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カメラのフィルム巻上げ制御装置 - 旭光学工業株式会社
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発明の名称 カメラのフィルム巻上げ制御装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−201788(P2001−201788A)
公開日 平成13年7月27日(2001.7.27)
出願番号 特願2000−7471(P2000−7471)
出願日 平成12年1月17日(2000.1.17)
代理人 【識別番号】100083286
【弁理士】
【氏名又は名称】三浦 邦夫
【テーマコード(参考)】
2H020
【Fターム(参考)】
2H020 AA05 AA07 AA09 
発明者 小林 匠 / 堀 真克
要約 目的
アパーチャ内に平面性のよいフィルムを給送できるカメラのフィルム巻上げ制御装置を提供する。

構成
給送スプール3から引き出されたフィルム7をアパーチャ2内にガイドする第1ローラ4、第1ローラ4及び第2ローラ6により給送されたフィルムを巻上げる巻上げスプール5を備え、CPU10は、露出終了時に第1ローラ4と接触していたフィルム部分7aがすべてアパーチャ2の外まで巻上げられるようにフィルム巻上げ量Nを設定し、フィルムの巻上量が設定したフィルム巻上げ量Nに達した時点で巻上げスプール5の回転駆動を停止させる。
特許請求の範囲
【請求項1】 給送部材から引き出されたフィルムをアパーチャ内にガイドする回転ガイド部材と、該回転ガイド部材によりガイドされ、前記アパーチャを通過したフィルムを巻上げる巻上げ手段と、露出終了時に前記回転ガイド部材と接触していたフィルム部分がすべて前記アパーチャ外まで巻上げられるようにフィルム巻上げ量を設定し、該設定したフィルム巻上げ量に基づいて前記巻上げ手段の巻上げ動作を制御する制御手段と、を備えたことを特徴とするカメラのフィルム巻上げ制御装置。
【請求項2】 請求項1記載のカメラのフィルム巻上げ制御装置において、前記制御手段は、前記回転ガイド部材から前記アパーチャ縁部までの最短の長さ、該回転部材の直径、及び該回転ガイド部材とフィルムが接触する部分を弧とする円周角に基づいてフィルム巻上げ量を予め設定するカメラのフィルム巻上げ制御装置。
【請求項3】 請求項1または2記載のカメラのフィルム巻上げ制御装置は、前記回転ガイド部材の回転量に基づいてフィルムの巻上げ量を検知する検知手段を備え、前記制御手段は、該検知手段が検知した巻上げ量が前記設定したフィルム巻上げ量に達した時点で前記巻上げ手段の巻上げ動作を終了させるカメラのフィルム巻上げ制御装置。
【請求項4】 請求項1または2記載のカメラのフィルム巻上げ制御装置は、前記回転ガイド部材とは別個に前記アパーチャよりも前記巻上げ手段側に設けられ、前記巻上げ手段の巻上げ動作に連動して回転する第2の回転部材と、該第2の回転部材の回転量に基づいてフィルムの巻上げ量を検知する検知手段とを備え、前記制御手段は、該検知手段が検知した巻上げ量が設定したフィルム巻上げ量に達した時点で前記巻上げ手段の巻上げ動作を終了させるカメラのフィルム巻上げ制御装置。
【請求項5】 請求項1から4のいずれか一項に記載のカメラのフィルム巻上げ制御装置において、前記制御手段は、前回の巻上げ完了時から次の露出終了時までに所定時間を経過しているときは、該露出終了時に前記回転ガイド部材と接触していたフィルム部分がすべて前記アパーチャ外まで巻上げられるようにフィルム巻上げ量を設定して前記巻上げ動作を制御し、前記所定時間を経過していないときは、前記フィルム巻上げ量よりも少ない第2のフィルム巻上げ量を設定し、該第2のフィルム巻上げ量に基づいて前記巻上げ動作を制御するカメラのフィルム巻上げ制御装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の技術分野】本発明は、ブローニーフィルム等のパーフォレーションが存在しないフィルムを使用するカメラのフィルム巻上げ制御装置に関する。
【0002】
【従来技術およびその問題点】ブローニーフィルムのようなパーフォレーションが存在しないフィルムを給送して巻上げるカメラのフィルム巻上げ制御装置は、例えば、いわゆる6×4.5カメラに搭載された場合には、図1に示すように、フィルムを給送する給送スプール3と、フィルムを巻上げる巻上げスプール5と、フィルムを圧板に対して平行に給送できるように設けられた第1ローラ4及び第2ローラ6を備え、給送スプール3から引き出されたフィルムを第1ローラ4及び第2ローラ6で順次ガイドして給送し、巻上げスプール5に巻上げるように構成してある。この巻上げ動作において、フィルムは給送スプール3と巻上げスプール5の間で強く引張られるため、巻上げ動作完了後は第1ローラ4、第2ローラ6に強く巻き付いた状態で保持される。従って、この状態でフィルムが長時間保持された場合には、フィルムは第1ローラ4の円周部に沿ってカールしてしまう。特に、給送スプール3と巻上げスプール5が上下方向に対向して配設され、フィルムが下から上に給送される、いわゆるΩ(オメガ)巻きタイプの巻上げ装置では、第1ローラ4及び第2ローラ6の径が小さく、かつ巻付き量が多いため、この傾向が顕著である。上述のカール部分は、短時間ではもとの平面状には戻らないため、カール部分がアパーチャ内に給送された状態で露出がなされた場合には、このカール部分に露出された像が歪んでしまうなどのピント不良が生じてしまう。
【0003】
【発明の目的】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、アパーチャ内に平面性の良いフィルムを給送できるカメラのフィルム巻上げ制御装置を提供することを目的とする。
【0004】
【発明の概要】本発明は、給送部材から引き出されたフィルムをアパーチャ内にガイドする回転ガイド部材と、該回転ガイド部材によりガイドされ、前記アパーチャを通過したフィルムを巻上げる巻上げ手段と、露出終了時に前記回転ガイド部材と接触していたフィルム部分がすべて前記アパーチャ外まで巻上げられるようにフィルム巻上げ量を設定し、該設定したフィルム巻上げ量に基づいて前記巻上げ手段の巻上げ動作を制御する制御手段とを備えたことに特徴を有する。この構成によれば、長時間の放置によりフィルムにカール部分が生じてしまった場合にも、アパーチャ内に平面性のよい部分のフィルムを給送することができる。
【0005】前記制御手段は、前記回転部材から前記アパーチャの縁部までの最短の長さ、該回転部材の直径、及び該回転部材とフィルムの接触部分を弧とする円周角に基づいてフィルム巻上げ量を予め設定するのが好ましい。また、前記カメラのフィルム巻上げ制御装置は、前記回転ガイド部材の回転量に基づいてフィルムの巻上げ量を検知する検知手段を備え、前記制御手段は、該検知手段が検知した巻上げ量が設定したフィルム巻上げ量に達した時点で前記巻上げ手段の巻上げ動作を終了させるか、若しくは、前記回転ガイド部材とは別個に前記アパーチャよりも前記巻上げ手段側に設けられ、前記巻上げ手段の巻上げ動作に連動して回転する第2の回転部材と、該第2の回転部材の回転量に基づいてフィルムの巻上げ量を検知する検知手段とを備え、前記制御手段は、該検知手段が検知した巻上げ量が設定したフィルム巻上げ量に達した時点で前記巻上げ手段の巻上げ動作を終了させるのが好ましい。
【0006】また、前記制御手段は前記フィルム巻上げ量を露出間隔に応じて設定する構成にもできる。即ち、前回の巻上げ完了時から次の露出終了時までに所定時間を経過しているときは、その露出終了時に前記回転ガイド部材と接触していたフィルム部分がすべて前記アパーチャ外まで巻上げられるようにフィルム巻上げ量を設定して前記巻上げ動作を制御し、前記所定時間を経過していないときは、前記フィルム巻上げ量よりも少ない第2のフィルム巻上げ量を設定し、該第2のフィルム巻上げ量に基づいて前記巻上げ動作を制御すれば、アパーチャ内に平面性のよい部分を給送できるだけでなく撮影枚数の減少を抑えることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明を説明する。図1には、本発明を適用したいわゆるフィルムバック式の6×4.5カメラの巻上げ制御装置の機械構成の主要部を示してある。本装置は、フィルム7を給送する給送スプール3とフィルム7を巻上げる巻上げスプール5が対向して上下に配設され、フィルム7が第1ローラ4及び第2ローラ6を介して下から上へと給送されて巻上げスプール5に巻上げられる、いわゆるΩ(オメガ)巻きタイプの巻上げ制御装置である。第1ローラ4は、圧板8の下底部近傍に配設され、給送スプール3から引き出されたフィルム7を圧板8に対して平行に給送する回転ガイド部材である。第2ローラ6は、圧板8の上底部近傍に配設され、フィルム7の巻上移動に連動して回転する。
【0008】図2は、本装置の制御系の主要構成をブロックで示す図である。本装置は、フィルム7の巻上げ動作を制御する制御手段としてのCPU10を備えている。CPU10には、スイッチ類としてレリーズスイッチ11と後幕走行完了検知スイッチ13が接続されている。レリーズスイッチ11は、レリーズ操作部材12に連動してオンオフするスイッチであり、CPU10はレリーズスイッチ11のオンを検知すると、不図示のミラーをアップさせるとともに、露出制御回路19を介して露出制御処理を実行する。露出制御回路19は、設定された適正絞り値に基づいて撮影レンズ(不図示)の絞りを絞り込み、設定された適正シャッタ速度に基づいてシャッタ先幕・後幕を走行させる回路である。後幕走行完了検知スイッチ13は、シャッタ後幕の走行完了、即ち露出終了を検知したときにオンするスイッチである。CPU10は後幕走行完了検知スイッチ13がオンしたときに、露出終了を検知してフィルム7の巻上げ動作を開始させる。
【0009】また、CPU10には、巻上げ駆動機構15、フォトインタラプタ17、及び種々のデータを格納するメモリ21が接続されている。巻上げ駆動機構15は、巻上げスプール5を回転駆動させる機能及び巻上げスプール5の回転駆動を停止させる機能を有し、CPU10からの巻上げ動作開始・終了指令に基づいて動作する。フォトインタラプタ17は、第1ローラ4が所定量回転する毎にパルスを発生させてCPU10に出力する機能を有する。CPU10は、入力したパルスをカウントすることにより第1ローラ4の回転量、即ちフィルム7の巻上げ量を検出し、検出した巻上げ量が予め設定してあるフィルム巻上げ量Nに達した時点で巻上げ動作を終了させる。なお、このフィルム巻上げ量Nは、メモリ21に予めメモリされている。
【0010】以上の構成に基づいて、本装置が露出終了後に実行する巻上げ動作について説明する。CPU10は、後幕走行完了検知スイッチ13のオンにより露出終了を検知すると、巻上げ駆動機構15を介して巻上げスプール5の回転駆動を開始させる。すると、給送スプール3に装填されたフィルム7は第1ローラ4、第2ローラ6により順次ガイドされながら給送されて巻上げスプール5に巻上げられる。この巻上移動に伴い、第1ローラ4が従動回転されて回転し、さらにこの第1ローラ4の回転に伴ってフォトインタラプタ17から第1ローラ4の回転量に対応する数のパルスがCPU10に出力される。CPU10は、入力したパルスをカウントすることにより、第1ローラ4の回転量、即ちフィルム7の巻上げ量を検出することができる。そして、検出したフィルム7の巻上げ量がフィルム巻上げ量Nに達した時点で、巻上げ駆動機構15を介して巻上げスプール5の回転駆動を停止させる。以上により、フィルムの巻上げ動作は完了する。
【0011】図3には、CPU10によるフィルムの巻上げ量Nの設定の概要を示してある。本実施形態では、前回の露出終了後から今回の露出終了時まで第1ローラ4に接触していたフィルム部分7a、即ちフィルム7がカールしてしまう可能性のある部分がすべてアパーチャ2の外(下流側の縁部2bよりも巻上げスプール5側)まで巻上げられるように、フィルム巻上げ量Nを設定する。なお、フィルムは裏紙なしの220タイプを使用している。
【0012】フィルム巻上げ量Nは、アパーチャ2の幅A(上流側の縁部2aから下流側の縁部2bまでの距離)と駒間隔Dの和から設定される。そこで、駒間隔Dには、フィルム部分7aがアパーチャ2外まで巻上げられるように、式;
D≧B+(C×α)/2を満たす駒間隔Dを設定する。ここで、定数Bはフィルム7の第1ローラ4への接触が離れる部分からアパーチャ2の上流側の縁部2aまでの距離、定数Cは第1ローラ4の直径、定数αはフィルム7が第1ローラ4に接触している部分を弧とする円周角[rad]、(C×α)/2は第1ローラ4に接触するフィルム部分7aの長さをそれぞれ示している。つまり、駒間隔Dを、少なくとも、第1ローラ4に接触するフィルム部分7aとフィルム7の第1ローラ4への接触が離れる部分からアパーチャ2の上流側の縁部2aまでの距離の和以上に設定すれば、フィルム部分7aがアパーチャ2外まで巻上げられるようなフィルム巻上げ量Nとなる。なお、各定数A,B,C,αはフィルムバック固有の既知の値なので、フィルム巻上げ量Nは予めメモリ21に書き込まれている。
【0013】以上により、本実施形態では、前回の露出終了後から今回の露出終了時まで第1ローラ4と接触していたフィルム部分7aがすべてアパーチャ2の外まで巻上げられるように、フィルム巻上げ量Nを設定して巻上げスプール5の巻上げ動作を制御するので、アパーチャ2内には平面性のよいフィルムを給送することができる。本実施形態では、裏紙なしの220タイプのフィルムを使用した場合について説明したが、これに限らず、裏紙のある120タイプのフィルムを使用する場合にも適用可能である。この120タイプのフィルムを使用した場合には、裏紙の厚さ分を考慮してフィルム巻上げ量Nを設定する構成としてもよいし、裏紙の厚さ分は僅かであるとして考慮せずにフィルム巻上げ量Nを設定する構成としてもよい。
【0014】なお、本実施形態では、フィルム巻上げ量Nを一定としているが、本発明はこれに限定されず、露出間隔に応じて変更する構成にもできる。即ち、前回の巻上げ完了時から次の露出がなされるまでに所定時間を経過した場合は、第1ローラ4との接触部分においてフィルムがカールしてしまったと考えられるので、このカール部分がすべてアパーチャ2の外まで巻上げられるように駒間隔Dを設定し、所定時間を経過していない場合は、フィルムにカール部分は生じていないと考えられるので、駒間隔Dよりも狭い、例えば従来設定していた駒間隔D1を設定する構成にできる。例えば、1秒間に何回も連続して露出を行う連写の場合には駒間隔の狭い駒間隔D1を設定し、カメラの主電源をオンしてから最初に行う露出の場合には、駒間隔の広い駒間隔Dを設定する。この構成によれば、フィルムにカール部分が生じていると考えられる場合には駒間隔を広くして、該カール部分をすべてアパーチャ2の外まで巻上げるので、アパーチャ2内には平面性のよいフィルムを給送できるとともに、撮影枚数の減少も防止できる。
【0015】
【発明の効果】以上の説明から明らかな通り、本発明は、フィルムをアパーチャ内にガイドする回転ガイド部材と露出終了時に接触していたフィルム部分がすべてアパーチャ外に巻上げられるようにフィルム巻上げ量を設定し、この設定したフィルム巻上げ量に基づいて巻上げ手段の巻上げ動作を制御するので、アパーチャ内には平面性のよい部分を給送することができる。




 

 


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