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発明の名称 艦船防御システム
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−263995(P2001−263995A)
公開日 平成13年9月26日(2001.9.26)
出願番号 特願2000−79870(P2000−79870)
出願日 平成12年3月22日(2000.3.22)
代理人 【識別番号】100058479
【弁理士】
【氏名又は名称】鈴江 武彦 (外6名)
【テーマコード(参考)】
2C014
【Fターム(参考)】
2C014 JJ01 JJ03 
発明者 保坂 直樹 / 佐渡 哲夫
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 防御対象の艦船に代って対艦飛翔体の目標となるように前記艦船の形状および表面温度分布を模擬し前記艦船の周辺海域に配置される艦艇型デコイと、煙幕で前記艦船を対艦飛翔体から光学的に遮蔽するスモーク遮蔽妨害装置とを備え、前記スモーク遮蔽妨害装置は前記艦艇型デコイだけを前記対艦飛翔体の視野に入れるために前記対艦飛翔体に対する前記艦船および前記艦艇型デコイの位置関係に基づいて配置されることを特徴とする艦船防御システム。
【請求項2】前記艦艇型デコイはさらに前記艦船に平行な向きで前記艦船の速度に連動する速度で移動するように構成されることを特徴とする請求項1に記載の艦船防衛システム。
【請求項3】 前記スモーク遮蔽妨害装置は、前記艦艇型デコイよりも前記艦船に近い側で前記艦船と併走し、前記対艦飛翔体に対する前記艦船および前記艦艇型デコイの位置関係に基づいて自己位置を決定するように構成されることを特徴とする請求項2に記載の艦船防御システム。
【請求項4】前記艦艇型デコイはガスを注入して前記艦船の形状に膨張させると共にこのガスを抜いて折畳むことのできる構造のゴム製部材を有することを特徴とする請求項1に記載の艦船防御システム。
【請求項5】前記艦艇型デコイはさらに電波探知用に電波反射率の高い金属片およびコーナリフレクタの一方を有することを特徴とする請求項1に記載の艦船防御システム。
【請求項6】さらに電波探知用に電波反射率の高い金属片を収容した電波透過型容器、赤外線探知用に前記電波透過型容器を加熱するヒータ、および近接または着発信管で爆発する爆薬を搭載し、主に前記周辺海域より遠い指定海域の上空を指定高度で飛行するよう無線誘導され、前記艦船に代って前記対艦飛翔体の目標となる飛行型デコイを備えることを特徴とする請求項3に記載の艦船防御システム。
【請求項7】前記艦船は低空進入および高空進入の前記対艦飛翔体に同時に対処するために前記艦艇型デコイおよび前記飛行型デコイを制御する制御装置を備えることを特徴とする請求項6に記載の艦船防御システム。
【請求項8】前記艦艇型デコイと前記艦船との間の海域上空で浮遊し、前記艦艇型デコイを越えて前記艦船に接近した前記対艦飛翔体を捕捉して前記対艦飛翔体の進路上に自ら移動し、衝突に伴って前記対艦飛翔体を破壊する進路妨害ビークルを備えることを特徴とする請求項7に記載の艦船防御システム。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、対艦飛翔体から艦船を防御する艦船防御システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来においては、赤外線誘導型対艦飛翔体が一般的に用いられていた。この対艦飛翔体の誘導装置は艦船の熱源から放出される赤外線を検知して進路を決定する。従って、この対艦飛翔体から艦船を防御する場合、艦船の熱源を模擬したフレアが艦船に代って対艦飛翔体の目標となるデコイとして発射される。対艦飛翔体が艦船から離れたフレアから放出される赤外線を探知し、このフレアに誘導されれば、艦船は対艦飛翔体によって損傷を受けることがない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、近年では、対艦飛翔体の誘導装置が光学的な撮影で得られた画像の画像処理により艦船の形状(シルエット)を検知して進路を決定する方式を利用する傾向にある。このような方式の誘導装置はフレアをデコイであると見破ってしまうという問題があった。
【0004】本発明の目的は、対艦飛翔体に対する防御能力を向上できる艦船防御システムを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、防御対象の艦船に代って対艦飛翔体の目標となるように艦船の形状および表面温度分布を模擬し艦船の周辺海域を移動する艦艇型デコイと、煙幕で艦船を対艦飛翔体から光学的に遮蔽するスモーク遮蔽妨害装置とを備え、このスモーク遮蔽妨害装置は艦艇型デコイだけを対艦飛翔体の視野に入れるために対艦飛翔体に対する艦艇型デコイおよび艦船の位置関係に基づいて配置される艦船防御システムが提供される。
【0006】この艦船防御システムでは、スモーク遮蔽妨害装置が艦艇型デコイだけを対艦飛翔体の視野に入れるために対艦飛翔体に対する艦船および艦艇型デコイの位置関係に基づいて配置される。もし、艦船が艦艇型デコイと一緒に対艦飛翔体の視野に入ると、この対艦飛翔体の誘導装置が艦船に向かう進路を選択する可能性がある。しかし、艦艇型デコイだけが対艦飛翔体の視野に入る場合、対艦飛翔体の誘導装置が画像処理によって進路を決定する方式であっても、艦船に向う進路の選択肢をなくして、対艦飛翔体を確実に艦艇型デコイに向けることができる。すなわち、高い信頼性で対艦飛翔体から艦船を防御することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態に係る艦船防御システムを図面を参照して説明する。
【0008】図1はこの艦船防御システムの構成を示す。この艦船防御システムは母艦10、複数の進路妨害ビークル20、複数のスモーク遮蔽妨害装置30、複数の艦艇型デコイ40、および複数の飛行型デコイ50を備える。母艦10は防御対象の艦船である。進路妨害ビークル20、複数のスモーク遮蔽妨害装置30、艦艇型デコイ40、および飛行型デコイ50は主に対艦飛翔体60によって狙われ易い母艦10の側面を防御するように並び、母艦10の移動に伴って移動する。
【0009】飛行型デコイ50は、主に母艦10から約15kmというような指定海域の上空を指定高度で飛行するよう無線誘導され、母艦10に代って対艦飛翔体60の目標となる自爆型デコイである。この飛行型デコイ50は電波探知用に電波反射率の高い金属片を収容した電波透過型容器、赤外線探知用に電波透過型容器を加熱するヒータ、および近接または着発信管で爆発する爆薬を搭載する。
【0010】艦艇型デコイ40は母艦10から約10km離れた周辺海域に配置され、母艦10に平行な向きで母艦10の速度に連動する速度で移動する。この艦艇型デコイ40は母艦10に代って対艦飛翔体60の目標となる相似形デコイであり、母艦10の形状および表面温度分布を模擬する。艦艇型デコイ40はガスを注入して母艦10の形状に膨張させると共にこのガスを抜いて折畳むことのできる構造のゴム製部材、並びに電波探知用に電波反射率の高い金属片またはコーナリフレクタを有する。
【0011】スモーク遮蔽妨害装置30は母艦10から約5km離れた海域に配置され、煙幕で母艦10を対艦飛翔体60から光学的に遮蔽するものである。具体的には、スモーク遮蔽妨害装置30が艦艇型デコイ40よりも母艦10に近い側で母艦10と併走し、艦艇型デコイ40だけを対艦飛翔体60の視野に入れるために対艦飛翔体60に対する母艦10および艦艇型デコイ40の位置関係に基づいて自己位置を決定する。併走において、スモーク遮蔽妨害装置30は母艦10からほぼ一定の距離に保たれる。
【0012】進路妨害ビークル20は艦艇型デコイ40と母艦10との間の海域上空で浮遊し、艦艇型デコイ40を越えて母艦10に接近した対艦飛翔体60を捕捉して対艦飛翔体60の進路上に自ら移動し、衝突に伴って対艦飛翔体60を破壊する。
【0013】母艦10は低空進入および高空進入の対艦飛翔体60に同時に対処するために艦艇型デコイ40および飛行型デコイ50を制御する制御装置を備え、自身で対艦飛翔体60をよけなくてはならない状況になった場合には旋回する。
【0014】本実施形態の艦船防御システムでは、スモーク遮蔽妨害装置30が艦艇型デコイ40だけを対艦飛翔体60の視野に入れるために対艦飛翔体60に対する母艦10および艦艇型デコイ40の位置関係に基づいて配置される。もし、母艦10が艦艇型デコイ40と一緒に対艦飛翔体60の視野に入ると、この対艦飛翔体60の誘導装置が母艦10に向かう進路を選択する可能性がある。しかし、艦艇型デコイ40だけが対艦飛翔体60の視野に入る場合、対艦飛翔体60の誘導装置が画像処理によって進路を決定する方式であっても、母艦10に向う進路の選択肢をなくして、対艦飛翔体60を確実に艦艇型デコイ40に向けることができる。すなわち、高い信頼性で対艦飛翔体60から母艦10を防御することができる。
【0015】尚、本発明は上述の実施形態に限定されず、その要旨を逸脱しない範囲で様々に変形可能である。
【0016】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、対艦飛翔体に対する防御能力を向上できる母艦10防御システムを提供することができる。




 

 


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