米国特許情報 | 欧州特許情報 | 国際公開(PCT)情報 | Google の米国特許検索
 
     特許分類
A 農業
B 衣類
C 家具
D 医学
E スポ−ツ;娯楽
F 加工処理操作
G 机上付属具
H 装飾
I 車両
J 包装;運搬
L 化学;冶金
M 繊維;紙;印刷
N 固定構造物
O 機械工学
P 武器
Q 照明
R 測定; 光学
S 写真;映画
T 計算機;電気通信
U 核技術
V 電気素子
W 発電
X 楽器;音響


  ホーム -> 写真;映画 -> 京セラミタ株式会社

発明の名称 画像形成装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−51575(P2001−51575A)
公開日 平成13年2月23日(2001.2.23)
出願番号 特願平11−228679
出願日 平成11年8月12日(1999.8.12)
代理人 【識別番号】100084135
【弁理士】
【氏名又は名称】本庄 武男
【テーマコード(参考)】
2H034
2H077
【Fターム(参考)】
2H034 AA02 BF01 BF03 
2H077 AA37 AC16
発明者 迫 裕之 / 宮地 信希
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 感光体表面に当接され,トナー像転写後の感光体表面から異物を除去する異物除去手段を具備し,上記異物除去手段によって異物が除去された後の残留トナーを現像器で回収し,再利用する画像形成装置において,上記異物除去手段が,上記感光体との当接部分を断面円弧状に形成したゴム製ブレードにより構成されてなることを特徴とする画像形成装置。
【請求項2】 上記ブレードの上記感光体表面への接触圧pが0.1<p<7.0(g/mm)の範囲に設定されてなる請求項1記載の画像形成装置。
【請求項3】 トナーとして重合トナーが用いられてなる請求項1又は2記載の画像形成装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,いわゆるクリーナレスシステムを用いた画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】静電写真方式の画像形成装置(複写機,プリンタ,ファクシミリ等)においては,近年,感光体表面の残留トナーをクリーニングブレード等によって掻き落とすのではなく,現像器で直接回収して再利用する,いわゆるクリーナレスシステムを用いたものが開発されている。クリーナレスシステムを用いた一般的な画像形成装置(図4)では,以下のようなプロセスで画像形成が行われる。即ち,感光体ドラム51表面を帯電器52によって一様に帯電させた後,露光器53によって所望の画像情報を上記感光体ドラム51の表面に書き込み,静電潜像を形成する。続いて,この静電潜像に現像器54のトナーを作用させて感光体ドラム51の表面にトナー像を形成する。その後,感光体ドラム51表面のトナー像を転写器55によって転写紙50に転写する。転写紙50上に転写されたトナー像は,定着器(不図示)によって転写紙50上に固定される。一方,転写後の感光体ドラム51表面に残留するトナーは,感光体ドラム51表面に摺接する異物除去部材56(例えば,電圧が印加されたローラやブラシ等よりなる)によって感光体ドラム51表面上で掻き乱され,次の画像に影響を及ぼさないように非メモリ化されると共に,紙粉等の異物が除去され,その後,帯電器52,露光器53を経て現像器54に回収される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで,上記異物除去部材56においては,トナーを回収せず,紙粉等の異物のみを回収する必要があるが,従来用いられているスポンジローラやブラシよりなる異物除去部材では,異物と共にトナーも回収してしまうという問題点があった。この場合,回収されたトナーがスポンジのセル内やブラシの毛の隙間に溜まり,その状態で長時間感光体と摺擦すると,感光体表面にフィルミングが起こり,筋状のカブリを発生させてしまうなどの不具合を生じる恐れがある。更に,上記従来のスポンジローラやブラシ等よりなる異物除去部材56では,異物を除去する能力,特に紙に含まれる微小粒径の添料を回収する能力が小さいため,それらが残留トナーと共に現像器に回収されてトナーの流動性や帯電性を低下させ,寿命を短くしたり画質を低下させる要因となっている。本発明は,上記事情に鑑みてなされたものであり,転写後の感光体表面から異物のみを確実に除去することが可能な異物除去部材を開発することにより,クリーナレスシステムを用いた画像形成装置における画質低下の防止,トナーの長寿命化等を実現することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するために,本発明は,感光体表面に当接され,トナー像転写後の感光体表面から異物を除去する異物除去手段を具備し,上記異物除去手段によって異物が除去された後の残留トナーを現像器で回収し,再利用する画像形成装置において,上記異物除去手段が,上記感光体との当接部分を断面円弧状に形成したゴム製ブレードにより構成されてなることを特徴とする画像形成装置として構成されている。これにより,感光体表面から紙粉や微小粒径の異物を確実に回収することが可能となり,また,残留トナーはすり抜けさせて回収されないため,フィルミングの発生も防止でき,長期間にわたって良好な画質を維持することが可能となる。尚,上記ブレードの上記感光体表面への接触圧pについては,極端に高い値や低い値に設定すると十分な効果が得られない可能性があり,例えば0.1<p<7.0(g/mm)の範囲で適切な値に設定することが望ましい。また,トナー形状が略球形である重合トナーを用いれば,粉砕トナーなどの非球形トナーを用いた場合に比べてトナーがすり抜け易く,上記フィルミングの防止効果が更に向上する。
【0005】
【発明の実施の形態】以下添付図面を参照して,本発明の実施の形態及び実施例につき説明し,本発明の理解に供する。尚,以下の実施の形態及び実施例は本発明を具体化した一例であって,本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。ここに,図1は本発明の実施の形態に係る画像形成装置A1の概略構成を示す模式図,図2は上記画像形成装置A1において,異物除去ブレード6の先端のR形状を変化させ,更にそれぞれ感光体ドラム1への線圧を変化させて耐刷試験を行った結果を示す図,図3は上記画像形成装置A1において,異物除去ブレード6の先端をエッジ形状とし,感光体ドラム1への線圧を変化させて耐刷試験を行った結果を示す図である。
【0006】本実施の形態に係る画像形成装置A1は,図1に示すような概略構成を有する。感光体ドラム1表面は,帯電器2によって一様に帯電された後,露光器3によって露光されることにより所望の画像情報に対応する静電潜像が形成される。続いて,この静電潜像が現像器4によって現像され,感光体ドラム1の表面にトナー像が形成される。その後,感光体ドラム1表面のトナー像は,転写ローラ5によって転写紙(破線矢印に沿って搬送される)に転写される。トナー像転写後,感光体ドラム1表面に摺接する異物除去ブレード6によって感光体ドラム1の表面から紙粉等の異物のみが除去され,残された残留トナーは帯電器2,露光器3を経て現像器4で回収され,再利用される。
【0007】ここで,本画像形成装置A1では,上記異物除去ブレード6として,感光体ドラム1との当接部分が断面円弧状に形成されたシリコンゴム製ブレードを用いた。図2に,上記異物除去ブレード6の材質としてシリコンゴムを用い,先端をR1,R1.5,R3,R4と変化させ,更にそれぞれ感光体ドラム1への線圧を0.1,0.5,4.0,7.0(g/mm)と変化させて1万枚の耐刷試験を行った結果を示す。また,比較のため,異物除去ブレードの先端形状をRの無いエッジ状にし,感光体ドラム1への線圧を0.1,0.5,4.0,7.0(g/mm)と変化させて1万枚の耐刷試験を行った結果を図3に示す。図3の結果より,先端をエッジ状にした場合には,感光体ドラム1への線圧をどのように設定しても何らかの異常が発生し,従来技術における問題点が解決できないことがわかる。一方,先端をR形状にした場合でも,図2に示すように,線圧0.1(g/mm)では線圧が弱すぎて異物が回収しきれず,2k枚頃からカブリが発生し,また,線圧7.0(g/mm)では線圧が高すぎて初期からブレードがまくれ上がったり(R1,R1.5),或いは2.5k枚頃からフィルミングが発生する(R3,R5)という異常が見られた。しかしながら,先端をR形状にした場合には,全てのRにおいて,線圧0.5,及び4(g/mm)ではカブリやフィルミングなどの異常は発生せず,1万枚の耐刷試験を正常に終了した。
【0008】これらの結果より,異物除去部材6として感光体ドラム1との当接部分が断面円弧状に形成されたシリコンゴム製ブレードを用い,適切な線圧で感光体ドラム1に当接させることにより,感光体ドラム1の表面から紙粉や微小粒径の異物を確実に回収することが可能となり,またフィルミングの発生も防止でき,長期間にわたって良好な画質を維持できることが確認された。尚,感光体ドラム1への線圧pについては,極端に高い値や低い値に設定すると本来の効果を得られない可能性があり,0.1<p<7.0(g/mm)程度の間で適切な値に設定する必要がある。
【0009】
【実施例】上記実施の形態では,異物除去ブレード6の材質にシリコンゴムを用いたが,その他ウレタンゴム等を用いても同様の効果が期待できる。また,トナー形状が略球形の重合トナーを用いれば,粉砕トナーなどの非球形トナーを用いた場合に比べてトナーがすり抜け易く,上記フィルミングの防止効果が更に向上する。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように,本発明は,感光体表面に当接され,トナー像転写後の感光体表面から異物を除去する異物除去手段を具備し,上記異物除去手段によって異物が除去された後の残留トナーを現像器で回収し,再利用する画像形成装置において,上記異物除去手段が,上記感光体との当接部分を断面円弧状に形成したゴム製ブレードにより構成されてなることを特徴とする画像形成装置として構成されているため,感光体表面から紙粉や微小粒径の異物を確実に回収することが可能となり,また,残留トナーはすり抜けさせて回収されないため,フィルミングの発生も防止でき,長期間にわたって良好な画質を維持することが可能となる。尚,上記ブレードの上記感光体表面への接触圧pについては,極端に高い値や低い値に設定すると十分な効果が得られない可能性があり,例えば0.1<p<7.0(g/mm)の範囲で適切な値に設定することが望ましい。また,トナー形状が略球形である重合トナーを用いれば,粉砕トナーなどの非球形トナーを用いた場合に比べてトナーがすり抜け易く,上記フィルミングの防止効果が更に向上する。




 

 


     NEWS
会社検索順位 特許の出願数の順位が発表

URL変更
平成6年
平成7年
平成8年
平成9年
平成10年
平成11年
平成12年
平成13年


 
   お問い合わせ info@patentjp.com patentjp.com   Copyright 2007-2013