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発明の名称 リモコン信号伝送システムおよびリモコン信号伝送方法
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−8278(P2001−8278A)
公開日 平成13年1月12日(2001.1.12)
出願番号 特願平11−172423
出願日 平成11年6月18日(1999.6.18)
代理人 【識別番号】100084250
【弁理士】
【氏名又は名称】丸山 隆夫
【テーマコード(参考)】
5K002
5K048
【Fターム(参考)】
5K002 AA02 AA04 FA03 GA07 
5K048 AA03 AA13 BA01 BA21 CA13 DA02 DB04 EA16 HA04 HA06
発明者 大野 栄作
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 所定のキャリア周波数Aのリモコン信号により操作される機器Aが地点Aに配置され、前記機器Aを地点Aから離れた地点Bにおいて操作可能に構成されたリモコン信号伝送システムであり、所定の形態のキャリア周波数Bを使用した赤外線リモコン信号Bを送出するリモコンと、該送出された赤外線リモコン信号Bにより前記機器Aに適合したキャリア周波数Aを算出し該算出したキャリア周波数Aの情報を、キャリア信号を除去した電気信号であるリモコンコード信号に付加して出力する前記地点B側に設けられた伝送装置Bと、前記リモコンコード信号を受信し前記情報に基づき変調した前記キャリア周波数Aのリモコン信号を出力する前記地点Aに設けられた伝送装置Aとを有し、前記リモコンが送出するキャリア周波数Bの赤外線リモコン信号Bを変調しキャリア周波数の異なる前記機器Aを操作可能としたことを特徴とするリモコン信号伝送システム。
【請求項2】 請求項1に記載のリモコン信号伝送システムにおいて、前記伝送装置Bは、前記リモコンコード信号と一対一で関連づけられたキャリア周波数の情報を合わせ持つデータを、予め複数組記憶しておくキャリア記憶部を具備して構成されることを特徴とするリモコン信号伝送システム。
【請求項3】 請求項2に記載のリモコン信号伝送システムにおいて、前記伝送装置Bは、前記赤外線リモコン信号Bを受信し、受信した赤外線リモコン信号Bを復調することにより、前記キャリア信号を除去した電気信号であるリモコンコード信号に変換して出力するコード認識部を、さらに具備して構成されることを特徴とするリモコン信号伝送システム。
【請求項4】 所定のキャリア周波数Aのリモコン信号により操作される機器Aが地点Aに配置され、前記機器Aを地点Aから離れた地点Bにおいて操作可能に構成されたリモコン信号伝送方法であり、地点Bのリモコンから所定の形態のキャリア周波数Bを使用した赤外線リモコン信号Bを送出する工程と、前記地点Bにおいて、前記送出された赤外線リモコン信号Bにより前記機器Aに適合したキャリア周波数Aを算出する工程と、該算出したキャリア周波数Aの情報をキャリア信号を除去した電気信号であるリモコンコード信号に付加して前記地点B側から出力する工程と、前記地点Aにおいて前記リモコンコード信号を受信する工程と、該受信した前記情報に基づき変調した前記キャリア周波数Aのリモコン信号を出力する工程とを有し、前記リモコンが送出するキャリア周波数Bの赤外線リモコン信号Bを変調しキャリア周波数の異なる前記機器Aを操作可能としたことを特徴とするリモコン信号伝送方法。
【請求項5】 請求項4に記載のリモコン信号伝送方法において、前記リモコンコード信号と一対一で関連づけられたキャリア周波数の情報を合わせ持つデータを、予め複数組記憶しておくキャリア記憶工程を、さらに有することを特徴とするリモコン信号伝送方法。
【請求項6】 請求項4または5に記載のリモコン信号伝送方法において、前記赤外線リモコン信号Bを受信し、受信した赤外線リモコン信号Bを復調することにより、前記キャリア信号を除去した電気信号であるリモコンコード信号に変換して出力するコード認識工程を、さらに有することを特徴とするリモコン信号伝送方法。
【請求項7】 請求項6に記載のリモコン信号伝送方法において、前記コード認識工程後に、前記リモコンコード信号を受け取る工程と、予め登録してあるリモコンコードを順次呼び出す工程と、前記コード認識工程から送られてきたリモコンコード信号と一致するリモコンコードを探し出す工程と、該探し出したリモコンコードに対応するキャリア周波数を前記キャリア記憶工程から読み込む工程と、前記キャリア周波数の情報を前記コード認識工程から送られてきたリモコンコードの先頭に付加してキャリア情報付リモコンコードに変換する工程と、送信のための伝送リモコン信号に変換する工程と、をさらに有することを特徴とするリモコン信号伝送方法。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リモコン信号伝送システムに関し、特に、複数地点のリモコン操作機器を異なる地点から遠隔操作するリモコン信号伝送システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、リモコン信号伝送システムおよびリモコン信号伝送方法は一般に、各地点毎に独立したリモコンシステムとして構成される。図12に従来のリモコンシステム65のブロック構成例を示す。本従来例のリモコンシステム65に示すように、地点51に配置しているリモコン機能を有する機器53、機器53a、機器53bを、地点52から操作するリモコン信号伝送システムが既に考案されている。
【0003】このリモコン信号伝送システム65では、リモコン54から発信した赤外線リモコン信号59を伝送装置55のコード認識部が受信し、伝送線56を通して伝送装置57へ伝え、赤外線発光素子58から赤外線リモコン信号62として発信され機器53、機器53a、機器53bを操作する。
【0004】上記の機器53、機器53a、機器53bに入力される赤外線リモコン信号は、一般的に、各機器のメーカあるいは機種によってそれぞれ固有のキャリア周波数を使用している。しかし、上記の機器53、機器53a、機器53bは、これらの機器に固有の周波数と異なるキャリア周波数の赤外線リモコン信号が入力されると、正常に復調できない。このために、赤外線リモコン信号を正常に受信できない場合が生じる。
【0005】このような障害を克服するにおいて、リモコン54が操作する対象機器には複数種類がある。このため、予め予想される操作対象のリモコンコード群を記憶しており、実際に操作対象となる機器に応じて特定のリモコンコード群をボタンに割り付ける設定をして使用する。このいわゆるプリセット機能を有するマルチリモコンが、一般的に使用されている。
【0006】本発明と技術分野が類似する従来例に特開平7−336780号公報の「リモコン切換装置」がある。本従来例は、同一リモコンを使用する複数台の機器を、個別に指定してリモコン制御することのできるリモコン切換装置に関するものである。本従来例のリモコン切換装置は、デコード信号により複数の出力光路部を切り換える光路切り換え部を有しており、同一リモコンを使用する複数台の機器を、個別に指定してリモコン制御することを可能としている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の何れの従来例においても、リモコン54として上記のマルチリモコンを使用した場合、リモコン54から出力される赤外線リモコン信号には、機器53、機器53a、機器53bのそれぞれに適合したキャリア周波数を使用する必要がある。このため、伝送装置55内に、各キャリア周波数の赤外線リモコン信号を復調するための複数のコード認識部を持つ必要がある。従ってこの用件は、コストアップ要因になり、さらに部品実装スペースが増え小型化の阻害要因になる問題点を伴う。
【0008】この問題に対処するために、リモコン54が特定の一種類のキャリア周波数のみを使用することで伝送装置55のコード認識部を1個にした場合は、伝送装置57を経由して上記のリモコン54の一種類のキャリア周波数で変調した赤外線リモコン信号が各機器に入力される。しかしながら、入力されたリモコン信号は、各機器に適合したキャリア周波数とは限られないため、操作対象の機器は赤外線リモコン信号を正確に復調できず正常に受信できない場合が生じる問題を伴う。
【0009】本発明は、複数地点の機器の操作を可能とする高効率のマルチリモコン機能を具備した、リモコン信号伝送システムおよびリモコン信号伝送方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するため、請求項1記載の発明のリモコン信号伝送システムは、所定のキャリア周波数Aのリモコン信号(12)により操作される機器A(3)が地点Aに配置され、機器A(3)を地点Aから離れた地点Bにおいて操作可能に構成されたリモコン信号伝送システム(15)であり、所定の形態のキャリア周波数Bを使用した赤外線リモコン信号B(9)を送出するリモコン(4)と、この送出された赤外線リモコン信号B(9)により機器A(3)に適合したキャリア周波数Aを算出しこの算出したキャリア周波数Aの情報を、キャリア信号を除去した電気信号であるリモコンコード信号に付加して出力する地点B側に設けられた伝送装置B(5)と、リモコンコード信号を受信し情報に基づき変調したキャリア周波数Aのリモコン信号を出力する地点Aに設けられた伝送装置A(7)とを有し、リモコン(4)が送出するキャリア周波数Bの赤外線リモコン信号B(9)を変調しキャリア周波数の異なる機器A(3)を操作可能としたことを特徴としている。
【0011】請求項2記載の発明では、請求項1に記載のリモコン信号伝送システムにおいて、伝送装置Bは、リモコンコード信号と一対一で関連づけられたキャリア周波数の情報を合わせ持つデータを、予め複数組記憶しておくキャリア記憶部を具備して構成されるとよい。
【0012】請求項3記載の発明では、請求項2に記載のリモコン信号伝送システムにおいて、伝送装置Bは、赤外線リモコン信号Bを受信し、受信した赤外線リモコン信号Bを復調することにより、キャリア信号を除去した電気信号であるリモコンコード信号に変換して出力するコード認識部をさらに具備して構成されるとよい。
【0013】請求項4記載の発明のリモコン信号伝送方法は、所定のキャリア周波数Aのリモコン信号により操作される機器Aが地点Aに配置され、機器Aを地点Aから離れた地点Bにおいて操作可能に構成されたリモコン信号伝送方法であり、地点Bのリモコンから所定の形態のキャリア周波数Bを使用した赤外線リモコン信号Bを送出する工程と、地点Bにおいて、送出された赤外線リモコン信号Bにより機器Aに適合したキャリア周波数Aを算出する工程と、この算出したキャリア周波数Aの情報をキャリア信号を除去した電気信号であるリモコンコード信号に付加して地点B側から出力する工程と、地点Aにおいてリモコンコード信号を受信する工程と、この受信した情報に基づき変調したキャリア周波数Aのリモコン信号を出力する工程とを有し、リモコンが送出するキャリア周波数Bの赤外線リモコン信号Bを変調しキャリア周波数の異なる機器Aを操作可能としたことを特徴としている。
【0014】請求項5記載の発明では、請求項4に記載のリモコン信号伝送方法において、リモコンコード信号と一対一で関連づけられたキャリア周波数の情報を合わせ持つデータを、予め複数組記憶しておくキャリア記憶工程をさらに有するとよい。
【0015】請求項6記載の発明では、請求項4または5に記載のリモコン信号伝送方法において、赤外線リモコン信号Bを受信し、受信した赤外線リモコン信号Bを復調することにより、キャリア信号を除去した電気信号であるリモコンコード信号に変換して出力するコード認識工程をさらに有するとよい。
【0016】請求項7記載の発明では、請求項6に記載のリモコン信号伝送方法において、コード認識工程後に、リモコンコード信号を受け取る工程と、予め登録してあるリモコンコードを順次呼び出す工程と、コード認識工程から送られてきたリモコンコード信号と一致するリモコンコードを探し出す工程と、この探し出したリモコンコードに対応するキャリア周波数をキャリア記憶工程から読み込む工程と、キャリア周波数の情報をコード認識工程から送られてきたリモコンコードの先頭に付加してキャリア情報付リモコンコードに変換する工程と、送信のための伝送リモコン信号に変換する工程とをさらに有するとよい。
【0017】
【発明の実施の形態】次に、添付図面を参照して本発明によるリモコン信号伝送システムおよびリモコン信号伝送方法の実施の形態を詳細に説明する。図1〜図11を参照すると、本発明のリモコン信号伝送システムおよびリモコン信号伝送方法の一実施形態が示されている。
【0018】本発明は、図1に示すようなリモコン信号伝送システム15へ適用される。本実施形態のリモコン信号伝送システム15は、地点1のリモコン操作機器および地点2のリモコン操作機器とが伝送線6により接続されて構成される。
【0019】地点1のリモコン操作機器は、機器3、機器3a、機器3b、伝送装置7、赤外線発光素子8、赤外線発光素子8a、赤外線発光素子8b、を有して構成される。また、地点2のリモコン操作機器は、リモコン4および伝送装置5、を有して構成される。
【0020】図1において、上記のリモコン信号伝送システム15は、リモコンにより操作される機能を有する機器3、機器3a、機器3bが地点1に設置されており、機器3、機器3a、機器3bを地点1より離れた地点2から操作可能になるように構成されている。
【0021】地点2から地点1の機器3を操作するとき、地点2においてリモコン4を操作すると、機器3、機器3a、機器3bを操作する赤外線リモコン信号9は、リモコン4から伝送装置5に入力される。赤外線リモコン信号9を伝送装置5が変換したリモコンコード信号が、伝送リモコン信号10として伝送装置5から伝送線6を通って伝送装置7に入る。さらに、駆動リモコン信号11として伝送装置7から赤外線発光素子8に入り、赤外線リモコン信号12として赤外線発光素子8から機器3、機器3a、機器3bに入る。このことで、機器3、機器3a、機器3bを操作可能とする。
【0022】機器3、機器3a、機器3bを操作するための赤外線リモコン信号12は、図2に示すように、上記のリモコンコード信号を搬送するために赤外線キャリア信号で変調して搬送される。この搬送において、上記の赤外線キャリア信号の周波数であるキャリア周波数は、機器メーカや機種によって異なる場合がある。上記のキャリア周波数が異なれば、機器3、機器3a、機器3bが赤外線リモコン信号を正常に復調できず認識できない場合がある。本実施形態は、この弊害を除去している。
【0023】本実施形態では、リモコン4から一種類のキャリア周波数のみを使用して赤外線リモコン信号9を伝送装置5へ送る。伝送装置5は、赤外線リモコン信号9より機器3、機器3a、機器3bに適合したキャリア周波数を算出し、伝送装置5から適合したキャリア周波数の情報を上記のリモコンコード信号に付加して伝送装置7に送る。伝送装置7は、上記の情報によって機器3、機器3a、機器3bへ上記の適合したキャリア周波数で変調した赤外線リモコン信号12を出力する。このことにより、機器3、機器3a、機器3bがリモコン4の上記のリモコンコードを正常に復調でき認識可能とする。
【0024】リモコン4は、機器を遠隔操作する赤外線リモートコントローラであり、機器を操作するための赤外線信号である赤外線リモコン信号9を伝送装置5へ発信する。赤外線リモコン信号9は、図2に示すように機器3が使用しているリモコンコードを電気信号に変換したリモコンコード信号を、コード認識部21が復調可能な周波数の赤外線キャリア信号で変調して搬送する。
【0025】伝送装置5は、図3に示されるようにコード認識部21、キャリア記憶部22、マイコン23、変換部24で構成される。
【0026】コード認識部21は、赤外線リモコン信号9を受信し、受信した赤外線リモコン信号9を復調することにより、キャリア信号を除去した電気信号であるリモコンコード信号に変換してマイコン23に出力する。なお、コード認識部21の受信、変調および電気信号への変換機能は、既存の技術である。
【0027】キャリア記憶部22は、半導体メモリ等で実現され、図4に示すようにリモコンコードと一対一で関連づけられたキャリア周波数の情報を合わせ持つデータを予め複数組記憶しており、マイコン23により読み出せる。
【0028】マイコン23には、コード認識部21、キャリア記憶部22、変換部24が接続されており、コード認識部21からリモコンコード信号を受け取り、キャリア記憶部22より予め記憶しているキャリア周波数を呼び出し、変換部24へキャリア情報とリモコンコードとを、図9に示すように結合したキャリア情報付リモコンコードとして送る。
【0029】変換部24は、マイコン23からキャリア情報付リモコンコードを受け取り、キャリア情報付リモコンコードを伝送線6に適した物理的状態に変換して、伝送リモコン信号10として送信する機能を具備する。信号の変換は、伝送線6に応じた様々な既存の技術がある。例えば、変換される物理的状態は、伝送線6が導線ケーブルであればラジオ周波数の電気信号やパルス状のデジタルの電気信号等であり、光ケーブルであればレーザー光等である。
【0030】伝送線6は、伝送装置5が出力する伝送リモコン信号10を伝送装置7に伝達する。伝送線6は、伝送リモコン信号の物理状態に応じて、同軸ケーブル、ツイストペア線、光ケーブル等の既存手段より選択される。
【0031】伝送装置7は、図5に示すように、コード認識部31、キャリア信号発信器32、マイコン33、リモコン信号生成部34から構成される。
【0032】コード認識部31は、伝送リモコン信号10を受信してマイコン33が認識できる電気信号、すなわちキャリア情報付リモコンコードとしてマイコン33へ出力する。伝送リモコン信号10は伝送線6に適した物理的状態にあり、変換の技術としては物理的状態に応じた様々な既存の技術がある。
【0033】マイコン33は、コード認識部31、キャリア信号発信器32、リモコン信号生成部34が接続されている。マイコン33は、コード認識部31からキャリア情報付リモコンコードを受け取ると、キャリア情報とリモコンコードを分離し、キャリア情報に示されたキャリア周波数をキャリア信号発信器32へ伝えるためのキャリア周波数信号をキャリア信号発信器32に送り、リモコンコードをリモコン信号生成部34へ送る。
【0034】キャリア信号発信器32は、マイコン33からキャリア周波数信号を受けると、駆動リモコン信号11を変調するためのキャリア信号を指定された周波数に設定してリモコン信号生成部34に出力する。キャリア信号発信器32は、図6に示すように、周波数を可変できる発振回路41とカウンタ42で構成され、マイコン33からキャリア周波数信号を受けた発振回路41はキャリア周波数信号で指定された周波数の信号をカウンタ42へ送り、カウンタ42は発振回路41の出力を分周してリモコン信号生成部34へ出力する。
【0035】リモコン信号生成部34は、マイコン33が送信してくるリモコンコードを受け取り、図7に示すように、リモコンコード信号をキャリア信号発信器32から送られてくるキャリア信号で変調し、赤外線発光素子8へ出力する。リモコン信号生成部34は、例えば、マイコン33から送られてくるリモコンコード信号とキャリア信号発信器から送られてくるキャリア信号をAND合成する一般的なロジック集積ICと、ロジック集積ICの出力を増幅する一般的なトランジスタ増幅回路で実現することができる。
【0036】赤外線発光素子8は、駆動リモコン信号11によって駆動され、機器3に適した赤外線リモコン信号12を出力する。
【0037】このようなリモコン信号伝送システム15により、地点2にいる人は地点1に設置している機器3、機器3a、機器3bを遠隔操作することができるようになる。
【0038】本発明の実施形態の動作について図1、図3、図5、図8、図9、図10を用いて説明する。
【0039】図1においてリモコン4から赤外線リモコン信号9が送信され、コード認識部21は、赤外線リモコン信号9を受信すると、受信した赤外線リモコン信号9からキャリア信号を復調により除去して電気信号に変換し、リモコンコード信号としてマイコン23に出力する。
【0040】マイコン23は、図8に示すように、コード認識部21からリモコンコード信号を受け取ると(ステップA1)、キャリア記憶部22から予め登録してある図4のリモコンコードを順次呼び出し(ステップA2)、コード認識部21から送られてきたリモコンコード信号と一致するリモコンコードを探し出す(ステップA3)。探し出したリモコンコードに対応する図4のキャリア周波数をキャリア記憶部22から読み込み(ステップA4)、キャリア周波数の情報を図9に示すようにコード認識部21から送られてきたリモコンコードの先頭に付加してキャリア情報付リモコンコードに変換し(ステップA5)、変換部24にキャリア情報付リモコンコードを出力する(ステップA6)。
【0041】変換部24は、マイコン23からキャリア情報付リモコンコードを受け取ると、キャリア情報付リモコンコードを伝送線6に適した物理的状態に既知の方法で変換し、伝送リモコン信号10として伝送線6を通して伝送装置7へ送信する。
【0042】伝送装置7内のコード認識部31は、伝送リモコン信号10を受信すると、伝送リモコン信号10をマイコン33の認識できる電気信号、すなわちキャリア情報付リモコンコードに変換し、マイコン33へ送信する。マイコン33は、図10に示すように、コード認識部31からキャリア情報付リモコンコードを受け取ると(ステップB1)、キャリア情報付リモコンコードをキャリア情報とリモコンコードに分離し(ステップB2)、キャリア信号発信器32へキャリア情報で指定された周波数のキャリア信号を出力させるためのキャリア周波数信号を出力し(ステップB3)、その後リモコンコードをリモコン信号生成部34に送る(ステップB4)。
【0043】キャリア信号発信器32は、マイコン33からキャリア周波数信号を受けると、キャリア周波数信号に応じた周波数のキャリア信号をリモコン信号生成部34へ送信する。
【0044】リモコン信号生成部34は、マイコン33からリモコンコード信号を受け取ると、キャリア信号発信器32から送られてくるキャリア信号でリモコンコード信号を変調し、赤外線発光素子8に適した駆動リモコン信号11に変換し、赤外線発光素子8に送る。
【0045】赤外線発光素子8は、駆動リモコン信号11によって赤外線信号である赤外線リモコン信号12を発信し、発信された赤外線リモコン信号12は機器3に伝えられる。
【0046】上記の実施形態によれば、各機器に適したリモコン信号のキャリア周波数の情報を地点1の伝送装置7に伝達することができる。伝送装置7の信号によって駆動される赤外線発光素子8は、各機器が使用しているキャリア周波数で変調したリモコンコードを赤外線リモコン信号12として、出力することが可能になる。従って、従来の方式では伝送装置5は機器3、機器3a、機器3bのそれぞれが使用しているキャリア周波数に復調できるコード認識部を全て具備する必要があったが、本実施形態により伝送装置5は1種類のキャリア周波数に対応したコード認識部を具備するだけでよくなり、部品のコストダウンや小型化が容易になる。
【0047】(他の実施形態)本実施形態では、図11に示すように、地点2以外に地点102、地点103あるいはそれ以上の地点から地点1の機器3を操作可能とする。このために、それぞれの地点でリモコン信号を受信するために地点102には伝送装置105を、地点103には伝送装置115を増設する。これら各地点に増設した伝送装置を伝送線6に接続した場合や、伝送装置7が赤外線発光素子8、赤外線発光素子8a、赤外線発光素子8bに加え、赤外線発光素子8cあるいはそれ以上の赤外線発光素子を増設し、機器3、機器3a、機器3bに加え機器3cあるいはそれ以上の機器を操作する場合にも応用できる。
【0048】尚、上述の実施形態は本発明の好適な実施の一例である。但し、これに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変形実施が可能である。
【0049】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明のリモコン信号伝送システムおよびリモコン信号伝送方法は、所定の形態のキャリア周波数Bを使用した赤外線リモコン信号により被操作機器に適合したキャリア周波数Aを算出し、この算出したキャリア周波数Aの情報を、伝送リモコンコード信号に付加して出力する。この伝送リモコンコード信号を受信した情報に基づきキャリア周波数Aに駆動リモコン信号を変調し出力することにより、キャリア周波数の異なる機器を操作可能としている。
【0050】この構成によれば、各機器に適したリモコン信号のキャリア周波数の情報を伝達し、各機器が使用しているキャリア周波数で変調したリモコンコードを赤外線リモコン信号として出力することが可能になる。従って、1種類のキャリア周波数に対応したコード認識部を具備すればよくなり、部品のコストダウンや小型化が容易になる。




 

 


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