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発明の名称 フィルムバック交換式カメラ
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−194708(P2001−194708A)
公開日 平成13年7月19日(2001.7.19)
出願番号 特願2000−2133(P2000−2133)
出願日 平成12年1月11日(2000.1.11)
代理人 【識別番号】100083286
【弁理士】
【氏名又は名称】三浦 邦夫
【テーマコード(参考)】
2H100
【Fターム(参考)】
2H100 AA12 AA18 BB09 
発明者 堀 真克
要約 目的
簡単な構成で操作性に優れたフィルムバック交換式カメラを得る。

構成
カメラ本体と、該カメラ本体の後部に着脱可能なフィルムバックを有するカメラにおいて、カメラ本体に、フィルムバック装着面より後方へ突出してフィルムバックの上面を覆う後方突出部を設け、この後方突出部に操作部材を配したこと。
特許請求の範囲
【請求項1】 カメラ本体と、該カメラ本体の後部に着脱可能なフィルムバックを有するカメラにおいて、カメラ本体に、フィルムバック装着面より後方へ突出してフィルムバックの上面を覆う後方突出部を設け、この後方突出部に操作部材を配したことを特徴とするフィルムバック交換式カメラ。
【請求項2】 請求項1記載のフィルムバック交換式カメラにおいて、後方突出部は平板状であるフィルムバック交換式カメラ。
【請求項3】 請求項1または2記載のフィルムバック交換式カメラにおいて、後方突出部にはファインダブロックが載置されているフィルムバック交換式カメラ。
【請求項4】 請求項1から3いずれか1項記載のフィルムバック交換式カメラにおいて、上記後方突出部に設けられる操作部材は、露出補正用ダイヤルとシャッタ速度設定用ダイヤルであるフィルムバック交換式カメラ。
【請求項5】 請求項4記載のフィルムバック交換式カメラにおいて、上記露出補正用ダイヤルとシャッタ速度設定用ダイヤルは、上記ファインダブロックを挟んで位置しているフィルムバック交換式カメラ。
【請求項6】 請求項1から5いずれか1項記載のフィルムバック交換式カメラにおいて、カメラ本体は、上記後方突出部と共にフィルムバック装着面よりも後方へ突出し、フィルムバックの一側面を覆うグリップ部を有しているフィルムバック交換式カメラ。
発明の詳細な説明
【0001】
【技術分野】本発明は、カメラ本体にフィルムバックを着脱可能なフィルムバック交換式カメラに関する。
【0002】
【従来技術及びその問題点】図3に従来のフィルムバック交換式カメラの一例を示す。同図に示すのは一眼レフタイプのフィルムバック交換式カメラ110であり、カメラ本体120の後部に箱形のフィルムバック130を着脱可能である。カメラ本体120の前部には撮影レンズ140が取り付けられている。カメラ本体120は、撮影者から見て右手側にグリップ部121を有し、中央付近の上面にはファインダブロック124が支持されている。このフィルムバック交換式カメラ110では、交換式のフィルムバック130によって、特にカメラ上面における操作部材の配置スペースが制限されてしまうため、良好な操作性を確保しながら操作部材を配置することが難しい。
【0003】例えば、露出補正用やシャッタ速度設定用の操作ダイヤルは、撮影者に近く設置されることが操作性の点で好ましい。しかし、図3のフィルムバック交換式カメラ110では、撮影者とカメラ本体120の間にはフィルムバック130が位置している。フィルムバック130の上面にはフィルム感度を設定するISOダイヤル134が設けられているが、シャッタ速度設定用や露出補正用のダイヤルといった操作部材は、その機能上、フィルムバック側に設置できない。もしくは設置が困難である。カメラ本体120で撮影者の近傍まで延出されている部分としてはファインダブロック124があるが、その内部にはファインダ光学系や受光素子などが設けられており、またファインダブロックが交換可能な場合もあるため、ファインダブロック外面に操作部材を配置することは困難である。従って、図3のカメラ110では、操作部材を配置可能なスペースは実質的に、ファインダブロック124左側のカメラ本体120上面や、グリップ部121の上面に限定される。同図のカメラ110では、これらのスペースに露出補正用とシャッタ速度設定用の操作ダイヤル127、128を設けているが、いずれも撮影者からは操作しにくい位置にある。もちろん、操作部材が、露出補正用やシャッタ速度設定用のダイヤル以外のものであっても、フィルムバック130の存在のために配置が難しいという問題は共通する。
【0004】
【発明の目的】本発明は、以上の問題点に鑑みてなされたものであり、簡単な構成でありながら操作性に優れたフィルムバック交換式カメラを得ることを目的とする。
【0005】
【発明の概要】本発明は、カメラ本体と、該カメラ本体の後部に着脱可能なフィルムバックを有するカメラにおいて、カメラ本体に、フィルムバック装着面より後方へ突出してフィルムバックの上面を覆う後方突出部を設け、この後方突出部に操作部材を配したことを特徴としている。該構成によれば、フィルムバックの存在に関わらず、カメラの操作部材を、操作しやすい位置に容易に配置することができる。
【0006】後方突出部は、平板状に形成することが好ましい。また、後方突出部にはファインダブロックを載置することができる。
【0007】後方突出部に設けられる操作部材は、例えば、露出補正用ダイヤルとシャッタ速度設定用ダイヤルとすることができる。この場合、両ダイヤルは互いに、上記のファインダブロックを挟んで位置されることが好ましい。
【0008】以上のフィルムバック交換式カメラでは、さらに、後方突出部と共にフィルムバック装着面よりも後方へ突出し、フィルムバックの一側面を覆うグリップ部をカメラ本体が有していることが好ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施形態であるフィルムバック交換式カメラ10を、カメラ本体20とフィルムバック30に分割した状態を示している。カメラ本体20の前部には、撮影レンズ40が設けられている。撮影レンズ40は、カメラ本体20に対して着脱可能な交換式レンズであってもよいし、カメラ本体20に固定されていてもよい。
【0010】カメラ本体20において撮影レンズ40より右側には、撮影者が把持するためのグリップ部21が設けられている。図示しないが、グリップ部21内にはバッテリ室が形成されている。グリップ部21の上面には、レリーズボタン22と液晶表示器23が設けられている。また、カメラ本体20の中央付近の上面には、ファインダ光学系や測光用の受光素子を内蔵したファインダブロック24が設けられている。ファインダブロック24は、カメラ本体20に固定されていてもよいし、着脱可能なタイプであってもよい。この種のファインダブロックの外面に操作部材を設けるのが困難であることは、従来技術の説明中で述べた通りである。
【0011】カメラ本体20の後部には、フィルムバック装着面20aが形成されており、このフィルムバック装着面20aに臨んでフォーカルプレーンシャッタ25が設けられている。フォーカルプレーンシャッタ25は、レリーズボタン22の押圧操作によって所定時間開き、撮影レンズ40から入る光束をフィルムバック30側へ通過させる。
【0012】フィルムバック30は、フォーカルプレーンシャッタ25に対してアパーチャ31を臨ませた状態で、カメラ本体20のフィルムバック装着面20aに装着される。フィルムバック30をカメラ本体20に装着させるための機構は周知であり詳細な説明は省略するが、該装着動作によってフィルムバック30はフィルムバック装着面20aに密着した状態でロックされ(図2参照)、フォーカルプレーンシャッタ25を開くことでフィルムバック30内に収納された不図示のフィルムを露光させることができる。なお、フィルムバック30には、遮光板32を挿脱可能なスリット33が形成されており、スリット33に遮光板32を挿入すると、アパーチャ31から内方へ入る光束が遮断され、フィルムが露光されなくなる。フィルムバック30をカメラ本体20に装着したときには、装着後に遮光板32をスリット33から引き抜いておく。スリット33からフィルムバック30内には漏光しないように構成されている。
【0013】本フィルムバック交換式カメラ10における特徴は、カメラ本体20の上部に、フィルムバック装着面20aよりも後方へ突出する平板状の庇状部(後方突出部)26が設けられている点にある。この庇状部26のカメラ後方への突出量及び左右方向の幅は、それぞれフィルムバック30の上面のサイズに対応している。従って、フィルムバック30をカメラ本体20に装着した状態では、図2に示すように、フィルムバック30の上面が庇状部26によって覆われる。カメラ後方に延出されるファインダブロック24は、庇状部26の上に載置された状態となる。
【0014】本実施形態では、カメラ本体20のグリップ部21も、その後部がフィルムバック装着面20aの位置よりもカメラ後方に突出している。そのため、カメラ本体20にフィルムバック30を装着したときには、該グリップ部21の後方への突出部分がフィルムバック30の一側面を覆う状態になる。フィルムバック30は、グリップ部21に覆われる側面とは反対側の側面にISOダイヤル34が設けられている。
【0015】庇状部26上には、ファインダブロック24を挟んで左側に操作ダイヤル27、右側に操作ダイヤル28が設けられている。この操作ダイヤル27、28は、カメラ本体20に搭載された機能を操作するための操作部材を構成していて、例えば、操作ダイヤル27は露出補正用のダイヤル、操作ダイヤル28はシャッタ速度設定用のダイヤルである。各ダイヤル27、28を回転させると、庇状部26内のコード板やスイッチ部材が操作され、ダイヤルの回転位置に応じた信号がカメラ本体20内の制御回路29に入力される。制御回路29は、その入力信号に応じて対応する各部に所定の動作を実行させる。すなわち、露出補正用として機能する操作ダイヤル27が正逆方向に回転されると、プラス側とマイナス側に段階的に露出が調整される。シャッタ速度設定用として機能する操作ダイヤル28を回転すると、その回転位置に応じて、フォーカルプレーンシャッタ25を構成する先幕と後幕の走行間隔が変化してフィルム露光時間が調整される。
【0016】図3の従来例と比較すると明らかなように、本実施形態では、フィルムバック装着面20aよりもカメラ後方に突出する庇状部26上に操作ダイヤル27、28を設置したため、操作ダイヤル27、28は、フィルムバック30ではなくカメラ本体20に設けられていながら、カメラの後端付近に位置している。操作ダイヤル27、28のような操作部材は、撮影者からあまり遠くに位置すると操作しにくいが、本実施形態の配置であれば、カメラ後端付近にあって撮影者に近いので操作しやすい。言い方を換えれば、操作ダイヤル27、28をフィルムバック30上に設けたのと実質的に同じ操作性を得ながら、フィルムバック30上に該ダイヤル27、28を設置するのを避けることができる。また、操作ダイヤル27、28を庇状部26に設けると、グリップ部21上面のスペースを、液晶表示器23を設けるなど有効に利用できるようになった。
【0017】以上のように、本実施形態のフィルムバック交換式カメラ10では、カメラ本体20に、フィルムバック装着面20aから後方に延出されてフィルムバック30の装着時にその上面を覆う庇状部26を設け、この庇状部26上にカメラの操作部材であるダイヤル27、28を配したので、従来のバック交換式カメラに比して良好な操作性を得ることができる。
【0018】但し、庇状部26上に設ける操作部材は、露出補正やシャッタ速度設定のための操作ダイヤル27、28に限定されるものではない。例えば、実施形態と同様のダイヤル状の操作部材であっても、撮影モード選択などの異なる用途に使用してもよい。さらに、ボタンやレバーなど、ダイヤル以外の様々な形態の操作部材を設けてもよい。
【0019】
【発明の効果】以上から明らかなように、本発明によれば、簡単な構成で操作性に優れたフィルムバック交換式カメラを得ることができる。




 

 


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