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発明の名称 複数の熱源を有する穀物乾燥機
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−133153(P2001−133153A)
公開日 平成13年5月18日(2001.5.18)
出願番号 特願平11−310469
出願日 平成11年11月1日(1999.11.1)
代理人 【識別番号】100080056
【弁理士】
【氏名又は名称】西郷 義美
【テーマコード(参考)】
3K055
3L113
【Fターム(参考)】
3K055 AA03 AB05 
3L113 AA07 AB03 AB06 AC04 AC08 AC40 AC41 AC53 AC57 AC63 AC65 AC67 AC73 AC74 AC78 AC79 BA03 CA20 CB03 CB05 CB22 CB24 CB28 CB34 CB35 DA21 DA26 DA30
発明者 鈴木 濱吉
要約 目的
本発明は、ヒータを熱源とする第2燃焼手段を燃焼装置に追加して、夜間時の乾燥運転の際の騒音を低減するとともに、排気ガスの低減を図ることを目的としている。

構成
このため、バーナを熱源として投入された穀物の乾燥を行う穀物乾燥機において、この穀物乾燥機に前記バーナを熱源とする第1燃焼手段とヒータを熱源とする第2燃焼手段との少なくとも2つの熱源を有する燃焼装置を設けている。
特許請求の範囲
【請求項1】 バーナを熱源として投入された穀物の乾燥を行う穀物乾燥機において、この穀物乾燥機に前記バーナを熱源とする第1燃焼手段とヒータを熱源とする第2燃焼手段との少なくとも2つの熱源を有する燃焼装置を設けたことを特徴とする複数の熱源を有する穀物乾燥機。
【請求項2】 前記穀物乾燥機は、前面部位に、燃焼装置の第1燃焼手段の灯油式バーナと第2燃焼手段の電気式セラミックヒータとを夫々配設するとともに、後面部位には排風機を配設し、この排風機の後部に乾燥箱を配設して多目的乾燥機能を付加する構成とした請求項1に記載の複数の熱源を有する穀物乾燥機。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は複数の熱源を有する穀物乾燥機に係り、特に燃焼装置の熱源をバーナとヒータとの少なくとも2つの熱源とした複数の熱源を有する穀物乾燥機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】穀物乾燥機は精米前の籾状態の米や麦等の穀物を乾燥させるものであり、この穀物乾燥機としては、循環型がある。そして、循環型の穀物乾燥機は、乾燥機本体内に上部から順次に、穀物が投入される貯留部と、穀物を乾燥する乾燥部と、この乾燥した穀物を集める集穀部とを設け、穀物を上段の貯留部から中段の乾燥部を経て下段の集穀部に導いた後に上段の貯留部に戻して循環させる間に、乾燥部において熱風により穀物を乾燥するものがある。
【0003】また、穀物乾燥機としては、特開平3−113285号公報に開示されるものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の穀物乾燥機においては、灯油式バーナを熱源とした燃焼装置によって投入された穀物の乾燥を行っている。
【0005】そしてこのとき、前記バーナを複数個配設したものもある。
【0006】しかし、灯油式バーナを熱源とした燃焼装置の場合には、乾燥運転を行っている際に大なる騒音が発生することによって、夜間時の乾燥運転に支障を来し、実用上不利であるとともに、灯油式バーナを使用していることによって、燃焼後に多量の有害成分の混入した排気ガスが排出されることとなり、環境汚染が惹起されてしまうという不都合がある。
【0007】このため、この発明は、ヒータを熱源とする第2燃焼手段を燃焼装置に追加して、夜間時の乾燥運転の際の騒音を低減するとともに、排気ガスの低減を図ることを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこで、この発明は、上述不都合を除去するために、バーナを熱源として投入された穀物の乾燥を行う穀物乾燥機において、この穀物乾燥機に前記バーナを熱源とする第1燃焼手段とヒータを熱源とする第2燃焼手段との少なくとも2つの熱源を有する燃焼装置を設けたことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】上述の如く発明したことにより、バーナを熱源とする第1燃焼手段とヒータを熱源とする第2燃焼手段との少なくとも2つの熱源を有する燃焼装置によって、乾燥運転状態を分割し、夜間時の乾燥運転の安全性の向上や騒音の低減、環境汚染の低減に寄与している。
【0010】
【実施例】以下図面に基づいてこの発明の実施例を詳細に説明する。
【0011】図1〜図3はこの発明の実施例を示すものである。図2及び図3において、2は循環型の穀物乾燥機、4は乾燥機本体、6は貯留部、8は乾燥部、10は集穀部である。穀物乾燥機2は、前板12と後板14と一側、他側側板16−1、16−2とによって前後方向に長い乾燥機本体4を形成している。この穀物乾燥機2内には、上部から順次に、穀物が投入される貯留部6と、穀物を乾燥する乾燥部8と、この乾燥した穀物を集める集穀部10とが設けられている。
【0012】また、乾燥機本体4には、前板12側に揚穀機18が設けられ、貯留部6の上方には揚穀機18の上部に連絡する上部搬送手段20が設けられ、集穀部10の下方には揚穀機18の下部に連絡する下部搬送手段22が設けられている。
【0013】これにより、穀物乾燥機2においては、揚穀機18により揚上した穀物を上部搬送手段20により貯留部6内に均分落下させ、乾燥部8において穀物を乾燥した後に集穀部10に集め、下部搬送手段22により揚穀機18の下部に搬送して再び揚上するという循環を繰り返して穀物の乾燥を行っている。
【0014】また、乾燥部8の外側で乾燥機本体4の前板12には、燃焼装置24が取り付けられている。また、乾燥部8の外側で乾燥機本体4の後板14には、内部の穀物の乾燥後の熱気を吸引して排出する排風機26が取り付けられている。
【0015】この燃焼装置24及び排風機26は、前板12に取り付けられた制御盤28によって駆動制御されるものである。
【0016】乾燥部8内においては、貯留部6と集穀部10とを連絡して乾燥機本体4の前後方向に長く延びるように、図示しない流穀路が形成されている。そして、流穀路を形成する各仕切り板(図示せず)は、熱気を流通し易いように、多孔板や網状部材等からなる通気性の良い部材で形成されている。
【0017】また、前記乾燥部8内には、上部位及び下部位の閉塞された図示しない排風路も形成されている。
【0018】更に、前記穀物乾燥機2は、穀物の乾燥運転に際して運転制御を行う制御手段30を有している。この制御手段30は、図1に示す如く、穀物状態や穀物乾燥機2の運転状態を検出する各種センサ等からなるセンサ群32−1と前記制御盤28による張込・乾燥及び排出の作業を行わしめるための各種の操作制御信号等からなる操作信号群32−2とを有する入力手段32からの入力信号を入力し、前記燃焼装置24へ制御信号を出力して駆動制御するものである。
【0019】そして、前記穀物乾燥機2に、後述するバーナ38を熱源とする第1燃焼手段34と後述するセラミックヒータ40を熱源とする第2燃焼手段36との少なくとも2つ、例えば2つの熱源を有する燃焼装置24を設ける構成とする。
【0020】詳述すれば、燃焼装置24は、図1に示す如く、第1、第2燃焼手段34、36からなり、第1燃焼手段34を、灯油式、つまり灯油等の液体燃料を燃焼して熱気を発生するガンタイプのバーナ38や配管等のその他の図示しない周辺部品により形成するとともに、第2燃焼手段36を、電気式セラミックヒータ40や回路等のその他の周辺部品により形成するものである。
【0021】また、前記穀物乾燥機2の前面部位たる前板12に、燃焼装置24の第1燃焼手段34の灯油式バーナ38と第2燃焼手段36の電気式セラミックヒータ40とを夫々配設する。
【0022】更に、前記穀物乾燥機2の後面部位たる後板14に配設される排風機26の後部に、図3に1点鎖線で示す如く、乾燥箱42を配設して多目的乾燥機能を付加する構成とする。
【0023】次に、作用を説明する。
【0024】前記穀物乾燥機2の乾燥運転の際には、昼間時と夜間時とによって熱源を異ならしめる。
【0025】つまり、昼間時における前記穀物乾燥機2の乾燥運転の際には、例えば燃焼装置24のバーナ38を熱源とする第1燃焼手段34を利用して穀物の乾燥運転を行う。
【0026】また、夜間時における前記穀物乾燥機2の乾燥運転の際には、燃焼装置24のセラミックヒータ40を熱源とする第2燃焼手段36を利用して穀物の乾燥運転を行う。
【0027】これにより、前記バーナ38を熱源とする第1燃焼手段34とセラミックヒータ40を熱源とする第2燃焼手段36との少なくとも2つ、例えば2つの熱源を有する燃焼装置24によって、乾燥運転状態を昼間時と夜間時等に分割することができ、特に信頼性の高いセラミックヒータ40を熱源とする第2燃焼手段36を夜間時の乾燥運転に使用すれば、安全性を向上させることができるとともに、バーナ38を熱源とする第1燃焼手段34に比し、騒音も低減でき、実用上有利であり、しかもセラミックヒータ40を熱源とする第2燃焼手段36を使用することによって、多量の有害成分の混入した排気ガスが排出される惧れが全くなく、環境汚染の低減にも寄与し得る。
【0028】また、前記セラミックヒータ40を熱源とする第2燃焼手段36により、バーナ38を熱源とする第1燃焼手段34に比し、クリーンなエネルギを使用することができ、穀物の乾燥以外にも、干物を含む食品全般の乾燥やその他の物の乾燥等、他目的に使用でき、実用上有利である。
【0029】更に、前記排風機26の後部に乾燥箱42を配設したことにより、前記セラミックヒータ40を熱源とする第2燃焼手段36の使用時に、穀物の乾燥以外にも、乾燥箱42を利用して干物を含む食品全般の乾燥やその他の物の乾燥等、他目的に使用でき、前記穀物乾燥機2に多目的乾燥機能を付加することができ、汎用性を大とし得て、使い勝手を向上し得るものである。
【0030】なお、この発明は上述実施例に限定されるものではなく、種々の応用改変が可能である。
【0031】例えば、この発明の実施例においては、バーナを熱源とする第1燃焼手段とセラミックヒータを熱源とする第2燃焼手段との2つの熱源を有する燃焼装置を構成したが、灯油等の液体燃料を燃焼させるバーナや電力を使用するヒータ以外の熱源を利用する特別構成とすることも可能である。
【0032】すなわち、前記燃焼装置に、バーナを熱源とする第1燃焼手段と、セラミックヒータを熱源とする第2燃焼手段と、太陽熱を熱源とする第3燃焼手段とを設け、第1〜第3燃焼手段を種々用途に応じて使い分けるものである。
【0033】さすれば、第1〜第3燃焼手段からなる3種類の熱源を有する燃焼装置を実現することができ、用途に応じて適宜選択使用でき、穀物乾燥機の汎用性を拡大し得て、実用上有利である。
【0034】
【発明の効果】以上詳細に説明した如くこの本発明によれば、バーナを熱源として投入された穀物の乾燥を行う穀物乾燥機において、穀物乾燥機にバーナを熱源とする第1燃焼手段とヒータを熱源とする第2燃焼手段との少なくとも2つの熱源を有する燃焼装置を設けたので、この燃焼装置によって、乾燥運転状態を分割することができ、特に信頼性の高いヒータを熱源とする第2燃焼手段を夜間時の乾燥運転に使用すれば、安全性を向上させることができるとともに、バーナを熱源とする第1燃焼手段に比し、騒音も低減でき、実用上有利であり、しかもヒータを熱源とする第2燃焼手段を使用することによって、多量の有害成分の混入した排気ガスが排出される惧れが全くなく、環境汚染の低減にも寄与し得る。また、前記ヒータを熱源とする第2燃焼手段により、バーナを熱源とする第1燃焼手段に比し、クリーンなエネルギを使用することができ、穀物の乾燥以外にも、干物を含む食品全般の乾燥やその他の物の乾燥等、他目的に使用でき、実用上有利である。




 

 


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