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発明の名称 摺動装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−99153(P2001−99153A)
公開日 平成13年4月10日(2001.4.10)
出願番号 特願平11−278013
出願日 平成11年9月30日(1999.9.30)
代理人 【識別番号】100091373
【弁理士】
【氏名又は名称】吉井 剛 (外1名)
【テーマコード(参考)】
3J017
3J104
【Fターム(参考)】
3J017 AA01 CA01 DB01 
3J104 AA03 AA23 AA63 AA69 AA74 AA77 DA20
発明者 山崎 充 / 星野 和栄 / 風間 豊司
要約 目的


構成
特許請求の範囲
【請求項1】 軸と,該軸に被嵌される軸受部材とから成り、この軸受部材として、外筒と,負荷部と無負荷部とを有し外筒内に配設される保持器と,外筒と保持器との間にして該負荷部と無負荷部と両者を連設するリターン部とで形成される転動体無限循環路に配設される転動体とから成る軸受部材が採用され、この軸受部材の外周面にはフランジ体が突設され、該フランジ体には、軸受部材を摺動部材に取り付ける為のボルトやビス等の頭部と杆部とを有する取付部材の該杆部が挿入され頭部の杆部側がフランジ体に当接係止し得る挿入孔が設けられた摺動装置であって、フランジ体は、軸受部材の端部から少なくとも前記挿入孔に杆部が挿入される取付部材の頭部の厚みの分の距離L以上を介存せしめて設けられていることを特徴とする摺動装置。
【請求項2】 請求項1記載の摺動装置において、フランジ体は、軸受部材の端部から前記挿入孔に杆部が挿入される取付部材の頭部の厚みの分のと同一距離Lを介存せしめて設けられていることを特徴とする摺動装置。
【請求項3】 請求項1,2いずれか1項に記載の摺動装置において、外筒として、該外筒の端部が合成樹脂製の外筒が採用されていることを特徴とする摺動装置。
【請求項4】 請求項1〜3いずれか1項に記載の摺動装置において、軸受部材に被嵌する被嵌筒の外周にフランジ体が繞設されていることを特徴とする摺動装置。
【請求項5】 請求項4記載の摺動装置において、被嵌筒の一端部にはフランジ体が繞設され、他端部からは外筒の端部が突出していることを特徴とする摺動装置。
【請求項6】 請求項4,5いずれか1項に記載の摺動装置において、外筒には周方向に凹条が繞設され、この凹条上の被嵌筒を押圧してカシメることにより該被嵌筒が外筒に係止されていることを特徴とする摺動装置。
【請求項7】 請求項1〜6いずれか1項に記載の摺動装置において、挿入孔の周囲には切欠部が複数設けられ、該切欠部間は舌片部に設定され、該挿入孔に取付部材の杆部を挿入した際、頭部の杆部側の面が舌片部を押圧し、該舌片部の押圧の反作用により取付部材が押圧され回り止め状態となるように構成されていることを特徴とする摺動装置。
【請求項8】 請求項7記載の摺動装置において、舌片部の取付部材の頭部が当接する面は、フランジ体に対し突出状態に形成され、この舌片部の反対面はフランジ体に対し没入状態に設けられていることを特徴とする摺動装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、軸とフランジ付の軸受部材とから成る摺動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】図1に図示した特開平10−220473号公報のように、軸1と,該軸1に被嵌される軸受部材2とから成り、この軸受部材2として、外筒3と,負荷部と無負荷部とを有し外筒3内に配設される保持器4と,外筒3と保持器4との間にして該負荷部と無負荷部と両者を連設するリターン部とで形成される転動体無限循環路5に配設される転動体6とから成る軸受部材2が採用された摺動装置には、軸受部材2の外周面には金属製のフランジ体8が突設され、該フランジ体8には、軸受部材2を摺動部材7に取り付ける為のボルトやビス等の頭部9と杆部10とを有する取付部材11の該杆部10が挿入され頭部9の杆部10側がフランジ体8に当接係止し得る挿入孔12が設けられているものがある(以下、従来例という。尚、実施例と同一構成部分には同一符号を付した。)。
【0003】ところで、最近、軸受部材2には軽量化が要求されており、フランジ体8も可及的に肉薄のものが要求されている。
【0004】しかし、従来のフランジ体8付の軸受部材2は、いずれもフランジ体8が軸受部材2の端面、即ち、外筒3の端面と面一に設けられており、このフランジ体8の挿入孔12に、軸受部材2を摺動部材7に取り付ける為のボルトやビス等の頭部9と杆部10とを有する取付部材11の杆部10を挿入し、頭部9の杆部10側をフランジ体8に当接係止すると、該頭部9が軸受部材2の端部から突出してしまう。
【0005】従って、従来例では、軸1のストロークエンドに壁部が設けられている場合、軸受部材2の端部より突出している取付部材11の頭部9が最初に前記壁部に当接してしまい、軸受部材2の有効ストローク長が短いという問題点がある。
【0006】尚、フランジ体8が肉厚の場合には、該フランジ体8に取付部材11の頭部9を埋設状態にし得るザグリ孔を設けることができる為、軸受部材2の端部が壁部に当接するまでを有効ストローク長とすることができるが、フランジ体8が肉厚である分、重量大となり、特に小型の軸受部材2の場合、このような構成を採用することはできない。
【0007】本発明は、上記問題点を解決するもので、フランジ体が肉薄であっても軸受部材の有効ストローク長を最大限確保することができる実用性に秀れた摺動装置を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】添付図面を参照して本発明の要旨を説明する。
【0009】軸1と,該軸1に被嵌される軸受部材2とから成り、この軸受部材2として、外筒3と,負荷部と無負荷部とを有し外筒3内に配設される保持器4と,外筒3と保持器4との間にして該負荷部と無負荷部と両者を連設するリターン部とで形成される転動体無限循環路5に配設される転動体6とから成る軸受部材2が採用され、この軸受部材2の外周面にはフランジ体8が突設され、該フランジ体8には、軸受部材2を摺動部材7に取り付ける為のボルトやビス等の頭部9と杆部10とを有する取付部材11の該杆部10が挿入され頭部9の杆部10側がフランジ体8に当接係止し得る挿入孔12が設けられた摺動装置であって、フランジ体8は、軸受部材2の端部から少なくとも前記挿入孔12に杆部10が挿入される取付部材11の頭部9の厚みの分の距離L以上を介存せしめて設けられていることを特徴とする摺動装置に係るものである。
【0010】また、請求項1記載の摺動装置において、フランジ体8は、軸受部材2の端部から前記挿入孔12に杆部10が挿入される取付部材11の頭部9の厚みの分のと同一距離Lを介存せしめて設けられていることを特徴とする摺動装置に係るものである。
【0011】また、請求項1,2いずれか1項に記載の摺動装置において、外筒3として、該外筒3の端部が合成樹脂製の外筒3が採用されていることを特徴とする摺動装置に係るものである。
【0012】また、請求項1〜3いずれか1項に記載の摺動装置において、軸受部材2に被嵌する被嵌筒13の外周にフランジ体8が繞設されていることを特徴とする摺動装置に係るものである。
【0013】また、請求項4記載の摺動装置において、被嵌筒13の一端部にはフランジ体8が繞設され、他端部からは外筒3の端部が突出していることを特徴とする摺動装置に係るものである。
【0014】また、請求項4,5いずれか1項に記載の摺動装置において、外筒3には周方向に凹条14が繞設され、この凹条14上の被嵌筒13を押圧してカシメることにより該被嵌筒13が外筒3に係止されていることを特徴とする摺動装置に係るものである。
【0015】また、請求項1〜6いずれか1項に記載の摺動装置において、挿入孔12の周囲には切欠部15が複数設けられ、該切欠部15間は舌片部16に設定され、該挿入孔12に取付部材11の杆部10を挿入した際、頭部9の杆部10側の面が舌片部16を押圧し、該舌片部16の押圧の反作用により取付部材11が押圧され回り止め状態となるように構成されていることを特徴とする摺動装置に係るものである。
【0016】また、請求項7記載の摺動装置において、舌片部16の取付部材11の頭部9が当接する面は、フランジ体8に対し突出状態に形成され、この舌片部16の反対面はフランジ体8に対し没入状態に設けられていることを特徴とする摺動装置に係るものである。
【0017】
【発明の作用及び効果】フランジ体8は、軸受部材2の端部から挿入孔12に杆部10が挿入される取付部材11の頭部9の厚みの分以上該軸受部材2の長さ方向中心側に設けられている為、この挿入孔12に取付部材11の杆部10を挿入しても、該取付部材11の頭部9は軸受部材2の端部から突出せず、よって、軸受部材2は該軸受部材2の端部が軸1のストロークエンドまで確実に摺動することができる。
【0018】本発明は上述のように構成したから、肉薄のフランジ体が採用されていても、軸受部材の有効ストローク長を最大限確保することができる実用性に秀れた摺動装置となる。
【0019】
【発明の実施の形態】図2,3は本発明の一実施例を図示したものであり、以下説明する。
【0020】本実施例は、軸1と,該軸1に被嵌される軸受部材2とから成り、この軸受部材2として、外筒3と,負荷部と無負荷部とを有し外筒3内に配設される保持器4と,外筒3と保持器4との間にして該負荷部と無負荷部と両者を連設するリターン部とで形成される転動体無限循環路5に配設される転動体6とから成る軸受部材2が採用され、この軸受部材2に外周面には、該軸受部材2を摺動部材7に取り付けるフランジ体8が突設され、該フランジ体8には、軸受部材2を摺動部材7に取り付ける為のボルトやビス等の頭部9と杆部10とを有する取付部材11の杆部10が挿入され頭部9の杆部10側がフランジ体8に当接係止し得る挿入孔12が設けられた摺動装置であって、フランジ体8は、軸受部材2の端部から前記挿入孔12に杆部10が挿入される取付部材11の頭部9の厚みの分以上該軸受部材2の長さ方向中心側に設けられているものである。
【0021】また、本実施例では、フランジ体8は、軸受部材2の端部から前記挿入孔12に杆部10が挿入される取付部材11の頭部9の厚みの分と同一距離だけ該軸受部材2の長さ方向中心側に設けられている。従って、軸1のストロークエンドに壁部が存在する場合、軸受部材2の端部と取付部材11の頭部9とが前記壁部に同時に当接することになり、該当接の際の衝撃力が分散されることになる。
【0022】また、外筒3としては、該外筒3の端部が合成樹脂製の延長外筒3’により構成された外筒3が採用されており、軸受部材2の軽量化が図られている。
【0023】また、フランジ体8は、軸受部材2に被嵌する被嵌筒13の外周に繞設されており、この被嵌筒13を外筒3に被嵌係止することにより設けられている。従って、肉薄のフランジ体8であっても、該フランジ体8を外筒3の外周に適正且つ強固に設けることができ、更に、フランジ体8の適正な位置が外筒3の延長外筒3’部であったとしても、該フランジ体8を外筒3に良好に設けることができる。
【0024】また、この被嵌筒13は、一端部にはフランジ体8が繞設され、他端部からは外筒3の端部が突出している長さに設定されている。これは、フランジ体8の挿入孔12に取り付けられる取付部材11の頭部9の厚みによって該フランジ体8の位置を異ならせなければならない場合があり、その際、被嵌筒13の他端部が外筒3の端部よりも突出しないようにしなければならないからである。
【0025】また、この被嵌筒13は、外筒3の外周面の周方向に凹条14を繞設し、この外筒3に被嵌筒13を被嵌し、被嵌筒13のフランジ体8を適正な位置(取付部材11の頭部9の厚みを考慮した位置)とし、続いて、凹条14上の被嵌筒13を押圧してカシメることにより外筒3に係止する。この方法によれば、取付部材11の頭部9の厚みを考慮した位置に自由且つ確実にフランジ体8を設けることができる。尚、被嵌筒13を接着剤やスポット溶接により外筒3に係止する方法もあるが、前記カシメによる方法の方が外筒3に対して被嵌筒13(即ち、フランジ体8)が前後摺動するおそれがなく好適となる。
【0026】図中符号17はカシメ部であり、図示したものは上下に2箇所のカシメ部17を形成したものであるが、このカシメ箇所は3箇所以上や、被嵌筒13の周囲全周に設ける構成でも良い。
【0027】本実施例は上述のように構成したから、フランジ体8の挿入孔12に取付部材11の杆部10を挿入しても、該取付部材11の頭部9は軸受部材2の端部から突出せず、よって、肉薄のフランジ体8が採用されていても、軸受部材2は該軸受部材2の端部が軸1のストークエンドに当接するまで確実に摺動することができる実用性に秀れた摺動装置となる。
【0028】また、フランジ体8が薄く、外筒3の端部も合成樹脂製であるから、それだけ軸受部材2が軽量化された摺動装置となる。
【0029】図4,5は、本実施例の別例を図示したもので、フランジ体8の挿入孔12の周囲には切欠部15が複数設けられ、該切欠部15間は舌片部16に設定され、該挿入孔12に取付部材11の杆部10を挿入した際、頭部9の杆部10側の面が舌片部16を押圧し、該舌片部16の押圧の反作用により取付部材11が押圧され回り止め状態となるように構成されているものである。
【0030】尚、図面では、切欠部15を一定間隔を置いて4箇所設け、舌片部16を4箇所設ける構成を採用しているが、この切欠部15及び舌片部16の数は、フランジ体8の厚み等を考慮の上、取付部材11を押圧して回り止め状態にできるように適宜設定すると良い。
【0031】また、舌片部16の取付部材11の頭部9が当接する面は、フランジ体8に対し突出状態に形成され、この舌片部16の反対面はフランジ体8に対し没入状態に設けられている。従って、挿入孔12に取付部材11の杆部10を挿入し頭部9の杆部10側の面が舌片部16に押圧した際、該舌片部16はフランジ体8の裏面側に撓み、この撓みの戻り作用によって舌片部16が押圧され、該押圧により取付部材11が良好に回り止め状態となる。
【0032】また、この切欠部15や、舌片部16の突没構成は、フランジ体8を絞り加工によって形成する際のプレス等の簡単な加工により形成することができる。
【0033】即ち、この別例によれば、フランジ体8が肉薄であるが故に、挿入孔12の周囲に簡単な加工を施すことにより、スプリングワッシャと同様の取付部材11の回り止め機構を設けることができる。
【0034】また、その余は本実施例と同様である。




 

 


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