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発明の名称 カメラの付属品着脱装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−264861(P2001−264861A)
公開日 平成13年9月26日(2001.9.26)
出願番号 特願2000−82293(P2000−82293)
出願日 平成12年3月23日(2000.3.23)
代理人 【識別番号】100083286
【弁理士】
【氏名又は名称】三浦 邦夫
【テーマコード(参考)】
2H053
2H105
【Fターム(参考)】
2H053 CA23 
2H105 EE22
発明者 大堂 豪一 / 佐藤 三男
要約 目的
操作感に優れ、ロック機構の破損のおそれがないカメラの付属品着脱装置を得る。

構成
カメラに設けたアクセサリシューに対し、カメラとは別体の付属品を着脱させる着脱装置であって、アクセサリシューに形成したロック孔;このロック孔に係脱可能な、付属品側に設けたロックピン;このロックピンをロック孔との係合位置と非係合位置とに移動させる操作部材;及び、この操作部材を、ロックピンの係合位置に対応するロック位置と非係合位置に対応するアンロック位置とにそれぞれクリックストップさせるクリック機構;を有する。
特許請求の範囲
【請求項1】 カメラに設けたアクセサリシューに対し、カメラとは別体の付属品を着脱させる着脱装置において、アクセサリシューに形成したロック孔;このロック孔に係脱可能な、付属品側に設けたロックピン;このロックピンをロック孔との係合位置と非係合位置とに移動させる操作部材;及びこの操作部材を、上記ロックピンの係合位置に対応するロック位置と非係合位置に対応するアンロック位置とにそれぞれクリックストップさせるクリック機構;を有することを特徴とするカメラの付属品着脱装置。
【請求項2】 請求項1記載の付属品着脱装置において、ロックピンは、上記ロック孔との係合位置に付勢され、操作部材は、このロックピンの進退方向と平行な回動中心で回動され、周方向におけるロックピンとの当接位置の変化に応じて、上記アンロック位置でロック孔との非係合位置に該ロックピンを押圧し、上記クリック機構は、この操作部材におけるロックピンとの当接面上に、該操作部材のロック位置とアンロック位置で該ロックピンと係合する一対のクリック突起を有しているカメラの付属品着脱装置。
【請求項3】 請求項1記載の付属品着脱装置において、上記ロックピンは、上記ロック孔との係合位置に付勢され、上記操作部材は、アクセサリシューに着脱可能でこのロックピンを軸線方向に移動可能に支持する付属品側の円柱状脚部材の外周面に回動可能に支持された環状体であり、該回動に応じて上記アンロック位置でロック孔との非係合位置にロックピンを押圧し、上記クリック機構は、この環状の操作部材と円柱状脚部材の対向する周面の一方と他方に、該操作部材のロック位置とアンロック位置で互いに係合する、一対のクリック孔と該クリック孔に係合する方向に付勢されたクリックボールとを有しているカメラの付属品着脱装置。
【請求項4】 請求項3記載の付属品着脱装置において、上記円柱状脚部材は、その外周面に上記操作部材を案内する有底のガイド溝を有し、該操作部材は、その内周面から内径方向へ向け、このガイド溝に嵌まるガイド突起を突出し、上記ガイド溝の底面に上記一対のクリック孔が形成され、上記ガイド突起内に、該ガイド突起から突出する位置とガイド突起内に収納される位置に径方向へ移動可能に上記クリックボールが保持されているカメラの付属品着脱装置。
【請求項5】 請求項2から4いずれか1項記載の付属品着脱装置において、上記操作部材は、上記回動に伴ってロックピンの進退方向と平行に移動され、該移動によって上記アンロック位置でロックピンを非係合位置に押圧するカメラの付属品着脱装置。
【請求項6】 カメラに設けたアクセサリシューに対し、カメラとは別体の付属品を着脱させる着脱装置において、アクセサリシューに形成したロック孔;このロック孔に係脱可能な、付属品側に設けたロックピン;このロックピンをロック孔との係合位置と非係合位置とに移動させる操作部材;及びこの操作部材を、上記ロックピンの非係合位置に対応するアンロック位置にクリックストップさせるクリック機構;を有することを特徴とするカメラの付属品着脱装置。
【請求項7】 請求項6記載の付属品着脱装置において、上記クリック機構はさらに、上記操作部材を、ロックピンの係合位置に対応するロック位置にクリックストップさせるカメラの付属品着脱装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【技術分野】本発明は、ストロボなどの付属品をカメラに着脱するための着脱装置に関する。
【0002】
【従来技術及びその問題点】ストロボなど、カメラとは別体の付属品をカメラのアクセサリシューに取り付けるための着脱装置で、アクセサリシューへの装着状態で該付属品を固定させるロック機構を備えたものがある。ロック機構は、例えば、カメラ側のアクセサリシューに対して挿脱される付属品側の脚部材に、該脚部材から突出する位置と脚部材内に退避する位置とに移動可能なロックピンが設けられ、該脚部材に対して回転可能な操作部材の正逆の回動によって、このロックピンをカメラ側のロック孔に対し係合する位置と係合解除する位置とに移動させるように構成される。ロックピンがロック孔と係合するときには、アクセサリシューから取り外す方向への付属品のスライドが規制される。すなわちロックされる。
【0003】ところで、従来の付属品着脱装置におけるロック機構では、ロックピンがロック孔と係合しているロック状態にあるか、あるいはロックピンとロック孔の係合が解除されたアンロック状態にあるかという判断は、操作部材の回動抵抗などを参考にしてカメラの使用者が行っていた。したがって、アクセサリシューから付属品を取り外そうとするときに、ロックピンが完全にロック孔との非係合位置に移動されていない状態であるにも関わらず、非係合位置に移動されたと判断してしまい、付属品を取り外そうとしてロック機構が破損するおそれがあった。また、ロック操作時に、ロックピンが既にロック孔と係合しているにも関わらず、操作部材をロック方向へ過度に回動させて、ロックピンとロック孔の食い付きを生じさせたり、さらにはロックピンやロック孔を破損させてしまうというおそれもあった。よって、こうした無理操作を防ぐことができ、操作性の良い付属品着脱装置が望まれていた。
【0004】
【発明の目的】本発明は、以上の問題点に鑑みてなされたものであり、操作感に優れ、ロック機構の破損のおそれがないカメラの付属品着脱装置を提供することを目的とする。
【0005】
【発明の概要】本発明は、カメラに設けたアクセサリシューに対し、カメラとは別体の付属品を着脱させる着脱装置において、アクセサリシューに形成したロック孔;このロック孔に係脱可能な、付属品側に設けたロックピン;このロックピンをロック孔との係合位置と非係合位置とに移動させる操作部材;及び、この操作部材を、ロックピンの係合位置に対応するロック位置と非係合位置に対応するアンロック位置とにそれぞれクリックストップさせるクリック機構;を有することを特徴としている。この構成によれば、ロック操作時やアンロック操作時における操作部材の適切な操作量が容易に分かるので、操作部材の操作量が足りなかったり、必要以上に操作部材を操作してしまうことを避けることができる。よって、操作性が良く、かつ無理操作によるロック機構の破損を防ぐことができる。
【0006】この本発明の付属品着脱装置では、ロックピンは、ロック孔との係合位置に付勢され、操作部材は、このロックピンの進退方向と平行な回動中心で回動され、周方向におけるロックピンとの当接位置の変化に応じて、アンロック位置でロック孔との非係合位置に該ロックピンを押圧し、クリック機構は、この操作部材におけるロックピンとの当接面上に、該操作部材のロック位置とアンロック位置で該ロックピンと係合する一対のクリック突起を有するように構成することが望ましい。
【0007】または、ロックピンは、ロック孔との係合位置に付勢され、操作部材は、アクセサリシューに着脱可能でこのロックピンを軸線方向に移動可能に支持する付属品側の円柱状脚部材の外周面に回動可能に支持された環状体であり、該回動に応じて上記アンロック位置でロック孔との非係合位置にロックピンを押圧し、クリック機構は、この環状の操作部材と円柱状脚部材の対向する周面の一方と他方に、該操作部材のロック位置とアンロック位置で互いに係合する、一対のクリック孔と該クリック孔に係合する方向に付勢されたクリックボールとを有するように構成することが望ましい。該構成では、円柱状脚部材は、その外周面に操作部材を案内する有底のガイド溝を有し、該操作部材は、その内周面から内径方向へ向け、このガイド溝に嵌まるガイド突起を突出し、ガイド溝の底面に上記の一対のクリック孔が形成され、ガイド突起内に、該ガイド突起から突出する位置とガイド突起内に収納される位置に径方向へ移動可能に上記のクリックボールが保持されていることが好ましい。
【0008】操作部材は、上述の回動に伴ってロックピンの進退方向と平行に移動され、該移動によってアンロック位置でロックピンを非係合位置に押圧するように構成することが好ましい。
【0009】本発明はまた、カメラに設けたアクセサリシューに対し、カメラとは別体の付属品を着脱させる着脱装置において、アクセサリシューに形成したロック孔;このロック孔に係脱可能な、付属品側に設けたロックピン;このロックピンをロック孔との係合位置と非係合位置とに移動させる操作部材;及び、この操作部材を、ロックピンの非係合位置に対応するアンロック位置にクリックストップさせるクリック機構;を有することを特徴としている。この付属品着脱装置では、クリック機構はさらに、操作部材を、ロックピンの係合位置に対応するロック位置にもクリックストップさせることが好ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】図1から図6を参照し、本発明を適用した付属品着脱装置の一実施形態を説明する。最初に、図1と図3についてカメラボディ10側のアクセサリシュー11を説明する。カメラボディ10には開口が形成されており、該開口を塞ぐようにアクセサリシュー台12が固定されている。アクセサリシュー台12にはカメラボディ10内の電気回路に接続された接点14が埋設されており、該接点14はカメラボディ外面に露出されている。またアクセサリシュー台12の外面側には有底のロック孔16が形成されている。アクセサリシュー台12の両側部には、互いに対向するコ字状断面をなす一対の抜止腕18が固定されている。
【0011】図5は、付属品側の取付脚(円柱状脚部材)20の単体形状を示している。取付脚20は、アクセサリシュー11の抜止腕18に対して挿脱される挿脱部22を下部に有し、挿脱部22の上部に位置する支持円筒部24の上端部にはアクセサリ本体26が固定されている(図1、図3)。アクセサリ本体26は、カメラボディ10とは別体からなる外付ストロボなどである。支持円筒部24の外周面には、後述するロック操作レバー(操作部材)44をロック位置とアンロック位置に移動案内するための一対の有底のガイド溝28が形成されている。取付脚20の挿脱部22は、アクセサリシュー11に対して図1及び図3の紙面と垂直な方向に挿脱され、アクセサリシュー11には、所定の挿入位置で取付脚20のそれ以上の挿入を規制する係止部(不図示)が設けられている。
【0012】図1と図3に示すように、取付脚20には、軸方向に向け、ロックピン30を挿通させるための貫通孔30aと、接点ピン32を挿通させるための貫通孔32aが形成されている。接点ピン32は、取付脚20の下端面から一端部が突出するように、貫通孔32a内に配した圧縮ばね34によって付勢されており、アクセサリシュー11に取付脚20を装着すると、該接点ピン32がカメラボディ10側の接点14に接触する。接点ピン32の他端部は取付脚20の上端面側に露出しており、アクセサリ本体26内の電気回路に接続される。なお、取付脚20の下端面からの接点ピン32の最大突出量は、該接点ピン32に設けた抜止大径部32bが貫通孔32a内の段部に係合することによって規制される。
【0013】一方、ロックピン30は、取付脚20の上端面にねじ36aで固定された保持部材36の立上腕部38に対して上下動可能に挿通されており、該立上腕部38と、ロックピン30に設けた大径部40との間に配した圧縮ばね42によって、該ロックピン30はその先端部が取付脚20の下端面から突出する方向、すなわちアクセサリシュー11におけるロック孔16との係合位置に移動付勢されている。なお、取付脚20の下端面からのロックピン30の最大突出量は、大径部40が取付脚20の上端面に係合することによって規制される。
【0014】図5に示すように、取付脚20の支持円筒部24の外周に設けた一対のガイド溝28はそれぞれ、一端部を該支持円筒部24の上端面に連通する開口とし、終端部へ向けて進むにつれて徐々に挿脱部22に近付くように傾斜している。図6に単体形状を示すロック操作レバー44は、その内径が支持円筒部24の外径に略等しいような環状体として形成されており、内周面には一対のガイド溝28に嵌まる一対のガイド突起46が突設されている。一対のガイド突起46は、互いに径方向の対向位置に設けられている。また、ロック操作レバー44の外周部には、該ロック操作レバー44を回動操作するときに把持するための把持部48が形成されている。
【0015】従って、ロック操作レバー44を回動させると、各ガイド突起46が対応するガイド溝28の案内を受け、ロック操作レバー44は取付脚20に対してその軸線方向に上下動される。図3に示しているのがロック操作レバー44が最も下方まで移動されたロック位置であり、このときガイド突起46はガイド溝28内の最奥部に位置している。この状態からロック操作レバー44を図3中の左方向(図4の時計方向)に回動させると、ガイド突起46がガイド溝28上端の開口付近まで案内され、ロック操作レバー44は図1に示すアンロック位置まで上昇される。逆に、アンロック位置にあるロック操作レバー44は、アンロック位置から図1中の右方向(図2の反時計方向)に回動させるとロック位置に移動する。
【0016】ロックピン30は、上述の大径部40から連動腕50を延出させている。大径部40から取付脚20の径方向に延出された連動腕50は、さらに下方へ折曲され、その先端部がロック操作レバー44の上面に係合しており、ロック操作レバー44の軸線方向移動に応じて、ロックピン30がロック孔16との係合位置と非係合位置とに進退移動される。すなわち、ロック操作レバー44が図3のロック位置にあるときには連動腕50が上方へ向けて押圧されず、圧縮ばね42の付勢力によってロックピン30の先端部が取付脚20の下端面から突出されてロック孔16に係合する。このロック孔16とロックピン30の係合により、アクセサリシュー11から取付脚20を抜き取ることが不能となり、カメラボディ10に対してアクセサリ本体26が固定される。一方、ロック操作レバー44を図1のアンロック位置へ回動させると、該ロック操作レバー44が上昇され、その上面に係合する連動腕50を上方に押し込む。これにより、圧縮ばね42に抗してロックピン30が上方に移動され、その先端部がロック孔16との係合位置から退避して取付脚20内に収納される。つまりロック孔16との非係合位置にロックピン30が移動される。この状態では、アクセサリシュー11に対して取付脚20を挿脱させることができる。
【0017】本実施形態の着脱装置では、ロック操作レバー44の上面の、周方向におけるロックピン30(連動腕50)との当接軌跡上に一対のクリック突起52、54を設けて、ロックピン30がロック孔16との係合位置にあるか非係合位置にあるかを容易に認識可能としたことに特徴を有する。ロック操作レバー44は、上述のロック位置とアンロック位置の間において図2及び図4にAで示す範囲で回動される。クリック突起52とクリック突起54は、周方向においてこの回動範囲Aよりも若干短い間隔で設けられており、ロック操作レバー44がロック位置とアンロック位置の両回動端に向けて回動されるとき、その回動端の手前で連動腕50がクリック突起52またはクリック突起54を乗り越える。このときにロック操作レバー44にクリック感が得られるので、ロック操作レバー44がロック位置またはアンロック位置に対応する回動端まで回動されたこと、すなわちロックピン30がロック孔16との係合位置または非係合位置に移動されたことを、ロック操作レバー44を操作する者が認識することができる。詳細には、ロック位置からアンロック位置方向に向けてロック操作レバー44が回動するときは、該アンロック位置の直前で連動腕50がクリック突起52を乗り越え、アンロック位置でロック操作レバー44がクリックストップされる。逆にアンロック位置からロック位置方向に向けてロック操作レバー44が回動するときは、該ロック位置の直前で連動腕50がクリック突起54を乗り越え、ロック位置でロック操作レバー44がクリックストップされる。いずれの場合も、ロック操作レバー44にクリック感が得られた時点で、ロックピン30はロック孔16との係合位置と非係合位置に確実に移動されている。
【0018】このように、ロックピン30がロック孔16との係合位置と非係合位置に移動されたときに、これに対応するロック位置とアンロック位置とでロック操作レバー44をクリックストップさせてクリック感が得られるように構成することにより、操作する者がロック操作レバー44の適切な操作量を知ることができる。したがって、ロックピン30がロック孔16との非係合位置まで完全に移動されていないにも関わらずアクセサリシュー11から取付脚20を取り外そうとしたり、ロックピン30が既にロック孔16と係合しているにも関わらずさらにロック操作レバー44をロック方向に回動させるような無理操作を行うおそれがなく、ロック機構の破損やロックピンとロック孔の食い付きを防ぐことができる。
【0019】また、クリック感によってロック操作レバー44の適切な操作量を知ることができるので、必要以上にロック操作レバー44を回動させずに済み、操作する者が操作量を判断しながら操作する構成に比して操作性が良く、付属品の着脱を速やかに実行できる。また、ロック位置とアンロック位置でクリックストップされたロック操作レバー44は、それぞれの位置から不用意に回動してしまうことがなく、操作性に優れている。
【0020】図7から図12は、本発明の第二の実施形態を示している。この実施形態において、上述の第一実施形態と同様の部材は同符号で表している。取付脚20の外周面に形成した一対の有底のガイド溝28、58のうち一方のガイド溝58には、その底面に、ロック操作レバー44のロック位置とアンロック位置に対応する位置に、一対のクリック孔60、62が形成されている。クリック孔60と62は互いに、取付脚20の周方向のみならず、軸線方向にも位置を異ならせている。
【0021】ロック操作レバー44の内径方向に突出された一対のガイド突起46、64のうち、クリック孔60、62を有するガイド溝58に嵌まる一方のガイド突起64には、径方向へ向けてボール収納孔66が形成されており、該ボール収納孔66内には径方向に移動可能にクリックボール68が収納されている。クリックボール68は、圧縮ばね70によって内径方向、つまりクリック孔60、62と係合する方向へ突出するように付勢されている。
【0022】ロック操作レバー44がロック位置(図9、図10)とアンロック位置(図7、図8)の間の回動位置にあるときには、クリックボール68は、ガイド突起64が嵌まっているガイド溝58の底面に当接して内径方向への突出が規制されており、ボール収納孔66内に収納されている。ロック操作レバー44がアンロック位置へ回動されると、ガイド溝58内でガイド突起64がクリック孔60に対応する位置に達し、圧縮ばね70により内径方向へ付勢されたクリックボール68がクリック孔60に係合してロック操作レバー44がクリックストップされる。同様に、ロック操作レバー44がロック位置へ回動されると、ガイド溝58内でガイド突起64がクリック孔62に対応する位置に達し、圧縮ばね70により内径方向へ付勢されたクリックボール68がクリック孔62に係合してクリックストップされる。ロック位置とアンロック位置からロック操作レバー44を回動させる際には、回動当初に若干強めに力を加えれば、クリック孔60またはクリック孔62とクリックボール68の係合が外れてロック操作レバー44を回動させることができる。
【0023】以上の第二の実施形態の構成によっても、ロックピン30のロック孔16との係合位置と非係合位置に対応するロック位置とアンロック位置で、ロック操作レバー44がクリックストップされてクリック感が得られるので、操作する者がロック操作レバー44の適切な操作量を知ることができる。よって、ロック状態での付属品を取り外そうとしたり、ロック状態からさらにロック操作レバー44をロック方向に回動させるといった無理操作を避け、ロック機構の破損やロックピンとロック孔の食い付きを防ぐことができる。
【0024】なお、本実施形態では、ガイド突起64内にクリックボール68を設け、ガイド溝28の底面に一対のクリック孔60、62を形成したが、このようなガイド部分以外の、互いに対向するロック操作レバー44の内周面と取付脚20の外周面にそれぞれクリックボールとクリック孔を設けてもよい。この場合は、ロック操作レバー44側にクリック孔を設け、取付脚20側にクリックボールを設けることも可能である。また、一対のガイド突起46、64のいずれにもクリックボールを設け、一対のガイド溝28、58の両方にロック操作レバー44のロック位置とアンロック位置に対応するクリック孔を設けることも可能である。
【0025】以上の実施形態の説明から明らかなように、本発明のカメラの付属品着脱装置によれば、簡単な構成でありながら、ロック機構の破損を防いで、操作性を向上させることができる。但し、本発明は図示した実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない限りにおいて変更、改良を行ってもよい。
【0026】例えば、図示実施形態ではロック操作レバー44は、周方向への回動と同時に上下方向移動も行ってロックピン30の連動腕50を押圧するものとしたが、該ロック操作レバー44を上下動を行わずに回動のみ可能にし、その上面に、周方向へ進むに従って回動軸方向への高さを徐々に高くする傾斜カム面を設けた構成としてもよい。この構成では、ロック操作レバー44が回転すると、連動腕50に当接している傾斜カム面の高さの変化に応じて該ロックピン30が押圧されて移動される。該構成でロック操作レバー44のクリック感を得るには、第一の実施形態を応用して、傾斜カム面上の、上述のロック位置とアンロック位置に対応する周方向位置にクリック突起を設ければよい。あるいは、第二の実施形態を応用して、取付脚20かロック操作レバー44のいずれか一方に、軸線方向位置を異ならせず、周方向のみに位置を異ならせてロック位置とアンロック位置に対応する一対のクリック孔を形成すればよい。
【0027】また、実施形態ではロックピン30のロック孔16の係合位置と非係合位置のいずれでも、ロック操作レバー44がクリックストップされるものとしたが、いずれか一方の位置でのみロック操作レバー44をクリックストップさせてもよい。例えば、実用上、ロック機構の破損は、ロックピン30とロック孔16の係合状態にもかかわらず付属品をカメラ本体から外そうとしたときに生じることが多いので、これを避けるために、ロックピン30とロック孔16の非係合位置に対応したロック操作レバー44のアンロック位置でのみクリックストップさせるようにクリック機構を構成してもよい。
【0028】また、カメラに対して着脱される付属品(アクセサリ本体26)はストロボに限定されるものではない。
【0029】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、操作感に優れ、ロック機構の破損のおそれがないカメラの付属品着脱装置を得ることができる。




 

 


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