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発明の名称 集塵機付き穀物乾燥機
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−50663(P2001−50663A)
公開日 平成13年2月23日(2001.2.23)
出願番号 特願平11−221904
出願日 平成11年8月5日(1999.8.5)
代理人 【識別番号】100080056
【弁理士】
【氏名又は名称】西郷 義美
【テーマコード(参考)】
3L113
【Fターム(参考)】
3L113 AA00 AB02 AC01 AC83 BA03 DA26 
発明者 伊藤 正人
要約 目的
本発明は、乾式の集塵機において、集塵効率の向上を図ることを目的としている。

構成
このため、穀物内に混入する塵埃を除去する集塵機を有する穀物乾燥機において、穀物乾燥機の送風機の後方部位に乾式の集塵機を連絡して設けるとともに、集塵機を、送風機側からの風の通過のみを許容する網状部材とこの網状部材を回転させるモータとを有する構成としている。
特許請求の範囲
【請求項1】 穀物内に混入する塵埃を除去する集塵機を有する穀物乾燥機において、この穀物乾燥機の送風機の後方部位に乾式の集塵機を連絡して設けるとともに、集塵機を、前記送風機側からの風の通過のみを許容する網状部材とこの網状部材を回転させるモータとを有する構成としたことを特徴とする集塵機付き穀物乾燥機。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は集塵機付き穀物乾燥機に係り、特に乾式の集塵機において集塵効率を向上し得る集塵機付き穀物乾燥機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】穀物乾燥機は穀物を乾燥させるものであり、この穀物乾燥機としては、循環型がある。そして、循環型穀物乾燥機は、外気温度や水分(穀物内に含有されるもの)を測定する各種測定手段からの測定信号を制御手段に入力し、乾燥運転時の穀温を所定値に維持すべく制御するとともに、循環モータを駆動する循環モータ駆動手段や熱風の温度を調整する熱風温度調整手段を制御し、穀物を循環させつつ乾燥させている。
【0003】前記穀物乾燥機には、送風機が装着されており、この送風機から排出されるゴミ混じり風からゴミを除去するために、集塵機が装着されているものがある。
【0004】また、集塵機付き穀物乾燥機としては、実開昭51−3174号公報や実開昭52−52782号公報、実開昭53−159985号公報、実開昭57−77895号公報、実開昭58−49196号公報に開示されるものがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の穀物乾燥機用の集塵機においては、乾式と湿式とがある。
【0006】そして、湿式のものは、集塵効率が高いとともに、穀物乾燥機の風量を大幅に低下させないという利点があるが、水を使用することによって、掃除が面倒であるとともに、集塵した破粒等が水に濡れた状態で放置すると、悪臭が発生するこことなり、しかもポンプの動力や水を使用するので、ランニングコストが高く、経済的に不利であるという不都合がある。
【0007】また、乾式のものにおいては、掃除が簡単であるとともに、動力を使用せず、操作が容易であるものの、集塵効率が低いという不都合がある。
【0008】このため、乾式の集塵機において、集塵効率の向上を図ることを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】そこで、この発明は、上述不都合を除去するために、穀物内に混入する塵埃を除去する集塵機を有する穀物乾燥機において、この穀物乾燥機の送風機の後方部位に乾式の集塵機を連絡して設けるとともに、集塵機を、前記送風機側からの風の通過のみを許容する網状部材とこの網状部材を回転させるモータとを有する構成としたことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】上述の如く発明したことにより、送風機が動作すると、穀物乾燥機の乾燥部内の塵埃混じりの空気を引き込み、送風機からの空気が集塵機内に至ると、集塵機の網状部材が回転されており、空気内に含まれている塵埃のみを遠心方向に飛散させて塵埃を除去するとともに、塵埃を除去した空気、つまり風のみを通過させて外部に排出している。
【0011】
【実施例】以下図面に基づいてこの発明の実施例を詳細に説明する。
【0012】図1〜図5はこの発明の実施例を示すものである。図1において、2は循環型の穀物乾燥機である。
【0013】この穀物乾燥機2は、図1に示す如く、上部からの図示しない貯留部と、乾燥部4と、集穀部6とを有するとともに、図示しない揚穀機によって穀物を揚上し、上部搬送手段(図示せず)による貯留部の上方中央部位まで穀物を搬送し、貯留部中に均分落下させ、乾燥部4を経て、集穀部6に導き、図示しない下部搬送手段により排出し、再び揚穀機により揚上するという循環を繰り返しつつ、この間に穀物の乾燥を行うものである。
【0014】前記乾燥部4に、送風機8を設けるとともに、この送風機8の後方部位に乾式の集塵機10を連絡して設け、集塵機10を、前記送風機8側からの風の通過のみを許容する網状部材12とこの網状部材12を回転させるモータ14とを有する構成とする。
【0015】詳述すれば、前記送風機8は、図1に示す如く、穀物乾燥機2の乾燥部4に接続される筒状本体部8−1と、この筒状本体部8−1内に配設される送風ファン8−2と、送風ファン8−2を駆動する駆動モータ8−3とからなる。
【0016】また、前記集塵機10は、図1及び図2に示す如く、送風機8の筒状本体部8−1の後方部位に、直結あるいはダクトを介して接続される約直径580mmのフランジ付き第1筒状部材10−1と、このフランジ付き第1筒状部材10−1に装着される筒状の集塵本体部10−2と、集塵本体部10−2に接続される約直径580mmのフランジ付き第2筒状部材10−3と、集塵本体部10−2下部に接続されるキャスタ付き脚部10−4とを有している。
【0017】そして、集塵本体部10−2内に前記網状部材12を配設するとともに、この網状部材12を回転させる前記モータ14をフランジ付き第2筒状部材10−3内に配設する。
【0018】このとき、網状部材12は、図3に示す如く、円環部材に4本の接続リブを形成した状態の補強板部12−1と、この補強板部12−1の接続リブ部位に前記モータ14側に突出すべく設けた起風羽根部12−2と、補強板部12−1の前面側に取り付けられる、例えば金属製の円板状の網部12−3と、前記モータ14の軸部14aに取り付けられボス部12−4と、網部12−3を補強板部12−1を貫通させてボス部12−4に取り付ける取付ボルト12−5とからなる。
【0019】また、前記穀物乾燥機2の電気回路においては、図4に示す如く、送風機開閉器16に集塵機10用のモータ14に連絡するコネクタ18を設け、図5に示す如く、穀物乾燥機2の乾燥運転、つまり乾燥ボタンによるON・OFF動作に対して、送風機8と集塵機10とのON・OFF動作を連動させるべく、前記穀物乾燥機2の制御手段(図示せず)によって制御するものである。
【0020】なお、符号20は、前記集塵機10の集塵本体部10−2下部に形成される塵埃排出口、22は塵埃排出口20に接続される塵埃排出ホース、24は塵埃収納箱である。
【0021】次に、作用を説明する。
【0022】前記穀物乾燥機2の乾燥運転、つまり乾燥ボタンによるON・OFF動作に連動して、送風機8と集塵機10とのON・OFF動作が行われる。
【0023】そして、前記送風機8は、穀物乾燥機2の乾燥部4内の空気を送風ファン8−2によって引き込む。このとき、送風機8によって引き込まれる空気は、乾燥部4内のゴミ、つまり塵埃も含んでいる。
【0024】送風機8からの空気が集塵機10内に入ると、この集塵機10の集塵本体部10−2内に配設した前記網状部材12がモータ14によって高速回転されており、送風機8からの空気内に含まれている塵埃のみを遠心方向に飛散させ、塵埃を除去した空気、つまり風のみを通過させ、風を集塵機10のフランジ付き第2筒状部材10−3から外部に排出する。
【0025】回転する前記網状部材12によって遠心方向に飛散させられた塵埃は、遠心力によって集塵本体部10−2下部に落下し、この集塵本体部10−2下部に形成した塵埃排出口20から、塵埃排出ホース22を介して、塵埃収納箱24に収納させる。
【0026】これにより、送風機8からの塵埃混じりの空気中の塵埃のみを、高速回転する網状部材12によって遠心方向に飛ばすことができ、従来の乾式の集塵機に比し、集塵効率を向上し得るとともに、網状部材12が回転することによって、空気中の塵埃が遠心方向に飛ばされ、網状部材12に付着して目詰まりを惹起するおそれがなく、実用上有利である。
【0027】また、集塵機10が水を使用していないことにより、掃除が容易であるとともに、集塵した塵埃を放置しても悪臭が発生するおそれがなく、しかも塵埃の処理が容易であり、使い勝手を向上し得る。
【0028】更に、前記穀物乾燥機2の乾燥運転、つまり乾燥ボタンによるON・OFF動作に連動して、送風機8と集塵機10とのON・OFF動作が行われることにより、集塵機10のON・OFF運転を穀物乾燥機2の制御手段(図示せず)によって制御することができ、煩雑な操作が不要となり、実用上有利である。
【0029】更にまた、前記集塵機10を、フランジ付き第1筒状部材10−1と集塵本体部10−2とフランジ付き第2筒状部材10−3とを有する構成としたことにより、フランジ付き第1筒状部材10−1によって送風機8に直結あるいはダクトを介して装着することができ、穀物乾燥機2の配設位置や送風機8の取付位置等を勘案して、集塵機10の取付状態を変更させることができ、汎用性を大とし得るものである。
【0030】また、前記網状部材12の補強板部12−1のリブ部位に起風羽根部12−2を設けたことにより、網状部材12の回転によって起風羽根部12−2が軸方向への風を起こすこととなり、集塵機取付による送風機風量の低下を防止することができる。
【0031】なお、この発明は上述実施例に限定されるものではなく、種々の応用改変が可能である。
【0032】例えば、この発明の実施例においては、網状部材を平板状に形成したが、送風機側に突出する円錐形状に網状部材を形成する特別構成とすることも可能である。そしてこのとき、網状部材の補強板部の接続リブ部位にモータ側に突出すべく設けられる起風羽根部の形状を変更すれば、起風羽根部によって起こる風の方向を遠心方向とすることができ、対処可能である。
【0033】さすれば、送風機からの塵埃混じりの空気が集塵機に到達した際に、網状部材の円錐形状によって、空気中の塵埃のみを遠心方向により効果的に案内することができ、塵埃除去の作業効率を向上し得るとともに、網状部材の目詰まりをも効率良く防止することができ、実用上有利である。
【0034】また、この発明の実施例においては、集塵機によって塵埃を除去する際に、網状部材を回転させて塵埃を遠心方向に飛ばし、集塵本体部下部に落下させ、集塵本体部下部に形成した塵埃排出口から塵埃排出ホースを介して、塵埃収納箱に収納させる構成としたが、塵埃排出口や塵埃排出ホースの途中部位に吸引機を配設し、塵埃を積極的に排出する特別構成とすることも可能である。
【0035】さすれば、重量の小なる塵埃をも吸引機によって吸引し、塵埃を強制的に吸引して排出することができ、塵埃除去動作の信頼性を向上し得るものである。
【0036】
【発明の効果】以上詳細に説明した如くこの本発明によれば、穀物内に混入する塵埃を除去する集塵機を有する穀物乾燥機において、穀物乾燥機の送風機の後方部位に乾式の集塵機を連絡して設けるとともに、集塵機を、送風機側からの風の通過のみを許容する網状部材とこの網状部材を回転させるモータとを有する構成としたので、送風機からの塵埃混じりの空気中の塵埃のみを、回転する網状部材によって遠心方向に飛ばすことができ、従来の乾式の集塵機に比し、集塵効率を向上し得るとともに、網状部材が回転することによって、空気中の塵埃が遠心方向に飛ばされ、網状部材に付着して目詰まりを惹起するおそれがなく、実用上有利である。また、集塵機が水を使用していないことにより、掃除が容易であるとともに、集塵した塵埃を放置しても悪臭が発生するおそれがなく、しかも塵埃の処理が容易であり、使い勝手を向上し得る。




 

 


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