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発明の名称 ストロボ発光テスト機能を有するカメラ
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−83576(P2001−83576A)
公開日 平成13年3月30日(2001.3.30)
出願番号 特願平11−256777
出願日 平成11年9月10日(1999.9.10)
代理人 【識別番号】100081433
【弁理士】
【氏名又は名称】鈴木 章夫
【テーマコード(参考)】
2H002
2H053
【Fターム(参考)】
2H002 AB00 AB04 
2H053 BA71
発明者 田畑 靖司
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 ストロボを備え、あるいは装備可能なカメラにおいて、前記ストロボの発光テストを行うモードに切り替える手段と、前記発光テストのモードにおいてスイッチが操作されたときに前記ストロボの発光テストを実行する手段とを備えることを特徴とするストロボ発光テスト機能を有するカメラ。
【請求項2】 前記ストロボの発光テストを実行する手段は、ストロボを発光するストロボ回路に設けられた充電手段への充電電圧をストロボの発光前と発光後においてそれぞれ検出する充電電圧検出手段と、前記検出した充電電圧に基づいてストロボにおける充電と発光が正常に行われたか否かを判断する判断手段とを備えることを特徴とする請求項1に記載のストロボ発光テスト機能を有するカメラ。
【請求項3】 前記判断手段は、発光前の充電電圧が所定の第1の電圧以上のときに充電が正常であると判断し、発光後の充電電圧が所定の第2の電圧以下のときに発光が正常であると判断する構成であることを特徴とする請求項2に記載のストロボ発光テスト機能を有するカメラ。
【請求項4】 前記充電を開始してから所定の時間を計時する計時手段を備え、前記充電電圧検出手段は前記所定の時間が経過した時点の充電電圧を検出し、前記判断手段は前記所定の時間が経過した時点の充電電圧が前記第1の電圧よりも低電圧のときにストロボの充電不良を判断することを特徴とする請求項3に記載のストロボ発光テスト機能を有するカメラ。
【請求項5】 前記判断手段が発光が正常であることを判断したときに、前記充電電圧検出手段と判断手段による発光テストを複数回連続して繰り返す手段と、発光が正常なテスト結果の回数を表示する手段とを備えることを特徴とする請求項2ないし4のいずれかに記載のストロボ発光テスト機能を有するカメラ。
【請求項6】 前記ストロボの発光テストを行うモードに切り替える手段は、カメラの撮影モードを切り替えるスイッチの一部で構成されることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載のストロボ発光テスト機能を有するカメラ。
【請求項7】 前記ストロボ発光テストを実行する手段のスイッチは、レリーズボタンの押下により操作されるスイッチであることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載のストロボ発光テスト機能を有するカメラ。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はストロボを備え、あるいは装備可能なカメラに関し、特にストロボの発光テスト機能を備えるカメラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ストロボを備えるカメラでは、カメラの製造工程における出荷前にストロボが正しく発光するか否かのテストが行われる。また、実際にカメラを使用する場合に、撮影前にストロボが発光するか否かをテストすることも行われる。ストロボの発光テストでは、(1)充電回路部の不良、(2)充電電圧検知回路の不良、(3)トリガ回路部の不良、(4)発光管部の不良、等の種々の不良要素があり、これらの不良を検出する目的で行われる。このようなストロボのテスト方法としては、カメラのレリーズボタンを押して実際にストロボを発光させる方法があり、製造工場ではそのときの発光光量を測定することで正しく発光していることをテストし、撮影に際しては発光の明るさを経験的に認識することで発光をテストしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようなストロボの発光テストでは、1回の発光テストでもその異常を検出することは可能であるが、前記(3)のトリガ回路部の不良、特に、トリガ回路部でのリークを検出する場合には、ストロボを実装した状態で通常複数回の発光テストを連続して行い、複数回のいずれの発光においても所定以上の光量での発光が行われたか否かを確認することが必要である。特に、製造工場では一定の回数、通常では連続して5回の発光テストを行なっており、その際には作業者がカメラのレリーズボタンを所定の時間間隔をおきながら連続して5回操作し、そのつどストロボの発光光量を測定している。そのため、ストロボの発光テストにかかる工数が多く、作業性が極めて悪いという問題がある。また、撮影に際しての発光テストにおいても、製造工場と同様なテストを行うことが好ましいが、実際には発光光量を測定することは不可能に近いため、経験によって発光光量を推測せざるを得ず、正しい発光テストを行うことは困難である。
【0004】本発明の目的は、製造工程における発光テストはもとよりカメラを用いての撮影に際してもストロボの発光テストを自動的にしかも高精度に行うことを可能にしたストロボ発光テスト機能を備えるカメラを提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のカメラは、ストロボの発光テストを行うモードに切り替える手段と、前記発光テストのモードにおいてスイッチが操作されたときに前記ストロボの発光テストを実行する手段とを備えている。前記ストロボの発光テストを実行する手段は、ストロボを発光するストロボ回路に設けられた充電手段での充電電圧をストロボの発光前と発光後においてそれぞれ検出する充電電圧検出手段と、前記検出した充電電圧に基づいて前記充電と発光が正常に行われたか否かを判断する判断手段とを備える。ここで、前記判断手段は、ストロボの発光前の充電電圧が所定の第1の電圧以上のときに充電が正常であると判断し、発光後の充電電圧が所定の第2の電圧以下のときに発光が正常であると判断する構成とする。
【0006】本発明においては、発光前におけるメインコンデンサ等の充電手段における充電電圧を、所定の第1の電圧と比較し、第1の電圧以上のときに充電が正常に行われていると判断する。また、発光後における充電電圧を、所定の第2の電圧と比較し、第2の電圧以下のときに発光が正常に行われていると判断する。これにより、ストロボ回路における充電動作と発光動作をそれぞれ客観的にテストすることが可能となり、高精度の発光テストが可能となる。また、発光テストに際しては、単にカメラを発光テストモードに設定した上で、スイッチ操作を行うだけでカメラにおいて自動的に発光テストが実行されるため、テスト作業を簡易化することが可能となる。
【0007】なお、本発明においては、次の形態とすることが好ましい。例えば、メインコンデンサ等の充電手段に対して充電を開始してから所定の時間を計時する計時手段を備え、前記充電電圧検出手段は前記所定の時間が経過した時点の充電電圧を検出し、前記判断手段は前記所定の時間が経過した時点の充電電圧が前記第1の電圧よりも低電圧のときにストロボの充電不良を判断する構成とする。また、判断手段が発光が正常であることを判断したときに、前記充電電圧検出手段と判断手段による発光テストを複数回連続して繰り返す手段と、発光が正常なテスト結果の回数を表示する手段とを備えることが好ましい。さらに、ストロボの発光テストを行うモードに切り替える手段は、カメラの撮影モードを切り替えるスイッチの一部で構成され、あるいは、ストロボ発光テストを実行する手段のスイッチは、レリーズボタンの押下により操作されるスイッチで構成する。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。図1は本発明をレンズシャッタ式の自動焦点カメラに適用した実施形態の外観図であり、カメラボディ1の前面にはズーム式撮影レンズ2が取着され、また上部領域にはファインダ光学系3及びストロボ4が配設されている。また、前記カメラボディ1の上面にはレリーズボタン5を始めとして電源スイッチ6、モードスイッチ7、ズーム動作を行うためのテレスイッチ8及びワイドスイッチ9等の各種スイッチと、LCD表示器10が配設されている。さらに、図には示されないが、前記カメラボディ1の背面や底面にはフィルムの巻き戻しスイッチや裏蓋スイッチ等が設けられている。
【0009】図2は前記カメラボディ1に内蔵される回路のブロック回路図である。前記レリーズボタン5で構成されるレリーズスイッチ11及び測光スイッチ12と共に、前記電源スイッチ6、ズーム用のテレスイッチ8とワイドスイッチ9、さらにストロボ発光テストモードへの切り替えが可能な前記モードスイッチ7に加えて、裏蓋スイッチ13、セルフ撮影用のドライブスイッチ14と巻戻しスイッチ15がそれぞれCPU20に接続されており、前記CPU20に各スイッチ情報を入力するようになっている。また、前記CPU20には、前記ストロボ4を発光するためのストロボ回路21が接続されるとともに、図外のシャッターモータ22を駆動するシャッター駆動回路23、フォーカスモータ24を駆動するフォーカス駆動回路25、ズームモータ26を駆動するズーム駆動回路27、フィルム給送モータ28を駆動するフィルム給送回路29が接続され、前記CPU20によってそれぞれ駆動制御される構成とされている。さらに、前記CPU20には測光回路30、測距回路31が接続され、それぞれ測光情報、測距情報を前記CPU20に入力する。また、EEPROM32と前記LCD表示器10がCPUに接続され、CPU20との間でデータを送受し、所要のデータを表示するように構成されている。なお、電池(バッテリ)33は、前記CPU20及びストロボ回路21を含めた全回路の主電源として構成されている。
【0010】ここで、前記ストロボ回路21の構成はこれまで提供されている種々のストロボ回路が採用可能であるが、ここでは図3に示す回路が用いられている。このストロボ回路21の詳細な説明は省略するが、CPU20からの充電許可信号CHENによりバッテリ33の電圧(3〜6V)をストロボ発光電圧(330V程度)Hvにまで昇圧してメインコンデンサC0に充電する昇圧回路41と、抵抗R1〜R3、コンデンサC1及びサイリスタSCRで構成され、CPU20からのトリガ信号(発光信号)STRGによりサイリスタSCRをオン状態とするためのトリガ回路42と、前記トリガ信号STRGを受けてキセノン管Xeを発光させるためのコンデンサC2及びトランスTTを有する発光回路43と、前記メインコンデンサC0が充電されたときの充電電圧Hvを検出する電圧検出回路44とを備えた構成である。ここで、前記電圧検出回路44はツェナーダイオードZD、トランジスタTr1,Tr2、抵抗R4〜R8で構成されており、CPU20からの充電チェック信号CHCKによりトランジスタTr1,Tr2をオンすることにより、充電電圧Hvを抵抗R7,R8等で分圧した電圧を充電分圧電圧RLSとしてCPU20に出力するようになっている。そして、CPU20では、この充電分圧電圧RLSに基づいてトランジスタTr1やツェナーダイオードZDの電圧降下分を考慮して演算を行ない、前記充電電圧Hvを検出するように構成されている。なお、このストロボ回路21では、前記メインコンデンサC0における適正な充電電圧Hvとして330Vに設定している。
【0011】以上の構成のカメラでは、撮影動作を含むストロボ発光テスト動作はCPU20における制御によって行われており、以下、その動作について説明する。図4はカメラ動作を説明するためのメインフローチャートである。バッテリ33をカメラボディ1内にセットすると初期化が実行される(S101)。次いで、巻戻しスイッチ15を確認して強制巻き戻し処理を行ない(S102,S103)、裏蓋スイッチ13を確認して裏蓋関係処理を行い(S104,S105)、電源スイッチ6のON、OFFを確認してそれぞれ電源ON処理と電源OFF処理を行う(S106,S107,S108,S109,S110)。続いて、テレスイッチ8を確認してテレズーム処理を行い(S111,S112)、ワイドスイッチ9を確認してワイドズーム処理を行い(S113,S114)、さらにドライブスイッチ14を確認してドライブ設定処理を行う(S115,S116)。しかる上で、モードスイッチ7を確認し、モード設定処理を行う(S117,S118)。このモード処理の後、レリーズボタン5の半押しにより測光スイッチ12がONされると(S119)、モードが撮影モードであるか、ストロボの発光テストモードであるかを判断し(S120)、撮影モードの場合には撮影処理を実行する(S121)。また、発光テストモードの場合には後述する発光テストを実行する(S124)。なお、レリーズボタン5のさらなる押下が生じないときには、充電要求を判断し(S122)。充電要求フラグが「1」である場合にはメイン充電処理を実行する(S123)。
【0012】前記メイン充電処理S123は、図5にフローチャートを示すように、予め所定の時間に設定されている充電タイマをスタートし(S131)、CPUから充電許可信号CHENを出力してストロボ回路の充電を開始する(S132)。同時に充電チェック信号CHCKにより充電分圧電圧RLSを検出し、これから充電電圧を検出する(S133)。検出した充電電圧を予め設定されている充電電圧、ここでは前記したように330Vと比較し(S134)、充電電圧が330V以上になると、充電要求フラグを「0」にして充電を停止する(S135,S138))。この動作は充電電圧が330V以上とならず、充電タイマがタイムアップする間で、かつ測光スイッチのオン状態が保持されている間行うが(S134,S136,S137)、充電タイマがタイムアップすれば、前記と同様に充電要求フラグを「0」とし、充電処理を終了する(S135,S138)。
【0013】前記撮影処理S121は、図6にフローチャートを示すように、レリーズボタン5の押下に伴う測光スイッチ12のONにより、測距回路31と測光回路30を駆動して測距処理、測光処理を順次行い(S141,S142)、さらにAE(自動露出)演算処理を行なう(S143)。このAE演算処理S143の結果に基づき、ストロボ発光が必要であるか否かを判断し(S144)、必要な場合には、充電演算処理を行い(S145)、必要によっては追加充電処理を実行する(S146)。追加充電処理S146が終了した後は(S147)、ストロボ発光が不要な場合と同じく、測光スイッチを再度確認した上で(S148)、レリーズスイッチ11のON、すなわちレリーズボタン5の全押しを待ち(S149)、セルフモードでないことを確認した上で(S150)、FM(フラッシュマチック)演算処理を行い(S151)、露出制御処理を行って撮影を実行する(S152)。セルフモードの場合にはセルフウェイト処理を行った上で(S153)、同様に撮影を実行する。その後、フィルムの巻き上げ処理を行い(S154)、最終駒の場合には、自動巻戻し処理を実行する(S155)。
【0014】ここで、前記追加充電処理S146は、図7にフローチャートを示すように、予め所定の時間に設定されている充電タイマをスタートし(S161)、充電許可信号CHENによりストロボ回路21のメインコンデンサC0への充電を開始する(S162)。同時に充電チェック信号CHCKにより充電分圧電圧RLSを検出し、これから充電電圧を検出する(S163)。検出した充電電圧を前記充電演算処理S145において演算した演算電圧と比較し(S164)、充電電圧が演算電圧以上になると充電を停止する(S165)。この動作を充電タイマがタイムアップする間で、かつ測光スイッチのオン状態が保持されている間行う(S166,S167)。充電タイマがタイムアップしても充電電圧が演算電圧以上にならない場合には、充電要求フラグを「1」とし(S168)、追加充電処理を終了する(S169)。
【0015】一方、前記したステップS120においてモードが撮影モードであるか、ストロボの発光テストモードであるかを判断し、発光テストモードの場合には図8にフローチャートを示す発光テスト処理S124を実行する。発光テストモードでは、先ずLCD表示器10のフィルム枚数を示す領域にストロボ発光テストを示す“Sb”を表示する(S171)。そして、測光スイッチ12の状態を確認し、測光スイッチ12がOFFされたときにはLCD表示器10の表示をフィルム枚数の表示に戻す(S173)。一方、レリーズスイッチ11がONされると(S174)、CPU20は内蔵カウンタを「5」に設定し(S175)、かつ充電タイマをスタートする(S176)。この充電タイマは、ここでは10秒に設定されている。次いで、充電許可信号CHENによりストロボ回路21への充電を実行し(S177)、同時に充電チェック信号CHCKにより充電分圧電圧RLSを取込み、この充電分圧電圧に基づいてストロボ回路21の充電電圧Hvを検出する(S178)。そして、充電タイマのタイムアップよりも前に充電電圧Hvが330V以上になると(S179,S180)、ストロボ充電を停止する(S181)。
【0016】続いて、トリガ信号STRGによりストロボ回路21を発光動作させる(S182)。このとき、前記撮影処理S121で説明した露出制御処理S152を実行するようにプログラムを構成してもよい。ただし、この場合にはカメラにフィルムが装填されていないことを前提とする。続いて、充電チェック信号CHCKにより充電分圧電圧RLSを検出し(S183)、検出した充電電圧Hvが200V以下であるか否かを判断する(S184)。充電電圧Hvが200V以下の場合には、ストロボ回路21のメインコンデンサC0が放電して、すなわちキセノン管Xeが発光して充電電圧が低下し、しかもその際に330Vから200V以下に電圧が低下する電気エネルギーでの発光が行われているので、発光が正常であると判断できる。したがって、LCD表示器10の“Sb”の表示を“S1”とする(S185)。次いで、内蔵カウンタを−1して「4」とした上で(S186)、ステップS176に戻り、再度同様の発光テストを繰り返す。この発光テストは内蔵カウンタが「0」をカウントするまで、すなわち5回繰り返される(S187)。この5回の繰り返しにおいて、発光テストが正常な場合には、LCD表示器10にはテスト残り回数が減算されて“S+残り回数値”が表示される。そして、5回の発光テストが終了し、5回が全て正常であった場合には、LCD表示器の表示はフィルム枚数に復帰される(S188)。
【0017】一方、ステップS179において、充電タイマが10秒をタイムアップしても充電電圧Hv以上にならない場合には、昇圧回路41に異常がある充電異常であると判断し、直ちにストロボ充電を停止し(S189)、LCD表示器10に“EU”を表示し(S190)、発光テストのフローを終了する。また、ステップS184において検出した充電電圧Hvが200Vよりも高い場合状態が生じたときには、十分な電気エネルギでの発光が行われておらず、トリガ回路42に異常がある発光異常であると判断し、LCD表示器10の当該表示を“E+残り回数値”として(S191)、発光テストのフローを終了する。
【0018】このように、この実施形態のカメラでは、カメラボディ1に設けられているモードスイッチ7を発光テストモードに設定すれば、その後はレリーズボタン5を1回押せば、連続して5回のストロボ発光に伴うストロボの発光テストが自動的に行われる。そして、各回の発光テストが正常であるごとにLCD表示器10に正常な発光テストが何回目であるかが表示される。また、各回の発光テストにおいてストロボの発光が異常であると検出されたときには、LCD表示器10に異常な発光回数が表示され、また充電が異常であると検出されたときには、LCD表示器10に充電異常が表示され、いずれの場合も発光テストが停止される。したがって、ストロボの発光テストを実行する際は、単にレリーズボタン5を操作するのみでよく、作業が極めて簡単なものとなる。また、発光テストに際しては、ストロボ回路21のメインコンデンサC0の充電電圧を検出することで、メインコンデンサに正常な充電が行われたか否か、また十分な放電が行われたか否か、すなわち正常な発光量での発光が行われたか否かをそれぞれ検出することができ、テストを行う者の主観にとらわれず、かつ熟練を要することなく客観的かつ正確な発光テストが実現できる。
【0019】なお、前記実施形態では、ストロボをカメラボディと一体に搭載しているカメラに本発明を適用した場合について説明したが、別体のストロボをカメラに装備する構成のカメラにおいても本発明を同様に適用することは可能である。また、前記実施形態では、カメラボディにフィルムが装填されていない場合に発光テストが実施可能な構成について説明したが、フィルムが装填されている場合でも、発光テストフローのステップS182における露出制御処理に際して、ストロボを発光するもののシャッタを開動作しないようにフローを調整することにより、フィルムへの露光を行うことなくストロボ発光テストのみを実行することも可能である。また、発光テストはモードスイッチの切り替えにより行うように構成しているが、カメラの撮影者が撮影モードの1つとして誤って操作することを防止するために、ストロボ発光テストに設定するスイッチを前記モードスイッチとは独立したスイッチとして構成すること、あるいは誤って発光テストモードに切り替えられないようなロック機構を設けることも可能である。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、ストロボの発光テストを行うモードに切り替える手段と、前記発光テストのモードにおいてスイッチが操作されたときに前記ストロボの発光テストを実行する手段とを備えているので、カメラを発光テストのモードに設定した上で、発光テストを実行するスイッチを操作するだけで、ストロボの発光テストが実行でき、発光テストを容易に行うことが可能となる。特に、本発明では、ストロボを発光するストロボ回路に設けられた充電手段での充電電圧をストロボの発光前と発光後においてそれぞれ検出し、この検出した充電電圧に基づいてストロボ回路における充電と発光が正常に行われたか否かを判断する構成とすることで、発光前における充電電圧から充電が正常に行われていることがテストでき、また、発光後における充電電圧から発光が正常に行われていることがテストでき、充電動作と発光動作をそれぞれ客観的にテストして、高精度の発光テストが可能となる。




 

 


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