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発明の名称 内蔵フラッシュのポップアップ機構
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−5055(P2001−5055A)
公開日 平成13年1月12日(2001.1.12)
出願番号 特願平11−179748
出願日 平成11年6月25日(1999.6.25)
代理人 【識別番号】100083286
【弁理士】
【氏名又は名称】三浦 邦夫
【テーマコード(参考)】
2H053
【Fターム(参考)】
2H053 CA42 
発明者 細川 哲生 / 野崎 克彦
要約 目的
組立および調整が容易であり、かつ強度も十分に得られる内蔵フラッシュのポップアップ機構を提供する。

構成
発光部111を収納位置に移動させたときに係合部と係合して該発光部111を収納位置に係止する係合爪422を備え、係止ばね424によって常時係合方向に弾性付勢された係止レバー421と、係止レバー421を係止ばね424の弾性付勢力に抗して係止解除方向に回動させる方向に係止解除ばね433により弾性付勢された係止解除レバー431と、係止解除レバー431を係止解除ばね433の弾性付勢力に抗して係止レバー421に作用しない位置に保持する電磁プランジャ441とを備え、係止レバー421および係止解除レバー431を軸支する係止機構親板461と、電磁プランジャ441とを、上飾り板103に対して共通のねじ473によって共締めすること。
特許請求の範囲
【請求項1】 発光部を収納位置と発光位置とに移動可能に支持する支持機構と、該支持機構を収納位置に係止する係止機構を備えた内蔵フラッシュのポップアップ機構であって、発光部を収納位置に移動させたときに係合部と係合して該発光部を収納位置に係止する係合部を備え、常時係合方向に弾性付勢された係止レバーと、前記係止レバーを前記弾性付勢力に抗して係止解除方向に回動させる係止解除方向に弾性付勢された係止解除レバーと、該係止解除レバーをその弾性付勢力に抗して前記係止レバーに作用しない位置に保持する電磁部材とを備え、前記係止レバーおよび係止解除レバーを軸支する係止機構親板と、前記電磁部材とが、カメラボディの固定部に対して共通のねじによって共締めされること、を特徴とする内蔵フラッシュのポップアップ機構。
【請求項2】 前記係止機構親板には、前記電磁部材に形成された位置決め穴が嵌合される位置決めピンが植設されている請求項1記載の内蔵フラッシュのポップアップ機構。
【請求項3】 前記係止機構親板は、カメラボディの固定部に固定されるボディ外装板のボディ内面に形成されたボスに位置決めされ、かつ該ボスに前記電磁部材と共締めされる請求項1または2記載の内蔵フラッシュのポップアップ機構。
【請求項4】 前記カメラボディの外装板には前記共締め用のボスとは別個のボスを有し、前記係止機構親板は、このボスに嵌合する位置決め穴を有し、この位置決め穴が該ボスに嵌合された状態で、前記共締めねじとは別個のねじによってねじ止めされる請求項3記載の内蔵フラッシュのポップアップ機構。
【請求項5】 前記係止レバーは、係止ばねによって常時係止方向に回動付勢され、前記電磁部材は、アーマチュアと、該アーマチュアを吸着する永久磁石と、該永久磁石の吸着力を通電されているときに相殺するコイルとを備え、前記係止解除レバーは、前記アーマチュアに連係されて、前記アーマチュアが永久磁石に吸着されているときは前記係止レバーに作用せず、前記コイルに通電されてアーマチュアが永久磁石から離反したときに前記係止レバーを係止解除方向に回動させる請求項1から4のいずれか一項記載の内蔵フラッシュのポップアップ機構。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の技術分野】本発明は、内蔵フラッシュのポップアップ機構に関する。
【0002】
【従来技術およびその問題点】発光部を収納位置から発光位置にポップアップさせるポップアップ内蔵フラッシュを備えたカメラが種々開発されている。この内蔵フラッシュのポップアップ装置として、発光部の両端部を一対のポップアップアームの一部で支持し、ポップアップアームの他端部をカメラボディに枢支したものが知られている。発光部を収納位置に係止し、係止を解除する係止機構として、係止レバーおよびこの係止レバーを係止解除方向に駆動する係止解除レバーまたは係止解除ばねが同軸上に備えられたものが知られている。この係止機構は、ばね力の損失が少なく、信頼性が高い機構である。
【0003】係止解除レバーは、収納状態では電磁プランジャのアーマチュアによって係止レバーに作用しない位置に保持され、電磁プランジャに通電されアーマチュアが解放されたときに係止レバーを係止解除方向に回動させて係止を解除するように構成されている。この電磁プランジャは、係止レバーおよび係止解除レバーと同一の支持板に固定され、一つのユニットとして形成されている。そしてこのユニットが、カメラボディの固定部にねじ止めされている。
【0004】しかし、係止レバー、係止解除レバーおよび電磁プランジャが一体にユニット化されていると、電磁プランジャと係止解除レバーとの相対的方向、位置調整ができない。そこで、電磁プランジャをユニットに固定せず、ユニットに対して固定したのと同様に保持する治具を使用して前記調整を実行しなければならないので治具が必要となり、また、カメラに搭載した後に調整することができなかった。
【0005】
【発明の目的】本発明は、従来の内蔵カメラの問題に鑑みてなされたものであり、組立および調整が容易であり、かつ強度も十分に得られる内蔵フラッシュのポップアップ機構を提供することを目的とする。
【0006】
【発明の概要】この目的を達成する本発明は、発光部を収納位置と発光位置とに移動可能に支持する支持機構と、該支持機構を収納位置に係止する係止機構を備えた内蔵フラッシュのポップアップ機構であって、発光部を収納位置に移動させたときに係合部と係合して該発光部を収納位置に係止する係合部を備え、常時係合方向に弾性付勢された係止レバーと、前記係止レバーを前記弾性付勢力に抗して係止解除方向に回動させる係止解除方向に弾性付勢された係止解除レバーと、該係止解除レバーをその弾性付勢力に抗して前記係止レバーに作用しない位置に保持する電磁部材とを備え、前記係止レバーおよび係止解除レバーを軸支する係止機構親板と、前記電磁部材とが、カメラボディの固定部に対して共通のねじによって共締めされること、に特徴を有する。この構成によれば、電磁部材と係止機構との相対位置、方向調整が容易であり、カメラに装着した後も可能になる。係止機構親板には、電磁部材の位置決め穴を嵌合する位置決めピンが植設され、電磁部材は、位置決めピンを中心として方向、位置調整ができる。係止機構親板は、カメラボディの外装板に形成されたボスに位置決めされ、かつこのボスに電磁部材と共締めする構成が望ましい。さらに係止機構親板は、カメラボディの外装板に共締め用のボスとは別個に形成されたボスにねじ止めする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下図面に基づいて本発明を説明する。図1は、本発明を適用したAF(自動焦点)一眼レフカメラのカメラボディの実施の形態の外観を示す斜視図、図2は同一眼レフカメラの要部外観を背後からから見て示す斜視図、図3は同一眼レフカメラの内蔵フラッシュをポップアップさせて要部外観を背後から見て示す斜視図である。
【0008】カメラボディ101の上飾り板103上には、カメラボディ101に向かって左側にレリーズボタン105が設けられ、その後方にメインスイッチボタン107、撮影枚数、シャッタ速度、絞り値などの撮影情報を表示する外部LCD109が設けられ、ほぼ中央のペンタルーフ部には内蔵フラッシュ53の発光部111が設けられ、その後方にアクセサリーシュー113が設けられている。
【0009】発光部111は、図4に示したようにクセノン管401、反射傘403、およびフレネルレンズ405を備えた発光部筐体がペンタルーフ上部にポップアップ機構によって支持されている。このポップアップ機構により、図1、2に示した収納位置と、図3に示した、ペンタルーフ上方であって、発光部面が被写体方向を向くポップアップ位置(発光位置)とに移動可能である。このポップアップ機構は、発光部111を常時ポップアップ方向に移動付勢するばね部材と、発光部111が収納位置に移動したときにばね部材の付勢力に抗して発光部111を収納位置に係止する係止レバー421とを備えている。この係止レバー421は、発光部111が使用者に手で収納位置まで押されたときに発光部111の係止爪に係合して発光部111を収納位置に係止する。そしてこの係止レバー421による係止が電磁プランジャ441(図4、5参照)への通電によって解除され、発光部111がばね部材の付勢力によってポップアップ位置までポップアップ(移動)する。カメラボディ101の背面には、この電磁プランジャに通電させて発光部111をポップアップさせるための強制発光ボタン119が設けられている。
【0010】上飾り板103の右側には、複数の露出モードの中から一つのプログラムモードを選択操作する操作手段としてモードダイヤル121が設けられている。カメラボディ101の正面には、撮影レンズを装着するボディマウント115、装着された撮影レンズ61のレンズCPUとの間で通信を実行してレンズ情報、例えば開放絞り値、焦点距離などの情報を入力するボディ接点群117が設けられている。
【0011】モードダイヤル121は、上飾り板103に対して固定された、複数の絵文字が表示された円形のモード盤(表示板)123と、そのモード盤123の外周に回転自在に装着されたベゼル125を備えている。このベゼル125には指標127が設けられていて、この指標127は、モード盤123の表面に設けられた絵文字群123a、123bの一つを指し示す位置で停止するように形成されていて、指標127が指し示す絵文字に対応するモードが選択される。
【0012】このカメラボディ101の内蔵フラッシュ53のポップアップ装置について、さらに図4〜図11を参照して詳細に説明する。図4〜8は、発光部111の外装枠を取り外した状態で一部を縦断して示す断面図である。
【0013】発光部111は、クセノン管401、反射傘403、フレネルレンズ405およびトリガーコイル407を備えている。これらの発光部構成部材は、一対の支持アーム411の先端部の間に支持されている。支持アーム411は、後端部においてポップアップ回転軸410を介してカメラボディ101の外装板としての上飾り板103と一体に形成された軸受け板165(図10参照)に回動自在に枢支されていて、カム溝415に図示しないカムピンが嵌るポップアップリンクによって常時ポップアップ(発光位置移動方向)に回動付勢されている。ポップアップリンクは、図示しないポップアップばねによって支持アーム411を常時ポップアップ方向に回動付勢している。一方の支持アーム411は、フランジ部412を有する断面L字形状に形成されていて、このフランジ部412に、係止レバー421の係止爪422の進入を許容する係止穴413が形成されている。なお、フランジ部412および収納部を形成する部分の上飾り板103は、収納状態においてほぼ合致する形状に形成されている。
【0014】係止機構は、上飾り板103のカメラボディ101内側に設けられている。係止レバー421は、係止レバー軸420を介して係止機構親板461(図9参照)に回動自在に軸支されている。そして係止爪422が、上飾り板103に形成された係止レバー穴103aから突出している。係止レバー軸420には、係止レバー421を、その係止爪422が係止穴413を形成する縁部と係合する方向に回動付勢する係止ばね424が嵌装されている。係止ばね424の一方の端部424aは、係止レバー軸420を挟んで係止爪422とは反対側に形成された当付部423に当接し、係止ばね424の他方の端部424bは、係止機構親板461に形成された引っかけ部425に当接している。係止機構親板461は、上飾り板103にねじ止めされている。
【0015】当付部423の近傍には、電磁部材としての電磁プランジャ441が、そのアーマチュア442の先端部が当付部423を押圧し得る状態で係止機構親板461に装着されている。電磁プランジャ441は永久磁石を備えていて、常時は、アーマチュア442が永久磁石に吸引吸着された引き込み状態にあるが、電磁プランジャに通電されている間は永久磁石の磁力が相殺されてアーマチュア442が自由に突出できる構成である。アーマチュア442の突出部には遊び溝443が形成されていて、この遊び溝443に、係止解除レバー431の先端部が嵌っている。
【0016】係止解除レバー431は、係止解除レバー軸430を介して係止機構親板461に回動自在に軸支されている。係止解除レバー軸430と係止レバー軸420とは、平行に、カメラの前後方向に離反していることに特徴を有する。係止解除レバー軸430には、係止解除レバー431を回動付勢する係止解除ばね433が嵌装されている。係止解除ばね433はねじりばねであって、一方の端部433aは係止解除レバー431に当接し、他方の端部433bはチャージピン451に当接している。チャージピン451は後端部に大径の頭部453を備えていて、先端部452が、上飾り板103に形成されたチャージピン穴103bから外方に突出し、ボディ内に抜け止めとして作用する頭部453が位置している。係止解除ばね433は、発光部111が収納位置にあるときは他方の端部433bがチャージピン451の頭部453に押されて圧縮(チャージ)され、弾性付勢力が増強されている。つまり、係止解除ばね433の他方の端部433aに、係止解除レバー431を係止解除方向に回転させる強い付勢力を付与している。ここで係止解除方向は、図において右回転であって、アーマチュア442を引き出す方向であり、係止レバー421を係止解除方向に回動付勢する方向である。
【0017】次に、図4〜図8を参照してこの発光部111を収納位置に係止する係止機構の係止係止解除動作、ポップアップ動作、収納動作、係止動作について説明する。図4は収納および係止状態を示している。この収納状態では、係止爪422が係止穴413の周縁部に係合して、発光部111を収納位置に係止している。
【0018】この収納状態において、電磁プランジャ441に通電されると、アーマチュア442を吸着している永久磁石の磁力がコイルによって発生される磁力により相殺されてアーマチュア442は突出自由になる。したがってアーマチュア442は、係止解除ばね433によって回動付勢された係止解除レバー431によって突出移動させられる(図5参照)。そして、突出移動したアーマチュア442は係止レバー421に当接し、係止ばね424の付勢力に抗して当付部423を、つまり係止レバー421を係止解除方向(図において右回り)に回動させる。係止レバー421の係止解除方向回転によって、係止爪422が係止穴413の縁部から外れ、支持アーム411がポップアップリンクの付勢力によってポップアップ回転するのを許容する。
【0019】係止レバー421による係止が解除されると、支持アーム411はポップアップリンクの付勢力によってポップアップ回転し、発光位置で停止する(図6参照)。このときチャージピン451は、フランジ部412が先端部452から離反するので自由状態となり、係止ばね433の他方の端部433bが係止解除レバー431の引っかけ部434に当接し、係止解除レバー431を係止解除方向に付勢する付勢力が消失する。つまり、このポップアップ状態では、係止解除レバー31の作用が消失してアーマチュア442がフリー状態となり、少なくともアーマチュア442を永久磁石が吸引する力および係止ばね424が当付部423を係止方向に回転させる力、つまりアーマチュア442を押し込む力の和の方が、係止解除ばね433がアーマチュア442を突出方向に付勢する力よりも大きくなっている。したがって、アーマチュア442は電磁プランジャ441内に押し込まれ、永久磁石に吸着される。
【0020】なお、支持アーム411は、図6に示すポップアップ位置において、ポップアップばねの付勢力によって収納位置からポップアップ位置方向の回転を規制する回転規制部材に押しつけられた状態に保持され、またこのポップアップ位置にあるときにはポップアップ検知スイッチSWPudをオンしている。
【0021】このポップアップ位置から発光部111を収納位置方向に押し込むと、その過程でフランジ部412が先端部452に当接してチャージピン451を押し込むので、チャージピン451の頭部453が係止解除ばね433の他方の端部433bをチャージ方向に押圧し、係止解除ばね433のチャージを開始する(図7参照)。さらに発光部111が収納位置方向に押し込まれると、係止穴413を形成する傾斜面414が係止爪422の傾斜面と摺接し、係止レバー421を係止ばね424の付勢力に抗して係止解除方向に回転させる(図8参照)。そして、発光部111が収納位置まで達したとき、または収納位置からさらに押されたときに、傾斜面414が係止爪422の傾斜面を乗り越えて、係止レバー421が係止ばね424の付勢力によって係止位置まで回転し、係止爪422が係止穴413を規制する周縁部に係合して発光部111を収納位置に係止する(図4参照)。なお、発光部111がポップアップ位置から収納位置方向に回転すると、ポップアップ検知スイッチSWPudがオフする。
【0022】ポップアップ係止機構、つまり係止レバー421、係止解除レバー431および電磁プランジャ441の取付構造について、さらに図9〜図12を参照して説明する。
【0023】図9は、ポップアップ係止機構を分解して示す斜視図である。係止レバー421および係止解除レバー431の係止レバー軸420、係止解除レバー軸430および位置決めピン475はそれぞれ、係止機構親板461に植設されている。そして各レバー421、431は、それぞれ一体に固定された軸受け筒426、435が軸420、430に回動自在に嵌められ、軸受け筒426、435に係止ばね424、係止解除ばね433が嵌装されている。軸420、430の先端部には、軸受け筒426、435の抜けを防止するリング(Eリング)を嵌着する。
【0024】係止機構親板461は、軸420、430が植設された軸支持部461aの上部縁部上方から略直角に折り曲げられた部分461bに第1の位置決め兼用ねじ止め穴463を備え、さらに軸420、430から離れた軸支持部461aの下縁部から、部分461bとは反対方向に略直角に折り曲げられた部分461cに第2の位置決め兼用ねじ止め穴465を備えている。さらに第2の位置決め兼用ねじ止め穴465の近傍には、電磁プランジャ441の周り止めを兼ねた位置決めピン穴467が形成されている。この位置決めピン穴467に、位置決め止めピン475が植設される。
【0025】電磁プランジャ441の後部から突出する取り付け部444には、位置決めピン475に嵌合される位置決め穴445と、第2の位置決め兼用ねじ止め穴465と対向する位置に配置された、ねじ止め穴446が形成されている。
【0026】この係止機構親板461は、カメラボディ101の外装板としての上飾り板103に装着され、上飾り板103を介してカメラボディ101に固定される。その装着手順は、次の通りである。係止レバー421の係止爪422を上飾り板103の係止レバー穴103aに挿入させて、第1の位置決め兼用ねじ止め穴463を、飾り板103のボディ内側面に一体に突設された位置決め兼用ボス161の先端部の細径部162に嵌合させる。同時に、第2の位置決め兼用ねじ止め穴465を、飾り板103のボディ内側面に一体に突設された共締め用ボス163の先端部の細径部164に嵌合させる。そして、位置決め兼用ボス161に親板止めねじ471をねじ込んで仮止めする。
【0027】次に、電磁プランジャ441の位置決め穴446を位置決めピン475に嵌合させ、遊び溝443を係止解除レバー431に嵌めて、プランジャ親板共締めねじ473を位置決め穴446および第2の位置決め兼用ねじ止め穴465を貫通させて、位置決め兼用ボス163にねじ込んで仮止めする。この状態で、チャージピン451をチャージピン穴103bに挿入し、係止解除ばね433の他端部433bを頭部453に当接させてチャージピン451を突出付勢させる。そして、係止レバー421、係止解除レバー431と電磁プランジャ441の位置、向きを調整し、調整が終了したらねじ471、473を本締めして固定する。そして、このようにポップアップ係止解除機構を装着した上飾り板103を、カメラボディ101に固定する。
【0028】また、組立後、あるいは修理等において電磁プランジャ441の位置、向きを調整するときは、上飾り板103をカメラボディ101から取り外して、一本のプランジャ親板共締めねじ473を一本緩めることで、電磁プランジャ441を位置決め止めピン475の軸心を中心として回動させて調整する。調整が終了したら、プランジャ親板共締めねじ473を締めて固定する。
【0029】以上の通り本発明の実施の形態によれば、電磁プランジャ441を、係止レバー420および係止解除レバー430が装着された係止機構親板461に対して予め一体化せずに、係止機構親板461に植設した位置決めピン475に揺動調整自在に枢支し、かつ上飾り板103に対して取り付けるときに、係止機構親板461とともに共通のプランジャ親板共締めねじ473によって固定する構成にしたので、電磁プランジャ441の位置、向き調整が容易になる。
【0030】
【発明の効果】以上の説明から明らかな通り本発明は、発光部を収納位置と発光位置とに移動し、収納位置から発光位置方向に移動付勢された支持機構を収納位置で係止した係止レバーの係止を、通電されたときに係止解除レバーを介して解除させる電磁部材を、各レバーを支持する係止機構親板に対して、係止機構親板をカメラボディに固定するねじ部材によって共締めしたので、電磁部材と係止機構との相対位置、方向調整が容易であり、カメラに装着した後も可能になる。さらに本発明は、係止機構親板と電磁部材とをカメラの外装板に共締めするので、カメラの外装板の強度、剛性が高くなり、係止機構の信頼性も増す。




 

 


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