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発明の名称 データベース管理装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−14192(P2001−14192A)
公開日 平成13年1月19日(2001.1.19)
出願番号 特願平11−182528
出願日 平成11年6月28日(1999.6.28)
代理人 【識別番号】100078868
【弁理士】
【氏名又は名称】河野 登夫
【テーマコード(参考)】
5B082
【Fターム(参考)】
5B082 FA11 GA03 GA14 GA18 GB07 GC03 GC04 
発明者 長谷川 和彦
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 対象となるデータベースに対して該データベースに記憶されているデータの更新要求があった場合に、前記更新要求に基づいた更新の履歴に相当する情報を記憶する記憶手段と、該記憶手段に記憶された前記情報に基づいて、前記データベースに記憶されている更新後に相当する内容を出力する出力手段とを備えることを特徴とするデータベース管理装置。
【請求項2】 前記データの更新要求を取り消す要求があった場合に、前記記憶手段に記憶されている、該当する情報を削除する削除手段を更に備える請求項1記載のデータベース管理装置。
【請求項3】 前記記憶手段に記憶されている前記情報に基づいて、前記データベースに記憶されている前記データを更新する更新手段を更に備える請求項1又は2記載のデータベース管理装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データベースに対する更新処理のやり直し(アンドゥ)機能を備えたデータベース管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】データベースにおいて、或るレコードAを更新し、次にレコードB、レコードCを順次更新したような場合であって、レコードCを更新した後でレコードAの更新の間違いに気付いた場合、ユーザはレコードAのみをマニュアル操作にて修正して更新前の状態に戻すが、更新するレコードのデータが比較的大きい場合、又は更新するレコード数が多い場合等には、データベース管理のコンピュータプログラムに一般的に備えられているやり直し(アンドゥ)機能を用いてレコードを更新前の状態に素早く戻すことができるようになっている。なお、更新の内容には、レコードの新規作成,変更,及び削除等が含まれる。
【0003】このアンドゥ機能では、レコードCを更新した時点でレコードAを更新前の状態に戻す場合には、更新操作順を遡って更新前の状態に戻していくものであって、つまり、レコードC、レコードB、レコードAの順にて、レコードAの更新以後に行なわれた更新操作を全て元に戻す、オペレーショナルレベルでのやり直し機能となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した従来のアンドゥ機能においては、レコードAのみを更新前の状態に戻したい場合であっても、レコードB及びCまでも更新前の状態に戻され、レコードB及びCの再更新をユーザに課すということになり、便利さに欠けていた。
【0005】本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、更新対象となるデータベースに対してこれに記憶されているデータの更新要求があった場合に、実際にはデータベースを更新することなく、代わりに更新要求に基づいて行なわれ得る更新の履歴に相当する情報を記憶し、例えばデータベースの内容を表示させる際には、前記情報に基づいてデータベースに記憶されている更新後の内容に相当する内容を表示させることにより、表示内容としては従来と同様のインタフェースを提供することができるとともに、実際にはデータベースの内容を更新しないのでオペレーショナルレベル以外でのやり直し(アンドゥ)が容易なデータベース管理装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1発明に係るデータベース管理装置は、対象となるデータベースに対して該データベースに記憶されているデータの更新要求があった場合に、前記更新要求に基づいた更新の履歴に相当する情報を記憶する記憶手段と、該記憶手段に記憶された前記情報に基づいて、前記データベースに記憶されている更新後に相当する内容を出力する出力手段とを備えることを特徴とする。
【0007】第2発明に係るデータベース管理装置は、第1発明のデータベース管理装置において、前記データの更新要求を取り消す要求があった場合に、前記記憶手段に記憶されている、該当する情報を削除する削除手段を更に備えることを特徴とする。
【0008】第3発明に係るデータベース管理装置は、第1又は第2発明のデータベース管理装置において、前記記憶手段に記憶されている前記情報に基づいて、前記データベースに記憶されている前記データを更新する更新手段を更に備えることを特徴とする。
【0009】本発明においては、対象となるデータベースに対して該データベースに記憶されているデータの更新要求があった場合に、実際にはデータベースに記憶されているデータを更新せずに、更新要求に基づいて行なわれ得る更新の履歴に相当する情報を記憶し、記憶された情報に基づいて、データベースに記憶されている更新後に相当する内容を出力するようにしたので、例えば得られた内容を表示することにより、実質的には従来のデータベースで更新を行なった場合と同様の更新内容を表示することができる一方、実際にはデータベースの内容を書き換えていないので、オペレーショナルレベル以外でのやり直し(アンドゥ)等の機能を容易に行なうことができる。
【0010】また、本発明では、データベースに対するデータの更新要求を取り消す要求(例えばアンドゥの要求)があった場合に、前記更新の履歴に相当する情報のうち該当するものを削除する構成としたので、該当する要求に対する情報のみを削除することができ、これによってオペレーション(操作)手順に依存せずに自由にデータ更新のアンドゥを行なうことができる。
【0011】さらに、本発明では、前記情報に基づいて、データベースに記憶されているデータを更新する構成としたので、例えば或る程度の更新作業をユーザが終えた段階で(以上の2つの発明においては実際にはデータベースには書き換えを行なわないが)、アンドゥ等の操作を含めた最新の内容としてデータベースを更新することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。図1は、本発明に係るデータベース管理装置1の構成を示すブロック図である。図1において、1は本発明に係るデータベース管理装置をユーザ端末コンピュータの如く構成したものであり、データベース管理装置1は、CPU10,入力部11,表示部12,ROM13,RAM14,ローカルデータベースLDB,及び通信インタフェース(I/F)15等を備えている。
【0013】CPU10は、ROM13に記憶されているコンピュータプログラムに基づいてデータベース管理装置1の動作に必要な様々な処理を実行する。
【0014】入力部11は、キーボード,マウス等を備えてなる入力装置であり、データベースへの更新(新規,変更,又は削除)情報又は指示等を入力する。
【0015】表示部12は、液晶表示装置(LCD)又はCRTディスプレイ等の表示装置を備え、入力部11から入力された各種の設定条件、CPU10の動作状態等を表示する。なお、これに代えてタッチパネル方式の表示装置を備える構成とすることにより、前述した入力部11の一部又は全部を不要とすることも可能である。
【0016】ROM13は、EPROM等の書き換えが可能なROMからなり、CPU10の動作に必要な種々のコンピュータプログラムを記憶する。
【0017】RAM14は、SRAM等を備え、コンピュータプログラムの実行時に発生する一時的なデータを記憶する。
【0018】通信I/F15は、LAN,インターネット,イントラネット,及び公衆電話回線網等のネットワークに接続するためのインタフェースであり、ここではネットワークに接続されたマスタデータベースMDBにこの通信I/F15を介して接続されている。なお、通信I/F15をSCSIとして構成し、マスタデータベースMDBをネットワークを介さずに接続するように構成してもよい。
【0019】図2は、マスタデータベースMDBの構成例を示す図である。マスタデータベースMDBは、汎用のデータベース管理プログラムによって管理されているデータベースであって、ここでは、社員情報データベースとして構成してある。図2に示す如く、このマスタデータベースMDBに記憶されている情報(属性)としては、社員番号,氏名,住所,郵便番号,電話番号,部署,及び生年月日等であり、社員番号をレコード番号の如くここでは扱い、複数のレコードにおいてその内容が重複できないように設定してある。
【0020】また、データベース管理装置1は、ローカルデータベースLDBを備えている。図3は、ローカルデータベースLDBの構成例を示す図である。ローカルデータベースLDBは、基本的にはマスタデータベースMDBと同一のデータ構成、つまり同一の属性を備え、ここでは2つのローカル専用属性を付加してある。ローカル専用属性は、マスタデータベースMDBへの更新履歴を記録する際の管理情報であり、SEQ(シーケンス)及び改廃C(改廃コード)を備えている。
【0021】SEQは、CPU10によってローカルデータベースLDBへレコードが新規登録される際に、自動的に採番される連番となっており、ここでは”0001”,”0002”等の4桁の数字で示してある。改廃Cは、ローカルデータベースLDBへ新規登録されたレコードがマスタデータベースMDBに対する更新の種類、即ち新規(A),変更(C),又はD(削除)を示すコードとなっている。
【0022】なお、ローカルデータベースLDBにおける社員番号は、後で詳述するようにその内容が重複することもあるので、複数のレコードで内容が重複することができるように設定されている。また、ローカル専用属性としては上述した以外にもフラグのような情報で代用することも可能である。さらに、ローカルデータベースLDBに記憶される内容は、マスタデータベースMDBと同様のデータ構成を備える必要はなく、例えばレコード内の属性情報のみを保持する構成としてもよく、また、変更履歴が残っていればデータベースでなくてもよい。
【0023】次にローカルデータベースLDBの内容がどの様に登録されるかを図2及び図3を用いて説明する。
【0024】例えば、まず、マスタデータベースMDBの社員番号”1909”のレコードにおいて、転勤等の理由によって引っ越したような場合、これに関連してマスタデータベースMDBの「住所」,「郵便番号」,及び「電話番号」の内容が変更されるものとする。但し、本発明におけるデータベース管理装置1では、この段階においてはマスタデータベースMDBへの実質的な更新を行なわず、代わりに、更新内容をローカルデータベースLDBに登録していく。つまり、変更後の情報を含む内容がレコード単位でローカルデータベースLDBに登録され、ここでは、「SEQ」として最初の番号である”0001”が、また、「改廃C」には、更新の内容が”変更”であることを示す”C”が夫々登録される。
【0025】例えば、続いて、社員番号”1909”の社員が退職する等してレコードを削除するような場合には、同様にしてマスタデータベースMDBの内容を変更することなく、ローカルデータベースLDBにその履歴を登録する。つまり、各属性の内容は、上述した変更時の内容とは同一のまま、「SEQ」が次の連番である”0002”となり、「改廃C」には”削除”したことを示す”D”が登録される。
【0026】さらに、例えば、新しく社員番号”1911”となる社員が入社したような場合には、同様にして、ローカルデータベースLDBに、社員番号”1911”のレコードを新規作成し、各属性の内容を登録するとともに、「SEQ」として次に連番である”0003”、「改廃C」として”新規登録”を示す”A”を夫々登録する。
【0027】本発明に係るデータベース管理装置1は以上の如き構成されており、基本的にデータベース管理装置1における更新作業中においてはマスタデータベースMDBへの実際の更新処理を行なわないようになしてある。その代わりとして本発明における記憶手段として構成したローカルデータベースLDBにその更新履歴を登録しておき、例えば、夜間等のネットワークに通信負荷が掛からないような時間帯にローカルデータベースLDBに登録しておいた更新履歴をマスタデータベースMDBへ転送し、更新履歴に基づいてマスタデータベースMDBの内容を最新情報に書き換えるように構成してある。
【0028】なお、本実施の形態においては、ローカルデータベースLDBに記憶される情報をここでは「更新履歴」と称したが、マスタデータベースMDBは、上述したように転送処理がなされる以前は実際には更新されておらず、あたかも更新されたように表示部12に表示させるだけであって、「更新履歴」は所謂、マスタデータベースMDBの更新履歴を直接的に示すものではない。
【0029】但し、データベース管理装置1の更新作業中においては、常に最新の情報を表示部12へ表示させる必要がある。次にこの機能について説明する。
【0030】図4〜図7は、本発明に係るデータベース管理装置1のCPU10の処理内容を示すフローチャートであり、図4にはデータの照会(表示)の際の処理、図5には、データの更新(新規,変更,削除)の際の処理、図6には、アンドゥの際の処理、図7には最新レコード検索サブルーチンを夫々示してある。
【0031】まず、図4に示した照会(表示)の際の処理から説明する。例えば、ユーザが入力部11から特定の社員番号(又は複数の社員番号を指示するための範囲指定)をキー入力するのに応じてこれを受け付け(ステップ1−1)、後で詳述する最新レコード検索サブルーチンを実行し(ステップ1−2)、受け付けた各社員番号に対応するレコードの最新版をローカルデータベースLDB又はマスタデータベースMDBから読み出す。そして、読み出した最新版のレコードを予め指定されたフォーム(又はテーブル)で表示部12に表示させ(ステップ1−3)、本処理を終了する。
【0032】次に、図5に示した更新の際の処理を説明する。例えば、ユーザが入力部11から更新対象となる社員番号(又は複数の社員番号を指示するための範囲指定)をキー入力するのに応じてこれを受け付け(ステップ2−1)、後述する最新レコード検索サブルーチンを実行し(ステップ2−2)、対象レコードを前述した図4のステップ1−3と同様に表示部12に表示させる。続いて、ユーザが入力部11から更新内容をキー入力するのに応じてこれを受け付け(ステップ2−3)、更新内容を前述したようにローカルデータベースLDBへ追加(登録)し(ステップ2−4)、本処理を終了する。
【0033】次に、図6に示したアンドゥの際の処理を説明する。例えば、ユーザが入力部11から更新対象となる社員番号(又は複数の社員番号を指示するための範囲指定)をキー入力するのに応じてこれを受け付け(ステップ3−1)、対象の社員番号に該当するレコードがローカルデータベースLDBに存在するか否かを確認し(ステップ3−2)、該当レコードがローカルデータベースLDBに存在しない場合には、本処理を終了する。一方、該当レコードがローカルデータベースLDBに存在する場合には、表示部12にアンドゥが可能である旨を表示するとともに、ステップ3−1で同様に指定される例えば「SEQ」の番号に基づいて、該当レコードの中から指定レコードのみをローカルデータベースLDBから削除し(ステップ3−3)、本処理を終了する。
【0034】最後に、図7に示した最新レコード検索サブルーチンについて説明する。まず、キー入力等によって指定された「社員番号」に基づいて、該当する「社員番号」のレコードをローカルデータベースLDBから検索する(ステップ4−1)。そして、該当レコードがローカルデータベースLDBにあるか否かを確認し(ステップ4−2)、ローカルデータベースLDBにない場合には、マスタデータベースMDBに記憶されている該当レコード(こちらには必ず存在する)を最新レコードとして通信I/F15を介して読み出し(ステップ4−3)、本処理を終了する。一方、ローカルデータベースLDBにある場合には、こちらの該当するレコードから最新のレコードを検索し、本処理を終了する。なお、ローカルデータベースLDBにおける最新レコードの検索では、まず、ローカルデータベースLDBにある該当するレコードのうち、「SEQ」が最も大きい番号のレコードを最新レコードとして読み出す。この際に、「SEQ」が最も大きい番号のレコードに対応する「改版C」が”D”である場合には、このレコードは削除されているので表示させないようにする。
【0035】図8は、図2に示したローカルデータベースLDB及び図3に示したマスタデータベースMDBに基づいて最新のレコードを表示した場合の内容を示す図である。社員番号”1909”のレコードについては、このレコード内で最も「SEQ」の番号が大きい”0002”で削除されているので表示されていない。また、社員番号”1911”のレコードについては、単に追加されている。残りの社員番号のレコードについては、更新はなかったのでそのまま表示されている。
【0036】
【発明の効果】以上詳述した如く本発明に係るデータベース管理装置においては、対象となるデータベースに対して該データベースに記憶されているデータの更新要求があった場合に、実際にはデータベースに記憶されているデータを更新せずに、更新要求に基づいて行なわれ得る更新の履歴に相当する情報を記憶し、記憶された情報に基づいて、データベースに記憶されている更新後に相当する内容を出力するようにしたので、例えば得られた内容を表示することにより、実質的には従来のデータベースで更新を行なった場合と同様の更新内容を表示することができる一方、実際にはデータベースの内容を書き換えていないので、オペレーショナルレベル以外でのやり直し(アンドゥ)等の機能を容易に行なうことができる。
【0037】また、データベースに対するデータの更新要求を取り消す要求(例えばアンドゥの要求)があった場合に、前記更新の履歴に相当する情報のうち該当するものを削除する構成としたので、該当する要求に対する情報のみを削除することができ、これによってオペレーション(操作)手順に依存せずに自由にデータ更新のアンドゥを行なうことができる。
【0038】さらに、本発明では、前記情報に基づいて、データベースに記憶されているデータを更新する構成としたので、例えば或る程度の更新作業をユーザが終えた段階で(以上の2つの発明においては実際にはデータベースには書き換えを行なわないが)、アンドゥ等の操作を含めた最新の内容としてデータベースを更新することができる等、本発明は優れた効果を奏する。




 

 


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