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発明の名称 部分放電検出回路
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−27657(P2001−27657A)
公開日 平成13年1月30日(2001.1.30)
出願番号 特願平11−199871
出願日 平成11年7月14日(1999.7.14)
代理人 【識別番号】100071526
【弁理士】
【氏名又は名称】平田 忠雄
【テーマコード(参考)】
2G015
【Fターム(参考)】
2G015 AA06 AA27 CA01 CA03 
発明者 竹中 靖行
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】高電圧の電力機器、ケーブル等の高電圧機器から部分放電信号を検出し、前記部分放電信号の中のノイズ成分を除去して真の部分放電信号を検出する部分放電検出回路において、前記高電圧機器からの部分放電信号を検出する信号検出回路と、前記高電圧機器の絶縁体以外の露出部からの放電音を検出する指向性集音器を有し、前記指向性集音器が捉えた前記放電音を電気信号に変換して出力する変換回路と、前記変換回路から送り込まれる部分放電信号を制御信号とし、前記信号検出回路から送り込まれる部分放電信号のうちの前記制御信号と同じ成分を遮断して真の部分放電信号を出力するゲート回路を有することを特徴とする部分放電検出回路。
【請求項2】前記ゲート回路は、アンテナが捉えたノイズ信号を第2の制御信号とし、前記信号検出回路から送られる部分放電信号の中の前記第2の制御信号と同じ成分を遮断して前記真の部分放電信号を出力する機能を併せ有することを特徴とする請求項1項記載の部分放電検出回路。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、部分放電検出回路に関し、特に、ノイズ信号を確実に除去することのできる部分放電検出回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、高電圧線路において部分放電を検出するに際しては、部分放電を検出する位置の近くに環境ノイズを補足するためのアンテナが設置され、さらに、このアンテナが捉えるノイズ信号から同調増幅されたゲート信号を信号遮断の制御信号とするゲート回路が組み立てられる。ゲート回路には、高電圧線路から検出された部分放電信号が同調増幅されてゲート信号とともに入力される。
【0003】このゲート回路においては、入力された部分放電信号の中の制御信号と同じ成分を遮断し、これによってノイズ信号を除去することが行われ、この結果、ゲート回路からは、部分放電信号のみが出力され、これにより正しい部分放電の検出が行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の部分放電検出回路によると、アンテナが部分放電信号をノイズ信号として捉えてしまうことがあり、このため、検出された部分放電信号をゲート回路がノイズ信号として処理し、部分放電の発生を補足できないことがある。
【0005】従って、本発明の目的は、部分放電信号をノイズ信号として捉える恐れのない部分放電検出回路を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を達成するため、高電圧の電力機器、ケーブル等の高電圧機器から部分放電信号を検出し、前記部分放電信号の中のノイズ成分を除去して真の部分放電信号を検出する部分放電検出回路において、前記高電圧機器からの部分放電信号を検出する信号検出回路と、前記高電圧機器の絶縁体以外の露出部からの放電音を検出する指向性集音器を有し、前記指向性集音器が捉えた前記放電音を電気信号に変換して出力する変換回路と、前記変換回路から送り込まれる部分放電信号を制御信号とし、前記信号検出回路から送り込まれる部分放電信号のうちの前記制御信号と同じ成分を遮断して真の部分放電信号を出力するゲート回路を有することを特徴とする部分放電検出回路を提供するものである。
【0007】上記の絶縁体露出部とは、たとえば、高電圧ケーブルの終端接続部がこれに相当し、この終端接続部からは、通常、放電の大きさに比例した放電音が放出されている。この放電音の元となる放電は、信号検出回路によって検出される信号に含まれるノイズ信号と同じであり、従って、終端接続部からの放電音を捉えれば、ノイズ信号を確実に補足したことになる。
【0008】しかも、測定対象の高電圧線路の内部において発生する部分放電は、外部に音として響かないため、指向性集音器がこれを捉えることはない。従って、従来のように、部分放電をノイズ信号と判断する恐れがなくなり、これにより正確な部分放電の判定を行うことが可能となる。
【0009】本発明の実施形態として、従来のアンテナ方式との併用が考えられる。たとえば、終端接続部が架空送電線に接続されているような場合に、送電線から侵入するノイズ信号は、音として外部に発信されない。
【0010】このようなケースにおいては、指向性集音器によってノイズを捉えることは不可能であり、これに対処するためには、アンテナ方式が有効となる。本発明の部分放電検出回路にアンテナ方式を組み込むことは、より精度の高い検出回路の構成を意味し、このような実施形態は実際的であり有用である。
【0011】具体的には、指向性集音器が捉えた放電音に基づく信号を第1の制御信号とする一方、アンテナが捉えたノイズ信号を第2の制御信号として設定し、これらの第1および第2の制御信号に基づいた遮断機能をゲート回路に持たせればよい。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明による部分放電検出回路の実施の形態を説明する。図1において、1は高電圧ケーブル線路、2はその普通接続部、3は終端接続部を示し、架空送電線4に接続されている。
【0013】5は終端接続部3に取り付けられた部分放電検出端子、6は検出インピーダンス、7は同調増幅器、8はこれらによって構成される信号検出回路9から検出信号を送り込まれるゲート回路を示す。
【0014】10は終端接続部3での放電に基づく放電音11を検出する指向性集音器、12は指向性集音器10で捉えた放電音11を電気信号に変換する変換回路を示し、信号増幅器13と同調増幅器14を有する。15はゲート回路から出力される処理済の信号を示す。
【0015】図2は、以上の構成の部分放電検出回路における信号の処理過程を示したものである。(a)は高電圧ケーブル線路1におけるAC電圧を示し、(b)は部分放電検出端子5によって検出されたノイズを含んだ部分放電信号Aを示す。(c)は指向性集音器10により検出された放電音11から変換されたノイズ信号Bを示し、(d)はゲート回路8から出力される部分放電信号を示す。
【0016】部分放電検出端子5が検出する(b)の部分放電信号Aが含むノイズ信号は、部分放電の測定を行う周辺において発生しているノイズ信号と同じであり、即ち、指向性集音器10が捉えた放電音11に基づく(c)のノイズ信号Bと同じである。
【0017】ゲート回路8においては、変換回路12から送られる(c)のノイズ信号Bを制御信号としており、従って、部分放電検出端子5により検出され、信号検出回路9からゲート回路8に送り込まれる(b)の信号は、制御信号と同じ(c)の成分が出力の際に遮断されることになり、その結果、ゲート回路8から出力される信号15は、(d)に示されるA−Bの部分放電信号のみとなり、これにより正確な部分放電の検出が行われることになる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による部分放電検出回路によれば、指向性集音器が捉えた絶縁体以外の露出部からの放電音を電気信号に変換してこの信号をゲート回路における制御信号とし、この制御信号と同じ成分を部分放電信号の中からノイズ成分として遮断し、除去するため、高電圧機器の部分放電信号をノイズ信号として捉える恐れがなく、従って、部分放電の検出を確実に行うことができる。




 

 


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