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発明の名称 環境監視システム
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−21593(P2001−21593A)
公開日 平成13年1月26日(2001.1.26)
出願番号 特願平11−193374
出願日 平成11年7月7日(1999.7.7)
代理人
発明者 吉野 勇 / 長尾 竹男 / 田中 正人 / 瀬下 良守
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 所定の領域における使用電力量を計測する電力モニタと、この電力モニタで計測した電力データを定期的に取り込む工業用ネットワークコンピュータと、この工業用ネットワークコンピュータが接続されたインターネットまたはイントラネットと、このインターネットまたはイントラネット上に接続され、前記工業用ネットワークコンピュータが取り込んだ電力データを収集するサーバと、前記インターネットまたはイントラネット上に接続され、前記サーバで収集した電力データをブラウザにより表示するパソコンと、を具備したことを特徴とする環境監視システム。
【請求項2】 前記電力モニタは、使用電力量の他に電力の品質を計測することを特徴とする請求項1記載の環境監視システム。
【請求項3】 前記電力の品質は、力率、無効電力、全高調波歪率、瞬時電圧、瞬時電流、皮相電力の少なくとも1つであることを特徴とする請求項1記載の環境監視システム。
【請求項4】 前記サーバは、収集した電力データを表またはグラフの形式に編集するデータ編集手段を有し、前記パソコンは編集後の電力データをブラウザにより表示することを特徴とする請求項1記載の環境監視システム。
【請求項5】 前記電力データには、計測時刻を示す時間情報、計測場所を示す場所情報及び電力の用途を示す使用カテゴリー情報の少なくとも1つが付加され、前記サーバは、収集した電力データを蓄積するデータベースと、時間、場所及び使用カテゴリーの少なくとも1つをキーワードにして前記データベースから電力データを検索する検索手段とを有し、前記パソコンから送られたキーワードに応じて前記検索手段はデータベースから電力データを検索することを特徴とする請求項1記載の環境監視システム。
【請求項6】 工業用ネットワークコンピュータは、取り込んだ電力データの値を所定の基準値と比較し、比較結果に応じて警報をインターネットまたはイントラネット上に発生する警報手段を有することを特徴とする請求項1記載の環境監視システム。
【請求項7】 環境の状態を計測する環境センサと、この環境センサで計測した環境データを定期的に取り込む工業用ネットワークコンピュータと、この工業用ネットワークコンピュータが接続されたインターネットまたはイントラネットと、このインターネットまたはイントラネット上に接続され、前記工業用ネットワークコンピュータが取り込んだ環境データを収集するサーバと、前記インターネットまたはイントラネット上に接続され、前記サーバで収集した環境データをブラウザにより表示するパソコンと、を具備したことを特徴とする請求項1記載の環境監視システム。
【請求項8】 環境の状態を計測する環境センサと、この環境センサで計測した環境データを定期的に取り込む工業用ネットワークコンピュータと、この工業用ネットワークコンピュータが接続されたインターネットまたはイントラネットと、このインターネットまたはイントラネット上に接続され、前記工業用ネットワークコンピュータが取り込んだ環境データを収集するサーバと、前記インターネットまたはイントラネット上に接続され、前記サーバで収集した環境データをブラウザにより表示するパソコンと、を具備したことを特徴とする環境監視システム。
【請求項9】 前記環境センサは、大気中に存在する特定ガスの濃度を測定する大気センサ、水質を測定する水質センサ、騒音を測定する騒音センサ及び臭いを測定する臭いセンサの少なくとも1つであることを特徴とする請求項7または請求項8記載の環境監視システム。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、工場、オフィス等の環境を監視する環境監視システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】昨今、地球環境保護に向けた活動がいたるところで積極的に展開されている。このような状況のもとで、環境マネジメントシステムISO14001に認証・登録する組織が増加しており、先進的な企業は、ますます積極的に環境保全に取り組み、よい地球環境を次世代に継承しようとしている。工場、近代ビル等における環境を監視するためのファクターとして、例えば、使用電力量、Nox,Sox(窒化化合物,硫化化合物)の濃度、臭い等がある。これらのファクターを監視するシステムが開発されている。
【0003】図9は従来における環境監視システムの一例を示した図である。このシステムは使用電力量を監視するシステムである。図9で、電力モニタ1は、室21〜25のそれぞれで使用した電力量を計測する。室21〜25は工場、オフィス等にある部屋である。通信ケーブル3は、電力モニタ1で計測した電力データを伝送する。通信ケーブル3はRS−485の規格に準拠した通信ケーブルである。
【0004】信号変換器4は、通信ケーブル3で伝送された信号を通信ケーブル5で伝送するための信号変換を行なう。通信ケーブル5はRS232Cの規格に準拠した通信ケーブルである。信号変換器4は、RS−485の規格に準拠した信号をRS232Cの規格に準拠した信号に変換する。パソコン6は、通信ケーブル5から送られてきた電力データを表示する。
【0005】図9のシステムでは、電力モニタ1は、室21〜25でそれぞれ使用した電力量を計測する。計測した電力量は電力データとして通信ケーブル3、信号変換器4、通信ケーブル5を経由してパソコン6に送られる。パソコン6では、送られてきた電力データをアプリケーションソフトにより帳票の形式にして画面に表示する。オペレータは、工場等の各室における使用電力値をパソコン上で監視する。
【0006】しかし、図9のシステムでは電力モニタ1で得られたデータをRS−485規格とRS232C規格のケーブルを経由して送り、専用パソコンで表示していたため、次の問題点があった。
■電力データの確認場所が固定されてしまう。
■電力データをトレンドグラフ等の形式にして表示することが難しい。
■監視対象にトラブルが発生しても警報が出ない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上述した問題点を解決するためになされたものであり、次の点を目的とする。
■電力モニタ、環境センサ等から得られた計測データをイントラネットまたはインターネット上のサーバに収集することによって、計測データをインターネットまたはイントラネット上のパソコンで容易に確認できる環境監視システムを実現する。
■サーバに表またはグラフの作成機能を持たせることにより、計測データを見やすい形式で確認できる環境監視システムを実現する。
■イントラネットまたはインターネット上の工業用ネットワークコンピュータに警報発生機能を持たせることにより、監視対象で発生したトラブルを容易に認識できる環境監視システムを実現する。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は次のとおりの構成になった環境監視システムである。
【0009】(1)所定の領域における使用電力量を計測する電力モニタと、この電力モニタで計測した電力データを定期的に取り込む工業用ネットワークコンピュータと、この工業用ネットワークコンピュータが接続されたインターネットまたはイントラネットと、このインターネットまたはイントラネット上に接続され、前記工業用ネットワークコンピュータが取り込んだ電力データを収集するサーバと、前記インターネットまたはイントラネット上に接続され、前記サーバで収集した電力データをブラウザにより表示するパソコンと、を具備したことを特徴とする環境監視システム。
【0010】(2)前記電力モニタは、使用電力量の他に電力の品質を計測することを特徴とする(1)記載の環境監視システム。
【0011】(3)前記電力の品質は、力率、無効電力、全高調波歪率、瞬時電圧、瞬時電流、皮相電力の少なくとも1つであることを特徴とする(1)記載の環境監視システム。
【0012】(4)前記サーバは、収集した電力データを表またはグラフの形式に編集するデータ編集手段を有し、前記パソコンは編集後の電力データをブラウザにより表示することを特徴とする(1)記載の環境監視システム。
【0013】(5)前記電力データには、計測時刻を示す時間情報、計測場所を示す場所情報及び電力の用途を示す使用カテゴリー情報の少なくとも1つが付加され、前記サーバは、収集した電力データを蓄積するデータベースと、時間、場所及び使用カテゴリーの少なくとも1つをキーワードにして前記データベースから電力データを検索する検索手段とを有し、前記パソコンから送られたキーワードに応じて前記検索手段はデータベースから電力データを検索することを特徴とする(1)記載の環境監視システム。
【0014】(6)工業用ネットワークコンピュータは、取り込んだ電力データの値を所定の基準値と比較し、比較結果に応じて警報をインターネットまたはイントラネット上に発生する警報手段を有することを特徴とする(1)記載の環境監視システム。
【0015】(7)環境の状態を計測する環境センサと、この環境センサで計測した環境データを定期的に取り込む工業用ネットワークコンピュータと、この工業用ネットワークコンピュータが接続されたインターネットまたはイントラネットと、このインターネットまたはイントラネット上に接続され、前記工業用ネットワークコンピュータが取り込んだ環境データを収集するサーバと、前記インターネットまたはイントラネット上に接続され、前記サーバで収集した環境データをブラウザにより表示するパソコンと、を具備したことを特徴とする(1)記載の環境監視システム。
【0016】(8)環境の状態を計測する環境センサと、この環境センサで計測した環境データを定期的に取り込む工業用ネットワークコンピュータと、この工業用ネットワークコンピュータが接続されたインターネットまたはイントラネットと、このインターネットまたはイントラネット上に接続され、前記工業用ネットワークコンピュータが取り込んだ環境データを収集するサーバと、前記インターネットまたはイントラネット上に接続され、前記サーバで収集した環境データをブラウザにより表示するパソコンと、を具備したことを特徴とする環境監視システム。
【0017】(9)前記環境センサは、大気中に存在する特定ガスの濃度を測定する大気センサ、水質を測定する水質センサ、騒音を測定する騒音センサ及び臭いを測定する臭いセンサの少なくとも1つであることを特徴とする(7)または(8)記載の環境監視システム。
【0018】
【発明の実施の形態】以下図面を用いて本発明を詳しく説明する。図1は本発明の一実施例を示す構成図である。図1で、電力モニタ30は、所定の領域における使用電力量を計測する。電力モニタ30は、使用電力量の他に電力の品質を計測してもよい。電力の品質は、例えば、力率、無効電力、全高調波歪率、瞬時電圧、瞬時電流、皮相電力等である。
【0019】工業用ネットワークコンピュータ40は、電力モニタ30で計測した電力データを定期的に取り込む。工業用ネットワークコンピュータ40はネットワーク50に接続されている。ネットワーク50はインターネットまたはイントラネットである。工業用ネットワークコンピュータ40は、ネットワーク環境を十分に生かせなかった電力モニタ30をネットワーク環境に繋ぐために設けられたコンピュータである。
【0020】工業用ネットワークコンピュータ40で、データ収集手段41は電力モニタ30から電力データを収集し、収集したデータをメモリ42に取り込む。電力データには、計測時刻を示す時間情報、計測場所を示す場所情報及び電力の用途を示す使用カテゴリー情報等が付加されている。警報手段43は、取り込んだ電力データの値を所定の基準値と比較し、比較結果に応じて警報をネットワーク50上に発生する。例えば、電力データの値が上限値を超えていたり、下限値よりも低くなったときに警報手段43は警報を発生する。
【0021】サーバ60は、ネットワーク50上に接続され、工業用ネットワークコンピュータ40が取り込んだ電力データを定周期で収集する。サーバ60において、データ収集手段61は工業用ネットワークコンピュータ40から定周期で電力データを収集し、収集した電力データをデータベース62に蓄積する。検索手段63は、時間、場所及び使用カテゴリーの少なくとも1つをキーワードにしてデータベース62から電力データを検索する。データ編集手段64は、収集した電力データを表またはグラフの形式に編集する。パソコン70は、編集後の電力データを表示する。これによって、パソコン70は、自身で表作成またはグラフ作成をしなくても電力データを表形式またはグラフ形式で表示できる。
【0022】パソコン70は、ネットワーク50上に接続され、サーバ60で収集した電力データを表示手段71で表示する。パソコン70は、メモリ72に格納されたネットワーク環境のブラウザを用いて電力データを表示する。パソコン70がサーバ60に電力データの検索キーワードを送ると、サーバ60の検索手段63は送られてきたキーワードに応じてデータベース62から電力データを検索する。サーバ60は、検索した電力データをパソコン70へ送る。
【0023】図2は図1の実施例の適用例を示した図である。図2で、A棟には各階に工業用ネットワークコンピュータ40が設置されている。これによって、A棟ではフロア別に使用電力量を監視する。B棟〜E棟では建物毎に使用電力量を監視する。A棟で得られる電力データにはフロア情報が付加され、B棟〜E棟で得られる電力データには建物情報が付加されている。
【0024】図3は図1の実施例の適用例を示した図である。図3で、部署K1〜部署K7にそれぞれ工業用ネットワークコンピュータ40が設置されている。これによって、部署毎に使用電力量を監視する。
【0025】電力データには、電力の用途を示す使用カテゴリー情報が付加されている場合がある。この使用カテゴリー情報に基づいて電力データを使用カテゴリー別に監視する。使用カテゴリーの例として次の■〜■がある。
■生産動力 100V■生産動力 200V■照明■空調■保安【0026】図4は使用カテゴリーに従って設備を振り分けた例を示した図である。図4で、生産動力 100Vの使用カテゴリーには、設備A1〜設備A3及び通信機器が属している。生産動力 200Vの使用カテゴリーには、設備B1〜設備B4及び空気圧縮機が属している。照明の使用カテゴリーには、工場照明及び事務所照明が属している。空調の使用カテゴリーには、工場熱源機器、空調機器制御盤、局所排風機盤及び工場送風機器が属している。保安の使用カテゴリーには、ポンプ室電灯盤、グラウンド照明及びEV電源(エレベータ電源)が属している。使用カテゴリー毎に工業用ネットワークコンピュータを設置し、振り分けた設備群毎に使用電力量を監視する。
【0027】図5は電力データの表示例を示した図である。図5の表示はパソコン70で行なわれる。図5では、使用電力量の時間的推移を折れ線グラフと表により表示している。生産動力100V及び生産動力200Vの使用カテゴリーについて表示している。
【0028】図6は電力データの表示例を示した図である。図6の表示はパソコン70で行なわれる。図6では、使用電力量の月次推移を折れ線グラフ、棒グラフ及び表により表示している。
【0029】図5及び図6に示すグラフ及び表の作成はデータ編集手段64が行なう。電力データの時間的推移のグラフ作成及び表作成は電力データに付加された時間情報に基づいて行なう。電力データに付加された時間情報をもとに、電力データの日間推移、月間推移、年間推移を表示することができる。
【0030】図7は本発明の他の実施例を示す構成図である。図7の実施例では、電力モニタの他に各種の環境センサを設け、総合的に環境を監視している。環境センサとして、大気センサ81、水質センサ82、騒音センサ83及び臭いセンサ84が設けられている。大気センサ81は、大気中に存在する特定ガスの濃度を測定する。例えば、大気中に存在するNox、Sox等を測定する。水質センサ82は、工場排水等のpH値、VOC(揮発性有機化合物)の濃度等を測定する。騒音センサ83は工場内の騒音等を測定する。臭いセンサ84は工場に発生するVOC等の臭いを測定する。
【0031】各センサ81〜84は、シーケンサ91〜94及び工業用ネットワークコンピュータ101〜104を介してネットワーク50にそれぞれ接続されている。シーケンサ91〜94は、各センサ81〜84から送られたアナログ検出信号をデジタル信号に変換する。また、各センサ81〜84がそれぞれ複数個ずつ設けられているときに、検出信号を取り込むセンサをシーケンサ91〜94により切り替える。
【0032】工業用ネットワークコンピュータ101〜104は工業用ネットワークコンピュータ40と同様な構成になっている。図1の実施例ではサーバ60とパソコン70は電力データを扱っていたのに対し、図7の実施例ではサーバ60とパソコン70は電力データの他に各センサ81〜84から得た環境データも扱う。
【0033】図8は環境データの表示例を示した図である。図8は大気観測データの推移を表示した例で、窒素酸化物濃度の酸素換算値の時間推移を折れ線グラフと表で示している。グラフと表には法基準値、自主基準値、3基のボイラにおける酸素換算値R1,R2,R3が示されている。
【0034】なお、図7のシステムで、電力モニタ30と工業用ネットワークコンピュータ40を設けない構成にしてもよい。
【0035】
【発明の効果】本発明によれば次の効果が得られる。
【0036】請求項1の発明によれば、電力モニタから得られた電力データをイントラネットまたはインターネット上のサーバに収集しているため、インターネットまたはイントラネット上のパソコンで電力データを容易に確認できる。これにより、電力データの確認場所が固定されない。
【0037】請求項2及び請求項3の発明によれば、使用電力量の他に電力の品質も監視できるため、よりきめ細かい監視が可能になる。
【0038】請求項4の発明によれば、サーバに表またはグラフの作成機能を持たせているため、パソコン側でわざわざ表作成、グラフ作成を行なわなくても電力データを見やすい形式で確認できる。
【0039】請求項5の発明によれば、電力データを時間、場所、使用カテゴリーをキーワードにして検索できるため、時間毎、場所毎、使用カテゴリー毎に電力データを監視することができる。
【0040】請求項6の発明によれば、イントラネットまたはインターネット上の工業用ネットワークコンピュータに警報発生機能を持たせているため、監視対象で発生したトラブルを容易に認識できる。
【0041】請求項7の発明によれば、電力モニタ及び環境センサから得られた電力データ及び環境データをイントラネットまたはインターネット上のサーバに収集しているため、電力データ及び環境データをインターネットまたはイントラネット上のパソコンで容易に確認できる。
【0042】請求項8及び請求項9の発明によれば、環境センサから得られた環境データをイントラネットまたはインターネット上のサーバに収集しているため、環境データをインターネットまたはイントラネット上のパソコンで容易に確認できる。




 

 


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