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発明の名称 穀物保冷庫の凝縮器用ファン制御装置
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−21250(P2001−21250A)
公開日 平成13年1月26日(2001.1.26)
出願番号 特願平11−193844
出願日 平成11年7月8日(1999.7.8)
代理人 【識別番号】100080056
【弁理士】
【氏名又は名称】西郷 義美
【テーマコード(参考)】
3L045
4B066
【Fターム(参考)】
3L045 AA02 BA01 CA02 DA02 LA10 MA06 NA03 PA03 PA04 
4B066 DD04 DD90
発明者 橋本 厚 / 甚野 吉孝
要約 目的
本発明は、冷却ユニットの凝縮器用ファンの運転状態を制御し、騒音の低減を図ることを目的としている。

構成
このため、前面部位に観音開き状態の扉部を有するとともに箱型に形成される本体部内に穀物を収容し冷却ユニットにより穀物を低温状態に貯蔵する穀物保冷庫において、穀物保冷庫の冷却ユニット内に凝縮器とこの凝縮器を冷却する凝縮器用ファンとを設けるとともに凝縮器の温度を検出する凝縮器温度検出手段を設け、この凝縮器温度検出手段からの検出信号を入力し凝縮器温度が所定温度以上となるまでの間だけ前記凝縮器用ファンを通常の運転状態よりも低速な運転状態とすべく回転制御する制御手段を設けている。
特許請求の範囲
【請求項1】 前面部位に観音開き状態の扉部を有するとともに箱型に形成される本体部内に穀物を収容し冷却ユニットにより穀物を低温状態に貯蔵する穀物保冷庫において、この穀物保冷庫の冷却ユニット内に凝縮器とこの凝縮器を冷却する凝縮器用ファンとを設けるとともに凝縮器の温度を検出する凝縮器温度検出手段を設け、この凝縮器温度検出手段からの検出信号を入力し凝縮器温度が所定温度以上となるまでの間だけ前記凝縮器用ファンを通常の運転状態よりも低速な運転状態とすべく回転制御する制御手段を設けたことを特徴とする穀物保冷庫の凝縮器用ファン制御装置。
発明の詳細な説明
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は穀物保冷庫の凝縮器用ファン制御装置に係り、特に冷却ユニット内の凝縮器の温度に応じて凝縮器用ファンの運転状態を切換制御し、凝縮器用ファン運転時の騒音を低減させる穀物保冷庫の凝縮器用ファン制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の非貯蔵物である穀物を低温状態に貯蔵する穀物保冷庫としては、断熱材にて箱型に本体部を形成し、この本体部の上面に冷却ユニットを配設したものがある。そして、冷却ユニットに、凝縮器とこの凝縮器を冷却する凝縮器用ファン、凝縮器用ファンモータを配設している。
【0003】穀物保冷庫の凝縮器用ファン制御装置としては、特許番号第2573106号公報に開示されるものがある。この公報に開示される低温庫は、圧縮機、凝縮器及び冷却器等からなる冷却装置を具備した低温庫において、凝縮器の温度検出するセンサと、警報動作を行う警報部と、圧縮機の運転を制御する制御装置とからなり、制御装置はセンサの出力に基づき凝縮器の所定の異常高温度にて圧縮機を停止し、且つ、警報部にて警報動作を行い、凝縮器の温度が所定の低温度に低下した時点で、圧縮機の停止を解除するとともに、警報動作は凝縮器の温度が低温度よりも更に低い温度に低下するまで継続し、凝縮器の異常を使用者に強く促している。
【0004】また、特開平6−101948号公報に開示されるものがある。この公報に開示される電気冷蔵庫の制御装置は、圧縮機および凝縮器を同時もしくは、これらの何れか一方を空冷する送風機を備えてなる電気冷蔵庫において、圧縮機の運転を開始させるときはその運転開始の所定時間前に送風機の運転を開始させ、圧縮機の運転を停止させるときはその運転停止の所定時間後に送風機の運転を停止させるよう制御し、電気冷蔵庫の騒音をより少なくしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の穀物保冷庫においては、冷却ユニット内に凝縮器と凝縮器用ファンとを配設し、非貯蔵物である穀物を低温状態に貯蔵している。
【0006】しかし、前記冷却ユニットの凝縮器用ファンは、通常の運転状態、つまり高速運転状態にのみ設定されている。
【0007】この結果、冷却ユニットの凝縮器用ファンの駆動時には、大なる騒音が発生するものであり、特に夜間運転時には騒音が耳障りとなってしまい、実用上不利であるという不都合がある。
【0008】このため、冷却ユニットの凝縮器用ファンの運転状態を制御し、騒音の低減を図ることを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】そこで、この発明は、上述不都合を除去するために、前面部位に観音開き状態の扉部を有するとともに箱型に形成される本体部内に穀物を収容し冷却ユニットにより穀物を低温状態に貯蔵する穀物保冷庫において、この穀物保冷庫の冷却ユニット内に凝縮器とこの凝縮器を冷却する凝縮器用ファンとを設けるとともに凝縮器の温度を検出する凝縮器温度検出手段を設け、この凝縮器温度検出手段からの検出信号を入力し凝縮器温度が所定温度以上となるまでの間だけ前記凝縮器用ファンを通常の運転状態よりも低速な運転状態とすべく回転制御する制御手段を設けたことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】上述の如く発明したことにより、凝縮器温度が所定温度以上となるまでの間だけ、制御手段によって凝縮器用ファンを通常の運転状態よりも低速な運転状態とすべく回転制御し、冷却ユニットの凝縮器用ファンからの騒音を低減している。
【0011】
【実施例】以下図面に基づいてこの発明の実施例を詳細に説明する。
【0012】図1〜図7はこの発明の実施例を示すものである。図2〜図5において、2は非貯蔵物である穀物を低温状態に貯蔵する穀物保冷庫である。
【0013】この穀物保冷庫2は、図3〜図5に示す如く、800リットル〜2,000リットル程度の小型且つ箱型に厚さ40〜50mmの断熱材で形成した本体部4と、本体部4の前面部位に観音開き状態に設けた第1、第2扉部6−1、6−2と、前記本体部4の上面に載置して設けた連続可変可能な冷却ユニット8と、本体部4の例えば冷却ユニット8の前面部位に設けた操作パネル10とを有する。
【0014】そして、操作パネル10に、自動・手動の運転状態を切り換える図示しない切換スイッチや自動運転選択時に予め設定される非貯蔵物の品目に応じた温度状態に本体部4内を維持する品目数に合致した個数の図示しない選択スイッチ、手動運転選択時に手動によって温度調節を行う温度調節器(図示せず)、少なくとも本体部4内の温度状態を表示する表示部(図示せず)を設け、前記本体部4には、切換スイッチや選択スイッチ、温度調節器からの各種出力信号を入力し手動運転選択時の温度調節器からの出力信号に応じて前記本体部4内の温度状態を所定の貯蔵状態とすべく制御する制御手段12を設ける。
【0015】前記操作パネル10には、液晶式の表示部(図示せず)や温度や湿度の表示切換ボタン(図示せず)、除霜指示ボタン(図示せず)が夫々設けられている。
【0016】なお、図3〜図5において、符号14−1、14−2は第1、第2扉部6−1、6−2に設けた第1、第2把手、16は前記本体部4の底部に載置され、非貯蔵物である穀物と本体部4と直接的な接触を防止する木製のスノコ、18は排水ホースである。
【0017】また、前記冷却ユニット8は、図6及び図7に示す如く、内部に凝縮器20と、この凝縮器20を冷却する凝縮器用ファン22と、凝縮器用ファン22を回転させる凝縮器用ファンモータ24と、蒸発器26と、この蒸発器26を冷却する蒸発器用ファン28と、蒸発器用ファン28を回転させる蒸発器用ファンモータ30と、圧縮機32と有している。
【0018】前記穀物保冷庫2の制御手段12の概略構成を、図2に沿って説明すると、穀物保冷庫2の制御手段12は、制御マイコンからなる制御部(図示せず)やデジタル入力回路(図示せず)、アナログ入力手段(図示せず)、このアナログ入力手段からのアナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換回路(図示せず)、比較回路(図示せず)、出力回路(図示せず)、表示回路(図示せず)、メモリ(図示せず)、不揮発メモリ(図示せず)等を有している。
【0019】更に、前記制御手段12のデジタル入力回路には、貯蔵設定入力手段である選択スイッチ(図示せず)や運転情報入力手段である切換スイッチ(図示せず)、除霜手段である除霜指示ボタン(図示せず)、湿度切り換え手段(図示せず)、高圧遮断手段(図示せず)、過負荷検出手段(図示せず)、電源異常検出手段(図示せず)、図示しないメモリカード挿入口からのメモリカードを読み取るメモリカード入力手段(図示せず)等を接続して設ける。
【0020】更にまた、前記制御手段12のアナログ入力手段には、穀物保冷庫2内、つまり庫内温度を設定する庫内温度設定手段である温度調節器(図示せず)や外気温度センサ(図示せず)、庫内温度検出手段である庫内用サーミスタ34、庫内湿度センサ(図示せず)、前記凝縮器20の温度を検出する凝縮器温度検出手段である凝縮器サーミスタ36を夫々接続して設ける。そして、前記比較回路には設定異常検出手段(図示せず)を接続して設ける。
【0021】また、前記制御手段12の出力回路に、前記冷却ユニット8を形成する凝縮器用ファンモータ24と、蒸発機用ファンモータ30と、圧縮機32と、加湿機(図示せず)と、警報手段を形成するブザーや言葉によって警告する警報装置(図示せず)と、遠隔警報装置(図示せず)とを夫々接続して設ける。
【0022】前記制御手段12の表示回路には表示部を接続して設ける。
【0023】そして、制御手段12には、凝縮器温度検出手段である凝縮器サーミスタ36からの検出信号を入力し凝縮器温度が所定温度以上となるまでの間だけ前記凝縮器用ファン22を通常の運転状態よりも低速な運転状態とすべく回転制御する機能を付加して設ける構成とする。
【0024】詳述すれば、前記凝縮器用ファン22は、凝縮器用ファンモータ24によって通常の運転状態に駆動されており、この通常の運転状態よりも低速な運転状態を新たに設定し、前記制御手段12によって凝縮器用ファンモータ24の駆動状態を切り換え、前記凝縮器用ファン22を回転制御するものである。
【0025】また、前記制御手段12は、凝縮器温度が所定温度、例えばT度以上となるまでの間だけ通常の運転状態(「凝縮器ファン高速運転」とも記載する)よりも低速な運転状態(「凝縮器ファン低速運転」とも記載する)行う。
【0026】そしてこのとき、前記制御手段12によって凝縮器用ファン22を回転制御する際に、新たな制限も設定する。
【0027】すなわち、前記制御手段12には、図示しないタイマによって圧縮機32の運転開始時からたとえば5秒間が経過したか否かの判断を行い、凝縮器温度がT度未満の状態にあっても、圧縮機32の運転開始時から5秒間が経過していない場合には、起動時のファンモータ回転トルクを確保するために、凝縮器ファン低速運転を行わず、凝縮器ファン高速運転を行う機能も付加されている。
【0028】また、各種条件が満足して凝縮器ファン低速運転が行われている際には、この凝縮器ファン低速運転の低速運転時間が計測され、低速運転時間が所定時間、例えば30分以上となった場合に、凝縮器ファン低速運転から凝縮器ファン高速運転に切り換える機能も、前記制御手段12に付加されている。
【0029】次に、図1の制御用フローチャートに沿って作用を説明する。
【0030】前記圧縮機32の運転開始時に前記制御手段12の制御用プログラムがスタート(100)すると、凝縮器温度がT度以上であるか否かの判断(102)を行う。
【0031】そして、この判断(102)がYESの場合には、凝縮器ファン高速運転(104)を行い、判断(102)がNOの場合には、圧縮機32の運転開始時から5秒間が経過したか否かの判断(106)に移行する。
【0032】この判断(106)がNOの場合には、凝縮器ファン高速運転(104)を行い、判断(106)がYESの場合には、凝縮器ファン低速運転(108)を行う。
【0033】また、この凝縮器ファン低速運転(108)の開始後、凝縮器ファン低速運転の低速運転時間を計測し、低速運転時間が所定時間、例えば30分以上となったか否かの判断(110)を行い、この判断(110)がYESの場合には、凝縮器ファン高速運転(104)に移行させ、判断(110)がNOの場合には、凝縮器ファン低速運転(108)に移行させる。
【0034】これにより、凝縮器温度が所定温度以上となるまでの間だけ、制御手段12によって騒音の発生原因となる凝縮器用ファン22を通常の運転状態よりも低速な運転状態とすべく回転制御することができ、冷却ユニット8の凝縮器用ファン22からの騒音を低減し得て、実用上有利である。
【0035】また、凝縮器温度が所定温度未満の場合にのみ凝縮器用ファン22を通常の運転状態よりも低速な運転状態とすることにより、十分な冷却能力を必要としていない状態において低速な運転状態を実施させることができ、穀物保冷庫2の冷却機能を低下させるおそれがなく、何ら不具合はないものである。
【0036】更に、前記制御手段12の制御用プログラムの変更及び凝縮器温度検出手段たる凝縮器サーミスタ36の追加のみで対処することができることにより、構成が徒に複雑化するおそれがなく、製作が容易であるとともに、コストを低廉に維持し得て、経済的にも有利である。
【0037】更にまた、凝縮器ファン低速運転を開始させる際に、圧縮機32の運転開始時から5秒間が経過したか否かの判断を行うとともに、凝縮器ファン低速運転の開始後、凝縮器ファン低速運転の低速運転時間が所定時間、例えば30分以上となったか否かの判断を行うことにより、穀物保冷庫2の冷却機能に悪影響を及ぼすおそれのある状態を排除することができ、制御の信頼性を向上し得る。
【0038】なお、この発明は上述実施例に限定されるものではなく、種々の応用改変が可能である。
【0039】例えば、この発明の実施例においては、凝縮器温度に応じて凝縮器ファン高速運転から凝縮器ファン低速運転に運転状態を切り換える構成としたが、凝縮器用ファンの運転状態を複数段階に切換制御する特別構成とすることも可能である。
【0040】すなわち、冷却ユニットの凝縮器用ファンの運転状態を、例えば高速運転と中速運転と低速運転との3段階とし、凝縮器温度に応じて各運転状態に切り換えるものである。
【0041】さすれば、冷却ユニットの凝縮器用ファンを凝縮器温度に即した運転状態とすることができ、凝縮器用ファンの騒音と穀物保冷庫の冷却機能とを考慮した細かな制御を実現させることができる。
【0042】なお、各運転状態へ切換制御において、1つの運転状態のみを継続させずに、所定時間毎、あるいは一方の運転時間を長く設定して運転状態を変更、つまり中速運転と低速運転とを交互に切換制御する構成とすれば、凝縮器用ファンの騒音の低減と穀物保冷庫の冷却機能の保持との効果の両立、あるいは一方の必要な効果の促進を図ることも可能である。
【0043】また、この発明の実施例においては、冷却ユニットの凝縮器用ファンの運転状態を制御する際に、高速運転と低速運転とを切り換えるデジタル的制御を行っているが、凝縮器温度に応じて冷却ユニットの凝縮器用ファンの運転状態をアナログ的に制御する特別構成とすることも可能である。
【0044】さすれば、制御手段による凝縮器用ファンの運転状態の切換制御に際して、急激な運転状態の変化が生ぜず、使用者が運転状態の変更時の状況から穀物保冷庫が故障状態にあると誤認するおそれがなく、使い勝手を向上し得る。
【0045】
【発明の効果】以上詳細に説明した如くこの本発明によれば、前面部位に観音開き状態の扉部を有するとともに箱型に形成される本体部内に穀物を収容し冷却ユニットにより穀物を低温状態に貯蔵する穀物保冷庫において、穀物保冷庫の冷却ユニット内に凝縮器とこの凝縮器を冷却する凝縮器用ファンとを設けるとともに、凝縮器の温度を検出する凝縮器温度検出手段を設け、この凝縮器温度検出手段からの検出信号を入力し凝縮器温度が所定温度以上となるまでの間だけ凝縮器用ファンを通常の運転状態よりも低速な運転状態とすべく回転制御する制御手段を設けたので、凝縮器温度が所定温度以上となるまでの間だけ、制御手段によって騒音の発生原因となる凝縮器用ファンを通常の運転状態よりも低速な運転状態とすべく回転制御することができ、冷却ユニットの凝縮器用ファンからの騒音を低減し得て、実用上有利である。また、凝縮器温度が所定温度未満の場合にのみ凝縮器用ファンを通常の運転状態よりも低速な運転状態とすることにより、十分な冷却能力を必要としていない状態において低速な運転状態を実施させることができ、穀物保冷庫の冷却機能を低下させるおそれがなく、何ら不具合はないものである。更に、前記制御手段の制御用プログラムの変更及び凝縮器温度検出手段の追加のみで対処することができることにより、構成が徒に複雑化するおそれがなく、製作が容易であるとともに、コストを低廉に維持し得て、経済的にも有利である。




 

 


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