成することができる。そしてS43において、発信元の電話番号を名称としたフォルダに、受信したファクシミリ情報をファイルとして登録する。
【0030】上述のようにして受信したファクシミリ情報は、それぞれの発信元に対応したフォルダにファイルとして格納される。格納されたファイルは、上述のようにクライアント装置1,2等において一覧表示したり、取り出すことができる。
【0031】クライアント装置1,2においてファイルを取り出した後、ファイルがなくなったフォルダは、削除したり、あるいは参照できないようにしておくとよい。このようにしておくことにより、例えばフォルダを一覧表示させたときに、受信したファクシミリ情報が格納されているフォルダのみを表示させることができ、所望のファイルを探しやすくなる。
【0032】このようなフォルダの管理は、クライアントが行い、例えばある発信元に対応するフォルダ内からすべてのファイルを取り出したら、フォルダを削除すればよい。図4にも示したように、発信元に対応するフォルダがなければ自動的に作成されるので、受信したファクシミリ情報のファイルが存在しないフォルダを削除しておくことにより、操作性を向上させることができる。
【0033】あるいは、通信端末装置4が定期的に各フォルダを監視し、不要なフォルダを削除するように構成することもできる。図5は、本発明の通信端末装置及び情報処理方法の実施の一形態におけるフォルダ監視処理の動作の一例を示すフローチャートである。この処理は、例えば所定の時間間隔ごとや、ファクシミリ送受信などの所定のイベントが発生したときなど、適当なタイミングで実行される。
【0034】S51において、受信ファイル蓄積部14において発信元に対応するすべてのフォルダについて処理を行ったか否かを判定し、処理中であればS52において未処理のフォルダを1つ選択する。そしてS53において、S52で選択したフォルダ中に受信したファクシミリ情報のファイルが存在するか否かを判定する。フォルダ内にファイルが存在しない場合には、S54において、そのフォルダを削除し、S51へ戻る。このような処理を、発信元に対応するすべてのフォルダについて行えばよい。
【0035】このように、自動的にクライアントに対して表示不要なフォルダについて、削除を行うことによって、クライアントの保守、管理の負担を軽減し、また一覧表示時の視認性及び操作性を向上させることができる。
【0036】なお、特定の発信元に対応するフォルダについては削除を禁止するように設定可能に構成してもよい。また、フォルダの削除をせずに、例えば隠しフォルダとして属性を変更してもよい。これによってもクライアントには表示されず、削除した場合と同様の効果を得ることができる。なお、隠しフォルダとする場合には、図4のS40やS43においてファクシミリ情報をフォルダに登録する際に、そのフォルダについて隠しフォルダの属性を解除する処理を行うことになる。
【0037】図6、図7は、受信ファイル蓄積部内のファイル構造の具体例の説明図である。例えば図2に示したようなアドレス帳15が登録されている場合、受信ファイル蓄積部14には上述のような受信処理によってそれぞれの発信元ごとのフォルダが作成される。これによって、例えば図6、図7に示すようなファイル構造が受信ファイル蓄積部14内に構成される。図6、図7に示す例では、ドライブあるいはルートフォルダの下層にそれぞれのクライアントごとのフォルダが作成され、そのクライアントごとのフォルダに発信元の名称のフォルダが作成されている。この発信元の名称のフォルダに、受信したファクシミリ情報のファイルが格納される。それぞれのクライアントごとのフォルダは、対応するクライアントが参照可能に設定されている。
【0038】図6では、アドレス帳15に登録されていない発信元からファクシミリ情報を受信したときに、発信元の電話番号を名称とするフォルダを、それぞれのクライアントごとのフォルダの下層に作成した例を示している。また図7では、アドレス帳15に登録されていない発信元からファクシミリ情報を受信したときに、それぞれのクライアントごとのフォルダの下層に「未配信文書」という名称のフォルダを作成し、その下層に発信元の電話番号を名称とするフォルダを作成した例を示している。
【0039】また、宛先が指定されていないファクシミリ情報を受信した場合には、例えばクライアントに共通のフォルダを設け、そのフォルダの下層に発信元ごとのフォルダを作成することができる。あるいは、すべてのクライアントのフォルダの下層に存在する、発信元に対応するフォルダに受信したファクシミリ情報を格納すればよい。この場合、いくつもの同じ内容のファイルが生成されるのを防止するため、例えば受信したファクシミリ情報の実体は別にファイルとして保管しておき、例えばショートカットのみを発信元に対応するフォルダ内に作成する構成であってもよい。もちろん、受信したファクシミリ情報すべてについてショートカットの作成により対応してもよい。
【0040】図6、図7に示したファイル構造は一例であって、例えばクライアントごとのフォルダを持たない構成でもよい。あるいは、発信元ごとのフォルダの下層にクライアントごとのフォルダが存在してもよい。このように、どのようなファイル構造により受信ファイル蓄積部14に受信したファクシミリ情報のファイルを格納するかは任意である。
【0041】図8、図9は、受信ファイル蓄積部内のファイル構造をクライアント装置で参照した場合の表示画面の一例の説明図である。上述のように、受信ファイル蓄積部14にはファイルシステムを用いて受信したファクシミリ情報をファイルとして格納しているので、クライアント装置1,2では、通常利用しているファイル一覧プログラムを用いてファイルの一覧表示を行わせることができる。
【0042】図8では、例えば図6に示したようなファイル構造のとき、クライアントAがファイルの一覧を表示させた例を示している。また図9では、例えば図7に示したようなファイル構造のとき、クライアントAがファイルの一覧を表示させた例を示している。図中の表示画面において、左側にはフォルダが一覧表示されている。また、右側には、フォルダ内に登録された、受信したファクシミリ情報のファイルが一覧表示されている。
【0043】上述のように、本発明では発信元の電話番号に対応付けられている名称をフォルダの名称としているので、表示画面の左側に発信元の名称が表示され、発信元が非常にわかりやすい。また、図8に示す例では、アドレス帳15に登録されていなかった発信元についても電話番号で表示されるので、クライアント側ではある程度発信元を特定することが可能である。図9に示す例では、アドレス帳15に登録されていない発信元からのファクシミリ情報は一括して「未配信文書」なるフォルダに格納されるので、よく受信する発信元からのファクシミリ情報を優先して参照することができる。さらに、いずれの例においても、このように発信元ごとに受信したファクシミリ情報のファイルが分類されているので、所望のファイルを容易に探すことができる。
【0044】上述の実施の形態では、ファクシミリ受信した情報をファイルとして蓄積しておき、LAN3を介してクライアント装置1,2等から参照及び取り出す例を示した。しかし本発明は、このような構成に限られるものではない。例えば、ファクシミリ通信を行うファクシミリ装置と、そのファクシミリ装置で受信したファクシミリ情報を受け取って受信ファイル蓄積部14に格納するサーバとが別体として構成されていてもよい。
【0045】あるいは、LAN3を用いず、クライアント装置1や2と通信端末装置4が一体となった構成でもよい。例えばパーソナル・コンピュータに、通信部13に相当するFAXモデムを装着して構成してもよい。この場合、本発明の情報処理方法を実現するソフトウェアにより、その機能を実現することができる。この本発明の情報処理方法を実現するソフトウェアは、例えば磁気ディスク、光ディスク、CD−ROM、コンピュータに内蔵されるメモリ等、コンピュータが読み取り可能な記憶媒体に記憶させておけばよい。あるいは、そのようなソフトウェアがネットワークなどを介して転送されるものであってもよい。また、アドレス帳15についても同様である。
【0046】また、上述の説明では、ファクシミリ装置6からファクシミリ情報を受信するものとして説明したが、例えばコンピュータなどからデータを受信する場合についても同様に構成することが可能である。
【0047】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明によれば、受信した情報の一覧を参照したとき、フォルダ名を参照するだけで発信元を確認することができ、容易に所望の受信情報を探すことができるという効果がある。また、受信情報が格納されていないフォルダについては一覧表示されないようにすることにより、実際に通信が行われた発信元のみが一覧表示されるので、さらに操作性を向上させることができる。




 

 


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