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発明の名称 監視カメラ装置およびフィルムカートリッジ
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−33914(P2001−33914A)
公開日 平成13年2月9日(2001.2.9)
出願番号 特願平11−211028
出願日 平成11年7月26日(1999.7.26)
代理人 【識別番号】100089875
【弁理士】
【氏名又は名称】野田 茂
【テーマコード(参考)】
2H102
【Fターム(参考)】
2H102 AB35 CA01 
発明者 鎌迫 正二
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 銀塩フィルムを収容したフィルムカートリッジが着脱可能に装填され、装填されたフィルムカートリッジの銀塩フィルムに被写体像を撮影するカメラ本体を備えた監視カメラ装置において、前記フィルムカートリッジに収容されている銀塩フィルムの未撮影枚数または撮影済み枚数に対応する残量情報を表示するための残量表示部を前記フィルムカートリッジに設け、前記フィルムカートリッジが前記カメラ本体に装填されている状態でカメラ本体の撮影動作の回数に対応して前記残量表示部が表示する前記残量情報を更新させる残量表示制御部を備えた、ことを特徴とする監視カメラ装置。
【請求項2】 前記残量表示制御部は前記カメラ本体の撮影動作が行なわれる毎に表示制御信号を生成し、前記残量表示部は前記表示制御信号に基いて前記残量情報を更新させるように構成されていることを特徴とする請求項1記載の監視カメラ装置。
【請求項3】 銀塩フィルムを収容し、カメラ本体に着脱可能に装填されるフィルムカートリッジであって、前記フィルムカートリッジにこのフィルムカートリッジに収容されている銀塩フィルムの未撮影枚数または撮影済み枚数に対応する残量情報を表示するための残量表示部を設け、前記残量表示部は、表示制御信号が入力されることで前記残量情報を更新して表示するように構成されている、ことを特徴とするフィルムカートリッジ。
【請求項4】 前記表示制御信号は前記カメラ本体の撮影動作が行なわれる毎に生成され、前記残量表示部は前記表示制御信号に基いて前記残量情報を更新させるように構成されていることを特徴とする請求項3記載のフィルムカートリッジ。
【請求項5】 前記表示制御信号は電流信号であり、前記残量表示部はそれに入力された前記電流信号による電気量に比例した距離分指標の位置が移動するタイマから構成されていることを特徴とする請求項2記載の監視カメラ装置または請求項4記載のフィルムカートリッジ。
【請求項6】 前記タイマは、両端に正極と負極が設けられた管部と、前記管部の内部に封入され前記正極、負極にそれぞれ接続された正極側および負極側の水銀と、これら正極側および負極側の水銀の間に挟まれた電解液とを備え、前記正極から負極に電流が流れることによって前記正極側から負極側に水銀が電解析出し、この電解析出によって前記電解液が前記電流の流れる向きと逆方向となる前記負極側から正極側に向かう方向に移動するように構成され、前記電解液の位置によって前記指標の位置が示されていることを特徴とする請求項5記載の監視カメラまたはフィルムカートリッジ。
【請求項7】 前記残量情報は前記銀塩フィルムの未撮影枚数または撮影済み枚数が零枚から銀塩フィルムの全枚数までの範囲を表示するように構成されていることを特徴とする請求項1、2、5、6に何れか1項記載の監視カメラまたは3、4、5、6に何れか1項記載のフィルムカートリッジ。
【請求項8】 前記カメラ本体の撮影動作を制御する制御装置が設けられ、前記残量表示制御部は前記制御装置に設けられていることを特徴とする請求項1、2、5、6、7に何れか1項記載の監視カメラ。
【請求項9】 前記カメラ本体の撮影動作を制御する制御装置が設けられ、前記表示制御信号は前記制御装置から出力されるように構成されていることを特徴とする請求項3、4、5、6、7に何れか1項記載のフィルムカートリッジ。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は監視カメラ装置およびフィルムカートリッジに関する。
【0002】
【従来の技術】銀塩フィルムを用いて監視のための撮影を行う監視カメラ装置がある。このような監視カメラ装置は、例えば千枚単位の撮影が可能な銀塩フィルムを収容した専用のフィルムカートリッジが着脱可能に装填できるカメラ本体を備えている。そして、カメラ本体とは別に設けられた制御装置によってカメラ本体の撮影動作を制御するように構成されている。制御装置は、例えば、通常時は所定時間毎に1枚ずつ撮影を行い、事件などが起きて所定の信号が入力されると、上記所定時間よりも短い時間間隔で連続的に撮影を行うようにカメラ本体の撮影動作の制御を行う。また、制御装置は、フィルムカートリッジの銀塩フィルムが何枚程度撮影され、残り何枚程度撮影が可能であるかを示す残量表示を行う機能を有している。制御装置による残量表示は、例えば、撮影回数を計数するカウンタと、このカウンタの計数値を表示する表示器とによって行なわれる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように制御装置側で銀塩フィルムの残量表示を行う従来の監視カメラ装置では、カメラ本体からフィルムカートリッジを取り外すと、制御装置の計数値がリセットされてしまうため、当該フィルムカートリッジの残量表示を確認することができないという問題がある。また、一旦外したフィルムカートリッジを再度カメラ本体に装填する場合、当該カートリッジの残量に対応する計数値がわかっていれば、その計数値を制御装置に再設定することで残量表示を行うことも可能であるが、当該カートリッジの残量に対応する計数値が不明であれば残量表示は不可能である。また、フィルムカートリッジは、内部に収容されている銀塩フィルムの露光を防止するため、内部の状態を視認できる構造にはなっていない。本発明は前記事情に鑑み案出されたものであって、本発明の目的は、銀塩フィルムの残量を容易にかつ確実に確かめることができる監視カメラ装置およびカートリッジフィルムを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、銀塩フィルムを収容したフィルムカートリッジが着脱可能に装填され、装填されたフィルムカートリッジの銀塩フィルムに被写体像を撮影するカメラ本体を備えた監視カメラ装置において、前記フィルムカートリッジに収容されている銀塩フィルムの未撮影枚数または撮影済み枚数に対応する残量情報を表示するための残量表示部を前記フィルムカートリッジに設け、前記フィルムカートリッジが前記カメラ本体に装填されている状態でカメラ本体の撮影動作の回数に対応して前記残量表示部が表示する前記残量情報を更新させる残量表示制御部を備えたことを特徴とする。また、本発明は、銀塩フィルムを収容し、カメラ本体に着脱可能に装填されるフィルムカートリッジであって、前記フィルムカートリッジにこのフィルムカートリッジに収容されている銀塩フィルムの未撮影枚数または撮影済み枚数に対応する残量情報を表示するための残量表示部を設け、前記残量表示部は、表示制御信号が入力されることで前記残量情報を更新して表示するように構成されていることを特徴とする。そのため、フィルムカートリッジに設けられた残量表示部に当該フィルムカートリッジに収容されている銀塩フィルムの未撮影枚数または撮影済み枚数に対応する残量情報が表示される。したがって、銀塩フィルムの残量を容易にかつ確実に確かめることができる。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は本発明の監視カメラ装置の実施の形態の構成を示す説明図、図2はカメラ本体とフィルムカートリッジの構成を説明する説明図、図3はフィルムカートリッジを示す図であり、図3(A)はフィルムカートリッジの平面図、図3(B)はタイマの説明図である。図4は本実施の形態の監視カメラ装置のブロック図、図5は表示制御信号の波形図であり、図5(A)は撮影枚数が1枚に対応した表示制御信号の例を示す波形図、図5(B)は撮影枚数が2枚に対応した表示制御信号の例を示す波形図、図5(C)は撮影枚数が2枚に対応した表示制御信号の他の例を示す波形図、図5(D)は撮影枚数がN枚に対応した表示制御信号の例を示す波形図である。なお、以下では本発明の監視カメラ装置の実施の形態について説明すると共に、本発明のフィルムカートリッジの実施の形態についても合わせて説明する。
【0006】まず、図1、図2を参照して監視カメラ装置の概略構成について説明する。監視カメラ装置1000は、カメラ本体100と制御装置200を備えている。カメラ本体100は、被写体を撮像するための撮影レンズ110と、フィルムカートリッジ300が着脱可能に装填され本体部120とを有している。本体部120は、装填されたフィルムカートリッジ300に設けられている巻き取り軸330に嵌合して銀塩フィルムの巻き上げ、巻き戻しを行う軸部130を備え、撮影レンズ110によって撮影した被写体像をフィルムカートリッジ300に収容されている銀塩フィルムに対して露光するように構成されている。
【0007】制御装置200は、カメラ本体100とケーブル202を介して接続され、このケーブル202を介してカメラ本体100の撮影動作などを制御するための制御信号と、後述する表示制御信号をカメラ本体100に入力することによってカメラ本体100の撮影動作を含む動作を制御するように構成されている。また、制御装置200には、カメラ本体100による撮影動作を手動で指示するためのスイッチなどを含む操作用スイッチ210、カメラ本体100によるフィルムカートリッジ300の銀塩フィルムの撮影済み枚数あるいは撮影可能枚数を表示するための表示部220などが設けられている。
【0008】図3に示されているように、フィルムカートリッジ300は、内部に銀塩フィルムを収容するカートリッジ本体310と、カートリッジ本体310の外方に面した箇所に取着されたタイマ320(特許請求の範囲の残量表示部に相当)と、銀塩フィルムの巻き取り、巻き上げを行うための巻き取り軸330とを備えて構成されている。
【0009】制御装置200は、ケーブル202を介して制御信号をカメラ本体100に入力することでカメラ本体100の撮影動作を制御している。カメラ本体100の撮影動作は、例えば以下に示す撮影モードに従って制御されている。このような撮影モードは、制御装置200の操作スイッチ210の操作によって設定されたり、制御装置200と別に設けられた図外の操作スイッチなどから入力される遠隔操作信号によって設定されるようになっている。上記撮影モードとしては、例えば、事件などの異常が無い場合に所定時間毎に1枚ずつ撮影を行う自動撮影モード、操作スイッチの押下などの操作に対応して撮影を行う手動撮影モード、あるいは事件などの異常が生じたために短時間に連続して撮影を行う連続撮影モードなどがある。カメラ本体100は、制御装置200から入力される制御信号に基いて撮影を行うと共に、巻き上げ、巻き戻しなどの動作を行う。
【0010】また、図4に示されているように、制御装置200は、電流波形コントロール回路230(特許請求の範囲の残量表示制御部に相当)を備えている。この電流波形コントロール回路230は、カメラ本体100の撮影動作に対応して後述する図5に示されている波形の表示制御信号(電流信号)を出力するように構成されている。
【0011】図3、図4に示されているように、フィルムカートリッジ300に設けられたタイマ320は、両端に何れも不図示の正極と負極が設けられた管部322と、前記管部322の内部に封入され前記正極、負極にそれぞれ接続された正極側および負極側の水銀324、326と、これら正極側および負極側の水銀の間に挟まれた電解液328(特許請求の範囲の指標に相当)とを備えて構成されている。また、フィルムカートリッジ300のカートリッジ本体310には、タイマ320の正極、負極に接続された正極側端子312、負極側端子314が設けられている。正極側端子312、負極側端子314は、前述したケーブル202(図1)の一部を構成する接続線202A、202Bを介して電流波形コントロール回路230に接続されている。
【0012】タイマ320についてさらに説明する。タイマ320は、その正極から負極に電流が流れると、正極側の水銀324から負極側の水銀326に向けて水銀が電解析出し、この電解析出によって電解液328が上記電流の流れる方向と逆方向(負極から正極に向けて)に移動するように構成されている周知のものである。つまり、上記電解液328は、正極側から負極側に流れる電流の方向と逆方向に移動する指標としての作用を果たしている。そして、タイマ320の正極から負極に電流が流れることによって移動する電解液328の距離は流れた電流信号による電気量に比例している。すなわち、この電気量は、上記電流信号の電流値と、その電流信号が流れている時間(図3(B)に示す積算通電時間に対応)との積算値に相当する。したがって、タイマ320の電解液328が負極側に最も近い位置から正極側に最も近い位置まで移動するために必要な電気量をQとし、フィルムカートリッジ300に収容されている銀塩フィルムの全枚数をNとしたときに、カメラ本体100で銀塩フィルムを1枚分撮影する毎に、電気量Q/Nに相当する電流信号をタイマ320に供給すれば、撮影された枚数に比例した距離分電解液328が移動することになる。この場合、銀塩フィルムが全枚数分撮影されれば、電解液328は正極側に最も近い位置まで移動する。このことから、電解液328の位置に基いて銀塩フィルムの未撮影枚数または撮影済み枚数がどの程度であるかを視認することが可能となる。すなわち、タイマ320における電解液328の位置に基いて銀塩フィルムの未撮影枚数または撮影済み枚数を示す残量情報が表示される。つまり、タイマ320の電解液328の位置によって、銀塩フィルムの未撮影枚数または撮影済み枚数が零枚から銀塩フィルムの全枚数までの範囲を表示することができるようになっている。
【0013】次に、図5を参照して電流波形コントロール回路230によってタイマ320に与える電流信号、すなわち表示制御信号の電流波形について説明する。図5(A)乃至(D)は、横軸に時間、縦軸に電流値(単位時間当たりの電流量)を採っている。図5(A)では、時間t、電流値iの電流波形が示されている。この場合、電気量qは、t×iによって示される。上記電気量qを銀塩フィルム1枚分に相当する値とする。図5(B)では、時間2t、電流値iの電流波形が示されている。したがって、電気量は2q=2t×iとなり、銀塩フィルム2枚分に相当する。図5(C)では、時間t、電流値2iの電流波形が示されている。したがって、電気量は2q=t×2iとなり、銀塩フィルム2枚分に相当する。図5(B)、(C)の電流波形は同じ電気量となる。図5(D)は、時間t×n(nは1以上の整数)、電流値iの電流波形が示されている。したがって、電気量はnq=nt×iとなり、銀塩フィルムn枚分に相当する。
【0014】上述のことから、1枚の銀塩フィルムを撮影する場合には、図5(A)に示されているように電気量q=t×iの電流波形を出力してタイマ320に供給すればよい。また、2枚の銀塩フィルムを連続して撮影する場合には、図5(B)、(C)に示されているように電気量2q=2t×i=t×2iの電流波形を出力してタイマ320に供給すればよい。また、n枚の銀塩フィルムを連続して撮影する場合には、図5(D)に示されているように電気量nq=nt×iの電流波形を出力してタイマ320に供給すればよい。
【0015】したがって、本実施の形態における監視カメラ装置1000およびカートリッジフィルム300によれば、上述したように制御装置200の制御によってカメラ本体100による撮影を行うと共に、制御装置200によって表示制御信号をタイマ320に入力することでカメラ本体100に装填されているフィルムカートリッジ300の銀塩フィルムの未撮影枚数または撮影済み枚数を示す残量情報をタイマ320に表示させることが可能となる。また、タイマ320は、フィルムカートリッジ300に取着されているため、フィルムカートリッジ300がカメラ本体100から取り外されてもタイマ320における電解液328の位置は移動しない。このため、従来と違ってフィルムカートリッジ300をカメラ本体100から取り外しても容易にかつ確実にフィルム残量を視認することができる。また、一旦外したフィルムカートリッジ300を再度カメラ本体100に装填しても、撮影動作に応じてフイルムカートリッジ300のタイマ320による残量情報が更新されるため、容易にかつ確実にフィルム残量を視認することができる。
【0016】なお、本発明の監視カメラ用フィルムカートリッジを、従来技術で説明した監視カメラの構成、すなわち制御装置200の表示部220によってカメラ本体100での撮影枚数を計数して表示する構成と併用することも可能である。
【0017】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように本発明は、銀塩フィルムを収容したフィルムカートリッジが着脱可能に装填され、装填されたフィルムカートリッジの銀塩フィルムに被写体像を撮影するカメラ本体を備えた監視カメラ装置において、前記フィルムカートリッジに収容されている銀塩フィルムの未撮影枚数または撮影済み枚数に対応する残量情報を表示するための残量表示部を前記フィルムカートリッジに設け、前記フィルムカートリッジが前記カメラ本体に装填されている状態でカメラ本体の撮影動作の回数に対応して前記残量表示部が表示する前記残量情報を更新させる残量表示制御部を備えた構成とした。また、本発明は、銀塩フィルムを収容し、カメラ本体に着脱可能に装填されるフィルムカートリッジであって、前記フィルムカートリッジにこのフィルムカートリッジに収容されている銀塩フィルムの未撮影枚数または撮影済み枚数に対応する残量情報を表示するための残量表示部を設け、前記残量表示部は、表示制御信号が入力されることで前記残量情報を更新して表示するように構成した。そのため、フィルムカートリッジに設けられた残量表示部に当該フィルムカートリッジに収容されている銀塩フィルムの未撮影枚数または撮影済み枚数に対応する残量情報が表示される。したがって、フィルム銀塩フィルムの残量を容易にかつ確実に確かめることができる。




 

 


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