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発明の名称 情報処理装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−5586(P2001−5586A)
公開日 平成13年1月12日(2001.1.12)
出願番号 特願平11−171827
出願日 平成11年6月18日(1999.6.18)
代理人 【識別番号】100080816
【弁理士】
【氏名又は名称】加藤 朝道
【テーマコード(参考)】
5B087
5E501
【Fターム(参考)】
5B087 AA09 DD12 
5E501 AC33 AC37 BA05 CA02 CB02 CB07 DA15 EA05 EB05 EB06 FA02 FB22
発明者 吉水 真紀代
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】表示装置と、入力装置としてのポインティングデバイスを備えた情報処理装置において、前記表示装置で現在表示されている画面から前記ポインティングデバイスの操作により、新たな画面を有効とする場合、現在のポインタの位置情報に基づき、新たに有効とされる画面上におけるポインタの配置位置を自動で算出する手段と、前記新たに有効とされた画面上の前記算出された位置にポインタを移動する手段と、を備えたことを特徴とする情報処理装置。
【請求項2】前記新たに有効とされる画面上の最初に選択入力できる項目の位置に前記ポインタを自動で移動させるように制御する手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
【請求項3】表示装置と、入力装置としてのポインティングデバイスを備えた情報処理装置において、前記表示装置で現在の表示されている画面から前記ポインティングデバイスの操作により、新たな画面を有効とする場合、現在のポインタの位置情報と現在の画面の識別情報と新たに有効とする画面の識別情報とを組として記憶手段に登録する手段と、前記表示装置の表示画面上で、現在表示されている画面を前記ポインティングデバイスの操作により終了する場合、前記記憶手段を検索し、前記画面の識別情報と同一の画面識別情報を有するデータが登録されている場合、該データのポインタの位置情報に基づき、前記終了する画面を有効とした親の画面上の前記位置にポインタを移動して表示するように制御する手段と、を備えたことを特徴とする情報処理装置。
【請求項4】表示装置と、入力装置としてのポインティングデバイスを備えた情報処理装置において、現在表示されている画面から前記ポインティングデバイスの操作により、新たな画面を有効とする場合、現在のポインタの位置情報と現在の画面の識別情報と新たに有効とする画面の識別情報とを組として記憶手段に登録する手段と、現在のポインタの位置情報に基づき、新たに有効とされる画面上におけるポインタの配置位置を自動で算出する手段と、を備え、前記新たに有効とされた画面上の前記算出された位置にポインタを自動で移動して表示し、前記表示装置に表示されている画面を前記ポインティングデバイスの操作により終了する場合、前記記憶手段を検索し前記終了する画面を有効とした親の画面上にポインタを移動して表示するように制御する手段と、を備えた、ことを特徴とする情報処理装置。
【請求項5】前記表示装置で、現在表示されている画面を前記ポインティングデバイスの操作により終了する場合、前記記憶手段を検索し、前記画面の識別情報と同一の画面識別情報を有するデータが登録されていない場合、前記終了する画面の親の画面上の選択項目位置にポインタを移動して表示するように制御する手段を備えた、ことを特徴とする請求項3又は4記載の記載の情報処理装置。
【請求項6】表示装置と、入力装置としてのポインティングデバイスを備えた情報処理装置において、前記表示装置で、現在表示されている画面から前記ポインティングデバイスの操作により、新しく画面を開く場合、現在のポインタの位置情報に基づき、新しく開かれる画面上におけるポインタの配置位置を自動で算出する手段を備え、該新しく開かれて画面上の前記算出された位置にポインタを移動して表示する、ことを特徴とする情報処理装置。
【請求項7】表示装置と、入力装置としてのポインティングデバイスを備えた情報処理装置において、前記表示装置で、現在の画面から前記ポインティングデバイスの操作により、新たな画面を開く場合、現在のポインタの位置情報と現在の画面の識別情報と新たに開く画面の識別情報とを組として記憶手段に登録する手段と、前記表示装置の表示画面上で、現在表示されている画面を前記ポインティングデバイスの操作により終了とする場合、前記記憶手段を検索し、前記画面の識別情報と同一の画面識別情報を有するデータが登録されている場合には、該データのポインタ位置情報から、前記終了する画面を開いた親画面上の前記位置にポインタを移動して表示する手段とを備えたことを特徴とする情報処理装置。
【請求項8】表示装置と、ポインティングデバイスよりなる入力装置と、記憶装置と、データ処理装置を備えた情報処理装置において、前記データ処理装置が、前記表示装置で現在表示されている画面から前記ポインティングデバイスの操作により画面操作を行なう場合、前記入力装置から現在のポインタの位置情報を取得するとともに、前記現在の画面の識別情報を調べ、前記ポインティングデバイスの操作が新たに画面を起動する処理か、前記現在の画面を終了する処理であるかを分析する入力情報分析手段と、前記現在のポインタの位置情報と、前記現在の画面の識別情報と、新たに画面を起動する場合には該画面の識別情報と、を組として前記記憶装置に登録する位置情報登録手段と、前記新しく起動される画面の位置を調べ前記画面上の最初に選択入力できる項目上の位置を取得する配置計算手段と、前記入力情報分析手段の分析により前記ポインティングデバイスの操作が画面終了である場合、前記画面の識別情報を検索キーとして前記記憶手段を検索し、前記画面の識別情報と同一の画面識別情報を有するデータが登録されている場合には、該データを読み出し該データのポインタ位置情報から、前記終了する画面を起動した親画面上の前記位置にポインタを移動して表示するように制御するとともに、前記記憶手段から前記データを削除する位置情報取得手段と、を備えたことを特徴とする情報処理装置。
【請求項9】前記表示装置で、現在表示されている画面を前記ポインティングデバイスの操作により終了する場合、前記位置情報取得手段で前記記憶手段を検索し、前記画面の識別情報と同一の画面識別情報を有するデータが登録されていない場合、前記配置計算手段にて、前記終了する画面の親の画面上の選択項目位置を算出し、前記位置にポインタを移動して表示する、ことを特徴とする請求項8記載の情報処理装置。
【請求項10】表示装置と、ポインティングデバイスよりなる入力装置と、記憶装置と、データ処理装置とを備えた情報処理装置において、(a)前記表示装置で現在表示されている画面から前記ポインティングデバイスの操作により画面操作を行なう場合、前記入力装置から現在のポインタの位置情報を取得するとともに、前記現在の画面の識別情報を調べ、前記ポインティングデバイスの操作が新たに画面を起動する操作であるか、前記現在の画面を終了する操作であるかを分析する処理と、(b)前記現在のポインタの位置情報と、前記現在の画面の識別情報と、新たに画面を起動する場合には該画面の識別情報と、を組として前記記憶装置に登録する処理と、(c)前記新しく起動される画面の位置を調べ前記画面上の最初に選択入力できる項目上の位置を取得し、前記位置にポインタを移動する処理と、(d)前記処理(a)の分析により、前記ポインティングデバイスの操作が画面終了である場合、前記画面の識別情報を検索キーとして前記記憶手段を検索し、前記画面の識別情報と同一の画面識別情報を有するデータが登録されている場合には、該データを読み出し該データのポインタ位置情報から、前記終了する画面を起動した親画面上の前記位置にポインタを移動して表示するように制御するとともに、前記記憶手段から前記データを削除する処理と、の前記(a)乃至(d)の各処理を前記データ処理装置上で実行させるためのプログラムを記録した記録媒体。
【請求項11】請求項10記載の記録媒体において、前記表示装置で、現在表示されている画面を前記ポインティングデバイスの操作により終了する場合、前記処理(d)で前記記憶手段を検索し、前記画面の識別情報と同一の画面識別情報を有するデータが登録されていない場合、前記処理(c)にて、前記終了する画面の親の画面上の選択項目位置を算出し、前記位置にポインタを移動して表示する処理を、前記データ処理装置上で実行させるためのプログラムを記録した記録媒体。
【請求項12】請求項1乃至9記載の情報処理装置において、前記ポインティングデバイスがマウスよりなることを特徴とする情報処理装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理装置に関し、特にポインティングデバイス等の入力装置のポインタ制御技術に関する。
【0002】
【従来の技術】情報処理装置の入力装置である、マウス等のポインティングデバイスは、表示装置の表示画面上の任意の位置の指示・選択を行うために用いられており、例えばマウス装置本体を移動させることで、表示画面に表示されるマウスポインタが、該マウス装置本体の移動に連動して移動する構成とされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従来の入力装置は、下記記載の問題点を有している。
【0004】第1の問題点は、マウスポインタの移動が作業の流れを妨げる場合があり、必ずしも良好な操作性を保証しない、ということである。
【0005】その理由は、例えば、マウスによる入力操作を行っている場合、新しく画面を表示し、新しく表示された画面上に続けて入力操作を行おうとする場合、通常、新しく表示された画面は、それまで利用していた画面上の中心等に表示され、このため、元の画面から新しく表示された画面へマウスポインタを移動させる手間が必要とされる、ためである。
【0006】特に、表示された選択メニューから、画面を起動した場合など、該メニューから新しい画面へマウスポインタを移動させる場合等、処理が煩雑である。
【0007】第2の問題点は、画面間の遷移操作において、マウスポインタの移動制御について考慮がされていない、ということである。
【0008】したがって、本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、その主たる目的は、画面上でのポインティングデバイスのポインタの位置制御を行い操作性を向上する情報処理装置を提供することにある。これ以外の本発明の目的、特徴等は以下の説明で直ちに明らかとされるであろう。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成する本発明は、表示装置と、入力装置としてのポインティングデバイスを備えた情報処理装置において、前記表示装置の表示画面上で、現在表示されている画面から前記ポインティングデバイスの操作により、新たな画面を有効とする場合、現在のポインタの位置情報に基づき、新たに有効とされる画面上におけるポインタの配置位置を自動で算出する手段を備え、該新たに有効とされた画面上の前記算出された位置にポインタを移動して表示する、ことを特徴とする。
【0010】本発明は、好ましくは、新たに有効とされる画面上の最初に選択入力できる項目に前記ポインタを自動で移動させる手段を備える。
【0011】本発明は、現在表示されている画面から前記ポインティングデバイスの操作により、新たな画面を有効とする場合、現在のポインタの位置情報と現在の画面の識別情報と新たに有効とする画面の識別情報とを組として記憶手段に登録する手段と、現在のポインタの位置情報に基づき、新たに有効とされる画面上におけるポインタの配置位置を自動で算出する手段とを備え、該新たに有効とされた画面上の前記算出された位置にポインタを移動して表示し、さらに、画面を前記ポインティングデバイスの操作により終了する場合記憶手段を検索し、前記終了する画面を有効とした親の画面上の前記位置にポインタを移動させるように制御する手段を備える。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について説明する。本発明は、ポインティングデバイスを入力装置として備えた情報処理装置において、出力装置の表示画面上であらたに画面を起動処理もしくは終了処理を選択したときのポインタの位置情報から、次の画面又は元の画面におけるポインタの配置位置に自動で算出し該算出された位置にポインタを出力するようにしたものである。
【0013】本発明は、その好ましい実施の形態において、図1を参照すると、ディスプレイ装置等の出力装置(3)と、入力装置(1)としてのポインティングデバイスを備えた情報処理装置において、前記出力装置で、現在表示されている画面から前記ポインティングデバイスの操作により、新たな画面を有効とする場合、現在のポインタの位置情報に基づき、新たに有効とされる画面上におけるポインタの配置位置を自動で算出する手段(21、24)を備え、該新たに有効とされた画面上の前記算出された位置にポインタを移動して表示する。
【0014】本発明においては、好ましくは、新たに有効とされる画面上の最初に選択入力できる項目に前記ポインタを自動で移動させるように制御する手段(24)を備える。
【0015】また本発明は、前記出力装置で現在の表示されている画面から前記ポインティングデバイスの操作により、新たな画面を有効とする場合、現在のポインタの位置情報と現在の画面の識別情報と新たに有効とする画面の識別情報とを組として記憶手段に登録する手段(22)を備え、前記出力装置の表示画面上で、現在表示されている画面を前記ポインティングデバイスの操作により終了する場合、前記記憶手段を検索し、前記画面の識別情報と同一の画面識別情報を有するデータが登録されている場合、該データのポインタの位置情報に基づき、前記終了する画面を有効とした親の画面上の前記位置にポインタを移動して表示するように制御する手段(23)を備える。
【0016】さらに、本発明においては、出力装置で、現在表示されている画面を前記ポインティングデバイスの操作により終了する場合、前記記憶手段を検索し、前記画面の識別情報と同一の画面識別情報を有するデータが登録されていない場合、前記終了する画面の親の画面上の選択項目位置にポインタを移動して表示するように制御する手段(24)を備えた構成としてもよい。
【0017】図1を参照すると、入力情報分析手段(21)は入力装置(1)からポインタの指定位置を受け取り、指定位置からの画面起動処理と判断した場合、指定位置にある画面のID(識別情報)(「親画面のID」という)を調べ、親画面のIDとポインタの指定位置と起動される画面のID(「子画面のID」という)を位置情報登録手段(22)に渡す。
【0018】位置情報登録手段(22)は受け取った親画面のIDと子画面のIDとポインタの指定位置を記憶装置(3)に登録する。
【0019】配置計算手段(24)は、入力情報分析手段(21)により呼び出され、起動される画面の最初に選択入力できる項目の位置を調べ、出力装置(表示装置)(4)に位置情報を渡して、ポインタを画面に位置づける。
【0020】また、入力情報分析手段(21)が、指定位置から画面終了処理と判断した場合は、位置情報取得手段(23)を呼び出し、現在の画面のIDを検索キーとして記憶装置(3)を検索する。子画面のIDが現在の画面のIDと一致するデータが存在する場合、一致するデータのポインタの指定位置を出力装置(4)に渡し、ポインタを親画面上の指定の位置に位置づける。
【0021】本発明において、データ処理装置(2)は、(a)出力装置で現在表示されている画面から前記ポインティングデバイスの操作により画面操作を行なう場合、入力装置(1)から現在のポインタの位置情報を取得するとともに、前記現在の画面の識別情報を調べ、前記ポインティングデバイスの操作が新たに画面を起動する処理か、前記現在の画面を終了する処理であるかを分析する入力情報分析手段(21)と、(b)前記現在のポインタの位置情報と、前記現在の画面の識別情報と、新たに画面を起動する場合には該画面の識別情報と、を組として記憶装置(3)に登録する位置情報登録手段(22)と、(c)前記新しく起動される画面の位置を調べ前記画面上の最初に選択入力できる項目上の位置を取得する配置計算手段(24)と、(d)前記入力情報分析手段(21)での分析により前記ポインティングデバイスの操作が画面終了である場合、前記画面の識別情報を検索キーとして前記記憶装置(3)を検索し、前記画面の識別情報と同一の画面識別情報を有するデータが登録されている場合には、該データを読み出し該データのポインタ位置情報から、前記終了する画面を起動した親画面上の前記位置にポインタを移動して表示するように制御するとともに、前記記憶手段から前記データを削除する位置情報取得手段(23)と、を備え、これらの各手段の処理は、データ処理装置(2)上で実行させるプログラムによって実現される。この場合、該プログラムを記録した記録媒体、もしくは該プログラムを通信媒体からデータ処理装置に読み出し、データ処理装置に主記憶にロードして実行することで、本発明を実施することができる。
【0022】
【実施例】上記した本発明の実施の形態について更に詳細に説明すべく、本発明の実施例について図面を参照して以下に説明する。図1は、本発明の一実施例の構成を示す図である。
【0023】図1を参照すると、プログラム制御により動作するデータ処理装置2と、記憶装置3と、表示装置などの出力装置4と、出力装置4の画面上での位置情報及びクリック操作等による指示情報を入力するためのマウス等の入力装置1と、を含む。
【0024】データ処理装置2は、入力装置1からの入力情報を分析する入力情報分析手段21と、位置情報を含む入力情報を記憶装置3へ登録する位置情報登録手段22と、記憶装置3から位置情報を含む情報を取得し入力情報分析手段21から渡された入力情報とを比較する位置情報取得手段23と、次に有効になる画面の位置を算出する配置計算手段24とを備える。これらの各手段の処理・機能は、データ処理装置2上で実行されるプログラムにより実現される。
【0025】入力情報分析手段21は、出力装置4の画面上でのカーソル(ポインタ)の位置情報から現在有効な画面(ウインドウ)のIDを調べ、入力装置1のクリック操作から起動される処理が、現在有効な画面から新たに画面を起動する処理であるか、現在有効な画面を終了する処理であるか、あるいは、その他の処理かどうかを分析する。
【0026】位置情報登録手段22は、入力情報分析手段21から渡されたポインタの位置情報と、現在有効な画面のIDと、起動される画面のIDとを、記憶装置3のデータリストに登録する。
【0027】位置情報取得手段23は、入力情報分析手段21から渡された現在有効な画面のIDをキーを検索キーとして、記憶装置3から、該IDと一致する画面のIDと、その親画面のIDと、ポインタの位置情報を検索し、記憶装置3から検索されたデータを出力装置4に渡した後、該データを記憶装置3のデータリストから削除する。
【0028】配置計算手段24は、次に有効となる画面の位置を調べ、次に有効となる画面上で最初に選択入力できる項目上の位置を調べる。
【0029】図2は、本発明の一実施例の動作を説明するための流れ図である。図1及び図2を参照して、本発明の一実施例の動作について詳細に説明する。
【0030】入力装置1からデータ処理装置2に与えられたポインタの位置情報は、入力情報分析手段21に供給される。
【0031】入力情報分析手段21は、受け渡された位置情報から、現在有効である画面のIDを調べる(図2のステップA1)。
【0032】次に入力装置1のクリック操作から起動される処理を分析し(ステップA2)、現在有効である画面からの画面の起動処理であるかどうかを調べる(ステップA3)。
【0033】画面の起動処理である場合には、新たに起動される画面(「子画面」という)のIDを不図示の画面制御手段(ウインドウマネージャ)から取得し(ステップA4)、現在有効である画面のIDとポインタの位置情報と子画面のIDを位置情報登録手段22に渡し、記憶装置3のデータリストに追加登録する(ステップA5)。
【0034】次に、入力情報分析手段21は、配置計算手段24を呼び出し、子画面の最初に選択入力できる項目の位置を調べる(ステップA6)。
【0035】そして、その位置情報を出力装置4に出力する(ステップA12)。
【0036】一方、ステップA3で、マウスクリック操作によって起動される処理が、現在有効である画面からの画面の起動処理ではないと判断された場合、処理が現在有効である画面の終了処理であるかどうかを調べる(ステップA7)。
【0037】ステップA7の判定で、画面の終了処理である場合には、現在有効である画面のIDが位置情報取得手段23に与えられる。
【0038】位置情報取得手段23は、記憶装置3のデータリストを検索し、指定した画面のIDを子画面のIDとするデータが存在するか否かを調べる(ステップA8及びA9)。
【0039】データが存在する場合は、記憶装置3から親画面のIDとマウスポインタの位置情報を読み出し(ステップA10)、記憶装置3のデータリストから読み出したデータを削除し(ステップA11)、出力装置4に対して、読み出したデータに含まれる位置情報の位置にポインタを出力する(ステップA12)。
【0040】次に本発明の一実施例の動作について具体例に即して説明する。
【0041】例えば、現在有効である画面が印刷を指示する画面(『「印刷」画面』という)であり、印刷画面には、プリンタの情報を設定する画面を開くために、「プロパティ」というプッシュボタンが表示されているものとする。
【0042】「プロパティ」ボタンをマウスでクリックして選択し、「プリンタのプロパティ」という画面を表示しようとする場合について説明する。
【0043】入力装置1は、マウスが「プロパティ」ボタンを選択したときのマウスポインタの位置情報を、入力情報分析手段21に渡す。
【0044】入力情報分析手段21は、入力装置1から受け渡された位置情報から、現在有効の「印刷」画面の画面IDを調べる(ステップA1)。
【0045】次に、マウスのクリック操作によって起動される処理を分析し(ステップA2)、「印刷」画面の「プロパティ」ボタンからの画面の起動処理であると判断する(ステップA3)。
【0046】そこで、次に起動される「プリンタのプロパティ」画面のIDを取得し(ステップA4)、「印刷」画面のIDと「プリンタのプロパティ」画面のIDとマウスポインタの位置情報を位置情報登録手段22に渡し、記憶装置3のデータリストに追加登録する(ステップA5)。
【0047】次に、配置計算手段24を呼び出し、「プリンタのプロパティ」画面の最初に選択入力できる項目の位置を調べ(ステップA6)、その位置情報を出力装置4に出力する(ステップA12)。
【0048】出力装置4は、「プリンタのプロパティ」画面の最初に入力できる項目上に、ポインタを出力する。
【0049】次に、「プリンタのプロパティ」画面を終了する処理について説明する。
【0050】入力装置1は、マウスポインタが「プリンタのプロパティ」画面の「OK」ボタンを選択したときのマウスポインタの位置を入力情報分析手段21に渡す。
【0051】入力分析手段21は、位置情報から「プリンタのプロパティ」画面のIDを調べ(ステップA1)、マウスクリックから起動される処理を分析し(ステップA2)、「プリンタのプロパティ」画面からの画面の起動処理ではないと判断されるため(ステップA3)、処理が「プリンタのプロパティ」画面の終了処理であるかどうかを調べる(ステップA7)。
【0052】この場合、画面の終了処理であるため、「プリンタのプロパティ」画面のIDを位置情報取得手段23に渡す。
【0053】位置情報取得手段23は、記憶装置3のデータリストを検索し、指定した画面のIDを子画面のIDとするデータが存在するか否かを調べる(ステップA8及びA9)。
【0054】データが存在する場合は、記憶装置3から親画面のID(「印刷」画面のID)とマウスポインタの位置情報を読み込み(ステップA10)、記憶装置3のデータリストから読み込んだデータを削除し(ステップA11)、その位置情報を出力装置4に出力する(ステップ12)。
【0055】出力装置4は、「印刷」画面の「プロパティ」ボタン上(「プリンタのプロパティ」を呼び出したときにクリックした位置)にポインタを出力する。
【0056】次に本発明の第2の実施例について説明する。図3は、本発明の第2の実施例の構成を示す図である。図3を参照すると、本発明の第2の実施例においては、データ処理装置5が、図1に示した前記実施例のデータ処理装置2と比べ、位置情報取得手段23から配置計算手段24へデータを受け渡す点で相違している。
【0057】図4は、本発明の第2の実施例の動作を説明するための流れ図である。図4を参照すると、ステップA1−A8、A10−A12は、図2に示したステップA1−A8、A10−A12と同一であり、図2に示した処理フローに、ステップB1が追加されている。
【0058】前記実施例では、記憶装置3のデータリストに、現在有効である画面のIDを子画面のIDとするデータが存在しない場合、マウスポインタを配置せずに、図2のステップA9において、処理を終了していた。
【0059】本発明の第2の実施例では、図4に示すように、ステップA9の判定で、現在有効である画面のIDを子画面のするデータが存在しない場合、親画面上の最初に選択入力できる項目の位置を配置計算手段24に計算させる(ステップB1)。そしてその位置情報を出力装置4に出力する(ステップA11)。
【0060】次に本発明の第2の実施例を具体例に即して説明する。例えば、親画面からマウスポインタを使用せずに、キーボード入力で起動されていた画面を終了するとする。
【0061】入力情報分析手段21は、画面の終了と判断し(図4のステップA7)、位置情報取得手段23に起動されていた画面のIDと位置情報を与える。
【0062】位置情報取得手段23は記憶装置3のデータリストに与えられた画面のIDを子画面のIDとするデータが存在するか検索する(ステップA8及びA9)。
【0063】この画面はキーボード入力によって起動されているので記憶装置3のデータリストにデータは存在しないため、ステップA9の判定でデータは存在しないと判断される。
【0064】ステップA9の判定の結果、ステップB1に分岐し、配置計算手段24は、位置情報取得手段23から与えられた画面を呼び出した親画面のIDの最初に選択入力できる項目の位置を調べ、出力装置4へ位置情報を出力する(ステップA12)。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば下記記載の効果を奏する。
【0066】本発明の第1の効果は、マウスポインタ入力によって新しく画面を起動したり消去した場合、次に有効になっている画面上へマウスポインタを自動的に移動させる構成としたことにより、利便性、操作性を向上するとともに、ポインタの移動する手間を省けることから、入力を即座に行なうことができる、ということである。
【0067】本発明の第2の効果は、次に有効になっている画面上の最初に選択入力できる項目にマウスポインタを移動する構成としたことにより、入力操作性を向上し、入力処理操作を速くすることができる、ということである。
【0068】本発明の第3の効果は、新たに起動した画面からさらに他の画面を起動したり、別の画面に移動した場合でも、画面のIDとその親画面のIDを記憶しており、またある画面を消去した場合、当該画面を起動した元の画面の元の位置へ戻るため、次の入力を即座に行うことができるという具合に、ポインティングデバイス操作によって画面遷移を行った場合にも、上記の効果を奏することができる、ということである。




 

 


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