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発明の名称 カメラの交換式フィルムバック
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−117160(P2001−117160A)
公開日 平成13年4月27日(2001.4.27)
出願番号 特願平11−292208
出願日 平成11年10月14日(1999.10.14)
代理人 【識別番号】100083286
【弁理士】
【氏名又は名称】三浦 邦夫
【テーマコード(参考)】
2H020
【Fターム(参考)】
2H020 CA00 CA02 CA05 CA07 
発明者 疊家 久志
要約 目的
着脱される遮光板を用いることがないカメラの交換式フィルムバックを得る。

構成
フィルムの感光面をカメラボディのアパーチャに臨ませるアパーチャを有し、カメラボディに対して着脱可能なカメラの交換式フィルムバックにおいて、アパーチャを遮光する遮光部材を、フィルムバック内に設けた巻取軸に巻回した遮光幕によって構成したカメラの交換式フィルムバック。
特許請求の範囲
【請求項1】 フィルムの感光面をカメラボディのアパーチャに臨ませるアパーチャを有し、カメラボディに対して着脱可能なカメラの交換式フィルムバックにおいて、上記アパーチャを遮光する遮光部材を、フィルムバック内に設けた巻取軸に巻回した遮光幕によって構成したことを特徴とするカメラの交換式フィルムバック。
【請求項2】 請求項1記載の交換式フィルムバックにおいて、上記巻取軸は付勢手段により遮光幕を巻き取る方向に回動付勢されているカメラの交換式フィルムバック。
【請求項3】 カメラボディとの脱着機構と;フィルムの保持機構と;このフィルム保持機構に保持されたフィルムの感光面を臨ませ、上記脱着機構によりカメラボディに装着されたとき該カメラボディのアパーチャに対向するアパーチャと;このアパーチャの一側部に位置させて設けた遮光幕の巻取軸と;この巻取軸に巻回された柔軟な材質からなる遮光幕を、上記アパーチャを遮光する遮光位置と、該アパーチャを開放する開放位置との間で移動させる操作部と;を有することを特徴とするカメラの交換式フィルムバック。
【請求項4】 請求項3記載の交換式フィルムバックにおいて、さらに、上記操作部が開放位置にあるときは交換式フィルムバックをカメラボディにロックして上記脱着機構による脱着を不能とし、該操作部が遮光位置にあるときは該ロックを解除して上記脱着機構による交換式フィルムバックのカメラボディへの着脱を可能とするロック機構が備えられているカメラの交換式フィルムバック。
発明の詳細な説明
【0001】
【技術分野】本発明は、カメラの交換式フィルムバックに関する。
【0002】
【従来技術およびその問題点】撮影途中の異種フィルムでの交換撮影を行うために用いられる交換式フィルムバックは、保持フィルムの感光面をカメラボディのアパーチャに臨ませるアパーチャを有し、カメラボディに対して着脱可能である。この交換式フィルムバックでは、カメラボディから外したときに撮影途中のフィルムを遮光するため、金属製の遮光板が用いられてきた。すなわち、フィルムバックをカメラボディから外す前に、アパーチャの前方に遮光板を嵌め、再びカメラボディに取り付けた後、この遮光板を抜き取るものであった。
【0003】しかし、遮光板による遮光構造は、外した遮光板の収納、紛失あるいは毀損の問題があり、またフィルムバックのデザインにも制約を与えていた。
【0004】
【発明の目的】本発明は、従来の交換式フィルムバックについての以上の問題意識に基づき、外した遮光板の収納等の問題及びデザイン上の制約のないカメラの交換式フィルムバックを提供することを目的とする。
【0005】
【発明の概要】本発明による交換式フィルムバックは、着脱される遮光板に代えて、内蔵した柔軟な遮光幕によってアパーチャを遮光するという着眼に基づいてなされたもので、その一態様によると、フィルムの感光面をカメラボディのアパーチャに臨ませるアパーチャを有し、カメラボディに対して着脱可能なカメラの交換式フィルムバックにおいて、アパーチャを遮光する遮光部材を、フィルムバック内に設けた巻取軸に巻回した遮光幕によって構成したことを特徴としている。巻取軸は付勢手段により遮光幕を巻き取る方向に回動付勢することが好ましい。
【0006】本発明の交換式フィルムバックは、別の表現によると、カメラボディとの脱着機構と;フィルムの保持機構と;このフィルム保持機構に保持されたフィルムの感光面を臨ませ、脱着機構によりカメラボディに装着されたとき該カメラボディのアパーチャに対向するアパーチャと;このアパーチャの一側部に位置させて設けた遮光幕の巻取軸と;この巻取軸に巻回された柔軟な材質からなる遮光幕を、アパーチャを遮光する遮光位置と、該アパーチャを開放する開放位置との間で移動させる操作部と;を有することを特徴としている。この態様では、操作部が開放位置にあるときは交換式フィルムバックをカメラボディにロックして脱着機構による脱着を不能とし、該操作部が遮光位置にあるときは該ロックを解除して脱着機構による交換式フィルムバックのカメラボディへの着脱を可能とするロック機構を備えることが好ましい。
【0007】
【発明の実施の形態】本実施形態の交換式フィルムバック10は、図1、図4に示すように、バック本体11と、このバック本体11の一側に軸12で開閉可能に枢着された裏蓋13とを有している。バック本体11は、その左右に、フィルムスプール室14と巻取スプール室15を有し、このフィルムスプール室14と巻取スプール室15の間に、カメラボディ30(図4)のアパーチャ突出部31を挿入する凹部16が形成されている。この凹部16の中央壁面17(図2、図3)は、裏蓋13との間にフィルム通過空間を形成するもので、その中央に、アパーチャ18を有している。フィルムスプール室14に収納されたフィルムスプール21から引き出されたフィルムは、中央壁面17と裏蓋13の間のフィルム通路を通って、巻取スプール室15に収納された巻取スプール22に巻き取られ、その感光面(乳剤面)をアパーチャ18に臨ませる。裏蓋13には、バック本体11に形成した周知のアウタレールに押し付けられてインナレールとの間にフィルム通路を構成する圧板19が備えられている。
【0008】バック本体11の内部には、図1に示すように、フィルムスプール室14側に位置させて、フィルムスプール室14(フィルムスプール21)に平行な巻取軸24が回動自在に支持されている。この巻取軸24には、柔軟な遮光幕25が巻回されており、巻取軸24は、図示しないトーションばね手段により、この遮光幕25を巻き取る方向に回動付勢されている。遮光幕25は、ガイド溝26を通って、中央壁面17(アパーチャ18)の内面(裏蓋13側の面)に沿って進退可能であり、その先端部には、操作部材27が固定されている。遮光幕25の先端部には、適当な強化部材を固定することができる。
【0009】この操作部材27は、バック本体11に形成したガイド溝28に摺動自在にガイドされており、操作部材27を左右方向に移動させることにより、遮光幕25を、アパーチャ18を遮光する位置(アパーチャ18からの光の進入を防ぎフィルムへの露光を防止する位置)と、アパーチャ18を開放する位置(アパーチャ18にフィルムの感光面を臨ませる位置)とに移動可能である。操作部材27とバック本体11との間には、適当な係止機構(クリックストップ機構)を設けることができる。
【0010】カメラボディ30は、その前面に撮影レンズを装着するマウント32を有し、アパーチャ突出部31には、交換式フィルムバック10のアパーチャ18と対をなすアパーチャ33が形成されている。このカメラボディ30には、交換式フィルムバック10を脱着させるとともに開閉可能にする脱着ヒンジ機構34と、該フィルムバック10を装着位置にロックするロック機構35が設けられている。
【0011】脱着ヒンジ機構34は、フィルムバック10側に設けたヒンジ軸34aをカメラボディ30側のヒンジ板34bが把持または開放するもので、周知の機構である。また、ロック機構35は、図1、図4、図6に示すように、フィルムバック10側に上下に離隔させて設けた一対のロックピン35aに対して、カメラボディ30に昇降自在に支持したロック板35bのロック溝35cを係脱させるもので、ロック板35bは引張ばね35dによりロック溝35cがロックピン35aに係合する方向(図4、図5の紙面に垂直な方向)に移動付勢されている。ロック溝35cとロックピン35aの係合を外すには、操作ノブ35eを介して、ロック溝35cを引張ばね35dによる付勢方向と反対の方向に移動させる。
【0012】また、このロック機構35は、図5、図6に示すように、遮光安全機構を構成している。操作部材27は、遮光幕25がアパーチャ18を開放する位置(図2、図5のA位置)とアパーチャ18を遮光する位置(同B位置)との間を移動可能であり、バック本体11には、操作部材27がA位置からB位置に到達する直前に操作部材27によって押圧変位される安全レバー36が備えられている。安全レバー36は常時は引張ばね37によりそのロック端36aがロック板35bの上端と係合する位置に位置し、ロック板35bのアンロック操作(図6において上方に移動させる操作)を許さないが、B位置(遮光位置)に達した操作部材27により押圧変位されると、そのロック端36aがロック溝35cとの非係合位置に移動する。よって、ロック機構35は、操作部材27を遮光位置(B位置)に移動させない限り、フィルムバック10とカメラボディ30とのロックを解除することができない。
【0013】上記構成の本交換式フィルムバック10は次のように使用する。カメラボディ30へ装着する前の状態においては、操作部材27により遮光幕25をアパーチャ18を遮光する位置(B位置)に移動させておく。この交換式フィルムバック10を、脱着ヒンジ機構34を介してカメラボディ30に回動可能に結合し、その凹部16をカメラボディ30のアパーチャ突出部31に合致させて閉じると、ロック機構35のロック溝35cがロックピン35aに係合し、交換式フィルムバック10がカメラボディ30にロックされる。この状態では、安全レバー36のロック端36aはロック板35bとの非係合位置に位置しているため、ロック板35bを移動させて行うロックが可能である。このロック状態では、交換式フィルムバック10とカメラボディ30の間は遮光状態となる。
【0014】ロック終了後、操作部材27をアパーチャ18を開放する位置(A位置)に移動させると、引張ばね37の力によって安全レバー36が移動し、そのロック端36aがロック板35bとの係合位置に移動する。その結果、ロック機構35のロック解除は不能となる。つまり、フィルムバック10をカメラボディ30から外すことはできない。
【0015】操作部材27をA位置に移動させると、遮光幕25は巻取軸24に巻き取られてアパーチャ18が開放される。従ってフィルムスプール21と巻取スプール22間に巻かれているフィルムの感光面がアパーチャ18からカメラボディ30のアパーチャ33に臨み、撮影が可能になる。なお、カメラボディ30には、シャッタその他のカメラボディとして必要な要素が搭載されているが、図示を省略している。
【0016】カメラボディ30に装着した交換式フィルムバック10により必要な撮影を終えた後、そのフィルムバック10を外すには、操作部材27をB位置に移動させて、遮光幕25によりアパーチャ18を遮光する。すると、引張ばね37の力に抗して安全レバー36が移動し、ロック機構35のロック解除が可能となる。すなわち、ロック板35bによりロックを解除し、脱着ヒンジ機構34を外して、交換式フィルムバック10をカメラボディ30から取り外すことができる。別の交換式フィルムバック10の装着と取り外しは、以上と同様に行うことができる。
【0017】
【発明の効果】本発明による交換式フィルムバックは、従来の着脱される遮光板に代えて、内蔵した柔軟な遮光幕によってアパーチャを遮光するものであり、アパーチャを遮光する遮光部材を、フィルムバック内に設けた巻取軸に巻回した遮光幕によって構成したので、遮光板の保管、紛失、毀損のおそれが無く、デザインの自由度が高い交換式フィルムバックが得られる。




 

 


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