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発明の名称 電話装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−124583(P2001−124583A)
公開日 平成13年5月11日(2001.5.11)
出願番号 特願平11−307379
出願日 平成11年10月28日(1999.10.28)
代理人
発明者 中石 信一 / 前畑 実
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 任意の地点の緯度・経度を示す位置情報を入力する入力手段と、入力された位置情報を外部からの指示により記憶手段に記憶させる指示手段と、前記指示手段により記憶手段に記憶された位置情報を表示する表示手段とを備えたことを特徴とする電話装置。
【請求項2】 任意の地点の緯度・経度を示す位置情報を入力する入力手段と、入力された位置情報を外部からの指示により記憶手段に記憶させる指示手段と、前記指示手段により記憶手段に記憶された位置情報を送信する送信手段とを備えたことを特徴とする電話装置。
【請求項3】 人工衛星からの電波を受信する受信手段を備え、前記位置情報を前記受信手段によって受信した電波に基づいて生成することを特徴とする請求項1または請求項2記載の電話装置。
【請求項4】 現在位置を検出する位置検出手段と、前記位置検出手段により検出された現在位置情報を送信する送信手段と、前記現在位置から所定距離移動したことを検出する移動距離検出手段と、前記移動距離検出手段により現在位置から所定距離移動したことを検出した時に、前回の送信先に再度前記位置検出手段により検出された現在位置情報を送信する再送信手段を備えたことを特徴とする電話装置。
【請求項5】 前記再送信手段による現在位置情報の送信回数を検出する送信回数検出手段と、前記送信回数検出手段により検出された現在位置情報の送信回数が所定回数行われたことを検出した時には、所定のメッセージを送信するメッセージ送信手段を備えたことを特徴とする請求項4記載の電話装置。
【請求項6】 移動体から送信された該移動体の位置情報を受信する受信手段と、前記移動体の位置情報と、入力された任意の地点の位置情報との位置関係を報知する位置関係報知手段を備えたことを特徴とする電話装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、位置情報を記憶、送信または受信できる機能を備えた電話装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電話装置を使用して相手先に自宅や待合せ場所等の位置情報を連絡する場合には、例えば最寄りの駅、大きな建物、交差点等を目印にして、「○○小学校の北東約500mの地点」と言うように口頭で連絡していた。また、相手先がファックス機能付の電話装置を備えている場合には、連絡地点付近の地図を描いてファックス送信していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の電話装置による口頭での連絡では、位置を正確に説明することができなかったり、相手側が聞き間違えたり、記憶間違いにより位置情報に伝達ミスが生ずるという問題があった。また、ファックスによる地図の送信では、伝達ミスはなくなるが、詳細な地図を書く必要があり手間がかかる。また待合せ等でしばしば使用される携帯電話装置にはファックス送信・受信機能がなく地図情報を送信できないという問題があった。
【0004】本発明は、相手先に位置情報を正確に、且つ簡単に伝達でき、また相手先からの位置情報を正確に、且つ簡単に取得できる電話装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するために本発明は、任意の地点の緯度・経度を示す位置情報を入力する入力手段と、入力された位置情報を外部からの指示により記憶手段に記憶させる指示手段と、前記指示手段により記憶手段に記憶された位置情報を表示する表示手段とを備えたことを特徴とするものである。
【0006】また、任意の地点の緯度・経度を示す位置情報を入力する入力手段と、入力された位置情報を外部からの指示により記憶手段に記憶させる指示手段と、前記指示手段により記憶手段に記憶された位置情報を送信する送信手段とを備えたことを特徴とするものである。
【0007】また、人工衛星からの電波を受信する受信手段を備え、前記位置情報を前記受信手段によって受信した電波に基づいて生成することを特徴とするものである。
【0008】また、現在位置を検出する位置検出手段と、前記位置検出手段により検出された現在位置情報を送信する送信手段と、前記現在位置から所定距離移動したことを検出する移動距離検出手段と、前記移動距離検出手段により現在位置から所定距離移動したことを検出した時に、前回の送信先に再度前記位置検出手段により検出された現在位置情報を送信する再送信手段を備えたことを特徴とするものである。
【0009】また、前記再送信手段による現在位置情報の送信回数を検出する送信回数検出手段と、前記送信回数検出手段により検出された現在位置情報の送信回数が所定回数行われたことを検出した時には、所定のメッセージを送信するメッセージ送信手段を備えたことを特徴とするものである。
【0010】また、移動体から送信された該移動体の位置情報を受信する受信手段と、前記移動体の位置情報と、入力された任意の地点の位置情報との位置関係を報知する位置関係報知手段を備えたことを特徴とするものである。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は本発明の第1の実施の形態に係る電話装置の構成を示すブロック図である。以下、図に従って説明する。
【0012】11は人工衛星(GPS衛星)からの電波を受信して、その信号から位置情報を算出するGPS受信機である。12は表示部41の表示画面を所定の方位に調整するための磁石等の方位センサである。2はGPS受信機11により受信した電波から緯度・経度の位置情報を算出する処理、位置情報の受信処理、送信処理、所定位置と相手先の位置から両者間の距離及び方位を算出する処理等を行うマイクロコンピュータ(以下、マイコンと称する)である。21は操作部42によりマニュアル入力された所定位置情報、GPS受信機により検出した現在位置情報、受信部23により受信した相手先の位置情報等を記憶する不揮発性のRAM等で構成されたメモリである。41はマイコン2からの信号に基づきメモリ21内に記憶された位置情報、受信した相手先の位置情報等を表示すると共に現在の時刻情報や相手先の電話番号情報を表示する液晶表示パネル等で構成された表示部である。42は各種設定、位置情報入力、回線接続、記憶・送信・受信指示等を行うための数字キー、ファンクションキー、操作スイッチ等からなる操作部である。
【0013】22は送信部33により音声・位置情報を送信する送信動作と受信部23により音声・位置情報を受信する受信動作を切り換える送受信切換部である。23は有線または無線により相手先から送信された音声・位置情報を受信する受信部である。24はコード化された受信信号から音声信号を分離するデコーダで、音声信号をD/A変換器25に、位置情報等のデータをマイコン2に送る。25は受信したデジタル音声信号をアナログ信号に変換するD/A変換器である。26は受信した音声信号を増幅してスピーカ(受話器)27に出力する増幅器である。27は増幅された音声信号を音声に変換するスピーカ(受話器)である。37は話者の音声を電気信号に変換するマイクロフォン(送話器)である。36はマイクロフォン37からの入力信号を増幅する増幅器である。35は音声信号をコード化して送信するためにアナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換器である。34は音声・位置情報をコード化して送信するエンコーダである。33は有線または無線により相手側に音声・位置情報を送信する送信部である。尚、電話装置1が携帯電話装置の場合には送受信アンテナから無線中継所を介して、また据置型電話装置の場合には有線により電話局の交換機に接続される。
【0014】図2は本発明の第1の実施の形態に係る電話装置の外観図と位置情報表示例を示す図で、(a)は携帯電話装置の外観図、(b)は据置型電話装置の外観図、(c)は位置情報記憶例を示す図である。図3は本発明の第1の実施の形態に係る電話装置のマイコン2の行う位置情報記憶処理のフローチャートである。以下、図に従って説明する。尚、本実施の形態は電話装置に位置名称と位置情報を対応させて記憶し、必要に応じて読み出す(表示部に表示)ものである。また、本処理は位置情報の記憶が指示された時点から開始する。
【0015】ステップS1では、位置記憶モードであるか否かを判断して位置記憶モードであればステップS2に移り、位置記憶モードでなければ処理を終える。つまり、ユーザが記憶キー(操作部42の記憶に対応するファンクションキー等)により位置記憶操作を指示したか否かで判断する。
【0016】ステップS2では、位置名称を入力してステップS3に移る。つまり、電話装置1においては複数の位置、例えば自宅、勤務先、友人宅、現在位置等の位置名称と対応する位置情報(緯度、経度等)の記憶が可能であり、位置名称と位置情報を対応させるために、先ず自宅等の「位置名称」を入力する。入力はユーザの操作した文字入力キー(操作部42の文字入力に対応するファンクションキーと数字キー等の組合せ)に従って行う。
【0017】ステップS3では、GPS入力であるか否かを判断してGPS入力であればステップS6に移り、GPS入力でなければステップS4に移る。つまり、位置情報をユーザが操作部42を使用してマニュアルで入力するか、GPS受信機11で受信した位置情報を直接入力するかを判断するもので、予めユーザにより選択されたGPS入力キー(操作部42のGPS入力に対応するファンクションキー)の状態に基づき判断する。
【0018】ステップS4では、マニュアルによる位置情報の入力が完了しているか否かを判断してマニュアルによる位置情報の入力が完了しておればステップS5に移り、入力が完了していなければ入力されるまで待機する。マニュアルによる位置情報の入力は、例えば地図帳等で調査した位置名称に対応する緯度、経度を数字キー(操作部42の数字キー)を用いて行われる。尚、入力する単位は必要とする位置精度で決まり、例えば、緯度(または経度)で1分単位まで入力すると約1.8km、1秒単位まで入力すると約30mの位置精度となる。尚、緯度、経度を分、秒ではなく小数点で入力する場合には、0.01度で約1.1km、0.001度で約110mの位置精度となる。
【0019】ステップS5では、入力された位置名称と対応する位置情報をメモリ21に記憶して処理を終える。このようにして、例えば、自宅について位置情報(位置名称と対応する位置情報)を入力し、メモリ21への記憶が完了すると、ステップS1から同様の処理を繰り返し、所望する全位置名称に対応する位置情報を入力、記憶する。メモリ21への記憶状態を図2(c)に示す。尚、マニュアル入力の場合は、一旦入力してメモリ21に記憶した位置情報を読み出して、「位置名称」、「位置情報」も簡単に修正できる利点がある。
【0020】ステップS6では、GPS受信機11で受信した位置情報を入力してステップS7に移る。つまり、GPS受信機11により受信した電波から緯度・経度の位置情報を算出する。尚、GPS受信機11により検出した位置情報を直接入力する処理は現在地の位置情報しか入力できないので、例えば自宅の位置情報を入力する場合には、位置名称を「自宅」と入力し、自宅においてGPS受信機11で受信した位置情報が入力される。
【0021】ステップS7では、入力された位置名称と対応する位置情報をメモリ21に記憶して処理を終える。このようにして、自宅について位置情報を入力し、メモリ21への記憶が完了すると、ステップS1から同様の処理を繰り返し、所望する全位置名称と対応する位置情報を入力、記憶する。例えば、携帯電話装置等を持って入力したい位置名称の地点まで移動し、位置名称を「勤務先」と入力し、勤務先においてGPS受信機11で受信した位置情報を入力する。メモリ21への記憶状態を図2(c)に示す。
【0022】尚、メモリ21に記憶した位置情報は呼出キー(操作部42の呼出に対応するファンクションキー等)を操作することにより、位置名称と位置情報が対応して表示部41に表示される。例えば、呼出キー・数字キーの1を操作すると自宅の位置情報が、呼出キー・数字キーの2を操作すると勤務先の位置情報が表示部41に表示される。または、呼出キーを操作する毎に順次次の位置名称と位置情報が表示部41に表示される。
【0023】以上のように本実施の形態では、位置名称と位置情報が対応して電話装置内のメモリに記憶されているので、ユーザは位置情報を記憶する必要がない。また相手側に電話(音声)で自宅等の位置を伝える時は、メモリから案内すべき位置名称に対応する位置情報を読み出して表示部41に表示させ、この位置情報を見ながら、例えば「北緯35度25分、東経135度10分」等口頭で説明することにより正確に伝達できる。相手側は、例えば地図帳を見て指定された緯度・経度に対応する位置を確認したり、ナビゲーション装置を備えている場合にはナビゲーション装置の表示画面上で位置を確認する。
【0024】このように、元々スペースに制限のある表示部41に伝達の確実な文字情報である緯度・経度情報を表示させるので、スペースを有効に利用しながら確実に位置を伝達できる。
【0025】図4は本発明の第2の実施の形態に係る電話装置の送信状態を示す模式図である。図5は本発明の第2の実施の形態に係る電話装置のマイコン2の行う位置情報送信処理のフローチャートである。以下、図に従って説明する。尚、本実施の形態は電話装置に内蔵(記憶)されている位置情報を相手先に送信するものである。また、本処理は相手先と電話回線の接続がなされ、位置情報送信が指示された時点から開始する。
【0026】ステップS11では、送信スイッチがオンであるか否かを判断して送信スイッチがオンであればステップS12に移り、送信スイッチがオンでなければ処理を終える。つまり、ユーザにより位置情報の送信操作がなされたか否かを送信キー(操作部42の送信に対応するファンクションキー等)の状態で判断する。
【0027】ステップS12では、現在音声による通話中であるか否かを判断して音声による通話中ならばステップS16に移り、音声による通話中でなければステップS13に移る。つまり、送信スイッチが操作された時に相手先と音声による通話が行われているか否かを判断する。
【0028】ステップS13では、位置情報を表示してステップS14に移る。つまり、メモリ21には第1の実施の形態で説明したのと同様、複数の位置、例えば自宅、勤務先、現在地等について位置名称と対応する位置情報が記憶されており、ユーザが送信すべき位置を選択できるように位置名称と対応する位置情報を順次メモリ21から読み出して表示部41の表示画面に表示する。
【0029】ステップS14では、送信情報が選択されたか否かを判断して送信情報が選択されるとステップS15に移り、送信情報が選択されなければ待機する。つまり、表示された位置名称と対応する位置情報から送信すべき位置名称が選択されたか否かを判断する。所望の位置名称と対応する位置情報が表示部41に表示された時に操作された送信キー(操作部42)の状態により判断する。
【0030】ステップS15では、選択された位置情報を相手先に送信して処理を終える。例えば、自宅についてメモリ21から読み出した位置情報がエンコーダ34でコード化され、送信機33を経由して携帯電話装置1ならば無線で、据置型電話装置1ならば有線で電話会社の交換機51、無線中継所52を介して相手側に送信される。相手側がナビゲーション装置を備えた自動車電話ならば、その表示部61の表示画面に緯度・経度が表示される。このようにして、所定位置の位置情報を正確に伝達(送信)できる。
【0031】ステップS16では、位置情報を表示して処理を終える。つまり、音声による通話中であるので、音声により位置情報を伝達するためにメモリ21に記憶されている位置情報を表示部41に表示する。
【0032】以上のように本実施の形態では、メモリに記憶されている位置名称と対応した位置情報から所望の位置の位置情報を選択して相手側に送信することにより、自分の現在位置や自宅等の位置を正確に伝達できる。
【0033】図6は本発明の第3の実施の形態に係る電話装置の送信状態を示す模式図で、(a)は再送信状態を示す模式図、(b)は選択マーカー表示図、(c)は再送信判断移動距離表示図、(d)は再送信回数表示図である。図7は本発明の第3の実施の形態に係る電話装置のマイコン2の行う位置情報再送信処理のフローチャートである。以下、図に従って説明する。尚、本実施の形態は移動体に搭載された自動車電話、または人に携帯された携帯電話装置等により移動する自分の位置をGPS受信機でリアルタイムに検出し、その位置情報を相手先に繰り返し送信するものである。また、本処理は相手先と電話回線の接続がなされ、位置情報の再送信が指示された時点から開始する。
【0034】ステップS21では、GPS電波が受信可能か否かを判断してGPS電波が受信可能であればステップS22に移り、GPS電波が受信できなければステップS29に移る。つまり、GPS電波が受信でき、マイコン2において位置が検出できるか否かをGPS受信機11の受信状態から判断する。
【0035】ステップS22では、GPS受信機11により受信した電波に基づき、現在の位置をマイコン2において緯度、経度で算出する。
【0036】ステップS23では、保存している前の緯度、経度情報と比較して、設定しているしきい値以上移動したか否かを判断して設定している距離以上移動したならばステップS24に移り、設定している距離以上移動していなければ処理を終える。この処理は頻繁に再送信を繰り返す無駄を省略するために行うもので、予めユーザにより図6(c)のごとく設定されている再送信判断基準移動距離(前回現在地位置情報を送信した時の位置から、どれだけ移動すると再度現在地位置情報を送信するかを判断する基準となる距離)に基づき判断する。例えば、L=300m(直線距離)移動する毎にGPS受信機11で検出した(現在地)位置情報を再送信する。この再送信判断基準移動距離は現在地と目的地までの距離や移動速度等により決められ、現在地と目的地までの距離が遠い場合や移動速度が速い場合には送信回数を減らすように再送信判断基準移動距離は長く設定される。
【0037】ステップS24では、再送信機能(モード)がオンであるか否かを判断して再送信機能がオンであればステップS25に移り、再送信機能がオフであれば処理を終える。つまり、予めユーザにより図6(b)のごとく再送信機能がオンされているか否かで判断する。尚、再送信機能がオフの状態は位置情報を1回だけ送信するもので、第2の実施の形態に相当する。
【0038】ステップS25では、再送信制限以内であるか否かを判断して再送信制限以内であればステップS26に移り、再送信制限以内でなければステップS27に移る。つまり、予めユーザにより図6(d)のごとく設定されている再送信回数(この場合は3回)以内であるか否かで判断する。この処理は目的地に遠い場合等で何回も無駄な位置情報の送信を繰り返すのを防止するために行う。
【0039】ステップS26では、先程送信した相手先に現在の位置情報を送信して処理を終える。例えば、電話装置1のリダイアル機能を使用して、所定の条件(例えば、L=300m移動)になれば、ダイアル接続しGPS受信機11により検出した現在位置情報を送信する。位置情報はエンコーダ34でコード化され、送信部33から携帯電話装置ならば無線中継所53を経由して電話会社の交換機51、無線中継所52を介して相手側に送信される。相手側がナビゲーション装置を備えた自動車電話ならば表示部61の表示画面に緯度・経度の位置情報が表示される。このようにして、刻々変化する自分の現在位置をリアルタイムに、且つ正確に伝達できる。
【0040】ステップS27では、喚起メッセージの送信機能があるか否かを判断して喚起メッセージの送信機能があればステップS28に移り、喚起メッセージの送信機能がなければ処理を終える。喚起メッセージは相手先に連絡すべき簡単なメッセージ、例えば「電話して下さい」等で予めメモリ21内に記憶されている。この喚起メッセージを送信するように設定されているか否かで判断する。
【0041】ステップS28では、喚起メッセージを送信して処理を終える。つまり、設定回数(例えば、3回)位置情報を繰り返し送信したので、相手先にメモリ21に記憶されている喚起メッセージを読み出して送信する。尚、設定回数3回以降は位置情報の送信を停止する。
【0042】ステップS29では、受信不可と表示して処理を終える。つまり、GPS受信機11により現在位置が検出できないので位置情報の送信ができない状態であることを示すために表示部41の表示画面に、例えば「位置検出不可」、「GPS受信不可」等の表示を行う。
【0043】以上のように本実施の形態では、自分の位置情報を相手側に繰り返し送信するので、刻々変化する自分の現在位置をリアルタイムに、且つ正確に伝達できる。また、再送信判断基準移動距離や再送信回数を設定することにより、無駄な送信を防止することができ、受信側の煩わしさの防止と送信費用の節約になる。
【0044】図8は本発明の第4の実施の形態に係る電話装置の受信状態を示す模式図である。図9は本発明の第4の実施の形態に係る電話装置のマイコン2の行う位置情報受信処理のフローチャートである。図10は本発明の第4の実施の形態に係る電話装置の相手先の方向・距離算出方法の説明図で、(a)は距離・方向算出方法を説明するための説明図、(b)は1回目の受信情報表示例を示す図、(c)は2回目の受信情報表示例を示す図である。以下、図に従って説明する。尚、本実施の形態は相手側から送信されてくる位置情報を受信して相手の方向及び相手との距離を算出して表示画面に表示するものである。本処理は相手先と電話回線の接続がなされ、位置情報の受信が指示された時点から開始する。
【0045】ステップS31では、相手先の位置情報を受信してステップS32に移る。例えば、相手先が走行車両である場合には、車両に搭載されたナビゲーション装置により車両の位置(A1点)を緯度・経度で検出する。検出結果はナビゲーション装置の表示部61に表示される。そして、その位置情報を自動車電話等により無線中継所52、交換機51、無線中継所53(または有線回線)を介して携帯電話装置(または据置型電話装置)1により受信する。
【0046】ステップS32では、内蔵位置情報と比較し、自分の位置に対する相手先の方向・距離を計算してステップS33に移る。自分の位置(B点)は電話装置1のメモリ21に記憶されており、もし、自分の位置が自宅の場合には、第1の実施の形態において説明した位置名称「自宅」に対応して記憶されている位置情報をメモリ21から読み出してマイコン2へ入力する。尚、自分の位置はメモリ21に記憶されている内蔵位置に限らず現在位置でもよく、現在位置情報がメモリ21に記憶されていない場合には、GPS受信機11により現在位置を検出し、その位置情報を入力・使用すればよい。尚、自分の位置だけでなく、自分の位置とは離れた位置、例えば待ち合わせ場所のような目的地であっても良い。図10(a)に示すような両者の位置関係から自分の位置(B点)に対する相手先の方向・相対距離を計算する。自分の位置及び相手先の位置(A1点)が緯度・経度に示されている場合は、自分の位置を基準としたメートル(m)に換算した距離に変換した後、方向・相対距離を計算する。例えば、方向θ1、距離L1は(1)式、(2)式より算出される。
【0047】
tanθ1=(y0−y1)/(x0−x1)・・・・・・(1)式 L1=((x0−x1)2 +(y0−y1)2 1/2 ・・(2)式ステップS33では、文字情報・図形情報を作成してステップS34に移る。つまり、算出した方向θ1、相対距離L1を図10(b)に対応するように距離を示す数字、方向を示す矢印で画像メモリ(V−RAM)に書き込む。尚、方位(例えば、北)を示す記号、矢印等も一緒に画像メモリ(V−RAM)に書き込む。
【0048】ステップS34では、文字情報・図形情報を表示部24に表示して処理を終える。つまり、V−RAMに書き込まれた文字・図形を表示部41に出力する(図10(b)参照)。
【0049】尚、表示図41の表示画面に表示された方位(例えば、北)を示す記号、矢印と方位センサ12の方位(例えば、北)が一致するように、据置型電話装置の設置方向または携帯電話装置の保持方向を調整(水平面内で回転)することにより、表示部41の方向を地理上の方位と対応でき、相手先の方向の把握が容易になる。
【0050】また、相手先が移動した場合には、所定時間毎に送信されてくる移動後の位置情報、即ちB2点の位置座標(x2,y2)を基にしてステップS31からステップS34の処理を繰り返す。このようにして、移動後の相手先の方向(θ2)、距離(L2)が算出され、表示部41の表示画面に表示されるので、相手先の方向と、相手先が接近しているのか、遠ざかっているのかが継続して把握できる(図10(c)参照)。
【0051】また、本実施の形態では、算出された相手先の方向、位置を表示部41に表示するようにしたが、これに限らず、算出結果を音声合成して、例えば「南東」、「330m」とスピーカ(受話器)27より音声出力するようにしてもよい。
【0052】以上のように本実施の形態では、相手先から送信されてくる相手の現在位置情報を継続して受信することにより刻々変化する相手の現在位置をリアルタイムに、且つ正確に把握できる。
【0053】尚、以上説明した第2乃至第4の実施の形態においては相手側を車両に設けられたナビゲーションとしたが、これに限らず、図2(a)で示した携帯電話やGPS受信機及び通信機能付の携帯型コンピュータであっても良い。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、相手先に位置情報を正確に、且つ簡単に伝達でき、また相手先からの位置情報を正確に、且つ簡単に取得できる電話装置が提供できる。




 

 


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