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発明の名称 カメラの裏蓋構造およびパトローネ室構造
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−21970(P2001−21970A)
公開日 平成13年1月26日(2001.1.26)
出願番号 特願平11−191964
出願日 平成11年7月6日(1999.7.6)
代理人 【識別番号】100088649
【弁理士】
【氏名又は名称】山田 武樹
【テーマコード(参考)】
2H100
【Fターム(参考)】
2H100 AA11 AA26 AA31 AA51 AA52 AA71 BB03 BB06 
発明者 植松 君夫
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】フィルムパトローネを装填するカメラにおいて、カメラボディ本体のパトローネ室の側面で、且つカメラボディ本体の被写体側に、裏蓋の蝶番軸を配置したことを特徴とするカメラの裏蓋構造およびパトローネ室構造。
【請求項2】前記裏蓋の係止機構を、スプール室背面に設けたことを特徴とする請求項1に記載のカメラの裏蓋構造およびパトローネ室構造。
【請求項3】フィルムパトローネを装填するカメラにおいて、カメラボディ本体のパトローネ室の側面で、且つカメラボディ本体の被写体側に、裏蓋の係止機構を配置したことを特徴とするカメラの裏蓋構造およびパトローネ室構造。
【請求項4】前記裏蓋の蝶番軸をスプール室背面に設けたことを特徴とする請求項3に記載のカメラの裏蓋構造およびパトローネ室構造。
【請求項5】パトローネ顎受け部を、カメラボディ本体と―体成形したことをを特徴とする請求項1または請求項3に記載のカメラの裏蓋構造およびパトローネ室構造。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カメラの裏蓋構造およびパトローネ室構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の―眼レフカメラを図6〜図8に示す。図6はフィルムを入れて裏蓋を閉じたときのカメラの水平断面図であり、図7は裏蓋を開けてフィルムを取り出したときの水平断面図である。
【0003】図6において、カメラボディ本体1は、フィルムを巻き取るスプール室1aと、パトローネ2を装填するパトローネ室1bを有している。パトローネ2は、顎受け部材11でパトローネ出口を受けることにより、回転方向の位置決めがされており、パトローネ2からのフィルムで出口が決定されている。
【0004】カメラボディ本体1は、光軸上に撮影画面を決定するアパーチュア部を有している。ミラーボックス4には、図示しない撮影光をファインダーに導く主ミラーが配設されており、ミラー駆動機構4aによりアップダウン駆動が行われる。このアップダウン駆動に連動して、シャッタ3は、チャージおよび係止機構の解放が行われる。
【0005】バヨネットマウント5には、撮影レンズが装着される。電池6は、2本が縦置きにされている。コンデンサ7は、内蔵ストロボ(図示せず)のメインコンデンサである。電池6とコンデンサ7は、グリップ部に配設されている。
【0006】裏蓋8には、フィルムガイドローラー8a、圧板8b、パトローネ押さえバネ8c等が部組化されている。裏蓋8は、スプール室側の側面に取り付けられている蝶番に回動可能に軸支されている。
【0007】図6は、フィルムを装填して裏蓋8を閉じた状態を示しており、裏蓋8はカメラボディ1のパトローネ室側の側面に配設された裏蓋係止機構10によって閉じ状態が保持されている。
【0008】図7は、裏蓋8を開けてフィルムを取り出したときの水平断面を示している。係止機構10から解放された裏蓋8は蝶番軸9を中心に回動し、パトローネ2の装填および取り出しが可能となる。
【0009】図8は、裏蓋8を開けた状態を示すカメラの背面図である。パトローネ室1bには、フィルムを巻き戻すためのカップリング12が下面より突出している。パトローネ顎受け11は、カメラボディ1とは別部品で構成され、ビス13で背面より固定されている。パトローネ顎受け11がカメラボディ1とは別部品で構成され、ビス13で背面より固定されている理由は、カメラボディの成形上、パトローネ室に突出形状を作れないことに依る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来の―眼レフカメラにおいては、裏蓋8の蝶番軸9および係止機構10をカメラボディ本体1の側面に配設している。そのため、カメラの長手方向のサイズが大きくなり、携帯性や収納性の点で劣る点で改善余地があった。
【0011】また、従来のパトローネ室は、その構造上、内部に顎受けなどの突出形状を設けることができず、必要な場合は別部材をビスなどで固定せざるを得ない。よって、部品点数が増すばかりか、その取付によるコストアップは避けられない。
【0012】本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたもので、パトローネ室内部に設けられている顎受けなどの突出形状をカメラボディと一体成形することができる構造を提供し、部品点数削減と組立コスト削減を図ることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するために、請求項1の発明は、フィルムパトローネを装填するカメラにおいて、カメラボディ本体(1)のパトローネ室の側面で、且つカメラボディ本体(1)の被写体側に、裏蓋(8)の蝶番軸(9)を配置したことを特徴とする。
【0014】請求項2の発明は、請求項1において、裏蓋(8)の係止機構(10)を、スプール室背面に設けたことを特徴とする。
【0015】請求項3の発明は、フィルムパトローネを装填するカメラにおいて、カメラボディ本体(1)のパトローネ室の側面で、且つカメラボディ本体(1)の被写体側に、裏蓋(18)の係止機構(20)を配置したことを特徴とする。
【0016】請求項4の発明は、請求項3において、裏蓋(18)の蝶番軸(19)をスプール室背面に設けたことを特徴とする。
【0017】請求項5の発明は、請求項1または請求項3において、パトローネ顎受け部(11)を、カメラボディ本体(1)と―体成形したことをを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0019】図1は、本発明によるカメラの裏蓋構造およびパトローネ室構造の第1実施形態を示す水平断面図であり、フィルムを装填して裏蓋を閉じた状態を示している。
【0020】図1において、カメラボディ本体1は、フィルムを巻き取るスプール室1aと、パトローネ2を装填するパトローネ室1bを有する。パトローネ2は、顎受け部材11でパトローネ出口を受けることにより、回転方向の位置決めがされており、パトローネ2からのフィルムで出口が決定されている。なお、図示しないが、カメラボディ本体1は、光軸上に撮影画面を決定するアパーチュア部を有している。
【0021】ミラーボックス4には、図示しない撮影光をファインダーに導く主ミラーが配設されており、ミラー駆動機構4aによりアップダウン駆動が行われる。このアップダウン駆動に連動して、シャッタ3のチャージ機構も連動して、次の動作を行う。
【0022】ミラーアップ時に、シャッタ内のチャージカムをチャージ状態に保持していたチャージレバーを開放して、チャージカムを非チャージ位置に回転させ、シャッタ幕を走行可能とする。このとき、シャッタ幕は電磁石に吸着状態でありミラーアップ完了時に消磁して先幕を走行させる。続いて後幕の電磁石を消磁して後幕を走行させる。ミラーダウン時には、走行完了したシャッタ幕をチャージ位置にチャージして、ミラーダウン状態においてミラーアップ駆動までの間、チャージ状態を保持する。
【0023】バヨネットマウント5には、レンズが装着される。なお、本実施形態においては―眼レフカメラを想定しているが、35mmフィルムパトローネを用いるカメラ全般に本発明を適用することができる。電池6は、1本が縦置きにされている。コンデンサ7は、内蔵ストロボ(図示せず)のメインコンデンサである。電池6とコンデンサ7は、グリップ部に配設されている。
【0024】裏蓋8には、フィルムガイドローラー8a、圧板8b、パトローネ押さえバネ8c等が部組化されている。本実施形態においては、裏蓋8の蝶番軸9をカメラボディ本体1のパトローネ室側の側面で且つカメラ前面側(被写体側)に配置している。このようにパトローネ室側前面に裏蓋蝶番軸9を配置することにより、裏蓋蝶番機構の厚さをカメラボディ本体1の長手寸法にプラスしないで済み、カメラの小型化を可能にしている。 また、カメラボディ本体1の成形時に、成形型の抜け方向を幅F(図2参照)で確保することが可能となる。
【0025】更に、本実施形態においては裏蓋8の係止機構をスプール室背面に配設している。このことにより裏蓋係止機構の厚さを含まずに済み、カメラの厚さの小型化が可能となる。
【0026】図2は、裏蓋8を開けてフィルムを取り出したときの水平断面を示している。裏蓋8の係止機構10から解放された裏蓋8は、蝶番軸9を中心に回動して大きく開くので、パトローネ2の装填および取り出しがが容易となる。
【0027】図3は、裏蓋8を開けた状態を示すカメラの背面図である。パトローネ室1bでフィルムを巻き戻すカップリング12が下面より突出している。図3では、裏蓋8を開けた状態を示している。パトローネ顎受け11は、カメラボディ1と―体成形されており、顎受け位置精度などは別部品を設けたより向上させることができる。
【0028】図4〜図5は、本発明によるカメラの裏蓋構造およびパトローネ室構造の第2実施形態を示す水平断面図であり、図4はフィルムを装填して裏蓋18を閉じた状態を示し、図5は裏蓋18を開いてパトローネ2を取り出した状態を示している。図中、図1〜図3と同じ構成部分には同じ参照番号を付して重複した説明を省略する。
【0029】第2実施形態は、第1実施形態における蝶番軸9の位置に係止機構20を配置し、係止機構10の位置に蝶番軸19を配置している。その他の点では第1実施形態と同様である。
【0030】このようにパトローネ室側前面に係止機構20を配置することにより、裏蓋18は、蝶番軸19を中心に回動して大きく開くので、パトローネ2の装填および取り出しがが容易となる。
【0031】また、パトローネ室側前面に係止機構20を設けたことにより、カメラボディ本体1の成形時に、成形型の抜け方向を幅F(図5参照)で確保することが可能となる。
【0032】更に、パトローネ室側前面に係止機構20を設けたことにより、係止機構の厚さを含まずに済み、カメラの幅を小さくする小型化が可能となる。
【0033】
【発明の効果】以上のように、請求項1または請求項3の発明によれば、裏蓋は、蝶番軸を中心に回動して大きく開くので、パトローネの装填および取り出しが容易となる。
【0034】また、請求項2または請求項4の発明によれば、係止機構の厚さが小さいので、カメラの厚さまたは幅を小さくする小型化が可能となる。
【0035】また、請求項5の発明によれば、カメラボディ本体の成形時に、成形型の抜け方向を所定の幅で確保することで部品の一体化が実現でき、部品点数削減と組立コスト削減を図ることが可能となる。




 

 


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