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発明の名称 電球形蛍光ランプ
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−110204(P2001−110204A)
公開日 平成13年4月20日(2001.4.20)
出願番号 特願平11−289566
出願日 平成11年10月12日(1999.10.12)
代理人 【識別番号】100097445
【弁理士】
【氏名又は名称】岩橋 文雄 (外2名)
発明者 飯田 史朗 / 松村 武 / 斉藤 勝
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 端部に封止部を有する発光管と、前記発光管を保持したホルダと、前記発光管を点灯するための点灯回路と、前記点灯回路を収納したケースとを備え、前記封止部および前記ホルダとが係合または嵌合して、前記ホルダに前記発光管が保持されていることを特徴とする電球形蛍光ランプ。
【請求項2】 端部に封止部を有する発光管と、前記発光管を保持したホルダと、前記発光管を点灯するための点灯回路と、前記点灯回路を収納したケースとを備え、前記封止部および前記ホルダは凸部を有し、前記封止部の凸部と前記ホルダの凸部とが係合または嵌合して、前記ホルダに前記発光管が保持されていることを特徴とする電球形蛍光ランプ。
【請求項3】 端部に封止部を有する発光管と、前記発光管を保持したホルダと、前記発光管を点灯するための点灯回路と、前記点灯回路を収納したケースとを備え、前記封止部に凸部を有するとともに、前記ホルダに凹部を有し、前記封止部の凸部と前記ホルダの凹部とが係合または嵌合して、前記ホルダに前記発光管が保持されていることを特徴とする電球形蛍光ランプ。
【請求項4】 端部に封止部を有する発光管と、前記発光管を保持したホルダと、前記発光管を点灯するための点灯回路と、前記点灯回路を収納したケースとを備え、前記封止部に凹部を有するとともに、前記ホルダに凸部を有し、前記封止部の凹部と前記ホルダの凸部とが係合または嵌合して、前記ホルダに前記発光管が保持されていることを特徴とする電球形蛍光ランプ。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電球形蛍光ランプに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、蛍光管をホルダに保持した電球形蛍光ランプは、内部に一対の電極を有するとともに、蛇行状の一つの放電路を有する蛍光管を備えている。図10に示すように、ホルダ10には蛍光管9を保持するための円筒部10aが設けられている。この円筒部10aの内面には円筒部10aの中心軸に向かって突出する突起部10bが設けられており、蛍光管9の封止部11がこの円筒部10aに挿入された際、蛍光管9の管端部12がこの突起部10bを倒すようにして圧入され、蛍光管9はこの突起部10bの楔の働きにより円筒部10aに固定される。そして、蛍光管9の管端部12と円筒部10aとの隙間にシリコーン等の接着剤13を注入することによって、蛍光管9をホルダ10に固定保持している。
【0003】しかしながら、蛍光管9をホルダ10の円筒部10aに圧入しても突起部10bの働きによる十分な固定ができないものもあり、このため、突起部10bとシリコーン等の接着剤13との併用により蛍光管9をホルダ10に固定する必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような電球形蛍光ランプにおいて、シリコーン等の接着剤13による固着は、量産時における使用量のばらつきや、硬化温度のばらつきによる接着力不足など信頼性に欠け、また、シリコーン接着剤13を多量に用いるとコストアップを招くばかりでなく、硬化時間が長くなり組立作業性を著しく阻害し、さらにシリコーン接着剤13はランプ点灯中の熱によりシリコーン接着剤13の一成分である低分子シロキサンを放出するため、蛍光管9を覆うグローブを設けた電球形蛍光ランプにおいては、そのグローブを白濁させ、光束の極端な低下や、外観を損なうといった商品価値の低下を招くこととなる。
【0005】したがって、シリコーン接着剤13を使用しないか、あるいは使用量を削減できる蛍光管9のホルダ10への固定が望まれている。
【0006】本発明は、このような問題を解決するためになされたもので、蛍光管とホルダとの強固な固定保持ができ、かつ経済的で組み立て作業性に優れ、光束の極端な低下や外観を損なうといった商品価値の低下を防止することのできる電球形蛍光ランプを提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明の電球形蛍光ランプは、端部に封止部を有する発光管と、前記発光管を保持したホルダと、前記発光管を点灯するための点灯回路と、前記点灯回路を収納したケースとを備え、前記封止部および前記ホルダとが係合または嵌合して、前記ホルダに前記発光管が保持された構成を有する。
【0008】これにより、蛍光管とホルダとの強固な固定保持ができ、かつ経済的で組み立て作業性に優れ、光束の極端な低下や外観を損なうといった商品価値の低下を防止することができる。
【0009】請求項2記載の本発明の電球形蛍光ランプは、端部に封止部を有する発光管と、前記発光管を保持したホルダと、前記発光管を点灯するための点灯回路と、前記点灯回路を収納したケースとを備え、前記封止部および前記ホルダは凸部を有し、前記封止部の凸部と前記ホルダの凸部とが係合または嵌合して、前記ホルダに前記発光管が保持された構成を有する。
【0010】これにより、蛍光管とホルダとの強固な固定保持ができ、かつ経済的で組み立て作業性に優れ、光束の極端な低下や外観を損なうといった商品価値の低下を防止することができる。
【0011】請求項3記載の本発明の電球形蛍光ランプは、端部に封止部を有する発光管と、前記発光管を保持したホルダと、前記発光管を点灯するための点灯回路と、前記点灯回路を収納したケースとを備え、前記封止部に凸部を有するとともに、前記ホルダに凹部を有し、前記封止部の凸部と前記ホルダの凹部とが係合または嵌合して、前記ホルダに前記発光管が保持された構成を有する。
【0012】これにより、蛍光管とホルダとの強固な固定保持ができ、かつ経済的で組み立て作業性に優れ、光束の極端な低下や外観を損なうといった商品価値の低下を防止することができる。
【0013】請求項4記載の本発明の電球形蛍光ランプは、端部に封止部を有する発光管と、前記発光管を保持したホルダと、前記発光管を点灯するための点灯回路と、前記点灯回路を収納したケースとを備え、前記封止部に凹部を有するとともに、前記ホルダに凸部を有し、前記封止部の凹部と前記ホルダの凸部とが係合または嵌合して、前記ホルダに前記発光管が保持された構成を有する。
【0014】これにより、蛍光管とホルダとの強固な固定保持ができ、かつ経済的で組み立て作業性に優れ、光束の極端な低下や外観を損なうといった商品価値の低下を防止することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】図1、図2、図3、図4において本発明の一実施形態である電球形蛍光ランプを示す。この電球形蛍光ランプは、ケース4の一端側頂部に電球口金8が装着されている。ケース4の他端側開口部には、グローブ5が装着されケース4とグローブ5によって外囲器6が構成されている。外囲器6内には発光管である蛍光管1と、この蛍光管1を点灯するための点灯回路3が収容されている。
【0016】蛍光管1は3本のU字形ガラス管をブリッジ接続し、両端部の内部に設けられた一対の電極(図示せず)間において内部に一つの蛇行状の放電路を形成したものである。
【0017】蛍光管1の管端部1aはピンチングによって形成された封止部1bを有し、かつこの封止部1bには、封止部1bの軸と直交する方向に突出する凸部1cを設けている。この凸部1cは封止部1b形成のピンチングと同時に形成される。
【0018】ホルダ2の蛍光管1が挿入され保持される円筒部2a内には、円筒部2aの中央に向かって突出する凸部2bが形成されている。蛍光管1の管端部1aの封止部1bがホルダ2の円筒部2aに挿入されることにより、蛍光管1の封止部1bの凸部1cとホルダ2の円筒部2aの凸部2bとが係合して、蛍光管1はホルダ2に固定保持される。
【0019】この蛍光管1の管端部1aの凸部1cは、蛍光管1の封止部1b、つまり金型に挟み込まれた部分に設けているので、精度の高い凸部1cが形成できる。また、蛍光管1の凸部1cとホルダ2の凸部2bとが係合によって固定されるので強固な固定ができる。さらに、これら凸部1c,2bをそれぞれ複数箇所に設け、それぞれを係合または嵌合させることにより、一層強固な固定保持を実現することができる。
【0020】次に、本実施形態の電球形蛍光ランプ(以下、本発明品という)を製作し、この本発明品と図10に示すようなホルダ10の円筒部10aに、円筒部10aの中心軸に向かって突出する突起部10bを設け、蛍光管9の封止部11がホルダ10の円筒部10aに挿入された際、この突起部10bを倒すようにして圧入して固定している従来品との強度評価を行った。
【0021】強度評価の方法は、ランプ単体を金属の台に固定した後、40cmから落下させ蛍光管の割れの発生の有無を観察した。割れなかった場合、更に10cmごと上昇させて割れが確認できるまで再度同じ試験を行った。この結果を表1に示す。
【0022】
【表1】

【0023】表1は、シリコーン接着剤7の使用量が異なる本発明品と従来品とを用い割れが発生したかどうかを示し、記号〇は割れの発生なしを、記号×は割れが発生したことを示す。
【0024】表1から明らかなように、本発明品において、シリコーン接着剤の使用なしのものは、従来品におけるシリコーン接着剤を3g使用したものと同等の製品強度を備えており、したがって、本発明品においては、シリコーン接着剤を用いなくても従来と比して製品強度を向上していることがわかる。なお、蛍光管の固定が不十分である場合、落下時の衝撃により蛍光管が大きく揺れガラスグローブに当たり割れが発生する。
【0025】また、他の実施形態として図5に示すように蛍光管1の封止部1bに凸部1cを設け、ホルダ2に蛍光管1の封止部1bの凸部1cと嵌合する凹部2cを設けたり、あるいは、図6に示すように蛍光管1の封止部1bに凹部1dを設け、ホルダ2に蛍光管1の凹部1dと嵌合する凸部2dを設けても同様の効果を有する。また、図7,図8,図9に示すように、蛍光管1の封止部1bに凸部1cを設け、ホルダ2には、凸部1cと嵌合する壁2eを設けてもよい。
【0026】このように、本発明は蛍光管1の封止部1cに凸部あるいは凹部を設け、かつホルダ2に蛍光管1の凸部あるいは凹部と係合あるいは嵌合する保持部分を設けることにより蛍光管1とホルダ2とを強固に固定保持するものである。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、蛍光管とホルダとの強固な固定保持ができ、かつ経済的で組み立て作業性に優れ、光束の極端な低下や外観を損なうといった商品価値の低下を防止することができる電球形蛍光ランプを提供することができる。




 

 


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