米国特許情報 | 欧州特許情報 | 国際公開(PCT)情報 | Google の米国特許検索
 
     特許分類
A 農業
B 衣類
C 家具
D 医学
E スポ−ツ;娯楽
F 加工処理操作
G 机上付属具
H 装飾
I 車両
J 包装;運搬
L 化学;冶金
M 繊維;紙;印刷
N 固定構造物
O 機械工学
P 武器
Q 照明
R 測定; 光学
S 写真;映画
T 計算機;電気通信
U 核技術
V 電気素子
W 発電
X 楽器;音響


  ホーム -> 機械工学 -> 木村工機株式会社

発明の名称 外気処理兼用天吊形空調機
発行国 日本国特許庁(JP)
公報種別 公開特許公報(A)
公開番号 特開2001−124366(P2001−124366A)
公開日 平成13年5月11日(2001.5.11)
出願番号 特願平11−308240
出願日 平成11年10月29日(1999.10.29)
代理人
発明者 木村 恵一
要約 目的
外気処理に兼用できる天吊形空調機を得る。

構成
ケーシング1を二つに仕切って一対の空室部4、4を形成する。空室部4に連通する還気吸込口2と外気取入口3を、ケーシング1の対向する一対の側面に夫々形成する。各空室部4に熱交換コイル5を、コイル空気入口面を還気吸込口2に対向させて設けかつ熱交換コイル5の外気取入口側一端部が還気吸込口2から所定間隔離れるように傾斜状に配置して、還気・外気混合室Bを形成する。各空室部4に、還気・外気混合室Bへ外気を誘導案内する風向調整板14を、設ける。
特許請求の範囲
【請求項1】 対向する一対の側面に交叉するようにしてケーシング1を二つに仕切って一対の空室部4、4を形成し、この空室部4に連通する還気吸込口2と外気取入口3を、一対の上記側面に夫々形成し、上記各空室部4に熱交換コイル5を、コイル空気入口面を上記還気吸込口2に対向させて設けかつこの熱交換コイル5の外気取入口側一端部がこの還気吸込口2から所定間隔離れるように傾斜状に配置して、還気・外気混合室Bを形成し、上記各空室部4に、この還気・外気混合室Bへ外気を誘導案内する風向調整板14を、上記外気取入口3に対向させて設けたことを特徴とする外気処理兼用天吊形空調機。
【請求項2】 対向する一対の側面に交叉するようにしてケーシング1を二つに仕切って一対の空室部4、4を形成し、この各空室部4に連通する一対又は一つの外気取入口3を、上記ケーシング1の一側面の空室部隣接部に形成し、この各空室部4に連通する一対の還気吸込口2、2を、一対又は一つの上記外気取入口3を挟むようにして上記ケーシング1の一側面に形成し、上記各空室部4に熱交換コイル5を、コイル空気入口面を上記還気吸込口2に対向させて設けかつ上記ケーシング1の一側面の空室部中間部から他側面の空室部隣接隅部に向かって傾斜状に配置して、上記各空室部4に還気・外気混合室Bを形成したことを特徴とする外気処理兼用天吊形空調機。
【請求項3】 対向する一対の側面に交叉するようにしてケーシング1を二つに仕切って一対の空室部4、4を形成し、この各空室部4に連通する一対又は一つの外気取入口3を、上記ケーシング1の一側面の空室部隣接部に形成し、この各空室部4に連通する一対の還気吸込口2、2を、一対又は一つの上記外気取入口3を挟むようにして上記ケーシング1の一側面に形成し、熱交換コイル5を、一対の上記空室部4、4にまたがるように設けると共にコイル空気入口面を上記還気吸込口2及び外気取入口3に対向させて略平行に配置しかつこの還気吸込口2及び外気取入口3から所定間隔を隔てて配置して、上記各空室部4に還気・外気混合室Bを形成したことを特徴とする外気処理兼用天吊形空調機。
【請求項4】 各空室部4に加湿器6を、コイル空気出口面に沿って着脱自在に設け、上記ケーシング1の他側面から上記加湿器6を出し入れ自在に構成した請求項2又は3記載の外気処理兼用天吊形空調機。
【請求項5】 還気吸込口2にフィルタ9を着脱自在に設けてコイル点検口兼用に構成した請求項1、2、3又は4記載の外気処理兼用天吊形空調機。
発明の詳細な説明
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、天井チャンバで用いられる外気処理兼用天吊形空調機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】店舗などの大空間の室内を空調する際、冷・暖風吹出しによる温度調節以外に、換気などの目的で室内に外気を取入れする必要があるが、還気と外気を室内に送ることのできる従来の天吊形空調機では、バイパス外気が多いため外気処理空調機で外気の熱負荷を減らしてから天吊形空調機へ送っていた。また、加湿は外気処理空調機で行う必要があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように外気処理空調機が必要で、空調設備全体の設備・設置コストが高くつく問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、上記課題を解決するために、対向する一対の側面に交叉するようにしてケーシングを二つに仕切って一対の空室部を形成し、この空室部に連通する還気吸込口と外気取入口を、一対の上記側面に夫々形成し、上記各空室部に熱交換コイルを、コイル空気入口面を上記還気吸込口に対向させて設けかつこの熱交換コイルの外気取入口側一端部が還気吸込口から所定間隔離れるように傾斜状に配置して、還気・外気混合室を形成し、上記各空室部に、この還気・外気混合室へ外気を誘導案内する風向調整板を、上記外気取入口に対向させて設けたものである。また、対向する一対の側面に交叉するようにしてケーシングを二つに仕切って一対の空室部を形成し、この各空室部に連通する一対又は一つの外気取入口を、上記ケーシングの一側面の空室部隣接部に形成し、この各空室部に連通する一対の還気吸込口を、一対又は一つの上記外気取入口を挟むようにして上記ケーシングの一側面に形成し、上記各空室部に熱交換コイルを、コイル空気入口面を上記還気吸込口に対向させて設けかつ上記ケーシングの一側面の空室部中間部から他側面の空室部隣接隅部に向かって傾斜状に配置して、上記各空室部に還気・外気混合室を形成した。また、対向する一対の側面に交叉するようにしてケーシングを二つに仕切って一対の空室部を形成し、この各空室部に連通する一対又は一つの外気取入口を、上記ケーシングの一側面の空室部隣接部に形成し、この各空室部に連通する一対の還気吸込口を、一対又は一つの上記外気取入口を挟むようにして上記ケーシングの一側面に形成し、熱交換コイルを、一対の上記空室部にまたがるように設けると共にコイル空気入口面を上記還気吸込口及び外気取入口に対向させて略平行に配置しかつこの還気吸込口及び外気取入口から所定間隔を隔てて配置して、上記各空室部に還気・外気混合室を形成する。さらに、各空室部に加湿器を、コイル空気出口面に沿って着脱自在に設け、上記ケーシングの他側面から加湿器を出し入れ自在に構成する。さらに、還気吸込口にフィルタを着脱自在に設けてコイル点検口兼用に構成する。
【0005】
【実施例】図1と図2は、本発明の外気処理兼用天吊形空調機の一実施例を示し、この天吊形空調機は、中空直方体状の上下に偏平な箱型ケーシング1を備えており、天井チャンバC内に吊持状に設置される。対向する一対の側面に斜めに(対角状に)交叉するようにしてケーシング1を仕切板12で二つに仕切って左右一対の空室部4、4を形成し、この空室部4に連通する還気吸込口2と外気取入口3を、対向する一対の上記側面(ケーシング1の一側面と他側面)の左右に隣合せて夫々形成すると共に、この外気取入口3を還気吸込口2よりも空室部隣接隅部側に配置する。
【0006】各空室部4に熱交換コイル5を、コイル空気入口面を還気吸込口2に対向させて設けかつこの熱交換コイル5の外気取入口側一端部が還気吸込口2から所定間隔離れるように傾斜状に配置して、熱交換コイル5とケーシング1内面などにて成る平面視三角形状の還気・外気混合室Bを、形成する。さらに各空室部4には、還気・外気混合室Bへ外気を誘導案内する風向調整板14を、各外気取入口3に対向させて設けかつ風向調整板14の還気吸込口側一端部が外気取入口3から所定間隔離れるように傾斜状に配置する。図例では、ケーシング1を斜めに仕切って、熱交換コイル5、還気吸込口2及び外気取入口3を、ケーシング1の一側面と他側面に直交する方向に対向させているので、ケーシング1が側面方向(長手方向)に大きくならずに済みコンパクト化を図れる。
【0007】還気吸込口2にはフィルタ9を着脱自在に設けてコイル点検口兼用に構成する。還気吸込口2は熱交換コイル5のコイル空気入口面に合わせて形成する。各空室部4には、吸込み式の送風機7を熱交換コイル5の風下側に設け、ケーシング1の長手方向両端部には送風機7からの気流を吹出す給気口8を複数設ける。給気口8はダクト10を介して天井板などに設置された図示省略の吹出口に接続する。外気取入口3はダクト11を介して図示省略のファンユニットや外気処理空調機などに接続する。
【0008】各図において白抜き実線矢印および白抜き点線矢印は気流方向を示しており、送風機7の駆動によって、天井チャンバC内の空気(室内からの還気)はフィルタ9を介して還気吸込口2から吸込まれる。外気はファンユニットなどにて外気取入口3から空室部4へ送られる。このとき、外気は風向調整板14にて三角状の還気・外気混合室Bへ気流方向が強制的に曲げられて還気と混合される。この還気・外気混合室Bは外気取入口側が拡径状となっているので、還気・外気混合室B内に入った外気は拡散されて風速が落ち還気と混合しやすくなる。このようにして還気と外気が十分に混合された状態で熱交換コイル5にて加熱又は冷却されて、給気口8に送られ、温風又は冷風として室内などに給気される。このように、外気取入口3と熱交換コイル5を対向しないように側方にずらして外気取入口3の対向面に風向調整板14を配置してあるので、外気のバイパスを確実に防止しつつ、外気取入口3と熱交換コイル5を一側面と他側面に直交する方向に接近させることができ、その方向にケーシング1が大きくならずに済む。
【0009】図3と図4は、他の実施例を示し、この天吊形空調機は、中空直方体状の上下に偏平な箱型ケーシング1を備えており、天井チャンバC内に吊持状に設置される。対向する一対の側面に直交状に交叉するようにしてケーシング1を仕切板12で二つに仕切って左右一対の空室部4、4を形成し、この各空室部4にまたがるようにして連通する外気取入口3を、ケーシング1の一側面の空室部隣接部に形成し、外気取入口3の左右外側方において各空室部4に別個に連通する左右一対の還気吸込口2、2を、外気取入口3を左右から挟むようにしてケーシング1の一側面に形成する。
【0010】各空室部4に熱交換コイル5を、コイル空気入口面を還気吸込口2に対向させて設けかつ平面視ハの字状となるようにケーシング1の一側面の空室部中間部から他側面の空室部隣接隅部に向かって傾斜状(対角状)に配置して、各空室部4に、仕切板12と熱交換コイル5とケーシング1内面などにて成る平面視三角形状の還気・外気混合室Bを、形成する。さらに、各空室部4に加湿器6を、熱交換コイル5のコイル空気出口面に沿って着脱自在もしくはスライド自在又は着脱自在及びスライド自在に設け、ケーシング1の他側面から加湿器6を出し入れ自在に構成する。例えば、ケーシング1の他側面の一部を成す開閉自在又は着脱自在な外装板兼用のカバー13を、この他側面の空室部隣接隅部の開口部に設けて、その開口部から加湿器6を出し入れ自在に構成する。この開口部からはコイル5や加湿器6のバルブ類のメンテナンスも行える。このスライド自在な加湿器6では、加湿器を取り外す手間が掛からず加湿器やコイル空気出口面の保守を迅速に行える。
【0011】還気吸込口2にはフィルタ9を着脱自在に設けてコイル点検口兼用に構成する。還気吸込口2は熱交換コイル5のコイル空気入口面に合わせて形成する。各空室部4には、吸込み式の送風機7を熱交換コイル5の風下側に設け、ケーシング1の長手方向両端部には送風機7からの気流を吹出す給気口8を複数設ける。給気口8はダクト10を介して天井板などに設置された図示省略の吹出口に接続する。外気取入口3はダクト11を介して図示省略のファンユニットなどに接続する。
【0012】この場合、送風機7の駆動によって、天井チャンバC内の還気はフィルタ9を介して還気吸込口2から吸込まれる。外気はファンユニットなどにて外気取入口3から還気・外気混合室B内へ送られる。そして、還気・外気混合室Bで外気と還気が混合される。この還気・外気混合室Bは外気取入口からコイルに向かって拡径状となっているので、還気・外気混合室B内に入った外気は拡散されて風速が落ち還気と混合しやすくなる。このようにして還気と外気が十分に混合された状態で熱交換コイル5にて加熱又は冷却されて、給気口8に送られ、温風又は冷風として室内などに給気される。なお、空気加熱時には必要に応じて外気が加湿器6にて加湿される。
【0013】図5と図6は、別の実施例で、この天吊形空調機は、中空直方体状の上下に偏平な箱型ケーシング1を備えており、天井チャンバC内に設置される。対向する一対の側面に直交状に交叉するようにしてケーシング1を仕切板12で二つに仕切って左右一対の空室部4、4を形成し、この各空室部4にまたがるようにして連通する外気取入口3を、ケーシング1の一側面の空室部隣接部に形成し、外気取入口3の左右外側方において各空室部4に別個に連通する左右一対の還気吸込口2、2を、外気取入口3を左右から挟むようにしてケーシング1の一側面に形成する。
【0014】熱交換コイル5を、空室部隣接面である仕切板12を貫通して一対の空室部4、4にまたがるように設けると共にコイル空気入口面を還気吸込口2及び外気取入口3に対向させて略平行に配置しかつこの還気吸込口2及び外気取入口3から所定間隔を隔てて配置して、各空室部4に、仕切板12と熱交換コイル5とケーシング1内面などにて成る平面視長方形状の還気・外気混合室Bを、形成する。さらに、各空室部4に加湿器6を、コイル空気出口面に沿って着脱自在に設け、ケーシング1の他側面から加湿器6を出し入れ自在に構成する。例えば、ケーシング1の他側面の一部を成す開閉自在又は着脱自在な外装板兼用のカバー13を、この他側面の開口部に設けて、その開口部から加湿器6を出し入れ自在に構成する。図例では、各空室部4に、空室部隣接面と反対側の端部を中心に一側面から他側面方向へ揺動自在もしくは着脱自在又は揺動自在及び着脱自在な加湿器6を、コイル空気出口面に沿って設け、ケーシング1の他側面から加湿器6を出し入れ自在に構成している。この揺動自在な加湿器6では、加湿器を取り外す手間が掛からず加湿器やコイル空気出口面の保守を迅速に行える。
【0015】還気吸込口2にはフィルタ9を着脱自在に設けてコイル点検口兼用に構成する。各空室部4には、吸込み式の送風機7を熱交換コイル5の風下側に設け、ケーシング1の長手方向両端部には送風機7からの気流を吹出す給気口8を複数設ける。給気口8はダクト10を介して天井板などに設置された図示省略の吹出口に接続する。外気取入口3はダクト11を介して図示省略のファンユニットなどに接続する。
【0016】この場合、送風機7の駆動によって、天井チャンバC内の還気はフィルタ9を介して還気吸込口2から吸込まれ、外気はファンユニットなどにて外気取入口3から還気・外気混合室B内へ送られる。そして、還気・外気混合室Bで外気と還気が混合された状態で熱交換コイル5にて加熱又は冷却されて、給気口8に送られ、温風又は冷風として室内などに給気される。なお、空気加熱時には必要に応じて外気が加湿器6にて加湿される。
【0017】なお、図3と図5の実施例では、一つの外気取入口3を共用してあるので部品点数が少なく組立が容易になるが、これらの実施例において図7のように夫々の空室部4、4に別個に連通する左右一対の外気取入口3、3を、ケーシング1の一側面の空室部隣接部に隣合せて形成してもよい。また、前記各実施例において、ケーシング1の長手方向両端部の上部もしくは下部又は上部及び下部に給気口8を形成するも自由である。
【0018】
【発明の効果】請求項1、2、3の発明では、熱交換コイル5のバイパス外気が減少してコンタクト外気が増大し、熱交換コイル5の能力を最大限に活用できる。したがって、コイル能力(大きさ)はそのままで、外気処理空調機を使用せずに外気の熱負荷に対応でき、外気処理空調機が不要になって、空調設備全体の簡略化と設備・設置コストの低減を図ることができる。請求項3の発明では、熱交換コイル5が一つですみ、コイルや配管など各種の部品点数と製作コストを減らすことができる。請求項4の発明では、外気処理空調機なしで加湿でき、加湿器をケーシング外に簡単に取出すことができ、メンテナンスが容易である。請求項5の発明では還気吸込口とコイル点検口を兼用してあるので、フィルタを取り外すだけで、コイルをメンテナンスでき、空調機の部品や組立作業を削減できる。




 

 


     NEWS
会社検索順位 特許の出願数の順位が発表

URL変更
平成6年
平成7年
平成8年
平成9年
平成10年
平成11年
平成12年
平成13年


 
   お問い合わせ info@patentjp.com patentjp.com   Copyright 2007-2013