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発明の名称 吹出ユニット
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−280678(P2001−280678A)
公開日 平成13年10月10日(2001.10.10)
出願番号 特願2000−96033(P2000−96033)
出願日 平成12年3月31日(2000.3.31)
代理人
発明者 浦野勝博
要約 目的
天井内に入り込まずにファンなどのメンテナンスを容易にできる吹出ユニットを得る。

構成
天井内部に設置されるケーシング1と、室内から天井内部に通じる開口部2に取付けられる吹出口3と、を備える。ケーシング1の一端側空室部Aの底面外装板13を着脱自在に構成する。底面外装板13と吹出口3を分離・接続自在に連通連結する。ケーシング1の他端側空室部Bに、独立駆動するファン10を、一端側空室部Aへ別個に取出し自在として設ける。
特許請求の範囲
【請求項1】 天井内部に設置されるケーシング1と、室内から天井内部に通じる開口部2に取付けられる吹出口3と、を備え、このケーシング1に、空気を取入れるダクト接続口4を、設け、このケーシング1の一端側空室部Aの底面外装板13を着脱又は開閉自在に構成すると共に、このケーシング1の底面外装板13と前記吹出口3を分離・接続自在に連通連結し、このケーシング1の他端側空室部Bに、独立駆動するファン10を、このケーシング1の一端側空室部Aへ別個に取出し自在として設けたことを特徴とする吹出ユニット。
【請求項2】 天井内部に設置されるケーシング1と、室内から天井内部に通じる開口部2に取付けられる吹出口3と、を備え、このケーシング1に、空気を取入れるダクト接続口4を設け、このケーシング1を一端側箱体14と他端側箱体15に分離・接続自在に構成すると共に、このケーシング1の一端側箱体14と前記吹出口3を分離・接続自在に連通連結し、このケーシング1の他端側箱体15内に、独立駆動するファン10を、このケーシング1の一端側へ別個に取出し自在として設けたことを特徴とする吹出ユニット。
【請求項3】 ケーシング1を、少なくとも吹出口3が連結された周辺部を含むようにして風上側から風下側に向かって縮径させた請求項1又は2記載の吹出ユニット。
【請求項4】 ファン10を内装し天井内部に設置されるケーシング1と、このケーシング1に連通連結される吹出口3と、を備え、このケーシング1に、空気を取入れるダクト接続口4を設け、このケーシング1を、少なくとも吹出口3が連結された周辺部を含むようにして風上側から風下側に向かって縮径させたことを特徴とする吹出ユニット。
【請求項5】 ケーシング1の一端側空室部Aに、電装品や制御器などの内装部品Dを、組込自在とした請求項1、2、3又は4記載の吹出ユニット。
【請求項6】 ケーシング1に、ダクト接続口4からの空気の逆流を防止するダンパ機構6を設けた請求項1、2、3、4又は5記載の吹出ユニット。
【請求項7】 ケーシング1に、外気を取入れる外気取入口5と、この外気取入口5からの空気の逆流を防止するダンパ機構6と、を設けた請求項1、2、3、4、5又は6記載の吹出ユニット。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は吹出ユニットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の天井内に設置される吹出ユニット、特に2台のファンを備えたものは、2台が一つに連装されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そのため、メンテナンスなどでケーシングからファンを取出す場合、ケーシングを分解したり、いちいち天井内に入り込んだり、別の点検口を設置しなければメンテナンスできなかった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解決するために、天井内部に設置されるケーシングと、室内から天井内部に通じる開口部に取付けられる吹出口と、を備え、このケーシングに、空気を取入れるダクト接続口を、設け、このケーシングの一端側空室部の底面外装板を着脱又は開閉自在に構成すると共に、このケーシングの底面外装板と前記吹出口を分離・接続自在に連通連結し、このケーシングの他端側空室部に、独立駆動するファンを、このケーシングの一端側空室部へ別個に取出し自在として設けた。また、天井内部に設置されるケーシングと、室内から天井内部に通じる開口部に取付けられる吹出口と、を備え、このケーシングに、空気を取入れるダクト接続口を設け、このケーシングを一端側箱体と他端側箱体に分離・接続自在に構成すると共に、このケーシングの一端側箱体と前記吹出口を分離・接続自在に連通連結し、このケーシングの他端側箱体内に、独立駆動するファンを、このケーシングの一端側へ別個に取出し自在として設けた。さらに、ケーシングを、少なくとも吹出口が連結された周辺部を含むようにして風上側から風下側に向かって縮径させた。また、ファンを内装し天井内部に設置されるケーシングと、このケーシングに連通連結される吹出口と、を備え、このケーシングに、空気を取入れるダクト接続口を設け、このケーシングを、少なくとも吹出口が連結された周辺部を含むようにして風上側から風下側に向かって縮径させた。さらに、ケーシングの一端側空室部に、電装品や制御器などの内装部品を、組込自在とした。さらに、ケーシングに、ダクト接続口からの空気の逆流を防止するダンパ機構を設けた。さらにケーシングに、外気を取入れる外気取入口と、この外気取入口からの空気の逆流を防止するダンパ機構と、を設けた。
【0005】
【実施例】図1〜図4は本発明の吹出ユニットを例示し、この吹出ユニットは、天井内部に設置される中空状のケーシング1と、室内から天井内部に通じる開口部2に設けられるアネモ形の吹出口3と、を備えている。このケーシング1に、空調機本体9からの空気を取入れるダクト接続口4と、外気を取入れる外気取入口5と、ダクト接続口4と外気取入口5からの空気の逆流を防止するダンパ機構6と、を設ける。ケーシング1の一端側空室部Aには、電装品や制御器などの内装部品Dを、組込自在とする。
【0006】ケーシング1は、吊金具などを介して天井コンクリート等の固体部に取付けする。ダクト接続口4は、ダクト7を介して、空調機本体9に連通連結された分岐チャンバ8に接続する。この空調機本体9の熱交換コイル17で熱交換されて冷気又は暖気となった空気を、分岐チャンバ8で分流し、ダクト7を介して、各々のケーシング1内へファン10にて導入し、吹出口3から室内へ給気する。外気取入口5は、ダクト12を介して、図示省略の換気ユニットや外気処理空調機などに接続し、換気ユニットや外気処理空調機などのファンや吹出ユニットのファン10にて、外気をケーシング1内に必要に応じて導入する。
【0007】ダンパ機構6は、ファン10による送風にて揺動開放して通気状態とする開閉板11を、ダクト接続口4及び外気取入口5に設けて、構成する。開閉板11は、その一端縁部を軸にして揺動するように懸垂状に設け、非送風状態では自重でダクト接続口4及び外気取入口5を密閉状に遮断し、送風状態では風圧により揺動してダクト接続口4及び外気取入口5を開放するように、構成する。これにより、吹出口3、ダクト接続口4及び外気取入口5を通じて室内の空気が、空調機本体9と、前述の換気ユニットや外気処理空調機などに、逆流するのを防止する。
【0008】図1と図5に示すように、ケーシング1の一端側空室部Aの底面外装板13を着脱又は開閉自在に構成すると共に、ケーシング1の底面外装板13と吹出口3を分離・接続自在に連通連結し、ケーシング1の他端側空室部Bに、独立駆動する複数のファン10を、ケーシング1の一端側空室部Aへ各々別個に取出し自在として設け、このファン10を開口部2を介して出し入れ自在に構成する。したがって、このように複数のファン10を設けた場合でも、吹出口3と外装板13を取外し、天井板などの開口部2と、外装板13を取り外した後のケーシング1の開口部と、を介してケーシング1内のファン10を室内へ容易に取り外すことができる。
【0009】図6は他の実施例で、ケーシング1を一端側箱体14と他端側箱体15に分離・接続自在に構成すると共に、このケーシング1の一端側箱体14と吹出口3を分離・接続自在に連通連結し、ケーシング1の他端側箱体15内に、独立駆動する複数のファン10を、ケーシング1の一端側へ各々別個に取出し自在として設け、ファン10を開口部2を介して取し入れ自在に構成したもので、その他の構成は前記実施例と同様である。このように複数のファン10を設けた場合でも、吹出口3と一端側箱体14を取外し、天井板などの開口部2を介して他端側箱体15内のファン10を室内へ容易に取り外すことができる。
【0010】図7は前述の各実施例において、ケーシング1を、少なくとも吹出口3が連結された周辺部を含むようにして風上側から風下側に向かって順次縮径させたものである。図8も同様のもので、一台ファン10を内装し天井内部に設置されるケーシング1と、このケーシング1に連通連結される吹出口3と、を備え、このケーシング1に、空気を取入れるダクト接続口4を設け、このケーシング1を、少なくとも吹出口3が連結された周辺部を含むようにして風上側から風下側に向かって縮径させたものである。この場合も外気取入口5を設け、ダクト接続口4と外気取入口5に、空気の逆流を防止するダンパ機構6を、設ける。
【0011】なお、前記各実施例において、ダクト接続口4、外気取入口5及びダクト7、12の形状や数の変更は自由であり、外気取入口5を省略してもよい。吹出口3とダンパ機構6は図例以外の構造のものであってもよい。また、ファン10の数の増減は自由である。また、図7と図8の実施例におけるケーシング1の縮径部は、ケーシング1のいずれの面を用いて縮径させるも自由である。ダクト接続口4と外気取入口5からの空気の逆流を防止するダンパ機構6は、ケーシング1以外のダクト7やダクト同士を連結する図示省略のチャンバあるいは分岐チャンバ8などに設けるも自由である。
【0012】
【発明の効果】請求項1と2の発明では、室内から天井内部に通じる開口部2を吹出ユニットの保守・点検口に兼用でき、ケーシング1を天井内部に設置したままで、天井内に入り込まずにファン10などのメンテナンスを容易にでき、作業時間の短縮と作業性の向上を図れる。請求項3、4の発明では、ケーシング1内での空気の滞留をなくしスムーズに送風吹出しでき騒音を減少できる。請求項5の発明では、ケーシング1の一端側空室部Aの空スペースを各種の内装部品Dの収納スペースに兼用できコンパクト化を図れる。請求項6の発明では、室内から空調機本体などへの空気の逆流を防止できる。請求項7の発明では、室内から換気ユニットや外気処理空調機などに空気が逆流するのを防止できる。一台の吹出ユニットで冷・暖気の吹出しと外気吹出しを行えるので他に外気専用吹出口が不要となりコスト削減を図れる。




 

 


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