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発明の名称 電話回線延長装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−7919(P2001−7919A)
公開日 平成13年1月12日(2001.1.12)
出願番号 特願平11−177044
出願日 平成11年6月23日(1999.6.23)
代理人 【識別番号】100078617
【弁理士】
【氏名又は名称】高橋 修一
【テーマコード(参考)】
5K027
【Fターム(参考)】
5K027 AA08 BB01 CC00 CC08 GG00 JJ01 JJ07 KK04 
発明者 高橋 良治 / 北川 真幸
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 電話局側電話回線が接続され電話局との間で回線制御を行う親機用回線制御部を備えた親機(単数)と、それぞれ電話機側電話回線が接続され電話機との間で回線制御を行う子機用回線制御部を備えた複数の子機とを、共通の伝送線路に接続し、前記複数の子機のうちの任意の子機が前記親機を介し、前記電話局側電話回線に接続される端末との間で通信することができるように構成された電話回線延長装置において、前記電話局側電話回線を前記親機用回線制御部を介して当該親機内の回線に接続するか、前記電話局側電話回線を当該親機内の回線から遮断して親機内の下り回線を当該親機内の上り回線に(共通の伝送路に到る回線を上り回線とし、共通の伝送路からの回線を下り回線とする)折り返して接続するかの切替を行う親機用信号切替部、複数の子機の各子機に設けられ、前記電話機側電話回線を前記子機用回線制御部を介して当該子機内の回線に接続するか、前記電話機側電話回線を当該子機内の回線から遮断するかの切替を行う子機用信号切替部、親機内に設けられ、親機用信号切替部からのベースバンドの信号を混合器を経て第1の搬送波(以下、F で表す)に変調して前記共通の伝送路上に送信する第1の上り回線、前記親機用信号切替部からのベースバンドの信号で変調した副搬送波を前記混合器を経てF に変調して前記共通の伝送路上に送信する第2の上り回線、前記共通の伝送路上の第2の搬送波(以下F で表す)で伝送される信号をベースバンドに復調して親機用信号切替部まで伝送する第1の下り回線、前記共通の伝送路上の第3の搬送波(以下F で表す)で伝送される信号をベースバンドに復調して前記親機用信号切替部まで伝送する第2の下り回線、各子機に設けられ、子機用信号切替部からのベースバンドの信号をF に変調して前記共通の伝送路上に送信する第1の上り回線、子機用信号切替部からのベースバンドの信号をF に変調して前記共通の伝送路上に送信する第2の上り回線、前記送信用信号切替器の切替を制御する発信要求信号をF に変調して前記共通の伝送路上に送信する第3の上り回線、親機内に設けられ、前記第2の下り回線の信号に含まれる前記発信要求信号を検出する発信要求信号検出部、を備えた電話回線延長装置。
【請求項2】 請求項1記載の電話回線延長装置において、外線通話時には、前記電話局側電話回線からの信号は前記親機用信号切替部から親機内の第1の上り回線、各子機内の第1の下り回線を経て各子機の電話機側電話回線に接続され、各子機の電話機側電話回線からの信号は当該子機内の第1の上り回線、親機内の第1の下り回線を経て前記電話局側電話回線に接続されることを特徴とする電話回線延長装置。
【請求項3】 請求項1記載の電話回線延長装置において、内線通話時には、発信元子機が前記発信要求信号を第3の上り回線に送信し、この発信要求信号が親機の第2の下り回線で復調され、発信要求信号検出回路で検出されて、この信号により親機用信号切替部を制御して親機内の第1の下り回線を親機内の第2の上り回線に、親機内の第2の下り回線を親機内の第1の上り回線に、それぞれ接続し、発信元子機の電話機側電話回線からの内線ダイヤル信号は当該子機の第2の上り回線から搬送波F を変調して、親機の第2の下り回線、親機の第1の上り回線からF を変調して、各子機の第1の下り回線に入力して前記内線ダイヤル信号により指定された着信先子機が前記発信元子機と接続され、前記発信元子機からの信号は当該子機用信号切替部から当該子機の第1の上り回線、親機の第1の下り回線、親機の第2の上り回線、着信先子機の第1の下り回線を経て着信先子機の電話機側電話回線に接続され、着信先子機の電話機側電話回線からの信号は当該子機内の第1の上り回線、親機内の第1の下り回線、親機内の第2の上り回線、発信元子機内の第2の下り回線を経て前記発信元子機の電話機側電話回線に接続されることを特徴とする電話回線延長装置。
【請求項4】 請求項1記載の電話回線延長装置において、信号による搬送波の変調はFM変調であり、信号による副搬送波の変調はAM変調であることを特徴とする電話回線延長装置。
【請求項5】 請求項4記載の電話回線延長装置において、前記副搬送波の周波数は20kHzであり、前記発信要求信号は20kHzのキャリアであることを特徴とする電話回線延長装置。
【請求項6】 請求項1記載の電話回線延長装置において、前記共通の伝送路は同軸ケーブルであることを特徴とする電話回線延長装置。
【請求項7】 請求項1記載の電話回線延長装置において、前記共通の伝送路は電灯線であることを特徴とする電話回線延長装置。
【請求項8】 請求項1記載の電話回線延長装置において、前記共通の伝送路は無線通信路であることを特徴とする電話回線延長装置。
【請求項9】 請求項1記載の電話回線延長装置において、前記共通の伝送路は光信号の伝送路であることを特徴とする電話回線延長装置。
【請求項10】 請求項1記載の電話回線延長装置において、前記親機の第1の上り回線のベースバンド信号の増幅回路で信号のスクランブルが行われ、これに対し各子機の第1の下り回線でディスクランブルが行われ、各子機の第1の上り回線及び第2の上り回線に共通なベースバンド信号の増幅回路で信号のスクランブルが行われ、これに対し親機の第1の下り回線及び第2の下り回線でそれぞれディスクランブルが行われることを特徴とする電話回線延長装置。
【請求項11】 請求項3記載の電話回線延長装置において、各子機の第3の上り回線には副搬送波発生部と並列に内線制御信号発生部が挿入され、この内線制御信号発生部は、第1の子機と第2の子機との間の内線通信で発信元の子機から送信情報(発信元・着信先アドレス等)を発生して当該子機の第3の上り回線から送信され親機の第2の下り回線の終端に挿入される内線制御信号抽出部で抽出されて記憶され、さらに親機の第1の上り回線を経て、各子機の第1の下り回線の終端に挿入される内線制御信号抽出部で抽出されて記憶され、これに対する着信先子機からの応答信号は当該子機の第1の上り回線から送信され、親機の第1の下り回線の終端に挿入される内線制御信号抽出部で抽出されて記憶され、さらに親機の第2の上り回線を経て、各子機の第2の下り回線の終端に挿入される内線制御信号抽出部で抽出されて記憶されることを特徴とする電話回線延長装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は家庭内電話回線延長装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の家庭内電話回線延長装置の構造と動作は一般に良く知られているが、近年、電話回線を利用したパソコン通信が普及してきており、既存の電話回線接続ジャックの位置とパソコンの設置場所とが離れている場合に、両者の間を無線で接続する家庭内電話回線延長装置が、特開平10−257137号公報に「宅内電話回線延長装置」と題する発明(以下、公開発明という)として提案されている。
【0003】この公開発明では、電話回線接続ジャックの位置に親機を設置し、パソコンの設置場所に子機を設置し、親機では、電話回線の制御信号を所定の音声帯域周波数に変換し、通話時の音声信号と共にFM変調電波(搬送波周波数F )として送信し、子機ではこの送信電波(F )を受信、FM復調し、復調された電話回線の制御信号をもとの直流信号に変換して制御に使用している。また子機では、電話回線の制御信号を所定の音声帯域周波数に変換し、通話時の音声信号と共にFM変調電波(搬送波周波数F )として送信し、親機ではこの送信電波(F )を受信、FM復調し、復調された電話回線の制御信号をもとの直流信号に変換して制御に使用している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】近来、電話回線延長装置の設置に際し、複数の子機を設置した場合、子機間での通話、すなわち内線通話を実現したいとの要求が高まっている。また、家庭内で部屋から部屋へパソコン内のデータを伝送したいという要求もある。この要求も内線通話の実現によって達成可能である。
【0005】本発明はかかる問題点を解決するためになされたものであり、電話回線延長装置を利用するシステム上で内線通話を実現できる電話回線延長装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では親機(単数)と複数の子機とが共通の伝送路に接続される構成で、外線からの電話回線の制御信号は親機内で所定の音声帯域周波数に変換され、通話時の音声信号と共にFM変調電波(搬送波周波数F )として共通の伝送路上に送信され、複数の子機の各子機ではこの送信電波(F )を受信、FM復調し、復調された電話回線の制御信号をもとの直流信号に変換して制御に使用する。復調された通話時の音声信号は各子機の受話器で音声に変換される。一方、各子機では電話回線の制御信号を所定の音声帯域周波数に変換し、通話時の音声信号と共にFM変調電波(搬送波周波数F )として送信し、親機ではこの送信電波(F )を受信、FM復調し、復調された電話回線の制御信号をもとの直流信号に変換して制御に使用する。復調された通話時の音声信号は親機から電話局側電話回線で伝送される。
【0007】また、内線通話として使用するときは、内線通話としての接続を要求する発信元子機が、発信要求信号(20kHz信号)をFM変調電波(搬送波周波数F)として共通の伝送路上に送信する。親機は搬送波周波数F の受信回路と、搬送波周波数F の受信回路とを備え、搬送波周波数F の受信回路のFM復調部の出力である20kHz信号によって制御され、電話局側電話回線と親機の間が遮断され、共通の伝送路から受信した搬送波周波数F の電波を受信FM復調の後、このFM復調した信号で副搬送波をAM変調したサブチャネル信号と、共通の伝送路から受信した搬送波周波数F の電波をFM復調した信号(メインチャネル)とを混合器により混合した混合信号で周波数F の搬送波をFM変調して共通の伝送路上に折り返し送信するように接続変更される。
【0008】親機がこのような折り返し送信に接続変更された状態で、発信元子機からの信号はメインチャネル、周波数F で共通の伝送路から親機に入り、受信、FM復調後、メインチャネル、周波数F で共通の伝送路に送信される。一方、着信先子機からの信号はメインチャネル、周波数F で共通の伝送路から親機に入り、受信、FM復調後、サブチャネルに周波数シフトされ、周波数F で共通の伝送路に送信される。従って発信元子機は周波数F を受信、FM復調の後AM復調すれば着信先子機からの音声を聞くことができ、着信先子機は周波数F を受信、FM復調すれば発信元子機からの音声を聞くことができる。
【0009】すなわち、本発明の電話回線延長装置は、電話局側電話回線が接続され電話局との間で回線制御を行う親機用回線制御部を備えた親機(単数)と、それぞれ電話機側電話回線が接続され電話機との間で回線制御を行う子機用回線制御部を備えた複数の子機とを、共通の伝送線路に接続し、前記複数の子機のうちの任意の子機が前記親機を介し、前記電話局側電話回線に接続される端末との間で通信することができるように構成された電話回線延長装置において、前記電話局側電話回線を前記親機用回線制御部を介して当該親機内の回線に接続するか、前記電話局側電話回線を当該親機内の回線から遮断して親機内の下り回線を当該親機内の上り回線に折り返して接続するかの切替を行う親機用信号切替部、複数の子機の各子機に設けられ、前記電話機側電話回線を前記子機用回線制御部を介して当該子機内の回線に接続するか、前記電話機側電話回線を当該子機内の回線から遮断するかの切替を行う子機用信号切替部、親機内に設けられ、親機用信号切替部からのベースバンドの信号を混合器を経て第1の搬送波(F で表す)に変調して前記共通の伝送路上に送信する第1の上り回線、前記親機用信号切替部からのベースバンドの信号で変調した副搬送波を前記混合器を経てF に変調して前記共通の伝送路上に送信する第2の上り回線、前記共通の伝送路上の第2の搬送波(F で表す)で伝送される信号をベースバンドに復調して親機用信号切替部まで伝送する第1の下り回線、前記共通の伝送路上の第3の搬送波(F で表す)で伝送される信号をベースバンドに復調して前記親機用信号切替部まで伝送する第2の下り回線、各子機に設けられ、子機用信号切替部からのベースバンドの信号をF に変調して前記共通の伝送路上に送信する第1の上り回線、子機用信号切替部からのベースバンドの信号をF に変調して前記共通の伝送路上に送信する第2の上り回線、前記送信用信号切替器の切替を制御する発信要求信号をF に変調して前記共通の伝送路上に送信する第3の上り回線、親機内に設けられ、前記第2の下り回線の信号に含まれる前記発信要求信号を検出する発信要求信号検出部を備えたことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1,図2は本発明の第1の実施形態を示すブロック図である。図5は本明細書で使用するメインチャネル、サブチャネルの用語を説明するための周波数スペクトル図である。最初に図5に就いて説明する。メインチャネル201は0〜4kHzの音声帯域周波数のベースバンド信号を意味する。サブチャネル202は副搬送波20kHzをメインチャネル201でAM変調して生成する信号の周波数帯域を意味し、副搬送波20kHzを中心周波数とし−4kHzか+4kHzの範囲の信号周波数帯域を意味する。
【0011】次に、図1に示す親機の回路について説明する。図1において、親機用回線制御部2は電話局側電話回線1に接続され、電話局側電話回線1との間で回線制御を行う。電話回線の制御信号は電話局側電話回線1では直流信号であり、親機内では音声帯域周波数信号であるが、その変換は親機用回線制御部2で行われる。親機用信号切替部3はこのシステムを外線通話に用いるか内線通話に用いるかの切替を行う。
【0012】アンプ5、アンプ8、アンプ21、アンプ26は親機内の信号をそれぞれのインタフェースに適当なレベルに増幅する。LPF6、LPF9、LPF29ではFM復調後の信号の中からメインチャネルを抽出する。AM変調部20はメインチャネルの信号をサブチャネルの信号に変換する。OSC22は副搬送波20kHzの発振回路、符号23はミキサー、BPF24はミキサー23の出力からサブチャネルの信号を抽出するためのバンドパスフィルタである。混合器10では、LPF6からのメインチャネルとBPF24からのサブチャネルを混合する。FM変調部11でFM変調を行い、ミキサー12で搬送波周波数F のFM信号となって分波器18から共通の伝送路である同軸ケーブル19へ送信される。
【0013】同軸ケーブル19上の搬送波周波数F のFM電波は分波器18を経てミキサー16で周波数変換され、FM復調部15でメインチャネルの信号に復調される。同軸ケーブル19上の搬送波周波数F のFM電波は分波器18を経てミキサー64で周波数変換され、FM復調部14でメインチャネルの信号に復調される。但し、20kHzキャリア発生部53(子機)の出力が搬送波周波数FのFM電波として送信される場合は20kHzキャリア検出部30でこれを検出する。メインチャネルの信号はLPF29に入力する。
【0014】CPU31は次の制御を行う。待機時、外線接続時、CPU31は信号切替部3を制御して、電話局電話回線1をアンプ5とアンプ8に接続している。20kHzキャリア検出部30が20kHzの副搬送波を検出した場合、FM復調部14の出力をアンプ5に接続して折り返し、FM復調部15の出力をAM変調部20に接続して折り返す。
【0015】次に、図2に示す子機の回路について説明する。図2において、子機用回線制御部51は電話機側電話回線52接続され、電話機側電話回線52との間で回線制御を行う。電話回線の制御信号は電話機側電話回線52では直流信号であり、子機内では音声帯域周波数信号であるが、その変換は子機用回線制御部51で行われる。
【0016】アンプ44、アンプ48、アンプ61は子機内の信号をそれぞれのインタフェースに適当なレベルに増幅する。LPF43、LPF47ではFM復調後の信号の中からメインチャネルを抽出する。混合器46ではLPF47からのメインチャネルと20kHzキャリア発生部53の出力とを混合する。分配器53はFM復調部37の出力であるメインチャネルとサブチャネルの混合した信号を分配する。FM変調部40では混合器46の出力信号で搬送波をFM変調する。FM変調部40でFM変調された搬送波はミキサ38により周波数F 又は周波数F(PLL OSC39の周波数切替によりF 又はF に切替えられる)の電波として分波器34を経て同軸ケーブル19上に送信される。
【0017】同軸ケーブル19上の搬送波周波数F のFM電波は分波器34を経てミキサー35で周波数変換され、FM復調部37で復調される。この復調出力には、内線通話の場合はメインチャネルとサブチャネルを含むので、メインチャネルはLPF43、アンプ44を経て信号切替部50に入り、サブチャネルはAM復調部62によりベースバンドに復調されて信号切替部50に入る。
【0018】CPU63は次の制御を行う。待機時、外線接続時、内線通話着信時において信号切替部50を制御して、回線制御部51とアンプ48、アンプ44とを接続する。内線通話の発信元子機となるときはPLL OSC39の周波数を切り替えてミキサー38の出力周波数をF とし、20kHzキャリア発生部53を制御して20kHzキャリアを出力し、かつ、AM復調部62の出力を回線制御部51を介して電話機側電話回線52に接続する。
【0019】以下の説明の便宜のため、親機内及び子機内の回線に仮に次の名称を付けることにする。
親機内第1の上り回線:信号切替部3−アンプ5−混合器10−FM変調部11−ミキサー12(F )−同軸ケーブル19、親機内第2の上り回線:信号切替部3−AM変調部20−混合器10−FM変調部11−ミキサー12(F )−同軸ケーブル19、親機内第1の下り回線:同軸ケーブル19−ミキサー16(F )−FM復調部15−アンプ8−信号切替部3、親機内第2の下り回線:同軸ケーブル19−ミキサー64(F )−FM復調部14−アンプ26−信号切替部3、子機内第1の上り回線:信号切替部50−アンプ48−混合器46−FM変調部40−ミキサー38(F )−同軸ケーブル19、子機内第2の上り回線:信号切替部50−アンプ48−混合器46−FM変調部40−ミキサー38(F )−同軸ケーブル19、子機内第3の上り回線:20kHzキャリア発生部53−混合器46−FM変調部40−ミキサー38(F )−同軸ケーブル19、子機内第1の下り回線:同軸ケーブル19−ミキサー35(F )−FM復調部37−分配器42−アンプ44−信号切替部50、子機内第2の下り回線:同軸ケーブル19−ミキサー35(F )−FM復調部37−分配器42−AM復調部62−信号切替部50。
【0020】以下、図1,図2に示す装置の動作について説明する。
電話局側電話回線1からの呼び出し信号(ringing )は回線制御部2−親機内第1の上り回線(F )−各子機内第1の下り回線−電話機側電話回線52に出力され、各子機の電話機のベルを鳴らす。オフフックした子機が電話局側電話回線1に接続され、電話局側電話回線1からの音声は回線制御部2−親機内第1の上り回線(F )−各子機内第1の下り回線−回線制御部51−電話機側電話回線52を経てオフフックした子機の受話器に入り、オフフックした子機からの音声は当該子機内第1の上り回線(F)−親機内第1の下り回線−回線制御部2を経て電話局側電話回線1に送信される。外線通話の場合、任意の子機がダイヤルしたダイヤル信号は回線制御部51−当該子機内第1の上り回線(F )−親機内第1の下り回線−回線制御部2を経て電話局側電話回線1に出力される。
【0021】内線通話の場合、内線通話発信元子機では、CPU63がPLL OSC39の周波数を切り替えて、ミキサー38の出力周波数をF に変更する。CPU63はさらに20kHzキャリア発生部53の出力を子機内第3の上り回線から同軸ケーブル19に送信する。この送信が親機内第2の下り回線のFM復調部14で復調され、20kHzキャリア検出部30で検出されCPU31を経て信号切替部3を内線通話用に切り替える。次に発信元子機が内線番号をダイアルする。このダイアル信号は回線制御部51−発信元子機の第2の上り回線(周波数F )−親機の第2の下り回線−親機の第1の上り回線(周波数F )−各子機の第1の下り回線−各子機の回線制御部51に入力され、ダイアル信号に合致する内線番号の子機(着信先子機という)の電話機のベルを鳴らす。着信先子機がオフフックして子機間の内線接続が行われる。
【0022】発信元子機と着信先子機とが接続された状態で、発信元子機からの音声は、当該子機内第2の上り回線(F )−親機内第2の下り回線−親機内第1の上り回線(F )−着信先子機の子機内第1の下り回線−回線制御部51を経て着信先子機の受話器に到り、着信先子機からの音声は、当該子機内第1の上り回線(F )−親機内第1の下り回線−親機内第2の上り回線(F 、サブチャネル)−発信元子機の子機内第2の下り回線−回線制御部51を経て発信元子機の受話器に到る。発信元子機の受話器に到る音声信号は、サブチャネルで伝送され、AM復調部で復調されるが、そのサブチャネルに含まれる20kHzキャリアは20kHzキャリア検出部57で検出されてCPU63の制御に用いられる。
【0023】以上、共通の伝送路として同軸ケーブル19を使用する場合について説明したが、共通の伝送路としては無線、光線、あるいはコンデンサ結合して電灯線を用いることができる。共通の伝送路に対してそれぞれ適当な搬送波周波数が定められ、光線伝送の場合は、光線のパルス変調を用い、F 、F 、F のように周波数分割の多重とする代わりに時分割の多重とすることができる。
【0024】使用する共通の伝送路の種類によっては電話信号が電話回線延長装置外の場所へ漏洩することがある。従って、共通の伝送路上の信号を秘話化する場合がある。この秘話化の目的で親機内第1の上り回線のアンプ5にスクランブル部4を付加して秘話化し、子機内の第1の下り回線のアンプ44にディスクランブル部45を付加してディスクランブルし、子機内の第1及び第2の上り回線に共通なアンプ48にスクランブル部49を付加して秘話化し、親機内の第1の下り回線のアンプ8にディスクランブル部7を付加してディスクランブルし、親機内の第2の下り回線のアンプ26にディスクランブル部28を付加してディスクランブルする場合がある。
【0025】その他、共通の伝送路上の電波の存在を観測し、共通の伝送路の空き状態のときに発信音(Dial Tone )を送出する回路、呼出し中であることを発信者に知らせる呼出音(Ring Back Tone)の回路、相手話中を知らせる話中音(Busy Tone )の回路などは従来通りであるので、図1に省略してあり、説明も省略する。
【0026】また、図1の説明では、発信元子機がダイアルした内線番号のダイアル信号は回線制御部51−発信元子機の第2の上り回線(周波数F )−親機の第2の下り回線−親機の第1の上り回線(周波数F )−各子機の第1の下り回線−各子機の回線制御部51に伝送され、ダイアル信号に合致する内線番号の子機(着信先子機という)の電話機のベルを鳴らしている。然しながらこの他に、内線制御信号発生部と内線制御信号抽出部とを設け、送信情報(発信元アドレス、着信先アドレス等)を発信元子機から親機及び各子機へ伝送することができる。図3,図4は本発明の第2の実施形態を示すブロック図であり、図3,図4において図1,図2と同一符号は同一部分を示し、同様に動作するので重複した説明は省略する。図4において、符号103は各子機の20kHzキャリア発生部53に並列に接続された内線制御信号発生部である。内線制御信号とは内線通話に関する送信情報(発信元アドレス、着信先アドレス等)を伝送する信号とそれに対する応答信号とを意味する。また、符号101は親機の第2の上り回線の始端(内線通話の場合、親機内で回線が折り返し接続されるとき第2の上り回線の始端は第1の下り回線の終端と考えることができる)に挿入される内線制御信号抽出部であり、符号102は親機の第2の下り回線の終端に挿入される内線制御信号抽出部である。子機に関しては、子機の第1の下り回線の終端部に内線制御信号抽出部105が挿入され、子機の第2の下り回線の終端部に内線制御信号抽出部104が挿入される。
【0027】図6は送信情報の伝送に関する手順を示すシーケンスであって、発信元子機は先に説明したように、20kHzキャリア発生部53で20kHzのキャリアを発生して子機の第3の上り回線(F )へ送信する。この信号が親機の第2の下り回線のFM復調部14で復調され、20kHzキャリア検出部30で検出され、信号切替部3を内線通話の接続にする(図6、発信要求、キャリアオン203)。次に、発信元子機が、先に説明したように、内線番号をダイアルする(図6、ダイアル204)。さらに内線制御信号発生部103を起動して子機内第3の上り回線(F )へ内線制御信号を送信する。この信号が親機の第2の下り回線のFM復調部14で復調され、内線制御信号抽出部102で抽出され記憶される。また、この信号は親機の第1の上り回線−各子機の第1の下り回線から内線制御信号抽出部105に到り、ここで抽出され記憶される(図6、送信情報204)。
【0028】送信情報204を受信記憶した着信先子機は、CPU63でこれを確認し、その応答信号(図6、応答206)を子機の第1の上り回線(F )へ送信する。この信号は親機の第1の下り回線から内線制御信号抽出部101で抽出されて記憶される。また、この応答信号206は親機の第2の上り回線−各子機の第2の下り回線を経て、各子機の内線制御信号抽出部104で抽出され、この時点で回線接続207が成立する。
【0029】以上のように、親機及び各子機に内線通話の場合の送信情報205とこれに対する応答206が記憶されているので、これらの情報を親機のCPU31、子機のCPU63から読み取り、任意の子機において、現在、内線通話を行っている発信元子機と着信先子機のアドレスを知り、必要な場合(例えば、緊急な外線通話の要求が発生した場合等)、所定の手順によって内線通話を中断させることができる。また、各子機でCPU63から内線制御信号抽出部105の着信先アドレスの情報を読み取り、信号切替部50と回線制御部51との間の接続を制御することができる。
【0030】以上は好適な実施形態について本発明を説明したが、本発明は説明した実施形態によって限定されるものでないことは言うまでもない。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、家庭内電話回線延長装置において子機間の内線通話を実現することができ、かつ、子機間の内線通話における送信情報は各子機に知らされているので、各子機において緊急な外線通話の必要が発生したような場合、所定の手順により、内線通話で話中の子機に対し、その内線通話の中断を要求することができるという効果がある。




 

 


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