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発明の名称 サドル付分水栓
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−235083(P2001−235083A)
公開日 平成13年8月31日(2001.8.31)
出願番号 特願2000−45452(P2000−45452)
出願日 平成12年2月23日(2000.2.23)
代理人 【識別番号】100064562
【弁理士】
【氏名又は名称】清水 徹男 (外1名)
【テーマコード(参考)】
3H019
3H053
3H054
【Fターム(参考)】
3H019 BB02 BB08 BC05 CA06 CA07 CB01 CB03 
3H053 AA02 AA25 BA01 BB23 DA02 DA12
3H054 AA03 BB02 BB16 CA01 CB09 GG02 GG14
発明者 岩原 徹 / 重野 啓司 / 渡辺 隆雄
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 サドルと、該サドルに取り付けられた分水栓とを備え、前記分水栓は、内部に形成された弁室と、該弁室の上部に開口して形成されたキャップ取り付け口と、前記弁室の下部に前記キャップ取り付け口と同軸上に開口して形成され、前記サドルに形成された連結口に結合される連通口と、前記弁室の側部に形成された取り出し口とを備えた弁筐と、前記弁筐内に収受され、回動自在に支持された止水弁体とを備え、前記キャップ取り付け口から前記連通口を通って穿孔工具を挿通して、水道管に分岐用の孔を穿孔するよう構成されているサドル付分水栓において、前記連通口と前記連結口との結合部に中央開口を備えた弁シートが取り付け部材によって固定され、前記弁体は、不完全な球の形をした外表面を備えた本体部と、前記本体部に結合され、前記球の中心を通る縦断面に並行で且つ該縦断面を挟んで反対側に互いに対向して形成された被支承部とを備え、前記弁筐側には、前記被支承部を回動自在に支承する支承部が設けられ、前記弁体が回動することにより前記弁シートの前記中央開口を開閉することを特徴とする、サドル付分水栓。
【請求項2】 請求項1記載のサドル付分水栓において、前記弁体の本体部は、その外表面が、略1/2球面となるよう構成され、前記被支承部を通る直径を含んだ面で略二等分したときの二つの半部の一方に貫通孔が形成され、前記弁シートの中央開口は、前記一方の半部が前記弁シートに着座したときに開かれ、前記二つの半部の他方が着座したときに閉じられることを特徴とする、サドル付分水栓。
【請求項3】 請求項1記載のサドル付分水栓において、前記弁体の本体部の外表面は、略1/4球面となるよう構成され、前記弁シートの中央開口は、前記弁体が前記弁シートに着座したときに閉じられ、前記弁体が前記弁シート上から退避したときに開かれることを特徴とする、サドル付分水栓。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水道配管の本管から各戸への給水支管へ分岐するのに使用するサドル付分水栓に関する。さらに詳細に言えば、その高さを従来より低くすることが可能なサドル付分水栓に関する。
【0002】
【従来の技術】水道本管に対して給水支管を取り付けるために使用されるものとして、止水ボールを使用したサドル付分水栓がある。この分水栓は、分水栓が取り付けられたサドルを本管の分岐位置に取り付け、分水栓内部の止水ボールを開位置にして、上部のキャップ取り付け孔から穿孔工具を挿入して本管に穿孔し、次いで挿入工具を用いて穿孔した本管の穴に防食用のスリーブ或いはコアを取り付ける。挿入工具を引き抜いて止水ボールを閉位置とする。そしてキャップをキャップ取り付け口に取り付けて閉鎖し、止水ボールを再度開位置にして分岐作業が完了する。分水栓の取り出し口には分岐用の給水支管が取り付けられる。そしてこのボール式の止水弁体は、その止水性能の高さについてはきわめて優れていることが知られている。
【0003】ところで、水道配管は地中に埋設され、従って当然に分水栓も地中に設置されることとなる。この水道本管の埋設或いは分水栓の取り付け埋設工事に当たり、掘削する深さが浅ければそれだけ工事費用は軽減される。一方、国或いは地方自治体等道路管理者は、水道本管及びその付属品の上端位置の地表からの距離に制限を設けているのが普通である。分水栓を配置する箇所においては分水栓の上端の位置がその制限距離以上となる必要がある。配管の口径は定められたものとなっているため、掘削深さを浅くするためには、分水栓の配管より上に位置する部分の高さを低くする必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本願発明は、上記従来のサドル付分水栓の問題点に鑑みてなされたものであり、配管の管面からの高さが従来に比して低くすることができるサドル付分水栓を提供し、地中の浅い層への埋設すなわち浅層埋設を可能にすることをその課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するために、本願発明においては、従来の完全な球体であったボール型止水弁体に代えて、不完全な球の形状とした。すなわちその弁体は、不完全な球の形をした外表面を備えた本体部と、その本体部に結合され、前記球の中心を通る縦断面に並行で且つ該縦断面を挟んで反対側に互いに対向して形成された被支承部とを備えている。そして弁筐側には、その被支承部を回動自在に支承する支承部が設けらる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本願発明の具体的実施の形態を説明するが、本願発明の範囲は以下に説明される実施の形態に限定されるものではない。
【0007】図1は、第1の実施の形態にかかるサドル付分水栓1の縦断面図であり、図2は図1のA−A線による断面図である。図において、符号3はサドルであり、水道の配管に5に対して図示してないサドルバンドを用いて取り付けられる。符号7はサドルパッキン、符号9は配管5に明けられた孔に挿入され、その部分の錆止めを行う挿入コアである。挿入コア9は、サドル3に形成された連結口としての開口部3aに取り付けられたブッシュ11に対して、その上部が挿入工具を用いて拡径されることにより取り付けられる。
【0008】符号15はサドル3に取り付けられた分水栓13の弁筐である。弁筐15は内部に弁室17を備え、上部に弁室17に開口したキャップ取り付け口19を、下部に同じく弁室17に開口し、キャップ取り付け口19と同軸心上に位置する連通口21と、側部に同じく弁室17に開口した取り出し口23が形成されている。弁筐15は、その連通口21がサドル3の連結口3aに嵌合して取り付けられている。
【0009】符号25は弁室17内に収受された弁体であり、図3に(イ)中央縦断面図、(ロ)右側面図、及び(ハ)平面図が示されている。この弁体25は本体部27と耳部29、31とから大略構成されている。本体部27は、略内部をくり抜かれた略半球即ち略半球殻状の形状をしており、その外表面28は略半球面の形状をしている。そして耳部29と31は、その球の一つの直径方向における両端部近くで、この直径に対して直交する面内で互いに並行に、対向して設けられている。球の中心からそれぞれの耳部29、31迄の距離は、球の半径より同じ距離だけ若干短くなっている。耳部29、31には、前述の球の直径方向の中心線Pと同軸心となる位置に、それぞれ外方に延びる軸33と、後述のスピンドルの端部が挿入結合される軸受け孔35が設けられている。そして、本体部27には、球の中心線Pを含む平面でこの本体部27を2等分に分割した場合のその一方の半部27aに、開口35が形成されている。
【0010】弁体27は、図1及び2に示されるように、弁室17内に回動自在に支承されている。すなわち、弁体27の一方の耳部29に一体に形成された軸33が、弁筐15内で取り出し口23側に上から垂下する状態で設けられた支承部15aに形成された軸受け孔15bにより支承されている。そして、他方のアーム部31に形成された軸受け孔35には、取り出し口23と対向する位置に開口して形成されたスピンドル取り付け口24に挿入されたスピンドル39の端部が嵌め込まれて結合されている。従ってスピンドル39を回すことにより、弁体27は球の中心線P回りに回動可能である。一方サドル3の開口部3aには、中央開口45aを備えた弁シート45が、開口部3aにネジ結合されるシート押さえ47により、脱落しないように取り付けられている。符号41はスピンドル39の抜け止めをするスピンドル押さえである。また符号43は、キャップ取り付け口を閉じるキャップである。
【0011】図1及び2は通水状態にある分水栓13を示している。すなわち、弁シート45には、弁体25の本体部27の一方の半部27aの部分が着座しているが、この半部27aには前述のとおり開口37が形成されており、取り出し口23は、配管5に通じている。この状態から図2において球の中心線Pの回りに時計方向に約90度回転させると、弁体25は二点鎖線で示す状態となり、弁体本体部27の他方の半部27bの部分が弁シート45に着座して、中央開口45aを閉じてしまうので、取り出し口23と配管5との連通は遮断される。
【0012】このサドル分水栓1を配管5に取り付けて、配管5に孔明けを行う手順は以下の通りである。すなわち、弁体25を図1及び2の開の状態にし、キャップ43を外す。穿孔工具を上部からキャップ取り付け口19から挿入し、弁体25の開口37内を通して進入させ、配管5に孔を明ける。穿孔工具を抜き、代わって挿入コア9を先端に装着した挿入工具を同様に挿入し、挿入コア9の先端側を配管5の孔に挿入し、その上端部を拡径してブッシュ11に固定する。挿入工具を引き抜き、弁体25を閉の状態にする。次いでキャップ43を取り付けてキャップ取り付け口19を閉鎖する。給水管を取り出し口23に連結し、弁体25を開の状態にすることにより、配管5から給水管へ分岐して給水することができる。必要有る場合には、弁体25を閉の状態にして、給水管への給水をとめることができる。
【0013】図1及び2に示した実施の形態においては、弁体25は、取り出し口23とスピンドル取り付け口24を結ぶ方向の軸心回りに回動するように構成されているが、スピンドル39を図1の紙面に垂直方向に延びるように取り付け、弁筐15の支承部15aをそれに対向する位置の設け、弁体25をキャップ取り付け口19と連通口21に中心を結ぶ中心線回りに90度回転した状態に取り付けてもよい。
【0014】図4は他の実施の形態にかかるサドル付分水栓51を示し、第1の実施の形態の図2に対応する断面図である。この実施の形態において第1の実施の形態とことなるものは、分水栓53で使用する弁体55のみで、他の構成は同じであるので、同じ部材には同じ番号を付してその説明は省略する。
【0015】この実施の形態での弁体55は、図5に示された(イ)縦断面図、(ロ)右側面図、(ハ)平面図から明らかなとおり、第1の実施の形態での弁体25の本体部27の、開口37を備えた一方の半部27aを取り除いた形状に略対応している。即ち、この弁体55も、本体部57と二つの耳部59、61とから大略構成されている。そして本体部57は内部をくり抜かれた略1/4球の形状を備えている。耳部59、61の形状は第1の実施の形態と同じで、耳部59には一体に軸63が形成され、耳部61には軸受け孔65が形成されている。
【0016】弁体55は弁筐15に対して第1の実施の形態と同様に取り付けられる。そして、図4において実線で示す弁体55は閉位置にあり、二点鎖線で開位置にある弁体55を示している。この分水栓53の開閉操作及び穿孔作業の手順については、第1の実施の形態でのそれらの説明から明らかであるので、その説明は省略する。
【0017】
【発明の効果】以上詳述したとおり、本発明に係るサドル付分水栓においては、使用するボール型の弁体が従来のボール型止水弁体と異なり完全な球体ではなく、球体の一部に該当する形状すなわち不完全な球の形に形成されており、その作動範囲のいずれの位置においても、完全な球体であった場合の上側の極点に相当する部分にはその弁体が位置することがない。従って従来のボール型にに比して分水栓の高さを低くすることが可能である。そして、弁シートに接触する弁体の外形の形状は従来と同様に球状になっているので、その高い止水性能を損なうことがない。




 

 


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