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発明の名称 光部品
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−13354(P2001−13354A)
公開日 平成13年1月19日(2001.1.19)
出願番号 特願平11−183406
出願日 平成11年6月29日(1999.6.29)
代理人 【識別番号】100066153
【弁理士】
【氏名又は名称】草野 卓 (外1名)
【テーマコード(参考)】
2H036
2H037
2H038
2H048
【Fターム(参考)】
2H036 JA00 LA03 LA08 MA02 NA01 
2H037 BA31 CA09 CA10 DA04 DA12 DA17
2H038 BA23
2H048 GA01 GA13 GA26 GA32 GA60 GA62
発明者 伊藤 和彦
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 第1の光ファイバの端面に光学膜が成膜形成され、その光学膜を介して第2の光ファイバが上記第1の光ファイバに接続され、それら第1、第2の光ファイバの接続部分が基板上に固定されてなる光部品であって、上記基板の上面にV溝が形成され、そのV溝に上記第1、第2の光ファイバが配置されていることを特徴とする光部品。
【請求項2】 請求項1記載の光部品において、上記第1、第2の光ファイバは1本の光ファイバを軸芯に対して斜めに切断して得られた2本とされて、切断前にその切断部を挟む両側にブロックがそれぞれ取り付けられたものとされ、それらブロックが同一平面上に載置されて、上記第1、第2の光ファイバの軸芯回りの回転ずれが阻止されていることを特徴とする光部品。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は例えば光の波長を選択する多層膜フィルタなどの光学膜を介して2本の光ファイバを接続する構造とされた光部品に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の光部品の従来構造の一例を図4に示す。この図4に示した光部品は光ファイバ中に多波長の光を同時に通し、通信などを行う光波長多重技術において、特定の波長のみを通す波長選択素子として機能するもので、第1の光ファイバ11の端面には多層膜フィルタをなす光学膜12が成膜形成され、この光学膜12と端面が突き合わされて第2の光ファイバ13が配設されている。
【0003】光ファイバ11と13との接続は、一方の光ファイバから出射した光が他方の光ファイバに低損失で入射するように光軸を整合させる必要があり、このため例えば光ファイバ11及び13をそれぞれ光源及び受光器(図示せず)に接続して、光ファイバ11から出射して光ファイバ13に入射した光を測定し、光量が最大となる位置に光ファイバ11と13との位置関係を調整するといったことが行われており、この位置調整(調芯)後、例えば接着剤14を使用して固定板15に光ファイバ11と13とを固定するものとなっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来の光部品においては光量をモニタしながら調芯するといった方法が採用されており、このような作業は面倒で、特にシングルモードファイバのようにコア径が小さく、開口角も小さい場合にはこの調芯作業は極めて時間と手間がかかるものとなっていた。
【0005】この発明の目的は、この問題に鑑み、調芯作業を不要とし、組み立てが容易で安価に構成することができる光部品を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明によれば、第1の光ファイバの端面に光学膜が成膜形成され、その光学膜を介して第2の光ファイバが第1の光ファイバに接続され、それら第1、第2の光ファイバの接続部分が基板上に固定されてなる光部品において、基板の上面にV溝が形成され、そのV溝に第1、第2の光ファイバが配置される。
【0007】請求項2の発明では請求項1の発明において、第1、第2の光ファイバは1本の光ファイバを軸芯に対して斜めに切断して得られた2本とされて、切断前にその切断部を挟む両側にブロックがそれぞれ取り付けられたものとされ、それらブロックが同一平面上に載置されて、第1、第2の光ファイバの軸芯回りの回転ずれが阻止される構造とされる。
【0008】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を図面を参照して実施例により説明する。図1は請求項1の発明の実施例を示したものである。この例では端面に光学膜12が成膜形成された光ファイバ11と、光学膜12を介して光ファイバ11と接続される光ファイバ13とが搭載される基板21の上面にV溝22が一端から他端に渡って形成され、このV溝22に光ファイバ11と13との接続部分が配置される構造とされる。
【0009】光ファイバ11と13とは外径が同一とされ、かつ同一断面構成を有するもので、この例ではそれぞれ軸芯に対して垂直な接続端面を有するものとされている。なお、これら光ファイバ11と13とは1本の光ファイバを例えば応力切断によって切断して得られる2本としてもよく、あるいは別々のものであってもよい。
【0010】光ファイバ11の端面に成膜形成される光学膜12の構成は機能に応じて選定され、例えば多層膜フィルタや偏光膜あるいは光吸収膜(光減衰膜)とされる。光ファイバ11と13とはV溝22に載置されることにより、その位置が一義的に決まり、つまり互いの光軸が整合した状態となるため、従来必要であった光ファイバ11と13との位置調整(調芯)作業はこの例では不要となる。
【0011】光ファイバ11と13との固定はV溝22上で光ファイバ11端面の光学膜12に光ファイバ13の端面を突き合わせた状態で、押さえ板23によって押さえ、それら押さえ板23、光ファイバ11,13及び基板21を例えば接着固定することによって行われる。図1Bはこの固定された状態を示したものであり、図中、ハッチングは接着剤を示す。基板21及び押さえ板23の構成材料としてはシリコンやガラス等が用いられる。
【0012】次に、請求項2の発明の実施例を図2及び3を参照して説明する。この例では図2に示したように、接続される2本の光ファイバ24,25は1本の光ファイバ26を軸芯に対して斜めに切断して得られたものとされる。光ファイバ26には予めその切断部を挟む両側に直方体状をなすブロック27がそれぞれ取り付けられ、このブロック27を取り付けた後に、例えば応力切断によって斜め切断される。
【0013】ブロック27はこの例ではV溝28が形成された下ブロック27aと上ブロック27bとよりなり、例えばガラスやシリコン製とされる。V溝28上に光ファイバ26を配置して両ブロック27a,27bにより光ファイバ26を挟み込むことによって、光ファイバ26にブロック27が取り付けられる。なお、固定は接着により行われる。
【0014】一方の光ファイバ24の切断端面に光学膜12を成膜形成した後、図3に示したように光ファイバ24,25を図1と同様に基板21のV溝22に配置して突き合わせる。この際、両ブロック27を図に示したように同一平面上に載置する。この平面は基台29の上面29aによって構成されており、基板21はこの基台29の上面29aの中間部に搭載されている。
【0015】上記のような構成を採用することにより、光ファイバ24,25の回転がブロック27によって規制され、つまり両ブロック27によって光ファイバ24,25の軸芯回りの回転ずれが阻止されるため、光ファイバ24と25との切断分離前の軸芯回りの角度関係が再現され、よって調芯作業に加え、両光ファイバ24,25の突き合わせ角度を合わせる回転調整も不要となる。
【0016】光ファイバ24と25との固定は押さえ板23で押さえ、接着固定することにより行われる。なお、両ブロック27もそれぞれ基台29に接着固定される。上述した例では下ブロック27aと上ブロック27bとよりなるブロック27により、光ファイバ26を挟み込むようにして取り付けているが、例えばブロックを樹脂製として光ファイバ26をそのブロックに埋め込む(インサートモールドする)ようにしてもよい。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明によれば光ファイバの調芯作業を不要とすることができ、よって組み立てが容易で安価な光部品を提供することができる。さらに、請求項2の発明によれば接続端面が斜め切断された光ファイバ同士の接続において、調芯作業を不要にすると共に、突き合わせ角度を合わせる回転調整も不要とすることができる。




 

 


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