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発明の名称 AV機器映像配信システム
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−8277(P2001−8277A)
公開日 平成13年1月12日(2001.1.12)
出願番号 特願平11−174896
出願日 平成11年6月22日(1999.6.22)
代理人 【識別番号】100093838
【弁理士】
【氏名又は名称】小橋川 洋二
【テーマコード(参考)】
5C025
5C056
5K048
【Fターム(参考)】
5C025 AA08 AA09 AA10 DA08 
5C056 AA04 BA01 BA08 DA11 EA05
5K048 AA04 AA13 AA16 BA02 DA02 DB04 EA14 EB02 EB14 EB15 HA03 HA04 HA06 HA37
発明者 安武 宏
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 一の部屋に複数のAV機器と該複数のAV機器を制御するメインユニットを設置すると共に、その他の部屋に前記複数のAV機器を操作するリモコンと前記複数のAV機器の中から選択したAV機器の出力を視聴するテレビと前記リモコンからのリモコン信号を前記メインユニットに中継するサブユニットとを設置し、視聴者が前記その他の部屋から前記選択したAV機器の操作を可能にしたAV機器映像配信システムにおいて、前記複数のAV機器の何れかを選択する手段および該選択手段により選択されたAV機器を制御する手段を、前記メインユニットに備えたことを特徴とするAV機器映像配信システム。
【請求項2】 前記複数のAV機器の何れかを選択する手段は、前記複数のAV機器をそれぞれ接続する箇所と、前記リモコンが発する選択用リモコン信号との対応関係を、予め設定しておく接続箇所/選択信号対応テーブルを備えてなり、前記接続箇所と選択信号との関係を、一般ユーザがプリセット可能であることを特徴とする請求項1記載のAV機器映像配信システム。
【請求項3】 前記プリセット用のリモコン信号、および前記複数のAV機器の何れかを選択するリモコン信号、および該選択リモコン信号により選択されたAV機器を制御するリモコン信号のフォーマットは、前記全てのリモコンに共通のフォーマットであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のAV機器映像配信システム。
【請求項4】 前記選択されたAV機器を制御する手段は、前記リモコンから入力する制御用リモコン信号と、選択されたAV機器を制御するべく出力する出力信号の対応関係を、予め設定しておく制御用入力信号/機器制御用出力信号対応テーブルを備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のAV機器映像配信システム。
【請求項5】 前記リモコン信号は、当該AV機器映像配信システムのみが有する固有の信号であることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のAV機器映像配信システム。
【請求項6】 前記リモコン信号は、赤外線リモコン信号であることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載のAV機器映像配信システム。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、AV機器映像配信システムに関し、特に各種のAV機器のプリセットが簡単に行え、リモコンの使い勝手を良くしたAV機器映像配信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のAV機器映像配信システムは、AV機器が設置してある第1の部屋(一の部屋)から、そのAV機器の映像および音声出力を、視聴者が視聴を望む第2の部屋(その他の部屋)へ配信し、第2の部屋のテレビで視聴を可能にするものである。また、前記第2の部屋より、視聴者がリモコンを使用して第1の部屋にある映像配信元のAV機器の操作を可能にするものである。
【0003】従来のAV機器映像配信システムの動作を図7に基づいて説明する。図7に示すように、リビングLに設置してある家庭で一般的に使用されるビデオやCSチューナ等のAV機器101の映像と音声を書斎Sに設置したテレビ131へ配信し、逆に書斎SからAV機器101へ赤外線リモコン信号を伝送する場合の説明である。
【0004】先ず、AV機器101からテレビ131に向けて、映像と音声を配信する動作を説明する。リビングLに設置されたネットワークボックス(メインユニット)110は、AV機器101から出力された映像信号および音声信号を受け、変調部111にて伝送線路に送出する信号に変換して、混合器114,分配器115,分配器116を介し書斎Sにあるテレビ131へ映像信号および音声信号を配信する。このことにより、視聴者は書斎SにいながらリビングLのAV機器101の映像と音声を視聴することができる。
【0005】また、AV機器102,103の映像信号と音声信号もネットワークボックス110に入力されており、同様にネットワークボックス110から配信することによってテレビ131で視聴することができる。更に、テレビ131と同じように分配器115,117,118により入力された映像信号と音声信号を、テレビ132やテレビ133にも分配することによって、それらのテレビでも視聴できる。以上のことにより、リビングLにあるAV機器101,102,103のそれぞれの映像や音声を、それ以外の各部屋(書斎S、子供部屋CR1,CR2)で視聴することができる。
【0006】次にリモコン操作の動作について、書斎Sにあるリモコン128を用い、AV機器101を操作する場合を例にとって説明する。リモコン128は,操作対象となるAV機器(例えばAV機器101)に添付され、所定の赤外線リモコン信号を送出するリモコンであり、或いは各AV機器(例えばAV機器101〜103)毎に固有に定められている複数のリモコンキーコードを有していて、予め各メーカの各AV機器のリモコンキーコードを設定する事ができ、AV機器に添付されているリモコンと同等のリモコンキーコードを選択して赤外線リモコン信号を出力するリモコン(以下、プリセットリモコンと称す)である。既存のAV映像配信システムでは、これらのリモコンを使用することが一般的である。
【0007】先ず、リモコン128から出力された赤外線リモコン信号は、サブユニット119内の受光センサ125で受信され、リモコン電気信号に復調される。次に、伝送送信部122にて、例えばFSK変調などの一般的な変調技術を用い、伝送するためのリモコン伝送信号に変換して、伝送線路に送出し、それは分配器116,115,混合器114を介して伝送受信部113へ入力される。なお、混合器114は、変調部111からの映像信号と音声信号に、分配器115を介したサブユニット119,120,121からのリモコン伝送信号を重畳する機能を持っている。
【0008】さて、このリモコン伝送信号は、伝送受信部113により、受信し復調され、リモコン電気信号に変換されて赤外線リモコンコマンダ104へ送信される。それを受けた赤外線コマンダ104は、内部の赤外線発光素子107により、リモコン電気信号を赤外線リモコン信号に変換して、AV機器101へ送信する。このことにより、AV機器101がこの赤外線リモコン信号を受信して動作する。赤外線リモコンコマンダ105,106にも同様に、リモコン電気信号が送信されることにより、赤外線リモコン信号に変換して、AV機器102,103へ送信する。
【0009】子供部屋CR1,子供部屋CR2にあるリモコン129,130から送出される赤外線リモコン信号は、サブユニット120,121でそれぞれ受信され、分配器117または分配器118,分配器115,ネットワークボックス110を介し、赤外線リモコンコマンダ104に伝達され、AV機器101を操作することができる。以上により、各部屋にあるリモコン128,129,130により、リビングLにある各AV機器101〜103を制御することができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来のAV機器映像配信システムでは以下の問題点があった。先ず、第1の問題点について説明する。図7の例で示したように、映像配信して視聴する部屋が複数あって、その部屋それぞれにプリセットリモコンがあり、AV機器映像配信システムを介して配送元のAV機器を操作する場合、それぞれのプリセットリモコンにそれぞれのAV機器のメーカ、および機器を個々にプリセットの設定をする必要がある。ここに、プリセットとは、視聴希望のAV機器に対応して予め設定してある機器選択コードを送出することにより、前記所望のAV機器を選択できるようにすることをいう。また、プリセットリモコンの電池交換時にも、このプリセットの設定をする操作を毎回行なう必要があるため、ユーザには大きな負担となっており、更に、プリセット設定の間違いも多くなってしまう。即ち、ユーザのプリセット時の負担が大きい。
【0011】次に第2の問題点について説明する。リモコンから送信される赤外線リモコン信号の変調周波数は32kHz,38kHz,4kHz等、各AV機器によって多種多様である。それらの赤外線リモコン信号を受信する受光センサは、リモコンに対する到達距離や受光角度有効範囲等の受信特性を最大限にするために、必要な変調周波数以外の赤外線リモコン信号およびノイズをフィルタで除去している。このため、リモコン電気信号に変換できる変調周波数は、一つに限定されている。このことにより、AV機器映像配信システムでは、様々なAV機器に対応するため、サブユニット内に設けられている受光センサをそれぞれの変調周波数毎に複数個設ける必要があり、小型化の妨げ、またコストアップの原因になっている。
【0012】次に第3の問題点について説明する。リモコンから送信された赤外線リモコン信号は、サブユニット,分配器,ネットワークボックス,赤外線リモコンコマンダを介して、AV機器の受光部へ伝達される。赤外線リモコン信号は、このように多くの構成機器を介して伝送されるため、リモコンからAV機器へ直接送信した場合と比較すると、各構成機器による誤差が累積され、波形の遅延やデューティ比等の誤差が大きくなってしまう。
【0013】一方、受光センサの特性上、受光センサに対する赤外線リモコン信号の照射角度が中心から外れたり、リモコンからサブユニット間の距離が大きくなったりして、受光センサの受光量が減少しても、受光センサが受光する赤外線リモコン信号は、誤差や歪が大きいものとなる。そのため、前者の各構成機器による累積された誤差が大きいと、後者の誤差要素を小さくする必要がある。従って、受光センサに受光可能な角度範囲をより狭く、或いはサブユニットからリモコン間の距離をより短く制限する必要がある。また、リモコンの赤外線発光素子は、リモコン内の電池が新しいものであれば、充分な出力を得ることができるが、電池が消耗していると出力も小さくなる特性があり、同様に誤差の原因となってしまうので、電池の使用可能期間を短かくする必要がある。このように従来のAV機器映像配信システムでは、リモコンの受光可能な範囲やリモコンから受光されるAV機器までの距離,電池の使用可能期間などユーザの使い勝手において制限されているところがある。即ち、リモコンの受光可能範囲等の面においてユーザの使い勝手が悪い。
【0014】次に第4の問題点について説明する。図7において、例えばリビングLと書斎Sに同一のリモコンキーコードおよび同一のフォーマットで制御される機器がそれぞれ設置されている場合、ユーザが書斎Sから、その部屋に設置された機器(例えばテレビ)をリモコンで操作すると、リモコンからの赤外線リモコン信号が、その機器(この場合はテレビ)へだけでなくサブユニット119の受光センサ125にも入力され、分配器116,115,ネットワークボックス110を介して赤外線リモコンコマンダ104,105,106によって赤外線リモコン信号としてリビングLへ送出されてしまう。そして、ユーザが意図しないリビングLの機器この場合はAV機器)もこの赤外線リモコン信号を受信して動作してしまう。
【0015】このように、従来のAV機器映像配信システムでは、AV機器映像配信システムで制御するAV機器以外の機器の赤外線リモコン信号も、そのままリビングLへ配信してしまうために、それぞれの部屋に同一のリモコンキーコードおよび同一のビット0やビット1の波形のタイミングや同一の変調周波数の形式である、つまり、同一のフォーマットで動作する機器を設置してある場合、赤外線リモコン信号がAV機器映像配信システムにより配信されてしまい、ユーザが意図しない機器の動作により、無駄な電力消費、空調機であれば過熱,過冷、音響機器であれば騒音などの問題が発生する。即ち、ユーザが意図しない機器が誤動作するおそれがある。
【0016】そこで本発明の課題は、ユーザのプリセット時の負担を軽減し、受光センサ側機器の小型化等に寄与し、ユーザのリモコンの使い勝手が良く、ユーザが意図した機器のみを動作させることが可能なAV機器映像配信システムを提供することである。
【0017】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するために本発明は、一の部屋に複数のAV機器と該複数のAV機器を制御するメインユニットを設置すると共に、その他の部屋に前記複数のAV機器を操作するリモコンと前記複数のAV機器の中から選択したAV機器の出力を視聴するテレビと前記リモコンからのリモコン信号を前記メインユニットに中継するサブユニットとを設置し、視聴者が前記その他の部屋から前記選択したAV機器の操作を可能にしたAV機器映像配信システムにおいて、前記複数のAV機器の何れかを選択する手段および該選択手段により選択されたAV機器を制御する手段を、前記メインユニットに備えたことを特徴とする。
【0018】このようにすれば、前記選択手段および制御手段をメインユニットに持たせるので、個々のリモコンをプリセットする必要が無く、ユーザの負担を軽減することができる。
【0019】また、前記複数のAV機器の何れかを選択する手段は、前記複数のAV機器をそれぞれ接続する箇所と、前記リモコンが発する選択用リモコン信号との対応関係を、予め設定しておく接続箇所/選択信号対応テーブルを備えてなり、前記接続箇所と選択信号との関係を、一般ユーザがプリセット可能であることを特徴とする。
【0020】また、前記プリセット用のリモコン信号、および前記複数のAV機器の何れかを選択するリモコン信号、および該選択リモコン信号により選択されたAV機器を制御するリモコン信号のフォーマットは、前記全てのリモコンに共通のフォーマットであることを特徴とする。
【0021】このようにすれば、1種類の受光センサで良いので、受光センサ側機器(サブユニット)の小型化に寄与し、ユーザの使い勝手が良く、信号フォーマットが共通なのでユーザが意図したAV機器のみを動作させることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施例に基づいて説明するが、(1)図1に示す本実施例の全体構成と、(2)図2に示す部分詳細構成に分けて説明する。なお、既に従来例で説明した部分には同一符号を付し、重複記載を省略する。
【0023】(1)本実施例の全体構成図1は本実施例の全体構成のブロック図であり、従来例との相違点は、赤外線リモコン11とマイコン21である。赤外線リモコン11およびマイコン21の詳細構成については、次に説明する。
【0024】(2)本実施例の部分詳細構成図2は本実施例の部分詳細構成を示すブロック図である。
【0025】■リモコン11図2に示すように、書斎S等に配置する赤外線リモコン11は、プリセット用の制御コードを発生するプリセット制御コード発生部11aと、所望のAV機器を個別選択する機器選択コード発生部11bと、選択されたAV機器を制御(再生開始等の操作)する機器制御コード発生部11cを有する。
【0026】プリセット制御コード発生部11aは、ネットワークボックス(メインユニット)20内に後述する「接続箇所/選択信号対応テーブル」であるプリセットデータ保持テーブル21aを作成するための信号を発生する。ここに、プリセットとは、前述の如く、視聴希望のAV機器に対応して予め設定してある機器選択コードを送出することにより、前記所望のAV機器を選択できるようにすることをいう。
【0027】機器選択コード発生部11bは、どのAV機器(例えば、AV機器(A)101)を選択するかの赤外線リモコンによるコードを発生する。機器制御コード発生部11cは、選択したAV機器(例えば、AV機器(A)101)を制御(例えば、再生開始)するコードを発生する。
【0028】図4は赤外線リモコン信号を示す図であり、リモコン信号が始まることを示すリーダコード31、それぞれのAV機器を識別するために必要なカスタムコード32、選択されたAV機器への制御命令を示すデータコード33によって構成されている。各AV機器の変調周波数、ビット0、ビット1のタイミング定義を示す。
【0029】また、リモコン11は、プリセットを開始することの意志表示用のプリセットキー15a,再生キー15b,停止キー15c等の各種の機能キー15と、プリセットの際等に使用するテンキー16を備える。
【0030】■マイコン21マイコン21は、00〜FFの機器番号コードをそれぞれどのAV機器101,102,103に割り当てたかを示すと共に、入力コード(フォーマット)を全てのリモコンに共通させ、リモコンの機能選択キー(例えば、再生キー)を押下すればどのAV機器を選択した場合にも同一機能コード(この場合は再生用コード)を出力するように対応させた「制御用入力信号/機器制御用出力信号対応テーブル」であるメーカキーコードテーブル21b(図5)と、どのAV機器(例えばAV機器101)をマイコン21のどの接続箇所に接続し、プリセットデータ(保持機器コード)として保持(記憶)したかをテーブルにした「接続箇所/選択用信号対応テーブル」であるプリセットデータ保持テーブル21a(図6)と、リモコンから発せられたコードが何のコードであるかを識別するリモコンコード識別部21cと、各種の演算途中で使用するメモリバッファ21dとを有する。なお、リモコンキーコード識別部21cが、プリセット制御コード,機器選択コード,機器制御コードを識別できるように、データコードが重複しないように割り付ける。
【0031】(3)動作説明次に、本実施例の動作につき主として図3に示すフローチャートを参照しつつ説明する。本実施例のAV機器映像配信システムは、3つのAV機器101,102,103に対してプリセット設定の指定ができるが、これら3つを便宜上、機器A、機器B、機器Cと称する。
【0032】■復調リモコン電気信号の入力時の動作マイコン21は、伝送受信部113から復調リモコン電気信号が入力されると(ステップS201)、リモコン電気信号の示すカスタムコード32、およびデータコード33(図4参照)の情報を一時的に保持するメモリバッファ21dへ格納する(ステップS202)。続いて、マイコン21は、メモリバッファ21d内のデータコード33を認識して、予めプログラムされたリモコンキーコードと比較することによって、それがマイコン21に対するAV機器映像配信システムで制御されるAV機器のリモコンキーコードをマイコン21へプリセットの設定を開始するためのプリセット制御コードか、AV機器を制御する機器制御コードか、機器Aと機器Bと機器Cの中から、どのAV機器かを選択するための機器選択コードかを判別する(ステップS203)。
【0033】なお、赤外線リモコンは、前述の如く機器制御コードとプリセット制御コードとは別々のデータコードを割り付けておく。例えば、ユーザがプリセットキー15aを押下すると、リモコン電気信号のデータコード(機器番号コード)「00」(図5参照)がリモコンからマイコン21へ送出され、リモコンキーコード識別部21cはプリセット制御コードと識別する。また、リモコンキーコード識別部21cは、リモコン11の或る機能キー(例えば再生キー15b)が押下されると、リモコン11から送出されたデータコード(入力コード)の「10」(図5参照)を受信し、AV機器への機器制御コードと識別する。
【0034】■プリセット制御コード受信時の動作第1に、マイコン21が「プリセット制御コード」を受信したときの動作について説明する。
【0035】先ず、各AV機器に対して、機器00は「00」、機器01は「01」の如く機器番号コードを順番に割り付けており(図5参照)、操作者がプリセットするAV機器を選択するには、先ずプリセットキー15aを押下し、更にテンキー16を押下することによってこの機器番号コードを指定する。操作者がその機器番号コードを入力すると、マイコン21はこの機器番号コードを受信する(ステップS204)。次に、操作者はその機器番号コードを機器A、機器B、機器Cのどこに登録するかをリモコンで選択する。マイコン21は、プリセットの設定をするAV機器をプリセットデータ保持テーブル51(図2,図6参照)の機器Aか、機器Bか、機器Cへ割り当てることを示したデータコードを受ける(ステップS205)。そして、マイコン21は、プリセットデータ保持テーブル51の機器A,機器B,機器Cのいずれかに機器番号コードを書き込み、新たに上書きされるまで保持する(ステップS206)。その後、マイコン21は、メモリバッファ21dをクリアして(ステップS213)、復調リモコン信号の入力待ちに戻る(ステップS214)。
【0036】■機器選択コード受信時の動作マイコン21の機器選択コードを受信したときの動作について説明する。この実施例のAV機器映像配信システムは、プリセットの設定を3つの機器までできる。操作者は、後述のAV機器の操作を行なうための機器制御コードが機器A、機器B、機器Cのどれに対するものなのかを、リモコンで指定する必要がある。マイコン21は、その所定の操作のデータコードを受け、プリセットデータ保持テーブル(図6)の機器A、機器B、機器Cのいずれかを参照し、その選択された機器A、或いは機器B、或いは機器Cを示すデータコードを選択メモリバッファ21dに書き込む(ステップS207,208)。この内容は、新たに上書きされるまで保持される。その後、マイコン21は、メモリバッファ21dをクリアして(ステップS213)、復調リモコン信号の入力待ちに戻る(ステップS214)。
【0037】■機器制御コード受信時の動作マイコン21の機器制御コードを受信したときの動作について説明する。先ず、マイコン21は、メモリバッファ21dを参照し、受信された機器制御コードが、機器A、機器B、機器Cのどれにプリセット設定された機器に対するものかを判断する(ステップS209)。次に、プリセットデータ保持テーブル51を参照し、メモリバッファ21dの示したAV機器の機器番号コードを知る(ステップS210)。次に、メーカキーコードテーブル41中で機器番号コードに対応した制御コードテーブル42を参照し、フォーマットデータと、機器制御コードに対応した出力コードを得る(ステップS211)。そして、それに従って、リモコン電気信号を送出する(ステップS212)。
【0038】例えば、機器Aに機器番号コード02で示された機器02がプリセット設定されており、機器Aが選択され、機器制御コード12が入力された場合について説明する。マイコン21は、メモリバッファ21dを参照し、受信された機器制御コードが機器Aにプリセット設定されているAV機器に対するものであると認識する。そして、マイコン21は、プリセットデータ保持テーブル51の機器Aで示された機器番号コード02より、メーカキーコードテーブル41の02で示された機器02を選択する。次に、機器02の制御コードテーブル42を参照して、機器制御コード12が示す出力コード”0000 02”を、同テーブル内のフォーマットデータに従って、リモコン電気信号を送出する。但し、マイコン21は、制御コードテーブル42の入力コードFBやFCのところで示したように、入力キーコードに相対する出力コードが割り当てられていない場合には、出力コードへ変換されないため、リモコン電気信号も送出しない。最後に、マイコン21は、上述の第1、第2、第3に述べた動作の後に、メモリバッファをクリアする(ステップS214)。
【0039】このような動作によって、本発明のAV機器映像配信システムは、3つのAV機器のリモコンキーコードをネットワークボックス(メインユニット)内にプリセット設定でき、それらのAV機器の操作ができるようになる。
【0040】なお、本実施例では赤外線リモコン信号のコードとして一般的な場合(例えば、Aさん宅と隣家のBさん宅とが同一コードの可能性がある)について説明したが、例えば乗用車等のリモコン式ドアキーのように、全てのAV機器映像配信システムに対して異なったコードを使用してもよい。
【0041】
【効果の説明】以上説明したように本発明によれば、以下の効果がある。第1の効果について説明する。リモコンキーコードのプリセットの設定をする機能を有したマイコンをネットワークボックス(メインユニット)内に設けることで、一度、リモコンによりネットワークボックス内のマイコンへプリセットの設定をすれば、各部屋それぞれにあるリモコンのリモコン電気信号がプリセット設定されたネットワークボックスにより、制御されるAV機器のリモコン電気信号に変換され送信される。従って、各部屋のそれぞれのリモコンにそれぞれのAV機器のメーカ、およびAV機器のリモコンキーコードを個々にプリセットの設定をする、或いは、リモコンの電池交換時にこのプリセットの設定操作を毎回行なう必要もなくなり、ユーザへの負担が軽くなる。また、プリセット設定の間違いも減少する。
【0042】次に第2の効果について説明する。従来のAV機器映像配信システムでは「従来技術」で述べた通り、サブユニットに複数の受光センサを設ける必要があったが、本発明であるAV機器映像配信システムのリモコンからサブユニット間は、AV機器映像配信システムのリモコンキーコード、単一のフォーマットで変調周波数は一種類で済むため、サブユニットの受光センサはひとつで済む。従って、各メーカの赤外線リモコン信号の変調周波数に応じた受光センサを複数個、サブユニットに設ける必要がなくサブユニットの小型化とコストダウンが実現できる。
【0043】次に第3の効果について説明する。従来のAV機器映像配信システムの赤外線リモコン信号は、「従来技術」で述べた通り、各構成機器による累積された誤差、そして受光センサに対する赤外線リモコン信号の照射角度やリモコンから受光センサ間の距離が大きいほど受光センサの受光量が減少し、受光センサが受ける赤外線リモコン信号の波形の遅延やディーティ比等の誤差となっていた。しかし、本発明のAV機器映像配信システムのリモコンからサブユニット間は、AV機器映像配信システム独自のリモコンキーコード、および共通のフォーマットで送信され、ネットワークボックス内のマイコンにてプリセットの設定がされて赤外線リモコンコマンダでAV機器へ送出されるため、マイコンからAV機器までの構成による誤差で済むので、各構成機器による累積の誤差が従来のAV機器映像配信システムと比較して少ない。その分、それ以外の誤差の要因である、受光センサと赤外線リモコン信号の関係による誤差については、許容誤差範囲は緩和され、リモコンの使い勝手向上が実現される。また同様に、リモコンの電池が消耗していると出力も小さくなり誤差の原因となっていたが、この電池使用可能期間の制限に関しても緩和される。
【0044】次に第4の効果について説明する。リモコンからサブユニット間は、AV機器映像配信システム専用で独自のリモコンキーコード、および単一のフォーマットで送信され、更にはマイコンにてプリセットの設定がされ、初めてそれらの赤外線リモコン信号に変換されて配信可能となる。例えば、図1に示すリビングと書斎において、同一のリモコンキーコードおよび同一のフォーマットで動作する機器をそれぞれ設置してある場合、その機器の赤外線リモコン信号は、書斎のサブユニットにより受光されても、マイコンにはプリセットの設定がされていないため、マイコンで却下され、配信されることはない。このように、本発明のAV機器映像配信システムは、プリセットの設定がされていない赤外線リモコン信号は配信されないので、ユーザの意図しない赤外線リモコン信号が、AV機器映像配信システムにより、書斎からリビングへ配信されることはなく、無駄な電力消費、エアコンであれば過熱,過冷,音響機器であれば騒音の問題を防止することができる。




 

 


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