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発明の名称 車載用情報取得装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−175993(P2001−175993A)
公開日 平成13年6月29日(2001.6.29)
出願番号 特願平11−359401
出願日 平成11年12月17日(1999.12.17)
代理人 【識別番号】100096080
【弁理士】
【氏名又は名称】井内 龍二
【テーマコード(参考)】
2C032
2F029
5H180
【Fターム(参考)】
2C032 HB11 HB15 HB25 HC15 HC27 HD04 
2F029 AA02 AB05 AC02 AC09 AC13 AC16 AC18
5H180 AA01 BB05 CC12 FF05 FF13 FF22 FF32 FF35 FF38
発明者 福田 貴子
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 車両に搭載され、情報提供元より通信網を介して情報を取得する車載用情報取得装置において、前記情報提供元より取得した情報に添付されている位置情報を用いて、該位置情報が示す位置付近の情報を、前記情報提供元より新規に取得する付近情報取得手段を備えていることを特徴とする車載用情報取得装置。
【請求項2】 前記情報提供元より取得した情報を保存するメモリと、該メモリに保存されている情報の中から位置情報が添付された情報を検索する位置付き情報検索手段とを備え、前記付近情報取得手段が、新規に情報を取得する際に用いる位置情報として、前記位置付き情報検索手段が検索した情報の中でユーザーが選択した情報に添付された位置情報を使用する第1の付近情報取得手段を含むものであることを特徴とする請求項1記載の車載用情報取得装置。
【請求項3】 前記メモリが、前記情報提供元より取得した情報を受信情報として一時的に保存する第1のメモリと、前記情報提供元より取得した情報の中から必要な情報を保存情報として長期的に保存する第2のメモリとを含むものであり、前記位置付き情報検索手段が、前記受信情報あるいは前記保存情報のいずれか一方又は両方を対象にして前記位置情報が添付された情報の検索を行うものであることを特徴とする請求項2記載の車載用情報取得装置。
【請求項4】 前記位置付き情報検索手段が前記受信情報あるいは前記保存情報のいずれか一方又は両方を対象にして前記位置情報が添付された情報を検索する場合に、該検索に先立ち、ユーザーがその検索対象の選択を行うための検索対象選択設定手段を備えていることを特徴とする請求項3記載の車載用情報取得装置。
【請求項5】 前記位置付き情報検索手段が、前記メモリに保存されている情報の中から前記位置情報が添付された情報を検索する際に、該検索する情報の種別を特定する情報種別特定手段を含むものであることを特徴とする請求項2〜4のいずれかの項に記載の車載用情報取得装置。
【請求項6】 前記位置付き情報検索手段が、前記メモリに保存されている情報の中から位置情報が添付された情報を検索する際に、位置情報が添付されていても、新規に取得しようとしている情報と種別が同じである情報を前記検索の対象から外す検索対象外情報削除手段を含むものであることを特徴とする請求項2〜5のいずれかの項に記載の車載用情報取得装置。
【請求項7】 前記情報提供元より取得した情報を表示する表示手段を備え、前記付近情報取得手段が、新規に情報を取得する際に用いる位置情報として、前記表示手段に表示されている情報に添付されている位置情報を使用する第2の付近情報取得手段を含むものであることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の車載用情報取得装置。
【請求項8】 前記付近情報取得手段が新規に取得する情報の種別をユーザーに選択させる際に、前記情報提供元からの情報の取得に位置情報が必要な情報の種別のみを、ユーザーが選択可能な情報の種別としてユーザーに提示する種別提示手段を備えていることを特徴とする請求項7記載の車載用情報取得装置。
【請求項9】 前記種別提示手段が、前記情報提供元からの情報の取得に位置情報が必要な情報の種別のみをユーザーに提示する際に、位置情報が必要な情報の種別であっても、前記表示手段に表示されている情報と種別が同じである情報の種別を前記提示の対象から外す提示対象外情報削除手段を含むものであることを特徴とする請求項8記載の車載用情報取得装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車載用情報取得装置に関し、詳細には、情報提供元より通信網を介して情報を取得する車載用情報取得装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の車載用情報取得装置(以下、単に情報取得装置と記す)には、例えば車載用のナビゲーション装置等と接続されて図9に示すような車両における情報取得システムを構成するものが知られている。すなわちこの情報取得システムでは、情報提供のサービスを行う情報提供センター30より提供された情報を、電話網を通じ携帯電話31を介して情報取得装置である情報取得ユニット32が取得する。そして、取得した情報を情報取得ユニット32に装備されたRAM(図示せず)に保存するように構成されている。また必要に応じて情報取得ユニット32が、取得した情報をナビゲーション装置等に装備されている表示制御ユニット33を介して表示器34に表示させるようになっている。
【0003】ところで上記した情報取得システムでは、情報提供センター30より取得した例えば電子メールの情報に位置情報が添付されており、その位置情報が示す位置付近の例えば「おいしいたべもの店」の情報を情報提供センター30より新たに取得しようとする場合、以下に述べるようなユーザーの操作が必要になっている。
【0004】まず、電子メールに添付されている位置情報が示す位置を地図上に表示するようユーザーが指示する。このことによって、情報取得ユニット32での動作が一旦終了され、ナビゲーション装置の動作が開始されて上記位置情報が示す位置が地図上に表示される。ユーザーは地図上に表示された上記位置情報が示す位置(地点)を見て覚えておくか、あるいは地図上に表示された前記位置をナビゲーション装置の地点登録機能を用いて例えば登録地点としてメモリに記憶させた後、情報取得ユニット32の動作機能のメニューを表示したトップ画面を呼び出し、さらにこのトップ画面から例えば「新規リクエスト」を選択する。すると、再び情報取得ユニット32の動作が開始されて、取得可能な情報の種別(項目)が表示される。
【0005】ユーザーが、表示された情報の種別から「おいしいたべもの店」を選択すると、おいしいたべもの店を検索する位置をユーザーに指定させるための地点選択画面が表示される。ユーザーがこの地点選択画面から「任意地付近」を選択すると、画面表示がナビゲーション装置の地図画面に一旦切り替えられ、ユーザーは先程覚えておいた位置をこの地図画面における地図上で指定する。あるいは、ナビゲーション装置のメモリに、先に地図上に表示された位置が登録地点として記憶されている場合には、上記の地点選択画面においてユーザーが「任意地付近」を選択し、ナビゲーション装置の登録地点リストから先程登録した地点を呼び出すことによって、おいしいたべもの店を検索する位置が指定されたことになる。検索する位置が指定されると、情報取得ユニット32によって、指定された位置付近の「おいしいたべもの店」の情報の新規取得が行われる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記したように従来の技術では、取得した情報に添付されている位置情報が示す位置付近の情報を新規に情報提供センター30より取得しようとすると、必ずナビゲーション装置の機能を用いなければならず、情報取得装置の機能だけで情報取得の処理を連続して行うことができない。このため、取得した情報の位置情報が示す位置付近の情報を新規に取得するための操作が煩雑となって情報取得が困難なうえ、操作に時間を要してしまうという難点がある。
【0007】また、ナビゲーション装置の動作により、取得した情報に添付されている位置情報が示す位置が地図画面における地図上に表示された際には、表示された位置をユーザーが見て覚えておくか、あるいは表示された位置をナビゲーション装置のメモリに記憶させておくことが必要である。したがって、前者の場合にはユーザーの記憶に頼ることになるため、地図画面における地図上に表示された位置をユーザーが忘れたり間違えたりすると、その位置付近の情報を新規に取得することができなくなってしまう。また後者の場合には、ナビゲーション装置の地点登録機能を用いてメモリに記憶させるため、さらにそのための操作が必要となり、情報を新規に取得するための操作が全体として煩雑となり使い難い。
【0008】本発明は上記課題に鑑みなされたものであって、取得した情報に添付されている位置情報が示す位置付近の情報を、ナビゲーション装置を動作させなくても容易に取得することができ、これにより前記位置付近の情報を取得するための操作の簡略化及び操作時間の短縮を図ることができる車載用情報取得装置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段及びその効果】上記課題を解決するために、本発明に係る車載用情報取得装置(1)は、車両に搭載され、情報提供元より通信網を介して情報を取得する車載用情報取得装置において、前記情報提供元より取得した情報に添付されている位置情報を用いて、該位置情報が示す位置付近の情報を、前記情報提供元より新規に取得する付近情報取得手段を備えていることを特徴としている。
【0010】上記した車載用情報取得装置(1)によれば、前記情報提供元から取得した情報に添付されている位置情報を用いて、該位置情報が示す位置付近の情報を前記情報提供元より新規に取得するので、取得した情報に添付されている位置情報が示す位置を地図画面上に表示させるといったナビゲーション装置の機能を用いなくても、以前行った前記情報提供元からの情報の取得に連続して該情報提供元からの情報の新規取得を行うことができる。しかも取得した情報に添付されている位置情報が示す位置をユーザーの記憶に頼る必要もなく、またナビゲーション装置のメモリに記憶させておく必要もない。よって、取得した情報に添付されている位置情報を用いて新規に情報を取得する際の操作を簡略化することができて情報を容易に取得することができ、かつ操作時間の短縮を図ることができるとともに、取得した情報に添付されている位置情報が示す位置付近の情報を確実に取得することができる。
【0011】また、本発明に係る車載用情報取得装置(2)は、上記車載用情報取得装置(1)において、前記情報提供元より取得した情報を保存するメモリと、該メモリに保存されている情報の中から位置情報が添付された情報を検索する位置付き情報検索手段とを備え、前記付近情報取得手段が、新規に情報を取得する際に用いる位置情報として、前記位置付き情報検索手段が検索した情報の中でユーザーが選択した情報に添付された位置情報を使用する第1の付近情報取得手段を含むものであることを特徴としている。
【0012】上記した車載用情報取得装置(2)によれば、メモリに保存されている情報に添付された位置情報を用いて、この位置情報が示す位置付近の情報の取得を行うため、該取得を行う直前にメモリに保存された位置情報が添付された情報から、かなり以前にメモリに保存された位置情報が添付された情報まで、様々な情報の位置情報を用いて該位置情報が示す位置付近の情報を取得できる利便性の高い車載用情報取得装置を実現することができる。
【0013】また、本発明に係る車載用情報取得装置(3)は、上記車載用情報取得装置(2)において、前記メモリが、前記情報提供元より取得した情報を受信情報として一時的に保存する第1のメモリと、前記情報提供元より取得した情報の中から必要な情報を保存情報として長期的に保存する第2のメモリとを含むものであり、前記位置付き情報検索手段が、前記受信情報あるいは前記保存情報のいずれか一方又は両方を対象にして前記位置情報が添付された情報の検索を行うものであることを特徴としている。
【0014】上記した車載用情報取得装置(3)によれば、前記位置付き情報検索手段が、前記受信情報あるいは前記保存情報のいずれか一方又は両方を対象にして前記位置情報が添付された情報の検索を行うものであるため、前記受信情報あるいは前記保存情報のいずれか一方又は両方のどちらかを前記検索対象として絞り込むことができ、効率的な自動検索を行うことができる車載用情報取得装置を実現することができる。
【0015】また、本発明に係る車載用情報取得装置(4)は、上記車載用情報取得装置(3)において、前記位置付き情報検索手段が前記受信情報あるいは前記保存情報のいずれか一方又は両方を対象にして前記位置情報が添付された情報を検索する場合に、該検索に先立ち、ユーザーがその検索対象の選択を行うための検索対象選択設定手段を備えていることを特徴としている。
【0016】上記した車載用情報取得装置(4)によれば、前記検索対象選択設定手段により、前記受信情報あるいは前記保存情報のいずれか一方又は両方を、前記位置情報が添付された情報を検索する際の検索対象としてユーザーが容易に選択することができるので、例えばユーザーが取得したばかりの情報に添付された位置情報を用いて新規に情報を取得したい場合に、ユーザーが前記受信情報を選択すれば、前記受信情報として保存され、位置情報が添付された情報の中から前記取得したばかりの情報を効率的に選択することができる。したがって、新規に情報を取得する際に用いる位置情報が添付された情報の選択をユーザーが効率的に選択設定することができる車載用情報取得装置を提供することができる。
【0017】また、本発明に係る車載用情報取得装置(5)は、上記車載用情報取得装置(2)〜(4)のいずれかにおいて、前記位置付き情報検索手段が、前記メモリに保存されている情報の中から前記位置情報が添付された情報を検索する際に、該検索する情報の種別を特定する情報種別特定手段を含むものであることを特徴としている。
【0018】上記した車載用情報取得装置(5)によれば、前記位置情報が添付された情報を検索する際に、該検索する情報の種別を特定することができるため、前記位置情報が添付された情報を階層的に検索することができる。よって、新規に情報を取得する際に用いる位置情報が添付された情報の選択をユーザーが行い易い車載用情報取得装置を提供することができる。
【0019】また、本発明に係る車載用情報取得装置(6)は、上記車載用情報取得装置(2)〜(5)のいずれかにおいて、前記位置付き情報検索手段が、前記メモリに保存されている情報の中から位置情報が添付された情報を検索する際に、位置情報が添付されていても、新規に取得しようとしている情報と種別が同じである情報を検索対象から外す検索対象外情報削除手段を含むものであることを特徴としている。
【0020】前記メモリに、例えば駐車場の情報が保存されている場合で、かつ新規に取得しようとする情報が駐車場の情報である場合、前記メモリに保存されている駐車場の情報に添付された位置情報は、新規に駐車場の情報を取得する際に用いる位置情報として採用される可能性が少ないものである。上記した車載用情報取得装置(6)によれば、前記メモリに保存されている情報の中で位置情報が添付されていても新規に取得しようとしている情報と種別が同じである情報を検索対象から外すことができるので、新規に情報を取得する際に用いる位置情報として採用される可能性がある位置情報が添付された情報のみを検索することができる。よって、位置情報が添付された情報の選択をユーザーが行い易い車載用情報取得装置を提供することができる。
【0021】また、本発明に係る車載用情報取得装置(7)は、上記車載用情報取得装置(1)又は(2)において、前記情報提供元より取得した情報を表示する表示手段を備え、前記付近情報取得手段が、新規に情報を取得する際に用いる位置情報として、前記表示手段に表示されている情報に添付されている位置情報を使用する第2の付近情報取得手段を含むものであることを特徴としている。
【0022】上記した車載用情報取得装置(7)によれば、前記第2の付近情報取得手段により、前記表示手段に表示されている情報に添付されている位置情報を用いて、該位置情報が示す位置付近の情報を前記情報提供元より新規に取得することができるため、前記表示手段に表示されている情報の取得に連続して前記情報提供元から情報を新規取得することができる。よって、非常に利便性の高い車載用情報取得装置を提供することができる。
【0023】また、本発明に係る車載用情報取得装置(8)は、上記車載用情報取得装置(7)において、前記付近情報取得手段が新規に取得する情報の種別をユーザーに選択させる際に、前記情報提供元からの情報の取得に位置情報が必要な情報の種別のみを、ユーザーが選択可能な情報の種別としてユーザーに提示する種別提示手段を備えていることを特徴としている。
【0024】上記した車載用情報取得装置(8)によれば、新規に取得する情報の種別をユーザーが選択する際に、前記情報提供元からの情報の取得に位置情報が必要な情報の種別のみが、ユーザーが選択可能な情報の種別として提示されるので、ユーザーが、取得している情報に添付されている位置情報が示す位置付近の情報の新規取得を希望しているにもかかわらず、誤って位置情報が不要な情報の種別を選択してしまうといった事態の発生を回避でき、無駄な情報の取得を防止することができる。
【0025】また、本発明に係る車載用情報取得装置(9)は、上記車載用情報取得装置(8)において、前記種別提示手段が、前記情報提供元からの情報の取得に位置情報が必要な情報の種別のみをユーザーに提示する際に、位置情報が必要な情報の種別であっても、前記表示手段に表示されている情報と種別が同じである情報の種別を前記提示の対象から外す提示対象外情報削除手段を含むものであることを特徴としている。
【0026】上記した車載用情報取得装置(9)によれば、前記情報提供元からの情報の取得に位置情報が必要な情報の種別であっても、前記表示手段に表示されている情報と種別が同じである情報の種別は前記種別提示手段に提示されないので、前記表示手段に表示されている情報と同じ情報をユーザーが誤って再び前記情報提供元から取得してしまうといった事態の発生を回避できる。よって、無駄な情報の取得を防止することができる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る車載用情報取得装置の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は実施の形態(1)に係る車載用情報取得装置の概略構成を示すブロック図であり、この図は車載用のナビゲーション装置と接続された状態のものを示している。
【0028】図1に示すように実施の形態(1)に係る車載用情報取得装置(以下、単に情報取得装置と記す)1は、携帯電話5を利用し電話網を通して情報提供センター(情報提供元)10から提供された情報を取得する制御を行うCPU2と、取得した情報を保存するメモリ3と、取得した情報を後述の表示部(表示手段)8に表示させるための映像信号を生成する映像信号生成部4とを含んで構成されている。
【0029】メモリ3には、RAM3aとF−ROM3bとが装備されている。RAM3aは本発明における第1のメモリとなるものであり、”ACC”がオフになってACC端子に電圧が印加されなくなるまで情報提供センター10から取得した情報を受信情報として保存する、つまり取得した情報を一時的に保存するものとなっている。またF−ROM3bは本発明における第2のメモリとなるものであり、”ACC”がオフになっても情報提供センター10から取得した情報を保存情報として保持する、つまり情報を長期的に保存するものとなっている。
【0030】このように構成されているメモリ3には、情報提供センター10から取得した情報が例えば図2(a)、(b)に示すように記述された状態で保存されている。なお、図2(a)はメモリ3に保存された、位置情報が添付されている情報(以下、位置付き情報と記す)の構成例であり、位置情報以外の情報に例えばX座標、Y座標で示される位置情報が添付されている。また図2(b)はメモリ3に保存された、位置情報が添付されていない情報(以下、位置なし情報と記す)の構成例であり、位置情報以外の情報のみで構成されている。図2(a)、(b)における位置情報以外の情報には、例えば情報の種別を示す番号等の記号や、テキスト、電話番号等が挙げられる。
【0031】上記のCPU2は、情報提供センター10から取得した情報をメモリ3のRAM3aに受信情報として保存させ、RAM3aに保存させていた受信情報を必要に応じてF−ROM3bに移し、保存情報として保存させる制御を行うものとなっている。またCPU2は、情報提供センター10より取得した情報に添付されている位置情報を用いて、この位置情報が示す位置付近の情報を情報提供センター10より新規に取得する制御を行うように構成されている。
【0032】より具体的には、CPU2は、メモリ3に保存されている情報の中から位置付き情報を検索する位置付き情報検索手段を備えているとともに、新規に情報を取得する際に用いる位置情報として、前記位置付き情報検索手段が検索した情報の中でユーザーが選択した情報に添付された位置情報を使用する第1の付近情報取得手段を含む付近情報取得手段を備えたものとなっている。この実施の形態(1)における前記位置付き情報検索手段は、メモリ3のRAM3a及びF−ROM3bの両方に保存されている情報の全て、つまり受信情報及び保存情報の両者を対象にして位置付き情報の検索を行うものとなっている。さらに前記位置付き情報検索手段は、その位置付き情報の検索の際に、検索する情報の種別を特定する情報種別特定手段を含んで構成されている。
【0033】情報提供センター10が提供する情報には、例えば交通情報、天気予報、電子メール、タウンマップ、お店の情報等がある。タウンマップは、ナビゲーション装置で取得できる地図情報と同種の情報であるが、頻繁に書き換えられる最新の情報となっている。またタウンマップを取得することにより、極狭い範囲に限られるが詳細な地図情報を取得できる場合がある。また、ある街の「おいしいたべもの店」等のようにナビゲーション装置よりもさらに詳しい街に関する情報の取得が可能となっている。
【0034】上記のような情報提供センター10が提供する情報には、情報提供センター10から情報を取得する際に位置情報を必要とする、例えば天気予報、位置情報が添付された(位置付き)返信電子メール、タウンマップ等のような情報と、取得した情報に位置情報が添付されている、例えば交通情報、位置付きの電子メール、お店の情報等のような情報とがある。よって、実施の形態(1)に係る情報取得装置1では、CPU2がメモリ3に保存されている情報の中から交通情報、位置付きの電子メール、お店の情報等を検索する制御を行うとともに、検索された情報の中でユーザーが選択した情報に添付された位置情報を用いて、天気予報、位置付き返信電子メール、タウンマップ等を情報提供センター10より新規に取得する制御を行うようになっている。
【0035】図3は検索された情報の中でユーザーが選択した情報、すなわち新規に情報を取得する際に用いる前記位置付き情報の構成例を示す図である。図2(a)に示す位置情報以外の情報に添付された例えばX座標、Y座標で示される位置情報が、新規に情報を取得する際に用いられる位置情報となる。また位置情報以外の情報の構成は、図2に示した情報における位置情報以外の情報と同様の構成になっている。
【0036】なお、上記CPU2は、ナビゲーション装置に装備されたマイコン6及び表示制御部7に接続されており、必要に応じて情報取得装置1の映像信号生成部4から表示制御部7に映像信号を出力し、ナビゲーション装置側から切り替えて表示部8に表示させるようになっている。あるいは取得した情報をマイコン6に送り、送った取得情報をナビゲーション装置が保持する地図情報に編集して表示部8に表示させるようになっている。また情報取得装置1では、これをユーザーが操作するための操作手段として例えばナビゲーション装置に装備されたリモートコントローラ9等が兼用されており、リモートコントローラ9よりナビゲーション装置のマイコン6を介してユーザーからの操作信号が情報取得装置1に入力されるように構成されている。
【0037】次に、上記のごとく構成された情報取得装置1において、メモリ3に保存されている情報の中から位置付き情報を検索し、検索した情報の位置情報を用いて新規に情報を取得する際のCPU2の動作例を、図4に示すフローチャートを用いて説明する。また、ユーザーが情報の新規取得を希望する操作時にCPU2が表示部8に表示させる画面から、CPU2が位置情報を用いて新規に取得した情報を表示部8に表示させるまでの画面の遷移を図5(a)〜(i)に示し、位置付き情報の検索前のCPU2の動作例、及び位置情報を用いて情報提供センター10から新規に情報を取得(受信)した後のCPU2の動作例も併せて説明する。なお、図5において文字に下線が引いてあるものは、ユーザーが指定したことを意味することとする。
【0038】まず、図5(a)に示すように、CPU2はトップ画面として情報取得装置1の動作機能のメニューを表示部8に表示させるように表示制御部7に指示を与える。図5(a)に示されたトップ画面に基づいてユーザーより情報の新規取得を希望する新規リクエストの操作がなされると、CPU2は図5(b)に示すような新規リクエストの情報種別のリストを表示部8に表示させるよう映像信号生成部4を介して表示制御部7に指示を与える(以下、表示部8に表示させるように映像信号生成部4を介して表示制御部7に指示を与える動作を、単に表示部8に表示させる制御を行うと記す)。次いで図5(b)に示された画面においてユーザーにより例えば「たべもの店情報」が選択されると、図5(c)に示すようなたべもの店の詳細なリクエストリストを表示部8に表示させる制御を行う。
【0039】図5(c)に示された画面においてユーザーにより例えば「欧風・洋食・各国」が選択されると、続いてCPU2は、どの位置(地点)に関する(欧風・洋食・各国のたべもの店の)情報を新規に取得するかをユーザーに選択させるための図5(d)に示すような表示を表示部8に表示させる制御を行う。ここで、図5(d)に示すように表示部8には例えば、「車両の現在地付近のたべもの店」、「車両が到達しようとしている目的地付近のたべもの店」、「任意地付近のたべもの店」、「取得した情報に添付されている位置情報が示す位置付近(取得情報位置付近)のたべもの店」の4項目がユーザーに選択させる地点として表示される。
【0040】上記した「取得情報位置付近のたべもの店」の項目は、従来の情報取得装置においてはなかったものであり、どの位置に関する新規な情報を取得するかをユーザーに選択させるべく画面表示される項目において、本実施の形態(1)で新たに追加されたものである。この項目がユーザーにより選択されると、CPU2はまず、図4のフローチャートのステップS1に示すようにメモリ3に保存されている情報の中から位置付き情報を検索するための動作を行う。
【0041】すなわち、図4のステップS1において、メモリ3のRAM3a及びF−ROM3bの両方に保存されている情報全てを対象にし、その中の1つの情報を参照して位置付き情報(位置情報が添付されている可能性のある電子メール等の情報を含む)の種別であるか否かを判断する。メモリ3に保存されている各情報に情報の種別を示す記号が含まれている場合、CPU2はこの記号を参照することによって位置付き情報の種別であるか否かを判断し、位置付き情報の種別を特定することができる。
【0042】ステップS1において参照している情報が位置付き情報の種別であると判断すると、その情報の種別を表示部8に表示させる制御を行う(ステップS2)。そして次に、メモリ3のRAM3a及びF−ROM3bの両方に保存されている情報の種別全てについて、ステップS1の判断による情報の種別の検索が終了したか否かを判断し(ステップS3)、検索が終了していないと判断すると、メモリ3に保存されている別の情報の種別を参照し(ステップS4)、ステップS1の判断を再び行う。また、ステップS1において参照した情報が、位置付き情報の種別でないと判断した場合にも、ステップS4に進んでメモリ3に保存されている別の情報の種別を参照し、ステップS1の判断を繰り返し行う。
【0043】一方、ステップS3において、メモリ3に保存されている情報の種別全てについて情報の種別の検索が終了したと判断すると、ステップS5に進む。そして図5(e)に示すごとく表示部8に表示させた位置付き情報の種別のリストの中から、新規に情報を取得する際に用いる位置付き情報の種別をユーザーに指定させる表示を表示部8に行わせる制御を行う(ステップS5)。ユーザーにより情報の種別として「電子メール」が指定されると、CPU2はメモリ3に保存されている電子メールの情報の1つを参照し、参照した電子メールの情報に位置情報が添付されているか否かを判断する(ステップS6)。
【0044】ステップS1において位置付き情報の種別として判断された情報の種別の中には、位置情報が確実に添付された情報ばかりではなく、位置情報が添付されていない情報を含んで構成されている、例えば電子メールのような種別も含まれている。したがって、ユーザーに指定された種別における各情報について位置情報が添付されている情報であるか否かの判断を行うステップS6は、位置なし情報が位置付き情報としてユーザーに誤って指定されてしまうことにより、新規に情報を取得することができないといった事態を回避することができる点で有効な動作となっている。
【0045】ステップS6において、メモリ3に保存されている電子メールの種別の中で参照した情報が、位置付き電子メールの情報であると判断すると、次に、ステップS7に進んで、その情報の例えばサブジェクトを表示部8に表示させる制御を行う。そして次に、メモリ3に保存されている電子メールの情報全てについて、ステップS6の判断による検索が終了したか否かを判断し(ステップS8)、検索が終了していないと判断するとステップS9に進み、メモリ3に保存されている電子メールの種別の中で別の情報を参照し、その後ステップS6に戻って、ステップS6の判断を再び行う。また、ステップS6において、参照した電子メールの種別の中の情報が、位置付き電子メールの情報でないと判断した場合にも、ステップS9に進んで別の電子メールの情報を参照し、その後ステップS6に戻って、ステップS6の判断を再び行う。
【0046】ステップS8においてメモリ3に保存されている電子メールの情報全てについて、位置付き情報の検索が終了したと判断すると、ステップS10に進み、表示部8に表示させた図5(f)に示す位置付き電子メールのサブジェクトリストの中から、新規に情報を取得する際に用いる位置付き電子メールの情報をユーザーに指定させる表示を表示部8に行わせる制御を行う。図5(f)に示された情報の中からユーザーにより「メール3」のサブジェクトが指定されると、CPU2はメール3に添付されている位置情報を用い、その位置情報が示す位置付近の欧風・洋食・各国のたべもの店の情報を情報提供センター10より新規に取得すべく、携帯電話5(図1参照)を利用して情報提供センター10と通信する情報取得の制御を行う(ステップS11)。
【0047】ステップS11において情報提供センター10と通信中は、例えば図5(g)に示すような「メール3位置付近のたべもの店」について通信中である旨の画面を表示部8に表示させる制御を行う。そして、通信終了後は、情報提供センター10から取得(受信)した情報のリスト、すなわちここでは図5(h)に示すようにたべもの店名のリストを表示部8に表示させる制御を行う。その後、図5(h)に示された画面においてユーザーにより、例えば「たべもの店名n」が指定されると、続いて図5(i)に示すようなたべもの店名nに関して取得した詳細な情報を表示部8に表示させる制御を行う。
【0048】以上説明したように、実施の形態(1)に係る情報取得装置1によれば、CPU2の付近情報取得手段により、情報提供センター10から取得した情報に添付されている位置情報を用いて、この位置情報が示す位置付近の情報を情報提供センター10より新規に取得することができる。このため、取得した情報に添付されている位置情報が示す位置を地図画面上に表示させるといったナビゲーション装置の機能を用いなくても、以前行った情報提供センター10からの情報の取得に連続して情報提供センター10からの情報の新規取得を行うことができる。
【0049】しかも情報取得装置1では、図5(d)に示すような地点選択画面に表示された「取得情報位置付近の…」の項目を選択するだけの操作で新規に取得する情報の位置を指定することができるので、取得した情報に添付されている位置情報が示す位置をユーザーの記憶に頼る必要もなく、またナビゲーション装置の地点登録機能を用いてメモリに記憶させておく必要もない。よって、予め取得した情報に添付されている位置情報を用い、その位置付近の情報を新規に取得する際の操作を簡略化できて、前記位置付近の情報を容易に入手することができる。かつ操作時間の短縮を図ることができるとともに、取得した情報に添付されている位置情報が示す位置付近の情報を確実に取得することができる。
【0050】またCPU2が、メモリ3のRAM3a及びF−ROM3bの両方に保存されている情報を対象にして位置付き情報の検索を行うように構成されているので、取得を行う直前にRAM3aに保存された位置付き情報から、かなり以前にF−ROM3bに保存された位置付き情報まで、様々な情報の位置情報を用いて該位置情報が示す位置付近の情報を取得することができる利便性の高い情報取得装置1を実現することができる。
【0051】さらに情報取得装置1では、位置付き情報を検索する際に、該検索する情報の種別を特定できることから、位置付き情報を階層的に検索することができる。よって、新規に情報を取得する際に用いる位置情報が添付された情報の選択をユーザーが非常に行い易いため、例えば予め位置付き電子メールの情報を情報取得装置1に送信しておき、ユーザーが乗車してから送信しておいた位置付き電子メールの位置情報が示す位置付近の情報の取得も容易に行うことができることになる。
【0052】なお、上記実施の形態(1)では、本発明における位置付き情報検索手段の情報種別特定手段が、新規に取得しようとしている情報と種別が同じであるか否かにかかわらず、メモリ3に保存されている情報の種別全てを対象にして位置付き情報の種別の検索を行う例を述べたが、さらに別の実施の形態では、位置付き情報検索手段が、位置情報が添付されていても新規に取得しようとしている前記情報と種別が同じである情報を検索対象から外す検索対象外情報削除手段を装備したものとして構成されていてもよい。
【0053】情報提供センターから取得した情報を保存するメモリ3に、例えば駐車場の情報が保存されている場合で、かつ新規に取得しようとする情報が駐車場の情報である場合、メモリ3に保存されている駐車場の情報に添付されている位置情報は、新規に駐車場の情報を取得する際に用いる位置情報として採用される可能性が少ないものである。よって、情報種別特定手段が特定した位置付き情報の種別のリストが画面表示される際に、前記位置情報として採用される可能性が少ない駐車場の情報は邪魔なものとになる。
【0054】上記の検索対象外情報削除手段を装備した別の実施の形態に係る情報取得装置では、メモリに保存されている情報の中で位置情報が添付されていても新規に取得しようとしている情報と種別が同じである情報を前記検索の対象から外すことができるので、新規に情報を取得する際に用いる位置情報として採用される可能性がある位置情報が添付された情報のみを検索することができ、採用される可能性のない位置付き情報の種別が位置付き情報の種別のリスト画面に表示されることがない。よって、この別の実施の形態に係る情報取得装置によれば、位置情報が添付された情報の選択をユーザーがより一層容易に行うことができる。
【0055】次に、本発明に係る情報取得装置の実施の形態(2)を説明する。実施の形態(2)に係る情報取得装置は、上記した実施の形態(1)に係る情報取得装置1とはCPUの構成が相違しているが、CPU以外はほぼ同じ構成となっている。そのためここでは、図1に示したブロック図を用いて実施の形態(2)の説明を行い、CPU及び情報取得装置にのみ異なる符合を付しておくこととする。
【0056】実施の形態(2)に係る情報取得装置21のCPU22が、実施の形態(1)に係るCPU2と相違するところは、メモリ3に保存されている情報の中から位置付き情報を検索する位置付き情報検索手段が、検索する情報の種別を特定する情報種別特定手段を装備していないことにある。つまりCPU22は、メモリ3に保存されている情報の中から位置付き情報を、その種別にかかわらず検索するものとなっている。したがって、実施の形態(1)に係るCPU2が表示部8に表示させる図5に示す画面の遷移において、実施の形態(2)に係るCPU22は、図5(e)の情報種別のリスト画面を省略して表示部8に表示させることになる。
【0057】図6は情報取得装置21において、メモリ3に保存されている情報の中から位置付き情報を検索し、検索した情報の位置情報を用いて新規に情報を取得する際のCPU22の動作例を示すフローチャートである。例えば実施の形態(1)の場合と同様に、図5に示す(a)〜(c)の画面に基づいて欧風・洋食・各国のたべもの店の情報の新規取得がユーザーから要求され、図5(d)に示す画面から「取得情報位置付近のたべもの店」の項目がユーザーにより選択されると、CPU22は、図6のフローチャートのステップS21に示すように、メモリ3に保存されている情報の中から位置付き情報を検索するための動作を行う。
【0058】まず、図6のステップS21において、メモリ3のRAM3a及びF−ROM3bの両方に保存されている情報全てを対象にし、その中の1つの情報を参照して位置付き情報であるか否かを判断する。位置付き情報であると判断すると、その情報の例えばサブジェクトを表示部8に表示させる制御を行う(ステップS22)。次にステップS23に進んで、メモリ3に保存されている情報全てについて、ステップS21の判断による位置付き情報の検索が終了したか否かを判断し、検索が終了していないと判断すると、次にステップS24に進んで、メモリ3に保存されている別の情報を参照し、その後ステップS21に戻ってステップS21の判断を再び行う。
【0059】ステップS23においてメモリ3に保存されている情報全てについて、位置付き情報の検索が終了したと判断すると、ステップS25に進み、表示部8に表示させた図5(f)に示す位置付き情報のサブジェクトリストの中から、新規に情報を取得する際に用いる位置付き情報をユーザーに指定させる表示を表示部8に行わせる制御を行う。図5(f)に示された情報の中からユーザーにより「メール3」のサブジェクトが指定されると、CPU22はメール3に添付されている位置情報を用い、その位置情報が示す位置付近の欧風・洋食・各国のたべもの店の情報を情報提供センター10より新規に取得すべく、携帯電話5(図1参照)を利用して情報提供センター10と通信する情報取得の制御を行う(ステップS26)。
【0060】以上のごとく、実施の形態(2)に係る情報取得装置21によれば、位置付き情報の種別を特定する検索を行わない、より簡単な動作で、情報提供センター10から以前行った情報の取得に連続して、該取得した情報に添付されている位置情報が示す位置付近の情報を情報提供センター10より新規に取得することができる。また位置付き情報の種別を特定する検索を行わないため、情報提供センター10から新しい種別の情報を提供するサービスが開始されていてユーザーがこの新しい種別の情報を取得していても、取得された新しい種別の情報も確実に位置情報付き情報の検索対象とすることができる。よって、情報提供センター10の情報提供サービス内容が変化しても対応できる情報取得装置21を提供することができる。
【0061】また、実施の形態(2)においても実施の形態(1)と同様に、図5(d)に示すような地点選択画面に表示された「取得情報位置付近の…」の項目を選択するだけの操作で新規に取得しようとする情報の位置を指定することができるので、予め取得した情報に添付されている位置情報を用いてその位置付近の情報を新規に取得する際の操作を簡略化できて、前記位置付近の情報を容易に入手することができる。かつ操作時間の短縮を図ることができるとともに、取得した情報に添付されている位置情報が示す位置付近の情報を確実に取得できる効果を得ることができる。
【0062】なお上記実施の形態(1)、(2)では、本発明における位置付き情報検索手段が、RAMに保存されている受信情報とF−ROMに保存されている保存情報との両方を対象にして位置付き情報の検索を行う場合を例に挙げて説明したが、別の実施の形態では、位置付き情報の検索を行う対象を受信情報あるいは保存情報のいずれか一方又は両方の中から選択された構成としてもよい。
【0063】受信情報あるいは保存情報のいずれか一方又は両方を対象にして位置付き情報の検索を行う位置付き情報検索手段を装備した別の実施の形態に係る情報取得装置によれば、受信情報又は保存情報又は受信情報及び保存情報の3種類の検索対象のパターンのいずれかに検索対象が絞られているため、効率的な検索を行うことができる情報取得装置を実現することができる。
【0064】また上記した別の実施の形態に係る情報取得装置では、前記位置付き情報検索手段が、受信情報あるいは保存情報のいずれか一方、あるいは受信情報及び保存情報の両方を対象にして位置付き情報の検索を行う場合に、前記位置付き情報の検索に先立ち、受信情報あるいは保存情報いずれか一方、あるいは受信情報及び保存情報の両方のいずれを検索対象にするかの選択をユーザーが行うことができる検索対象選択設定手段を装備している。
【0065】この情報取得装置では、例えば実施の形態(1)の情報取得装置1と同様に位置情報付き情報の種別の検索を行うものの場合、図5(d)に示したような地点選択画面と図5(e)に示したような位置付き情報の種別リスト画面との間に、図示しないが、「受信情報から位置付き情報を検索」、「保存情報から位置付き情報を検索」、「受信情報及び保存情報から位置付き情報を検索」の3項目をユーザーに指定させる検索対象として画面表示させる。そしてユーザーが「受信情報から位置付き情報を検索」を指定すると、この指定に基づき検索対象選択設定手段が受信情報を検索対象として選択し、受信情報を対象にすること以外は例えば図4に示したフローチャートと同様にして位置付き情報検索手段及び付近情報取得手段が動作することにより、情報提供センター10から新規に情報を取得することになる。
【0066】上記のような別の実施の形態に係る情報取得装置によれば、受信情報あるいは保存情報のいずれか一方、あるいは受信情報及び保存情報の両方を、前記位置情報が添付されている情報を検索する際の検索対象としてユーザーが容易に選択することができるので、例えば受信情報を選択することにより、ユーザーが取得したばかりの情報に添付されている位置情報を用いて新規に情報を取得したい場合に、そのような位置情報が添付されている情報を、受信情報より検索された位置情報付きの情報の中からユーザーが容易に選択することができる。よって、ユーザーにとって使用し易い情報取得装置を提供することができる。
【0067】次に、本発明に係る情報取得装置の実施の形態(3)を説明する。実施の形態(3)に係る情報取得装置は、上記した実施の形態(1)に係る情報取得装置1とはCPUの構成が相違しているが、CPU以外はほぼ同じ構成となっている。そのためここでは、図1に示したブロック図を用いて実施の形態(2)の説明を行い、CPU及び情報取得装置にのみ異なる符合を付しておくこととする。
【0068】実施の形態(3)に係る情報取得装置41のCPU42が、実施の形態(1)に係るCPU2と相違するところは、付近情報取得手段が上記した第1の付近情報取得手段に加えて第2の付近情報取得手段を含んで構成されていること、及び種別提示手段を装備していることにある。前記第2の付近情報取得手段は、新規に情報を取得する際に用いる位置情報として、表示部8に表示されている情報に添付されている位置情報を使用するものである。よって、この実施の形態(3)に係る情報取得装置41は、表示部8に表示されている情報の取得に連続して情報提供センター10から情報を新規に取得することができるものとなっている。
【0069】また前記種別提示手段は、前記第2の付近情報取得手段が、新規に取得する情報の種別をユーザーに選択させる際に、情報提供センター10からの情報の取得に位置情報が必要な情報の種別のみを、ユーザーが選択可能な情報の種別としてユーザーに提示するための手段、つまり表示部8に表示させる制御を行う手段である。よって前記種別提示手段により、情報提供センター10からの情報の取得に位置情報が不要な、例えばニュース等の情報の種別は表示部8に表示されないようになっている。
【0070】また、この実施の形態(3)において、前記種別提示手段は提示対象外情報削除手段を含んで構成されたものとなっている。この提示対象外情報削除手段は、情報提供センター10から情報の取得に位置情報が必要な情報の種別のみをユーザーに提示する際に、位置情報が必要な情報の種別であっても、表示部8に表示されている情報と種別が同じである情報の種別を上記提示の対象から外すものである。したがって、表示部8に提示された情報の種別の中からユーザーが新規に取得を希望する情報の種別を選択する際には、その新規取得に用いる位置情報が添付された情報の種別とは異なる情報の種別が確実に選択されるようになっている。
【0071】次に、上記のごとく構成された情報取得装置41において、表示部8に表示されている情報に添付されている位置情報を用いて新規に情報を取得する際のCPU42の動作例を、図7に示すフローチャートを用いて説明する。また、CPU42が情報提供センター10から取得した情報を表示部8に表示させた時点から、この表示させた情報に添付されている位置情報を用いて情報提供センター10から新規に情報を取得して表示部8に表示させた時点までの画面の遷移を図8(a)〜(g)に示し、位置情報を用いて新規に情報を取得(受信)した後のCPU42の動作例も併せて説明する。なお、図8において文字に下線が引いてあるものは、ユーザーが指定したことを意味することとする。
【0072】まず、図7のステップS31に示すように、CPU42は情報提供センター10から取得し、メモリ3のRAM3aに保存した受信情報又はF−ROM3bに保存した保存情報を表示部8に表示させる制御を行っている最中であるか否かを判断する。ステップS31において、情報提供センター10から取得した情報を表示部8に表示させる制御を行っている最中であると判断すると、次にステップS32に進む。また、ステップS31において、情報提供センター10から取得した情報を表示部8に表示させる制御を行っている最中でないと判断すると、ステップS31に戻り、再び情報提供センター10から取得した情報を表示部8に表示させる制御を行っている最中であるか否かの判断を行う。
【0073】ステップS32においてCPU42は、表示部8に表示させている情報が位置付き情報であるか否かを判断する。位置付き情報でないと判断すると、ステップS31に戻り、ステップS31の判断を再び行う。一方、位置付き情報であると判断すると、ステップS33に進み、例えば図8(a)に示したごとく、位置付き(受信・保存)情報の表示画面の一部に、この位置付き情報に添付されている位置情報が示す位置付近の情報の新規取得をユーザーが希望するための新規リクエストのスイッチ(ボタン)11を表示部8に表示させて設ける制御を行う。
【0074】次いでCPU42は新規リクエストのスイッチ11がオンされたか否かを判断する(ステップS34)。ステップS34において、新規リクエストのスイッチがオンされていないと判断した場合、動作を終了する。一方、ステップS34において新規リクエストのスイッチがオンされたと判断した場合、続いてステップS35に進み、図8(b)に示すような新規リクエストの情報種別のリストを表示部8に表示させる制御を行う。
【0075】新規リクエストの情報種別のリストを表示部8に表示させる制御を行う際、CPU42は、情報提供センター10からの情報の取得に際して位置情報が必要な情報の種別のみを、ユーザーが選択可能な情報の種別として表示部8に表示させる。また、位置情報が必要な情報の種別であっても、表示部8に表示されている位置付き情報、すなわち情報の新規取得に用いる位置情報が添付されている情報と種別が同じである情報の種別を外して、新規リクエストの情報種別のリストを表示部8に表示させる制御を行う。
【0076】したがって、例えば図8(a)に示したように「電子メール3」が表示部8に表示された場合、図8(b)の新規リクエストの情報種別のリストを示した画面には、情報の新規取得に位置情報が必要でありかつ「電子メール」とは異なる情報の種別、例えば「道路交通情報」、「たべもの店情報」、「詳細地図」、…が表示される。
【0077】図8(b)に示された画面においてユーザーにより例えば「たべもの店情報」が選択されると、CPU42は、どの位置(地点)に関する(たべもの店の)情報を新規に取得するかをユーザーに選択させるための動作を省略する以外は、ユーザーが情報の新規リクエストを希望したときの通常の動作を行って、表示部8に表示されている位置付き情報に添付されている位置情報を用い、情報提供センター10から新規に情報を取得する(ステップS36)。ここで、どの地点に関する情報を新規に取得するかをユーザーに選択させる動作を省略するのは、図7のステップS34において、新規リクエストのスイッチがオンとなっているとの判断により、「電子メール3」に添付されている位置情報が示す位置が新規に情報を取得する地点として選択設定された状態となるためである。上記の動作の省略によって、図5(d)に示したような地点選択画面を飛ばして画面が遷移することになる。
【0078】ユーザーが情報の新規リクエストを希望したときの通常の動作としては、例えば図8(b)に示された画面においてユーザーにより「たべもの店情報」が選択された場合、まず、図8(c)に示すようなたべもの店の詳細なリクエストリストを表示部8に表示させる制御を行う。図8(c)に示された画面においてユーザーにより例えば「欧風・洋食・各国」が選択されると、続いてCPU42は「メール3」に添付されている位置情報を用い、その位置情報が示す位置付近の欧風・洋食・各国のたべもの店の情報を情報提供センター10より新規に取得する制御を行う。情報提供センター10と通信中は、例えば図8(d)に示すような「メール3位置付近のたべもの店」について通信中である旨の画面を表示部8に表示させる制御を行う。
【0079】そして、通信終了後は、情報提供センター10から取得(受信)した情報のリスト、すなわちここでは図8(e)に示すようにたべもの店名のリストを表示部8に表示させる制御を行う。その後、図8(e)に示された画面においてユーザーにより、例えば「たべもの店名n」が指定されると、続いて図8(f)に示すようなたべもの店名nに関して取得した詳細な情報を表示部8に表示させる制御を行う。また、この表示制御においてCPU42は、例えば図8(f)に示したごとく、詳細な情報の画面の一部に、この詳細な情報を表示しているたべもの店名nの位置を示す地図表示をユーザーが希望するためのスイッチ(ボタン)12を表示部8に表示させることにより設ける制御を行う。
【0080】上記した地図表示のスイッチ12がオンされると、CPU42は、ナビゲーション装置のマイコン6(図1参照)に対し、詳細な情報を表示しているたべもの店名nの位置を地図画面における地図上に表示させる制御を行うよう指示を出す。この指示を受けてナビゲーション装置のマイコン6が、図8(g)に示すように、たべもの店名nの位置を地図画面における地図上に表示させる制御を行う。その際、例えば新規に取得したたべもの店名nの位置を画面の中心にして実線の丸で囲んだMで地図上に表示させ、この情報の新規取得に用いた電子メール3に添付されている位置情報が示す位置を破線の丸で囲んだMで地図上に表示させる。
【0081】なお、この地図画面における地図上に表示させる位置情報の表示例は一例であって、新規に取得した情報に添付されている位置情報が示す位置と、新規に情報を取得する際に用いる位置情報が示す位置とが区別できるように表示されれば様々な表示方法を採用することができる。
【0082】以上のように、実施の形態(3)に係る情報取得装置41によれば、CPU42の第2の付近情報取得手段により、表示部8に表示されている情報に添付されている位置情報を用いて、表示部8に表示されている情報の取得に連続して情報提供センター10から、表示されている情報に添付されている位置情報が示す位置付近の情報を確実に新規取得することができる。よって、非常に操作が簡単で使い易く、便利な情報取得装置41を提供することができる。
【0083】また情報取得装置41では、新規に取得する情報の種別をユーザーに選択させる際に、情報提供センター10からの情報の取得に位置情報が必要な情報の種別でかつ表示部8に表示されている情報と種別が異なる情報の種別が、ユーザーが選択可能な情報の種別として表示されるので、ユーザーが誤って位置情報が不要な情報の種別を選択してしまったり、表示部8に表示されている情報と同じ情報を情報提供センター10から取得してしまうといった事態の発生を回避できる。よって、情報取得装置41は、無駄な情報の取得を防止できる、経済的な面においても優れたものとなる。
【0084】なお上記実施の形態(3)では、付近情報取得手段が第1の付近情報取得手段と第2の付近情報取得手段との双方を装備した場合を例に挙げて説明したが、別の実施の形態では、付近情報取得手段が第2の付近情報取得手段のみを含むものとして構成することもできる。この場合には、ユーザーが、メモリ3のRAM3aに保存した受信情報及びF−ROM3bに保存した保存情報の中から、新規に情報を取得する際に用いたい位置情報が添付された情報を選択して表示部8に表示させれば、実施の形態(3)で述べたように表示させた情報の位置情報を用いて新規に情報を取得することができるため、非常に操作が簡単で使い易く、便利な情報取得装置を実現することができる。




 

 


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