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発明の名称 原稿ホルダおよび画像読み取りシステム
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−142158(P2001−142158A)
公開日 平成13年5月25日(2001.5.25)
出願番号 特願平11−326368
出願日 平成11年11月17日(1999.11.17)
代理人 【識別番号】100082131
【弁理士】
【氏名又は名称】稲本 義雄
【テーマコード(参考)】
2H012
5B047
5C062
5C072
【Fターム(参考)】
2H012 BA02 BA11 BA13 BA20 CC12 CC15 CC25 
5B047 AA05 AB04 BA01 BB02 BC11 BC14
5C062 AB03 AB17 AB30 AD01 AD06 BA02
5C072 AA01 BA02 DA21 EA05 NA02 VA03 XA01
発明者 若山 匠
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 本体に装着され、保持している原稿を読み取らせる略平板状の部材よりなる原稿ホルダにおいて、前記原稿を透過した光を通過させる光通過手段と、前記光通過手段に対応して、前記略平板状の部材の一方の面に形成された、第1の形状の原稿を保持する第1の保持手段と、前記光通過手段に対応して、前記略平板状の部材の他方の面に形成された、前記第1の形状と同一の原稿、または、前記第1の形状と異なる第2の形状の原稿を保持する第2の保持手段とを備えることを特徴とする原稿ホルダ。
【請求項2】 前記第1の保持手段と第2の保持手段は、対応する前記光通過手段に対して形成されていることを特徴とする請求項1に記載の原稿ホルダ。
【請求項3】 前記光通過手段は、複数に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の原稿ホルダ。
【請求項4】 前記光通過手段は、前記略平板状の部材の相対的移動方向の一方の基準位置からの距離と、反対側の他方の基準位置からの距離が、対応するように形成されていることを特徴とする請求項1に記載の原稿ホルダ。
【請求項5】 前記略平板状の部材の前記原稿を載置する面は、その面に、前記原稿を載置したときの前記原稿の、前記略平板状の部材の一方の基準面からの高さと、反対側の他方の基準面からの高さとが、対応するように形成されていることを特徴とする請求項1に記載の原稿ホルダ。
【請求項6】 本体に装着され、保持している原稿を読み取らせる略平板状の部材よりなる原稿ホルダにおいて、前記原稿を透過した光を通過させる光通過手段と、前記透過手段に対応して、前記略平板状の部材の一方の面に形成された、前記原稿を保持する保持手段とを備え、前記略平板状の部材の前記原稿を載置する面は、その面に、前記原稿を載置したときの前記原稿の、前記略平板状の部材の一方の基準面からの高さと、他方の基準面からの高さとが、対応するように形成されていることを特徴とする原稿ホルダ。
【請求項7】 原稿の画像を読み取る画像読み取りシステムにおいて、光源と、前記原稿を読み取らせる略平板状の部材よりなり、前記原稿を通過させる光透過部と、前記光透過部に対応して、前記略平板状の部材の一方の面の形成された、第1の形状の原稿を保持する第1の保持部と、前記光透過部に対応して、前記略平板状の部材の他方の面の形成された、前記第1の形状と同一の形状の原稿、または、異なる第2の形状の原稿を保持する第2の保持部とを含む原稿保持手段と、前記光源から照射され前記原稿保持手段によって保持された前記原稿を透過または反射した光を光電変換し、前記原稿の画像データとして出力する光電変換手段とを含み、前記原稿保持手段は、一方の面、または、他方の面について向きを変えて設置することが可能であることを特徴とする画像読み取りシステム。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原稿ホルダおよび画像読み取りシステムに関し、特に、複数の形態の原稿に対して、光学系の焦点範囲を変えることなく、複数枚数の原稿を保持し、読み取らせることができるようにした原稿ホルダおよび画像読み取りシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】フィルムや顕微鏡用試料などの原稿の画像を読み取り、コンピュータに出力するフィルムスキャナが、一般に普及しつつある。このフィルムスキャナは、板状のフィルムホルダベースに、アパーチャを設け、そのアパーチャの位置に、フィルム状の原稿を固定し、そこに光源から光を照射し、原稿を透過させ、アパーチャを通過した光を集光し、結像された画像をCCD(Charge Coupled Device)などで読み取るものである。
【0003】図1には、従来のフィルムスキャナの構成が示されている。図1(A)は、フィルムスキャナの側面図を表し、図1(B)は、フィルムスキャナの上面図を表している。
【0004】フィルムホルダベース1は、略平板状の部材であり、搭載されたスライドマウント3を保持する。
【0005】スライドマウント3は、2枚の平板状部材から構成されており、その間にフィルム4が狭持される。スライドマウント3は、フィルムホルダベース1に装着された時、原稿押さえバネ2により押圧される。
【0006】アパーチャ5は、フィルムホルダベース1に設けられた方形状の穴であり、スライドマウント3は、そこに収納されているフィルム4が、アパーチャ5の位置と、上方から見て一致するように、その位置が調整される。
【0007】ステージ7は、筐体11に移動自在に取り付けられ、フィルムホルダベース1が装着された時、これを支持し、図中の矢印X方向に読み取り開始位置に原稿の端が合うまで移動される。
【0008】光源6は、スライドマウント3のフィルム4の上方から光を発する。この光源6により発せられた光は、フィルム4を透過した後、ミラー8に反射して投影レンズ9に入射する。
【0009】投影レンズ9は、筐体11に移動自在に取り付けられ、ミラー8からの光を集光し、後段のCCD10に投影する。投影レンズ9は、CCD10と一体で、図中の矢印Y方向に移動することにより、フィルム4の焦点位置を調整する。
【0010】撮像素子が、図1(B)において紙面と平行な方向に(図1(A)において、紙面と直交する方向に)直線状に配置されているCCD10は、投影レンズ9に固定されており、投影レンズ9から投影された光を検出し、これを、画像として取りこみ、図示せぬ後段のコンピュータなどに出力する。
【0011】次に、図1のフィルムスキャナの動作について説明する。
【0012】ユーザは、フィルム4が納められたスライドマウント3をフィルムホルダベース1に装着し、原稿押さえバネ2に保持させる。ユーザは、さらにそのスライドマウント3が装着されたフィルムホルダベース1を、筐体11に挿入し、ステージ7に保持させる。
【0013】挿入されたフィルムホルダベース1を保持したステージ7は、図中の矢印Y方向の右方向に向けてスライドされる。
【0014】これによりフィルムホルダベース1が、スライドされ、フィルムホルダベース1上に保持されたスライドマウント3が、光源6とアパーチャ5の間の位置(フィルム4の読み取り位置)に移動すると、光源6が点灯し、スライドマウント3のフィルム4に向けて光を照射する。
【0015】フィルム4に照射された光は、フィルム4を透過し、ミラー8により反射され、投影レンズ9に入射する。
【0016】投影レンズ9は、図中の矢印Y方向に、CCD10と一定の距離を保ったまま移動し、焦点位置が調整され、入射した光を集光し、CCD10へ投影する。
【0017】CCD10は、入射された光を検出し、ライン状の画像を出力する。フィルムホルダベース1は、ステージ7により移動されることで、フィルム4の撮像位置が順次移動していき、フィルムホルダベース1が所定の位置まで達した時、フィルム4全体の画像が得られる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のフィルムホルダベース1は、一方のスライドマウント3を搭載するように構成されているため、別のスライドマウントのフィルムを読み取るために、一旦、フィルムホルダベースを取り外して、別のスライドマウントを保持し直さなければならず、その作業が極めて煩わしいという課題があった。また、フィルム4を読み取るためのスライドマウント3と異なる形態の原稿(例えば、顕微鏡用試料)を読み取る場合、その原稿の形態に合わせた別のフィルムホルダベースを用意しなければならなかった。このため、原稿の種類が多くなると、フィルムホルダベースの数も多くなり、その管理も面倒になるという課題があった。
【0019】また、上記のように形態が異なる原稿を、フィルムホルダベース1の同一面に装着できるようにしようとする場合、スキャン範囲、フィルムの保持方法、および焦点位置などが形態毎に異なるため、設計が困難になるという課題があった。
【0020】本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、同一あるいは異なる形状の原稿を、1つのフィルムホルダベースで読み取ることができるようにさせるものである。
【0021】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の原稿ホルダは、原稿を透過した光を通過させる光通過手段と、光通過手段に対応して、略平板状の部材の一方の面に形成された、第1の形状の原稿を保持する第1の保持手段と、光通過手段に対応して、略平板状の部材の他方の面に形成された、第1の形状と同一の原稿、または、第1の形状と異なる第2の形状の原稿を保持する第2の保持手段とを備えることを特徴とする。
【0022】前記第1の保持手段と第2の保持手段は、対応する光通過手段に対して形成されるようにすることができる。
【0023】前記光透過手段は、複数に形成することができる。
【0024】前記光通過手段は、略平板状の部材の相対的移動方向の一方の基準位置からの距離と、反対側の他方の基準位置からの距離が、対応するように形成することができる。
【0025】前記略平板状の部材の第1の原稿を載置する面は、その面に、原稿を載置したときの原稿の、略平板状の部材の一方の基準面からの高さと、第2の原稿に載置する面に原稿を載置したときの原稿の他方の基準面からの高さとを、対応するように形成することができる。
【0026】請求項6に記載の原稿ホルダは、原稿を透過した光を通過させる光通過手段と、透過手段に対応して、略平板状の部材の一方の面に形成された、原稿を保持する保持手段とを備え、略平板状の部材の原稿を載置する面は、その面に、原稿を載置したときの原稿の、略平板状の部材の一方の基準面からの高さと、他方の基準面からの高さとが、対応するように形成されていることを特徴とする。
【0027】請求項7に記載の画像読み取りシステムは、光源と、原稿を読み取らせる略平板状の部材よりなり、原稿を通過させる光透過部と、光透過部に対応して、略平板状の部材の一方の面の形成された、第1の形状の原稿を保持する第1の保持部と、光透過部に対応して、略平板状の部材の他方の面の形成された、第1の形状と同一の形状の原稿、または、異なる第2の形状の原稿を保持する第2の保持部とを含む原稿保持手段と、光源から照射され原稿保持手段によって保持された原稿を透過または反射した光を光電変換し、原稿の画像データとして出力する光電変換手段とを含み、原稿保持手段は、一方の面、または、他方の面について向きを変えて設置することが可能であることを特徴とする。
【0028】請求項1に記載の原稿ホルダにおいては、原稿を透過した光が通過させられ、略平板状の部材の一方の面に形成された、第1の形状の原稿が保持され、略平板状の部材の他方の面に形成された、第1の形状と同一の原稿、または、第1の形状と異なる第2の形状の原稿が保持される。
【0029】請求項2に記載の原稿ホルダにおいては、第1の保持手段と第2の保持手段は、対応する光通過手段に対して形成される。
【0030】請求項3に記載の原稿ホルダにおいては、光透過手段は、複数に形成される。
【0031】請求項4に記載の原稿ホルダにおいては、光通過手段の、略平板状の部材の相対的移動方向の一方の基準位置からの距離と、反対側の他方の基準位置からの距離が、対応するように形成される。
【0032】請求項5に記載の原稿ホルダにおいては、略平板状の部材の一方の基準面からの高さと、第2の原稿に載置する面に原稿を載置したときの原稿の他方の基準面からの高さとが、対応するように形成される。
【0033】請求項6に記載の原稿ホルダにおいては、原稿を載置したときの原稿の、略平板状の部材の一方の面に形成された、原稿が保持され、略平板状の部材の原稿を載置する面は、その面に、原稿を載置したときの原稿の、略平板状の部材の一方の基準面からの高さと、他方の基準面からの高さとが、対応するように形成される。
【0034】請求項7に記載の画像読み取りシステムにおいては、原稿を通過させる光透過部と、光透過部に対応して、略平板状の部材の一方の面の形成された、第1の形状の原稿が保持され、光透過部に対応して、略平板状の部材の他方の面の形成された、第1の形状と同一の形状の原稿、または、異なる第2の形状の原稿が保持され、保持された原稿を透過または反射した光が光電変換され、原稿の画像データとして出力され、一方の面、または、他方の面について向きを変えて設置される。
【0035】
【発明の実施の形態】図2は、本発明を適用したフィルムホルダベース1の一実施の形態の構成を示す図である。図2(A)は、フィルムホルダベース1の一方の面を示しており、図2(B)は、図2(A)のフィルムホルダベース1の短辺を中心として反転させた時の反対側の面を示している。尚、図2以降の図面の説明においては、従来の場合と対応する部分には同一の符号を付してあり、その説明は、適宜省略する。本発明を適用したフィルムホルダベース1では、各面毎に原稿押さえバネ2a,2b、アパーチャ5a,5bが、設けられており、片面は、従来と同様のフィルム4を納めたスライドマウント3が、また、その反対側の面には、顕微鏡用試料21が、それぞれ装着できるようになされている(以下、スライドマウント3が装着される面を第1面、顕微鏡用試料21が装着される面を第2面と称する)。フィルムホルダベース1を読み取るスキャナ本体の構成は、従来と同様である。
【0036】図2(A)に示すフィルムホルダベース1の第1面に設けられている原稿押さえバネ2aおよびスライドマウント3は、従来のものと同様である。図2(B)に示すフィルムホルダベース1の第2面に設けられた2つの原稿押さえバネ2bの間隔は、顕微鏡用試料21が、スライドマウント3より長いため、原稿押さえバネ2aよりも広く形成されている。原稿押さえバネ2a,2bは、それぞれ保持する原稿であるスライドマウント3あるいは顕微鏡用試料21に合わせて、それらを適度に保持できるような力量にすることができる。
【0037】また、顕微鏡用試料21の読み取りのためのアパーチャ5bのフィルムホルダベース1の一方の端部1bからの距離をa2(図2(A))、スライドマウント3(フィルム4)の読み取りのためのアパーチャ5aのフィルムホルダベース1の端部1aからの距離をa1(図2(B))とするとき、図2のフィルムホルダベース1は、この距離a1とa2が同一となるように形成されている。このため、スライドマウント3と顕微鏡用試料21の読み取り開始位置を一致させることが可能となっている。
【0038】原稿押さえバネ2a,2b、およびアパーチャ5a,5bを、上述のしたように配置することにより、1つのフィルムホルダベース1に、2種類の原稿を装着させることができる。
【0039】次に、図3および図4を参照して、フィルムホルダベースの他の実施の形態について説明する。
【0040】図3(A)は、フィルムホルダベース1の第1面の構成を示しており、図3(B)は、そのフィルムホルダベース1の第2面の構成を示しており、図4は、その側面図を示している。
【0041】図3(A)および(B)に示すように、フィルムホルダベース1の第1面および第2面の構成は、図2(A)および(B)のそれぞれの構成と同様であるが、図4に示すように、原稿押さえバネ2a,2bは、1つの共通のアパーチャ5に対応して、そのスライドマウント3に対応する作用点と顕微鏡用試料21に対する作用点を結ぶ直線(図中直線UU')がアパーチャ5の中心と一致するように設置されている。
【0042】図3と図4には、説明の便宜上、フィルムホルダベース1のそれぞれの面に、スライドマウント3と顕微鏡用試料21の両方が、同時に装着された状態が示されているが、実際には、その一方のみが装着される。
【0043】ただし、アパーチャ5は、スライドマウント3のフィルム4の画像を読み取る場合、および、顕微鏡用試料21の画像を読み取る場合において、共通して使用される。
【0044】さらに、図4に示すように、フィルムホルダベース1の基準面(フィルムホルダベース1のステージ7により装着される時の底面)1cからフィルム4の上面までの高さをb1、逆に、フィルムホルダベース1の基準面1dから顕微鏡用試料21の上面までの高さをb2とするとき、図3および図4に示すフィルムホルダベース1は、このb1とb2が、同一となるように形成されている。これにより、フィルムホルダベース1の第1面と第2面を反転させて使用する場合、第1面と第2面に装着された2種類の原稿に対して、フィルムスキャナ本体は、焦点範囲を変えることなく(変えるとしても、その変更の幅を小さくして)異なる形態の原稿を読み取ることができる。
【0045】次に、図5を参照して、フィルムホルダベース1の一方の面だけにスライドマウント3(または、顕微鏡用試料21でもよい)を装着するように構成されている場合に、フィルムホルダベース1の一方の面を上方に向けても、他方の面を上方に向けても、原稿の画像を読み取ることができるようにしたフィルムホルダベース1について説明する。
【0046】このフィルムホルダベース1上の、原稿押さえバネ2とアパーチャ5の構成は、図2に示した場合と同様であるが、スライドマウント3がフィルムホルダベース1の面1e上に戴置されたときのフィルムホルダベース1の一方の基準面1cからフィルム4の上面までの高さをc1、逆に、フィルムホルダベース1の他方の基準面1dからフィルム4の上面までの高さをc2とするとき、図5のフィルムホルダベース1の面1dは、この高さc1とc2が同一となるように形成されている。これにより、フィルムホルダベース1は、一方の面または他方の面のどちらを上にして、ステージ7に装着されたとしても、光学系から見た焦点位置が、同一となるため、画像を読み取ることができる。これにより、フィルムホルダベース1をステージ7に装着する時の面の向きを考慮する必要がなくなる(但し、フィルム4の面の向きが逆になる)。
【0047】次に、図6を参照して、複数枚数のフィルムマウント3を、読み取らせることができるフィルムホルダベース1の例について説明する。
【0048】図6に示すフィルムホルダベース1には、図5に示す構成の原稿押さえバネ2およびアパーチャ5が、その短辺から距離f1の直線上に一列に4組並んで形成されている。
【0049】フィルムホルダベース1の図中右側の端部1aから各アパーチャ5の図中右辺までの距離は、それぞれ、図中右からd1,d2,d3,d4であり、フィルムホルダベース1の図中左側の端部1bから各アパーチャ5の図中左辺までの距離は、それぞれ、図中左からe1,e2,e3,e4である。図6のフィルムホルダベース1では、そのフィルムスキャナに装着され、相対的に移動される方向のこの距離が、d1=e1,d2=e2,d3=e3,d4=e4となるように形成されている。その結果、フィルムホルダベース1を図中右側からステージ7に装着させても、左からステージ7に装着させても、各フィルム4の画像の読み取り開始位置を同一にすることができる。また、各アパーチャ5の周辺は、図5に示したように構成されているので、一方の面を上にしても、他方の面を上にしても、各フィルム4の画像を読み取ることが可能となる。
【0050】尚、図6においては、フィルムホルダベース1に、4つのアパーチャ5を設けるようにしたが、それ以上の数に増やしても良い。また、図6の各アパーチャ5の周辺の構成は、図2あるいは図4の構成としてもよく、この様にすることで、2種類の原稿を複数枚数装着することが可能となる。
【0051】尚、発明の実施の形態においては、第1面にスライドマウント3、第2面に顕微鏡用試料21をそれぞれ装着されるような構成としたが、両面にスライドマウント3、両面に顕微鏡用試料21といったように同一の形状の原稿を保持させる構成としても良い。この場合、同一形状の別の原稿を読み取るために、一旦フィルムホルダベース1を取り外し、別の原稿に保持し直すといった煩わしい作業から、ユーザは、開放される。
【0052】
【発明の効果】請求項1に記載の原稿ホルダによれば、略平板状の部材の一方の面と他方の面に原稿を保持する保持手段を形成するようにしたので、同一の形状の原稿、または、異なる形状の原稿を共通の原稿ホルダで保持し、読み取らせることが可能となる。
【0053】請求項4に記載の原稿ホルダによれば、光通過手段の、略平板状の部材の相対的移動方向の一方の基準位置からの距離と、反対側の他方の基準位置からの距離を、対応させるようにしたので、読み取り装置に対する装着時の方向に拘わらず、読み取りが可能となる。
【0054】請求項5に記載の原稿ホルダによれば、一方の基準位置から第1の原稿の高さと、他方の基準位置からの第2の原稿の高さが対応させられるようにしたので、2種類の原稿に対して焦点範囲を小さくすることができる。
【0055】請求項6に記載の原稿ホルダによれば、原稿を載置したときの原稿の、略平板状の部材の一方の基準面からの高さと、他方の基準面からの高さとが、対応するように、原稿を載置する面を形成するようにしたので、読み取り装置に対する装着時の面の方向に拘わらず、読み取りが可能となる。
【0056】請求項7に記載の画像読み取りシステムによれば、略平板状の部材の一方の面と他方の面で原稿を保持するようにしたので、同一の形状の原稿、または、異なる形状の原稿を共通の原稿ホルダで保持し、読み取らせることが可能となる。




 

 


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