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発明の名称 画像形成装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−13855(P2001−13855A)
公開日 平成13年1月19日(2001.1.19)
出願番号 特願平11−181900
出願日 平成11年6月28日(1999.6.28)
代理人 【識別番号】100074310
【弁理士】
【氏名又は名称】中尾 俊介
【テーマコード(参考)】
2H027
2H033
【Fターム(参考)】
2H027 DA11 DA12 DE10 EF01 EF04 JA11 JB14 JB23 JC08 
2H033 AA30 BA32 BB00 CA07 CA53
発明者 難波 正典
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 画像記録部でシートに画像を記録し、その記録後のシートを定着装置に入れて記録画像を定着する画像形成装置において、前記画像記録部と前記定着装置間を遮って冷却ダクトを配置し、その冷却ダクト内に温度センサを備え、その温度センサで前記冷却ダクト内の温度が所定温度に達したことを検知したとき軸流ファンを作動して前記冷却ダクトに通気してなる、画像形成装置。
【請求項2】 前記冷却ダクトは、前記定着装置側を樹脂部材で、前記画像記録部側を板金部材でつくり、画像形成装置本体内の対向側板フレーム間を結ぶステイを兼用してなる、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】 前記樹脂部材の外側に断熱材を設けてなる、請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項4】 前記冷却ダクト自身の前記定着装置側を断熱部材でつくってなる、請求項1に記載の画像形成装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電子写真式の複写機やプリンタやファクシミリ、またはそれらの複合機など、画像記録部でシートに画像を記録し、その記録後のシートを定着装置に入れて熱で記録画像を定着する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、たとえば複写機等の画像形成装置では、コンパクト化が進み、画像形成装置本体内で各部装置間の隙間が狭くなり、定着装置の定着熱が他の装置に悪影響を及ぼす問題があった。たとえば現像装置では現像剤の温度上昇によってトナー飛散等を生じ、クリーニング装置では温度上昇によってトナーが固まってトナー回収機構がロックするなどのおそれがあった。
【0003】このため、従来の画像形成装置の中には、図7に示すように、画像記録部1と定着装置2間を遮って冷却ダクト3を配置し、定着装置2からの輻射および熱伝導を防止するとともに、不図示の軸流ファンを作動して冷却ダクト3に通気するものがあった。なお、図中符号4はドラム状の像担持体、5は帯電装置、6はクリーニング装置、7は転写・搬送装置である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような画像形成装置では、装置本体の電源投入時等、定着装置2が未だ温度上昇していない状態で冷却ダクト3に通気すると、定着装置2の温度上昇を妨げ、ウォームアップ時間を長くし、また消費電力を大きくする問題があった。
【0005】そこで、この発明の課題は、画像記録部と定着装置間を遮って冷却ダクトを有する画像形成装置において、定着装置の所定温度への温度上昇を妨げないようにするとともに、ウォームアップ時間を短くし、また無駄な電力消費をなくすことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】そのため、この発明は、画像記録部でシートに画像を記録し、その記録後のシートを定着装置に入れて記録画像を定着する、複写機・プリンタ・ファクシミリやそれらの複合機などの画像形成装置において、画像記録部と定着装置間を遮って冷却ダクトを配置し、その冷却ダクト内に温度センサを備え、その温度センサで冷却ダクト内の温度が所定温度に達したことを検知したとき軸流ファンを作動して冷却ダクトに通気してなる、ことを特徴とする。
【0007】冷却ダクトは、定着装置側を樹脂部材で、画像記録部側を板金部材でつくり、画像形成装置本体内の対向側板フレーム間を結ぶステイを兼用するとよい。その樹脂部材の外側に断熱材を設けると一層よい。冷却ダクト自身の定着装置側を断熱部材でつくってもよい。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ、この発明の実施の形態につき説明する。図1には、この発明による複写機の内部機構の概略構成を示す。図中符号10は、機械装置本体である。
【0009】装置本体10内には、ドラム状の像担持体11を設け、そのまわりに帯電装置12、現像装置13、転写・搬送装置14、クリーニング装置15などを配置する。それらの上部には書込み装置17を設け、それら全体で画像記録部Sを形成する。
【0010】画像記録部Sの図中左側には、定着装置18を設ける。定着装置18には、ヒータを内蔵する定着ローラ19と、それに押し当てる加圧ローラ20を設けてなる。
【0011】そして、それらの画像記録部Sおよび定着装置18上には、公知の読取り光学系21を備える。他方、それらの画像記録部Sおよび定着装置18下には、両面装置22と給紙カセット23を上下二段に備える。両面装置22および給紙カセット23からは、像担持体11の下方に向けて給紙路24をのばし、また定着装置18出口からのびる排紙路25途中から分岐して両面装置22に向けて反転路26を形成してなる。
【0012】そのような装置本体10の上面には、コンタクトガラス27を備える。そのコンタクトガラス27を被うように、装置本体10上には、自動原稿供給装置28を開閉自在に取り付ける。
【0013】また、装置本体10の右側面には、手差しシートを給紙路24に案内する手差しトレイ29を開閉自在に設ける。装置本体10の左側面には、図示省略するが、排紙路25を通して排出するシートを受ける排紙トレイを、着脱自在に取り付けてなる。
【0014】さていま、この複写機を用いてコピーを取るときは、公知のとおり、自動原稿供給装置28に原稿をセットし、または自動原稿供給装置28を開いてコンタクトガラス27上に直接原稿をセットする。そして、不図示のスタートスイッチを押し、自動原稿供給装置28を駆動してコンタクトガラス27上に搬送した原稿を、またはあらかじめコンタクトガラス27上にセットしてある原稿を読取り光学系21で読み取る。
【0015】同時に、給紙ローラ30を回転し、給紙カセット23内のシートを給紙路24へと送り出して複数の搬送ローラ31で搬送し、レジストローラ32で像担持体11の回転にタイミングを合わせて像担持体11の下方へと送り込む。または、給紙ローラ33を回転し、開いた手差しトレイ29上にセットした手差しシートを給紙路24へと入れ、同じくレジストローラ32で像担持体11の回転にタイミングを合わせて像担持体11の下方へと送り込む。
【0016】他方、像担持体11を図中時計方向に回転し、まず帯電装置12で表面を一様に帯電し、次いで上述した読取り光学系21で読み取った読取り内容に応じてレーザ光を照射して書込み装置17で書込みを行い、像担持体11の表面に静電潜像を形成し、そののち現像装置13でトナーを付着してその静電潜像を可視像化する。
【0017】それから、上述したごとく像担持体11の下方へと送り込んだシートに、転写・搬送装置14でその可視像を転写する。画像転写後の像担持体11上の残留トナーはクリーニング装置15で除去し、清掃して次の同様な画像記録に備える。
【0018】一方、画像転写後のシートは、転写・搬送装置14で搬送して定着装置18の定着ローラ19と加圧ローラ20間に入れ、それらの間で熱と圧力とを加えて転写画像を定着する。その後、排紙路25を通して不図示の排紙トレイ上に排出する。
【0019】なお、この複写機を用いてシートの裏面にも記録を行うときには、片面に記録後、反転路26を通して両面装置22へと入れ、そこで反転して再び像担持体11の下方へと送り込み、別途像担持体11上に形成した画像を同様に裏面にも転写してから、排紙トレイ上に排出する。
【0020】さて、図2および図3には、上述した複写機の要部を拡大して概略的に示す。図から判るとおり、この複写機では、図1では図示省略したが、定着装置18のまわりに、装置本体10の前後方向(定着ローラ19や加圧ローラ20の軸方向)にのびる冷却ダクト34を設けてなる。冷却ダクト34は、装置本体10内で前後に対向して備える不図示の対向側板フレームを結ぶステイを兼用し、定着装置18上に水平部34Aを配置し、定着装置18と画像記録部Sのクリーニング装置15間に傾斜部34Bを配置する。
【0021】図4には、その冷却ダクト34を別の角度から見て示す。この図4に示すとおり、冷却ダクト34は、定着装置側をより熱伝導率の低い板状の樹脂部材35で、画像記録部S側を、押出し一体成形でつくった熱伝導率の比較的高いアルミニウム製の板金部材36でつくり、前側に空気取入口37を設けて内部を中空に形成する。
【0022】そして、同図から判るように、水平部34Aの後側上面上には、後方に向けて漸次高くなる上向き突出部34Cを形成し、そこに冷却ダクト34内から後方に向けて開口する排気口38を設け、その排気口38には、そこを通過する空気の流れの方向Aに軸方向を合わせて、軸流ファン39を傾けて取り付ける。
【0023】また、傾斜部34B内には、図中矢示するごとく空気取入口37から取り入れた空気を排気口38へと案内するガイド壁40を形成してなる。また、図3に示すように、温度センサ42を備え、その温度センサ42で冷却ダクト34内の温度が所定温度に達したことを検知したとき軸流ファン39を作動して冷却ダクト34に通気してなる。
【0024】これにより、板金部材36の熱を奪い、画像記録部Sの温度上昇を防ぐ。同時に、樹脂部材35の熱が板金部材36に伝わりにくくする。そして、定着装置18と画像記録部S間を断熱して、画像記録部Sの温度上昇を防ぐ。
【0025】ところで、上述した例では、冷却ダクト34の定着装置18側を樹脂部材35でつくったが、図5に示すようにその樹脂部材35の外側に、発泡材等の断熱材44を貼り付けるようにしてもよい。
【0026】また、図6に示すように、冷却ダクト自身の定着装置18側を断熱部材45でつくるようにしてもよい。なお、図5および図6において使用するその他の符号は、図1ないし図4に示す例の対応部分で使用した符号をそのまま使用する。
【0027】
【発明の効果】以上説明したとおり、この発明によれば、画像記録部と定着装置間を遮って冷却ダクトを配置し、その冷却ダクト内に備える温度センサで冷却ダクト内の温度が所定温度に達したことを検知したときはじめて軸流ファンを作動して冷却ダクトに通気を行うように制御するから、画像形成装置本体の電源投入時等、定着装置が未だ温度上昇していない状態では冷却ダクトへの通気を停止し、定着装置の所定温度への温度上昇を妨げないようにするとともに、ウォームアップ時間を短くし、また無駄な電力消費をなくすことができる。
【0028】請求項2に係る発明によれば、冷却ダクトは、定着装置側を樹脂部材で、画像記録部側を板金部材でつくるから、加えて、定着装置側からの放熱を防ぎ、画像記録部側は有効に冷却することができる。また、画像形成装置本体内の対向側板フレーム間を結ぶステイを兼用することから、加えて、画像形成装置の機械的強度をアップすることができる。
【0029】請求項3に係る発明によれば、樹脂部材の外側に断熱材を設けるから、断熱効果を高めて定着装置側からの放熱を一層防止する一方、画像記録部側の温度上昇を確実に防止することができる。
【0030】請求項4に係る発明によれば、冷却ダクト自身の定着装置側を断熱部材でつくるから、構造を簡略化して軽量化および低価格化を図りながら、同様に断熱効果を高めて定着装置側からの放熱を一層防止する一方、画像記録部側の温度上昇を確実に防止することができる。




 

 


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