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発明の名称 GPS測位システム
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−21638(P2001−21638A)
公開日 平成13年1月26日(2001.1.26)
出願番号 特願平11−195623
出願日 平成11年7月9日(1999.7.9)
代理人 【識別番号】100097445
【弁理士】
【氏名又は名称】岩橋 文雄 (外2名)
【テーマコード(参考)】
2F029
5H180
5J062
【Fターム(参考)】
2F029 AA02 AA07 AB07 AC02 
5H180 AA01 AA07 AA21 AA22 BB04 FF05 FF27
5J062 BB01 BB05 CC07 EE04
発明者 池田 和彦 / 松岡 哲也 / 松尾 久美子
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】DGPS基地局と、GPS測位結果である位置情報を前記DGPS基地局に送信する無線送信部を備えたGPS測位装置とを有するGPS測位システムであって、前記DGPS基地局は、前記GPS測位装置から送信される位置情報を受信する無線受信部と、前記無線受信部で受信した位置情報をDGPS補正するDGPS補正演算部と、前記DGPS補正演算部における補正後の位置情報を地図上に表示する表示部とを有することを特徴とするGPS測位システム。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、GPS用衛星(以下、「GPS衛星」と記載する)からの電波を受信して受信点の位置を計測するGPS測位システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、自らの位置、移動速度、移動方向の計測にGPSが盛んに使用されるようになってきた。
【0003】GPSはアメリカ合衆国国防省が運営、管理している位置計測システムであるが、元来軍事用のシステムであるために民生用に公開されている周波数帯で送信される衛星信号には意図的に位置精度劣化(SA:Selective Av−ailability)が施されている。
【0004】このため、GPS測位装置で計測した位置は最大で100mの誤差が含まれている。このSAによる誤差の除去方法としては、DGPS(Differen−tial GPS)による測位がある。
【0005】DGPSによる測位(以下、「DGPS測位」と記載する)とは、正確な位置が既知である固定の基地局にGPS受信機を設置し、予め計測した正確な衛星・基地局間の距離とGPS衛星から受信した軌道情報により計算した衛星・基地局間の距離との差をDGPS誤差情報とし、このDGPS誤差情報をもとに移動中のGPS測位装置で高精度の測位を行うものである。DGPS測位を行うことにより測位誤差は約10m以下となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記DGPS誤差情報に基づくGPS測位システムでは通常、DGPS測位を行う移動中のGPS測位装置に、上記DGPS誤差情報を受信するDGPS受信機が必要となり、GPS測位装置が大型化、高コスト化するという問題点を有していた。また、DGPS誤差情報の送信方式はアメリカ合衆国沿岸警備隊や日本の海上保安庁などで採用されているRTCM SC−104方式や、日本のFM多重放送を使用したものなどさまざまなものが存在し、すべての送信方式に対応するためには、それぞれの送信方式に対応したDGPS受信機が必要となり煩雑であるという問題点を有していた。
【0007】このGPS測位システムは、GPS測位装置の位置を正確に算出することができると共にGPS測位装置の小型簡略化が可能であることが要求されている。
【0008】本発明は、GPS測位装置の位置を正確に算出することができると共にGPS測位装置の小型簡略化を図ることができるGPS測位システムを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するために本発明のGPS測位システムは、DGPS基地局と、GPS測位結果である位置情報をDGPS基地局に送信する無線送信部を備えたGPS測位装置とを有するGPS測位システムであって、DGPS基地局は、GPS測位装置から送信される位置情報を受信する無線受信部と、無線受信部で受信した位置情報をDGPS補正するDGPS補正演算部と、DGPS補正演算部における補正後の位置情報を地図上に表示する表示部とを有する構成を備えている。
【0010】これにより、GPS測位装置の位置を正確に算出することができると共にGPS測位装置の小型簡略化を図ることができるGPS測位システムが得られる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載のGPS測位システムは、DGPS基地局と、GPS測位結果である位置情報をDGPS基地局に送信する無線送信部を備えたGPS測位装置とを有するGPS測位システムであって、DGPS基地局は、GPS測位装置から送信される位置情報を受信する無線受信部と、無線受信部で受信した位置情報をDGPS補正するDGPS補正演算部と、DGPS補正演算部における補正後の位置情報を地図上に表示する表示部とを有することとしたものである。
【0012】この構成により、GPS測位装置から送信される位置情報を利用してDGPS基地局側で位置情報の補正演算を実行することができ、GPS測位装置はDGPS誤差情報を受信する必要がなく、GPS測位装置の小型簡略化を図ることができるという作用を有する。
【0013】以下、本発明の実施の形態について、図1〜図4を用いて説明する。
【0014】(実施の形態1)図1は本発明の実施の形態1によるGPS測位システムにおいて登山者がGPS測位装置を背負った場合を示す説明図であり、図2は本発明の実施の形態1によるGPS測位システムにおいて徘徊老人がGPS測位装置を背負った場合を示す説明図、図3は本発明の実施の形態1によるGPS測位システムにおいてトラックにGPS測位装置を搭載した場合を示す説明図、図4は本発明の実施の形態1によるGPS測位システムにおいて自動車にGPS測位装置を搭載した場合を示す説明図である。
【0015】図1〜図4において、1はDGPS基地局、2はGPS衛星(図示せず)からの電波を受信する第1のアンテナ、3は後述のGPS測位装置6から送信される電波を受信する第2のアンテナ、4は第2のアンテナ3で受信した位置情報をDGPS補正するDGPS補正演算部、5はDGPS補正演算部4における補正後の位置情報を地図上に表示する表示部、6はGPS測位結果である位置情報aをDGPS基地局1に送信する無線送信部(図示せず)を備えたGPS測位装置、7は登山者、8は徘徊老人、9はトラック、10は自動車である。なお、DGPS補正演算部4は、GPS測位装置6から送信される位置情報aを受信したアンテナ3から出力される受信信号を処理する無線受信部(図示せず)と、警告情報bなどをGPS測位装置6に送信する無線送信部(図示せず)とを有する。また、GPS測位装置6は、DGPS基地局1から送信される警告情報bなどを受信する無線受信部(図示せず)を有する。
【0016】図1において、登山者7はGPS測位装置6を携帯し、常時位置情報aをDGPS基地局1に送信する。DGPS基地局1では、GPS測位装置6から送信された位置情報aをもとにDGPS補正演算部4でDGPS補正演算を行い、正確な登山者7の位置を算出し、正規のルートから離れた場合、登山者7にDGPS基地局1より無線で警告情報bを発したり、または現場に救助に向かうことができる。DGPS送信方式は世界各地で異なっているが、DGPS補正演算をDGPS基地局1で行うことにより、登山者7は、DGPS送信方式の違いを意識することなく、単一のGPS測位装置6のみを携帯すればよい。
【0017】次に、徘徊老人8を対象とするGPS測位システムについて、図2を用いて説明する。最近痴呆老人の徘徊現象が社会問題化している。そのような徘徊老人8に小型のGPS測位装置6を携帯させ、常時位置情報aをDGPS基地局1に送信する。DGPS基地局1では、GPS測位装置6から送信された位置情報aをもとにDGPS補正演算部4でDGPS補正演算を行い、正確な徘徊老人8の位置を算出する。徘徊老人8を探索する保護者は、DGPS基地局1から徘徊老人8の位置情報aを得て、容易に徘徊老人8を見つけることができる。この場合もDGPS補正演算をDGPS基地局1で行うことにより、GPS測位装置6は、小型化簡略化が可能となり、携帯していることを徘徊老人8に意識させることはない。
【0018】次に、輸送コンテナを搭載するトラック9を対象とするGPS測位システムについて、図3を用いて説明する。輸送コンテナはトラック9の荷台に載せて輸送され、中継地ではまた別のトラックに載せかえられて移動する。そのようなコンテナの位置計測を行うGPS測位装置6は電池駆動されており、装置自体の小型化簡略化が要求される。コンテナの位置(したがってトラック9の位置)のDGPS補正演算をDGPS基地局1で行うことにより、GPS早期装置6自体の小型化簡略化が可能となる。
【0019】次に、自動車10を対象とするGPS測位システムについて、図4を用いて説明する。このGPS測位システムは、自動車10の交通事故が発生したときに現場の位置情報aをDGPS基地局1に送信するシステムにおいて、自動車10に搭載されているGPS測位装置6の小型化簡略化のために、DGPS基地局1でDGPS補正演算を行うものである。市街地などでは道路が複雑に入り組んでいるので100mの位置誤差が生じると、表示部5に自動車の位置を表示する際に事故現場と違う道路上に表示されるおそれがある。DGPS補正演算を行うことにより、事故現場の位置情報はより正確なものになるが、GPS測位装置6側は小型のものでよい。
【0020】以上のように本実施の形態によれば、DGPS基地局1と、GPS測位結果である位置情報aをDGPS基地局1に送信する無線送信部を備えたGPS測位装置6とを有するGPS測位システムであって、DGPS基地局1は、GPS測位装置6から送信される位置情報aを受信する無線受信部と、無線受信部で受信した位置情報をDGPS補正するDGPS補正演算部4と、DGPS補正演算部4における補正後の位置情報を地図上に表示する表示部5とを備えたことにより、GPS測位装置6から送信される位置情報aを利用してDGPS基地局1側で位置情報aの補正演算を実行することができ、GPS測位装置6はDGPS誤差情報を受信する必要がないので、GPS測位装置6の正確な位置を算出することができると共にGPS測位装置6の小型簡略化を図ることができる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1に記載のGPS測位システムによれば、DGPS基地局と、GPS測位結果である位置情報をDGPS基地局に送信する無線送信部を備えたGPS測位装置とを有するGPS測位システムであって、DGPS基地局は、GPS測位装置から送信される位置情報を受信する無線受信部と、無線受信部で受信した位置情報をDGPS補正するDGPS補正演算部と、DGPS補正演算部における補正後の位置情報を地図上に表示する表示部とを有することにより、GPS測位装置から送信される位置情報を利用してDGPS基地局側で位置情報の補正演算を実行することができ、GPS測位装置はDGPS誤差情報を受信する必要がないので、GPS測位装置の正確な位置を算出することができると共にGPS測位装置の小型簡略化を図ることができるという有利な効果が得られる。




 

 


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