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発明の名称 真空配管のフランジ用クランプ
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−4081(P2001−4081A)
公開日 平成13年1月9日(2001.1.9)
出願番号 特願平11−174514
出願日 平成11年6月21日(1999.6.21)
代理人 【識別番号】100080654
【弁理士】
【氏名又は名称】土橋 博司
【テーマコード(参考)】
3H016
3J022
【Fターム(参考)】
3H016 CA02 CA03 
3J022 DA12 DA16 EA42 EC22 FB12 GA04 GA13 GB53 GB77
発明者 津金 洋一 / 三柴 隆 / 西山 勝英
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 真空配管用フランジの全周を均一に締め付けて連結するための、着脱が自在にできる締め付け用ノブ付きクランプにおいて、金属製プレートにより複数のクランプスプールを連結し、また両端のクランプスプールに取り付けた締め付け用ノブを備えたネジを回すことにより、真空配管用フランジを均一に締め付けたり緩めたりすることができるようにしたことを特徴とする真空配管のフランジ用クランプ。
【請求項2】 締め付け用ノブを備えたネジを回して金属製プレートの張力を強めることにより、クランプスプールが配管の軸芯に向かって上記フランジを締め付ける構造とし、クランプスプールの回転によって、締め付け用ノブ付きネジを回転させて金属製プレートを締め付ける張力が、どのクランプスプールにも均一に伝達されるようにした請求項1に記載の真空配管のフランジ用クランプ。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、真空配管用フランジの全周を均一に締め付けて連結するための、着脱が自在にできる真空配管の締め付け用ノブ付きフランジ用クランプに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、真空配管系の接続に使用するクランプは、フランジの全周を均一に締め付けるようになっているが、ワンタッチで着脱が可能で、かつベローズ部分のような動きのある箇所に固定する手段がなかった。そのためにフランジの固定に当たっては手間と時間がかかり、作業性が悪いという欠点があった。
【0003】上記欠点を解消するため、実公平7−25508号公報に記載された真空系統配管のフランジ用クランプが提案されている。この真空配管のフランジ用クランプは、フランジを固定するための複数のコ字状のクランプブロックと、クランプブロックの両側壁に回転自在に軸着され、各クランプブロック間をジョイントピンを介して連結する左右一対のジョイントプレートと、両端のクランプブロック間を連結する締め付け用ノブ付きネジとを備えたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記実公平7−25508号公報に記載された真空系統配管のフランジ用クランプにおいては、各クランプブロック間を、その側面にジョイントピンを介して軸着した左右一対のジョイントプレートにより連結している。
【0005】したがって各クランプブロックは、長さ方向の両側に一対のジョイントピンを軸着し、このジョイントピンに取り付けたジョイントプレートによって、次のクランプブロックと連結する必要があり、ジョイントピンの数が多い上、組み付けや分解に手間がかかるという欠点があった。また、各クランプブロックに一対のジョイントピンを長さ方向の両側に軸着するためのスペースが必要となり、各クランプブロックが大きくなってしまって重くなり、取扱いが非常に面倒であるという欠点があった。
【0006】そこでこの発明においては、部品点数を減らして全体の軽量化を可能にするとともに、組み立て分解を容易とした真空配管のフランジ用クランプを提供しようとするものであり、フランジをクランプスプールによって固定することにより、締め付け用ノブ付きネジを回転させて金属製プレートを締め付ける張力が、クランプスプールの回転によって、どのクランプスプールにも均一に伝達されるようにした真空配管のフランジ用クランプを提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するためこの発明の真空配管のフランジ用クランプは、真空配管用フランジの全周を均一に締め付けて連結するための、着脱が自在にできる締め付け用ノブ付きクランプにおいて、金属製プレートにより複数のクランプスプールを連結し、また両端のクランプスプールに取り付けた締め付け用ノブを備えたネジを回すことにより、真空配管用フランジを均一に締め付けたり緩めたりすることができるようにしたことを特徴とするものである。
【0008】また、この発明の真空配管のフランジ用クランプは、上記締め付け用ノブを備えたネジを回して金属製プレートの張力を強めることにより、クランプスプールが配管の軸芯に向かって上記フランジを締め付ける構造とし、クランプスプールの回転によって、締め付け用ノブ付きネジを回転させて金属製プレートを締め付ける張力が、どのクランプスプールにも均一に伝達されるようにしたことをも特徴とするものである。
【0009】この発明の真空配管のフランジ用クランプによれば上述の構造を採用したことにより、下記に列記する効果を奏するものとなった。
A)両端の分解型クランプスプールは、締め付け用ノブを備えたネジを回すことによって簡単に取り付けもしくは取り外すことができる。
B)各クランプスプールへの金属製プレートの軸着部分が1箇所ですみ、クランプスプールを小型化できるため、フランジ用クランプ全体を軽量化することができる。
C)各クランプブロック間を、長さ方向の両側に一対のジョイントピンを軸着し、このジョイントピンに取り付けたジョイントプレートによって、次のクランプブロックと連結するする従来のフランジ用クランプに比べ、1つのリベットのみで両側からの一対の金属製プレートを連結するようにしたので、部品点数を大幅に減らすことができる。
D)クランプスプールによってフランジを締め付けるようにしたので、締め付け時に摺動する従来のフランジ用クランプに比べ、クランプスプールの転動によって締め付けるので抵抗が少なく、軽く締め付けることができて非常に作業性がよい。
E)締め付け時に摺動する従来のフランジ用クランプにおいては、摺動時の抵抗によってすべてのクランプスプールが正確にフランジ中心を指向してしないこともあるので、振動などによって締め付け力が変化することがあったが、この発明ではローラ状のクランプスプールの転動によってどの位置もまったく同一の接触条件となるので、それぞれのクランプスプールの締め付け力が均一で、振動等によってもほとんど変化しない。
【0010】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して、この発明の真空配管のフランジ用クランプの実施の形態について詳細に説明する。図1はこの発明に係る真空配管のフランジ用クランプの全体構成を示す正面図、図2はその側面図、図3はその要部分解斜視図、図4は締め付け用ノブを備えたネジの分解側面図である。
【0011】図1ないし図3において、1は真空配管用フランジ31の全周を均一に締め付けて連結するための、着脱が自在にできる締め付け用ノブ付きクランプである。この締め付け用ノブ付きクランプ1は、ローラ状の数個のクランプスプール3を真空配管用フランジ31の外周に沿うように配置し、各クランプスプール3間を金属製プレート2で連結している。またその開放端には、それぞれ分解型クランプスプール4A,4Bが連結してあり、この分解型クランプスプール4A,4Bに取り付けた、締め付け用ノブ5を備えたボルト(ネジ)6を回すことによって、真空配管用フランジ31を均一に締め付けたり緩めたりすることができるようになっている。
【0012】すなわち上記金属製プレート2は左右一対用意され、クランプスプール3を介して真空配管用フランジ31の外周部分でその接線方向に沿って連結されている。すなわち、左右に一対用意された金属製プレート2は、クランプスプール3の側面にリベット7によって取り付けられている。その際、1つのクランプスプール3のリベット7には両側から差し渡された一対の金属製プレート2が取り付けられる。この金属製プレート2の端部にはそれぞれ取付孔8が形成されており、リベット7を挿通した上、クランプスプール3の貫通孔9へリベット7を取り付けることによって、金属製プレート2をクランプスプール3の側面に回転可能に保持している。
【0013】上記一対の分解型クランプスプール4A,4Bは、それぞれ、両側に一対のローラブロック10と、ローラブロック10間に保持したピン11ないしピンナット12とを備えており、ピン11ないしピンナット12には筒状内面に雌ネジ部13が形成されている。この雌ネジ部13には、ローラブロック10のボルト孔14を通してブロック止めボルト15が取り付けられ、左右一対のローラブロック10とピン11ないしピンナット12とを固定するようになっている。図において16はブロック止めボルト15に設けたフランジで、ローラブロック10の側面に設けた取付部17内にはめ込み、2個の回転用穴18を利用して、摺動材を用いたリング状ブッシュのスペーサ19を挟んで、ピン11ないしピンナット12にネジロック剤などの接着剤を用いて固定する。このとき、左右一対のローラブロック10は、スペーサ19の長さよりも僅かに薄く製作してあるため、空転するようにセットされる。また20は、ブロック止めボルト15の頭部に取り付けた金属製プレート2を抜け止めするためのEリングである。
【0014】なお、上記一方の分解型クランプスプール4Aのローラブロック10間には、長さ方向に直交するようナット部22を形成したピンナット12が、また他方の分解型クランプスプール4Bのローラブロック10間には、長さ方向に直交するよう挿通孔21を形成したピン11が回転自在に取り付けられている。そして、締め付け用ノブ5を備えたボルト6をピン11の挿通孔21から差し込んで、ピンナット12のナット部22に螺着するのである。
【0015】上記一対の分解型クランプスプール4A,4Bの外周面は、図3のようにほぼU字状に形成されており、真空配管用フランジ31の幅方向の両側を挟み付ける構造となっている。
【0016】また、上記金属製プレート2で連結した各クランプスプール3も、その外周面は上記分解型クランプスプール4A,4Bの外周面と同様に、ほぼU字状に形成されており、真空配管用フランジ31の幅方向の両側を挟み付ける構造となっている。このクランプスプール3には、上述のように金属製プレート2に設けた取付孔8を介してリベット7がはめ込まれて固定されている。
【0017】締め付け用ノブ5を備えたボルト6を示す図4において、23は筒状スペーサ、24は筒状スペーサ23と締め付け用ノブ5との間に介在させた平座金、25はボルト6を抜け止めするためのEリング、26はボルト6へ締め付け用ノブ5を固定するための止めネジである。
【0018】以上の構造を備えた真空配管のフランジ用クランプは、締め付け用ノブ5でボルト6を回せば、上記一対の分解型クランプスプール4A,4B間の間隔が狭まり、金属製プレート2の張力が強まるので、各分解型クランプスプール4A,4Bおよびクランプスプール3が配管の軸芯に向かって真空配管用フランジ31を締め付ける。
【0019】その際、各分解型クランプスプール4A,4Bおよびクランプスプール3が転動して締め付けられるので抵抗が少なく、軽く締め付けることができて非常に作業性が良好である。同様に、各分解型クランプスプール4A,4Bおよびクランプスプール3の転動によってどの位置もまったく同一の接触条件となるので、それぞれの各分解型クランプスプール4A,4Bおよびクランプスプール3の締め付け力が均一で、振動等によってもほとんど変化しない。
【0020】また、締め付け用ノブ付きクランプ1の両端に位置する分解型クランプスプール4A,4Bに取り付けたピンナット12およびピン11は、それぞれ金属製プレート2に対して回転可能に軸着されているので、分解型クランプスプール4A,4Bの間隔が狭まったり広がったりする際に平行移動しない場合でも、ボルト6の中間部で折り曲げるような力が発生することがなく、締め付け用ノブ5を備えたボルト6の回転力が有効に金属製プレート2を締め付ける張力に変換される。
【0021】上記実施例においては、次のような作用効果を奏することができる。
a)ISO規格呼び径NW80およびNW100の真空配管に適合する製品を提供することができる。
b)クランプスプール3の数やヒンジの数には特に制限がない。
c)着脱があまり頻繁でないときは、締め付け用ノブ5の部分を直接ボルト6の頭部とすることにより、さらに全体をコンパクトにすることができる。
d)上記各部品の材質をすべてステンレス製とすることができるが、場合によってはステンレス部品とアルミニウム部品の組み合わせ、また一部の部品をさらにエンジニアリングプラスチック製とすることができる。
【0022】
【発明の効果】この発明の真空配管のフランジ用クランプによれば上述の構造を採用したことにより、下記に列記する効果を奏するものとなった。
A)両端の分解型クランプスプールは、締め付け用ノブを備えたネジを回すことによって簡単に取り付けもしくは取り外すことができる。
B)各クランプスプールへの金属製プレートの軸着部分が1箇所ですみ、クランプスプールを小型化できるため、フランジ用クランプ全体を軽量化することができる。
C)各クランプブロック間を、長さ方向の両側に一対のジョイントピンを軸着し、このジョイントピンに取り付けたジョイントプレートによって、次のクランプブロックと連結するする従来のフランジ用クランプに比べ、1つのリベットのみで両側からの一対の金属製プレートを連結するようにしたので、部品点数を大幅に減らすことができる。
D)クランプスプールによってフランジを締め付けるようにしたので、締め付け時に摺動する従来のフランジ用クランプに比べ、クランプスプールの転動によって締め付けるので抵抗が少なく、軽く締め付けることができて非常に作業性がよい。
E)締め付け時に摺動する従来のフランジ用クランプにおいては、摺動時の抵抗によってすべてのクランプスプールが正確にフランジ中心を指向してしないこともあるので、振動などによって締め付け力が変化することがあったが、この発明ではローラ状のクランプスプールの転動によってどの位置もまったく同一の接触条件となるので、それぞれのクランプスプールの締め付け力が均一で、振動等によってもほとんど変化しない。




 

 


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