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発明の名称 管球およびその製造方法
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−101905(P2001−101905A)
公開日 平成13年4月13日(2001.4.13)
出願番号 特願2000−190928(P2000−190928)
出願日 平成12年6月26日(2000.6.26)
代理人 【識別番号】100097445
【弁理士】
【氏名又は名称】岩橋 文雄 (外2名)
発明者 松葉 徹夫 / 松村 武 / 石塚 眞一郎
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 ねじ状のシェルと、このシェルの一端部に絶縁体を介して設けられたアイレットとを有する口金を備え、電力を供給するリード線が前記アイレットの外面以外の部分に接続されていることを特徴とする管球。
【請求項2】 前記リード線は、前記アイレットのリード線挿入部に挿入されて接続されていることを特徴とする請求項1記載の管球。
【請求項3】 前記リード線は、前記リード線挿入部に挿入されかしめられることによって前記アイレット接続されていることを特徴とする請求項2記載の管球。
【請求項4】 前記リード線と前記アイレットとは、抵抗溶接によって接続されていることを特徴とする請求項1記載の管球。
【請求項5】 前記リード線は、前記絶縁体と前記アイレットとの間に挟持されていることを特徴とする請求項1記載の管球。
【請求項6】 挟持された前記リード線の一部が、L字状に屈曲した状態であることを特徴とする請求項5記載の管球。
【請求項7】 前記アイレットには、前記絶縁体に係止される係止部が設けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の管球。
【請求項8】 前記アイレットは、板材から凹状にプレス成形されたものであることを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれかに記載の管球。
【請求項9】 前記アイレットの頭部は、凸状であることを特徴とする請求項1ないし請求項8のいずれかに記載の管球。
【請求項10】 蛍光管を点灯させるための点灯回路と、この点灯回路が収納されているケースとを備え、前記リード線が前記点灯回路に接続されており、かつ前記絶縁体が前記ケースの一部であることを特徴とする請求項1ないし請求項9のいずれかに記載の管球。
【請求項11】 ねじ状のシェルと、このシェルの一端部に絶縁体を介して設けられたアイレットとを有する口金を備え、電力を供給するリード線が前記アイレットの外面以外の部分に接続されている管球の製造方法であって、前記リード線を前記絶縁体に形成されたアイレット受け部から導出した後、導出した前記リード線の一端部を前記アイレットに接続し、次に前記アイレットを前記アイレット受け部に嵌合することを特徴とする管球の製造方法。
【請求項12】 ねじ状のシェルと、このシェルの一端部に絶縁体を介して設けられたアイレットとを有する口金を備え、電力を供給するリード線が前記アイレットの外面以外の部分に接続されている管球の製造方法であって、前記リード線を前記絶縁体に形成されたアイレット受け部から導出した後、導出した前記リード線を前記アイレット受け部の側面に沿って配置し、次に前記アイレットを前記アイレット受け部に嵌合することによって、前記リード線を前記アイレットと前記絶縁体との間に挟持することを特徴とする管球の製造方法。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、管球に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の管球、例えば電球形蛍光ランプは、図6に示すように、グローブ1とケース18とからなる外囲器19内に、蛍光管4と、この蛍光管4を点灯させるための点灯回路5と、この点灯回路5に接続され、かつ電力を供給する2本のリード線11a,11bとが収容されている。
【0003】ケース18の一端部には、口金20が螺合されている。この口金20は、ねじ状のシェル20aと、このシェル20aの一端部にガラスからなる絶縁体20bを介して設けられたアイレット20cとを有している。シェル20aとアイレット20cとのそれぞれの一部が絶縁体20bに埋め込まれることにより、シェル20a、絶縁体20bおよびアイレット20cが一体化されている。
【0004】一方のリード線11aは、口金20の外部で、すなわちアイレット20cの外面に半田付けによって接続されている。
【0005】また、リード線11aとアイレット20cとの接続は環境の観点からプラズマアーク溶接によっても行われている。
【0006】このような従来の管球の製造方法は、次のとおりである。
【0007】通常どおりの方法によって外囲器19と、蛍光管4と、リード線11a,11bが接続された点灯回路5とを組み立てた後、口金20をケース18の一端部に螺合させかしめてケース18に固定する。その際、一方のリード線11aをアイレット20cに形成された貫通孔20dから導出させておく。そして、このリード線11aの導出した部分をアイレット20cの外面に半田付けまたはプラズマアーク溶接によって接続する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このような従来の管球では、半田付けによってリード線11aをアイレット20cに接続する場合、半田付けを行うときに使用するフラックス(ヤニ等)が半田の表面に膜となって形成されるために、このような口金20を照明器具のソケット(図示せず)に取り付けると、アイレット20cがソケットと接触不良を起こしてしまう。また、このフラックスによってアイレット20cが腐食してしまうこともあり、アイレット20cがソケットと接触不良を起こしてしまう。このような接触不良によってランプが不点灯になるという問題があった。通常、後工程でフラックスの膜をはぎ取っていた。
【0009】また、プラズマアーク溶接によってリード線11aをアイレット20cに接続する場合、プラズマアーク溶接の装置の価格が高く、また装置の大きな設置スペ−スが必要で、さらに装置の維持管理に手間がかかることからコスト高になるという問題があった。
【0010】本発明は、このような問題を解決するためになされたもので、半田付けやプラズマアーク溶接を使用することなく、容易でかつ確実にリード線をアイレットに接続し、接触不良による不点灯を防止した低コストな管球およびその製造方法を提供するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の管球は、ねじ状のシェルと、このシェルの一端部に絶縁体を介して設けられたアイレットとを有する口金を備え、電力を供給するリード線が前記アイレットの外面以外の部分に接続されているという構成を有している。
【0012】また、本発明の請求項11記載の管球の製造方法は、ねじ状のシェルと、このシェルの一端部に絶縁体を介して設けられたアイレットとを有する口金を備え、電力を供給するリード線が前記アイレットの外面以外の部分に接続されている管球の製造方法であって、前記リード線を前記絶縁体に形成されたアイレット受け部から導出した後、導出した前記リード線の一端部を前記アイレットに接続し、次に前記アイレットを前記アイレット受け部に嵌合するという製造方法である。
【0013】上記管球およびその製造方法により、半田付けやプラズマアーク溶接を使用することなく、容易でかつ確実にリード線をアイレットに接続することができるので、接触不良による不点灯を防止することができ、また低コスト化を図ることができる。
【0014】本発明の請求項12記載の管球の製造方法は、ねじ状のシェルと、このシェルの一端部に絶縁体を介して設けられたアイレットとを有する口金を備え、電力を供給するリード線が前記アイレットの外面以外の部分に接続されている管球の製造方法であって、前記リード線を前記絶縁体に形成されたアイレット受け部から導出した後、導出した前記リード線を前記アイレット受け部の側面に沿って配置し、次に前記アイレットを前記アイレット受け部に嵌合することによって、前記リード線を前記アイレットと前記絶縁体との間に挟持するという製造方法である。
【0015】上記管球の製造方法により、半田付けやプラズマアーク溶接を使用することなく、容易にかつ確実にリード線をアイレットに接続することができるので、接触不良による不点灯の発生を防止することができ、また低コスト化を図ることができるとともに、かしめや抵抗溶接を使用することなく、リード線をアイレットに接続することができるので、製造を簡素化することができ、また生産性を向上させることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
【0017】本発明の第1の実施の形態である定格電力13Wの電球形蛍光ランプは、全長120mm、最大外径60mmであり、図1に示すように、透光性のグローブ1と樹脂製のケース2とからなる外囲器3内に、3本のU字状管4aがブリッジ接合されて1つの放電路を形成している外径11mmの蛍光管4と、この蛍光管4を点灯させるための点灯回路5と、蛍光管4の一端部を保持し、かつ蛍光管4とは反対側に点灯回路5を保持したホルダ6とが収容されている。また、ケース2の一端部に形成された円筒部2aには口金7が設けられている。
【0018】蛍光管4の両端部には、電極(図示せず)が設けられている。また、蛍光管4の内部には、水銀と希ガスとがそれぞれ所定量封入されている。
【0019】口金7は、ねじ状のシェル8と押しピン状のアイレット9とからなる。
【0020】シェル8とアイレット9との間には、ケース2の一部が介在しており、このケース2の一部がシェル8とアイレット9とを絶縁する絶縁体となっている。
【0021】シェル8は、ケース2の円筒部2aに固定されている。
【0022】アイレット9は、図2に示すように、長さ7mm、最大外径3mmの円柱状の胴部9aと、外周が外径10mmの円状である凸状の頭部9bとを有している。
【0023】また、このアイレット9は、ケース2の円筒部2aの先端部に形成されたアイレット受け部10に嵌合されている。
【0024】さらに、アイレット9の胴部9aの側面には、突起状の係止部9cが設けられている。そして、この係止部9cがアイレット受け部10の内面に設けられた被係止部10aによって係止される。その結果、アイレット9がアイレット受け部10に嵌合された後、アイレット9がアイレット受け部10から抜けるのを防止することができる。
【0025】点灯回路5には、図1に示すように、導体部分の外径が0.5mmの2本のリード線11a,11bが接続されている。一方のリード線11aは、アイレット9の胴部9a内に形成されたリード線挿入部9dに挿入されかしめられることによってアイレット9に接続されている。つまり、リード線11aは、アイレット9の外面以外の部分に接続されている。ここで、アイレット9の外面とは、口金7を照明器具のソケット(図示せず)に取り付けた際、アイレット9と接触するソケットの端子に面する面のことをいう。
【0026】また、他方のリード線11bは、ケース2に設けられた貫通孔2bを経てシェル8のアイレット9とは反対側の端部に半田付け等によって接続されている。
【0027】なお、リード線11aは、リード線挿入部9dに挿入されかしめられることによってアイレット9に接続する他に、かしめずに抵抗溶接によって接続してもよい。
【0028】次に、このような電球形蛍光ランプの製造方法について説明する。
【0029】通常どおりの方法によって、蛍光管4と点灯回路5とをホルダ6に保持したものに、ケース2およびグローブ1を取り付けて一体化する。この時、リード線11aは、アイレット受け部10から導出させておく。
【0030】そして、導出させたリード線11aをアイレット9のリード線挿入部9dに挿入しかしめることによって接続する。その後、リード線11aを接続したアイレット9をアイレット受け部10に嵌合する。このようにして電球形蛍光ランプは製造される。
【0031】なお、リード線11bは、通常どおりの方法によって、シェル8に接続する。
【0032】以上のような本発明の構成によると、半田付けやプラズマアーク溶接を使用することなく、容易にかつ確実にリード線11aをアイレット9に接続することができるので、接触不良による不点灯の発生を防止することができ、また低コスト化を図ることができる。
【0033】また、アイレット9の頭部9bを凸状にすることにより、アイレット9と照明器具のソケットとの接触をより確実に行うことができる。
【0034】次に、本発明の第2の実施の形態である電球形蛍光ランプは、図3に示すように、リード線11aが押しピン状のアイレット12とケース13のアイレット受け部14との間に挟持されている点を除いて本発明の第1の実施の形態である定格電力13Wの電球形蛍光ランプと同じ構成を有している。
【0035】リード線11aの挟持されている部分はL字状に屈曲した状態にある。
【0036】アイレット12は、長さ7mm、外径3mm〜6mmの円柱状の胴部12aと、外周が外径10mmの円状である凸状の頭部12bとを有している。この胴部12a内には、前記実施の形態のようなリード線挿入部9dが設けられていない。
【0037】アイレット12の胴部12aの側面には、突起状の係止部12cが設けられている。そして、この係止部12cは、ケース13の一端部に形成された円筒部13aの内面に係止されている。このようにアイレット12に係止部12cを設けることにより、アイレット12がアイレット受け部14に嵌合された後、アイレット12がアイレット受け部14から抜けるのを防止することができる。
【0038】このような電球形蛍光ランプの製造方法は、次のとおりである。
【0039】通常どおりの方法によって、蛍光管4と点灯回路5とをホルダ6に保持したものに、ケース13およびグローブ1を取り付けて一体化する。アイレット受け部14にアイレット12を嵌合する前に、あらかじめリード線11aをアイレット受け部14の内面に沿って配置してから、アイレット受け部14にアイレット12を嵌合する。これによってリード線11aは、アイレット12とアイレット受け部14、つまりケース13の間に挟持されてアイレット12に接続される。このようにして電球形蛍光ランプは製造される。
【0040】以上のような本発明の構成によると、半田付けやプラズマアーク溶接を使用することなく、容易にかつ確実にリード線11aをアイレット12に接続することができるので、接触不良による不点灯の発生を防止することができ、また低コスト化を図ることができるとともに、かしめや抵抗溶接を使用することなく、リード線11aをアイレット12に接続することができるので、製造を簡素化することができ、また生産性を向上させることができる。
【0041】また、リード線11aをL字状に屈曲した状態で挟持することにより、リード線11aがアイレット12とアイレット受け部14、つまりケース13との間からより抜けにくくすることができる。
【0042】次に、本発明の第3の実施の形態である電球形蛍光ランプは、図4および図5に示すように、板材を凹状にプレス成形したものからなるアイレット15をケース16のアイレット受け部17に嵌合されている点を除いて本発明の第1の実施の形態である定格電力13Wの電球形蛍光ランプと同じ構成を有している。
【0043】アイレット15は、厚みが0.3mm〜1.0mmである。
【0044】図4に示すように、アイレット15の外周部15aの一部には、リード線挿入部15bが設けられている。このリード線挿入部15bに、リード線11aが例えば挿入されかしめられることによってアイレット15に接続されている。
【0045】また、アイレット15の外周部には、板状の係止部15cが設けられている。この係止部15cは、後述する貫通部(図示せず)に挿入された後、内側に少し折り曲げられている。このように折り曲げられた係止部15cによって、アイレット15がアイレット受け部17が抜けるのを防止することができる。
【0046】このアイレット受け部17には、外周部15aが嵌合されるくぼみ17aと、リード線挿入部15bが挿入される貫通部17bと、係止部15cが挿入される貫通部(図示せず)とが設けられている。
【0047】このような電球形蛍光ランプの製造方法は、本発明の第1の実施の形態である電球形蛍光ランプと同様である。
【0048】以上このような構成によると、半田付けやプラズマアーク溶接を使用することなく、容易にかつ確実にリード線11aをアイレット15に接続することができるので、接触不良による不点灯の発生を防止することができるとともに、アイレット15を容易に加工することができるのでより低コスト化を図ることができる。
【0049】なお、上記第3の実施の形態では、リード線11aがリード線挿入部15bに挿入されてかしめられている場合について説明したが、例えばリード線11aがアイレット15とケース16との間に挟持されたり、リード線11aがアイレット15に抵抗溶接されたりして接続された場合でも上記と同様の効果を得ることができる。
【0050】なお、上記第1の実施の形態ないし第3の実施の形態では、電球形蛍光ランプの場合について説明したが、これに限らず白熱電球、反射形電球、および高圧放電ランプ等の口金を用いている管球全てにおいて上記と同様の効果を得ることができる。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、半田付けやプラズマアーク溶接を使用することなく、容易にかつ確実にリード線をアイレットに接続することができるので、接触不良による不点灯の発生を防止することができ、また低コスト化を図ることができる管球およびその製造方法を提供することができるものである。




 

 


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