米国特許情報 | 欧州特許情報 | 国際公開(PCT)情報 | Google の米国特許検索
 
     特許分類
A 農業
B 衣類
C 家具
D 医学
E スポ−ツ;娯楽
F 加工処理操作
G 机上付属具
H 装飾
I 車両
J 包装;運搬
L 化学;冶金
M 繊維;紙;印刷
N 固定構造物
O 機械工学
P 武器
Q 照明
R 測定; 光学
S 写真;映画
T 計算機;電気通信
U 核技術
V 電気素子
W 発電
X 楽器;音響


  ホーム -> 写真;映画 -> 株式会社リコー

発明の名称 画像形成装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−5354(P2001−5354A)
公開日 平成13年1月12日(2001.1.12)
出願番号 特願平11−171816
出願日 平成11年6月18日(1999.6.18)
代理人
発明者 難波 正典
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 シートにトナー像を形成する作像ユニットと、トナー像を熱によりシートに定着する定着ユニットと、作像ユニットと定着ユニットとの間に位置して作像ユニットと定着ユニットとを断熱する冷却ダクトとを備え、機外の空気を冷却ダクトに導入して冷却ダクト内の熱を熱交換する画像形成装置であって、冷却ダクトは、板金材と、樹脂材とで構成し、作像ユニット側に板金材を配置し、定着ユニット側に樹脂材を配置することを特徴とする画像形成装置。
【請求項2】 板金材は冷却ダクト内に向けて延出するフィンを備えることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】 板金及び樹脂材間を区画する区画部材を備え、板金材と樹脂材との間に複数の空気層を形成することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
【請求項4】 板金材は、アルミニウム材料で構成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の画像形成装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリ、或いはこれらの複合機等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置は、例えば、感光体ドラムが担持する静電潜像にトナーを供給してトナー像(画像)を形成する現像装置、トナー像をシートに転写する転写装置、転写後の感光体ドラムに残留したトナーを回収するクリーニング装置等を一つのユニットとして形成した作像ユニット、このシートのトナー像を熱により定着する定着ユニット等、種々のユニットにより構成されている。
【0003】近年、画像形成装置の小型化の促進により、各ユニット間の間隔が狭くなっており、特に、定着ユニットの近傍に位置する作像ユニットの温度上昇が著しくなっている。温度上昇が著しくなると、作像ユニットの現像装置に収納されているトナー(現像剤)のトナー飛散が発生してしまったり、トナー固着によるクリーニング装置によるトナー回収が滞ったりする等、作像ユニットの動作不良が発生する虞がある。
【0004】これに対し、定着ユニット近傍に板金材等で形成した冷却ダクトを設けて、機内の温度上昇を防止する技術がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の技術では、定着ユニットから発生した熱を板金材の冷却ダクトが吸収することにより、冷却ダクト自体が高温になってしまうので、冷却ダクトからの熱が作像ユニット近傍の雰囲気を介して、作像ユニットに伝わってしまい、作像ユニットの温度が上昇してしまうという課題がある。
【0006】そこで、本発明は、作像ユニットの温度上昇を確実に防止することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明は、シートにトナー像を形成する作像ユニットと、トナー像を熱によりシートに定着する定着ユニットと、作像ユニットと定着ユニットとの間に位置して作像ユニットと定着ユニットとを断熱する冷却ダクトとを備え、機外の空気を冷却ダクトに導入して冷却ダクト内の熱を熱交換する画像形成装置であって、冷却ダクトは、板金材と、樹脂材とで構成し、作像ユニット側に板金材を配置し、定着ユニット側に樹脂材を配置することを特徴とする。
【0008】この請求項1に記載の発明では、定着ユニットからの熱は、熱伝導率の低い樹脂材により遮蔽され、作像ユニット近傍の熱は、熱伝導率の高い板金材により吸収されて冷却ダクトを流れる空気により熱交換される。
【0009】定着ユニット側に樹脂材を設けることにより、定着ユニットからの熱が作像ユニットに伝わりにくくなる(定着ユニットからの熱を断熱する)とともに、作像ユニット側に板金材を設けることにより作像ユニットからの熱は冷却ダクトに吸収され易くなるので、作像ユニットの温度上昇を確実に防止することができる。
【0010】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、板金材は冷却ダクト内に向けて延出するフィンを備えることを特徴とする。
【0011】この請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の発明と同様な作用効果を奏するとともに、フィンを備えることで、冷却ダクト内の空気の流れに対する表面積を大きくすることができることにより、冷却ダクト内において現像ユニットからの熱に対する吸熱効果が向上するので、作像ユニットの温度上昇をより確実に防止することができる。
【0012】請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、板金及び樹脂材間を区画する区画部材を備え、板金材と樹脂材との間に複数の空気層を形成することを特徴とする。
【0013】この請求項3に記載の発明では、請求項1又は2に記載の発明と同様な作用効果を奏するとともに、冷却ダクト内を区画して複数の空気層を設けることにより、板金材に熱が更に伝わりにくくなるので、定着ユニットからの熱を効率良く断熱する(断熱効果を高める)ことができる。
【0014】請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3のいずれかに記載の発明において、板金材は、アルミニウム材料で構成されていることを特徴とする。
【0015】この請求項4に記載の発明では、請求項1乃至3のいずれかに記載の発明と同様な作用効果を奏するとともに、板金材の材料として熱伝導率が高いアルミニウムを用いることにより、作像ユニットからの熱を効率良く吸収できるので、作像ユニットの温度上昇をより確実に防止することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、添付した図面を参照しながら第1実施の形態を詳細に説明する。図3は、本発明を適用した複写機を概略的に示す構成図である。
【0017】複写機1(画像形成装置)は、概して、原稿を読み取る読み取り部2と、読み取り部2が読み取った画像情報に対応する静電潜像が形成される像担持体としての感光体ドラム3と、シートSにトナー像(画像)を作像する作像ユニット5と、トナー像を熱によりシートSに定着する定着ユニット7と、作像ユニット5にシートSを給紙する給紙ユニット9と、機内を冷却する冷却ダクト11とが配置されている。なお、図中符号12は、手差し給紙ユニットを示している。
【0018】作像ユニット5は、感光体ドラム3の表面を帯電処理する帯電部材13と、帯電処理後の感光体ドラム3に静電潜像を形成する書き込み装置15と、感光体ドラム3に形成された静電潜像をトナー像(画像)として可視化する現像装置17と、感光体ドラム3のトナー像をシートSに転写する転写ベルト19と、転写処理後に感光体ドラム3を次の画像形成処理に備えてクリーニングするクリーニング装置22とを有している。
【0019】図1は、冷却ダクトを示す斜視図であり、図2は、冷却ダクト近傍を拡大して示す断面図である。図1及び図2に示すように、冷却ダクト11は、作像ユニット5と定着ユニット7との間に位置しており、シートSの搬送方向と交差する方向に延びている。冷却ダクト11は、板金製の基材(板金材)21と、樹脂製の樹脂カバー23とを組み合わせて構成され、作像ユニット5側に基材21を配置し、定着ユニット7側に樹脂カバー23を配置している。
【0020】冷却ダクト11は、図2に示すように、略L字状をなしており、定着ユニット11の上方から定着ユニット7と右側(定着ユニット7と作像ユニット5との間)を被うように配置されている。
【0021】基材21における冷却ダクト11の一端部11a側には、孔部21aが形成されており、この孔部21aを被うように排気ダクト部25が設けられている。排気ダクト部25には、排気ファン27が設けられており、この排気ファン27により他端部11bから機外の空気を冷却ダクト11内に空気を取り入れて(導入して)、排気ダクト部25から排気するようになっている(図1の矢印参照)。また、基材21には、冷却ダクト11の他端部11bからの空気を排気ダクト部25に向けて案内するガイド部21bが形成されている。
【0022】なお、冷却ダクト11の一端部11a及び他端部11bは、複写機1の外装(側板)に連結されて複写機1を支持しており、冷却ダクト11は、いわゆる補強用ステーとしての機能をも有している。冷却ダクト11が、複写機1の補強用ステーとしての機能を有していることにより、別途補強用ステーを設けなくてもよく、部品点数の削減が図れる。
【0023】次に、上述した構成に基づき、第1実施の形態の作用を説明する。
【0024】感光体ドラム3は、帯電部材13によって表面が一様に帯電されるとともに、書き込み装置15により読み取り部2が読み取った画像情報に対応する静電潜像がその表面に形成される。静電潜像は、現像装置17から供給されるトナーによってトナー像として可視化される。
【0025】一方、給紙ユニット9或いは手差し給紙ユニット12から給紙されたシートSは、感光体ドラム3のトナー像と同期をとって感光体ドラム3と転写ベルト19との間に搬送される。このシートSは、転写ベルト19により感光体ドラム3のトナー像を転写され、定着ユニット7で熱と圧力とが加えられることにより定着させられ、機外に排紙される。そして、画像形成後の感光体ドラム3に残留したトナーは、クリーニング装置22により回収される。
【0026】なお、シートSの裏面にも画像を形成するときは(両面コピーをするときは)、片面に画像を形成した後、シートSを反転路20を介して一旦上の給紙トレイ10内に戻すことにより(一点鎖線参照)、シートSの搬送方向の先端を入れ替えて(反転させる)、このシートSを感光体ドラム3と転写ベルト19の間に再び搬送することにより行う。
【0027】定着ユニット5において、シートSに熱を加えたとき、この定着ユニット7からの熱は、熱伝導率の低い樹脂カバー23により遮蔽され(図2の矢印A参照)、作像ユニット5近傍の熱は熱伝導率の高い基材21により吸収されて(図2の矢印B参照)冷却ダクト11を流れる空気により熱交換されて排気ファン27により排気される。
【0028】定着ユニット7側に樹脂カバー23を設けることにより、定着ユニット7からの熱が作像ユニット5に伝わりにくくなるとともに、作像ユニット5側に基材21を設けることにより、作像ユニット5からの熱は冷却ダクト11に吸収され易くなるので、作像ユニット5の温度上昇を確実に防止することができる。
【0029】例えば、作像ユニット5側に樹脂カバー23を配置し、定着ユニット7側に基材21を配置した場合は、定着ユニット7からの熱が基材21に吸収されることにより、冷却ダクト11自体が高温となってしまうことがあり、こうなると、この冷却ダクト11の熱が作像ユニット5近傍の雰囲気を介して作像ユニット5に伝わり、作像ユニット5の温度が上昇してしまうことがあった。
【0030】これに対し本実施の形態では、作像ユニット5の温度上昇を確実に防止できるので、現像装置17に収納されているトナーの飛散、トナーの固着によりクリーニング装置のトナー回収が滞ったり等、温度上昇による作像ユニット5の動作不良を防止することができる。
【0031】次に、他の実施の形態を説明するが、その説明にあたり上述の部分と同様な作用効果を奏する部分には、同一の符号を付することによりその説明を省略する。
【0032】図4は、第2実施の形態に係る冷却ダクト近傍を拡大して示す断面図である。第2実施の形態では、基材21をアルミニウム材料で構成し、基材21から冷却ダクト11内に向けて延出するリブ形状のフィン29を設けている。本実施の形態では、フィン29は、L字状の基材21の右側の部位に設けられ、フィン29の面が冷却ダクト11内を流れる空気を受けるようになっている。
【0033】基材21としてより熱伝導率の高いアルミニウムを用いることにより、作像ユニット5からの熱をより効率的に吸収することができる。しかも、フィン29を設けることで、冷却ダクト11内の空気の流れに対する表面積を大きくすることができることにより、冷却ダクト11内において作像ユニット5からの熱に対する吸熱効果が向上するので、作像ユニット5の温度上昇をより確実に防止することができる。
【0034】図5は、第3実施の形態に係る冷却ダクト近傍を拡大して示す断面図である。第3実施の形態では、板金及び樹脂材21、23の間を区画する(冷却ダクト11内を区画する)樹脂製の区画部材31を設け、区画部材31と樹脂カバー23との間に複数の空気層J、Kを設けている。
【0035】このように、冷却ダクト11内を区画して空気層J、Kを設けることにより、基材21に熱が更に伝わりにくくなるので、定着ユニット7からの熱を効率良く断熱する(断熱効果を高める)ことができる。しかも、区画部材31として熱伝導率の低い樹脂を用いているので、この断熱効果をより高めることができる。
【0036】本発明は、上述の実施の形態に限定されず、その要旨を逸脱しない範囲内において、種々の変形が可能である。例えば、第3実施の形態において、一つの区画部材31により冷却ダクト11内に二つの空気層J、Kを形成したが、この区画部材31を複数設けてたくさんの空気層を形成するようにしてもよい。
【0037】また、第2実施の形態では、アルミニウム製の基材21を用いたが、これに限定されるものではなく、熱伝導率の高い他の金属を用いてもよい。
【0038】更に、本発明は、複写機に適用したが、例えば、プリンタ、ファクシミリ、或いはこれらの複合機等の画像形成装置に適用しても同様の作用効果を得る。
【0039】
【発明の効果】請求項1に記載の発明では、定着ユニット側に樹脂材を設けることにより、定着ユニットからの熱が作像ユニットに伝わりにくくなる(定着ユニットからの熱を断熱する)とともに、作像ユニット側に板金材を設けることにより作像ユニットからの熱は冷却ダクトに吸収され易くなるので、作像ユニットの温度上昇を確実に防止することができる。
【0040】請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の発明と同様な効果を奏するとともに、フィンを備えることで、冷却ダクト内の空気の流れに対する表面積を大きくすることができることにより、冷却ダクト内において現像ユニットからの熱に対する吸熱効果が向上するので、作像ユニットの温度上昇をより確実に防止することができる。
【0041】請求項3に記載の発明では、請求項1又は2に記載の発明と同様な効果を奏するとともに、冷却ダクト内を区画して複数の空気層を設けることにより、板金材に熱が更に伝わりにくくなるので、定着ユニットからの熱を効率良く断熱する(断熱効果を高める)ことができる。
【0042】請求項4に記載の発明では、請求項1乃至3のいずれかに記載の発明と同様な効果を奏するとともに、板金材の材料として熱伝導率が高いアルミニウムを用いることにより、作像ユニットからの熱を効率良く吸収できるので、作像ユニットの温度上昇をより確実に防止することができる。




 

 


     NEWS
会社検索順位 特許の出願数の順位が発表

URL変更
平成6年
平成7年
平成8年
平成9年
平成10年
平成11年
平成12年
平成13年


 
   お問い合わせ info@patentjp.com patentjp.com   Copyright 2007-2013