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発明の名称 道路種別判定方法及び装置、並びにナビゲーションシステム
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−349734(P2001−349734A)
公開日 平成13年12月21日(2001.12.21)
出願番号 特願2000−172522(P2000−172522)
出願日 平成12年6月8日(2000.6.8)
代理人 【識別番号】100096080
【弁理士】
【氏名又は名称】井内 龍二
【テーマコード(参考)】
2C032
2F029
5H180
5J062
【Fターム(参考)】
2C032 HB22 HB24 HD03 HD07 HD16 
2F029 AA02 AB01 AB07 AC02 AC09 AC14 AC16
5H180 AA01 BB13 CC12 FF04 FF05 FF22 FF32
5J062 AA05 BB01 CC07 FF04
発明者 山脇 利夫
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 車速を取得する車速取得手段、進行方向を取得する進行方向取得手段、位置情報を取得する位置情報取得手段、及び地図データを取り込むための地図データ取込手段によって、車両走行時における道路の種別を判定する道路種別判定方法であって、一定速度v1 以上の速度での走行が一定時間t1 経過、もしくは一定距離s1継続し、その後、一定時間t2 以内、もしくは一定距離s2 以内に停止するという第1の態様が発生したか否かを判断し、前記第1の態様が発生した車両については、一般道路を走行していると判定することを特徴とする道路種別判定方法。
【請求項2】 車速を取得する車速取得手段、進行方向を取得する進行方向取得手段、位置情報を取得する位置情報取得手段、及び地図データを取り込むための地図データ取込手段によって、車両走行時における道路の種別を判定する道路種別判定方法であって、一定速度v1 以上の速度での走行が一定時間t1 経過、もしくは一定距離s1継続し、その後、一定時間t2 以内、もしくは一定距離s2 以内に停止するという第1の態様が発生したか否かを判断し、前記第1の態様が連続的に発生した車両については、一般道路を走行していると判定することを特徴とする道路種別判定方法。
【請求項3】 車速を取得する車速取得手段、進行方向を取得する進行方向取得手段、位置情報を取得する位置情報取得手段、及び地図データを取り込むための地図データ取込手段によって、車両走行時における道路の種別を判定する道路種別判定方法であって、車両の停止位置が信号機の設置場所付近であるという第2の態様が発生したか否かを判断し、前記第2の態様が発生した車両については、一般道路を走行していると判定することを特徴とする道路種別判定方法。
【請求項4】 車速を取得する車速取得手段、進行方向を取得する進行方向取得手段、位置情報を取得する位置情報取得手段、及び地図データを取り込むための地図データ取込手段によって、車両走行時における道路の種別を判定する道路種別判定方法であって、車両の停止位置が信号機の設置場所付近であるという第2の態様が発生したか否かを判断し、前記第2の態様が連続的に発生した車両については、一般道路を走行していると判定することを特徴とする道路種別判定方法。
【請求項5】 信号機の設置場所の情報については、地図データ記憶媒体に記憶されている地図データを利用することを特徴とする請求項3又は請求項4記載の道路種別判定方法。
【請求項6】 車速を取得する車速取得手段、進行方向を取得する進行方向取得手段、位置情報を取得する位置情報取得手段、及び地図データを取り込むための地図データ取込手段によって、車両走行時における道路の種別を判定する道路種別判定方法であって、自動車専用道路を走行していた車両の自動車専用道路の出口付近での減速が、一定時間t3 以内、もしくは一定距離s3 以内に一定速度v2 以上であるという第3の態様が発生したか否かを判断し、前記第3の態様が発生した車両については、自動車専用道路の走行から一般道路の走行へと切り換わったと判定することを特徴とする道路種別判定方法。
【請求項7】 車速を取得する車速取得手段、進行方向を取得する進行方向取得手段、位置情報を取得する位置情報取得手段、及び地図データを取り込むための地図データ取込手段によって、車両走行時における道路の種別を判定する道路種別判定方法であって、一般道路を走行していた車両の自動車専用道路の料金所付近での速度が、一定速度v3 以下であるという第4の態様が発生したか否かを判断し、前記第4の態様が発生した車両については、一般道路の走行から自動車専用道路の走行へと切り換わったと判定することを特徴とする道路種別判定方法。
【請求項8】 車速を取得する車速取得手段、進行方向を取得する進行方向取得手段、位置情報を取得する位置情報取得手段、及び地図データを取り込むための地図データ取込手段によって、車両走行時における道路の種別を判定する道路種別判定方法であって、一般道路を走行していた車両の自動車専用道路の料金所付近での速度が、一定速度v3 以下であり、なおかつ運転者側のウィンドウが開放しているという第5の態様が発生したか否かを判断し、前記第5の態様が発生した車両については、一般道路の走行から自動車専用道路の走行へと切り換わったと判定することを特徴とする道路種別判定方法。
【請求項9】 車速を取得する車速取得手段、進行方向を取得する進行方向取得手段、位置情報を取得する位置情報取得手段、及び地図データを取り込むための地図データ取込手段によって、車両走行時における道路の種別を判定する道路種別判定方法であって、一般道路を走行していた車両の自動車専用道路の入口付近での加速が、一定時間t4 以内、もしくは一定距離s4 以内に一定速度v4 以上であるという第6の態様が発生したか否かを判断し、前記第6の態様が発生した車両については、一般道路の走行から自動車専用道路の走行へと切り換わったと判定することを特徴とする道路種別判定方法。
【請求項10】 一定速度v1 以上の速度での走行が一定時間t1 経過、もしくは一定距離s1 継続し、その後、一定時間t2 以内、もしくは一定距離s2以内に停止するという第1の態様が1回又はn1 回連続して発生したか否かを判断する第1の判断手段と、車両の停止位置が信号機の設置場所付近であるという第2の態様が1回又はn2 回連続して発生したか否かを判断する第2の判断手段と、自動車専用道路を走行していた車両の自動車専用道路の出口付近での減速が、一定時間t3 以内、もしくは一定距離s3 以内に一定速度v2 以上であるという第3の態様が発生したか否かを判断する第3の判断手段とのこれら第1〜第3の判断手段のうちの2以上の判断手段を備えると共に、これら第1〜第3の態様の発生の単独又は組み合わせからなる判定基準に基づいて、車両が一般道路を走行しているか否かを判定する第1の判定手段を備えていることを特徴とする道路種別判定装置。
【請求項11】 速度v1 、v2 、時間t1 、t2 、t3 、距離s1 、s2、s3 、及び/又は回数n1 、n2 の値については、各値毎に所定の値が設定されており、これら値をユーザーが設定する第1の設定入力手段を備えていることを特徴とする請求項10記載の道路種別判定装置。
【請求項12】 速度v1 、v2 、時間t1 、t2 、t3 、距離s1 、s2、s3 、及び/又は回数n1 、n2 の値を前記所定の値に戻す第1の設定解除手段を備えていることを特徴とする請求項11記載の道路種別判定装置。
【請求項13】 一般道路を走行していた車両の自動車専用道路の料金所付近での速度が、一定速度v3 以下であるという第4の態様が発生したか否かを判断する第4の判断手段と、一般道路を走行していた車両の自動車専用道路の料金所付近での速度が、一定速度v3 以下であり、なおかつ運転者側のウィンドウが開放しているという第5の態様が発生したか否かを判断する第5の判断手段と、一般道路を走行していた車両の自動車専用道路の入口付近での加速が、一定時間t4 以内、もしくは一定距離s4 以内に一定速度v4 以上であるという第6の態様が発生したか否かを判断する第6の判断手段と、一定速度v5 以上の速度での走行が一定時間t5 経過、もしくは一定距離s5継続するという第7の態様が1回又はn3 回連続して発生したか否かを判断する第7の判断手段とのこれら第4〜第7の判断手段のうちの2以上の判断手段を備えると共に、これら第4〜第7の態様の発生の単独又は組み合わせからなる判定基準に基づいて、車両が自動車専用道路を走行しているか否かを判定する第2の判定手段を備えていることを特徴とする道路種別判定装置。
【請求項14】 速度v3 、v4 、v5 、時間t4 、t5 、距離s4 、s5、及び/又は回数n3 の値については、各値毎に所定の値が設定されており、これら値をユーザーが設定する第2の設定入力手段を備えていることを特徴とする請求項13記載の道路種別判定装置。
【請求項15】 速度v3 、v4 、v5 、時間t4 、t5 、距離s4 、s5、及び/又は回数n3 の値を前記所定の値に戻す第2の設定解除手段を備えていることを特徴とする請求項14記載の道路種別判定装置。
【請求項16】 前記組み合わせをユーザーが選択入力する第3の選択入力手段を備えていることを特徴とする請求項10〜15のいずれかの項に記載の道路種別判定装置。
【請求項17】 前記組み合わせが複数存在する場合に、各組み合わせ毎に前記判定基準として採用するか否かをユーザーが選択入力する第4の選択入力手段を備えていることを特徴とする請求項10〜16のいずれかの項に記載の道路種別判定装置。
【請求項18】 請求項1〜9のいずれかの項に記載の道路種別判定方法を採用することを特徴とするナビゲーションシステム。
【請求項19】 請求項10〜17のいずれかの項に記載の道路種別判定装置を備えていることを特徴とするナビゲーションシステム。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は道路種別判定方法及び装置、並びにナビゲーションシステムに関し、より詳細には、車両の走行態様に基づいて、走行している道路の種別を判定する道路種別判定方法及び装置、並びにナビゲーションシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】目的地へ到達するために必要となる経路や地図などの情報を表示することによって、車両を前記目的地まで誘導する機能を備えたナビゲーションシステムにおいては、GPS航法や自律航法により自車位置を割り出し、割り出した自車位置と地図データ記憶媒体に記憶された道路データとを照合する(いわゆる、マップマッチング処理を行う)ことによって、自車位置が正確に示された地図を表示パネルへ表示することができるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、マップマッチング処理などを施すことによって、通常は自車位置が正確に示された地図を表示パネルへ表示することができ、問題を生じないが、例外的には車両の正確な位置情報を取得しているにも関わらず不都合を生じる場合がある。例えば、実際には車両が一般道路を走行しているにも関わらず、自動車専用道路を走行しているように表示してしまったり、逆に、実際には自動車専用道路を走行しているのに、一般道路を走行しているように表示してしまったりすることがある。これは、一般道路と自動車専用道路とが並行している場合などに、どちらの道路を走行しているのかを位置情報のみからでは区別することができなくなる場合があるからである。
【0004】従来の道路種別判定方法として、どちらの道路を走行しているのかを区別することができなくった場合には、取りあえずそれまで走行していた道路であると判定する方法があるが、この方法では、両者が並行しなくなるまでは誤った判定のまま表示しつづけてしまう場合がある。
【0005】また、別の道路種別判定方法として、光ビーコンを受信すれば、一般道路を走行していると判定し、また電波ビーコンを受信すれば、自動車専用道路を走行していると判定する方法もあるが、この方法では高価なVICS(登録商標)ユニットを車両に搭載しなければならないという問題があった。
【0006】さらに、別の道路種別判定方法として、一定速度(例えば、80km/h)以上の速度での走行が一定時間(例えば、3分間)経過、もしくは一定距離(例えば、4km)継続すると自動車専用道路を走行していると判定する方法もあるが、ユーザーがこの速度や時間、距離などを自由に設定することができないため、実情に即した判定が難しいといった問題があった。
【0007】本発明は上記課題に鑑みなされたものであって、一般道路と自動車専用道路とが近接している場合であったとしても、車両が一般道路を走行しているのか、もしくは自動車専用道路を走行しているのかを正確に判定することができる道路種別判定方法及び装置、並びにナビゲーションシステムを提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段及びその効果】上記目的を達成するために本発明に係る道路種別判定方法(1)は、車速を取得する車速取得手段、進行方向を取得する進行方向取得手段、位置情報を取得する位置情報取得手段、及び地図データを取り込むための地図データ取込手段によって、車両走行時における道路の種別を判定する道路種別判定方法であって、一定速度v1 以上の速度での走行が一定時間t1 経過、もしくは一定距離s1 継続し、その後、一定時間t2 以内、もしくは一定距離s2 以内に停止するという第1の態様が発生したか否かを判断し、前記第1の態様が発生した車両については、一般道路を走行していると判定することを特徴としている。
【0009】上記した道路種別判定方法(1)によれば、一定速度v1 (例えば、30km/h)以上の速度での走行が一定時間t1 (例えば、1分)経過、もしくは一定距離s1 (例えば、500m)継続し、その後、一定時間t2 (例えば、3分)以内、もしくは一定距離s2 (例えば、2km)以内に停止するという前記第1の態様、すなわち少し走っては信号待ちをするという一般道路走行中の典型的な走行態様が発生した車両については、一般道路を走行していると判定するため、一般道路と自動車専用道路とが近接している場合であったとしても、車両が一般道路を走行しているのか、もしくは自動車専用道路を走行しているのかを正確に判定することができる。
【0010】また本発明に係る道路種別判定方法(2)は、車速を取得する車速取得手段、進行方向を取得する進行方向取得手段、位置情報を取得する位置情報取得手段、及び地図データを取り込むための地図データ取込手段によって、車両走行時における道路の種別を判定する道路種別判定方法であって、一定速度v1 以上の速度での走行が一定時間t1 経過、もしくは一定距離s1 継続し、その後、一定時間t2 以内、もしくは一定距離s2 以内に停止するという第1の態様が発生したか否かを判断し、前記第1の態様が連続的に発生した車両については、一般道路を走行していると判定することを特徴としている。
【0011】上記した道路種別判定方法(2)によれば、前記第1の態様、すなわち一般道路走行中の典型的な走行態様が連続的に発生した車両(少し走っては信号待ちをし、また少し走っては信号待ちをすることが連続して発生した車両)については、一般道路を走行していると判定するため、一般道路と自動車専用道路とが近接している場合であったとしても、車両が一般道路を走行しているのか、もしくは自動車専用道路を走行しているのかをより一層正確に判定することができる。
【0012】また本発明に係る道路種別判定方法(3)は、車速を取得する車速取得手段、進行方向を取得する進行方向取得手段、位置情報を取得する位置情報取得手段、及び地図データを取り込むための地図データ取込手段によって、車両走行時における道路の種別を判定する道路種別判定方法であって、車両の停止位置が信号機の設置場所付近であるという第2の態様が発生したか否かを判断し、前記第2の態様が発生した車両については、一般道路を走行していると判定することを特徴としている。
【0013】上記した道路種別判定方法(3)によれば、車両の停止位置が信号機の設置場所付近(例えば、信号機の周囲30m以内)であるという前記第2の態様、すなわち一般道路走行中の典型的な態様が発生した車両については、一般道路を走行していると判定するため、一般道路と自動車専用道路とが近接している場合であったとしても、車両が一般道路を走行しているのか、もしくは自動車専用道路を走行しているのかを正確に判定することができる。
【0014】また本発明に係る道路種別判定方法(4)は、車速を取得する車速取得手段、進行方向を取得する進行方向取得手段、位置情報を取得する位置情報取得手段、及び地図データを取り込むための地図データ取込手段によって、車両走行時における道路の種別を判定する道路種別判定方法であって、車両の停止位置が信号機の設置場所付近であるという第2の態様が発生したか否かを判断し、前記第2の態様が連続的に発生した車両については、一般道路を走行していると判定することを特徴としている。
【0015】上記した道路種別判定方法(4)によれば、前記第2の態様、すなわち一般道路走行中の典型的な態様が連続的に発生した車両については、一般道路を走行していると判定するため、一般道路と自動車専用道路とが近接している場合であったとしても、車両が一般道路を走行しているのか、もしくは自動車専用道路を走行しているのかをより一層正確に判定することができる。
【0016】また本発明に係る道路種別判定方法(5)は、上記道路種別判定方法(3)又は(4)において、信号機の設置場所の情報については、地図データ記憶媒体に記憶されている地図データを利用することを特徴としている。
【0017】上記した道路種別判定方法(5)によれば、信号機の設置場所の情報について、前記地図データ記憶媒体に記憶されている地図データを利用するので、車両の停止位置が信号機の設置場所付近であるか否かの判断を適切に行うことができる。
【0018】また本発明に係る道路種別判定方法(6)は、車速を取得する車速取得手段、進行方向を取得する進行方向取得手段、位置情報を取得する位置情報取得手段、及び地図データを取り込むための地図データ取込手段によって、車両走行時における道路の種別を判定する道路種別判定方法であって、自動車専用道路を走行していた車両の自動車専用道路の出口付近での減速が、一定時間t3 以内、もしくは一定距離s3 以内に一定速度v2 以上であるという第3の態様が発生したか否かを判断し、前記第3の態様が発生した車両については、自動車専用道路の走行から一般道路の走行へと切り換わったと判定することを特徴としている。
【0019】上記した道路種別判定方法(6)によれば、自動車専用道路を走行していた車両の自動車専用道路の出口付近での減速が、一定時間t3 (例えば、30秒)以内、もしくは一定距離s3 (例えば、500m)以内に一定速度v2 (例えば、30km/h)以上であるという前記第3の態様(例えば、30秒以内に70km/hから40km/hまで減速する)、すなわち自動車専用道路を脱出するときの典型的な走行態様が発生した車両については、自動車専用道路の走行から一般道路の走行へと切り換わったと判定するため、一般道路と自動車専用道路とが近接している場合であったとしても、車両が一般道路を走行しているのか、もしくは自動車専用道路を走行しているのかを正確に判定することができる。
【0020】また本発明に係る道路種別判定方法(7)は、車速を取得する車速取得手段、進行方向を取得する進行方向取得手段、位置情報を取得する位置情報取得手段、及び地図データを取り込むための地図データ取込手段によって、車両走行時における道路の種別を判定する道路種別判定方法であって、一般道路を走行していた車両の自動車専用道路の料金所付近での速度が、一定速度v3 以下であるという第4の態様が発生したか否かを判断し、前記第4の態様が発生した車両については、一般道路の走行から自動車専用道路の走行へと切り換わったと判定することを特徴としている。
【0021】上記した道路種別判定方法(7)によれば、一般道路を走行していた車両の自動車専用道路の料金所付近での速度が、一定速度v3 (例えば、5km/h)以下であるという前記第4の態様、すなわち自動車専用道路へ進入するの典型的な走行態様が発生した車両については、一般道路の走行から自動車専用道路の走行へと切り換わったと判定するため、一般道路と自動車専用道路とが近接している場合であったとしても、車両が一般道路を走行しているのか、もしくは自動車専用道路を走行しているのかを正確に判定することができる。
【0022】また本発明に係る道路種別判定方法(8)は、車速を取得する車速取得手段、進行方向を取得する進行方向取得手段、位置情報を取得する位置情報取得手段、及び地図データを取り込むための地図データ取込手段によって、車両走行時における道路の種別を判定する道路種別判定方法であって、一般道路を走行していた車両の自動車専用道路の料金所付近での速度が、一定速度v3 以下であり、なおかつ運転者側のウィンドウが開放しているという第5の態様が発生したか否かを判断し、前記第5の態様が発生した車両については、一般道路の走行から自動車専用道路の走行へと切り換わったと判定することを特徴としている。
【0023】上記した道路種別判定方法(8)によれば、一般道路を走行していた車両の自動車専用道路の料金所付近での速度が、一定速度v3 (例えば、5km/h)以下であり、なおかつ運転者側のウィンドウが開放しているという前記第5の態様、すなわち自動車専用道路へ進入するときの典型的な走行態様が発生した車両については、一般道路の走行から自動車専用道路の走行へと切り換わったと判定するため、一般道路と自動車専用道路とが近接している場合であったとしても、車両が一般道路を走行しているのか、もしくは自動車専用道路を走行しているのかをより一層正確に判定することができる。
【0024】また本発明に係る道路種別判定方法(9)は、車速を取得する車速取得手段、進行方向を取得する進行方向取得手段、位置情報を取得する位置情報取得手段、及び地図データを取り込むための地図データ取込手段によって、車両走行時における道路の種別を判定する道路種別判定方法であって、一般道路を走行していた車両の自動車専用道路の入口付近での加速が、一定時間t4 以内、もしくは一定距離s4 以内に一定速度v4 以上であるという第6の態様が発生したか否かを判断し、前記第6の態様が発生した車両については、一般道路の走行から自動車専用道路の走行へと切り換わったと判定することを特徴としている。
【0025】上記した道路種別判定方法(9)によれば、一般道路を走行していた車両の自動車専用道路の入口付近での加速が、一定時間t4 (例えば、30秒)以内、もしくは一定距離s4 (例えば、500m)以内に一定速度v4 (例えば、30km/h)以上であるという前記第6の態様(例えば、30秒以内に40km/hから70km/hまで加速する)、すなわち自動車専用道路へ進入するときの典型的な走行態様が発生した車両については、一般道路の走行から自動車専用道路の走行へと切り換わったと判定するため、一般道路と自動車専用道路とが近接している場合であったとしても、車両が一般道路を走行しているのか、もしくは自動車専用道路を走行しているのかを正確に判定することができる。
【0026】また本発明に係る道路種別判定装置(1)は、一定速度v1 以上の速度での走行が一定時間t1 経過、もしくは一定距離s1 継続し、その後、一定時間t2 以内、もしくは一定距離s2 以内に停止するという第1の態様が1回又はn1 回連続して発生したか否かを判断する第1の判断手段と、車両の停止位置が信号機の設置場所付近であるという第2の態様が1回又はn2 回連続して発生したか否かを判断する第2の判断手段と、自動車専用道路を走行していた車両の自動車専用道路の出口付近での減速が、一定時間t3 以内、もしくは一定距離s3 以内に一定速度v2 以上であるという第3の態様が発生したか否かを判断する第3の判断手段とのこれら第1〜第3の判断手段のうちの2以上の判断手段を備えると共に、これら第1〜第3の態様の発生の単独又は組み合わせからなる判定基準に基づいて、車両が一般道路を走行しているか否かを判定する第1の判定手段を備えていることを特徴としている。
【0027】上記した道路種別判定装置(1)によれば、これら第1〜第3の態様、すなわち一般道路走行中の典型的な走行態様の発生の単独による判定基準だけでなく、これら第1〜第3の態様の発生の組み合わせからなる判定基準に基づいて、車両が一般道路を走行しているか否かの判定を行うことができるため、一般道路と自動車専用道路とが近接している場合であったとしても、車両が一般道路を走行しているのか否かの判定をより一層正確に行うことができる。
【0028】また本発明に係る道路種別判定装置(2)は、上記道路種別判定装置(1)において、速度v1 、v2 、時間t1 、t2 、t3 、距離s1 、s2 、s3 、及び/又は回数n1 、n2 の値については、各値毎に所定の値が設定されており、これら値をユーザーが設定する第1の設定入力手段を備えていることを特徴としている。
【0029】また本発明に係る道路種別判定装置(3)は、上記道路種別判定装置(2)において、速度v1 、v2 、時間t1 、t2 、t3 、距離s1 、s2 、s3 、及び/又は回数n1 、n2 の値を前記所定の値に戻す第1の設定解除手段を備えていることを特徴としている。
【0030】上記した道路種別判定装置(2)又は(3)によれば、速度v1 、v2 、時間t1 、t2 、t3 、距離s1 、s2 、s3 、及び/又は回数n1 、n2 の値については、ユーザーが自由に設定し直すことができるため、車種やユーザーの運転の癖など、実情に即した適切な判定基準に基づいて、車両が一般道路を走行しているか否かの判定を行うことができる。
【0031】さらに上記した道路種別判定装置(3)によれば、前記第1の設定解除手段が備えられ、これら各値を簡単に前記所定の値(すなわち、初期設定値)に戻すことができるため、ユーザーにとってより使い勝手の良い装置を実現することができる。
【0032】また本発明に係る道路種別判定装置(4)は、一般道路を走行していた車両の自動車専用道路の料金所付近での速度が、一定速度v3 以下であるという第4の態様が発生したか否かを判断する第4の判断手段と、一般道路を走行していた車両の自動車専用道路の料金所付近での速度が、一定速度v3 以下であり、なおかつ運転者側のウィンドウが開放しているという第5の態様が発生したか否かを判断する第5の判断手段と、一般道路を走行していた車両の自動車専用道路の入口付近での加速が、一定時間t4 以内、もしくは一定距離s4 以内に一定速度v4以上であるという第6の態様が発生したか否かを判断する第6の判断手段と、一定速度v5 以上の速度での走行が一定時間t5 経過、もしくは一定距離s5 継続するという第7の態様が1回又はn3 回連続して発生したか否かを判断する第7の判断手段とのこれら第4〜第7の判断手段のうちの2以上の判断手段を備えると共に、これら第4〜第7の態様の発生の単独又は組み合わせからなる判定基準に基づいて、車両が自動車専用道路を走行しているか否かを判定する第2の判定手段を備えていることを特徴としている。
【0033】上記した道路種別判定装置(4)によれば、これら第4〜第7の態様、すなわち自動車専用道路走行中における典型的な走行態様の発生の単独による判定基準だけでなく、これら第4〜第7の態様の発生の組み合わせからなる判定基準に基づいて、車両が自動車専用道路を走行しているか否かの判定を行うことができるため、一般道路と自動車専用道路とが近接している場合であったとしても、車両が自動車専用道路を走行しているのか否かの判定をより一層正確に行うことができる。
【0034】また本発明に係る道路種別判定装置(5)は、上記道路種別判定装置(4)において、速度v3 、v4 、v5 、時間t4 、t5 、距離s4 、s5 、及び/又は回数n3 の値については、各値毎に所定の値が設定されており、これら値をユーザーが設定する第2の設定入力手段を備えていることを特徴としている。
【0035】また本発明に係る道路種別判定装置(6)は、上記道路種別判定装置(5)において、速度v3 、v4 、v5 、時間t4 、t5 、距離s4 、s5 、及び/又は回数n3 の値を前記所定の値に戻す第2の設定解除手段を備えていることを特徴としている。
【0036】上記した道路種別判定装置(5)又は(6)によれば、速度v3 、v4 、v5、時間t4 、t5 、距離s4 、s5 、及び/又は回数n3 の値については、ユーザーが自由に設定し直すことができるため、車種やユーザーの運転の癖など、実情に即した適切な判定基準に基づいて、車両が自動車専用道路を走行しているか否かの判定を行うことができる。
【0037】さらに上記した道路種別判定装置(6)によれば、前記第2の設定解除手段が備えられ、これら各値を簡単に前記所定の値(すなわち、初期設定値)に戻すことができるため、ユーザーにとってより使い勝手の良い装置を実現することができる。
【0038】また本発明に係る道路種別判定装置(7)は、上記道路種別判定装置(1)〜(6)のいずれかにおいて、前記組み合わせをユーザーが選択入力する第3の選択入力手段を備えていることを特徴としている。
【0039】上記した道路種別判定装置(7)によれば、前記判定基準となる態様の組み合わせをユーザーが自由に選択することができるため、車種やユーザーの運転の癖など、実情に即した適切な判定基準を設定することができる。
【0040】また本発明に係る道路種別判定装置(8)は、上記道路種別判定装置(1)〜(7)のいずれかにおいて、前記組み合わせが複数存在する場合に、各組み合わせ毎に前記判定基準として採用するか否かをユーザーが選択入力する第4の選択入力手段を備えていることを特徴としている。
【0041】上記した道路種別判定装置(8)によれば、前記判定基準となる態様の組み合わせが複数存在する場合に、各組み合わせ毎に前記判定基準として採用するか否かをユーザーが自由に選択することができるため、ユーザーにとってより使い勝手の良い装置を実現することができる。
【0042】また本発明に係るナビゲーションシステム(1)は、上記道路種別判定方法(1)〜(9)のいずれかを採用することを特徴としている。また本発明に係るナビゲーションシステム(2)は、上記道路種別判定装置(1)〜(8)のいずれかを備えていることを特徴としている。
【0043】上記したナビゲーションシステム(1)又は(2)によれば、これら第1、第2の態様という一般道路走行中の典型的な態様が発生した車両については、一般道路を走行していると判定し、前記第3の態様という自動車専用道路を脱出するときの典型的な走行態様が発生した車両については、自動車専用道路の走行から一般道路の走行へと切り換わったと判定するため、一般道路と自動車専用道路とが近接している場合であったとしても、車両が一般道路を走行しているのか、もしくは自動車専用道路を走行しているのかを正確に判定することができる。
【0044】またこれら第4〜第6の態様という自動車専用道路へ進入するときの典型的な走行態様が発生した車両については、一般道路の走行から自動車専用道路の走行へと切り換わったと判定し、前記第7の態様という自動車専用道路走行中の典型的な走行態様が発生した車両については、自動車専用道路を走行していると判定するため、一般道路と自動車専用道路とが近接している場合であったとしても、車両が一般道路を走行しているのか、もしくは自動車専用道路を走行しているのかを正確に判定することができる。従って、正確な道路種別情報を画面表示などを通じて、ユーザーに提供することができるようになる。
【0045】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る道路種別判定方法及びその装置、並びにナビゲーションシステムの実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は実施の形態(1)に係るナビゲーションシステムの要部を概略的に示したブロック図である。
【0046】走行距離を取得するための車速センサ2と、進行方向を取得するためのジャイロセンサ3とがマイコン1に接続されており、マイコン1は、取得した走行距離、及び進行方向に基づいて自車位置を割り出すようになっている(自律航法)。GPS受信機4は、アンテナ5を介して衛星からのGPS信号を受信するものであり、マイコン1に接続されており、マイコン1は、GPS信号に基づいて自車位置を割り出すようになっている(GPS航法)。
【0047】また、道路データや背景データ等が記憶されたDVD−ROM7(CD−ROM等の大容量記憶装置も可能)から道路データ等を取り込むことのできるDVDドライブ6がマイコン1に接続されており、マイコン1は、割り出した自車位置と道路データとを合わせる(いわゆる、マップマッチング処理を行う)ことによって、自車位置が正確に示された地図を表示パネル9bへ表示するようになっている。なお、ここではDVD−ROM7から地図データを取り込んでいるが、車両外部からインターネット等の通信により取り込むようにしても良い。
【0048】また、リモコン8に設けられたジョイスティック8aやボタンスイッチ8bから出力されたスイッチ信号や、表示装置9に設けられたボタンスイッチ9aから出力されたスイッチ信号がマイコン1に入力され、これらスイッチ信号に応じた処理がマイコン1で行われるようになっている。
【0049】例えば、マイコン1は、これらスイッチ8a、8b、9aから移動目的地の情報を取り込むと、自車位置から目的地までの最適経路を設定し、これを誘導経路として地図と共に表示パネル9b上に表示するようになっている。
【0050】このようにナビゲーションシステムでは、表示パネル9bに地図が表示され、その地図上にユーザーにより入力された目的地、該目的地までの経路、現在の自車位置に対応する自車位置マーク、及びそれまでの車両の走行軌跡等が重ねて表示されるようになっており、ユーザーはこの表示パネル9bを逐次参照することで、進路情報を得ることができ、その進路情報に従うことで目的地に到達することができるようになっている。
【0051】また、実施の形態(1)に係るナビゲーションシステムでは、表示パネル9b上に表示された画面を通じて、ユーザーが各種設定を行うことができ、例えば、図2に示したような『一般道路の判定基準』画面を通じて、下記1〜3の設定を行うことができるようになっている。
【0052】1.停止のタイミング(有効・無効)
一定速度v1 (例えば、30km/h)以上の速度での走行が一定時間t1 (例えば、1分)経過し、その後、一定時間t2 (例えば、3分)以内に停止する、すなわち一定速度v1 以上の速度での走行が開始してから一定時間t1 +t2(例えば、4分)以内に停止するという態様■が発生した場合に、車両が一般道路を走行していると判定するか否かをユーザーが設定する。
【0053】2.停止位置が信号機付近(有効・無効)
車両の停止位置が信号機の設置場所付近(例えば、信号機設置場所から手前側30m以内)であるという態様■が発生した場合に、車両が一般道路を走行していると判定するか否かをユーザーが設定する。
【0054】3.自動車専用道路の出口付近での減速(有効・無効)
自動車専用道路を走行していた車両の自動車専用道路の出口付近(例えば、出口の周囲200m)での減速が、一定時間t3 (例えば、30秒)以内に一定速度v2 (例えば、30km/h)以上であるという態様■が発生した場合に、車両が自動車専用道路の走行から一般道路の走行へと切り換わったと判定するか否かをユーザーが設定する。
【0055】また、図3〜図5に示したような『判定基準の詳細設定』画面を通じて、下記1〜3の設定を行うことができるようになっている。
1.「停止のタイミング」の詳細設定として、一定速度v1 (30〜60km/h)、一定時間t1 (1〜3分)、一定時間t2 (3〜5分)、連続判定回数n1 (1〜3回)をユーザーが設定する。
2.「停止位置が信号機付近」の詳細設定として、信号機の設置場所付近としての範囲(信号機設置場所から手前10〜40m以内)、連続判定回数n2 (1〜3回)をユーザーが設定する。
3.「自動車専用道路の出口付近での減速」の詳細設定として、自動車専用道路の出口付近としての範囲(出口の周囲30〜300m以内)、一定時間t3 (20〜40秒)、一定速度v2 (20〜40km/h)をユーザーが設定する。また図3〜図5の図中にある「戻す」ボタンを選択することによって、これら各値を予め設定された所定の値へ簡単に戻すことができるようになっている。
【0056】次に、実施の形態(1)に係るナビゲーションシステムにおけるマイコン1の行う処理動作Iについて、図6に示したフローチャートに基づいて説明する。なお、この処理動作Iを行うか否かについては、『一般道路の判定基準』画面(図2参照)を通じて設定された内容に基づいて判断し、「停止のタイミング(有効)」が選択されている場合に、処理動作Iを行うようになっている。
【0057】まず、判断の段階がモードMd2 へ移行しているか否かを示すフラグf2 が1であるか否かを判断する(ステップS1)。なおモードMd2 とは、一定速度v1 (例えば、30km/h)以上の速度での走行が一定時間t1 (例えば、1分)経過し、その後、一定時間t2 (例えば、3分)以内に車両が停止するか否かを判断するための判断の段階を示す。
【0058】フラグf2 が1でない、すなわち判断の段階がモードMd2 へ移行していないと判断すれば、現在の速度vが一定速度v1 以上であるか否かを判断し(ステップS2)、速度vが一定速度v1 以上であると判断すれば、判断の段階がモードMd1 へ移行しているか否かを示すフラグf1 が1であるか否かを判断する(ステップS3)。なおモードMd1 とは、一定速度v1 以上での走行が一定時間t1 経過するか否かを判断するための判断の段階を示す。
【0059】フラグf1 が1でない、すなわち判断の段階がモードMd1 へ移行していないと判断すれば、判断の段階をモードMd1 へ移行させるために、タイマT1 を起動させて(ステップS4)、フラグf1 を1にする(ステップS5)。一方、フラグf1 が1である、すなわち判断の段階がモードMd1 へ移行していると判断すれば、タイマT1 が一定時間t1 経過しているか否かを判断し(ステップS6)、一定時間t1 経過していると判断すれば、判断の段階をモードMd2 へ移行させるために、タイマT2 を起動させて(ステップS7)、フラグf2 を1にする(ステップS8)。またステップS6における判断で、タイマT1が一定時間t1 経過していないと判断すれば、モードMd1 のまま処理動作Iを終了する。
【0060】またステップS2における判断で、現在の速度vが一定速度v1 以上でないと判断すれば、判断の段階を初期モードへ移行させる必要があるため、フラグf1が1であるか否かを判断し(ステップS9)、フラグf1 が1であると判断すれば、連続判定カウンタC1 を0にし(ステップS10)、フラグf1 を0にする(ステップS11)。
【0061】またステップS1における判断で、フラグf2 が1である、すなわち判断の段階がモードMd2 へ移行していると判断すれば、タイマT2 が一定時間t2 以内であるか否かを判断し(ステップS12)、タイマT2 が一定時間t2 以内であると判断すれば、車両の停止があったか否かを判断する(ステップS13)。
【0062】車両の停止があったと判断すれば、一定速度v1 (例えば、30km/h)以上の速度での走行が一定時間t1 (例えば、1分)経過し、その後、一定時間t2 (例えば、3分)以内に停止するという態様■が発生したこととなるため、連続判定カウンタC1 に1を加え(ステップS14)、フラグf1 、f2 を0にする(ステップS15)。
【0063】次にカウンタC1 がn1 (例えば、2)以上であるか否かを判断し(ステップS16)、カウンタC1 がn1 以上であると判断すれば、態様■が連続してn1回発生したこととなるため、車両が一般道路を走行していると判定し(ステップS17)、カウンタC1 を0にする(ステップS18)。一方、カウンタC1 がn1 以上でないと判断すれば、ステップS17、S18を飛ばしてそのまま処理動作Iを終了する。またステップS13における判断で、車両の停止はなかったと判断すれば、モードMd1 のまま処理動作Iを終了する。
【0064】またステップS12における判断で、タイマT2 が一定時間t2 以内でないと判断すれば、判断の段階を初期モードへ移行させる必要があるため、連続判定カウンタC1 を0にし(ステップS19)、フラグf1 、f2 を0にする(ステップS20)。
【0065】次に、実施の形態(1)に係るナビゲーションシステムにおけるマイコン1の行う別の処理動作IIについて、図7に示したフローチャートに基づいて説明する。なお、この処理動作IIを行うか否かについては、『一般道路の判定基準』画面(図2参照)を通じて設定された内容に基づいて判断し、「停止位置が信号機付近(有効)」が選択されている場合に、処理動作IIを行うようになっている。
【0066】まず、車両の停止があったか否かを判断し(ステップS21)、車両の停止があったと判断すれば、車両の停止位置情報を取り込んで(ステップS22)、車両の停止位置が信号機の設置場所付近であるか否かを判断する(ステップS23)。
【0067】車両の停止位置が信号機の設置場所付近であると判断すれば、態様■が発生したこととなるため、カウンタC2 に1を加え(ステップS24)、カウンタC2がn2 (例えば、2)以上であるか否かを判断し(ステップS25)、カウンタC2 がn2 以上であると判断すれば、態様■が連続してn2 回発生したこととなるため、車両が一般道路を走行していると判定し(ステップS26)、カウンタC2 を0にする(ステップS27)。一方、カウンタC2 がn2 以上でないと判断すれば、ステップS26、S27を飛ばしてそのまま処理動作IIを終了する。またステップS23における判断で、車両の停止位置が信号機の設置場所付近でないと判断すれば、カウンタC2 を0にし(ステップS28)、処理動作IIを終了する。
【0068】次に、実施の形態(1)に係るナビゲーションシステムにおけるマイコン1の行う別の処理動作III について、図8に示したフローチャートに基づいて説明する。なお、この処理動作III を行うか否かについては、『一般道路の判定基準』画面(図2参照)を通じて設定された内容に基づいて判断し、「自動車専用道路の出口付近での減速(有効)」が選択されている場合に、処理動作III を行うようになっている。
【0069】まず、判断の段階がモードMd3 へ移行しているか否かを示すフラグf3 が1であるか否かを判断する(ステップS31)。なおモードMd3 とは、自動車専用道路を走行していた車両が、自動車専用道路の出口に近づき、その後、一定時間t3 (例えば、30秒)以内に一定速度v2 (例えば、30km/h)以上減速したか否かを判断するための判断の段階を示す。
【0070】フラグf3 が1でない、すなわち判断の段階がモードMd3 へ移行していないと判断すれば、現在、車両が自動車専用道路を走行中であると判定されているか否かを判断し(ステップS32)、車両が自動車専用道路を走行中であると判定されていると判断すれば、車両の位置情報を取り込んで(ステップS33)、車両が自動車専用道路の出口付近を走行中であるか否かを判断する(ステップS34)。
【0071】車両が自動車専用道路の出口付近を走行中であると判断すれば、現在の速度vを取り込んで(ステップS35)、そのときの速度vをメモリM(図示せず)に速度v’として記憶させ(ステップS36)、その後、判断の段階をモードMd3 へ移行させるために、タイマT3 を起動させて(ステップS37)、フラグf3 を1にする(ステップS38)。一方、車両が自動車専用道路の出口付近を走行中でないと判断すれば、ステップS35〜S38を飛ばして、そのまま処理動作III を終了する。またステップS32における判断で、車両が自動車専用道路を走行中であると判定されていないと判断した場合にも、そのまま処理動作III を終了する。
【0072】またステップS31における判断で、フラグf3 が1である、すなわち判断の段階がモードMd3 へ移行していると判断すれば、タイマT3 が一定時間t3 以内であるか否かを判断し(ステップS39)、タイマT3 が一定時間t3 以内であると判断すれば、現在の速度vを取り込んで(ステップS40)、メモリM内に記憶させておいた速度v’から速度vを引いた速度Δv2 が一定速度v2 (例えば、30km/h)以上であるか否かを判断する(ステップS41)。
【0073】速度Δv2 が一定速度v2 以上であると判断すれば、態様■が発生したこととなるため、車両が自動車専用道路の走行から一般道路の走行へと切り換わったと判定し(ステップS42)、フラグf3 を0にする(ステップS43)。一方、速度Δv2 が一定速度v2 以上でないと判断すれば、ステップS42、S43を飛ばして、そのまま処理動作III を終了する。またステップS39における判断で、タイマT3 が一定速度t3 以内でないと判断すれば、判断の段階を初期モードへ移行させる必要があるため、フラグf3を0にする(ステップS44)。
【0074】上記実施の形態(1)に係るナビゲーションシステムによれば、態様■、■という一般道路走行中の典型的な走行態様が発生した車両については、一般道路を走行していると判定し、態様■という自動車専用道路を脱出するときの典型的な走行態様が発生した車両については、自動車専用道路の走行から一般道路の走行へと切り換わったと判定するため、一般道路と自動車専用道路とが近接している場合であったとしても、車両が一般道路を走行しているのか、もしくは自動車専用道路を走行しているのかを正確に判定することができる。
【0075】また、実施の形態(1)に係るナビゲーションシステムでは、各態様■〜■が発生したと判断すれば、一般道路を走行していると判定するようになっているが別の実施の形態に係るナビゲーションシステムでは、表示パネル9b上に表示された画面を通じて、例えば、図9に示したような『一般道路の判定基準(組合せ)』画面を通じて、各態様■〜■の組み合わせ(単一も含む)をユーザーが自由に設定を行うことができるようにし、ユーザーからの設定に基づいて、各判定を行うようにしても良い。なお、ここでは[■+■]と[■のみ]とが選択された場合を示している。
【0076】例えば、ユーザーにより[■+■]が選択されている場合には、態様■と態様■との異なる2つの態様が発生したと判断すれば、車両が一般道路を走行していると判定するため、より正確に道路種別の判定を行うことができる。
【0077】また、上記実施の形態(1)に係るナビゲーションシステムでは、一定速度v1 以上の速度での走行が一定時間t1 経過し、その後、一定時間t2 以内に停止する場合を態様■とし、自動車専用道路を走行していた車両の自動車専用道路の出口付近での減速が、一定時間t3 以内に一定速度v2 以上である場合を態様■としているが、別の実施の形態では、一定速度v1 以上の速度での走行が一定距離s1 継続し、その後、一定距離s2 以内に停止するという場合を態様■とし、自動車専用道路を走行していた車両の自動車専用道路の出口付近での減速が、一定距離s3 以内に一定速度v2 以上である場合を態様■とするようにしても良い。
【0078】次に、実施の形態(2)に係るナビゲーションシステムについて説明する。但し、実施の形態(2)に係るナビゲーションシステムの構成については、マイコン1を除いて図1に示したナビゲーションシステムと同様であるため、マイコンには異なる符号を付し、その他の構成部分の説明をここでは省略する。
【0079】実施の形態(2)に係るナビゲーションシステムでは、表示パネル9b上に表示された画面を通じて、ユーザーが各種設定を行うことができ、例えば、図10に示したような『自動車専用道路の判定基準』画面を通じて、下記1〜3の設定を行うことができるようになっている。
1.自動車専用道路の料金所付近での徐行(有効・無効)
一般道路を走行していた車両の自動車専用道路の料金所付近(例えば、料金所の手前100m以内)での速度が、一定速度v3 (例えば、5km/h)以下であるという態様■が発生した場合に、車両が一般道路の走行から自動車専用道路の走行へと切り換わったと判定するか否かをユーザーが設定する。なお、態様■の発生条件としては、運転者側のウィンドウの開放を条件に加えるようにしても良い。
【0080】2.自動車専用道路の入口付近での加速(有効・無効)
一般道路を走行していた車両の自動車専用道路の入口付近(例えば、入口の周囲200m以内)での加速が、一定時間t4 (例えば、30秒)以内に一定速度v4 (例えば、30km/h)以上であるという態様■が発生した場合に、車両が一般道路の走行から自動車専用道路の走行へと切り換わったと判定するか否かをユーザーが設定する。
【0081】3.高速走行の維持(有効・無効)
一定速度v5 (例えば、80km/h)以上の速度での走行が一定時間t5 (例えば、3分)経過するという態様■が発生した場合に、車両が自動車専用道路を走行していると判定するか否かをユーザーが設定する。
【0082】また、図11〜図13に示したような『判定基準の詳細設定』画面を通じて、下記1〜3の設定を行うことができるようになっている。
1.「自動車専用道路の料金所付近での徐行」の詳細設定として、料金所付近としての範囲(料金所の周囲200m以内)、一定速度v3 (0〜7km/h)をユーザーが設定する。
2.「自動車専用道路の入口付近での加速」の詳細設定として、自動車専用道路の入口付近としての範囲(入口の周囲30〜300m以内)、一定時間t4 (20〜40秒)、一定速度v4 (20〜40km/h)をユーザーが設定する。
3.「高速走行の維持」の詳細設定として、一定速度v5 (70〜100km/h)、一定時間t4 (3〜10分)、連続判定回数n3 (1〜3回)をユーザーが設定する。また図11〜図13の図中にある「戻す」ボタンを選択することによって、これら各値を予め設定された所定の値へ簡単に戻すことができるようになっている。
【0083】次に、実施の形態(2)に係るナビゲーションシステムにおけるマイコン11の行う処理動作IVについて、図14に示したフローチャートに基づいて説明する。なお、この処理動作IVを行うか否かについては、『自動車専用道路の判定基準』画面(図10参照)を通じて設定された内容に基づいて判断し、「自動車専用道路の料金所付近での徐行(有効)」が選択されている場合に、処理動作IVを行うようになっている。
【0084】まず、現在、車両が一般道路を走行中であると判定されているか否かを判断し(ステップS51)、車両が一般道路を走行中であると判定されていると判断すれば、車両の速度が一定速度v3 (例えば、5km/h)以下であるか、すなわち車両が徐行しているか否かを判断し(ステップS52)、車両が徐行していると判断すれば、車両の位置情報を取り込んで(ステップS53)、車両の位置が自動車専用道路の料金所付近であるか否かを判断する(ステップS54)。
【0085】車両の位置が自動車専用道路の料金所付近であると判断すれば、態様■が発生したこととなるため、車両が一般道路の走行から自動車専用道路の走行へと切り換わったと判定する(ステップS55)。
【0086】次に、実施の形態(2)に係るナビゲーションシステムにおけるマイコン11の行う別の処理動作Vについて、図15に示したフローチャートに基づいて説明する。なお、この処理動作Vを行うか否かについては、『自動車専用道路の判定基準』画面(図10参照)を通じて設定された内容に基づいて判断し、「自動車専用道路の入口付近での加速(有効)」が選択されている場合に、処理動作Vを行うようになっている。
【0087】まず、判断の段階がモードMd4 へ移行しているか否かを示すフラグf4 が1であるか否かを判断する(ステップS61)。なおモードMd4 とは、一般道路を走行していた車両が、自動車専用道路の入口に近づき、その後、一定時間t4(例えば、30秒)以内に一定速度v4 (例えば、30km/h)以上加速したか否かを判断するための判断の段階を示す。
【0088】フラグf4 が1でない、すなわち判断の段階がモードMd4 へ移行していないと判断すれば、現在、車両が一般道路を走行中であると判定されているか否かを判断し(ステップS62)、車両が一般道路を走行中であると判定されていると判断すれば、車両の位置情報を取り込んで(ステップS63)、車両が自動車専用道路の入口付近を走行中であるか否かを判断する(ステップS64)。
【0089】車両が自動車専用道路の入口付近を走行中であると判断すれば、現在の速度vを取り込んで(ステップS65)、そのときの速度vをメモリM(図示せず)に速度v’として記憶させ(ステップS66)、その後、判断の段階をモードMd4 へ移行させるために、タイマT4 を起動させて(ステップS67)、フラグf4 を1にする(ステップS68)。一方、車両が自動車専用道路の入口付近を走行中でないと判断すれば、ステップS65〜S68を飛ばして、そのまま処理動作Vを終了する。またステップS62における判断で、車両が一般道路を走行中であると判定されていないと判断した場合にも、そのまま処理動作Vを終了する。
【0090】またステップS61における判断で、フラグf4 が1である、すなわち判断の段階がモードMd4 へ移行していると判断すれば、タイマT4 が一定時間t4 以内であるか否かを判断し(ステップS69)、タイマT4 が一定時間t4 以内であると判断すれば、現在の速度vを取り込んで(ステップS70)、速度vからメモリM内に記憶させておいた速度v’を引いた速度Δv4 が一定速度v4 (例えば、30km/h)以上であるか否かを判断する(ステップS71)。
【0091】速度Δv4 が一定速度v4 以上であると判断すれば、態様■が発生したこととなるため、車両が一般道路の走行から自動車専用道路の走行へと切り換わったと判定し(ステップS72)、フラグf4 を0にする(ステップS73)。一方、速度Δv4 が一定速度v4 以上でないと判断すれば、ステップS72、S73を飛ばして、そのまま処理動作Vを終了する。またステップS69における判断で、タイマT4 が一定速度t4 以内でないと判断すれば、判断の段階を初期モードへ移行させる必要があるため、フラグf4を0にする(ステップS74)。
【0092】次に、実施の形態(2)に係るナビゲーションシステムにおけるマイコン11の行う別の処理動作VIについて、図16に示したフローチャートに基づいて説明する。なお、この処理動作VIを行うか否かについては、『自動車専用道路の判定基準』画面(図10参照)を通じて設定された内容に基づいて判断し、「高速走行の維持(有効)」が選択されている場合に、処理動作VIを行うようになっている。
【0093】まず、現在の速度vが一定速度v5 (例えば、80km/h)以上であるか否かを判断し(ステップS81)、速度vが一定速度v5 以上であると判断すれば、判断の段階がモードMd5 へ移行しているか否かを示すフラグf5 が1であるか否かを判断する(ステップS82)。なおモードMd5 とは、一定速度v5 以上での走行が一定時間t5 (例えば、3分)経過するか否かを判断するための判断の段階を示す。
【0094】フラグf5 が1でない、すなわち判断の段階がモードMd5 へ移行していないと判断すれば、判断の段階をモードMd5 へ移行させるために、タイマT5 を起動させて(ステップS83)、フラグf5 を1にする(ステップS84)。一方、フラグf5 が1である、すなわち判断の段階がモードMd5 へ移行していると判断すれば、タイマT5 が一定時間t5 経過しているか否かを判断し(ステップS85)、一定時間t5 経過していると判断すれば、一定速度v5 (例えば、80km/h)以上の速度での走行が一定時間t5 (例えば、3分)経過するという態様■が発生したこととなるため、連続判定カウンタC3 に1を加え(ステップS86)、フラグf5 を0にする(ステップS87)。
【0095】次にカウンタC3 がn3 (例えば、2)以上であるか否かを判断し(ステップS88)、カウンタC3 がn3 以上であると判断すれば、態様■が連続してn3回発生したこととなるため、車両が自動車専用道路を走行していると判定し(ステップS89)、カウンタC3 を0にする(ステップS90)。一方、カウンタC3 がn3 以上でないと判断すれば、ステップS89、S90を飛ばしてそのまま処理動作VIを終了する。またステップS85における判断で、タイマT5 が一定時間t5 経過していないと判断すれば、モードMd5 のまま処理動作VIを終了する。
【0096】上記実施の形態(2)に係るナビゲーションシステムによれば、態様■、■という自動車専用道路へ進入するときの典型的な走行態様が発生した車両については、一般道路の走行から自動車専用道路の走行へと切り換わったと判定し、態様■という自動車専用道路走行中の典型的な走行態様が発生した車両については、自動車専用道路を走行していると判定するため、一般道路と自動車専用道路とが近接している場合であったとしても、車両が一般道路を走行しているのか、もしくは自動車専用道路を走行しているのかを正確に判定することができる。
【0097】また、実施の形態(2)に係るナビゲーションシステムでは、各態様■〜■が発生したと判断すれば、自動車専用道路を走行していると判定するようになっているが別の実施の形態に係るナビゲーションシステムでは、表示パネル9b上に表示された画面を通じて、例えば、図17に示したような『自動車専用道路の判定基準(組合せ)』画面を通じて、各態様■〜■の組み合わせ(単一も含む)をユーザーが自由に設定を行うことができるようにし、ユーザーからの設定に基づいて、各判定を行うようにしても良い。なお、ここでは[■+■]と[■+■]とが選択された場合を示している。
【0098】例えば、ユーザーにより[■+■]が選択されている場合には、態様■と態様■との異なる2つの態様が発生したと判断すれば、車両が自動車専用道路を走行していると判定するため、より正確に道路種別の判定を行うことができる。
【0099】また、上記実施の形態(2)に係るナビゲーションシステムでは、一般道路を走行していた車両の自動車専用道路の入口付近での加速が、一定時間t4 以内に一定速度v4 以上である場合を態様■とし、一定速度v5 以上の速度での走行が一定時間t5 経過する場合を態様■としているが、別の実施の形態では、一般道路を走行していた車両の自動車専用道路の入口付近での加速が、一定距離s4 以内に一定速度v2 以上である場合を態様■とし、一定速度v5 以上の速度での走行が一定距離s5 経過する場合を態様■とするようにしても良い。




 

 


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