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発明の名称 投影装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−281761(P2001−281761A)
公開日 平成13年10月10日(2001.10.10)
出願番号 特願2000−99141(P2000−99141)
出願日 平成12年3月31日(2000.3.31)
代理人 【識別番号】100076255
【弁理士】
【氏名又は名称】古澤 俊明 (外1名)
【テーマコード(参考)】
2H091
2H093
5C058
【Fターム(参考)】
2H091 FA24Z FA31Z FA41Z FA42Z LA30 MA07 
2H093 NC21 NC45 NC49 NC50 NC59 ND39 NE06 NG02
5C058 AA06 AB03 AB04 BA26 BA29
発明者 中村 祐史
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】筐体内に光源ランプユニットと、この光源ランプユニットからの光で映像光を生成する光学ユニット本体とを設け、この光学ユニット本体内で生成した映像光を投射レンズで投射する投影装置において、前記光源ランプユニットと前記光学ユニット本体から前記筐体内へ漏れた光と、前記光学ユニット本体内で未利用の光の少なくとも一方の光を集める集光部と、インジケータや操作スイッチに組み込まれた発光部と、一端側の開口部を前記集光部に臨設し、他端側の開口部を前記発光部に臨設して前記集光部で集めた光を前記発光部へ伝送する光ファイバとを具備してなることを特徴とする投影装置。
【請求項2】光学ユニット本体は、光源ランプユニットからの光をR、G、B光に分解する色分解素子と、このR、G、B光を映像信号で変調してR、G、B用の映像光とするR、G、B用の透過型液晶パネルと、このR、G、B用の映像光を合成して投射映像光を生成する色合成素子とを具備し、前記光源ランプユニットと前記光学ユニット本体の間から漏れた光と、前記光学ユニット本体から漏れた光の少なくとも一方の光を集光部が集める漏れ光としてなる請求項1記載の投影装置。
【請求項3】光学ユニット本体は、光源ランプユニットからの光をR、G、B光に分解する色分解素子と、このR、G、B光を映像信号で変調してR、G、B用の映像光を生成するR、G、B用の反射型液晶パネルと、このR、G、B用の映像光を合成して投射映像光を生成する色合成素子と、前記R、G、B用の反射型液晶パネルで生成したR、G、B用映像光の進行方向及び偏光面を制御して前記色合成素子に案内する偏光ビームスプリッタとを具備し、前記光源ランプユニットと前記光学ユニット本体の間から漏れた光と、前記光学ユニット本体から漏れた光の少なくとも一方の光を集光部が集める漏れ光とし、前記色合成素子と前記偏光ビームスプリッタの少なくとも一方から漏れた偏光光を集光部が集める未利用光としてなる請求項1記載の投影装置。
【請求項4】発光部に切替スイッチでオン、オフ制御される点灯部を設け、光ファイバの途中に光スイッチを設け、光源ランプユニットが駆動しているか否かを検出し、駆動時に前記切替スイッチをオフにするとともに前記光スイッチをオンとし、非駆動時に前記切替スイッチをオンにするとともに前記光スイッチをオフにする制御部を設けてなる請求項1、2又は3記載の投影装置。
【請求項5】発光部に液晶パネルに照射するために切替スイッチでオン、オフ制御されるバックライトを設け、光ファイバの途中に光スイッチを設け、光源ランプユニットが駆動しているか否かを検出し、駆動時に前記切替スイッチをオフにするとともに前記光スイッチをオンとし、非駆動時に前記切替スイッチをオンにするとともに前記光スイッチをオフにする制御部を設けてなる請求項1、2又は3記載の投影装置。
【請求項6】光ファイバの発光部側開口端部に拡散板を設けて発光部としてなる請求項1、2又は3記載の投影装置。
【請求項7】光ファイバの発光部側開口端部に拡散板を設けて発光部としてなる請求項4記載の投影装置。
【請求項8】光ファイバの発光部側開口端部に拡散板を設けて発光部としてなる請求項5記載の投影装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、筐体内に光源ランプユニットと、この光源ランプユニットからの光で映像光を生成する光学ユニット本体とを設け、この光学ユニット本体内で生成した映像光を投射レンズで投射する投影装置(例えば液晶プロジェクタ)に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の投影装置、例えば液晶プロジェクタには、装置に電源が供給されているか否か、装置がどのような状態であるかなどの装置の状態を表示するインジケータや、装置に電源を供給するために操作する操作スイッチ又は装置を特定の状態にするために操作する操作スイッチが設けられている。このインジケータや操作スイッチにはLED(発光ダイオード)や蛍光灯などの点灯部が組み込まれ、表示を明確にしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、インジケータや操作スイッチに組み込まれた点灯部を駆動するためには、点灯部に電源を供給しなければならないので、その分消費電力が増加するという問題点があった。
【0004】本発明は、上述の問題点に鑑みなされたもので、インジケータや操作スイッチで消費する電力を不要又は低減することのできる投影装置(例えば液晶プロジェクタ)を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、筐体内に光源ランプユニットと、この光源ランプユニットからの光で映像光を生成する光学ユニット本体とを設け、この光学ユニット本体内で生成した映像光を投射レンズで投射する投影装置において、前記光源ランプユニットと前記光学ユニット本体から前記筐体内へ漏れた光と、前記光学ユニット本体内で未利用の光の少なくとも一方の光を集める集光部と、インジケータや操作スイッチに組み込まれた発光部と、一端側の開口部を前記集光部に臨設し、他端側の開口部を前記発光部に臨設して前記集光部で集めた光を前記発光部へ伝送する光ファイバとを具備してなることを特徴とする。このような構成において、光源ランプユニットと光学ユニット本体から筐体内へ漏れた光と、光学ユニット本体内で未利用の光の少なくとも一方の光を集光部で集光し、光ファイバを介してインジケータや操作スイッチなどの発光部に案内しているので、インジケータや操作スイッチの発光部で消費される電力を不要又は低減することができる。
【0006】光学ユニット本体が色分解素子、透過型液晶パネル及び色合成素子を具備した投影装置(すなわち透過型液晶プロジェクタ)の場合に利用するために、光学ユニット本体が、光源ランプユニットからの光をR、G、B光に分解する色分解素子と、このR、G、B光を映像信号で変調してR、G、B用の映像光とするR、G、B用の透過型液晶パネルと、このR、G、B用の映像光を合成して投射映像光を生成する色合成素子とを具備し、光源ランプユニットと光学ユニット本体の間から漏れた光と、光学ユニット本体から漏れた光の少なくとも一方の光を集光部が集める漏れ光とする。
【0007】光学ユニット本体が色分解素子、反射型液晶パネル、色合成素子及び偏光ビームスプリッタを具備した投影装置(すなわち反射型液晶プロジェクタ)の場合に利用するために、光学ユニット本体が、光源ランプユニットからの光をR、G、B光に分解する色分解素子と、このR、G、B光を映像信号で変調してR、G、B用の映像光を生成するR、G、B用の反射型液晶パネルと、このR、G、B用の映像光を合成して投射映像光を生成する色合成素子と、R、G、B用の反射型液晶パネルで生成したR、G、B用映像光の進行方向及び偏光面を制御して色合成素子に案内する偏光ビームスプリッタとを具備し、光源ランプユニットと光学ユニット本体の間から漏れた光と、光学ユニット本体から漏れた光の少なくとも一方の光を集光部が集める漏れ光とし、色合成素子と偏光ビームスプリッタの少なくとも一方から漏れた偏光光を集光部が集める未利用光とする。
【0008】光源ランプユニットが駆動していない場合(光源ランプが非点灯の場合)にもインジケータや操作スイッチの表示を明確にするために、発光部に切替スイッチでオン、オフ制御される点灯部を設け、光ファイバの途中に光スイッチを設け、光源ランプユニットが駆動しているか否かを検出し、駆動時に切替スイッチをオフにするとともに光スイッチをオンとし、非駆動時に切替スイッチをオンにするとともに光スイッチをオフにする制御部を設ける。
【0009】インジケータや操作スイッチに液晶パネルを使用し、光源ランプユニットが駆動していない場合にもインジケータや操作スイッチの表示を明確にするために、発光部に液晶パネルに照射するために切替スイッチでオン、オフ制御されるバックライトを設け、光ファイバの途中に光スイッチを設け、光源ランプユニットが駆動しているか否かを検出し、駆動時に切替スイッチをオフにするとともに光スイッチをオンとし、非駆動時に切替スイッチをオンにするとともに光スイッチをオフにする制御部を設ける。
【0010】インジケータや操作スイッチの発光部の発光状態をより均一化するために、光ファイバの発光部側開口端部に拡散板を設けて発光部とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明による投影装置(透過型液晶プロジェクタ)の一実施形態例を図1乃至図4を用いて説明する。図1(a)(b)は概略の構成を示す図で、(a)は構成要素の配置を主体とした図、(b)は構成要素の制御を主体とした図である。図1(a)において、10は筐体で、この筐体10内にはユニット基板12が取り付けられ、このユニット基板12には光源ランプユニット14、光学ユニット本体16及び投射レンズ18が取り付けられ、この投射レンズ18の一部が前記筐体10外に露出している。
【0012】20、22は前記ユニット基板12に取り付けられた集光部で、一方の集光部20は前記光源ランプユニット14と前記光学ユニット本体16の隙間から前記筐体10内へ漏れる光を集光し、他方の集光部22は前記光学ユニット本体16自体から前記筐体10内へ漏れる光を集めるように構成されている。
【0013】24は前記筐体10に取り付けられたインジケータで、このインジケータ24は、図1(b)に示すように、所定の表示文字や表示記号が記された半透明の保護カバー26と、この保護カバー26に組み込まれた拡散板28とLED30とを具備し、この拡散板28は後述する光ファイバ36の他端側開口部に取り付けられて発光部となり、LED30は点灯部となる。
【0014】32、34、36は、それぞれ複数の光ファイバを束ねた光ファイバの束(以下、単に光ファイバという。)である。前記光ファイバ32、34は、その一端側開口部が前記集光部20、22に光学的に結合され、他端側開口部が光スイッチ38の一方の入出力部に結合されている。前記光ファイバ36は、その一端側開口部が前記光スイッチ38の他方の入出力部と光学的に結合され、他端側開口部が前記インジケータ24内の拡散板28に光学的に結合され、この拡散板28が発光部となる。
【0015】40はランプドライバ、42は切替スイッチ、44は制御部としてのマイコン、46は電源部で、この電源部46は、前記ランプドライバ40及びマイコン44に所定の電力を供給するとともに、前記切替スイッチ42を介して前記LED30に所定の電力を供給している。前記ランプドライバ40は前記光源ランプユニット14を駆動し、前記切替スイッチ42は前記電源部46から供給された電力を前記LED30に供給するか否かを切り替え、前記マイコン44は前記ランプドライバ40を監視して前記光源ランプユニット14が駆動しているか否かを検出し、駆動を検出したときには前記光スイッチ38をオンにするとともに前記切替スイッチ42をオフに制御し、非駆動を検出したときには前記光スイッチ38をオフにするとともに前記切替スイッチ42をオンに制御する。
【0016】前記光源ランプユニット14、光学ユニット本体16及び投射レンズ18は、具体的には図2乃至図4に示すように構成され、一方の集光部20は、前記光ファイバ32の一端側開口部を光源ランプユニット14と光学ユニット本体16の隙間に臨設して構成され、他方の集光部22は、前記光ファイバ34の一端側開口部を光学ユニット本体16に形成された開口部(例えば冷却用の吸気口や排気口)に臨設して構成されている。以下、詳述する。
【0017】図2において50は光源ランプユニット14内に設けられた光源である。52、54は一対のインテグレータレンズ、56は偏光変換素子、58はコンデンサレンズ、60は色分解素子としてのダイクロイックプリズム、62、64、66、68、70、72は光の進行方向を所定方向へ変える全反射ミラー、74、76及び78は偏光板、80はB用LCD、82はG用LCD、84はR用LCD、86は色合成素子としてのダイクロイックプリズムで、これらは光学ユニット本体16内に設けられている。18は投射レンズである。
【0018】前記光源50、B用、G用、R用のLCD80、82、84及び偏光板74、76、78は、図3及び図4に示すように、筐体10内の接近した位置に配置されている。図3及び図4において、10aは筐体底板、10bは筐体側板、10cは筐体天板である。前記筐体底板10aには、防塵用のメッシュフィルタ88が取り付けられた吸気口90が形成されるとともに、この吸気口90に臨んで吸気ファン92が配置されている。前記吸気口90及び吸気ファン92のほぼ真上には、前記B用、G用、R用のLCD80、82、84及び偏光板74、76、78が設置されている。前記筐体天板10cには、前記B用、G用、R用のLCD80、82、84の上部に位置して排気口94が形成されている。前記筐体10内の前記吸気口90と排気口94の近傍には、前記光ファイバ34の一端側開口部を臨設して集光部22が形成されている。前記光学ユニット本体16には、内部に収納したB用、G用、R用のLCD80、82、84及び偏光板74、76、78を冷却するための吸気口と排気口(図示省略)が形成され、この吸気口と排気口は前記吸気口90と排気口94に対応した位置に設けられている。このため、集光部22によって光学ユニット本体16自体から漏れた光が集光される。前記筐体側板10bには、スリットの形成された排気口96が形成されるとともに、この排気口96に臨んで排気ファン98が配置されている。前記光源50と前記排気ファン98は接近して配置されている。
【0019】つぎに前記実施形態例の作用を説明する。まず、投影作用を説明し、ついで漏れ光の集光・発光作用を説明し、最後に冷却作用を説明する。
A:投影作用(1)図2において、光源50から出力したW光(白色光)は、一対のインテグレータレンズ52、54、偏光変換素子56及びコンデンサレンズ58を介してダイクロイックプリズム60に入射し、B光、G光、R光に分離される。
【0020】(2)ダイクロイックプリズム60で分離されたB光は、全反射ミラー62及び64で順次反射し、偏光板74で不要なP偏光成分が吸収され、所定強度のS偏光光となってB用のLCD80に入射する。ダイクロイックプリズム60で分離されたG光は、全反射ミラー66及び68で順次反射し、偏光板76で不要なP偏光成分が吸収され、所定強度のS偏光光となってG用のLCD82に入射する。ダイクロイックプリズム60で分離されたR光は、全反射ミラー70及び72で順次反射し、偏光板78で不要なP偏光成分が吸収され、所定強度のS偏光光となってR用のLCD84に入射する。
【0021】(3)B用、G用、R用のLCD80、82、84には、図示を省略した映像信号処理回路から所定の映像信号が入力して青用、緑用、赤用の映像が表示されているので、これらのLCD80、82、84に入射したB光、G光、R光は青、緑、赤の映像光に変換され、ダイクロイックプリズム86に入力する。このダイクロイックプリズム86では、入力した青、緑、赤の映像光が合成され、合成光が投射レンズ18でスクリーン(図示省略)に投射され、カラー画像が表示される。
【0022】B:漏れ光の集光・発光作用(1)図1において、ランプドライバ40によって光源ランプユニット14が駆動し光源50が点灯しているときには、マイコン44は光源ランプユニット14が駆動していることを検出し、光スイッチ38をオンにするとともに切替スイッチ42をオフとする。このため、電源部46からLED30に供給される電力が遮断され、LED30での電力消費を不要にすることができる。
【0023】(2)光スイッチ38がオンになると、集光部20、22で集められた光が光ファイバ32、34、36を介して拡散板28に案内されるので、この拡散板28が発光し、インジケータ24が所定の表示を行う。すなわち、保護カバー26に記された文字や記号が照光状態で表示される。このとき、集光部20では、図2乃至図4に示すように、光源ランプユニット14と光学ユニット本体16の隙間、すなわち光源50とインテグレータレンズ52の隙間から漏れた光が、この隙間に臨設された光ファイバ32の一端側開口部で集められる。また、集光部22では、光学ユニット本体16自体から漏れた光が、筐体10内の吸気口90と排気口94の近傍に臨設された光ファイバ34の一端側開口部で集められる。
【0024】(3)ランプドライバ40によって光源ランプユニット14が駆動せず、光源50が点灯していないときには、マイコン44は光源ランプユニット14が駆動していないことを検出し、光スイッチ38をオフにするとともに切替スイッチ42をオンとする。このため、電源部46からLED30に所定の電力が供給され、LED30が発光し、インジケータ24が所定の表示を行う。すなわち、保護カバー26に記された文字や記号が照光状態で表示される。
【0025】(4)以上のように、光源ランプユニット14が駆動しているときには、拡散板28を発光してインジケータ24で所定の照光表示を行うとともに、LED30を非点灯としてLED30での消費電力を不要とし、光源ランプユニット14が駆動していないときには、LED30を点灯してインジケータ24で所定の照光表示を行うので、常にインジケータ24で所定の照光表示を行うことができるとともに、LED30での消費電力を低減させることができる。
【0026】C:冷却作用吸気ファン92及び排気ファン98が回転すると、図3及び図4に矢印で示すように、防塵用のメッシュフィルタ88の設けられた吸気口90を介して外部から筐体10内に外気が強制的に取り込まれ、排気口94、96から強制的に排気されるので、光源50、LCD80、82、84及び偏光板74、76、78の発熱は強制的に吸収され冷却される。
【0027】前記実施形態例では、投影装置が透過型液晶プロジェクタであって、集光部が光源ランプユニットと光学ユニット本体の間(例えば隙間)から漏れた光と、光学ユニット本体(例えば吸気口や排気口)から漏れた光を集める場合について説明したが、本発明はこれに限るものでなく、投影装置が反射型液晶プロジェクタであって、集光部が光学ユニット本体内の未利用光を集める場合についても利用することができる。
【0028】図5はその一例を示すもので、図5において、14は光源ランプユニット、16Aは光学ユニット本体、18は投射レンズで、光源ランプユニット14内の光源50から出力した白色光は、光学ユニット本体16A内でつぎのように作用する。すなわち、偏光変換素子56でS偏光光に変換され、第1ダイクロイックミラー60AでR、B光とG光に分離し、分離後のR、B光を全反射ミラー100で案内して第2ダイクロイックミラー60Bに入射する。また、分離後のG光を、1/2波長板102でP偏光光に変換し、全反射ミラー104で案内して第2ダイクロイックミラー60Bに入射する。第2ダイクロイックミラー60Bでは、入射したB光を透過して第1PBS(偏光ビームスプリッタ)106に入力し、入射したG光を反射して第1PBS106に入力し、入射したR光を反射して第2PBS108に入力する。
【0029】第1PBS106に入力したB光は、その偏光膜で反射してB用反射型LCD(以下単にB用LCDという。)110に入射し、その反射光(B用LCD110の変調でP偏光光に変化する。)がその偏光膜を透過して出力する。第1PBS106に入力したG光は、その偏光膜を透過してG用反射型LCD(以下単にG用LCDという。)112に入力し、その反射光(G用LCD112の変調でS偏光光に変化する。)がその偏光膜で反射して出力する。第2PBS108に入力したR光は、その偏光膜で反射してR用反射型LCD(以下単にR用LCDという。)114に入射し、その反射光(R用LCD114の変調でP偏光光に変化する。)がその偏光膜を透過して出力する。第1PBS106から出力したB、G光と、第2PBS108から出力したR光とは、ダイクロイックプリズム116で合成され、合成光が投射レンズ18でスクリーン(図示省略)に投射され、カラー画像が表示される。
【0030】このとき、第2PBS108のR(S)光が入射する面と対向する面には集光部20Aが設けられ、ダイクロイックプリズム116のR(P)光が入射する面と対向する面には集光部22Aが設けられている。集光部20Aは、第2PBS108の対応する面に光ファイバ32Aの一端側開口部を臨設することによって、第2PBS108に入射するR(S)光のうち、このR(S)光に含まれているP偏光光や、第2PBS108の偏光膜で分離しきれなかったS偏光光などの未利用光を集める。集光部22Aは、ダイクロイックプリズム116の対応する面に光ファイバ34Aの一端側開口部を臨設することによって、ダイクロイックプリズム116に入射するB(P)光、G(S)光、R(P)光のうちの対応する面から漏れる未利用光を集める。光ファイバ32A、34Aの他端側開口部は、光スイッチを介してインジケータ内の拡散板(発光部)に光学的に結合し、この拡散板が集光部20A、22Aで集められた光によって発光する。
【0031】前記実施形態例では、インジケータを保護カバーで構成し、この保護カバーの内側に発光部としての拡散板と点灯部としてのLEDを設けた場合について説明したが、本発明はこれに限るものでなく、図6に示すように、インジケータ24Aを液晶パネル27で構成し、この液晶パネル27の内側に発光部としての拡散板28Aと点灯部としての蛍光灯29とを設け、この拡散板28Aと蛍光灯29をそれぞれ液晶パネル27のバックライトとした場合についても利用することができる。
【0032】前記実施形態例では、光ファイバの端部開口部に拡散板を取り付けて発光部とし、この発光部をインジケータに組み込んだ場合について説明したが、本発明はこれに限るものでなく、拡散板を省略して光ファイバの端部開口部自体を発光部とした場合や、発光部を操作スイッチに組み込んだ場合についても利用することができる。例えば、図7に示すように、光ファイバ36の端部開口部自体を発光部とし、この発光部を照光式操作スイッチ(点灯部を具備している操作スイッチ)31に組み込んだ場合についても利用することができる。
【0033】前記実施形態例では、投影装置が液晶プロジェクタの場合について説明したが、本発明はこれに限るものでなく、筐体内に光源ランプユニットと、この光源ランプユニットからの光で映像光を生成する光学ユニット本体とを設け、この光学ユニット本体内で生成した映像光を投射レンズで投射する投影装置について利用することができる。
【0034】
【発明の効果】本発明は、筐体内に光源ランプユニットと光学ユニット本体を設け、この光学ユニット本体内で生成した映像光を投射レンズで投射する投影装置において、光源ランプユニットと光学ユニット本体から筐体内へ漏れた光と、光学ユニット本体内で未利用の光の少なくとも一方の光を集める集光部と、インジケータや操作スイッチに組み込まれた発光部と、一端側の開口部を集光部に臨設し、他端側の開口部を発光部に臨設して集光部で集めた光を発光部へ伝送する光ファイバとを具備し、光源ランプユニットと光学ユニット本体から筐体内へ漏れた光と、光学ユニット本体内で未利用の光の少なくとも一方の光を集光部で集光し、光ファイバを介してインジケータや操作スイッチなどの発光部に案内する構成としたので、インジケータや操作スイッチの発光部で消費される電力を不要又は低減することができる。
【0035】光学ユニット本体が、光源ランプユニットからの光をR、G、B光に分解する色分解素子と、このR、G、B光を映像信号で変調してR、G、B用の映像光とするR、G、B用の透過型液晶パネルと、このR、G、B用の映像光を合成して投射映像光を生成する色合成素子とを具備し、光源ランプユニットと光学ユニット本体の間から漏れた光と、光学ユニット本体から漏れた光の少なくとも一方の光を集光部が集める漏れ光とする構成とした場合には、光学ユニット本体が透過型液晶パネルを具備した投影装置(すなわち透過型液晶プロジェクタ)の場合に利用できる。
【0036】光学ユニット本体が、光源ランプユニットからの光をR、G、B光に分解する色分解素子と、このR、G、B光を映像信号で変調してR、G、B用の映像光を生成するR、G、B用の反射型液晶パネルと、このR、G、B用の映像光を合成して投射映像光を生成する色合成素子と、R、G、B用の反射型液晶パネルで生成したR、G、B用映像光の進行方向及び偏光面を制御して色合成素子に案内する偏光ビームスプリッタとを具備し、光源ランプユニットと光学ユニット本体の間から漏れた光と、光学ユニット本体から漏れた光の少なくとも一方の光を集光部が集める漏れ光とし、色合成素子と偏光ビームスプリッタの少なくとも一方から漏れた偏光光を集光部が集める未利用光とする構成とした場合には、光学ユニット本体が反射型液晶パネルを具備した投影装置(すなわち反射型液晶プロジェクタ)の場合に利用できる。
【0037】発光部に切替スイッチでオン、オフ制御される点灯部を設け、光ファイバの途中に光スイッチを設け、光源ランプユニットが駆動しているか否かを検出し、駆動時に切替スイッチをオフにするとともに光スイッチをオンとし、非駆動時に切替スイッチをオンにするとともに光スイッチをオフにする制御部を設けた場合には、インジケータや操作スイッチの発光部で消費される電力を低減させることができるとともに、光源ランプユニットが駆動していない場合(光源ランプが非点灯の場合)にもインジケータや操作スイッチの表示を明確にすることができる。
【0038】発光部に液晶パネルに照射するために切替スイッチでオン、オフ制御されるバックライトを設け、光ファイバの途中に光スイッチを設け、光源ランプユニットが駆動しているか否かを検出し、駆動時に切替スイッチをオフにするとともに光スイッチをオンとし、非駆動時に切替スイッチをオンにするとともに光スイッチをオフにする制御部を設けた場合には、インジケータや操作スイッチに液晶パネルを使用した投影装置において、インジケータや操作スイッチの発光部で消費される電力を低減させることができるとともに、光源ランプユニットが駆動していない場合にもインジケータや操作スイッチの表示を明確にすることができる。
【0039】光ファイバの発光部側開口端部に拡散板を設けて発光部とした場合には、インジケータや操作スイッチの発光部の発光状態をより均一化することができる。




 

 


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