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発明の名称 反射鏡付き管球
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−23403(P2001−23403A)
公開日 平成13年1月26日(2001.1.26)
出願番号 特願平11−192777
出願日 平成11年7月7日(1999.7.7)
代理人 【識別番号】100097445
【弁理士】
【氏名又は名称】岩橋 文雄 (外2名)
【テーマコード(参考)】
3K042
【Fターム(参考)】
3K042 AC02 AC07 BA01 BB01 BC01 BD03 CC03 
発明者 杉本 浩
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 反射面と、前面開口部と、この前面開口部に設けられた前面ガラスとを有し、前記前面ガラスの周縁から前記前面ガラスの中央に向かって所定幅の遮光物が設けられた反射鏡内に、光源である管球を配置したことを特徴とする反射鏡付き管球。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、反射鏡付き管球に関するものである。
【0002】
【従来の技術】反射鏡付き管球としては、例えば光干渉膜(ダイクロイック膜)が設けられた反射面部を有する反射鏡と、管球として、例えばハロゲン電球とが一体化されたものが知られており、主に店舗等で商品照明等に使用されている。
【0003】このような反射鏡付き管球は、図4に示すように、反射鏡23と前面ガラス24と口金3と光源である一端封止形のハロゲン電球4とを備えている。反射鏡23は、光干渉膜であるダイクロイック膜5が設けられた反射面を有する反射部6、およびこの反射部6に連設された筒状の胴部7を有している。反射鏡23の前面開口部の周縁には段差部8が設けられており、この段差部8に光源から放射された光を外方へ透過する前面ガラス24の周縁部2aが置かれ、反射鏡23の段差部8と前面ガラス24の周縁部2aの接触面において接着剤9で固着されている。
【0004】漏斗形状の反射鏡23と、一端封止形で直管状のハロゲン電球4とが、反射鏡23の中心軸と前記ハロゲン電球4との中心軸とをほぼ一致して一体化されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような反射鏡付き管球は、ハロゲン電球に内蔵されたコイル状のタングステンフィラメント13の明暗像が被照射面に生ずるのを極力防止し、被照射面における照度の均一化を図り、被照射面に光ムラをなくすこと、また、被照射面の輪郭部(エッジ)の明暗像が明確であることが望まれる。
【0006】そのため、反射部6に微小反射面を形成し、反射光を適度に散乱させ、被照射面の中心に多くの光線を集めるように工夫されている。しかしながら、被照射面の中心から周辺部に向かうに従い、明るさが徐々に低減してしまい、輪郭部(エッジ)の明暗像がぼやけていた。特に反射鏡23と前面ガラス24との固着部の周辺において、光の屈折が起こり輪郭部の明暗像のぼやけが顕著に生じていた。
【0007】このため、特に美術館や博物館などでスポットライトとして使用した場合、被照射物である展示品のみを引き立たせる照明効果が小さいとの問題を有している。
【0008】本発明は、被照射面の輪郭部の明暗像を明確にし、照明効果を向上することのできる反射鏡付き管球を提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の反射鏡付き管球は、反射面と、前面開口部と、この前面開口部に設けられた前面ガラスとを有し、前記前面ガラスの周縁から前記前面ガラスの中央に向かって所定幅の遮光物が設けられた反射鏡内に、光源である管球を配置した構成を有する。
【0010】この構成により、光の屈折を発生させる反射鏡と前面ガラスとの固着部の周辺部分である光源からの光を透過する前面ガラスの部分を遮光物によって遮光しているので、照射面において、光の当たっている明るい箇所と、光の当たっていない暗い箇所との輪郭部をくっきりと明確にすることができるものである。このため従来、被照射面の中心から周辺部に向かうに従い、明るさが徐々に低減し、明暗像がぼやけていた輪郭部を、本発明によって、くっきりと明確にすることができ、被照射物である展示品を引き立たせる照明効果を向上することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態であるダイクロイック膜反射鏡付きハロゲン電球は、図1に示すように、反射鏡1と前面ガラス2と口金3と一端封止形のハロゲン電球4とを備える。反射鏡1は、光干渉膜であるダイクロイック膜5が設けられた反射面を有する反射部6、およびこの反射部6に連設された筒状の胴部7を有している。
【0012】反射鏡1の前面開口部の周縁には段差部8が設けられており、この段差部8に前面ガラス2の周縁部2aが置かれ、反射鏡1の段差部8と前面ガラス2の周縁部2aの接触面において接着剤9で固着されている。
【0013】ハロゲン電球4は、閉塞部10、直管筒部11、封止部12が順次連設され、直管筒部11内にコイル状のタングステン製のフィラメント13を備えている。封止部12には、フィラメント13を保持する内部リード線14の一部と、この内部リード線14が接続された金属箔15と、この金属箔15に接続された外部リード線16の一部とが封止されている。外部リード線16の他方は封止部12外に導出され口金3の電力供給部17,18に電気的にそれぞれ接続されている。そして、このハロゲン電球4の封止部12は、反射鏡1の胴部7に挿入され、この反射鏡1の胴部7と封止部12とはジルコンコージライトからなる口金3内に挿入されている。
【0014】口金3内には、耐熱性の接着剤19、例えばシリカとアルミナを主成分とする無機接着剤が注入され、これにより、反射鏡1とハロゲン電球4と口金3とが一体化されている。
【0015】この前面ガラス2の周縁から中央部に向かって所定幅で図2に示すように遮光物として遮光塗料20が設けられている。この遮光塗料20は、前面ガラス2の表裏の少なくとも一方に円周方向に2mm幅の範囲で塗布されている。本実施形態においては、遮光塗料20として、シリカ・アルミナ等を主成分とした耐熱無機材料を用いた。遮光物の材料としては、耐熱性(200℃以上)を備えていれば有機材料としても同様の効果を得ることができる。また、この遮光塗料20のかわりに前面ガラス2の周縁をプラスチックや金属製の遮光リングで遮光しても、同様の効果を得ることができる。
【0016】このような本実施形態のダイクロイック反射鏡付きハロゲン電球(以下、本発明品という)は、反射鏡開口径50mm、定格電圧110V、定格電力75W、中心光度3000cd、ビーム角23度としている。ハロゲン電球4内には所定量のハロゲン化合物と不活性ガスが封入されている。このような本発明品と、本発明品と同様な構成で異なるのは前面ガラス2に遮光物を備えていない図4,図5に示すような従来のダイクロイック反射鏡付きハロゲン電球(以下、従来品という)とを用いて、配光特性を測定した。
【0017】その結果、従来品では、図6に示す配光特性から明らかなように被照射面の中心から周辺部に向かうに従い明るさが徐々に低減し特に周辺部分の配光特性が波打ち暗部が生じていることがわかる。目視によっても従来品においては、輪郭部の明暗像がぼやけて、被照射物である展示品のみを引き立たせる照明効果が低下していることがわかった。一方、本発明品では、図3に示す配光特性から明らかなように、特に周辺部分の配光特性がなめらかな曲線となり、従来品と異なり暗部が生じていないことがわかる。目視においても、明暗像がぼやけていた輪郭部をくっきりと明確にでき、被照射物である展示品を引き立たせる照明効果を向上させることができた。
【0018】なお、本発明においては、光源である管球としてハロゲン電球を用いて説明したが、他の電球や、放電ランプ等の管球を用いても同様の効果を得ることができる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の反射鏡付き管球は、被照射面の中心から周辺部に向かうに従い、明るさが徐々に低減し、明暗像がぼやけていた輪郭部をくっきりと明確にでき、被照射物である展示品を引き立たせるよう照明効果を向上させることができる。




 

 


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