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発明の名称 ファンコイルユニット
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−165485(P2001−165485A)
公開日 平成13年6月22日(2001.6.22)
出願番号 特願平11−346814
出願日 平成11年12月6日(1999.12.6)
代理人
発明者 木村 恵一 / 清滝 多門
要約 目的
送風機の故障を自動的に検知でき安全性に優れたファンコイルユニットを得る。

構成
ケーシング1内に、熱交換コイル2を設けかつ送風機3を複数段・複数列で多数設ける。これらの送風機3を、各々別個に駆動するDCモータ4付きファン5とする。これらのDCモータ4に、モータ故障を報せる警報手段を、各々別個に設ける。
特許請求の範囲
【請求項1】 ケーシング1内に、熱交換コイル2を設けかつ送風機3を複数段・複数列で多数設け、これらの送風機3を、各々別個に駆動するDCモータ4付きファン5とし、これらのDCモータ4に、モータ故障を報せる警報手段Eを、各々別個に設けたことを特徴とするファンコイルユニット。
【請求項2】 熱交換コイル2の伝熱管14を楕円管とした請求項1記載のファンコイルユニット。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はファンコイルユニットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のファンコイルユニットは、送風機が少数(例えば二つ)であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、多数の送風機を設けた場合、例えば1台の送風機が故障してもわからず、不便で、安全性に欠ける面もある。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、上記課題を解決するためにケーシング内に、熱交換コイルを設けかつ送風機を複数段・複数列で多数設け、これらの送風機を、各々別個に駆動するDCモータ付きファンとし、これらのDCモータに、モータ故障を報せる警報手段を、各々別個に設けたものである。さらに、熱交換コイルの伝熱管を楕円管とした。
【0005】
【実施例】図1〜図3は、本発明の天井設置形のファンコイルユニットの一実施例を示し、このファンコイルユニットは、中空状のケーシング1内に、熱交換コイル2を設けかつ送風機3を複数段・複数列で多数設け、これらの送風機3を、各々別個に駆動するDCモータ4付きファン5とする。送風機3は垂直方向に複数段・複数列で別個に着脱自在として設けて、送風機3が故障したり、熱交換コイル2をメンテナンスする場合に作業が容易となるようにする。
【0006】具体的には、ケーシング1内に、熱交換コイル2を設けた熱交換室6と、この熱交換室6に連通する送風機室7と、を隣接形成し、この送風機室7に送風機3を縦複数段でかつ横複数列で別個に着脱自在として設ける。ケーシング1には、送風機室7と連通する吸込口10と、熱交換室6と連通する給気口11と、を形成する。図例では、送風機3を上下段より左右列に多く配置してあり、上下複数段(2段)でかつ左右複数列(5列)とし、これらの送風機位置に対応させて、熱交換室6と連通する開口部8を、送風機室7の熱交換室隣接面に形成し、これらの開口部8に送風機3を別個に着脱自在として取付ける。
【0007】送風機3が押込み式のときでは給気口11から遠ざかり騒音の低減が図れる。送風機3と開口部8は、熱交換コイル2の空気出入口面に対して図のように格子状に配置する。なお、送風機3の個数は図例に限定されず増減は自由であり、送風機3と開口部8は、熱交換コイル2の空気出入口面に対して千鳥状に配置してもよい。送風機3の駆動によって、空気(還気)はフィルタ9を介して吸込口10から吸込まれ、熱交換コイル2で加熱又は冷却されて、複数の給気口11に送られる。給気口11はダクト12を介して天井板などに設置された図示省略の吹出口に接続し、温風又は冷風を室内などに給気する。なお、全図面中の実線と点線の白抜き矢印は気流方向を示している。
【0008】ファン5は小型ファンとし、ファンコイルユニット全体のコンパクト化と省電力化・省コスト化を図り、振動や騒音を小さくしてケーシングの簡略化と製品コストの削減を図る。室内などの直近への給気で高静圧を必要としないファンコイルユニットであれば、従来の少数の大型送風機に代えてそれに相当する総風量を得ることのできる多数(例えば、従来送風機数の2倍以上で少なくとも段数と列数の和が4好ましくは5以上)のDCモータ4付き小型ファン5を用いることにより、送風機全体の消費電力と部品コストを削減することができる。しかも、小型ファン5なので騒音や振動の防止のためにケーシング1の厚みや強度、重量を大きくせずともすむ。さらに、送風機3を押込み式としても熱交換コイル2全体に均等に送風できる。モータは、例えば大型の三相200Vのモータに代えて仕事効率が良く消費電力の少ない小型の単相100Vの長寿命であるブラシレスDCモータを多数使用する。
【0009】図4に示すように、各DCモータ4には、モータ故障を報せる警報手段Eを、各々別個に設ける。警報手段Eは、モータ回転を検出する検出器15と、モータに回転信号を出し検出器15からの信号によりモータ回転異常を識別する駆動回路16と、駆動回路16からの異常信号によりモータ回転異常を報せる警報器17と、を備えている。例えばファンコイルの運転中に、故障によりあるDCモータ4の回転が停止すると、警報器17が、どのDCモータ4が故障したかを報せる。これにより、停止した送風機3から空気が逆流して能力低下したまま運転する無駄や危険を避けることができる。この場合、検出器15はモータの回転の有無を検出する機能を有するだけでよく、検出器15や駆動回路16を簡略化できる。また、検出器15が、モータ回転速度を検出する機能を有するものとした場合、検出器15をモータ回転異常判別とモータ回転速度のフィードバックに兼用でき、高精度な制御を行える。例えば、モータの回転が停止しなくても、駆動回路16からの回転速度指令値と検出器15からの回転速度検出値を比較して過大・過小な回転をする異常なDCモータ4を報せることもできる。
【0010】駆動回路16はマイコンなどにて構成し、制御器18からの信号にて、モータ4に回転速度を指令し無段階又は段階的に風量調整する。無段階で回転速度を変更できる駆動回路16とすれば、送風機自体で風量調節してきめ細かく空調でき、極微風運転なども容易であり、ダンパを用いないので圧力損失がない。なお、警報手段Eは、個々のDCモータ4の回転異常や異常停止などの故障を報せる機能があればよく、上述の構成のものに限定されず変更は自由である。
【0011】図1〜図3のファンコイルユニットは天井設置形であるが、図5と図6のように床置形としてもよく、この場合、送風機3を左右列より上下段に多く配置してある。
【0012】なお、前記各実施例において、送風機3は押込み式となっているが吸込み式としてもよい。さらに、前記各実施例において、多数の送風機3を水平方向に複数段・複数列で別個に着脱自在として設けてもよい。例えば前記各実施例のファンコイルユニットを水平軸心廻りに90度回転させて、送風機3が前後左右に複数段・複数列となるようにする。
【0013】前記各実施例において、図7に示すように、熱交換コイル2の伝熱管14は、径方向切断面が楕円形の楕円管に形成する。この楕円形の長径方向は空気抵抗を下げるために送風方向Aと略平行となるようにするのが最も好ましいが、略平行でなくてもよい。このように伝熱管14の断面を形状抗力の小さい楕円形にしてあるので、円形伝熱管の場合よりも、通風抵抗が小さくて圧力損失が減少し、伝熱管14における空気流との接触面積(伝熱面積)が増加し、伝熱量・交換熱量がアップする。しかも、一層小型のDCモータ4付きファン5を用いたり、その数を減らすことができる.なお、伝熱管14は円形管でもよい。
【0014】
【発明の効果】請求項1の発明では、いちいち定期的に点検せずとも、どの送風機3が故障しているかが識別できて便利であり、メンテナンスが容易で安全性に優れる。請求項2の発明では、圧力損失が減少して小型の送風機を用いることができコンパクト化を図れる。




 

 


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